JP2006327247A - 車両制御装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】 本発明は走行中の発電機による必要以上のバッテリへの充電を抑えることができ、発電機の駆動用燃料を最小限に抑えることで燃料消費量を削減することができる車両制御装置を提供することを目的とする。
【解決手段】 バッテリと、車両の走行用駆動源で駆動してバッテリを充電可能な発電機と、バッテリを充電可能な太陽電池と、発電機の駆動を制御する発電機制御手段とを備えた車両制御装置において、車両の目的地を設定する目的地設定手段と、バッテリの充電状態を検出する充電状態検出手段と、目的地での太陽電池の発電可能電力を予測する発電可能電力予測手段とを備え、発電機制御手段は、充電状態検出手段により検出される充電状態と、発電可能電力予測手段により予測される発電可能電力とに基づいて、発電機の駆動を制御する。
【選択図】 図1

Description

本発明は、車両制御装置に係り、特に、太陽電池でバッテリの充電を行う車両の車両制御装置に関する。
従来より、ハイブリッド型車両において、発電機による発電量を補って電動機を駆動するバッテリの過放電を防止するため、車両に太陽電池を搭載する技術が提案されている。例えば特許文献1には、太陽電池の発電状態に基づいてバッテリの目標充電量を決定し、太陽電池の発電能力を最大限に活用することにより、発電機を駆動するための燃料コストを低減すること太陽電池装備自動車が記載されている。
また、特許文献2には、車両が目的地周辺に到達するとバッテリの残存容量を走行時目標充電量より大きい駐車時充電量に補正して発電を行うことで、駐車時のバッテリ充電量が不足するのを防止することが記載されている。
また、特許文献3には、EV走行が可能な拠点周辺に到達する手前のHEV走行時にバッテリの充電率を高めておき、拠点周辺に入るとEV走行に切り替えることが記載されている。
また、特許文献4には、長い下り坂の前においてバッテリを放電するためにEV走行を行い、長い下り坂でバッテリを回生充電することが記載されている。
特開2000−253504号公報 特開2004−147460号公報 特開2003−320807号公報 特開2002−171603号公報
特許文献1に記載のものは、太陽電池の発電状態に基づいてバッテリの目標充電量を決定しており、車両が駐車した後の太陽電池による発電量を考慮していないため、駐車中の太陽電池による発電電力が十分に見込めるにも拘わらず駐車開始時にバッテリ充電量が多い場合がある。この場合、必要以上にバッテリが充電されており、バッテリ充電のために発電機を駆動しているので、その駆動のために余分に燃料を消費しているという問題があった。
本発明は、上述の点に鑑みてなされたものであり、走行中の発電機による必要以上のバッテリへの充電を抑えることができ、発電機の駆動用燃料を最小限に抑えることで燃料消費量を削減することができる車両制御装置を提供することを目的とする。
本発明の車両制御装置は、バッテリと、
車両の走行用駆動源で駆動して前記バッテリを充電可能な発電機と、
前記バッテリを充電可能な太陽電池と、
前記発電機の駆動を制御する発電機制御手段とを備えた車両制御装置において、
車両の目的地を設定する目的地設定手段と、
前記バッテリの充電状態を検出する充電状態検出手段と、
前記目的地での太陽電池の発電可能電力を予測する発電可能電力予測手段とを備え、
前記発電機制御手段は、前記充電状態検出手段により検出される充電状態と、前記発電可能電力予測手段により予測される発電可能電力とに基づいて、前記発電機の駆動を制御することにより、
目的地に駐車した時点のバッテリの充電状態を、太陽電池の発電電力を効率的に利用できる状態にすることができ、この結果、走行中の発電機による必要以上のバッテリへの充電を抑えることができ、発電機の駆動用燃料を最小限に抑えることで燃料消費量を削減することができる。
また、前記車両制御装置は、前記発電可能電力予測手段により予測される目的地での太陽電池の発電可能電力に基づいて、車両が目的地に到達する時点での前記バッテリの目標充電状態を設定する目標充電状態設定手段を更に備え、
前記発電機制御手段は、前記充電状態検出手段により検出される充電状態を、前記目標充電状態に近づけるべく前記発電機の駆動を制御することにより、
バッテリの必要以上の充電を抑えることができる。
また、本発明の車両制御装置は、車両の走行用駆動源となるエンジン及びモータと、
前記モータに電力を供給するバッテリと、
前記バッテリを充電可能な太陽電池と、
前記走行用駆動源を制御して車両を走行させる走行用駆動源制御手段とを備え、
少なくとも前記モータを使用した走行が可能なハイブリッド車両の車両制御装置において、
車両の目的地を設定する目的地設定手段と、
前記バッテリの充電状態を検出する充電状態検出手段と、
前記目的地での太陽電池の発電可能電力を予測する発電可能電力予測手段とを備え、
前記走行用駆動源制御手段は、前記充電状態検出手段により検出される充電状態と、前記発電可能電力予測手段により予測される発電可能電力とに基づいて、前記走行用駆動源を制御することにより、
モータを使用した走行を行うことでバッテリの電力を消費し、目的地におけるバッテリの充電状態を、太陽電池の発電電力を効率的に利用できる状態にすることができ、この結果、エンジンのみによる走行を抑えることができるので、燃料消費量を削減することができる。
また、前記車両制御装置は、前記発電可能電力予測手段により予測される目的地での太陽電池の発電可能電力に基づいて、車両が目的地に到達する時点での前記バッテリの目標充電状態を設定する目標充電状態設定手段を更に備え、
前記走行用駆動源制御手段は、前記充電状態検出手段により検出される充電状態を、前記目標充電状態に近づけるべく、前記モータを使用して車両を走行させることにより、
モータを使用した走行を効率的に利用することができ、燃料消費量を削減することができる。
また、前記車両制御装置は、車両の現在位置を検出する位置検出手段と、
車両の現在位置から目的地までの距離を算出する距離算出手段と、
前記バッテリの充電状態と、目的地での太陽電池の発電可能電力に基づいて、前記モータを使用した走行が可能な距離を算出するモータ走行距離算出手段を備え、
前記距離算出手段により算出された車両の現在位置から目的地までの距離が、前記モータ走行距離算出手段により算出されたモータを使用した走行が可能な距離以下の場合に、前記走行用駆動源制御手段は、前記モータを使用して車両を走行させることにより、
より簡易な構成で、目的地に駐車した時点のバッテリの充電状態を太陽電池の発電電力を効率的に利用できる状態に近づけることができる。
また、前記車両制御装置は、車両の現在位置を検出する位置検出手段と、
車両の現在位置と目的地とに基づいて、車両が目的地に到着する到着時刻を予測する到着時刻予測手段とを更に備え、
前記発電可能電力予測手段は、更に、前記到着時刻予測手段により予測された到着時刻に基づいて、目的地での前記太陽電池の発電可能電力を予測することができる。
また、前記車両制御装置は、前記車両の現在位置と目的地とに基づいて、車両が目的地に到着する到着時刻を予測する到着時刻予測手段とを更に備え、
前記発電可能電力予測手段は、更に、前記到着時刻予測手段により予測された到着時刻に基づいて、目的地での前記太陽電池の発電可能電力を予測することができる。
また、前記車両制御装置は、天候情報を受信可能な受信手段を更に備え、
前記発電可能電力予測手段は、更に、前記受信手段により受信された天候情報に基づいて、目的地での前記太陽電池の発電可能電力を予測することができる。
また、前記車両制御装置は、車両の現在位置を検出する位置検出手段と、
車両の現在位置と目的地とに基づいて、車両が目的地に到着する到着時刻を予測する到着時刻予測手段と、
天候情報を受信可能な受信手段を更に備え、
前記受信手段は、前記到着時刻予測手段により予測された到着時刻における目的地の天候情報を受信し、
前記発電可能電力予測は、更に、前記到着時刻における目的地の天候情報に基づいて、目的地での前記太陽電池の発電可能電力をより正確に予測することができる。
また、前記車両制御装置は、車両の現在位置と目的地とに基づいて、車両が目的地に到着する到着時刻を予測する到着時刻予測手段と、
天候情報を受信可能な受信手段を更に備え、
前記受信手段は、前記到着時刻予測手段により予測された到着時刻における目的地の天候情報を受信し、
前記発電可能電力予測は、更に、前記到着時刻における目的地の天候情報に基づいて、目的地での前記太陽電池の発電可能電力をより正確に予測することができる。
また、前記車両制御装置は、目的地での駐車時間を設定可能な駐車時間設定手段を備え、
前記発電可能電力予測手段は、更に、前記目的地での駐車時間に基づいて、目的地での前記太陽電池の発電可能電力をより正確に予測することができる。
また、前記車両制御装置は、目的地での駐車時間を予測する駐車時間予測手段を備え、
前記発電可能電力予測手段は、更に、前記駐車時間予測手段で予測された目的地での駐車時間に基づいて、目的地での前記太陽電池の発電可能電力をより正確に予測することができる。
また、前記車両制御装置は、前記駐車時間予測手段により予測される予測時間は、予め設定された所定値とすることで、簡易な構成とすることができる。
また、前記車両制御装置は、車両の駐車時間を検出する駐車時間検出手段と、
前記駐車時間検出手段で検出された駐車時間を記憶する駐車時間記憶手段とを備え、
前記駐車時間予測手段は、前記駐車時間記憶手段に記憶されている過去の駐車時間に基づいて、目的地での駐車時間をより正確に予測することができる。
また、前記車両制御装置は、前記目的地の次回走行開始予定時刻を設定可能な次回走行開始予定時刻設定手段を備え、
前記発電可能電力予測手段は、更に、前記次回走行開始予定時刻設定手段で設定された次回走行開始予定時刻に基づいて、目的地での前記太陽電池の発電可能電力をより正確に予測することができる。
また、前記車両制御装置は、前記目的地の次回走行開始予定時刻を予測する次回走行開始予定時刻予測手段を備え、
前記発電可能電力予測手段は、更に、前記次回走行開始予定時刻予測手段で予測された次回走行開始予定時刻に基づいて、目的地での前記太陽電池の発電可能電力をより正確に予測することができる。
本発明によれば、走行中の発電機による必要以上のバッテリへの充電を抑えることができ、発電機の駆動用燃料を最小限に抑えることで燃料消費量を削減することができる。
以下、図面に基づいて本発明の実施形態について説明する。
図1は、本発明の車両制御装置の一実施形態のシステム構成図を示す。
同図中、ナビゲーション装置1は、天気予報(または天候予報)の放送を受信する天気予報受信器2と、車両の位置情報及び移動方向や移動速度を検知するGPS(Global Positioning System)受信装置3と、地図データを格納した地図データベース4と、目的地等の座標入力や音声入力を行う入力装置5と、地図上に車両の現在位置等を表示するディスプレイ装置6と、音声出力を行うスピーカ7と、地域別及び月日別の日没時刻及び日の出時刻を格納したデータベース8と、ナビゲーション装置全体の動作を制御するナビゲーションECU(電子制御ユニット)9より構成されている。
ナビゲーション装置1のナビゲーションECU9は、車両の現在位置、現在位置から目的地までの距離を算出すると共に、目的地到着時刻を予測してハイブリッドCPU10に供給する。
ハイブリッドCPU10は、バッテリECU20で検出したメインバッテリ21の充電率(SOC)を供給され、アクセルセンサ22で検出したアクセル開度情報を供給され、車速センサ23で検出した車速情報を供給されると共に、エンジンECU24及びモータ・ジェネレータCPU25それぞれの制御情報を供給されている。ハイブリッドCPU10はこれらの情報に基づいてエンジンECU24とモータ・ジェネレータCPU25に対し制御情報を供給する。
エンジンECU24は、エンジン26の制御を行い、エンジン26により車両の走行及びジェネレータ27が駆動される。モータ・ジェネレータCPU25は、DC昇圧コンバータ30及びインバータ31の制御を行う。これにより、ジェネレータ(発電機)27で発電された電気がインバータ31、DC昇圧コンバータ30を通してメインバッテリ21に供給されて充電され、また、メインバッテリ21から放電された電気がDC昇圧コンバータ30、インバータ31を通してモータ28(すなわちジェネレータ27)が駆動され、車両の走行が駆動される。更に、太陽電池33で発電された電気はDC昇圧コンバータ30を通してメインバッテリ21に供給されて充電される。
図2は、ハイブリッドCPU10が実行する制御処理の一実施形態のフローチャートを示す。同図中、ステップS1でナビゲーション装置1の入力装置5から目的地、天候条件、次回走行開始予定時刻の入力設定を行う。目的地、次回走行開始予定時刻は毎回入力する形式でも良いが、例えば月曜日から金曜日の午前中は目的地が勤務地の駐車場で次回走行開始予定時刻は退社時刻に自動設定され、これを変更する場合だけ入力設定を行い、また、土曜日は出勤せず自宅の駐車場で充電可能なため金曜日の夜の帰宅時は目的地が自宅の駐車場に自動設定される(次回走行開始予定時刻は未入力)等、1週間の車両の使用パターンをまとめて入力可能とする。
なお、次回走行開始予定時刻の代りに、目的地に到着した後の駐車時間を設定する構成としても良い。この場合、駐車時間の設定入力がなければ、駐車時間は所定値とする。また、ナビゲーションECU9の内蔵メモリに過去の駐車時間を駐車日時とともに記憶しておき、ナビゲーションECU9によって曜日毎に午前、午後それぞれの駐車時間の平均値を求め、この平均値を基に駐車時間を予測する構成としても良い。
更に、目的地が未入力の場合スピーカ7から音声で督促する。また、入力は音声入力も可能であり、例えば高速道路のサービスエリアで休息する場合には、サービスエリアの手前で目的地を追加することができる。この場合、本来の目的地は保存され、サービスエリアを出発する際の目的地として使用される。
更に、駐車場が屋内である等により駐車後に太陽電池33による充電が全くない場合を考慮して、「本発明を動作させない」という選択も可能とする。
次に、ステップS2でナビゲーション装置1は目的地を探索する。ステップS3でハイブリッドCPU10は目的地までの距離が設定値以下で、目的地が近いか否かを判別する。ここでの設定値は、重量条件が1名乗車状態で、道路条件が水平舗装路で、車速条件が定常50〜60km/secである場合に、メインバッテリ21の充電率(SOC)が上限許容値(例えば80%)から下限許容値(例えば40%)になるまでにモータ走行のみで走行可能な距離(基準距離)を基に決定する。例えば2名乗車状態では設定値を基準距離より小さく設定し、下り舗装路が続く場合は設定値を基準距離より大きく設定する。
目的地が近い場合には、ステップS4に進み、天候条件と次回走行開始予定時刻が設定されているか否かを判別する。ステップS1において天候条件と次回走行開始予定時刻が設定されていればステップS5に進み、設定されていなければステップS7に進む。
このように、天候条件と次回走行開始予定時刻が設定されていない場合にもステップS7に進めるようにしたのは、目的地で駐車してから次回走行開始予定時刻までの実際の天候が天気予報受信器2で受信した予報と異なる場合もあるためである。例えば、梅雨時などは天気予報の当たる確立は高いものの、その他の場合は天気予報の当たる確立はそれほど高くない。なお、天気予報の当たる確立は、通常、70%前後と言われている。
また、雨天であっても短時間でも日が射せば太陽電池33でメインバッテリ21を充電できる。駐車後の天気予報を無視してメインバッテリ21の充電率を下限許容値(例えば40%)まで低下させておく方が太陽電池33による充電でメインバッテリ21の充電率が増加する場合があるからである。なお、太陽電池33による充電がない場合でも、よほど長期間充電がない場合を除き、メインバッテリ21の充電率低下による走行不能に陥る可能性は低い。
ステップS5でハイブリッドCPU10は、天気予報受信器2で受信した天気予報、データベース8で検索した目的地の日没時刻及び日の出時刻を取得する。なお、天気予報を取得できない場合には目的地の日没時刻及び日の出時刻だけを取得する。
次に、ステップS6で太陽電池33による充電可能な天候及び充電時間であるかを判別する。ここでは、第1条件として、ナビゲーション装置1から供給される目的地到着時刻と次回走行開始予定時刻のうち少なくとも一方が、目的地の日没時刻から日の出時刻までの時間範囲外である。第2条件として、天気予報に晴れ、曇り時々晴れ、雨のち晴れのように、少しでも太陽光の照射が期待できる「晴れ」等のキーワードがある。なお、次回走行開始予定時刻の代りに駐車時間を設定または予測している場合には、目的地到着時刻と駐車時間から次回走行開始予定時刻を求める。
上記第1、第2条件を共に満足した場合を充電可能な天候及び充電時間であるとする。なお、天気予報を取得できない場合には第1の条件を満足した場合に充電可能な天候及び充電時間であるとする。
ステップS6で充電可能な天候及び充電時間でなければ処理を終了し、充電可能な天候及び充電時間であればステップS7でハイブリッドCPU10は目的地に到着したか否かを判別する。
目的地に到着した場合には処理を終了し、目的地に到着してなければステップS8でハイブリッドCPU10はバッテリCPU20から供給されるメインバッテリ21の充電率が設定値以上か否かを判別する。通常、メインバッテリ21の充電率は規定値(例えば60%)以上とされているが、本発明では規定値より低い設定値(例えば40%)を用いて判別する。
充電率が設定値以上の場合は、ステップS9でハイブリッドCPU10は車速センサ23から得た車速が設定値以下であるか否かを判別し、車速が設定値以下の場合は、ステップS10でハイブリッドCPU10はアクセルセンサ22から得たアクセル開度が設定値以下であるか否かを判別する。
通常のモータ駆動のみの走行は、車速が規定値以下でアクセル開度が規定値以下のエンジン効率の悪い低負荷域に限定されているのに対し、本発明では駐車直前のメインバッテリ21の充電率を設定値(例えば40%)まですばやく落とすために、高負荷域までモータ駆動のみの走行を行うので、車速の設定値は規定値より大きい値に設定され、アクセル開度の設定値は規定値より大きい値に設定されている。
ステップS10でアクセル開度が設定値以下である場合にはステップS11でハイブリッドCPU10はモータ駆動のみの走行(EV走行モード)を許可し、エンジンECU24、モータ・ジェネレータCPU25それぞれに通知してステップS7に進む。
一方、ステップS8,S9,S10のいずれかで充電率、車速、アクセル開度のいずれかが設定値未満の場合にはステップS12に進み、ハイブリッドCPU10はモータ駆動のみの走行(EV走行モード)を不許可とし、エンジンECU24、モータ・ジェネレータCPU25それぞれに通知してステップS7に進む。つまり、ステップS12では、エンジン26を駆動して、エンジン26による車両の走行駆動、またはジェネレータ27の駆動が行われる。
これにより、ステップS7〜S12が繰り返され、駐車直前のメインバッテリ21の充電率は設定値(例えば40%)まで落とされ、走行中のジェネレータ27による必要以上のバッテリへの充電を抑えることができ、ジェネレータ27の駆動用燃料を最小限に抑えることで燃料消費量を削減することができる。
なお、ステップS11,S12が請求項記載の発電機制御手段に相当し、ステップS1が目的地設定手段及び駐車時間設定手段及び駐車時間予測手段に相当し、バッテリECU20が充電状態検出手段に相当し、ステップS6が発電可能電力予測手段に相当し、ステップS8が目標充電状態設定手段に相当し、ステップS11,S12が走行用駆動源制御手段に相当し、ナビゲーション装置1が位置検出手段及び距離算出手段及び到着時刻予測手段に相当し、ステップS3がモータ走行距離算出手段に相当し、天気予報受信器2が受信手段に相当する。
本発明の車両制御装置の一実施形態のシステム構成図である。 ハイブリッドCPU10が実行する制御処理の一実施形態のフローチャートである。
符号の説明
1 ナビゲーション装置
2 天気予報受信器
3 受信装置
4 地図データベース
5 入力装置
6 ディスプレイ装置
7 スピーカ
8 データベース
9 ナビゲーションECU
10 ハイブリッドCPU
20 バッテリECU
21 メインバッテリ
22 アクセルセンサ
23 車速センサ
24 エンジンECU
25 モータ・ジェネレータCPU
26 エンジン
27 ジェネレータ
28 モータ
30 DC昇圧コンバータ
31 インバータ
33 太陽電池

Claims (16)

  1. バッテリと、
    車両の走行用駆動源で駆動して前記バッテリを充電可能な発電機と、
    前記バッテリを充電可能な太陽電池と、
    前記発電機の駆動を制御する発電機制御手段とを備えた車両制御装置において、
    車両の目的地を設定する目的地設定手段と、
    前記バッテリの充電状態を検出する充電状態検出手段と、
    前記目的地での太陽電池の発電可能電力を予測する発電可能電力予測手段とを備え、
    前記発電機制御手段は、前記充電状態検出手段により検出される充電状態と、前記発電可能電力予測手段により予測される発電可能電力とに基づいて、前記発電機の駆動を制御することを特徴とする車両制御装置。
  2. 請求項1記載の車両制御装置において、
    前記発電可能電力予測手段により予測される目的地での太陽電池の発電可能電力に基づいて、車両が目的地に到達する時点での前記バッテリの目標充電状態を設定する目標充電状態設定手段を更に備え、
    前記発電機制御手段は、前記充電状態検出手段により検出される充電状態を、前記目標充電状態に近づけるべく前記発電機の駆動を制御することを特徴とする車両制御装置。
  3. 車両の走行用駆動源となるエンジン及びモータと、
    前記モータに電力を供給するバッテリと、
    前記バッテリを充電可能な太陽電池と、
    前記走行用駆動源を制御して車両を走行させる走行用駆動源制御手段とを備え、
    少なくとも前記モータを使用した走行が可能なハイブリッド車両の車両制御装置において、
    車両の目的地を設定する目的地設定手段と、
    前記バッテリの充電状態を検出する充電状態検出手段と、
    前記目的地での太陽電池の発電可能電力を予測する発電可能電力予測手段とを備え、
    前記走行用駆動源制御手段は、前記充電状態検出手段により検出される充電状態と、前記発電可能電力予測手段により予測される発電可能電力とに基づいて、前記走行用駆動源を制御することを特徴とする車両制御装置。
  4. 請求項3記載の車両制御装置において、
    前記発電可能電力予測手段により予測される目的地での太陽電池の発電可能電力に基づいて、車両が目的地に到達する時点での前記バッテリの目標充電状態を設定する目標充電状態設定手段を更に備え、
    前記走行用駆動源制御手段は、前記充電状態検出手段により検出される充電状態を、前記目標充電状態に近づけるべく、前記モータを使用して車両を走行させることを特徴とする車両制御装置。
  5. 請求項3記載の車両制御装置において、
    車両の現在位置を検出する位置検出手段と、
    車両の現在位置から目的地までの距離を算出する距離算出手段と、
    前記バッテリの充電状態と、目的地での太陽電池の発電可能電力に基づいて、前記モータを使用した走行が可能な距離を算出するモータ走行距離算出手段を備え、
    前記距離算出手段により算出された車両の現在位置から目的地までの距離が、前記モータ走行距離算出手段により算出されたモータを使用した走行が可能な距離以下の場合に、前記走行用駆動源制御手段は、前記モータを使用して車両を走行させることを特徴とする車両制御装置。
  6. 請求項1乃至4のいずれか1項記載の車両制御装置において、
    車両の現在位置を検出する位置検出手段と、
    車両の現在位置と目的地とに基づいて、車両が目的地に到着する到着時刻を予測する到着時刻予測手段とを更に備え、
    前記発電可能電力予測手段は、更に、前記到着時刻予測手段により予測された到着時刻に基づいて、目的地での前記太陽電池の発電可能電力を予測することを特徴とする車両制御装置。
  7. 請求項5記載の車両制御装置において、
    前記車両の現在位置と目的地とに基づいて、車両が目的地に到着する到着時刻を予測する到着時刻予測手段とを更に備え、
    前記発電可能電力予測手段は、更に、前記到着時刻予測手段により予測された到着時刻に基づいて、目的地での前記太陽電池の発電可能電力を予測することを特徴とする車両制御装置。
  8. 請求項1乃至5のいずれか1項記載の車両制御装置において、
    天候情報を受信可能な受信手段を更に備え、
    前記発電可能電力予測手段は、更に、前記受信手段により受信された天候情報に基づいて、目的地での前記太陽電池の発電可能電力を予測することを特徴とする車両制御装置。
  9. 請求項1乃至4のいずれか1項記載の車両制御装置において、
    車両の現在位置を検出する位置検出手段と、
    車両の現在位置と目的地とに基づいて、車両が目的地に到着する到着時刻を予測する到着時刻予測手段と、
    天候情報を受信可能な受信手段を更に備え、
    前記受信手段は、前記到着時刻予測手段により予測された到着時刻における目的地の天候情報を受信し、
    前記発電可能電力予測は、更に、前記到着時刻における目的地の天候情報に基づいて、目的地での前記太陽電池の発電可能電力を予測することを特徴とする車両制御装置。
  10. 請求項5記載の車両制御装置において、
    車両の現在位置と目的地とに基づいて、車両が目的地に到着する到着時刻を予測する到着時刻予測手段と、
    天候情報を受信可能な受信手段を更に備え、
    前記受信手段は、前記到着時刻予測手段により予測された到着時刻における目的地の天候情報を受信し、
    前記発電可能電力予測は、更に、前記到着時刻における目的地の天候情報に基づいて、目的地での前記太陽電池の発電可能電力を予測することを特徴とする車両制御装置。
  11. 請求項1乃至10のいずれか1項記載の車両制御装置において、
    目的地での駐車時間を設定可能な駐車時間設定手段を備え、
    前記発電可能電力予測手段は、更に、前記目的地での駐車時間に基づいて、目的地での前記太陽電池の発電可能電力を予測することを特徴とする車両制御装置。
  12. 請求項1乃至10のいずれか1項記載の車両制御装置において、
    目的地での駐車時間を予測する駐車時間予測手段を備え、
    前記発電可能電力予測手段は、更に、前記駐車時間予測手段で予測された目的地での駐車時間に基づいて、目的地での前記太陽電池の発電可能電力を予測することを特徴とする車両制御装置。
  13. 請求項12記載の車両制御装置において、
    前記駐車時間予測手段により予測される予測時間は、予め設定された所定値であることを特徴とする車両制御装置。
  14. 実施例追加
    請求項12記載の車両制御装置において、
    車両の駐車時間を検出する駐車時間検出手段と、
    前記駐車時間検出手段で検出された駐車時間を記憶する駐車時間記憶手段とを備え、
    前記駐車時間予測手段は、前記駐車時間記憶手段に記憶されている過去の駐車時間に基づいて、目的地での駐車時間を予測することを特徴とする車両制御装置。
  15. 請求項1乃至10のいずれか1項記載の車両制御装置において、
    前記目的地の次回走行開始予定時刻を設定可能な次回走行開始予定時刻設定手段を備え、
    前記発電可能電力予測手段は、更に、前記次回走行開始予定時刻設定手段で設定された次回走行開始予定時刻に基づいて、目的地での前記太陽電池の発電可能電力を予測することを特徴とする車両制御装置。
  16. 請求項1乃至10のいずれか1項記載の車両制御装置において、
    前記目的地の次回走行開始予定時刻を予測する次回走行開始予定時刻予測手段を備え、
    前記発電可能電力予測手段は、更に、前記次回走行開始予定時刻予測手段で予測された次回走行開始予定時刻に基づいて、目的地での前記太陽電池の発電可能電力を予測することを特徴とする車両制御装置。
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