JP2006331150A - 防災システム - Google Patents

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Abstract

【課題】自然災害が発生した場合に防災情報センタに自動的にアクセスして災害情報を取得することにより、各家庭における速やかな初動対応を可能とする防災システムを得る。
【解決手段】地震が発生すると、地震センサ7によって計測された計測震度値Iが、常時稼働のコントローラ6に送られる。コントローラ6は、地震センサ7から送られてきた計測震度値Iが所定の基準値以上であれば、インターネット3を介して防災情報センタ4aに自動的にアクセスし、防災情報センタ4aから災害情報(震源地、マグニチュード、各地の震度等)を取得する。取得された災害情報は、コントローラ6の表示画面に表示される。
【選択図】図1

Description

本発明は、防災システムに関し、特に、地震及び台風に関する防災機能を備えたホームセキュリティシステムに関する。
国土交通省や気象庁、あるいは全国の各地方自治体は、地震や台風等の自然災害に関する災害情報を各自のWebサイト(以下「防災情報センタ」と称す)を通じて提供しており、インターネットを介して、各家庭のパーソナルコンピュータ(以下「PC」と称す)で閲覧することが可能である。
なお、地震センサが地震を検出すると、ガス機器や燃焼器具を自動的に停止制御するホームコントロール装置が、下記特許文献1に開示されている。
特開昭62−297901号公報
しかしながら、例えば在宅者が就寝中など、PCの電源がオフ状態の時に地震が発生した場合には、直ちに防災情報センタにアクセスすることができず、災害情報を取得できないため、各家庭において災害に対する初動対応を速やかに行えないという問題がある。
本発明はかかる問題を解決するために成されたものであり、自然災害が発生した場合に防災情報センタに自動的にアクセスして災害情報を取得することにより、各家庭における速やかな初動対応を可能とする、防災システムを得ることを目的とする。
第1の発明に係る防災システムは、振動、風速、及び雨量のうちの少なくとも一つを検出可能なセンサと、宅内に設置され、前記センサに接続された常時稼働のコントローラと、通信手段を介して前記コントローラに接続され、災害情報を提供する防災情報センタとを備え、第1の基準値以上の前記振動、風速、及び雨量のうちの少なくとも一つを前記センサが検出すると、前記コントローラは、前記通信手段を介して前記防災情報センタにアクセスし、前記防災情報センタから前記災害情報を取得することを特徴とする。
第2の発明に係る防災システムは、第1の発明に係る防災システムにおいて特に、前記コントローラは、前記センサの検出値を、前記通信手段を介して前記防災情報センタに送信することを特徴とする。
第3の発明に係る防災システムは、第1の発明に係る防災システムにおいて特に、前記コントローラに接続され、宅外の様子を撮影可能なネットワークカメラをさらに備え、前記コントローラは、映像記録手段と表示画面とを有し、前記第1の基準値以上又は前記第1の基準値よりも高い第2の基準値以上の前記振動、風速、及び雨量のうちの少なくとも一つを前記センサが検出すると、前記コントローラは、前記ネットワークカメラによって撮影された映像を、前記映像記録手段に記録するとともに、前記表示画面にリアルタイム表示することを特徴とする。
第4の発明に係る防災システムは、第3の発明に係る防災システムにおいて特に、前記第1の基準値以上又は前記第2の基準値以上の前記振動、風速、及び雨量のうちの少なくとも一つを前記センサが検出すると、前記コントローラは、前記映像を、前記通信手段を介して前記防災情報センタに送信することを特徴とする。
第5の発明に係る防災システムは、第1の発明に係る防災システムにおいて特に、前記コントローラは、前記センサの検出値と、前記第1の基準値よりも高い第2の基準値とを比較し、前記検出値が前記第2の基準値以上であれば宅内に警報を発することを特徴とする。
第6の発明に係る防災システムは、第5の発明に係る防災システムにおいて特に、前記コントローラは、前記検出値が前記第2の基準値以上であれば避難のための情報を在宅者に通知することを特徴とする。
第7の発明に係る防災システムは、第1の発明に係る防災システムにおいて特に、前記コントローラは、前記防災情報センタにアクセスできない場合、前記通信手段を介して他の防災情報センタにアクセスし、前記他の防災情報センタから災害情報を取得することを特徴とする。
第1の発明に係る防災システムによれば、例えば在宅者が就寝中に地震が発生あるいは台風が接近した場合であっても、在宅者は、コントローラが防災情報センタから自動的に取得した災害情報を参照することによって、初動対応を速やかに行うことができる。
第2の発明に係る防災システムによれば、防災情報センタは、コントローラから受信したセンサの検出値を、詳細な震度分布等の作成や、避難誘導する際の避難経路の決定等に利用することができる。
第3の発明に係る防災システムによれば、ネットワークカメラから送られてきた映像を映像記録手段に記録することにより、災害発生時の映像を記録として残すことができ、安全対策のための後日の検証等に利用することが可能となる。また、在宅者は、表示画面にリアルタイム表示された映像を参照することにより、屋外への避難が安全かどうかを判断することが可能となる。
第4の発明に係る防災システムによれば、防災情報センタは、コントローラから受信した映像を、被災状況の把握や、避難誘導する際の避難経路の決定等に利用することができる。
第5の発明に係る防災システムによれば、避難準備等のために在宅者に注意を喚起することができる。
第6の発明に係る防災システムによれば、就寝中の在宅者を目覚めさせて避難を促すことができる。
第7の発明に係る防災システムによれば、特定の防災情報センタにアクセスできない場合に何らの災害情報も取得できないという事態が発生することを、回避することができる。
以下、本発明の実施の形態について、図面を用いて詳細に説明する。なお、異なる図面において同一の符号を付した要素は、同一又は相当する要素を示すものとする。
図1は、本発明の実施の形態に係る防災システム1の構成を示すブロック図である。防災システム1は、ホームセキュリティシステム2と、インターネット3に接続された防災情報センタ4a〜4eとを備えている。防災情報センタ4a〜4eは、例えば、国土交通省、気象庁、全国の各地方自治体、又は民間企業等が提供するWebサイトであり、地震や台風等の自然災害に関する災害情報を提供している。
ホームセキュリティシステム2は、常時稼働のコントローラ6と、いずれもコントローラ6に接続された、地震センサ7、風速センサ8、雨量センサ9、及びネットワークカメラ10とを備えている。また、コントローラ6には、照明器具11、玄関ドア12、及び家電機器13が接続されている。コントローラ6、地震センサ7、照明器具11、玄関ドア12、及び家電機器13は、宅内空間5内に設置されており、風速センサ8、雨量センサ9、及びネットワークカメラ10は、宅外に設置されている。コントローラ6及びネットワークカメラ10は、侵入者検知等の防犯用のセキュリティシステムに用いられるコントローラ及びネットワークカメラと兼用してもよい。
地震センサ7としては、慣性質量が固定された弾性体のたわみ変位を加速度として検出する加速度センサ、建物等に亀裂が生じた時に発生するアコースティック・エミッション(AE)波を検出するAEセンサ、又は、地震の初期微動(P波)を検出するP波センサ等、任意の方式のセンサを用いることができる。
風速センサ8としては、サーミスタを用いた風速センサ、又はベーンホイール式の風速センサ等、任意の方式のセンサを用いることができる。
雨量センサ9としては、ドップラー雨量計、又は転倒ます型雨量計等、任意の方式のセンサを用いることができる。
ネットワークカメラ10は、常時稼働によって玄関付近等の宅外の様子を撮影可能であり、ネットワークカメラ10によって撮影された映像は、LANを介してコントローラ6に送られる。なお、地震センサ7、風速センサ8、及び雨量センサ9を、全てネットワークカメラ10内に搭載することも可能である。
図2は、コントローラ6の具体的な構成を示すブロック図である。コントローラ6は、主制御部20、RAM及びROM等の記憶部31、ユーザが入力操作可能な入力手段32、通信制御部21、画像処理部22、LCD23等の表示画面、光ディスクや磁気ディスク等の画像メモリ24、音声処理部25、スピーカ26、照明器具11の点灯/消灯を制御する照明制御部27、玄関ドア12の解錠/施錠を制御する施錠制御部28、家電機器13の電源のオン/オフを制御する家電制御部29、及び、インターネット3との通信を制御する通信制御部30を備えている。通信制御部21は、コントローラ6と地震センサ7、風速センサ8、雨量センサ9、及びネットワークカメラ10との通信を制御する。
以下、地震の発生を例にとり、本実施の形態に係る防災システム1の動作について説明する。台風の場合には、地震センサ7によって検出された計測震度値を、風速センサ8によって検出された計測風速値、及び雨量センサ9によって検出された計測雨量値に変更し、また、後述する緊急レベル間の境界値を風速値及び雨量値を用いて規定することによって、地震の場合と同様の処理を行うことが可能である。
地震が発生すると、その地震の震度が地震センサ7によって計測され、計測震度値Iが、地震センサ7から通信制御部21を介して主制御部20に送られる。主制御部20は、地震センサ7から送られてきた計測震度値Iに基づいて緊急レベルを判定し、緊急レベルに応じてその後の処理内容を異ならせる。なお、宅内の複数の箇所に地震センサ7を配置し、主制御部20は、複数の地震センサ7から送られてくる複数の計測震度値Iの平均値を算出して、その平均値に基づいて緊急レベルを判定する構成としてもよい。
図3は、緊急レベルと処理内容との対応関係を示す図であり、この対応関係が記述されたテーブルデータは、記憶部31内に記憶されている。
処理Aは、災害情報を取得する処理である。主制御部20からの命令によって、通信制御部30はインターネット3を介して防災情報センタ4aにアクセスし、防災情報センタ4aから災害情報(震源地、マグニチュード、各地の震度等)を取得する。また、主制御部20からの命令によって、取得された災害情報が画像処理部22によって処理されて、LCD23に表示される。
処理Bは、センサ検出値の送信処理である。主制御部20からの命令によって、通信制御部30はインターネット3を介して防災情報センタ4aにアクセスし、地震センサ7から送られてきた計測震度値Iを、防災情報センタ4aに送信する。防災情報センタ4aは、受信した計測震度値Iを、市町村レベルよりも詳細な震度分布の作成や、避難誘導する際の避難経路の決定等に利用することができる。他の防災情報センタ4b〜4eが計測震度値Iの提供を求めている場合には、送信先を予め設定して記憶部31に記憶しておくことにより、その防災情報センタにも計測震度値Iを送信する構成としてもよい。
処理Cは、撮影画像の記録及び表示処理である。上記の通り、常時稼働のネットワークカメラ10によって撮影された宅外の様子の画像は、LANを介してコントローラ6に送られてきている。主制御部20からの命令によって、画像処理部22は、ネットワークカメラ10から送られてきた映像を処理して、画像メモリ24に記録するとともに、LCD23にリアルタイム表示する。画像メモリ24に記録された画像は、LCD23で再生することも可能である。ネットワークカメラ10から送られてきた映像を画像メモリ24に記録することにより、地震発生時の映像を記録として残すことができ、安全対策のための後日の検証等に利用することが可能となる。また、在宅者は、LCD23にリアルタイム表示された映像を参照することにより、屋外への避難が安全かどうかを判断することが可能となる。
また、画像メモリ24には継続的に数分間ないし数時間の映像を記録し、主制御部20からの映像保存命令がない場合には過去の映像を新たな映像で上書きする構成としておき、地震発生時に主制御部20が映像保存命令を送って映像の上書きを禁止することによって、地震発生前の時点からの映像を画像メモリ24に残すことも可能である。
処理Dは、撮影映像の送信処理である。主制御部20からの命令によって、通信制御部30はインターネット3を介して防災情報センタ4aにアクセスし、ネットワークカメラ10によって撮影された映像を、防災情報センタ4aに送信する。防災情報センタ4aは、受信した撮影映像を、被災状況の把握や、避難誘導する際の避難経路の決定等に利用することができる。他の防災情報センタ4b〜4eが撮影映像の提供を求めている場合には、送信先を予め設定して記憶部31に記憶しておくことにより、その防災情報センタにも撮影映像を送信する構成としてもよい。
処理Eは、警報処理である。主制御部20からの命令によって、音声処理部25は、避難準備等のために在宅者に注意を喚起すべく、地震の発生を知らせるアナウンス、例えば「地震が発生しました」等の音声を、スピーカ26から流す(処理Eの欄の○印)。あるいは、就寝中の在宅者を目覚めさせて避難を促すべく、大音量の警告音をスピーカ26から流す(処理Eの欄の◎印)。このとき、上記のアナウンスや警告音をスピーカ26から流すとともに、地震の発生を知らせるメッセージや避難を促すメッセージを、LCD23に表示してもよい。避難を促すメッセージには、予め居住地ごとに設定して記憶部31に登録しておいた指定避難場所を、LCD23に表示してもよい。
なお、震度が比較的小さく、上記の注意喚起や避難誘導の必要がない場合(緊急レベルが1の場合)には、上記のアナウンスや警告音をスピーカ26から流すことなく、地震が発生したことを知らせるメッセージ(発生時刻や震度等)をLCD23に表示してもよい(処理Eの欄の△印)。これにより、例えば就寝中又は外出中等に軽度の地震が発生した場合に、起床又は帰宅等した居住者がLCD23の表示内容を確認することによって、地震が発生していたことを確認することができる。
処理Fは、照明器具11、玄関ドア12、及び家電機器13の制御処理である。主制御部20からの命令によって、照明制御部27は、夜間に地震が発生した場合等にも避難する在宅者の視界が確保されるよう、宅内の照明器具11を点灯させる。また、主制御部20からの命令によって、施錠制御部28は、屋外への在宅者の避難をスムーズにするために、玄関ドア12の施錠を解除する。また、主制御部20からの命令によって、家電制御部29は、火災発生の原因となり得るコンロやストーブ等の家電機器13の電源をオフする。
図3に示したように、本実施の形態に係る防災システム1では、レベル0からレベル3までの4段階の緊急レベルが設定されている。計測震度値Iが0〜0.4(震度階級で震度0)の範囲は緊急レベル0であり、計測震度値Iが0.5〜2.4(震度階級で震度1及び震度2)の範囲は緊急レベル1であり、計測震度値Iが2.5〜4.4(震度階級で震度3及び震度4)の範囲は緊急レベル2であり、計測震度値Iが4.5以上(震度階級で震度5弱以上)の範囲は緊急レベル3である。
なお、各緊急レベル間の境界値は、入力手段32を用いてユーザが任意に変更可能であり、例えば、震度階級で震度5強以上を緊急レベル3とするために、緊急レベル2の上限値を4.9、緊急レベルの下限値を5.0に設定することもできる。
図4は、地震発生時の防災システム1の動作を説明するためのフローチャートである。まず、ステップS101において、計測震度値Iが、地震センサ7から通信制御部21を介して主制御部20に送られる。
次に、ステップS102において、主制御部20は、計測震度値Iが0.5以上であるかどうかを判定する。0.5未満である場合(ステップS102における判定の結果が「NO」である場合)は、図3に示したように緊急レベルは0であり、この場合は何らの処理も行わない。
一方、計測震度値Iが0.5以上である場合(ステップS102における判定の結果が「YES」である場合)は、次に、ステップS103において、計測震度値Iが2.5以上であるかどうかを判定する。2.5未満である場合(ステップS103における判定の結果が「NO」である場合)は、図3に示したように緊急レベルは1であり、この場合はステップS104において上記の処理A〜Dを実行する。なお、緊急レベルが1の場合に、処理A〜Dを実行するとともに、地震が発生したことを知らせるメッセージをLCD23に表示してもよい(図3の処理Eの欄の△印)。
一方、計測震度値Iが2.5以上である場合(ステップS103における判定の結果が「YES」である場合)は、次に、ステップS105において、計測震度値Iが4.5以上であるかどうかを判定する。4.5未満である場合(ステップS105における判定の結果が「NO」である場合)は、図3に示したように緊急レベルは2であり、この場合はステップS106において上記の処理A〜Eを実行する。
一方、計測震度値Iが4.5以上である場合(ステップS105における判定の結果が「YES」である場合)は、図3に示したように緊急レベルは3であり、この場合はステップS107において上記の処理A〜Fを実行する。
なお、各緊急レベルと実行する処理内容との対応関係は、入力手段32を用いてユーザが任意に変更可能であり、例えば、緊急レベル1では処理B〜Dを実行しないように設定することも可能である。
このように本実施の形態に係る防災システム1によれば、地震センサ7が所定の基準値(上記の例では0.5)以上の計測震度値Iを検出すると、常時稼働のコントローラ6が防災情報センタ4aに自動的にアクセスし、防災情報センタ4aから災害情報を取得して、その災害情報をLCD23に表示する。従って、例えば在宅者が就寝中に地震が発生した場合であっても、在宅者は、LCD23に表示されている災害情報を参照することによって、初動対応を速やかに実行することができる。
以上の説明では、防災情報センタ4aから災害情報を取得する処理(処理A)について述べたが、以下では、アクセス集中やサーバ障害等によって防災情報センタ4aにアクセスできない場合の対策について説明する。
災害情報を取得するための接続先として複数の防災情報センタ4a〜4eを設定し、優先順位及び各防災情報センタ4a〜4eのURLを、テーブルデータとして記憶部31に予め登録しておく。優先順位の決定方法の一例としては、より詳細な情報が集まることが期待できる地元地域の防災情報センタを優先順位1番に設定し、他の防災情報センタについても、居住地から近いほど高い優先順位を設定する。ここでは、防災情報センタ4a,4b,4c,4d,4eに、それぞれ1番、2番、3番、4番、5番の優先順位が設定されているものとする。
図5は、防災情報センタ4a〜4eから災害情報を取得する処理を説明するためのフローチャートである。まず、ステップS201において、優先順位1番の防災情報センタ4aへのアクセスを試みる。防災情報センタ4aにアクセスできた場合(ステップS201における判定の結果が「YES」である場合)は、ステップS202において防災情報センタ4aから災害情報を取得し、ステップS212においてLCD23にその災害情報を表示する。
一方、防災情報センタ4aにアクセスできなかった場合(ステップS201における判定の結果が「NO」である場合)は、ステップS203において、優先順位2番の防災情報センタ4bへのアクセスを試みる。防災情報センタ4bにアクセスできた場合(ステップS203における判定の結果が「YES」である場合)は、ステップS204において防災情報センタ4bから災害情報を取得し、ステップS212においてLCD23にその災害情報を表示する。
一方、防災情報センタ4bにアクセスできなかった場合(ステップS203における判定の結果が「NO」である場合)は、ステップS205において、優先順位3番の防災情報センタ4cへのアクセスを試みる。防災情報センタ4cにアクセスできた場合(ステップS205における判定の結果が「YES」である場合)は、ステップS206において防災情報センタ4cから災害情報を取得し、ステップS212においてLCD23にその災害情報を表示する。
一方、防災情報センタ4cにアクセスできなかった場合(ステップS205における判定の結果が「NO」である場合)は、ステップS207において、優先順位4番の防災情報センタ4dへのアクセスを試みる。防災情報センタ4dにアクセスできた場合(ステップS207における判定の結果が「YES」である場合)は、ステップS208において防災情報センタ4dから災害情報を取得し、ステップS212においてLCD23にその災害情報を表示する。
一方、防災情報センタ4dにアクセスできなかった場合(ステップS207における判定の結果が「NO」である場合)は、ステップS209において、優先順位5番の防災情報センタ4eへのアクセスを試みる。防災情報センタ4eにアクセスできた場合(ステップS209における判定の結果が「YES」である場合)は、ステップS210において防災情報センタ4eから災害情報を取得し、ステップS212においてLCD23にその災害情報を表示する。
一方、防災情報センタ4eにアクセスできなかった場合(ステップS209における判定の結果が「NO」である場合)は、ステップS211において、予め設定された一定時間だけ待機した後、ステップS201に戻って再び防災情報センタ4aへアクセスし、以降は上記と同様の処理を繰り返す。
このように、防災情報センタ4aにアクセスできない場合には、コントローラ6は、接続先を他の防災情報センタ4b〜4eに自動的に変更して、防災情報センタ4b〜4eのいずれかから災害情報を取得してLCD23に表示する。従って、防災情報センタ4aにアクセスできない場合に何らの災害情報もLCD23に表示されないという事態が発生することを、予め回避することができる。
なお、防災情報センタ4a〜4eのいずれかからの災害情報の取得に成功し、その災害情報をLCD23に表示している場合であっても、最新の災害情報をLCD23に表示すべく、防災情報センタ4a〜4eからの災害情報の取得処理を、一定の時間間隔で定期的に繰り返してもよい。この場合において、現在LCD23に表示している災害情報を取得した防災情報センタの優先順位よりも、表示の更新用に新たに災害情報を取得した防災情報センタの優先順位のほうが低い場合には、表示の更新は行わないようにしてもよい。上記の通り、優先順位が高い防災情報センタから取得した災害情報のほうが、より詳細な情報を含んでいることが期待できるからである。
本発明の実施の形態に係る防災システムの構成を示すブロック図である。 コントローラの具体的な構成を示すブロック図である。 緊急レベルと処理内容との対応関係を示す図である。 地震発生時の防災システムの動作を説明するためのフローチャートである。 防災情報センタから災害情報を取得する処理を説明するためのフローチャートである。
符号の説明
1 防災システム
2 ホームセキュリティシステム
3 インターネット
4a〜4e 防災情報センタ
5 宅内空間
6 コントローラ
7 地震センサ
8 風速センサ
9 雨量センサ
10 ネットワークカメラ
23 LCD
24 画像メモリ
26 スピーカ

Claims (7)

  1. 振動、風速、及び雨量のうちの少なくとも一つを検出可能なセンサと、
    宅内に設置され、前記センサに接続された常時稼働のコントローラと、
    通信手段を介して前記コントローラに接続され、災害情報を提供する防災情報センタと
    を備え、
    第1の基準値以上の前記振動、風速、及び雨量のうちの少なくとも一つを前記センサが検出すると、前記コントローラは、前記通信手段を介して前記防災情報センタにアクセスし、前記防災情報センタから前記災害情報を取得する、防災システム。
  2. 前記第1の基準値以上又は前記第1の基準値よりも高い第2の基準値以上の前記振動、風速、及び雨量のうちの少なくとも一つを前記センサが検出すると、前記コントローラは、前記センサの検出値を、前記通信手段を介して前記防災情報センタに送信する、請求項1に記載の防災システム。
  3. 前記コントローラに接続され、宅外の様子を撮影可能なネットワークカメラをさらに備え、
    前記コントローラは、映像記録手段と表示画面とを有し、
    前記第1の基準値以上又は前記第1の基準値よりも高い第2の基準値以上の前記振動、風速、及び雨量のうちの少なくとも一つを前記センサが検出すると、前記コントローラは、前記ネットワークカメラによって撮影された映像を、前記映像記録手段に記録するとともに、前記表示画面にリアルタイム表示する、請求項1に記載の防災システム。
  4. 前記第1の基準値以上又は前記第2の基準値以上の前記振動、風速、及び雨量のうちの少なくとも一つを前記センサが検出すると、前記コントローラは、前記映像を、前記通信手段を介して前記防災情報センタに送信する、請求項3に記載の防災システム。
  5. 前記コントローラは、前記センサの検出値と、前記第1の基準値よりも高い第2の基準値とを比較し、前記検出値が前記第2の基準値以上であれば宅内に警報を発する、請求項1に記載の防災システム。
  6. 前記コントローラは、前記検出値が前記第2の基準値以上であれば避難のための情報を在宅者に通知する、請求項5に記載の防災システム。
  7. 前記コントローラは、前記防災情報センタにアクセスできない場合、前記通信手段を介して他の防災情報センタにアクセスし、前記他の防災情報センタから災害情報を取得する、請求項1に記載の防災システム。
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