JP2006338415A - データベースシステムに接続せずにデータベースシステムをモニタリングする方法 - Google Patents

データベースシステムに接続せずにデータベースシステムをモニタリングする方法 Download PDF

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Abstract

【課題】 データベースシステムに接続せずデータベースシステムをモニタリングする。
【解決手段】 データベースシステムを含む複数の運営サーバと複数のクライアントアプリケーションプロセス間の複数のデータパケットがSQLネットプロトコル(SQL Net Protocol)或いはBEQプロトコルで送受信されるときに,モニタリングプロセスによるスニフィング(Sniffing)又は別のパイプゲートウェイプロセスを通してデータパケットらを収集し運営サーバとクライアントアプリケーションプロセス間で伝送される全てのSQL情報を残しここで測定されるモニタリング項目からデータベースの性能情報を抽出する。データベース,運営サーバ及びネットワークシステムに負荷を全く与えなかったり最小限の負荷で全てのSQL情報及びデータベース性能情報を効率的にモニタリングすることができる。
【選択図】 図1

Description

本発明はデータベースシステムに接続せずデータベースシステムをモニタリングする方法に関し,特にデータベースを含む複数の運営サーバと複数のクライアントアプリケーションプロセス間のネットワーク,ループバックデバイス及びIPCパイプ上に存在する全てのSQL(Structured Query Language:構造化問合せ言語,以下“SQL”と呼ぶ)を抽出して分析及び記録することにより,データベース及びネットワークシステムに負荷を全く与えなかったり負荷を最小限にしたりして,全てのSQL情報及びデータベース性能情報をモニタリング(Monitoring)するためのデータベースシステムに接続せずデータベースシステムをモニタリングする方法に関する。
一般に,一つの情報処理システムはデータベースを含む複数の運営サーバと,SQLネットプロトコルを通して運営サーバのデータベースと連結される複数のクライアント端末機と,情報処理システム内の情報保護のためのファイヤウォールなどからなる。この情報処理システムは,イーサネット(Ethernet)(登録商標)などで連結されたブロードキャスティング(Broadcasting)ネットワークを使用する。なお,通常上記データベースは,データベース管理システム(DBMS)を含み,SQLはオラクルのようなリレーショナルデータベース管理システム(RDBMS)の標準化した使用者プログラム言語及びインターフェースを含む意味である。以下,データベースシステムとはオラクルデータベース及びデータベース管理システム(DBMS或いはRDBMS)を意味する。
通常,上述の情報処理システムでクライアント端末機のアプリケーションプログラム(Application)がデータベースシステムに接続すると,DBMSはデータベースの性能に関連する複数のデータを動的生成しメモリーの特定領域に格納する。特に,オラクルDBMS(或いはRDBMS)により生成されるデータベースの性能データはデータベースレベル,セッション(Session)レベル及びSQLレベルに分類されメモリー空間に割り当てられたデータディクショナリー(Data dictionary)にそれぞれ一定時間格納される。
従って,従来のデータベースモニタリング方法(或いはTool)は上述のデータベース又はDBMS(RDBMS)のメモリーに直接接続し,データベースの性能データをモニタリングする。しかし,このような方式は性能データをモニタリングする間,データベースシステム及び情報処理システム内のネットワーク或いは運営サーバに負荷(load)を与える問題点がある。なお,従来のデータベースモニタリング方法では1秒当たり数千,数万件のトランザクション(Transaction)を処理する情報処理システム内の全てのSQL情報をモニタリングすることは事実上不可能だという問題点がある。
そこで,本発明はこのような問題に鑑みてなされたもので,その目的とするところは,データベースシステムに接続せずにデータベースシステムを含む複数の運営サーバと複数のクライアントアプリケーションプロセス間のネットワーク,ループバックデバイス及びIPCパイプ上に存在するデータパケットらを収集し,全てのSQL情報及びデータベース性能情報を抽出することにより,データベース,運営サーバ及びネットワークシステムに負荷を全く与えなかったり負荷を最小限にしたりして,全てのSQL情報及びデータベース性能情報を効率的にモニタリングするためのデータベースシステムに接続せずにデータベースシステムをモニタリングする方法を提供することにある。
上記課題を解決するために,本発明のある観点によれば,データベースシステムを含む複数の運営サーバと複数のクライアントアプリケーションプロセス間の複数のデータパケットがSQLネットプロトコル(SQL*Net Protocol)で送受信される時,モニタリングプロセスによるスニフィング(Sniffing)を通して複数のデータパケットを収集し,運営サーバとクライアントアプリケーションプロセス間で伝送される全てのSQL情報及びデータベース性能情報を抽出することを特徴とする,データベースシステムに接続せずデータベースシステムをモニタリングする方法が提供される。
上記スニフィングは,SQLネットプロトコルを利用する複数のデータパケットを収集し,データベースシステムとクライアントアプリケーションプロセス間のイーサネット(登録商標)ネットワーク上で行われるようにしてもよい。なお,上記スニフィングは,データベースシステムとクライアントアプリケーションプロセス間のループバックデバイス(Loopback Device)上で行われるようにしてもよい。
上記モニタリングプロセスは,モニタリングするネットワークアダプタがループバックデバイスであるか否かを判断する段階と,ネットワークアダプタがループバックデバイスである場合スニフィングモードを実行する段階と,ネットワークアダプタがループバックデバイスでない場合に,“promiscuous=TRUE”を設定しスニフィングモードを実行する段階と,プログラムを終了するかを判断する段階と,プログラムを終了しなかった場合にデータパケットの方向がクライアントアプリケーションプロセスから運営サーバへなのか否かを判断する段階と,パケットの方向がクライアントアプリケーションプロセスから運営サーバへだった場合にSQL情報を抽出する段階と,パケットの方向がクライアントアプリケーションプロセスから運営サーバへでなかった場合にデータベース性能情報を抽出する段階と,を含むようにしてもよい。上記モニタリングプロセスは別のモニタリングシステム又は運営サーバ内で実現されるようにしてもよい。
上記SQL情報はデータ定義言語(DDL),データ操作言語(DML),データ制御言語(DCL),PLSQL及び問合せ言語(Query)からなるSQLログ情報を含むようにしてもよい。
上記SQL情報は,データベースシステムに接続したクライアントアプリケーションプロセスの使用者IP,使用者名,使用者アプリケーションプログラム名,使用時間,運営サーバのホスト名などのセッション情報と各セッション情報及び各インスタンス(Instance)別SQLログ情報を含むようにしてもよい。
上記データベース性能情報は,運営サーバのデータベースシステムとクライアントアプリケーションプロセス間の平均応答時間及び処理時間,インスタンス別データベース性能統計データを含むようにしてもよい。
上記データベースシステムはオラクルデータベース及びオラクルデータベース管理システム(DBMS,RDBMS)であってもよい。
上記課題を解決するために本発明の別の観点によれば,データベースシステムを含む複数の運営サーバと複数のクライアントアプリケーションプロセス間のデータパケットらがBEQプロトコルで送受信されるときに,別のパイプゲートウェイプロセスによりデータパケットらを収集し運営サーバとクライアントアプリケーションプロセス間で伝送される全てのSQL情報及びデータベース性能情報を抽出することを特徴とする,データベースシステムに接続せずデータベースシステムをモニタリングする方法が提供される。
上記パイプゲートウェイプロセスは,BEQプロトコルを利用するデータパケットらを収集し,データベースシステムとクライアントアプリケーションプロセス間のIPCパイプ上で行われるようにしてもよい。
上記モニタリング方法は,クライアントアプリケーションプロセスがパイプゲートウェイプロセスを実行する段階と,クライアントアプリケーションプロセスとパイプゲートウェイプロセス間の通信パイプを開く段階と,パイプゲートウェイプロセスがオラクルシャドープロセスを実行する段階と,パイプゲートウェイプロセスとオラクルシャドープロセス間の通信パイプを開く段階と,パイプが切れているものがあるか否かを判断する段階と,パイプが切れていなかった場合に,データパケットの方向がクライアントアプリケーションプロセスからオラクルシャドープロセスへなのか否かを判断する段階と,パケットの方向が,クライアントアプリケーションプロセスからオラクルシャドープロセスへだった場合にSQL情報を抽出する段階と,パケットの方向がクライアントアプリケーションプロセスからオラクルシャドープロセスへではない場合にデータベース性能情報を抽出する段階と,パイプが切れていたら全てのパイプを閉じ終了する段階と,を含むようにしてもよい。
上記パイプゲートウェイプロセスは運営サーバ内で実現するようにしてもよい。上記SQL情報は,データ定義言語(DDL),データ操作言語(DML),データ制御言語(DCL),PLSQL及び問合せ言語(Query)からなるSQLログ情報を含むようにしてもよい。
上記SQL情報は,データベースシステムに接続したクライアントアプリケーションプロセスの使用者IP,使用者名,使用者アプリケーションプログラム,使用時間,運営サーバのホスト名などのセッション情報と各セッション情報及び各インスタンス別のSQLログ情報を含むようにしてもよい。
上記データベース性能情報は,運営サーバのデータベースシステムとクライアントアプリケーションプロセス間の平均応答時間及び処理時間,インスタンス別データベース性能統計データを含むようにしてもよい。上記データベースシステムは,オラクルデータベース及びオラクルデータベース管理システムであってもよい。
以上説明したように本発明によれば,データベースシステムを含む複数の運営サーバと複数のクライアントアプリケーションプロセス間に存在する複数のデータパケットのスニフィングを通して収集し,内部監査及びデータベース性能測定のための全てのSQL情報及びデータベース性能情報を抽出することにより,データベースシステムに接続せずにデータベース,運営サーバ及びネットワークシステムに負荷を全く与えなかったり,負荷を最小限にしたりしてSQL情報及びデータベース性能情報を効率的にモニタリングすることができ,モニタリングのためデータベースシステムに連結される別の連結装置を必要としない,データベースシステムをモニタリングする方法を提供することができる。
以下に添付図面を参照しながら,本発明の好適な実施の形態について詳細に説明する。なお,本明細書及び図面において,実質的に同一の機能構成を有する構成要素については,同一の符号を付することにより重複説明を省略する。
図1は本発明の実施形態に係るデータベースモニタリング方法が適用される情報処理システムを概略的に示す構成図である。即ち,本発明に係るデータベースモニタリング方法が適用される情報処理システム1は,イーサネット(登録商標)ネットワーク,ループバックデバイス又はIPCパイプを介して連結される複数の運営サーバ10及び複数のクライアント端末機30から構成され,運営サーバ10はデータベースシステム20を含む。本発明が適用されるデータベースシステム20は,オラクルデータベース及びデータベース管理システム(DBMS或いはRDBMS)であり,オラクルデータベース及びDBMS(RDBMS)が運営されるための全ての構成要素(オラクルデータファイル(Oracle Data file),インスタンス(Instance),オラクルシャドープロセス(Oracle Shadow Process),リスナ(Listener)など)を含む意味である。
データベースシステム20とクライアント端末機30との間の通信は,SQLネットプロトコル(SQL*Net Protocol)或いはBEQプロトコルを用いて実現するようにしてもよい。従って,本発明のデータベースモニタリング方法に係るモニタリングプロセスは別のモニタリングシステム40又は運営サーバ10内で実現されSQLネットプロトコル又はBEQプロトコルを通して送受信される複数のデータパケット(Packet)を収集し,全てのSQL情報及びデータベース性能情報を抽出する。クライアント端末機30は,物理的意味のクライアント端末機及びクライアント端末機30内で実行される全てのクライアントアプリケーションプログラム又はアプリケーションプロセスを含む。
図2〜図5は本発明に係るデータベースモニタリング方法を説明するためのブロック図である。図2はイーサネット(登録商標)ネットワーク上でデータベースシステムをモニタリングする方法を説明するためのブロック図である。図面に示したように,クライアントアプリケーションプロセス30らがイーサネット(登録商標)上でネットワーク装置を経由し運営サーバ10内のオラクルデータベースシステム20と接続する場合,本発明に係るデータベースモニタリング方法はオラクルデータベースシステム20に接続せずに,イーサネット(登録商標)ネットワーク上でブロードキャスティングされるSQLネットパケット(SQL*Net Packet)をネットワークスニフィングを通して抽出及び分析する。そして,全てのクライアントアプリケーションプロセス30とオラクルデータベースシステム20間の全てのSQLを残して,ここで測定されるモニタリング項目から性能情報を抽出する。
即ち,本発明で提案するネットワークスニフィング技法は,イーサネット(登録商標)上の全てのパケットがブロードキャスティングされる特性を利用する。オラクルデータベースシステム20と全てのクライアント30間のSQLネットプロトコルでパケットを送受信する時,そのパケットは同一なネットワークにブロードキャスティングされる。本発明のモニタリングシステム40は,オラクルデータベースシステム20が位置する同一のネットワークでネットワークアクセスモード(network access mode)を“Promiscuous=TRUE”のように設定するとブロードキャスティングされた全てのパケットを収集することができる。こうして収集されたパケットを分析し,各クライアント30とオラクルデータベースシステム20との送受信内容を一つ一つ適切に分離してモニタリング段階(図6a参照)を経ることになる。
図3は,ループバックデバイスでデータベースシステムをモニタリングする方法を説明するためのブロック図である。ループバックデバイス12でモニタリングする場合,オラクルデータベースシステム20が存在する運営サーバ10内のループバックデバイス(Internal Network Device, 127.0.0.1: 12)で発生するSQLネットプロトコル(SQL*Net Protocol)情報を,スニフィングを通して抽出及び分析し,クライアントアプリケーションプロセス30とオラクルデータベースシステム20間の全てのSQLを残してここで測定されるモニタリング項目からデータベース性能情報を抽出する。
即ち,本発明で提案するループバックスニフィング技法は,ループバックデバイス12にループバックアクセスモードをスニフィングモードに設定することにより,運営サーバ10内で実行されるクライアント間のSQLネットプロトコルで送受信されるパケットを抽出することからなる。こうして収集されたパケットを分析し,各クライアントアプリケーションプロセス30と運営サーバ10内のオラクルデータベースシステム20の送受信内容を一つ一つ適切に分離しモニタリング段階を経ることになる(図6a参照)。
本発明に係るスニフィングは,スニフィングモード設定によりSQLネットプロトコル(SQL*Net Protocol)を通してなる通信のフィルタリング(filtering)過程を省略して,全てのデータパケットを収集することである。上記のように収集されたデータパケットから情報処理システム1内の内部監査(Auditing)とデータベースシステム20の性能(Performance)測定のための全てのSQL情報及びデータベース性能情報を抽出する。なお,本発明に係るイーサネット(登録商標)ネットワーク又はループバックデバイス12上でのデータベースモニタリング方法は,別のモニタリングシステム40を通して実現でき,運営サーバ10内で実行されることもできる。
図4及び図5は本発明に係るIPCパイプ上でデータベースシステムをモニタリングする方法を説明するための構成図である。
クライアントアプリケーションプロセス30らがIPCパイプ13を通してオラクルデータベースシステム20と接続した場合には,IPC(Inter Process Communication−Pipe)デバイスで発生するBEQプロトコル情報を抽出及び分析し,オラクルデータベースシステム20とオラクルデータベースシステム20が位置する同一の運営サーバ10で行われるオラクルデータベースシステム20とクライアントアプリケーションプロセス30間の全てのSQLを残してここで測定されるモニタリング項目から性能情報を抽出する。
即ち,オラクルデータベースシステム20が位置する同一の運営サーバ10でクライアントアプリケーションプロセス30がループバックデバイスを経由せず接続する場合,オラクルデータベースシステム20はクライアントアプリケーションプロセス30と通信するオラクルシャドープロセス(Oracle Shadow Process)を生成するが,オラクルが使用するデフォルトシャドーの代わりに別のパイプゲートウェイプロセス(Pipe Gateway Process)15を生成するように誘導する。パイプゲートウェイプロセス15が行われることでクライアントアプリケーションプロセス30と通信するパイプ通路を開く。
パイプゲートウェイプロセス15とクライアントアプリケーションプロセス30間のパイプ通路が正常的に開けば,パイプゲートウェイプロセス15はオラクルシャドープロセスを実行させパイプ通路を開く。結果的に,元のクライアントアプリケーションプロセス30とオラクルシャドープロセス間の通信時と同一な機能をするようになる。上記の過程が正常的に行われると,オラクルシャドープロセスとクライアントアプリケーションプロセス30間に通信通路がなされ,二つのプロセス間の通信がパイプゲートウェイを経るので,オラクルシャドープロセスとクライアントアプリケーションプロセス30同士相互交換されるBEQプロトコルデータを監視することができる。パイプゲートウェイプロセス15は図6bのモニタリング段階を経る。
上記のように収集されたデータパケットらから情報処理システム1内の内部監査(Auditing)とデータベースシステム20の性能(Performance)測定のための全てのSQL情報及びデータベース性能情報を抽出する。本発明に係るIPCパイプ13上でのデータベースモニタリング方法は運営サーバ10内で実行される。
以下,本発明の一実施形態に係るモニタリングプロセスを添付の図面を参照して詳細に説明する。図6aは本発明に係るイーサネット(登録商標)ネットワーク又はループバックデバイス12でモニタリングするプロセスを示すフローチャートである。
まず,本発明に係るモニタリングプロセスはモニタリングするネットワークアダプタがループバックデバイス12であるかを判断する(S100)。ネットワークアダプタがループバックデバイス12である場合,スニフィングモードを実行し(S102),もしネットワークアダプタがループバックデバイス12でない場合にはイーサネット(登録商標)ネットワークであるので“promiscuous=TRUE”を設定し(S101)スニフィングモードを実行する(S102)。
そして,プログラムを終了するかを確認し(S103),プログラムを終了しなかったらデータパケットの方向がクライアントアプリケーションプロセス30から運営サーバ10へなのか判断する(S104)。パケットの方向がクライアントアプリケーションプロセス30から運営サーバ10へだった場合,全てのSQL情報を抽出し(S105),パケットの方向がクライアントアプリケーションプロセス30から運営サーバ10でなかった場合(即ち,運営サーバ→クライアントアプリケーションプロセスである場合),運営サーバ10内のオラクルデータベースシステム20の性能情報を抽出する(S106)。
上記の段階105又は段階106で全てのSQL情報及びデータベース性能情報を抽出した後には,プログラムを終了するかを判断する段階(S103)に戻る。
図6bは本発明に係るIPCパイプ13上でモニタリングする方法を示すフローチャートである。モニタリング位置がIPCパイプ13である場合には,クライアントアプリケーションプロセス30が,本発明に係るパイプゲートウェイプロセス15を実行し(S200),クライアントアプリケーションプロセス30とパイプゲートウェイプロセス15間の通信パイプ13を開く(S201)。そして,パイプゲートウェイプロセス15がオラクルシャドープロセスを実行し(S202),パイプゲートウェイプロセス15とオラクルシャドープロセス間の通信パイプ13を開く(S203)。パイプ13の中で切れたものがあるか確認し(S204),パイプ13が切れていなければBEQプロトコルを利用するデータパケットの方向がクライアントアプリケーションプロセス30からオラクルシャドープロセスへなのか判断する(S205)。
もし,データパケットの方向がクライアントアプリケーションプロセス30からオラクルシャドープロセスへだった場合,全てのSQL情報(SQL Request & Response)を抽出し(S206),パケットの方向がクライアントアプリケーションプロセスからオラクルシャドープロセスへでない場合には,オラクルデータベースシステム20の性能情報を抽出する(S207)。
段階204でパイプ13が切れていたら全てのパイプ13を閉じ(S208),プログラムを終了する。なお,段階206及び207で全てのSQL情報及びデータベース性能情報を抽出した後には段階204に戻る。
本発明に係る情報処理システム1内の内部監査(Auditing)のため抽出されるSQL情報はデータベースのデータとその構造を定義するデータ定義言語(DDL),データベースのデータ検索と修正などを処理するデータ操作言語(DML),データベース使用者の権限を定義するデータ制御言語(DCL),PLSQL,データベーステーブル内の情報に対する問合せ言語(Query)などのSQLログ情報を含む。
なお,抽出されるSQL情報は,データベースシステム20に接続したクライアント端末機30の使用者IP,使用者名,使用者アプリケーションプログラム(クライアントアプリケーションプロセス)名,使用時間,運営サーバ10のホスト名などのセッション情報を含み,各セッション情報及び各インスタンス別SQLログ情報を含む。そして,本発明に係るモニタリングプロセスは各SQL別(DDL,DML,DCLなど)詳細情報(リターンされたrows,bytes,応答時間,サーバ処理時間など)と各SQL別使用量(個数)変化などを表示できる。
本発明に係るモニタリングプロセスは,運営サーバ10のデータベースシステム20とクライアントアプリケーションプロセス30間の平均応答時間(response time)及び処理時間(processing time),インスタンス別各種状態情報などを含むデータベース性能情報を表示する。ここで,各種状態情報はオラクルデータベースがデータベースの性能を追跡して測定するため提供する指標で,I/O,CPU,メモリーなどのリソースと関連する性能情報を示すデータベース性能統計(Performance Statistics)データである。
そして,本発明に係るモニタリングプロセスは,データベース性能測定のため送受信されるデータパケットらの推移分析(In/Out packet count, bytes),各インスタンス別使用者接続数,インスタンス別データパケットらの推移分析,インスタンス別応答時間/サーバ処理時間推移分析,使用されたSQL別詳細情報分析(peak time analysis)などを示すことができる。他にも,本発明に係るモニタリングプロセスは各オブジェクト(object)別接続使用者を探索したり,各インスタンス別現在の使用者,セッション及びSQLを表示したりすることもでき,別の各種データベースチューニング(tuning)ツールとも連動することができる。
上述したように本発明によると,複数の運営サーバ10内のオラクルデータベースシステム20とクライアントアプリケーションプロセス30間の通信がイーサネット(登録商標)ネットワーク,ループバックデバイス12又はIPCパイプ13上で行われる時,オラクルデータベースシステム20に直接接続せずに,SQLネットプロトコル或いはBEQプロトコルを通して送受信されるデータパケットらをスニフィング又は別のパイプゲートウェイプロセスを通して収集する。これにより,運営サーバ10と,データベースシステム20及びネットワークに対する負荷を全く与えなかったり,最小限の負荷で情報処理システム1内の内部監査及びデータベース性能測定のための全てのSQL情報及びデータベース性能情報を抽出したりすることができる。したがって,データベースシステム20へのモニタリングのための別の連結装置を必要としない。また,1秒当たり数千,数万件のトランザクションが処理されるデータベースシステム20に対するSQL情報抽出とデータベース性能測定などのモニタリング作業をシステムの負荷なしで行うことができる。
以上,添付図面を参照しながら本発明の好適な実施形態について説明したが,本発明は係る例に限定されないことは言うまでもない。当業者であれば,特許請求の範囲に記載された範疇内において,各種の変更例または修正例に想到し得ることは明らかであり,それらについても当然に本発明の技術的範囲に属するものと了解される。
本発明の実施形態にかかるデータベースモニタリング方法が適用される情報処理システムを概略的に示す構成図である。 同実施の形態におけるイーサネット(登録商標)ネットワーク上でデータベースシステムをモニタリングする方法を説明するためのブロック図である。 同実施の形態におけるループバックデバイスでデータベースシステムをモニタリングする方法を説明するためのブロック図である。 同実施の形態におけるIPCパイプ上でデータベースシステムをモニタリングする方法を説明するための構成図である。 同実施の形態におけるIPCパイプ上でデータベースシステムをモニタリングする方法を説明するための構成図である。 同実施の形態におけるイーサネット(登録商標)ネットワーク又はループバックデバイスでモニタリングするプロセスを示すフローチャートである。 同実施の形態におけるIPCパイプでモニタリングする方法を示すフローチャートである。
符号の説明
1 情報処理システム
10 運営サーバ
12 ループバックデバイス
13 IPCパイプ
20 データベースシステム
30 クライアント端末機

Claims (17)

  1. モニタリングプロセスによるスニフィングにより,
    データベースシステムを含む複数の運営サーバと複数のクライアントアプリケーションプロセス間のデータパケットとをSQLネットプロトコルで送受信するときに,
    前記複数のデータパケットを収集し,前記運営サーバと前記クライアントアプリケーションプロセス間で伝送される全てのSQL情報及びデータベース性能情報を抽出することを特徴とする,データベースシステムに接続せずにデータベースシステムをモニタリングする方法。
  2. 前記スニフィングは,
    前記SQLネットプロトコルを利用する前記複数のデータパケットを収集し,
    前記データベースシステムとクライアントアプリケーションプロセス間のイーサネット(登録商標)ネットワーク上で行われることを特徴とする,請求項1に記載のデータベースシステムに接続せずにデータベースシステムをモニタリングする方法。
  3. 前記スニフィングは,
    前記SQLネットプロトコルを利用する前記複数のデータパケットを収集し,
    前記データベースシステムとクライアントアプリケーションプロセス間のループバックデバイスにより行われることを特徴とする,請求項1に記載のデータベースシステムに接続せずにデータベースシステムをモニタリングする方法。
  4. 前記モニタリングプロセスは,
    モニタリングするネットワークアダプタがループバックデバイスであるか否かを判断する段階と,
    前記ネットワークアダプタがループバックデバイスである場合に,スニフィングモードを実行する段階と,
    前記ネットワークアダプタがループバックデバイスでない場合に,“promiscuous=TRUE”を設定しスニフィングモードを実行する段階と,
    プログラムを終了するか否かを判断する段階と,
    前記プログラムを終了しなかった場合に,データパケットの方向が前記クライアントアプリケーションプロセスから運営サーバへなのか否かを判断する段階と,
    前記パケットの方向がクライアントアプリケーションプロセスから運営サーバへだった場合に,前記SQL情報を抽出する段階と,
    前記パケットの方向がクライアントアプリケーションプロセスから運営サーバでなかったら前記データベース性能情報を抽出する段階と,
    を含んでなることを特徴とする,請求項1に記載のデータベースシステムに接続せずにデータベースシステムをモニタリングする方法。
  5. 前記モニタリングプロセスは,
    別のモニタリングシステムまたは前記運営サーバ内で実行されることを特徴とする,請求項1または請求項4のいずれかに記載のデータベースシステムに接続せずにデータベースシステムをモニタリングする方法。
  6. 前記SQL情報は,
    データ定義言語(DDL),データ操作言語(DML),データ制御言語(DCL),PLSQL及び問合せ言語(Query)からなるSQLログ情報を含むことを特徴とする,請求項1または請求項4のいずれかに記載のデータベースシステムに接続せずにデータベースシステムをモニタリングする方法。
  7. 前記SQL情報は,
    前記データベースシステムに接続した前記クライアントアプリケーションプロセスの使用者IP,使用者名,使用者アプリケーションプログラム,使用時間,前記運営サーバのホスト名などのセッション情報と,前記各セッション情報及び各インスタンス別の前記SQLログ情報を含むことを特徴とする,請求項6に記載のデータベースシステムに接続せずにデータベースシステムをモニタリングする方法。
  8. 前記データベース性能情報は,
    前記運営サーバのデータベースシステムと前記クライアントアプリケーションプロセス間の平均応答時間及び処理時間,インスタンス別データベース性能統計データを含むことを特徴とする,請求項1または請求項4のいずれかに記載のデータベースシステムに接続せずにデータベースシステムをモニタリングする方法。
  9. 前記データベースシステムは,
    オラクルデータベース及びオラクルデータベース管理システムであることを特徴とする,請求項1または請求項4のいずれかに記載のデータベースシステムに接続せずにデータベースシステムをモニタリングする方法。
  10. データベースシステムを含む複数の運営サーバと,複数のクライアントアプリケーションプロセス間のデータパケットとがBEQプロトコルで送受信されるときに,
    別のパイプゲートウェイプロセスにより前記複数のデータパケットを収集し,前記運営サーバと前記クライアントアプリケーションプロセス間で伝送される全てのSQL情報及びデータベース性能情報を抽出することを特徴とする,データベースシステムに接続せずにデータベースシステムをモニタリングする方法。
  11. 前記パイプゲートウェイプロセスは,
    前記BEQプロトコルを利用する前記データパケットらを収集し,
    前記データベースシステムとクライアントアプリケーションプロセス間のIPCパイプ上で行われることを特徴とする,請求項10に記載のデータベースシステムに接続せずにデータベースシステムをモニタリングする方法。
  12. 前記モニタリング方法は,
    前記クライアントアプリケーションプロセスが前記パイプゲートウェイプロセスを実行する段階と,
    前記クライアントアプリケーションプロセスと前記パイプゲートウェイプロセス間の通信パイプを開く段階と,
    前記パイプゲートウェイプロセスがオラクルシャドープロセスを実行する段階と,
    前記パイプゲートウェイプロセスとオラクルシャドープロセス間の通信パイプを開く段階と,
    前記パイプが切れているものがあるか否かを判断する段階と,
    前記パイプが切れていなかった場合に,前記データパケットの方向が前記クライアントアプリケーションプロセスから前記オラクルシャドープロセスへなのか否かを判断する段階と,
    前記パケットの方向が,前記クライアントアプリケーションプロセスからオラクルシャドープロセスへだった場合に前記SQL情報を抽出する段階と,
    前記パケットの方向が前記クライアントアプリケーションプロセスからオラクルシャドープロセスへではない場合に前記データベース性能情報を抽出する段階と,
    前記パイプが切れていたら全てのパイプを閉じ終了する段階と,
    を含んでなることを特徴とする請求項10又は請求項11に記載のデータベースシステムに接続せずにデータベースシステムをモニタリングする方法。
  13. 前記パイプゲートウェイプロセスは前記運営サーバ内で実現されることを特徴とする,請求項10または請求項12のいずれかに記載のデータベースシステムに接続せずにデータベースシステムをモニタリングする方法。
  14. 前記SQL情報は,
    データ定義言語(DDL),データ操作言語(DML),データ制御言語(DCL),PLSQL及び問合せ言語(Query)からなるSQLログ情報を含むことを特徴とする,請求項10または請求項12のいずれかに記載のデータベースシステムに接続せずにデータベースシステムをモニタリングする方法。
  15. 前記SQL情報は,
    前記データベースシステムに接続した前記クライアントアプリケーションプロセスの使用者IP,使用者名,使用者アプリケーションプログラム,使用時間,前記運営サーバのホスト名などのセッション情報と前記各セッション情報及び各インスタンス別の前記SQLログ情報を含むことを特徴とする,請求項14に記載のデータベースシステムに接続せずにデータベースシステムをモニタリングする方法。
  16. 前記データベース性能情報は,
    前記運営サーバのデータベースシステムと前記クライアントアプリケーションプロセス間の平均応答時間及び処理時間,インスタンス別データベース性能統計データを含むことを特徴とする,請求項10または請求項12のいずれかに記載のデータベースシステムに接続せずにデータベースシステムをモニタリングする方法。
  17. 前記データベースシステムは,
    オラクルデータベース及びオラクルデータベース管理システムであることを特徴とする,請求項10に記載のデータベースシステムに接続せずにデータベースシステムをモニタリングする方法。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2008181189A (ja) * 2007-01-23 2008-08-07 Global Techno:Kk 証跡データ抽出方法
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