JP2006335421A - 梱包部材 - Google Patents

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Abstract

【課題】 被梱包物を載置する下パレットと、下パレットに立設された複数本の支柱と、支柱に支持され、被梱包物の上側を覆う上パレットとを備えた梱包部材において、高さの異なる製品であっても支柱を換えることなく梱包できるようにする。
【解決手段】 上パレット1及び下パレット2の少なくとも一方のパレットの片面に、被梱包物4の上端または下端を遊嵌できる凹部21を形成する。ここで、1つの梱包部材で梱包できる被梱包物4の種類を多くするためには、上パレット1及び下パレット2の双方の片面に凹部21を形成するのが好ましく、上パレット1及び下パレット2の双方の片面に形成される凹部21の深さを異なるようにするのがさらに好ましい。回収および保管・管理のし易さから、上パレット1および下パレット2に対して支柱3を着脱可能とするのが好ましい。
【選択図】 図1

Description

本発明は梱包部材に関し、より詳細には上・下パレットの間に被梱包物を挟み込む梱包部材に関するものである。
大型の電気製品や家具、各種部品を運搬・保管するに際し、例えば図5に示すように、パレット2’上に製品(被梱包物)4を載置し、段ボール製の下面開口の箱体6を製品4に覆い被せ、箱体6の下部とパレット2’とを係合させて梱包していた。このような従来の梱包部材は、製品4が目的地に着いた後は廃棄処分とされていた。
一方、近年の環境意識の高まりを受け、梱包部材の再利用が市場から強く要求されている。そこで、再利用可能な梱包部材として、例えば図6に示すようなものが提案されている。図6の梱包部材は、製品4を載置する下パレット2”と、下パレット2”の4隅に立設された支柱3と、支柱3に支持された上パレット1’とを備え、下パレット2”と上パレット1’との間に製品4を挟み込んで固定保持する。そして、梱包した製品4が目的地に到着し製品が開封された後、梱包部材は下パレット2”、上パレット1’、支柱3にそれぞれ分解されて持ち帰られ再利用される。
特開2004−345737号公報
ところで画像形成装置において、プリンタと複写機の画像形成部分(本体部分)が共通化し、本体部分の上に載置する部品を選択することによってプリンタや複写機となるものが主流となりつつある。このような製品では、プリンタと複写機とでは高さが異なるだけで横幅や奥行きが同じであることが多い。
ところが、図6に示すような従来の梱包部材では、梱包する製品の横幅や奥行きが同じであっても、製品の高さが異なると支柱を換える必要があり、製品の種類に応じて複数の梱包部材を準備し保管・管理する必要があった。
本発明はこのような従来の問題に鑑みてなされたものであり、その目的とするところは、高さの異なる製品であっても支柱を換えることなく梱包できる梱包部材を提供することにある。
本発明によれば、被梱包物を載置する下パレットと、下パレットに立設された複数本の支柱と、支柱に支持され、被梱包物の上側を覆う上パレットとを備えた梱包部材において、上パレット及び下パレットの少なくとも一方のパレットの片面に、被梱包物の上端または下端を遊嵌できる凹部が形成されたことを特徴とする梱包部材が提供される。
ここで、1つの梱包部材で梱包できる被梱包物の種類を多くするためには、上パレット及び下パレットの双方の片面に凹部を形成するのが好ましく、上パレット及び下パレットの双方の片面に形成される凹部の深さを異なるようにするのがさらに好ましい。
回収および保管・管理のし易さから、上パレットおよび下パレットに対して支柱を着脱可能とするのが好ましい。
本発明の梱包部材では、上パレット及び下パレットの少なくとも一方のパレットの片面に、被梱包物の上端または下端を遊嵌できる凹部を形成しているので、パレットの被梱包物側の面を、凹部が形成されている面にするか、凹部が形成されていない面にするかによって、高さの異なる2種類以上の被梱包物を支柱を換えることなく梱包できるようになる。
また、上パレット及び下パレットの双方の片面に凹部を形成すると、1つの梱包部材で梱包できる被梱包物の種類を多くでき、双方の片面に形成される凹部の深さを異なるようにすると、1つの梱包部材で梱包できる被梱包物の種類をさらに多くできる。
また支柱が、上パレットおよび下パレットに対して着脱可能とすると、梱包部材の回収および保管・管理が行いやすくなる。
以下、本発明の緩衝部材および梱包部材について図に基づいて説明するが、本発明はこれらの実施形態に何ら限定されるものではない。
本発明の梱包部材の一実施形態を示す斜視図を図1に示す。図1の梱包部材は、下パレット2と、下パレット2の四隅に立設される4本の支柱3と、支柱3によって支持される上パレット1とを備え、下パレット2と上パレット1との間で被梱包物4を挟持して運搬、保管する。
下パレット2の上面には、被梱包物4の平面視における外形よりも若干大きい外形の凹部21が形成され、この凹部21の底面に被梱包物4が載置される。凹部21の形状は、被梱包物4を遊嵌する形状であれば特に限定はなく、被梱包物4の平面形状を考慮し適宜決定すればよい。
また下パレット2の上面の四隅にはL字状の嵌合溝22が形成されている。この嵌合溝22に、断面L字状の支柱3を差し込むことによって、下パレット2に支柱3が立設される。この図では支柱3をさらに強固に固定するために、留め具5によって支柱3と下パレット2を連結している。下パレット2に形成する嵌合溝22の形状は、支柱3の断面形状に合わせて決定される。支柱3の形状としては特に限定はなく、円柱状や多角柱状、板状などであっても構わないが、被梱包物4の角部を保護でき、且つ断面積を小さくできることから、断面L字状のものが好ましい。使用する支柱3の長さは、梱包する複数の製品の高さ関係から適宜決定すればよい。支柱3の材質としては、強度や軽量性、耐久性などの観点からアルミニウムなど軽量金属が望ましい。
下パレット2の上面の各辺の略中央部には孔部24が形成され、この孔部24に紐部材7を係合させて被梱包物4を下パレット2に固定する。孔部24は凹部21を挟んで向かい合う位置に少なくとも一組設ければよいが、被梱包物4を強固に固定するには2組の孔部24を、紐部材7で被梱包物を固定したときに、紐部材7が直角に交わる位置に設けるのが望ましい。
また下パレット2の側面には、フォークリフトの爪部が挿入するための穴部23が形成されている。この穴部23は4つの側面すべてに形成してもよいし、1つの側面にのみ形成してもよい。もちろんこの穴部23は、人手によって運搬する場合の把持用としても構わない。そして下パレット2の下面には、その四隅にL字状の嵌合溝(不図示)が形成されている。この嵌合溝については上パレット1の説明で触れる。下パレット2の材質としては、軽量性や耐久性などを考慮するとプラスチックや軽量金属が好ましく、さらに成形性を考量すればプラスチックが望ましい。
一方、上パレット1は下パレット2と同じものを使用している。凹部21が形成された面を下側にして、上パレット1に四隅に形成された嵌合溝(不図示)に支柱3を填め入れることによって、上パレット1は被梱包物4の上方を覆うように取り付けられている。一方、上パレット1の上面、すなわち下パレット2の下面には、凹部21は形成されていないが、支柱3が嵌合する嵌合溝22がその四隅に形成されている。これによって、上パレット1および下パレット2は両面において支柱3を取り付けることが可能とされている。
このような構成によれば、パレットの、被梱包物4を挟持する面をどちらにするかによって、被梱包物4を挟持する上・下パレット間距離を変えることができるようになり、高さの異なる複数の被梱包物4を1種類の梱包部材で梱包できるようになる。例えば図2に示すように、支柱3の長さが「h」、凹部21の深さが「d」であるとすると、同図(a)の梱包部材では高さH1=h+2dの被梱包物、同図(b)の梱包部材では高さH2=h+dの被梱包物、同図(c)の梱包部材では高さH3=hの被梱包物の合計3種類の高さの異なる被梱包物を梱包できるようになる。
また、同図(b)で示すような上パレット1と下パレット2の上下配設方向が同じ場合(凹部が共に上方または下方を向いている)、図3に示すように、梱包部材を上下方向に積載するときに、下段の上パレット1が上段の下パレット2を兼ねることができ、使用するパレット数を格段に減らすことができるようになる。さらに図4に示すように、高さの異なる被梱包物4を梱包した梱包部材を積載する場合にも、積載の順序を工夫することによって、図2(a)、(c)に示した梱包部材でも、前記のような下段の上パレット1が上段の下パレット2を兼ねるようにすることができるようになる。
以上説明した梱包部材では、上パレット1と下パレット2とで同じものを用いていたが、上パレット1と下パレット2とで凹部21の深さ(「d1」と「d2」)の異なるパレットを用いれば、梱包できる被梱包物は高さがH1=h+d1+d2、H2=h+d1、H3=h+d2、H4=hの4種類となる。
凹部21の深さ及び支柱3の長さは、複数種の被梱包物の高さ関係を考慮して適宜決定すればよいが、凹部21の深さはパレットの厚みなどを考慮すれば通常50〜250mmの範囲が好ましい。また支柱3の長さは、強度などの点から1000mm以下が好ましい。
本発明の梱包部材を用いて被梱包物を梱包する場合には次のようにして行う。まず、下パレット2上に被梱包物4を載置する。このとき被梱包物4は、保護用のビニール袋などで予め被覆しておくのが好ましい。そして、下パレット2に形成された孔部24にロープ(紐部材)7を係合させて、被梱包物4を下パレット2にロープ7で固定する。つぎに、下パレット2の嵌合溝22に支柱3を嵌合させて、下パレット2上に支柱3を立設する。ここで必要により、支柱3と下パレット2とを留め具5で連結し、支柱3を補強するようにしてもよい。また運搬や保管中の外部衝撃から被梱包物4を保護するため必要により、被梱包物4と支柱3との間に緩衝部材を介挿してもよい。緩衝部材としてはウレタンフォームなどの弾性部材や段ボール部材などが挙げられる。そして、支柱3の先端部に上パレット1の嵌合溝(不図示)を嵌合させて、被梱包物4の上側を覆うように上パレット1を取り付ける。そしてさらに、上パレット1と下パレット2の外側にバンド(不図示)を周回させて締結し、運搬や保管中に梱包部材が分解しないようにしてもよい。
一方、被梱包物4を梱包部材から取り出す場合には前記と逆の手順で行えばよい。そして解体された下パレット2、上パレット1、支柱3はひとまとまりとして回収され再利用される。支柱3の長さが、パレットに形成された凹部21の幅よりも短い場合には、支柱3を凹部21に差し入れて、凹部21が内方となるように上下パレットを衝合する。これにより各部材を分散させることなくひとまとまりとして回収できる。また支柱3の長さが凹部21の幅よりも長い場合であっても、支柱3を伸縮自在あるいは分解組立物とすれば、前記と同様に、支柱3を凹部21に差し入れて回収することができる。加えて、支柱3を伸縮自在とすれば、梱包できる被梱包物4の種類も増加する。
本発明の梱包部材の一例を示す組立斜視図である。 図1の梱包部材を用いた梱包例を示す概説図である。 図1の梱包部材を用いて段積みした場合の説明図である。 図1の梱包部材を用いて他の段積みした場合の説明図である。 従来の梱包部材で製品を梱包する例を示す図である。 従来の梱包部材で製品を梱包する他の例を示す図である。
符号の説明
1 上パレット
2 下パレット
3 支柱
4 被梱包物
5 留め具
7 ロープ(紐部材)
21 凹部
22 嵌合溝
23 穴部
24 孔部

Claims (4)

  1. 被梱包物を載置する下パレットと、下パレットに立設された複数本の支柱と、支柱に支持され、被梱包物の上側を覆う上パレットとを備えた梱包部材において、
    上パレット及び下パレットの少なくとも一方のパレットの片面に、被梱包物の上端または下端を遊嵌できる凹部が形成されたことを特徴とする梱包部材。
  2. 上パレット及び下パレットの双方の片面に凹部が形成された請求項1記載の梱包部材。
  3. 上パレット及び下パレットの双方の片面に形成される凹部の深さが異なっている請求項2記載の梱包部材。
  4. 前記支柱が上パレットおよび下パレットに対して着脱可能である請求項1〜3のいずれかに記載の梱包部材。
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