JP2006331185A - 制御装置、書換装置、書換方法および書換プログラム - Google Patents

制御装置、書換装置、書換方法および書換プログラム Download PDF

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Abstract

【課題】製造コストを抑えることができ、かつ、記憶データの変更後においても品質を確保することができる制御装置と、その書換装置を提供すること。
【解決手段】制御装置の記憶部に調整値記憶部およびプログラム記憶部の2つの領域を有するよう構成する。また、書換装置の書換処理部が、制御装置のプログラム記憶部に記憶されている制御プログラムを新たな制御プログラムに書換えるプログラム書換処理、および/または、調整値記憶部に記憶されている調整値を新たな調整値に書換える調整値書換処理を行うよう構成する。さらに、書換装置の書換チェック処理部が、書換処理が成功したか否かを確認するよう構成する。
【選択図】 図2

Description

この発明は、書換可能なメモリに制御プログラムを記憶し、前記制御プログラムを動作させることによって外部装置を制御する制御装置、制御プログラムの書換装置、書換方法および書換プログラムに関し、特に、製造コストを抑えることができ、かつ、記憶データの変更後においても品質を確保することができる制御装置、制御装置に格納される制御プログラムや調整値の書換処理の信頼性を向上させることができる書換装置、書換方法および書換プログラムに関する。
従来、自動車などに搭載されるECU(「電子制御ユニット」、以下、「制御装置」と呼ぶ)では、制御装置の動作に幅を持たせておき、かかる動作を決定するデータである「調整値」を変更することによって制御装置の調整を行うことが一般的に行われている。
かかる調整値は、制御装置の製造後、たとえば、制御対象となる装置を接続した段階や、制御内容を変更する段階などにおいて書換えることができるように、書換え可能な不揮発性メモリに格納される。
ところで、かかる制御装置上で動作する制御プログラムは、仕様変更やバグ修正といったプログラム変更に対応するために、制御プログラム格納用の書換え可能な不揮発性メモリに格納される。この場合、この制御プログラム格納用メモリは、上記した調整値格納用メモリとは別に設けられることが一般的である。
たとえば、特許文献1には、調整値格納用メモリと制御プログラム格納用メモリとを備えており、調整値格納用メモリに格納された調整値を変更することが可能な乗員検知ECUが開示されている。また、特許文献2には、無線通信を用いて車載ECUのメモリ書換を行うメモリ書換装置が開示されている。
特開2004−125595号公報 特開2004−28000号公報
しかしながら、特許文献1のように調整値格納用メモリと制御プログラム格納用メモリとを備えた従来の制御装置では、複数個のメモリを搭載するために製造コストが増加するという問題があった。
このため、制御プログラム格納用メモリに調整値を格納することも考えられるが、単に調整値を格納することとしたのでは、格納されている制御プログラムの動作に悪影響を及ぼす恐れもあり、調整値書換え後における制御装置の品質を確保することが困難となる。
また、特許文献2の技術は、制御装置のメモリ書換を無線を用いることによって簡便に行うものであり、制御装置のメモリ書換の信頼性を向上させるものではない。すなわち、無線を用いることによって制御装置のメモリ書換を簡便に行うことができる技術を開示したものであり、メモリ書換が正常に行われたか否かを確認する技術を示したものではない。
これらのことから、製造コストを抑えることができ、かつ、記憶データの変更後においても品質を確保することができる制御装置をいかにして実現するかが大きな課題となっている。また、かかる制御装置の書換装置にあっては、制御装置に格納される制御プログラムや調整値の書換処理の信頼性を向上させることが求められる。
この発明は、上述した従来技術による問題点を解消するためになされたものであり、製造コストを抑えることができ、かつ、記憶データの変更後においても品質を確保することができる制御装置、制御装置に格納される制御プログラムや調整値の書換処理の信頼性を向上させることができる書換装置、書換方法および書換プログラムを提供することを目的とする。
上述した課題を解決し、目的を達成するため、請求項1の発明に係る制御装置は、書換可能なメモリに制御プログラムを記憶し、前記制御プログラムを動作させることによって外部装置を制御する制御装置であって、前記制御プログラムを記憶するための領域であるプログラム記憶領域と該制御プログラムの調整値を記憶するための領域である調整値記憶領域とを前記メモリ上に有する記憶手段を備えたことを特徴とする。
また、請求項2の発明に係る書換装置は、制御プログラムを記憶するための領域であるプログラム記憶領域と、前記制御プログラムの調整値を記憶するための領域である調整値記憶領域とを有する書換可能なメモリを備えており、前記調整値に基づいて前記制御プログラムを動作させることによって外部装置を制御する制御装置に対し、前記メモリの書換処理を行う書換装置であって、前記プログラム領域に記憶されている制御プログラムを新たな制御プログラムに書換えるプログラム書換処理、および/または、前記調整値領域に記憶されている調整値を新たな調整値に書換える調整値書換処理、を行う書換手段を備えたことを特徴とする。
また、請求項3の発明に係る書換装置は、請求項2の発明において、前記新たな制御プログラムを記憶する書換データ記憶手段と、前記書換データ記憶手段の前記新たな制御プログラムと、前記制御装置の前記メモリに書込まれた該新たな制御プログラムとを対比することによって書換処理が成功したか否かを確認する書換確認手段と、をさらに備えたことを特徴とする。
また、請求項4の発明に係る書換装置は、請求項3の発明において、前記書換データ記憶手段は、前記新たな調整値をさらに記憶し、前記書換確認手段は、前記書換データ記憶手段の前記新たな調整値と、前記制御装置の前記メモリに書込まれた該新たな調整値とを対比することによって書換処理が成功したか否かを確認することを特徴とする。
また、請求項5の発明に係る書換装置は、書換可能なメモリに制御プログラムを記憶し、前記制御プログラムを動作させることによって外部装置を制御する制御装置に対し、前記メモリの書換処理を行う書換装置であって、制御プログラムおよび調整値を取り込み、該制御プログラムに該調整値を反映させる調整値反映手段と、前記制御装置の前記メモリに記憶されている制御プログラムを、前記調整値反映手段によって生成された調整値反映済プログラムに書換える書換手段と、を備えたことを特徴とする。
また、請求項6の発明に係る書換装置は、請求項5の発明において、前記調整値反映済プログラムの動作確認を行う反映確認手段をさらに備え、前記書換手段は、前記制御装置の前記メモリに記憶されている制御プログラムを、前記反映確認手段によって正常に動作することが確認された前記調整値反映済プログラムに書換えることを特徴とする。
また、請求項7の発明に係る書換装置は、請求項5または6の発明において、前記調整値反映済プログラムを記憶するための書換データ記憶手段と、前記書換データ記憶手段の前記調整値反映済プログラムと、前記制御装置の前記メモリに書込まれた該調整値反映済プログラムとを対比することによって書換処理が成功したか否かを確認する書換確認手段と、をさらに備えたことを特徴とする。
また、請求項8の発明に係る書換装置は、請求項2〜7のいずれか一つの発明において、前記制御装置が接続された車載LANを介して該制御装置と通信処理を行う通信手段をさらに備え、前記書換手段は、前記通信手段を用いて前記制御装置の前記メモリに記憶されたデータを書換えることを特徴とする。
また、請求項9の発明に係る書換方法は、制御プログラムを記憶するための領域であるプログラム記憶領域と、該制御プログラムの調整値を記憶するための領域である調整値記憶領域とを有する書換可能なメモリを備えており、前記調整値に基づいて前記制御プログラムを動作させることによって外部装置を制御する制御装置に対し、前記メモリの書換処理を行う書換方法であって、前記プログラム領域に記憶されている制御プログラムを新たな制御プログラムに書換えるプログラム書換処理、および/または、前記調整値領域に記憶されている調整値を新たな調整値に書換える調整値書換処理、を行う書換工程を含んだことを特徴とする。
また、請求項10の発明に係る書換方法は、書換可能なメモリに制御プログラムを記憶し、前記制御プログラムを動作させることによって外部装置を制御する制御装置に対し、前記メモリの書換処理を行う書換方法であって、制御プログラムおよび調整値を取り込み、該制御プログラムに該調整値を反映させる調整値反映工程と、前記制御装置の前記メモリに記憶されている制御プログラムを、前記調整値反映工程によって生成された調整値反映済プログラムに書換える書換工程と、を含んだことを特徴とする。
また、請求項11の発明に係る書換プログラムは、制御プログラムを記憶するための領域であるプログラム記憶領域と、該制御プログラムの調整値を記憶するための領域である調整値記憶領域とを有する書換可能なメモリを備えており、前記調整値に基づいて前記制御プログラムを動作させることによって外部装置を制御する制御装置に対し、前記メモリの書換処理を行う書換プログラムであって、前記プログラム領域に記憶されている制御プログラムを新たな制御プログラムに書換えるプログラム書換処理、および/または、前記調整値領域に記憶されている調整値を新たな調整値に書換える調整値書換処理、を行う書換手順をコンピュータに実行させることを特徴とする。
また、請求項12の発明に係る書換プログラムは、書換可能なメモリに制御プログラムを記憶し、前記制御プログラムを動作させることによって外部装置を制御する制御装置に対し、前記メモリの書換処理を行う書換プログラムであって、制御プログラムおよび調整値を取り込み、該制御プログラムに該調整値を反映させる調整値反映手順と、前記制御装置の前記メモリに記憶されている制御プログラムを、前記調整値反映手順によって生成された調整値反映済プログラムに書換える書換手順と、をコンピュータに実行させることを特徴とする。
請求項1に係る発明によれば、制御プログラムを記憶するための領域であるプログラム記憶領域と制御プログラムの調整値を記憶するための領域である調整値記憶領域とをメモリ上に有するよう構成したので、調整値を記憶するためのメモリを省略することによって、製造コストを抑えることができ、かつ、制御プログラムの格納エリアと調整値の格納エリアとを分離することによって、記憶データの変更後においても品質を確保することができるという効果を奏する。
また、請求項2に係る発明によれば、プログラム領域に記憶されている制御プログラムを新たな制御プログラムに書換えるプログラム書換処理、および/または、調整値領域に記憶されている調整値を新たな調整値に書換える調整値書換処理、を行うよう構成したので、分離された制御プログラムの格納エリアおよび調整値の格納エリアに、それぞれ、書換用プログラムおよび書換用調整値を書込むことによって、制御装置に格納される制御プログラムや調整値の書換処理の信頼性を向上させることができるという効果を奏する。
また、請求項3に係る発明によれば、新たな制御プログラムを記憶する書換データ記憶手段と、書換データ記憶手段の新たな制御プログラムと、制御装置のメモリに書込まれた新たな制御プログラムとを対比することによって書換処理が成功したか否かを確認する書換確認手段と、をさらに備えるよう構成したので、制御プログラムの書換処理の成否を確認することによって、制御プログラムの書換処理の信頼性を向上させることができるという効果を奏する。
また、請求項4に係る発明によれば、書換データ記憶手段は、新たな調整値をさらに記憶し、書換確認手段は、書換データ記憶手段の新たな調整値と、制御装置のメモリに書込まれた新たな調整値とを対比することによって書換処理が成功したか否かを確認するよう構成したので、調整値の書換処理の成否を確認することによって、調整値の書換処理の信頼性を向上させることができるという効果を奏する。
また、請求項5に係る発明によれば、制御プログラムおよび調整値を取り込み、制御プログラムに調整値を反映させる調整値反映手段と、制御装置の前記メモリに記憶されている制御プログラムを、調整値反映手段によって生成された調整値反映済プログラムに書換える書換手段と、を備えるよう構成したので、書換装置側で調整値の反映を行うことによって、制御装置側に調整値格納用メモリがない場合であっても、書換処理の信頼性を向上させることができるという効果を奏する。
また、請求項6に係る発明によれば、調整値反映済プログラムの動作確認を行う反映確認手段をさらに備え、書換手段は、制御装置のメモリに記憶されている制御プログラムを、反映確認手段によって正常に動作することが確認された調整値反映済プログラムに書換えるよう構成したので、調整値反映処理の成否を確認することによって、書換処理の信頼性を向上させることができるという効果を奏する。
また、請求項7に係る発明によれば、調整値反映済プログラムを記憶するための書換データ記憶手段と、書換データ記憶手段の調整値反映済プログラムと、制御装置のメモリに書込まれた調整値反映済プログラムとを対比することによって書換処理が成功したか否かを確認する書換確認手段と、をさらに備えるよう構成したので、調整値反映済プログラムの書換処理の成否を確認することによって、書換処理の信頼性を向上させることができるという効果を奏する。
また、請求項8に係る発明によれば、制御装置が接続された車載LANを介して制御装置と通信処理を行う通信手段をさらに備え、書換手段は、通信手段を用いて制御装置のメモリに記憶されたデータを書換えるよう構成したので、車載LANに接続された制御装置の書換処理を効率的に行うことができるという効果を奏する。
また、請求項9に係る発明によれば、プログラム領域に記憶されている制御プログラムを新たな制御プログラムに書換えるプログラム書換処理、および/または、調整値領域に記憶されている調整値を新たな調整値に書換える調整値書換処理、を行う書換工程を含むよう構成したので、分離された制御プログラムの格納エリアおよび調整値の格納エリアに、それぞれ、書換用プログラムおよび書換用調整値を書込むことによって、制御装置に格納される制御プログラムや調整値の書換処理の信頼性を向上させることができるという効果を奏する。
また、請求項10に係る発明によれば、制御プログラムおよび調整値を取り込み、制御プログラムに調整値を反映させる調整値反映工程と、制御装置のメモリに記憶されている制御プログラムを、調整値反映工程によって生成された調整値反映済プログラムに書換える書換工程と、を含むよう構成したので、書換装置側で調整値の反映を行うことによって、制御装置側に調整値格納用メモリがない場合であっても、書換処理の信頼性を向上させることができるという効果を奏する。
また、請求項11に係る発明によれば、プログラム領域に記憶されている制御プログラムを新たな制御プログラムに書換えるプログラム書換処理、および/または、調整値領域に記憶されている調整値を新たな調整値に書換える調整値書換処理、を行う書換手順をコンピュータに実行させるよう構成したので、分離された制御プログラムの格納エリアおよび調整値の格納エリアに、それぞれ、書換用プログラムおよび書換用調整値を書込むことによって、制御装置に格納される制御プログラムや調整値の書換処理の信頼性を向上させることができるという効果を奏する。
また、請求項12に係る発明によれば、制御プログラムおよび調整値を取り込み、制御プログラムに調整値を反映させる調整値反映手順と、制御装置のメモリに記憶されている制御プログラムを、調整値反映手順によって生成された調整値反映済プログラムに書換える書換手順と、をコンピュータに実行させるよう構成したので、書換装置側で調整値の反映を行うことによって、制御装置側に調整値格納用メモリがない場合であっても、書換処理の信頼性を向上させることができるという効果を奏する
以下に添付図面を参照して、この発明に係る制御装置、書換装置、書換方法および書換プログラムの好適な実施例1〜2を詳細に説明する。
図1は、実施例1に係る制御装置の概要を示す図である。なお、図1においては、従来の制御装置を上段に示しており、実施例1に係る制御装置を下段に示している。同図の上段に示したように、従来の制御装置では、制御プログラム記憶用メモリと調整値記憶用メモリとを別個に有していた。なお、制御プログラムや調整値の変更を可能とするためには、これらのメモリとして書換可能な不揮発性メモリ(たとえば、フラッシュメモリ)を用いる必要がある。
このように、従来の制御装置では、制御プログラム記憶用メモリと調整値記憶用メモリとを有しているので、制御装置の製造コストがかさむという問題があった。このため、上記した調整値記憶用メモリを省略し、制御プログラム記憶用メモリに調整値を記憶させることも考えられる。このようにすることで、制御装置の製造コストを抑制できることが予想される。
しかしながら、制御プログラム記憶用メモリに調整値を記憶させることとすると、調整値の書換えの際に、記憶済の制御プログラムの一部を破壊するなど、制御プログラムの正常動作を阻害することになりかねない。
そこで、図1の下段に示したように、実施例1に係る制御装置では単一のメモリ上に、制御用プログラムを記憶させるための制御プログラム記憶領域と、調整値を記憶させるための調整値記憶領域とを設けることとした。このようにしたことで、調整値記憶用の専用メモリを省略することによって制御装置の製造コストを抑制することができる。
次に、本実施例1に係る制御装置と、この制御装置の書換処理を行うための書換装置の構成について図2を用いて説明する。図2は、実施例1に係る制御装置および書換装置の構成を示す機能ブロック図である。同図に示すように、制御装置10は、記憶部11と、通信I/F部12とを備えており、記憶部11は、調整値記憶部11aと、プログラム記憶部11bとをさらに備えている。
制御装置10は、CPUを内蔵しており(図示せず)、記憶部11に記憶されたプログラムを動作させることによって、外部の装置(図示せず)を制御する装置であり、たとえば、車載用のECUが該当する。
記憶部11は、フラッシュメモリ等のように記憶データを書換え可能な不揮発性メモリから構成される記憶部であり、調整値を記憶するための領域である調整値記憶部11aと、制御プログラムを記憶するための領域であるプログラム記憶部11bとの2つの領域を内部に有している。
通信I/F部12は、車載LANなどに接続するための通信デバイスから構成され、記憶部11からデータを読み出して書換装置20に渡したり、書換装置20から受け取ったデータを記憶部11に格納したりする処理を行う処理部である。
このように、本実施例1に係る制御装置10では、記憶部11に調整値記憶部11aおよびプログラム記憶部11bの2つの領域を有するよう構成したので、調整値記憶用の専用メモリを省略することによって制御装置の製造コストを抑制することができる。また、この記憶部11に記憶されたデータの書換処理を行う場合には、制御プログラムの書換処理と、調整値の書換処理とがお互いに干渉することがないので、書換処理の信頼性を高めることが可能となる。
次に、本実施例1に係る書換装置20の構成について説明する。書換装置20は、入力部21と、記憶部22と、制御部23と、通信I/F部24とを備えている。また、記憶部22は、書換用調整値22aと、書換用プログラム22bとを記憶し、制御部23は、書換処理部23aと、書換チェック処理部23bとをさらに備えている。
書換装置20は、制御装置10の記憶部11に記憶されている調整値あるいは制御プログラムを書換える処理を行う装置である。なお、実施例1では、書換装置20が調整値の書換処理および制御プログラムの書換処理を行う場合について説明するが、これに限らず、調整値のみの書換処理を行う書換装置を構成したり、制御プログラムのみの書換処理を行う書換装置を構成したりすることとしてもよい。
入力部21は、書換用のプログラム(制御プログラム)や、書換用の調整値の読込み処理を行う処理部である。この入力部21としては、たとえば、可搬型フラッシュメモリの読取装置や、FD(フレキシブルディスク)やCD−ROMといった可搬型記録媒体の読取装置がある。
記憶部22は、書換用調整値22aおよび書換用プログラム22bを一時的に記憶するための記憶部である。また、この記憶部22に記憶されたデータ(22aおよび22b)は、書換処理部23aおよび書換チェック処理部23bにおいて用いられる。なお、本実施例1では、制御装置10に対する書換処理が成功したか否かを確認するための書換チェック処理を行う場合について説明するが、この書換チェック処理を行わない場合には、記憶部22に上記データ(22aおよび22b)を記憶せず、書換用プログラムおよび書換用調整値を入力部21から直接、書換処理部23aに渡すこととしてもよい。
制御部23は、記憶部22に記憶された書換用データを用いて制御装置10の記憶部11に記憶されたデータを書換える処理を行うとともに、制御装置10に対する書換処理が成功したか否かを確認するための書換チェック処理を行う処理部である。
書換処理部23aは、記憶部22から書換用調整値22aあるいは書換用プログラム22bを読出し、通信I/F部24を介することによって、制御装置10の記憶部11のデータをこれらのデータ(22aあるいは22b)で書換える処理を行う処理部である。
たとえば、調整値の書換を行う場合には、この書換処理部23aは、記憶部22から書換用調整値22aを読出し、読出した書換用調整値22aを制御装置10の調整値記憶部11aに書込む。また、制御プログラムの書換を行う場合には、記憶部22から書換用プログラム22bを読出し、読出した書換用プログラム22bを制御装置10のプログラム記憶部11bに書込む。
書換チェック処理部23bは、制御装置10に対する書換用プログラムの書換処理が成功したか否かの確認を行う処理部である。具体的には、この書換チェック処理部23bは、通信I/F部24を介して制御装置10のプログラム記憶部11bに書込まれた書換用プログラムを読出し、読み出した書換用プログラムと、記憶部22の書換用プログラム22bとを対比することによって、書換処理が正常に行われたか否かを確認する処理を行う。
なお、本実施例1では、この確認処理としてベリファイチェックを行う場合について説明する。しかしながら、これに限らず、チェックサム値チェックのように簡略化したチェックを行うこととしてもよい。また、本実施例1では、書換チェック処理部23bのチェック対象を書換用プログラムとしたが、書換用調整値をチェック対象に含めることとしてもよい。
通信I/F部24は、車載LANなどに接続するための通信デバイスから構成され、記憶部22からデータを読み出して制御装置10に渡したり、制御装置10から受け取ったデータを記憶部22に格納したりする処理を行う処理部である。
なお、書換装置20は、データの書換処理および書換チェック処理を行う場合にのみ車載LANに接続すれば足りるので、この通信I/F部24は、車載LANなどへの接続および取り外しが容易なコネクタを備えるものとする。
次に、本実施例1に係る書換装置の処理手順について図3を用いて説明する。図3は、実施例1に係る書換装置の処理手順を示すフローチャートである。同図に示すように、書換処理部23aは、書換対象が調整値であるか否かを判定する(ステップS101)。そして、書換対象が調整値である場合には(ステップS101,Yes)、記憶部22の書換用調整値22aを読出し、読み出した書換用調整値22aを制御装置10の調整値記憶部11aに書込んで(ステップS102)処理を終了する。
一方、書換対象が調整値ではない場合、すなわち、書換対象が制御プログラムである場合には(ステップS101,No)、記憶部22の書換用プログラム22bを読出し、読み出した書換用プログラム22bを制御装置10のプログラム記憶部11bに書込む(ステップS103)。つづいて、書換チェック処理部23bは、制御装置10への書込み処理が成功したか否かを確認するために、書換チェック処理を行って(ステップS104)処理を終了する。
次に、図3に示した書換チェック処理(ステップS104)の詳細な処理手順について図4を用いて説明する。図4は、書換チェック処理の処理手順を示すフローチャートである。同図に示すように、書換チェック処理部23bは、制御装置10のプログラム記憶部11bの所定アドレス(たとえば、先頭アドレス)に格納されているデータ(データブロック)を読出す(ステップS201)。なお、読出されるデータのデータ長は、8バイト、64バイトのように任意の長さとすることができる。
つづいて、書換装置20の記憶部22に記憶された書換用プログラム22bの対応アドレス(たとえば、先頭アドレス)に格納されているデータを読出し、このデータと、ステップS201で読出したデータとを対比する(ステップS202)。そして、両データが一致した場合には(ステップS203,Yes)、ステップS204以降の処理を実行する。
一方、両データが一致しない場合には(ステップS203,No)、書換処理が失敗したとみなし、書換処理が異常である旨を利用者に対して報知する(ステップS206)。この場合、LEDランプなどの点滅や液晶ディスプレイへの表示などを行うことによって報知することとしてもよく、スピーカなどを用いて音声によって報知することとしてもよい。
つづいて、ステップS204以降の処理手順について説明する。書換チェック処理部23bは、書換用プログラム22bのサイズに基づいて全データ(書換用プログラム22bを構成する全データ)の比較が完了したか否かを判定する(ステップS204)。
そして、全データについての比較が完了していない場合には(ステップS204,No)、記憶装置10のプログラム記憶部11b内のアドレス位置および書換装置20の記憶部22におけるアドレス位置を、次のデータブロックの位置へ移動させる(ステップS205)。そして、ステップS201以降の処理を繰り返すことになる。
一方、全データについての比較が完了した場合には(ステップS204,Yes)、書換処理が正常である旨を利用者に対して報知し(ステップS207)、処理を終了する。なお、上述した図4の説明においては、制御用プログラムの書換処理が成功したか否かについての確認を行う場合について説明したが、調整値の書換処理が成功したか否かについての確認についても図4の処理手順を用いることができる。
上述してきたように、本実施例1では、制御装置の記憶部に調整値記憶部およびプログラム記憶部の2つの領域を有するよう構成したので、調整値記憶用の専用メモリを省略することによって制御装置の製造コストを抑制することができる。
また、書換装置の書換処理部が、制御装置のプログラム記憶部に記憶されている制御プログラムを新たな制御プログラムに書換えるプログラム書換処理、および/または、調整値記憶部に記憶されている調整値を新たな調整値に書換える調整値書換処理を行うよう構成したので、制御プログラムの書換処理と、調整値の書換処理とがお互いに干渉することがないため書換処理の信頼性を高めることが可能となる。
さらに、書換装置の書換チェック処理部が、制御装置の記憶部に格納された書換用プログラムあるいは書換用調整値を読み出して書換装置側の書換用プログラムあるいは書換用調整値と対比することによって書換処理が成功したか否かを確認するよう構成したので、書換処理後における制御装置の品質を確保することが可能となる。
上述した実施例1においては、一つのメモリ上に制御プログラム格納用領域と調整値格納用領域とを設けることで調整値格納用メモリを省略した制御装置と、この制御装置に対する書換処理を行うための書換装置について説明した。しかしながら、制御装置側に調整値を格納する領域自体を設けない構成とすることもできる。以下の実施例2では、調整値を格納する領域を有しない制御装置と、この制御装置に対する書換処理を行うための書換装置について説明する。
まず、本実施例2に係る制御装置と、この制御装置の書換処理を行うための書換装置の構成について図5を用いて説明する。図5は、実施例2に係る制御装置および書換装置の構成を示す機能ブロック図である。なお、以下の説明においては、実施例1との相違点について説明することとし、実施例1との共通点についての説明は省略することとする。
同図に示すように、制御装置10は、記憶部11と、通信I/F部12とを備えているが、実施例1とは異なり、記憶部11は領域分けがなされておらず、制御プログラムのみを格納するための記憶部となっている。
書換装置20は、実施例1と同様に、入力部21と、記憶部22と、制御部23と、通信I/F部24とを備えている。しかしながら、記憶部22が調整値反映済プログラム22cを記憶している点、制御部23が、調整値反映処理部23cおよび反映チェック処理部23dとをさらに備えている点で実施例1と異なる。なお、図5に示した書換処理部23eおよび書換チェック処理部23fは、図2に示した書換処理部23aおよび書換チェック処理部23bと同様の処理を行う処理部であるが、処理対象となるデータが異なるため実施例1とは異なる符号(23eおよび23f)としている。
調整値反映処理部23cは、入力部21を介して取り込んだ書換用プログラムに書換用調整値を反映させる処理を行う処理部である。すなわち、本実施例2では、書換装置20側において、書換用プログラムに書換用調整値を組込み(リプログラムし)、後述する反映チェック処理部23dで、調整値反映後の制御プログラムの動作を確認したうえで制御装置10に書込むこととしている。
なお、制御プログラムの書換を行う必要がない場合、すなわち、調整値のみの書換を行う場合には、書換装置20が制御装置10の記憶部11から制御プログラムを読み出し、書換装置20の調整値反映処理部23cが、読み出した制御プログラムに書換用調整値を反映させることとしてもよい。
反映チェック処理部23dは、調整値反映処理部23cが調整値を反映した制御プログラムに対して調整値の反映処理が正常に行われたか否かを確認する処理を行う処理部である。具体的には、この反映チェック処理部23dは、調整値反映済の制御プログラムに対して上記したチェックサム値チェックや、ベリファイチェック等のチェック処理を行うことで調整値の反映処理が正常に行われたか否かを確認する。なお、かかるチェック処理においては、調整値反映済の制御プログラムに対する動作チェック(たとえば、閾値を用いた入出力チェック)を行うこととしてもよい。
書換処理部23eは、反映チェック処理部23dにおいて反映処理が正常に行われたことが確認された制御プログラムを制御装置10の記憶部11に書込む処理を行う処理部である。また、この書換処理部23eは、かかる制御プログラムを調整値反映済プログラム22cとして記憶部22に記憶させる処理を行う。なお、この調整値反映済プログラム22cは、後述する書換チェック処理部23fにおいて用いられる。
書換チェック処理部23fは、制御装置10に対する制御プログラムの書換処理が成功したか否かの確認を行う処理部である。具体的には、この書換チェック処理部23fは、通信I/F部24を介して制御装置10の記憶部11に書込まれた制御プログラムを読出し、読み出した制御プログラムと、記憶部22の調整値反映済プログラム22cとを対比することによって、書換処理が正常に行われたか否かを確認する処理を行う。
次に、本実施例2に係る書換装置20の処理手順について図6を用いて説明する。図6は、実施例2に係る書換装置20の処理手順を示すフローチャートである。同図に示すように、まず、入力部21が書換用プログラムおよび書換用調整値を読み込む(ステップS301)。なお、上記したように、書換用プログラムを制御装置10の記憶部11から読み込むこととしてもよい。
つづいて、調整値反映処理部23cが、書換用プログラムに書換用調整値を反映し(ステップS302)、反映チェック処理部23dが、調整値反映済プログラムのチェックを行う(ステップS303)。そして、かかる調整値の反映が正しく行われていない場合には(ステップS304,No)、調整値の反映処理が異常である旨を利用者に対して報知して(ステップS307)処理を終了する。
一方、調整値の反映が正しく行われていた場合には(ステップS304,Yes)、書換処理部23eが、反映チェックが完了した調整値反映済プログラムを制御装置10の記憶部11に書込む(ステップS305)。そして、書換チェック処理部23fが、書換チェック処理(図4参照)を行い(ステップS306)、処理を終了する。
このように、実施例2では、書換装置の調整値反映処理部が、書換用プログラムに書換用調整値を反映し、反映チェック処理部が調整値の反映処理が正常に行われたか否かを確認したうえで、書換処理部が、調整値反映済の制御プログラムを制御装置の記憶部に書込むよう構成したので、制御装置に調整値格納用のメモリを必要とせず、かつ、書換処理後の制御装置の品質を確保することができる。
次に、実施例1および実施例2で説明した制御装置10および書換装置20の接続例について図7を用いて説明する。図7は、制御装置10および書換装置20の接続例を示す図である。同図に示すように、複数の制御装置10は車載LANに接続され、この車載LANには書換装置20を接続するためのGW(ゲートウェイ)50が設けられている。制御装置10の制御プログラムや調整値の書換処理を行う場合には、かかるGW50に書換装置20を接続する。
そして、書換処理を行う制御装置10をIPアドレスやMACアドレスなどの制御装置識別情報を用いて識別したうえで、該当する制御装置10の書換処理を行うことになる。なお、図7においては、車載LANに接続されている制御装置10を示したが、これに限らず、各制御装置10が無線LANで接続されていてもよく、各制御装置10が相互に接続されていない構成であってもよい。
なお、上記実施例に示した書換装置は、コンピュータにプログラムをロードして実行することにより機能発揮する。具体的には、書換装置のコンピュータのROM等に上述した書換処理部などのルーチンを含むプログラムを記憶しておき、書換装置がかかるプログラムをCPUにロードして実行することにより、本発明に係る書換装置を形成することができる。
以上のように、本発明にかかる制御装置、書換装置、書換方法および書換プログラムは、制御装置上のデータ書換処理に有用であり、特に、製造コスト削減が必要な制御装置のデータ書換処理に適している。
実施例1に係る制御装置の概要を示す図である。 実施例1に係る制御装置および書換装置の構成を示す機能ブロック図である。 実施例1に係る書換装置の処理手順を示すフローチャートである。 書換チェック処理の処理手順を示すフローチャートである。 実施例2に係る制御装置および書換装置の構成を示す機能ブロック図である。 実施例2に係る書換装置の処理手順を示すフローチャートである。 制御装置および書換装置の接続例を示す図である。
符号の説明
10 制御装置
11 記憶部
11a 調整値記憶部
11b プログラム記憶部
12 通信I/F部
20 書換装置
21 入力部
22 記憶部
22a 書換用調整値
22b 書換用プログラム
22c 調整値反映済プログラム
23 制御部
23a、23e 書換処理部
23b、23f 書換チェック処理部
23c 調整値反映処理部
23d 反映チェック処理部
24 通信I/F部
50 GW(ゲートウェイ)

Claims (12)

  1. 書換可能なメモリに制御プログラムを記憶し、前記制御プログラムを動作させることによって外部装置を制御する制御装置であって、
    前記制御プログラムを記憶するための領域であるプログラム記憶領域と該制御プログラムの調整値を記憶するための領域である調整値記憶領域とを前記メモリ上に有する記憶手段
    を備えたことを特徴とする制御装置。
  2. 制御プログラムを記憶するための領域であるプログラム記憶領域と、前記制御プログラムの調整値を記憶するための領域である調整値記憶領域とを有する書換可能なメモリを備えており、前記調整値に基づいて前記制御プログラムを動作させることによって外部装置を制御する制御装置に対し、前記メモリの書換処理を行う書換装置であって、
    前記プログラム領域に記憶されている制御プログラムを新たな制御プログラムに書換えるプログラム書換処理、および/または、前記調整値領域に記憶されている調整値を新たな調整値に書換える調整値書換処理、を行う書換手段
    を備えたことを特徴とする書換装置。
  3. 前記新たな制御プログラムを記憶する書換データ記憶手段と、
    前記書換データ記憶手段の前記新たな制御プログラムと、前記制御装置の前記メモリに書込まれた該新たな制御プログラムとを対比することによって書換処理が成功したか否かを確認する書換確認手段と、
    をさらに備えたことを特徴とする請求項2に記載の書換装置。
  4. 前記書換データ記憶手段は、前記新たな調整値をさらに記憶し、
    前記書換確認手段は、前記書換データ記憶手段の前記新たな調整値と、前記制御装置の前記メモリに書込まれた該新たな調整値とを対比することによって書換処理が成功したか否かを確認すること
    を特徴とする請求項3に記載の書換装置。
  5. 書換可能なメモリに制御プログラムを記憶し、前記制御プログラムを動作させることによって外部装置を制御する制御装置に対し、前記メモリの書換処理を行う書換装置であって、
    制御プログラムおよび調整値を取り込み、該制御プログラムに該調整値を反映させる調整値反映手段と、
    前記制御装置の前記メモリに記憶されている制御プログラムを、前記調整値反映手段によって生成された調整値反映済プログラムに書換える書換手段と、
    を備えたことを特徴とする書換装置。
  6. 前記調整値反映済プログラムの動作確認を行う反映確認手段をさらに備え、
    前記書換手段は、
    前記制御装置の前記メモリに記憶されている制御プログラムを、前記反映確認手段によって正常に動作することが確認された前記調整値反映済プログラムに書換えること
    を特徴とする請求項5に記載の書換装置。
  7. 前記調整値反映済プログラムを記憶するための書換データ記憶手段と、
    前記書換データ記憶手段の前記調整値反映済プログラムと、前記制御装置の前記メモリに書込まれた該調整値反映済プログラムとを対比することによって書換処理が成功したか否かを確認する書換確認手段と、
    をさらに備えたことを特徴とする請求項5または6に記載の書換装置。
  8. 前記制御装置が接続された車載LANを介して該制御装置と通信処理を行う通信手段をさらに備え、
    前記書換手段は、前記通信手段を用いて前記制御装置の前記メモリに記憶されたデータを書換えることを特徴とする請求項2〜7のいずれか一つに記載の書換装置。
  9. 制御プログラムを記憶するための領域であるプログラム記憶領域と、該制御プログラムの調整値を記憶するための領域である調整値記憶領域とを有する書換可能なメモリを備えており、前記調整値に基づいて前記制御プログラムを動作させることによって外部装置を制御する制御装置に対し、前記メモリの書換処理を行う書換方法であって、
    前記プログラム領域に記憶されている制御プログラムを新たな制御プログラムに書換えるプログラム書換処理、および/または、前記調整値領域に記憶されている調整値を新たな調整値に書換える調整値書換処理、を行う書換工程
    を含んだことを特徴とする書換方法。
  10. 書換可能なメモリに制御プログラムを記憶し、前記制御プログラムを動作させることによって外部装置を制御する制御装置に対し、前記メモリの書換処理を行う書換方法であって、
    制御プログラムおよび調整値を取り込み、該制御プログラムに該調整値を反映させる調整値反映工程と、
    前記制御装置の前記メモリに記憶されている制御プログラムを、前記調整値反映工程によって生成された調整値反映済プログラムに書換える書換工程と、
    を含んだことを特徴とする書換方法。
  11. 制御プログラムを記憶するための領域であるプログラム記憶領域と、該制御プログラムの調整値を記憶するための領域である調整値記憶領域とを有する書換可能なメモリを備えており、前記調整値に基づいて前記制御プログラムを動作させることによって外部装置を制御する制御装置に対し、前記メモリの書換処理を行う書換プログラムであって、
    前記プログラム領域に記憶されている制御プログラムを新たな制御プログラムに書換えるプログラム書換処理、および/または、前記調整値領域に記憶されている調整値を新たな調整値に書換える調整値書換処理、を行う書換手順
    をコンピュータに実行させることを特徴とする書換プログラム。
  12. 書換可能なメモリに制御プログラムを記憶し、前記制御プログラムを動作させることによって外部装置を制御する制御装置に対し、前記メモリの書換処理を行う書換プログラムであって、
    制御プログラムおよび調整値を取り込み、該制御プログラムに該調整値を反映させる調整値反映手順と、
    前記制御装置の前記メモリに記憶されている制御プログラムを、前記調整値反映手順によって生成された調整値反映済プログラムに書換える書換手順と、
    をコンピュータに実行させることを特徴とする書換プログラム。
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