JP2006332471A - フィルム型太陽光電池モジュールの設置方法 - Google Patents

フィルム型太陽光電池モジュールの設置方法 Download PDF

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Abstract

【課題】フィルム型太陽光電池モジュールを可搬可能な自立型太陽光発電システム20の構成要素として実際に利用する際、薄型で軽量且つフレキシブル等の特徴を十分に生かすことのできるフィルム型太陽光電池モジュールの設置方法を提供する。
【解決手段】フレキシブルな素材3の表面にフィルム型太陽光電池モジュール1の外形寸法より大きい寸法のネット状のポケット5を取り付ける。ポケット5の開口部14からフィルム型太陽光電池モジュール1を挿入し、その下側の1辺Fの中央部から発電した電力を取り出すためのリード線2を取り出す。リード線2の取り出し部に取り付けられたプレート4に設けられた貫通孔13に、素材3に取り付けられたフック12を貫通させてフィルム型太陽光電池モジュール1をポケット5の中に固定する。フック12を貫通孔13から取り外すことにより、フィルム型太陽光電池モジュール1をポケット5の開口部14から取り外す。
【選択図】 図1

Description

本発明は、フレキシブルな素材の表面にフィルム型太陽光電池モジュールを設置するフィルム型太陽光電池モジュールの設置方法に関する。
フィルムを基板とする薄膜太陽電池モジュールは、ガラスを基板とする太陽光電池を寄せ集めて構成した太陽電池モジュールと比較して、薄型で軽量且つフレキシブルであること、製造コストが安価であること、大面積化が容易であること等の実用太陽電池に要求される産業上および技術上の利点を有している。このため、今後の太陽電池の主流となるものと考えられている。薄膜太陽電池モジュールの用途は、建物の屋根または窓等に取り付けて利用される業務用および一般住宅用にも需要が広がってきているものの、その主要な用途は電力供給用である。
図6は自立型(または独立型)太陽光発電システム20を示す。図6において、符号7は太陽電池モジュール、2は太陽電池モジュール7の出力リード線、8は出力リード線2により太陽電池モジュール7と接続された充放電制御盤、10は充放電制御盤8と接続され、太陽電池モジュール7により充電される鉛蓄電池等の蓄電池、9は充放電制御盤8と接続された、直流を交流へ変換するパワーコンディショナ、11はパワーコンディショナ9の出力リード線、18は出力リード線11によりパワーコンディショナ9と接続された負荷である。以上の各要素から構成された自立型太陽光発電システム20は、電力系統のない山岳地域および原野等においても通信用機器等の負荷12に電力を供給することができるという利点を有している。このように電力系統のない山岳地域および原野等の場所においては、自立型太陽光発電システム20は可搬可能であることが望ましい。フィルムを基板とする薄膜太陽電池モジュール(フィルム型太陽光電池モジュール)は、上述のように薄型で軽量且つフレキシブル等の特徴を備えているため、可搬可能な自立型太陽光発電システム20の太陽電池モジュール7として適しているものといえる。
一方、フィルム型太陽光電池モジュールは保護材がプラスチックであるため、捩れまたは引張り力に対する機械的強度が弱い。このため、施工時等の外力によって破損したりする可能性があった。そこで、フィルム型太陽光電池モジュール自体の機械的強度を補うため、フィルム型太陽光電池モジュールを鋼板に貼り付けたり、フレーム等の剛性のある構造体に固定したりする等のように、鋼板または構造体等を利用していた。例えば、特許文献1には、太陽電池モジュールの裏面全体に補強板を設けた構造のものが記載されている。
特許第2651121号公報
上述のように、フィルム型太陽光電池モジュールは、薄型で軽量且つフレキシブル等の特徴を備えているため、自立型太陽光発電システム20の太陽電池モジュール7として適しているものといえる。一方、フィルム型太陽光電池モジュールは、上述のように機械的強度が弱いため、フィルム型太陽光電池モジュールを鋼板に貼り付けたり、フレーム等の剛性のある構造体に固定したりする等のように、鋼板または構造体等を利用していた。しかし、鋼板または構造体等を利用した場合、全体の重量が重くならざるを得ない。このため、可搬可能な自立型太陽光発電システム20として実際に利用する際に、薄型で軽量且つフレキシブル等のフィルム型太陽光電池モジュールの特徴を十分に生かせなくなるという問題があった。特に、フレキシブルな素材表面にフィルム型太陽光電池モジュールを設置したい場合、鋼板または構造体等を利用したフィルム型太陽光電池モジュールでは、簡易に固定し且つ取り外すことは極めて困難であるという問題があった。
そこで、本発明の目的は、上記問題を解決するためになされたものであり、フィルム型太陽光電池モジュールを可搬可能な自立型太陽光発電システム20の構成要素として実際に利用する際に、薄型で軽量且つフレキシブル等のフィルム型太陽光電池モジュールの特徴を十分に生かすことのできるフィルム型太陽光電池モジュールの設置方法を提供することにある。特に、フレキシブルな素材表面に簡易に固定し且つ取り外すことができるフィルム型太陽光電池モジュールの設置方法を提供することにある。
この発明のフィルム型太陽光電池モジュールの設置方法は、フレキシブルな素材と該素材表面上に設けられた収納部との間にフィルム型太陽光電池モジュールを挿入することを特徴とする。
ここで、この発明のフィルム型太陽光電池モジュールの設置方法において、前記フィルム型太陽光電池モジュールのリード線を該フィルム型太陽光電池モジュールに固定する固定部をさらに備えることができる。
ここで、この発明のフィルム型太陽光電池モジュールの設置方法において、前記固定部に貫通孔を設け、該貫通孔に留め具を前記フレキシブルな素材まで貫通させてフィルム型太陽光電池モジュールを固定することができる。
ここで、この発明のフィルム型太陽光電池モジュールの設置方法において、前記留め具は前記フレキシブルな素材に取り付けられているものとすることができる。
ここで、この発明のフィルム型太陽光電池モジュールの設置方法において、前記収納部は網目状であるものとすることができる。
ここで、この発明のフィルム型太陽光電池モジュールの設置方法において、前記フレキシブルな素材はテントを覆うフライシートとすることができる。
ここで、この発明のフィルム型太陽光電池モジュールの設置方法において、前記フレキシブルな素材は気球の球皮とすることができる。
本発明のフィルム型太陽光電池モジュールの設置方法によれば、フライシート等のフレキシブルな素材の表面にフィルム型太陽光電池モジュールの外形寸法より大きい寸法のネット状のポケットを取り付ける。ネット状のポケットの開口部からフィルム型太陽光電池モジュールをネット状のポケット内へ挿入し、ネット状のポケットの下側の1辺の中央部からフィルム型太陽光電池モジュールが発電した電力を取り出すためのリード線を取り出す。リード線の取り出し部に取り付けられたプレートに設けられた貫通孔に、フレキシブルな素材に紐等により取り付けられたフックをフレキシブルな素材まで貫通させることにより、フィルム型太陽光電池モジュールをネット状のポケットの中に簡易に固定することができる。フックを貫通孔から取り外すことにより、フィルム型太陽光電池モジュールをネット状のポケットの開口部から簡易に取り外すことができる。以上により、薄型で軽量且つフレキシブル等のフィルム型太陽光電池モジュールの特徴を十分に生かすことのできるフィルム型太陽光電池モジュールの設置方法を提供することができる。特に、フレキシブルな素材の表面に簡易に固定し且つ取り外すことができるフィルム型太陽光電池モジュールの設置方法を提供することができるという効果がある。
以下、各実施例について図面を参照して詳細に説明する。
図1(A)は本発明の実施例1におけるフィルム型太陽光電池モジュール1の平面図を示し、図1(B)は図1(A)におけるフィルム型太陽光電池モジュール1のXX’断面図を示す。図1(A)および1(B)に示されるように、フィルム型太陽光電池モジュール1は、長さAが950mm、幅Bが250mm、厚さCが1mm程度の帯状であり、ガラスを基盤とする太陽光電池が寄せ集められて太陽光電池モジュールが構成される場合と比較して、軽量、フレキシブルという特徴を有している。図1(A)および1(B)において、符号2はフィルム型太陽光電池モジュール1のリード線、4はリード線2の取り出し部に取り付けられたプレート(固定部)である。
図2(A)は図1(A)におけるプレート4の部分を拡大したフィルム型太陽光電池モジュール1の平面図を示し、図2(B)は図2(A)におけるフィルム型太陽光電池モジュール1のXX’断面図を示す。図2(A)および2(B)に示されるように、リード線2はプラスのリード線2Pとマイナスのリード線2Mとの2本があり、両リード線2Pおよび2Mはプレート4によりフィルム型太陽光電池モジュール1に固定されている。図2(B)に示されるように、プレート4には、当該プレート4を貫通する貫通孔13が設けられている。貫通孔13の用途については後述する。
図3(A)は、本発明の実施例1におけるフィルム型太陽光電池モジュール1をシート等のフレキシブルな素材表面に固定し且つ取り外す設置方法を説明するための平面図を示し、図3(B)は図3(A)におけるフィルム型太陽光電池モジュール1のYY’断面図を示す。図3(A)および3(B)で図2(A)および2(B)と同じ符号を付した箇所は同じ要素を示すため、説明は省略する。図3(A)および3(B)において、符号3はフライシート等のフレキシブルな素材、5はフレキシブルな素材3に取り付けられた辺DEFGを有するネット(網目)状のポケット(収納部)、14はネット状のポケット5の上側の1辺Dに設けられた開口部である。図3(A)に示されるように、ネット状のポケット5の開口部14以外の3辺E、FおよびGは、フレキシブルな素材3に縫い付けられており、ネット状のポケット5の外形寸法はフィルム型太陽光電池モジュール1の外形寸法より大きい。図3(A)に示されるように、開口部14からフィルム型太陽光電池モジュール1をネット状のポケット5へ挿入する。図3(B)に示されるように、プレート4に設けられた貫通孔13にフック(留め具)12をフレキシブルな素材3まで貫通させることにより、ネット状のポケット5へ挿入したフィルム型太陽光電池モジュール1を固定する。フック12はフレキシブルな素材3に例えば紐等により取り付けられている。フィルム型太陽光電池モジュール1が発電した電力を取り出すためのリード線2は、ネット状のポケット5の下側の1辺Fの中央部から取り出されている。
以上より、本発明の実施例1によれば、フライシート等のフレキシブルな素材3の表面にフィルム型太陽光電池モジュール1の外形寸法より大きい寸法のネット状のポケット5を取り付ける。ネット状のポケット5の開口部14からフィルム型太陽光電池モジュール1をネット状のポケット5内へ挿入し、ネット状のポケット5の下側の1辺Fの中央部からフィルム型太陽光電池モジュール1が発電した電力を取り出すためのリード線2を取り出す。リード線2の取り出し部に取り付けられたプレート4に設けられた貫通孔13に、フレキシブルな素材3に紐等により取り付けられたフック12をフレキシブルな素材3まで貫通させることにより、フィルム型太陽光電池モジュール1をネット状のポケット5の中に簡易に固定することができる。フック12を貫通孔13から取り外すことにより、フィルム型太陽光電池モジュール1をネット状のポケット5の開口部14から簡易に取り外すことができる。以上により、薄型で軽量且つフレキシブル等のフィルム型太陽光電池モジュール1の特徴を十分に生かすことのできるフィルム型太陽光電池モジュール1の設置方法を提供することができる。特に、フレキシブルな素材3の表面に簡易に固定し且つ取り外すことができるフィルム型太陽光電池モジュール1の設置方法を提供することができる。
図4は、本発明の実施例2におけるフィルム型太陽光電池モジュール1の設置方法を示す。図4で図3と同じ符号を付した箇所は同じ要素を示すため、説明は省略する。図4において、符号6は可搬可能な仮設テントである。図4に示されるように、仮設テント6はフレキシブルな素材3を用いたフライシート19に覆われており、フライシート19上には実施例1で説明したネット状のポケット5a、5bおよび5c(以下、5a等と略す。)が取り付けられている。実施例1と同様にして、ネット状のポケット5a等には各々開口部14a、14bおよび14c(以下、14a等と略す。)からフィルム型太陽光電池モジュール1a、1bおよび1c(以下、1a等と略す。)が挿入されている。フィルム型太陽光電池モジュール1a等の各リード線2a、2bおよび2c(以下、2a等と略す。)は、各々ネット状のポケット5a等の下側から取り出されている。リード線2a等の取り出し部に取り付けられた各プレート4a、4bおよび4c(以下、4a等と略す。)に設けられた各貫通孔13a、13bおよび13c(以下、13a等と略す。)には、実施例1と同様に各々フック12a、12bおよび12c(以下、12a等と略す。)が貫通され、フィルム型太陽光電池モジュール1a等が各々ネット状のポケット5a等の中に簡易に固定されている。フック12a等を各々貫通孔13a等から取り外すことにより、フィルム型太陽光電池モジュール1a等を各々ネット状のポケット5a等の各開口部14a等から簡易に取り外すことができる。
以上より、本発明の実施例2によれば、可搬可能な仮設テント6をフレキシブルな素材3を用いたフライシート19で覆い、フライシート19上に実施例1で説明したネット状のポケット5a等を取り付ける。実施例1と同様にして、ネット状のポケット5a等にフィルム型太陽光電池モジュール1a等を挿入し、各リード線2a等をネット状のポケット5a等の下側から取り出す。リード線2a等の取り出し部に取り付けられた各プレート4a等に設けられた各貫通孔13a等に各々フック12a等を貫通することにより、フィルム型太陽光電池モジュール1a等を各々ネット状のポケット5a等の中に簡易に固定することができる。フック12a等を各々貫通孔13a等から取り外すことにより、フィルム型太陽光電池モジュール1a等を各々ネット状のポケット5a等の各開口部14a等から簡易に取り外すことができる。
フィルム型太陽光電池モジュール1a等は、フレキシブルな素材3を用いたフライシート19の表面に緩やかに固定されている。このため、フライシート19が風に吹かれた場合であっても、フィルム型太陽光電池モジュール1a等は、フライシート19と一体化しているため破損することなく、発電を継続することができる。仮設テント6等を移動するため、フライシート19上のネット状のポケット5a等からフィルム型太陽光電池モジュール1a等を抜き取ると、フライシート19自体を畳むことができる。さらに、フィルム型太陽光電池モジュール1a等自体も丸めてコンパクトに収容できる。以上により、フィルム型太陽光電池モジュール1a等を可搬可能な自立型太陽光発電システム20の構成要素として実際に利用する際に、薄型で軽量且つフレキシブル等のフィルム型太陽光電池モジュール1a等の特徴を十分に生かすことのできるフィルム型太陽光電池モジュールa等の設置方法を提供することができる。特に、フレキシブルな素材3を用いたフライシート19の表面に簡易に固定し且つ取り外すことができるフィルム型太陽光電池モジュール1a等の設置方法を提供することができる。
図5は、本発明の実施例3におけるフィルム型太陽光電池モジュール1の設置方法を示す。図5で図3と同じ符号を付した箇所は同じ要素を示すため、説明は省略する。図5において、符号15は気球、17は気球15の球皮である。気球15の球皮17はフレキシブルな素材3を用いて作成されており、球皮17上には実施例1で説明したネット状のポケット5a等が設けられている。実施例1と同様にして、ネット状のポケット5a等には開口部(不図示)からフィルム型太陽光電池モジュール1a等が挿入されている。フィルム型太陽光電池モジュール1a等のリード線(不図示)は、ネット状のポケット5a等の下側から取り出されている。リード線の取り出し部に取り付けられたプレート(不図示)に設けられた貫通孔(不図示)には、実施例1と同様にフック(不図示)が貫通され、フィルム型太陽光電池モジュール1a等がネット状のポケット5a等の中に簡易に固定されている。球皮17は、一般に穴または裂け目が発生しても穴等が拡大しない特殊な織り方により作成されており、通常はさらにコーティングが施されている。このため、フックの貫通によっても球皮17に穴が開くことはない。あるいは、球皮17と貫通したフックとの間にフック止め(不図示)を設け、貫通したフックを受け止めるようにしてもよい。実施例1と同様に、フックを貫通孔から取り外すことにより、フィルム型太陽光電池モジュール1a等をネット状のポケット5a等の開口部から簡易に取り外すことができる。
以上より、本発明の実施例3によれば、気球15の球皮17をフレキシブルな素材3を用いて作成し、球皮17上に実施例1で説明したネット状のポケット5a等を取り付ける。実施例1と同様にして、ネット状のポケット5a等にフィルム型太陽光電池モジュール1a等を挿入し、各リード線をネット状のポケット5a等の下側から取り出す。リード線の取り出し部に取り付けられたプレートに設けられた貫通孔にフックを貫通することにより、フィルム型太陽光電池モジュール1a等をネット状のポケットの中に簡易に固定することができる。フックを貫通孔から取り外すことにより、フィルム型太陽光電池モジュール1a等をネット状のポケット5a等の開口部から簡易に取り外すことができる。
フィルム型太陽光電池モジュール1a等は、フレキシブルな素材3を用いた球皮17の表面に緩やかに固定されている。このため、気球15が空中を移動する場合であっても、フィルム型太陽光電池モジュール1a等は、球皮17と一体化しているため破損することなく、発電を継続することができる。気球15を格納するため、球皮17上のネット状のポケット5a等からフィルム型太陽光電池モジュール1a等を抜き取ると、気球15を容易に格納することができる。さらに、フィルム型太陽光電池モジュール1a等自体も丸めてコンパクトに収容できる。以上により、フィルム型太陽光電池モジュール1a等を空中を移動可能な気球15の自立型太陽光発電システムの構成要素として実際に利用する際に、薄型で軽量且つフレキシブル等のフィルム型太陽光電池モジュール1a等の特徴を十分に生かすことのできるフィルム型太陽光電池モジュール1a等の設置方法を提供することができる。特に、フレキシブルな素材3を用いた球皮17の表面に簡易に固定し且つ取り外すことができるフィルム型太陽光電池モジュール1a等の設置方法を提供することができる。
本発明の活用例として、フィルム型太陽光電池モジュール1を可搬可能な自立型太陽光発電システム20の構成要素として実際に利用する際における、フィルム型太陽光電池モジュール1のフレキシブルな素材3表面への設置に対して適用することができる。
本発明の実施例1におけるフィルム型太陽光電池モジュール1の平面図およびXX’断面図である。 図1(A)におけるプレート4の部分を拡大したフィルム型太陽光電池モジュール1の平面図およびXX’断面図である。 本発明の実施例1におけるフィルム型太陽光電池モジュール1をシート等のフレキシブルな素材表面に固定し且つ取り外す設置方法を説明するための平面図およびYY’断面図である。 本発明の実施例2におけるフィルム型太陽光電池モジュール1の設置方法を示す図である。 本発明の実施例3におけるフィルム型太陽光電池モジュール1の設置方法を示す図である。 自立型(または独立型)太陽光発電システム20を示す図である。
符号の説明
1、1a、1b、1c、1d、1e フィルム型太陽光電池モジュール、 2、2P、2M、11 リード線、 3 フレキシブルな素材、 4、4a、4b、4c プレート、 5、5a、5b、5c、5d、5e ネット状のポケット、 6 仮設テント、 7 太陽電池モジュール、 8 充放電制御盤、 9 パワーコンディショナ、 10 蓄電池、 12 フック、 13、13a、13b、13c 貫通孔、 14、14a、14b、14c 開口部、 15 気球、 17 球皮、 18 負荷、 19 フライシート、 20 自立型(または独立型)太陽光発電システム。

Claims (7)

  1. フィルム型太陽光電池モジュールの設置方法であって、フレキシブルな素材と該素材表面上に設けられた収納部との間にフィルム型太陽光電池モジュールを挿入することを特徴とするフィルム型太陽光電池モジュールの設置方法。
  2. 請求項1記載のフィルム型太陽光電池モジュールの設置方法において、前記フィルム型太陽光電池モジュールのリード線を該フィルム型太陽光電池モジュールに固定する固定部をさらに備えたことを特徴とするフィルム型太陽光電池モジュールの設置方法。
  3. 請求項2記載のフィルム型太陽光電池モジュールの設置方法において、前記固定部に貫通孔を設け、該貫通孔に留め具を前記フレキシブルな素材まで貫通させてフィルム型太陽光電池モジュールを固定することを特徴とするフィルム型太陽光電池モジュールの設置方法。
  4. 請求項3記載のフィルム型太陽光電池モジュールの設置方法において、前記留め具は前記フレキシブルな素材に取り付けられていることを特徴とするフィルム型太陽光電池モジュールの設置方法。
  5. 請求項1乃至4のいずれかに記載のフィルム型太陽光電池モジュールの設置方法において、前記収納部は網目状であることを特徴とするフィルム型太陽光電池モジュールの設置方法。
  6. 請求項1乃至5のいずれかに記載のフィルム型太陽光電池モジュールの設置方法において、前記フレキシブルな素材はテントを覆うフライシートであることを特徴とするフィルム型太陽光電池モジュールの設置方法。
  7. 請求項1乃至5のいずれかに記載のフィルム型太陽光電池モジュールの設置方法において、前記フレキシブルな素材は気球の球皮であることを特徴とするフィルム型太陽光電池モジュールの設置方法。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2009228250A (ja) * 2008-03-21 2009-10-08 Saitama Tsusho:Kk テント
JP2019205330A (ja) * 2018-05-25 2019-11-28 米亜索能太陽光科技有限公司 プルーフソーラーシステム及びソーラーテント

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