JP2006331388A - 防犯システム - Google Patents

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真嗣 藤田
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Yoshito Akamatsu
義人 赤松
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Abstract

【課題】 監視エリアを撮影した撮影データを確実に保存することができる防犯システムを提供すること。
【解決手段】 監視エリアを撮影するための撮影手段10と、撮影手段10からの撮影データが送られる端末装置12と、端末装置12と通信手段20を介して通信接続された管理装置8と、を備えた防犯システム。端末装置12及び管理装置8はそれぞれ、端末側記憶手段30及び管理側記憶手段22を備えており、撮影手段10により撮影して得られた撮影データは、端末装置12に送られて端末側記憶手段30に記憶されるとともに、通信手段20を介して管理装置8に送信されて管理側記憶手段22に記憶される。また、監視モードとして、撮影データを多く記録する第1監視モードと、撮影データを少なく記録する第2監視モードとに設定することができる。
【選択図】 図2

Description

本発明は、マンション、オフィスビル、店舗又は一般家屋などにおける監視エリア内への侵入者の有無を監視するための防犯システムに関する。
従来より、マンション、オフィスビル、店舗又は一般家屋などにおける監視エリアへの侵入者の有無を監視するための防犯システムが提案されている(例えば、特許文献1参照)。この防犯システムは、監視エリアを撮影するための撮影手段と、撮影手段からの撮影データが送られる制御装置と、を備えており、この制御装置は、撮影手段からの撮影データが記憶される記憶手段を備えている。この防犯システムにより監視エリアが監視状態となると、制御装置は、撮影手段を作動させて監視エリアを撮影し、撮影手段により撮影して得られる撮影データは、制御装置に送られて記憶手段に記憶される。監視エリア内に侵入者が侵入した場合には、撮影手段により侵入者が撮影されるので、記憶手段に記憶された撮影データをモニタなどで確認することにより、監視エリア内に侵入した侵入者を特定することが可能となる。
特開2004−310208号公報
しかしながら、上述のような従来の防犯システムでは、次のような問題がある。監視エリア内に侵入した侵入者が、監視エリアに設置された撮影手段や制御装置などに気付いた場合には、証拠隠滅のために制御装置が侵入者により破壊されるおそれがあり、このように制御装置が破壊されると、侵入者を撮影した撮影データが破壊されてしまうおそれがある。また、例えば制御装置が故障するなどした場合には、監視エリアを撮影した撮影データが記憶手段に記憶されていないおそれがあり、防犯システムの信頼性が低下するという問題がある。更に、制御装置の記憶容量に制限があるときには、高い安全性能を発揮できないおそれがある。
本発明の目的は、監視エリアを撮影した撮影データを確実に保存することができる防犯システムを提供することである。
本発明の請求項1に記載の防犯システムは、監視エリア内への侵入者の有無を監視するための防犯システムにおいて、
監視エリアを撮影するための撮影手段と、前記撮影手段からの撮影データが送られる端末装置と、前記端末装置と通信手段を介して通信接続された管理装置と、を備え、
前記端末装置及び前記管理装置はそれぞれ、端末側記憶手段及び管理側記憶手段を備えており、前記撮影手段により撮影して得られた撮影データは、前記端末装置に送信されて前記端末側記憶手段に記憶され、また前記端末装置は、この撮像データを前記通信手段を介して前記管理装置に送信し、送信された撮像データは前記管理側記憶手段に記憶されることを特徴とする。
また、本発明の請求項2に記載の防犯システムでは、監視エリア内への侵入者を検知するための侵入者検知手段と、侵入者に対して警報を出力する警報手段と、を備え、前記端末装置は、監視モードの設定を行うための監視モード設定手段と、監視モードの解除を行うための監視モード解除手段と、前記侵入者検知手段、前記警報手段及び前記撮影手段をそれぞれ制御するための制御手段と、を備え、前記監視モード設定手段は、前記撮影手段からの撮影データを多く記録する第1監視モードと、前記撮影手段からの撮影データを少なく記録する第2監視モードとに設定可能であり、
前記監視モード設定手段により第1監視モード又は第2監視モードが設定されると、前記制御手段は、前記侵入者検知手段を作動状態にさせるとともに、前記警報手段の出力状態を強制的に警報設定レベルに設定し、また前記侵入者検知手段が監視エリア内への侵入者を検知すると、前記制御手段は、前記撮影手段を作動させて監視エリアを撮影するとともに、前記警報手段を作動させて前記警報設定レベルの出力状態でもって警報を出力させることを特徴とする。
また、本発明の請求項3に記載の防犯システムでは、前記監視モード解除手段により設定した第1監視モード又は第2監視モードが解除されると、前記制御手段は、前記警報手段の出力状態を前記警報設定レベルから元の状態に設定変更することを特徴とする。
また、本発明の請求項4に記載の防犯システムでは、前記監視モード設定手段は、更に、第3監視モードに設定可能であり、前記監視モード設定手段により第3監視モードが設定されると、前記制御手段は、前記侵入者検知手段を作動状態にさせるとともに、前記警報手段の出力状態を強制的に消音状態に設定し、また前記侵入者検知手段が監視エリア内への侵入者を検知すると、前記制御手段は、前記撮影手段を作動させて監視エリアを撮影し、また前記監視モード解除手段により設定した第3監視モードが解除されると、前記制御手段は、前記警報手段の出力状態を消音状態から元の状態に設定変更することを特徴とする。
また、本発明の請求項5に記載の防犯システムでは、前記侵入者検知手段は、前記撮影手段と、前記撮影手段の監視エリアの撮影データに基づいて侵入者の侵入を判定する侵入者判定手段と、前記撮影手段の監視エリアを設定する監視エリア設定手段とから構成され、前記監視エリア設定手段は、監視エリアを複数の撮影領域に分割し、前記複数の撮影領域を任意に選択可能であり、前記侵入者判定手段は、前記監視エリア設定手段により設定された前記撮影領域の撮影データに基づいて侵入者の侵入を判定することを特徴とする。
また、本発明の請求項6に記載の防犯システムでは、前記端末装置に関連して、警報信号入力手段を備えた携帯端末装置が設けられ、前記携帯端末装置は、前記通信手段を介して前記端末装置と通信接続されており、前記端末装置は、前記撮影手段により撮影して得られる撮影データを前記通信手段を介して前記携帯端末装置に送信し、また前記携帯端末装置は、前記警報信号入力手段により入力された警報信号を前記通信手段を介して前記端末装置に送信し、前記端末装置の前記制御手段は、送信された前記警報信号に対応する警報を前記警報手段より出力させることを特徴とする。
また、本発明の請求項7に記載の防犯システムでは、前記警報手段は、警報音を発する警報音発生手段から構成され、前記警報設定レベルは、予備警報設定レベルと本警報設定レベルとから構成されており、
前記制御手段は、前記侵入者検知手段が監視エリア内の侵入者を検知してから予備警報期間が経過する前においては、前記予備警報設定レベルの出力状態でもって警報音を前記警報音発生手段より出力させ、また前記予備警報期間の経過後の本警報期間においては、前記本警報設定レベルの出力状態でもって警報音を前記警報音発生手段より出力させることを特徴とする
更に、本発明の請求項8に記載の防犯システムでは、前記管理側記憶手段に関連して、前記端末装置の動作確認を行う動作確認手段が設けられ、前記監視モード設定手段により第1監視モード又は第2監視モードが設定されると、前記動作確認手段は所定時間間隔毎に動作確認信号を前記通信手段を介して前記端末装置に送信し、前記侵入者検知手段が侵入者を検知しない状態において前記端末装置からの動作応答信号を受信しなくなるとシステム故障と判定し、前記侵入者検知手段が侵入者を検知する状態において前記端末装置からの前記動作確認信号を受信しなくなるとシステム破損と判定することを特徴とする。
本発明の請求項1に記載の防犯システムによれば、撮影手段により撮影して得られた撮影データは、端末装置に送信されて端末側記憶手段に記憶され、また端末装置は、この撮影データを通信手段を介して管理装置に送信し、送信された撮影データは管理側記憶手段に記憶されるので、例えば監視エリアに侵入した侵入者により端末装置が破壊された場合や、端末装置及び管理装置のうち一方が故障した場合であっても、撮影データは端末装置の端末側記憶手段及び管理装置の管理側記憶手段のいずれか一方に確実に保存される。これにより、監視エリア内に侵入した侵入者を確実に特定することができ、信頼性の高い防犯システムを提供することが可能となる。
また、本発明の請求項2に記載の防犯システムによれば、監視モード設定手段により撮影データを多く記録する第1撮影モードと、撮影データを少なく設定する第2撮影モードに設定可能であり、端末装置の端末側記憶手段の記録容量が少ないなどのときには第1撮影モードを設定することにより、また撮影データを多くするなどのときには第2撮影モードを設定することにより、所望の撮影データを得ることができる。また、監視モード設定手段により第1又は第2監視モードに設定されると、制御手段は、侵入者検知手段を作動状態にさせるとともに、警報手段の出力状態を強制的に警報設定レベルに設定するので、監視モードの設定前における警報手段の出力状態に拘わらず、第1又は第2監視モードの設定後において警報設定レベルの出力状態でもって確実に警報を警報手段より出力させることが可能となる。この警報設定レベルとは、警報手段の例えば最大出力レベルであり、このような出力レベルに設定することによって、侵入者に対して充分な威嚇効果を発揮することができる。
さらに、本発明の請求項3に記載の防犯システムによれば、監視モード解除手段により第1又は第2監視モードが解除されると、制御手段は、警報手段の出力状態を警報設定レベルから元の状態に設定変更するので、第1又は第2監視モードの解除後に警報手段が意図せず大きな出力レベルで出力することがなく、また警報手段をそのまま他の用途(例えば、音楽鑑賞用のスピーカなど)に用いることが可能となる。
また、本発明の請求項4に記載の防犯システムによれば、監視モード設定手段により第3監視モードが設定可能であり、この第3監視モードが設定されると、監視エリアの監視は行われるが、警報手段の出力状態が強制的に消音状態に設定される。従って、夜間などのように周囲に迷惑がかかる使用環境においては、この第3監視モードを有効に用いることができる。
また、本発明の請求項5に記載の防犯システムによれば、侵入者検知手段は、侵入者の侵入を判定する侵入者判定手段及び監視エリアを設定する監視エリア設定手段を備え、監視エリア判定手段は設定された監視エリアの撮影データに基づいて侵入者の侵入を判定するので、例えば道路に面した室内で、ドア、窓を通して車両が走行するのが見えるような室内環境であっても、車両の走行が見える領域を監視エリアから外すことによって、監視エリアへの侵入者の侵入を確実に検知することができる。
また、本発明の請求項6に記載の防犯システムによれば、端末装置に関連して携帯端末装置が設けられ、端末装置は、撮影手段により撮影して得られる撮影データを通信手段を介して携帯端末装置に送信するので、例えば外出先などにおいて、携帯端末装置に送信された撮影データにより監視エリアの様子を確認することができる。更に、携帯端末装置の警報信号入力手段により入力された警報信号は、通信手段を介して端末装置に送信され、制御手段は、送信された警報信号に対応する警報を警報手段より出力させるので、例えば外出先などにおいて、携帯端末装置に送信された撮影データにより侵入者が監視エリア内へ侵入したことを確認した場合に、外出先などにおいて撮影データを見ながら警報を警報手段より適宜出力させて侵入者をより効果的に威嚇することができ、より信頼性の高い防犯システムを提供することが可能となる。
さらに、本発明の請求項7に記載の防犯システムによれば、制御手段は、侵入者検知手段が監視エリア内の侵入者を検知してから予備警報期間が経過する前においては、予備警報設定レベルの出力状態でもって警報音を警報音発生手段より出力させ、また予備警報期間の経過後の本警報期間においては、本警報設定レベルの出力状態でもって警報音を警報音発生手段より出力させるので、第1又は第2監視モードの設定中に防犯システムの利用者が監視エリア内に入った場合に、予備警報期間内に監視モード解除手段により第1又は第2監視モードを解除することにより、防犯システムの利用者に対して本警報設定レベルの出力状態でもって警報音が出力されるのを防止することが可能となる。なお、予備警報設定レベルとは、例えば侵入者(利用者)に知らせる程度の大きさの出力レベルに設定され、また本警報設定レベルとは、例えば侵入者に威嚇するのに充分な大きさの出力レベルに設定される。
さらにまた、本発明の請求項8に記載の防犯システムによれば、管理側記憶手段に関連して動作確認手段が設けられ、第1又は第2監視モードが設定されると、動作確認手段は所定時間間隔、例えば10分間隔に動作確認信号を端末装置に送信し、この動作確認信号に対する端末装置からの動作応答信号に基づいて動作確認を行うので、監視エリアを監視中においては端末装置(通信手段を含む)の動作状態を常時確認することができる。また、この動作確認手段は、侵入者検知手段により侵入者を検知していない状態にて動作応答信号がなくなるとシステム故障と判定し、侵入者検知手段により侵入者を検知している状態において動作応答信号がなくなるとシステム破壊と判定するので、使用者はシステムの故障原因を把握して的確な対応を取ることができる。
以下、添付図面を参照して、本発明に従う防犯システムの一実施形態について説明する。図1は、本発明の一実施形態による防犯システムの監視エリアを簡略的に示す要部斜視図であり、図2は、図1の防犯システムの構成を簡略的に示すブロック図であり、図3は、侵入者検知手段の他の実施形態における監視エリアの設定を説明するための図であり、図4は、図1の防犯システムの制御の流れを示すフローチャートであり、図5は、図4のフローチャートにおける第1監視モードの内容を具体的に示すフローチャートであり、図6は、図4のフローチャートにおける第3監視モードの内容を具体的に示すフローチャートである。
図1及び図2を参照して、図示の防犯システム2は、例えばマンション、オフィスビル、店舗又は一般家屋などにおける監視エリアへの侵入者の有無を監視するためのシステムである。本実施形態では、一般家屋4にこの防犯システム2を適用した場合について説明し、この場合、例えば一般家屋4の居間などが監視エリア6となる。以下、この防犯システム2の構成について詳細に説明する。
この防犯システム2は、管理装置8と、監視エリア6を撮影するための撮影手段10と、撮影手段10からの撮影データが送られる端末装置12と、監視エリア6内の侵入者を検知するための侵入者検知手段14と、監視エリア6内への侵入者に対して警報を出力する警報手段としての警報音発生手段16と、を備えている。
管理装置8は、例えばコンピュータなどから構成されており、警備会社などのシステム管理会社18に設けられている。この管理装置8は、通信回線20を含む通信手段を介して一般家屋4の端末装置12(後述する)と通信接続され、例えばサーバなどから構成される管理側記憶手段22を備えており、この管理側記憶手段22には、後述するように通信回線20を介して端末装置12より送信される撮影データが記憶される。また、この管理装置8は、各種処理命令などを入力操作するための入力手段24と、撮影データなどの各種データや各種信号などを一般家屋4の端末装置12との間で相互に送受信するための送受信手段26と、撮影データなどの各種データを表示するための表示手段28と、を備えている。送受信手段26は、各種データや各種信号などを通信回線20を介して一般家屋4の端末装置12に送信し、また一般家屋4の端末装置12からの各種データや各種信号などを通信回線20を介して受信する。入力手段24は例えばマウスやキーボードなどから構成され、また表示手段28は例えばCRTや液晶表示装置などから構成されている。なお、本実施形態では、通信回線20はインターネット網から構成されているが、これに限られず、例えば、携帯電話回線、有線の電話回線、その他の公衆回線、専用線又はその他のネットワーク回線で構成することも可能である。
撮影手段10は、例えば赤外線カメラやCCDカメラなどから構成されており、一般家屋4の監視エリア6内の壁や天井などに取り付けられ(図1参照)、監視エリア6のほぼ全域を撮影できるように構成されている。撮影手段10は、電気ケーブル(図示せず)を介して端末装置12と通信接続されており、撮影手段10により監視エリア6を撮影すると、監視エリア6を撮影した撮影データ(動画データ又は静止画データ)が撮影手段10より電気ケーブルを介して端末装置12に送られる。なお、この撮影手段10は、監視エリア6を複数の角度より撮影できるよう、複数設けるようにしてもよい。
端末装置12は、例えば一般家屋4の監視エリア6内に設置されるパーソナルコンピュータ(以下、「パソコン」という)などから構成され(図1参照)、端末側記憶手段30、監視モード設定手段32、監視モード解除手段34及び制御手段36を備えている。端末側記憶手段30は、例えばハードディスクなどから構成され、撮影手段10より電気ケーブルを介して送られる撮影データが記憶される。監視モード設定手段32は、第1監視モード、第2監視モード及び第3監視モードにそれぞれ設定するためのものであり、監視モード解除手段34は、監視モード設定手段32により設定された第1監視モード、第2監視モード又は第3監視モードをそれぞれ解除するためのものである。制御手段36は、撮影手段10、検知手段14及び警報音発生手段16(後述する)をそれぞれ制御するためのものであり、侵入者検知手段14の作動を遅延させる遅延時間を設定するための遅延時間設定手段38、警報音発生手段16の出力状態を設定するための出力状態設定手段40、侵入者の侵入による異常を判定するための異常判定手段42、及び警報期間(この実施形態では、予備警報期間及び本警報期間)を設定するための警報期間設定手段44(後述する)を備えている。なお、端末装置12には防犯システム2に関するアプリケーションプログラムが組み込まれており、監視モード設定手段32、監視モード解除手段34及び制御手段36は、このアプリケーションプログラムとして機能される。
さらに、この端末装置12は、各種データ及び各種処理命令などを入力操作するための入力手段46と、撮影データなどの各種データや各種信号などをシステム管理会社18の管理装置8との間で相互に送受信するための送受信手段48と、撮影データなどの各種データを表示するための表示手段50と、を備えている。送受信手段48は、各種データや各種信号などを通信回線20を介してシステム管理会社18の管理装置8に送信し、またシステム管理会社18の管理装置8からの各種データや各種信号などを通信回線20を介して受信し、管理装置8側の送受信手段26、通信回線20及び端末装置12側の送受信手段48が、管理装置8と端末装置12との間で通信するための通信手段を構成する。入力手段46は例えばマウスやキーボードなどから構成され、また表示手段50は例えばCRTや液晶表示装置などから構成されている。
この実施形態では、侵入者検知手段14は、例えば赤外線センサなどから構成されており、一般家屋4の監視エリア6内の壁や天井などに取り付けられている(図1参照)。侵入者検知手段14は、この検知手段14の前方に規定される検知空間(すなわち、監視エリア6)内の動的物体を検知し、これにより、監視エリア6内に侵入した侵入者がこの検知手段14により検知される。この侵入者検知手段14は電気ケーブル(図示せず)を介して端末装置12と通信接続されており、この検知手段14が監視エリア6内の侵入者を検知すると、侵入者検知手段14からの検知信号が電気ケーブルを介して端末装置12の制御手段36へ送給される。
警報音発生手段16は、例えばパソコン用のスピーカなどから構成されており、電気ケーブル(図示せず)を介して端末装置12と電気的に接続され、監視エリア6内の端末装置12の近傍などに設置される(図1参照)。この警報音発生手段16は、第1又は第2監視モードの設定時には、その出力状態が警報設定レベル(例えば、中音量〜大音量)に設定されて、警報音(警報)を出力するための警報音発生装置として用いられ、また第1又は第2監視モードの解除時には、その出力状態が警報設定レベルを設定する前の出力レベル(例えば、中音量以下又は消音状態)に設定されて、例えば端末装置12を用いて音楽や映画などを鑑賞するためのスピーカとして用いられる。また、この警報音発生手段16は、第3監視モードの設定時にはその出力状態が消音状態に設定され、この第3監視モードのときには警報音(警報)を出力することがなく、従って、夜間などにおいて周囲に大きな警報音を発することがない。尚、第3監視モードの解除時には、上述したと同様に、その出力状態が消音状態に設定される前の出力レベルに設定される。
この実施形態では、この警報設定レベルは予備警報設定レベルと本警報設定レベルに設定されるように構成され、予備警報設定レベルは本警報設定レベルよりも低い出力状態に設定される。警報音発生手段16の出力状態は、制御手段36の出力状態設定手段40によって、予備警報時(後述する)には予備警報設定レベルに設定され、また本警報時(後述する)には本警報設定レベルに設定される。また、この警報音発生手段16は、第3監視モードの設定時には、その出力状態が消音状態(音を発生しない出力状態)に設定される。
この実施形態では、侵入者検知手段14を赤外線センサから構成しているが、このような専用のセンサを用いることなく、撮影手段10からの撮影データを用いて侵入者を検知するようにしてもよい。この場合、端末装置12の制御手段36は侵入者判定手段(図示せず)を含み、監視モード設定手段32により監視モード(第1〜第3監視モードのいずれか)を設定すると、このときの撮影手段10の撮影データ(撮影情報)が端末側記憶手段30に記憶され、侵入者判定手段は、端末側記憶手段30に記憶された撮影データを基準データとし、所定時間間隔、例えば15秒間隔に撮影手段10が撮影する撮影データとを対比し、所定時間間隔に撮影される撮影データに変化がないときには侵入者がないと判定し、この撮影データにある程度大きな変化が生じたときに侵入者有りと判定し、このように撮影手段10の撮影データに基づいて侵入者を検知するようにしてもよい。
このように撮影手段14の撮影データを用い侵入者を検知するときには、監視エリアを設定可能に構成するのが望ましい。すなわち、端末装置12の制御手段36は更に監視エリア設定手段(図示せず)を含み、撮影手段10の撮影エリアを複数の撮影領域に分割し、この監視エリア設定手段により、監視すべき所望の撮影領域を任意に設定可能に構成するのが望ましい。
撮影手段10による撮影データ(撮影情報)が例えば図3に示す通りであるとすると、この監視エリアを例えば碁盤の目にように分割し、例えば左右方向の分割された領域を左から右に「1」、「2」・・・と番号を付し、また例えば上下方向の分割された領域を上から下に「A」、「B」・・・と記号を付し、監視エリアから外す撮影領域を番号と記号とで選定するようにしてもよい。或いは、このような選定に代えて、監視エリアから外す監視領域を入力手段46としてのマウス(図示せず)でクリックして選定するようにしてもよい。
例えば、監視エリアの撮影データの画像が図3に示す通りであるとすると、室外の車両、人などの移動が、窓Wを通して撮影手段10の撮影データに入るおそれがあり、このような場合、監視エリアに侵入者が入らなくても撮影データが変化して侵入者検知手段14が侵入者を誤検知するおそれが生じる。このような誤検知を排除するために、例えば、窓Wを含む撮影領域、例えば撮影領域「1,B」、「1,C」、「2,B」及び「2,C」を監視エリアから外すように、監視エリア設定手段により設定すればよく、かく設定したときには、侵入者判定手段は、設定した監視エリアの基準データと撮影手段10からの設定された監視エリアの撮影データとを対比して侵入者の有無を判定し、かくして、室外の変動に影響されずに監視エリアの侵入者の有無を正確に検知することができる。
尚、この実施形態では監視エリアを縦方向及び横方向にそれぞれ5分割して撮影領域を25に分割しているが、縦方向及び横方向にそれぞれ10分割して撮影エリアを100に分割してもよく、かかる分割様式、分割数は適宜設定することができる。
次に、図2とともに図4〜図6を用いて、この防犯システム2の制御の流れについて説明する。まず、一般家屋4において端末装置12の電源が投入され(ステップS1)、例えば家人が在宅して監視エリア6の監視を行わない場合には、ステップS2からステップS3に進み、端末装置12は、例えばパソコンとしての通常の使用(例えば、ワープロやインターネット端末などとしての使用)がなされる。また、警報音発生手段16の出力状態は使用者の設定出力レベル、例えば通常設定レベルに設定されており、これにより警報音発生手段16は、例えば音楽鑑賞用のスピーカとしての通常の出力状態の音量での使用がなされる。
一方、例えば家人が外出する際に監視エリア6の監視を行う場合には、ステップS2からステップS4に進み、端末装置12の防犯システム2に関するアプリケーションプログラムを起動させる。このようにアプリケーションプログラムを起動させると、端末装置12の表示手段50に第1監視モード、第2監視モード及び第3監視モードのいずれかを選択する画面が表示される。第1監視モードは、撮影手段10の撮影データを多く記録する(例えば、1秒一コマの画像データを10秒間を1セットとして記録する)とともに警報音による警報の出力を行う監視モードであり、撮影データを充分に記録するなどのときにこのモードが選択される。第2監視モードは、撮影手段10の撮影データを少なく記録する(例えば、2秒一コマの画像データを6秒間を1セットとして記録する)とともに警報音による警報の出力を行う監視モードであり、端末側記憶手段30の記憶容量が少ないなどのときにこのモードが選択される。また、第3監視モードは、監視エリア6の撮影のみを行う監視モードで、警報音によって周囲に迷惑がかかるなどのときにこのモードが選択される。尚、この第3監視モードにおける撮影手段10の撮影データは、第1監視モードと同様の撮影データを得るようにしてもよく、また第2監視モードと同様の撮影データを得るようにしてもよく、或いは、これらの撮影データを選択可能なようにするようにしてもよい。
多くの撮影データを得るとともに警報音による警報を行う場合には、端末装置12の入力手段46を操作して表示手段50に表示された選択画面より第1監視モードを選択し(ステップS5)、これにより監視モード設定手段32により第1監視モードに設定されて防犯システム2が作動され、第1監視モードによる監視が行われる(ステップS7)。
この第1監視モードによる監視は、図5に示すようにして行われる。まず、制御手段36の出力状態設定手段40は、警報音発生手段16の出力状態を例えば通常設定レベルから予備警報設定レベルに強制的に設定変更させる(ステップS7−1)。制御手段36の遅延時間設定手段38は、第1監視モードに設定されてから侵入者検知手段14が作動状態となるまでの遅延時間を設定し、これにより侵入者検知手段14は、第1監視モードに設定されてから所定時間(例えば、約1分程度)経過後に作動状態となる(ステップS7−2,S7−3)。このように、第1監視モードに設定されてから所定時間が経過するまでは、制御手段36は侵入者検知手段14を非作動状態に保持するので、家人が監視エリア6から退出する際に、侵入者検知手段14が家人を検知してしまうことがない。
この遅延時間が経過して侵入者検知手段14が作動されている状態において、侵入者が監視エリア6内へ侵入すると、この検知手段14がこの侵入者を検知し(ステップS7−4)、侵入者検知手段14からの検知信号が電気ケーブルを介して制御手段36へと送給される。かく検知信号が送給されると、異常判定手段42は、この検知信号に基づいて監視エリア6内に侵入者が侵入したと判定する(ステップS7−5)。このように異常判定手段42が異常と判定すると、制御手段36は、警報音発生手段16を作動させて予備警報設定レベルの出力状態でもって警報音を出力させ(ステップS7−6)、侵入者に対して予備的な威嚇を行う予備警報が行われる。この予備警報が行われる期間(すなわち、予備警報期間)は、制御手段36の警報期間設定手段44により設定されており、これにより予備警報は、検知手段14が侵入者を検知してから予備警報期間(例えば、約1分程度に設定される)が経過するまで行われる。この予備警報は、例えば、「間もなく警報が作動します。」などの音声による例えば中音量レベルの警報音が、所定の時間間隔でもって繰り返し警報音発生手段16より出力されることにより行われる。
このように予備警報が行われるとともに、制御手段36は撮影手段10を作動させて監視エリア6を撮影し(ステップS7−7)、これにより監視エリア6内に侵入した侵入者が撮影手段10により撮影され、撮影手段10からの撮影データが、電気ケーブルを介して端末装置12へと送られて端末側記憶手段30に記憶される(ステップS7−8)。また、端末装置12は、撮影手段10より送られた撮影データを端末装置12の送受信手段48により通信回線20を介して管理装置8に送信し(ステップS7−9)、この送信された撮影データは、管理装置8の送受信手段26により受信されて管理側記憶手段22に記憶される(ステップS7−10)。これにより、撮影データは、端末装置12の端末側記憶手段30及び管理装置8の管理側記憶手段22の双方に記憶(保存)され、仮に端末装置12が破壊されたとしても、この撮影データは管理側記憶手段22に残るようになり、監視エリア6に侵入した侵入者の撮影データを確実に得ることができる。
この予備警報期間が経過すると、侵入者に対して本格的な威嚇を行う本警報が行われる。この本警報が行われる期間(すなわち、本警報期間)は、制御手段36の警報期間設定手段44により設定されており、これにより本警報は、予備警報期間の経過後、本警報期間(例えば、10分程度に設定される)が経過するまで行われることとなる。また、予備警報期間が経過すると、制御手段36の出力状態設定手段40は、警報音発生手段16の出力状態を予備警報設定レベルから本警報設定レベルに設定変更させ、制御手段36は、この本警報設定レベルの出力状態でもって警報音を警報音発生手段16より出力させる(ステップS7−11,S7−12)。この本警報は、例えば、大音量レベルのサイレン音などの警報音が警報音発生手段16より出力されることにより行われ、これにより侵入者を威嚇して監視エリア6より退散させようとするものである。本警報期間が経過すると、ステップS7−13からステップS7−14に進み、制御手段36は警報音発生手段16からの警報音の出力を停止させるとともに、撮影手段10の作動を停止させる(ステップS7−15)。その後、ステップS7−4に戻り、第1監視モードによる監視エリア6の監視が継続して行われる。なお、この実施形態では、警報音発生手段16による本警報を本警報期間(例えば、10分程度)行っているが、このような構成に代えて、警報音発生手段16による本警報及び撮影手段10による監視エリア6の撮影データの取得を例えば侵入者が監視エリア6より退出するまで、すなわち侵入者検知手段14が侵入者を検知しなくなるまで継続して行うようにしてもよい。
再びステップS7−4に戻り、第1監視モード設定中に、例えば帰宅した家人が監視エリア6内に入ると、侵入者検知手段14が家人を検知し、ステップS7−4からステップS7−10が上述したように実行され、上述したのと同様にして予備警報が行われる。そして、この予備警報期間内に、家人が端末装置12の入力手段46を解除操作すると、監視モード解除手段34は解除信号に基づいて設定された第1監視モードを解除し(ステップS7−11,S7−16)、制御手段36は、この警報音発生手段16からの警報音の出力を停止させるとともに、撮影手段10及び侵入者検知手段14の作動を停止させる(ステップS7−17,S7−18)。また、制御手段36の出力状態設定手段40は、警報音発生手段16の出力状態を予備警報設定レベルから第1監視モード設定前の元の状態(すなわち、例えば通常設定レベル)に設定変更する(ステップS7−19)。
このような第1監視モードの解除は、本警報期間内においても行うことができるように構成されており、この本警報期間内に入力手段46により解除操作すると、上述したのと同様に、監視モード解除手段34は解除信号に基づいて設定された第1監視モードを解除し、制御手段36は警報音発生手段16の警報音の出力を停止させるとともに、撮影手段10及び侵入者検知手段14の作動を停止し、また警報音発生手段16の出力状態を本警報設定レベルから第1監視モード設定前の出力レベルに戻す。
このように第1監視モードを解除した後、家人が端末装置12の入力手段46を操作することにより、端末側記憶手段30に記憶された撮影データに基づく映像(又は、画像情報)を表示手段50に表示させることができ、これにより、家人の留守中における監視エリア6の様子を確認することが可能となる。また、例えば端末装置12の不具合などにより撮影データが端末側記憶手段30に記憶されていなかったときには、端末装置12の入力手段46を操作することにより、管理装置8の管理側記憶手段22に記憶された撮影データが通信回線20を介して端末装置12の送受信手段48により受信され、この受信された撮影データに基づく映像(又は、画像情報)を端末装置12の表示手段50に表示させることができる。さらに、侵入者により端末装置12が破壊された場合であっても、撮影データは管理装置8の管理側記憶手段22に記憶されているので、システム管理会社18において、撮影データに基づく映像(又は、画像情報)を管理装置8の表示手段28に表示させることにより、家人の留守中における監視エリア6の様子を確認することができる。
なお、第1監視モードにおいて、侵入者検知手段14が監視エリア6内の侵入者を検知した際に、端末装置12が、監視エリア6内に異常が発生したことを示す異常発生信号などを通信回線20を介して管理装置8へ送信し、送信された異常発生信号に基づく警報表示が管理装置8の表示手段50に表示されるようにしてもよい。このように構成することによって、この表示を見たシステム管理会社18のオペレータは、管理装置8の入力手段24を操作して撮影データに基づく映像(又は、画像情報)を表示手段50にリアルタイムに表示させて監視エリア6の様子を確認し、監視エリア6内に侵入者が侵入したと判断したときには、システム管理会社18の警備員などをこの一般家屋4へ向かわせることができ、また警察などに通報して警察官を一般家庭4に出動要請することもできる。
ステップS4において、警報音による警報を行うが、撮影手段10による撮影データを少なくする場合には、端末装置12の入力手段46を操作して表示手段50に表示された選択画面より第2監視モードを選択し(ステップS8)、これにより監視モード設定手段32により第2監視モードに設定されて防犯システム2が作動され、第2監視モードによる監視が行われる(ステップS8)。
この第2監視モードによる監視は、上述した第1監視モードによる監視と同様に行われ、撮影手段10によって得られる撮影データの記録量が第1監視モードよりも少ない点を除けばその他は第1監視モードの制御と同一であり、それ故に、この第2監視モードによる監視については、説明を省略する。
また、ステップS4において、撮影手段10による撮影データを取得するが、警報音による警報を行わない場合には、端末装置12の入力手段46を操作して表示手段50に表示された選択画面より第3監視モードを選択し(ステップS10)、これにより監視モード設定手段32により第3監視モードに設定されて防犯システム2が作動され、第3監視モードによる監視が行われる(ステップS11)。この第3監視モードによる監視は、図6に示すようにして行われる。
第3監視モードにおいては、上述したと同様に、制御手段36の遅延時間設定手段38により遅延時間が設定され、これにより侵入者検知手段14は、第3監視モードに設定されてから所定時間(例えば、1分程度)経過後に作動状態となる(ステップS11−1,S11−2)。
この遅延時間が経過して侵入者検知手段14が作動されている状態において、侵入者が監視エリア6内に侵入すると、侵入者検知手段14がこの侵入者を検知し(ステップS11−3)、この検知手段14からの検知信号が電気ケーブルを介して制御手段36へと送給される。かく検知信号が送給されると、異常判定手段42は、この検知信号に基づいて監視エリア6内に侵入者が侵入したと判定する(ステップS11−4)。このように異常判定手段42が異常と判定すると、制御手段36は、撮影手段10を作動させて監視エリア6を撮影し(ステップS11−5)、これにより監視エリア6内に侵入した侵入者が撮影手段10により撮影され、撮影手段10からの撮影データが、電気ケーブルを介して端末装置12へと送られて端末側記憶手段30に記憶される(ステップS11−6)。また、端末装置12は、撮影手段10より送られた撮影データを端末装置12の送受信手段48により通信回線20を介して管理装置8に送信し(ステップS11−7)、この送信された撮影データは、管理装置8の送受信手段26により受信されて管理側記憶手段22に記憶される(ステップS11−8)。このように撮影データは、端末装置12の端末側記憶手段30及び管理装置8の管理側記憶手段22の双方に記憶(保存)されるので、仮に端末装置12が破壊されたとしても、この撮影データは管理側記憶手段22に残るようになる。
その後、侵入者が監視エリア6より退出して侵入者検知手段14が侵入者を検知しなくなると、制御手段36は撮影手段10の作動を停止し(ステップS11−9,S11−10)、再びステップS11−3に戻り、第3監視モードによる監視エリア6の監視が継続して行われる。
ステップS8−3において、第3監視モード設定中に、例えば帰宅した家人が監視エリア6内に入ってきたときには、上述したと同様にしてステップS11−3からステップS11−8までが実行され、撮影手段10による監視エリア6の撮影が行われ、その撮影データが端末側記憶手段30に記憶される。このとき、家人が端末装置12の入力手段46を解除操作すると、監視モード解除手段34は設定された第3監視モードを解除し(ステップS11−9,S11−11)、制御手段36は、撮影手段10及び侵入者検知手段14の作動を停止させる(ステップS11−12)、このようにして第3監視モードによる監視が終了する。
第3監視モードを解除した後、家人が端末装置12の入力手段46を操作することにより、端末側記憶手段30に記憶された撮影データに基づく映像(又は、画像情報)を表示手段50に表示させることができ、これにより、家人の留守中における監視エリア6の様子を確認することが可能となる。家人の留守中に監視エリア6に異常がなかったことが確認された場合には、端末装置12の入力手段46を操作して端末側記憶手段30に記憶された撮影データを消去するように構成してもよい。あるいは、端末側記憶手段30には、所定作動回数、例えば50個分(すなわち、防犯システム2の作動50回分)の撮影データが蓄積されて記憶されるようにし、50個分の撮影データが端末側記憶手段30に蓄積されている状態において、新たに最新の撮影データが記憶されると、それと同時に最も古い撮影データが自動的に消去されるように構成してもよい。
なお、システム管理会社18のオペレータが、管理装置8の表示手段28にリアルタイムに表示された撮影データに基づく映像(又は、画像情報)を監視しておくようにし、オペレータが監視エリア6内に侵入者が侵入者したことを確認したときに、システム管理会社18の警備員などを一般家屋4へ向かわせるようにしてもよい。
本実施形態による防犯システム2では、次のような作用効果が達成される。撮影手段10により撮影して得られる撮影データは、端末装置12の端末側記憶手段30及び管理装置8の管理側記憶手段22の双方に記憶されているので、例えば、侵入者が監視エリア6に設置された端末装置12を破壊した場合や、端末装置12及び管理装置8のいずれか一方が故障した場合などであっても、監視エリア6を撮影した撮影データを確実に保存することができ、監視エリア6内に侵入した侵入者を確実に特定することが可能となる。また、本実施形態による防犯システム2は、既存のパソコンなどに所定のアプリケーションプログラムを組み込むことにより容易に導入することができ、また既存の音楽鑑賞用スピーカなどを警報音発生手段16として用いることができるので、防犯システム2の導入コストを低減することが可能となる。
次に、図7を参照して、防犯システムの他の実施形態について説明する。図7は、他の実施形態による防犯システムの構成を簡略的に示すブロック図である。図7において、図1〜図5に示す実施形態の構成要素と実質上同一の構成要素には、同一の符号を付してその説明を省略する。
図7において、この他の実施形態の防犯システム2Aでは、端末装置12Aに関連して携帯端末装置52が設けられ、端末装置12Aと携帯端末装置52とが通信接続されるように構成されている。この携帯端末装置52は、例えば携帯電話機や携帯情報端末などから構成され、通信回線20を介して一般家屋4の端末装置12Aと通信接続されている。この携帯端末装置52は、携帯端末本体54と、各種処理命令や各種信号などを入力操作するための入力手段56と、撮影データなどの各種データを表示するための表示手段58と、撮影データなどの各種データや各種信号などを一般家屋4の端末装置12Aとの間で相互に送受信するための送受信手段60と、から構成され、携帯端末装置52側の送受信手段60、通信回線20及び端末装置12A側の送受信手段48が携帯端末装置52と端末装置12Aとの間で送受信するための通信手段を構成する。この携帯端末本体54は、携帯端末側制御手段62と、撮影データが記憶される携帯端末側記憶手段63と、を備えている。入力手段56は、テンキー64及び警報信号入力手段66から構成され、また表示手段58は、液晶表示パネルなどから構成されている。入力手段56の警報信号入力手段66は、例えば音声マイクなどから構成されており、肉声に基づく警報信号(音声信号)がこの警報信号入力手段66より入力される。また、端末装置12Aの制御手段36Aは、携帯端末装置52の警報信号入力手段66からの警報信号を所要の通りに処理するための警報信号処理手段68を備えている。
この他の実施形態の防犯システム2Aでは、第1監視モード又は第2監視モードの設定時に検知手段14が侵入者を検知した場合には、端末装置12Aの制御手段36Aは、異常発生信号を送受信手段60及び通信回線20を介して携帯端末装置52の携帯端末本体54へ送信する。このように送信された異常発生信号を送受信手段60を介して携帯端末本体54が受信すると、携帯端末本体54の携帯端末側制御手段62は、監視エリア(図示せず)内に侵入者が侵入したことを示す警報表示を携帯端末装置52の表示手段58に表示させる。携帯端末装置52を携帯している外出先の家人は、携帯端末装置52の表示手段58に表示された警報表示を目視で確認することにより、監視エリア内に侵入者が侵入したことを知ることができる。
監視エリアの様子を確認する場合には、携帯端末装置54の入力手段56を入力操作して撮影手段10の撮影データを得るようにすればよく、かく入力操作すると、携帯端末装置54の携帯端末側制御手段62は、送信指令信号を通信回線20を介して端末装置12Aへ送信し、端末装置12Aは、受信した送信指令信号に基づき撮影データを送受信手段48及び通信回線20を介して携帯端末装置52へ送信する。この送信された撮影データは、携帯端末側記憶手段63に記憶されるとともに、撮影データに基づく映像(又は、画像情報)が表示手段58にリアルタイムに表示され、これにより家人が外出先などで一般家屋4の監視エリアの様子を確認することができる。なお、監視エリア内に侵入者が侵入したことを確認したときには、システム管理会社18や警察に通報するなどの適切な処置を施すことが可能となる。
また、第3監視モードの設定時においても同様に、外出先の家人は、携帯端末装置52の入力手段56を操作することにより、撮影データに基づく映像(又は、画像情報)を表示手段58にリアルタイムに表示させることができ、監視エリア内の様子を確認することができる。
この他の実施形態では、携帯端末装置52の警報信号入力手段66に向けて肉声を発することにより、監視エリア6内に侵入した侵入者に対して直接的に警報を発することができるように構成されている。家人の肉声による警報信号が警報信号入力手段66に入力される(警報信号入力手段66に向けて肉声を発する)と、警報信号入力手段66に入力された警報信号は、携帯端末装置52の送受信手段60及び通信回線20を介して端末装置12Aに送信され、制御手段36Aの警報信号処理手段68は、送信された警報信号を送受信手段48を介して受信して所要の通りに処理し、これにより制御手段36Aは、この警報信号に対応する警報音(警報)を警報音発生手段16より出力させる。例えば、「直ちに監視エリアより退散せよ。」などの家人の肉声が警報音発生手段16より出力され、これにより、効果的に侵入者を威嚇することができる。なお、第3監視モードを設定した場合には、制御手段36Aの出力状態設定手段40は、警報音発生手段16の出力状態を消音状態に設定するので、携帯端末装置52を用いたこのような威嚇を行うことはできない。
このような携帯端末装置52による警報は、図1〜図6に示す実施形態における警報音発生手段16による警報(例えば、サイレン音などによる警報)に加えて行うようにするのが望ましく、このように警報を行うことによって侵入者に対するより効果的な威嚇を行うことができるが、このような構成に代えて、携帯端末装置52による警報のみを行うようにしてもよい。
なお、入力手段56のテンキー64を操作することにより、携帯端末側制御手段62が警報指令信号を通信回線20を介して端末装置12Aに送信し、端末装置12Aの制御手段36Aは、この警報指令信号に基づき警報音発生手段16より警報設定レベルの出力状態でもってサイレン音などの警報音を出力させるようにしてもよい。あるいは、監視エリアに集音マイク(図示せず)を設置し、端末装置12Aの制御手段36Aが、集音マイクからの音信号を通信回線20を介して携帯端末装置52に送信するように構成し、携帯端末装置52に設けたスピーカ(図示せず)により監視エリア内の音を出力させるようにしてもよい。
この他の実施形態では、さらに、端末装置12Aの動作確認が行われるように構成されている。このことに関連して、管理装置8Aには動作確認手段72及び計時手段74が設けられ、また端末装置12Aの制御手段36Aには動作応答手段76及び計時手段78が設けられる。管理装置8Aの動作確認手段72は動作確認信号を所定時間間隔、例えば10分間隔に生成し、端末装置12Aの動作応答手段76は上記動作確認信号に基づいて動作応答信号を生成する。また、計時手段74,78は、時刻を計時する。
端末装置12Aの動作確認は、例えば、次のようにして行われる。監視モード設定手段32により第1(又は第2、第3)監視モードが設定されると、この設定信号が通信回線20を介して管理装置8Aに送信され、第1(又は第2、第3)監視モードによる監視中にわたって動作確認が行われる。すなわち、管理装置8Aの動作確認手段72は所定時間間隔毎に動作確認信号を生成し、この動作確認信号を通信回線20を介して端末装置12Aに送信する。一方、端末装置12Aの動作応答手段76は、動作確認信号を受信すると動作応答信号を生成し、この動作応答信号を通信回路20を介して管理装置8Aに送信すし、管理装置8Aの動作確認手段72がこの動作応答信号を受信する。このように動作確認信号に応答する動作応答信号を受信するので、この動作応答信号を受信しなくなると端末装置12Aに何らかの異常が発生していることであり、この実施形態では、動作確認手段72は、侵入者検知手段14が侵入者を検知していないときにこの動作応答信号を受信しなくなるとシステムに何らかの故障が発生したとしてシステム故障と判定し、その旨を表示手段28に表示し、これにより管理装置8A側にてシステム故障を知ることができ、また侵入者検知手段14が侵入者を検知しているときにこの動作応答信号を受信しなくなると端末装置12Aが侵入者により破損されたとしてシステム破損と判定し、その旨を表示手段28に表示し、これにより管理装置8A側にてシステム破損を知ることができる。なお、このような構成に加えて、システム故障又はシステム破損が発生したときに、管理装置8Aから携帯端末装置52にその旨をメールなどで送信するようにして家人に知らせるようにしてもよい。
また、この実施形態では、端末装置12Aが計時手段78を含んでいるので、この計時手段78の時刻情報を利用し、撮影手段10の撮影データにこの計時手段78の時刻データを組み合わせた時刻付き撮影データを作成し、この時刻付き撮影データを端末側記憶手段30に記憶するとともに、管理側記憶手段22に記憶するのが望ましい。このように時刻データを組み合わせることにより、侵入者の監視エリアへの侵入履歴を容易に把握することができ、これによって、撮影データの再生が非常に容易となる。
また、こ実施形態では、携帯端末装置52を利用ているので、この携帯端末装置52を用いて第1、第2又は第3監視モードの設定と、第1、第2又は第3監視モードの設定解除を行うように構成することもできる。
以上、本発明に従う防犯システムの各種実施形態について説明したが、本発明はかかる実施形態に限定されるものではなく、本発明の範囲を逸脱することなく種々の変形乃至修正が可能である。
例えば、上記実施形態では、第1及び監視モードにおいて、警報音発生手段16より出力される警報音により警報を行うように構成したが、この警報音による警報とともに、フラッシュライトや赤色灯などの警報光による警報を行うようにしてもよい。あるいは、警報音による警報を行わず、警報光による警報のみを行うようにしてもよい。
また例えば、上記実施形態では、撮影手段10、端末装置12(12A)、侵入者検知手段14及び警報音発生手段16を監視エリア6内に設置するようにしたが、これに限られず、これらのうちのいずれか又は全てを監視エリア6外に適宜設置するようにしてもよい。
また例えば、端末装置12(12A)の所定のアプリケーションプログラムを起動後、端末装置12(12A)の入力手段46を操作することにより、予備警報設定レベル、本警報設定レベル、遅延時間、予備警報期間及び本警報期間などを適宜設定できるように構成してもよい。
本発明の一実施形態による防犯システムの監視エリアを簡略的に示す要部斜視図である。 図1の防犯システムの構成を簡略的に示すブロック図である。 他の実施形態の侵入者検知手段による監視エリアの設定を説明するための簡略図である。 図1の防犯システムの制御の流れを示すフローチャートである。 図4のフローチャートにおける第1監視モードの内容を具体的に示すフローチャートである。 図4のフローチャートにおける第2監視モードの内容を具体的に示すフローチャートである。 他の実施形態による防犯システムの構成を簡略的に示すブロック図である。
符号の説明
2,2A 防犯システム
6 監視エリア
8 管理装置
10 撮影手段
12,12A 端末装置
14 検知手段
16 警報音発生手段
20 通信回線
22 管理側記憶手段
30 端末側記憶手段
32 監視モード設定手段
34 監視モード解除手段
36 制御手段
52 携帯端末装置
66 警報信号入力手段
72 動作確認手段
76 動作応答手段

Claims (8)

  1. 監視エリア内への侵入者の有無を監視するための防犯システムにおいて、
    監視エリアを撮影するための撮影手段と、前記撮影手段からの撮影データが送られる端末装置と、前記端末装置と通信手段を介して通信接続された管理装置と、を備え、
    前記端末装置及び前記管理装置はそれぞれ、端末側記憶手段及び管理側記憶手段を備えており、前記撮影手段により撮影して得られた撮影データは、前記端末装置に送信されて前記端末側記憶手段に記憶され、また前記端末装置は、この撮像データを前記通信手段を介して前記管理装置に送信し、送信された撮像データは前記管理側記憶手段に記憶されることを特徴とする防犯システム。
  2. 監視エリア内への侵入者を検知するための侵入者検知手段と、侵入者に対して警報を出力する警報手段と、を備え、前記端末装置は、監視モードの設定を行うための監視モード設定手段と、監視モードの解除を行うための監視モード解除手段と、前記侵入者検知手段、前記警報手段及び前記撮影手段をそれぞれ制御するための制御手段と、を備え、前記監視モード設定手段は、前記撮影手段からの撮影データを多く記録する第1監視モードと、前記撮影手段からの撮影データを少なく記録する第2監視モードとに設定可能であり、
    前記監視モード設定手段により第1監視モード又は第2監視モードが設定されると、前記制御手段は、前記侵入者検知手段を作動状態にさせるとともに、前記警報手段の出力状態を強制的に警報設定レベルに設定し、また前記侵入者検知手段が監視エリア内への侵入者を検知すると、前記制御手段は、前記撮影手段を作動させて監視エリアを撮影するとともに、前記警報手段を作動させて前記警報設定レベルの出力状態でもって警報を出力させることを特徴とする請求項1に記載の防犯システム。
  3. 前記監視モード解除手段により設定した第1監視モード又は第2監視モードが解除されると、前記制御手段は、前記警報手段の出力状態を前記警報設定レベルから元の状態に設定変更することを特徴とする請求項2に記載の防犯システム。
  4. 前記監視モード設定手段は、更に、第3監視モードに設定可能であり、前記監視モード設定手段により第3監視モードが設定されると、前記制御手段は、前記侵入者検知手段を作動状態にさせるとともに、前記警報手段の出力状態を強制的に消音状態に設定し、また前記侵入者検知手段が監視エリア内への侵入者を検知すると、前記制御手段は、前記撮影手段を作動させて監視エリアを撮影し、また前記監視モード解除手段により設定した第3監視モードが解除されると、前記制御手段は、前記警報手段の出力状態を消音状態から元の状態に設定変更することを特徴とする請求項3に記載の防犯システム。
  5. 前記侵入者検知手段は、前記撮影手段と、前記撮影手段の監視エリアの撮影データに基づいて侵入者の侵入を判定する侵入者判定手段と、前記撮影手段の監視エリアを設定する監視エリア設定手段とから構成され、前記監視エリア設定手段は、監視エリアを複数の撮影領域に分割し、前記複数の撮影領域を任意に選択可能であり、前記侵入者判定手段は、前記監視エリア設定手段により設定された前記撮影領域の撮影データに基づいて侵入者の侵入を判定することを特徴とする請求項1〜4のいずれかに記載の防犯システム。
  6. 前記端末装置に関連して、警報信号入力手段を備えた携帯端末装置が設けられ、前記携帯端末装置は、前記通信手段を介して前記端末装置と通信接続されており、前記端末装置は、前記撮影手段により撮影して得られる撮影データを前記通信手段を介して前記携帯端末装置に送信し、また前記携帯端末装置は、前記警報信号入力手段により入力された警報信号を前記通信手段を介して前記端末装置に送信し、前記端末装置の前記制御手段は、送信された前記警報信号に対応する警報を前記警報手段より出力させることを特徴とする請求項1〜5のいずれかに記載の防犯システム。
  7. 前記警報手段は、警報音を発する警報音発生手段から構成され、前記警報設定レベルは、予備警報設定レベルと本警報設定レベルとから構成されており、
    前記制御手段は、前記侵入者検知手段が監視エリア内の侵入者を検知してから予備警報期間が経過する前においては、前記予備警報設定レベルの出力状態でもって警報音を前記警報音発生手段より出力させ、また前記予備警報期間の経過後の本警報期間においては、前記本警報設定レベルの出力状態でもって警報音を前記警報音発生手段より出力させることを特徴とする請求項2〜6のいずれかに記載の防犯システム。
  8. 前記管理側記憶手段に関連して、前記端末装置の動作確認を行う動作確認手段が設けられ、前記監視モード設定手段により第1監視モード又は第2監視モードが設定されると、前記動作確認手段は所定時間間隔毎に動作確認信号を前記通信手段を介して前記端末装置に送信し、前記侵入者検知手段が侵入者を検知しない状態において前記端末装置からの動作応答信号を受信しなくなるとシステム故障と判定し、前記侵入者検知手段が侵入者を検知する状態において前記端末装置からの前記動作確認信号を受信しなくなるとシステム破損と判定することを特徴とする請求項1〜7のいずれかに記載の防犯システム。
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