JP2006326935A - プリンタの保護装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】 駆動系の電源電圧と制御系の電源電圧とを必要とするプリンタにおいて、電源回路から出力される電源電圧に異常が発生した場合であっても、プリンタの誤動作や破損が生じないようにする。
【解決手段】 電源回路121から出力される駆動系への供給電圧VPP1および制御系ロジック回路への供給電圧VCC1の電圧をCPU102によって同時に監視する。これにより、VCC1のみに異常が発生した場合に対応することができる。また、CPU102の電源電圧VDD(3.3V)を、VCC1(5V)を利用してレギュレータ114によって生成する。これにより、VCC1の電圧が低下した場合におけるCPU102の動作マージンを確保することができる。
【選択図】 図1
【解決手段】 電源回路121から出力される駆動系への供給電圧VPP1および制御系ロジック回路への供給電圧VCC1の電圧をCPU102によって同時に監視する。これにより、VCC1のみに異常が発生した場合に対応することができる。また、CPU102の電源電圧VDD(3.3V)を、VCC1(5V)を利用してレギュレータ114によって生成する。これにより、VCC1の電圧が低下した場合におけるCPU102の動作マージンを確保することができる。
【選択図】 図1
Description
本発明は、プリンタの電源電圧の異常を検出し、機器の誤動作や破損を防ぐ技術に関する。
例えば、プリンタ機器において、電源回路の出力電圧を監視し、電圧値に異常が発生した場合に電源回路からの電力供給を制限し、装置の誤動作や破損を防止する保護回路が知られている。この技術に関しては、例えば特許文献1および2に記載されている。
これらの特許文献に記載されているような保護回路は、モータの電源電圧に代表される駆動系電圧の異常を監視するものであった。
また特許文献1には、異常電圧を検出し、さらに保護回路の動作を制御するコントロール部をロジック電圧(制御系のロジック回路の電源電圧)で駆動するのではなく、常に駆動可能な補助電源によって駆動する旨が記載されている。
しかしながら、電源回路の異常にも色々な場合があり、駆動系電圧は正常であるのに、機器の破損や誤動作に至るようなこともあり得る。例えば、駆動系の電源電圧が正常である場合に、制御系のロジック回路の電源電圧に異常が発生すると、ロジック回路の破損や誤動作が発生し、制御系の機能が損なわれる可能性がある。
また、何らかの理由により電源回路の出力電圧が低下した場合に、その電圧低下を検出する検出回路を駆動する電源電圧も同時に低下してしまい、その機能が正常に働かなくなる場合がある。この場合、異常電圧の発生を検出すること自体が正確に行えなくなり、プリンタ機器の誤動作や破壊を防止するための機能そのものが働かなくなる。
なお、特許文献1には、保護回路の動作を制御するコントロール部を、ロジック電圧(制御系のロジック回路の電源電圧)によって駆動するのではなく、常に駆動可能な補助電源によって駆動する旨が記載されている。しかしながら、この補助電源をどのようにして用意するのかについては記載されていない。
本発明は、駆動系の電源電圧と制御系の電源電圧とを必要とするプリンタにおいて、制御系の電源電圧に異常が発生した場合であっても、プリンタの誤動作や破損が生じないようにする技術を提供することを目的とする。
また本発明は、電源回路の出力電圧が低下した場合に、電源電圧を監視し、保護動作を行う手段の機能がその影響によって損なわれない技術を提供することを目的とする。
本発明は、プリンタの保護装置であって、プリンタの駆動系回路に供給される駆動系電源電圧と、前記プリンタの制御系回路に供給される制御系電源電圧とを出力する電源回路と、前記駆動系電源電圧および前記制御系電源電圧の異常を監視する監視手段と、前記監視手段により、前記駆動系電源電圧および前記制御系電源電圧のうちの少なくとも一方の異常を検出した場合、前記電源回路からの前記駆動系電源電圧の供給を遮断する遮断回路とを備えることを特徴とする。
上記の発明によれば、モータ等の電源電圧となる駆動系電源電圧と、このモータの動作を制御するロジック回路の電源電圧であるロジック回路電源電圧とが共に監視される。これにより、(1)駆動系電源電圧のみに異常が生じた場合、(2)ロジック回路電源電圧のみに異常が生じた場合、(3)駆動系電源電圧とロジック回路電源電圧の両方に異常が生じた場合に対応することができる。
特に(2)の場合に対応できるので、駆動系電源電圧が正常で、ロジック回路電源電圧に異常が生じた場合における機器の誤動作や破損を防止することができる。また、異常電圧の発生時に、モータ等の電源電圧となる駆動系電源電圧を遮断するので、モータ等の焼損や発火といった危険を回避することができる。
本発明において、駆動系電源電圧または制御系電源電圧から、前記制御系電源電圧より低い電圧を生成する定電圧回路をさらに備え、監視手段は、前記定電圧回路により生成される電圧によって動作する構成とすることは好ましい。
この態様によれば、 駆動系電源電圧またはロジック回路電源電圧の値が低下しても、監視手段の動作を正常に行わせることができるマージンが確保される。このため、電源回路からの出力電圧の低下に伴う保護処理機能の機能不全をある程度の電圧降下の範囲で防ぐことができる。
本発明において、監視手段は、プリンタとホストコンピュータとの間の通信制御機能を備え、遮断回路により、電源回路からの駆動系電源電圧の供給が遮断された場合、前記通信制御機能によって前記ホストコンピュータに、電源回路からの駆動系電源電圧の供給が遮断されたことを示す情報を送信する構成とすることは好ましい。
この態様によれば、何らかの理由により電源回路からの出力電圧の低下が発生しても、あるレベルまではプリンタ機器を制御するホストコンピュータとの間の通信機能が損なわれない。このため、駆動系電源電圧またはロジック回路電源電圧の値が低下した場合に、ホストコンピュータを操作しての再起動処理や適当な処理の実行(例えば予定していた印刷動作のキャンセル)を行うことができる。
またさらに、遮断回路による遮断が実施された際に、この通信機能を利用してホストコンピュータにその旨を伝える信号が送信されるので、電源が遮断された状態をホストコンピュータのディスプレイ上に表示することができ、ユーザに事態を把握させることができる。
本発明によれば、駆動系の電源電圧と制御系の電源電圧とを必要とするプリンタにおいて、制御系の電源電圧に異常が発生した場合であっても、プリンタの誤動作や破損が生じないようにすることができる。また本発明によれば、電源回路の出力電圧が低下した場合に、電源電圧を監視し、保護動作を行う手段の機能がその影響によって損なわれないようにすることができる。
(第1の実施形態)
1.実施形態の構成
図1は、発明を利用したプリンタ機器の構成を示すブロック図である。図1に示すプリンタ100は、大きく分けて、メインロジックボード101、プリンタ機構部分115および電源回路121を備えている。メインロジックボード101は、プリンタ機器全体の動作を制御する機能を備えている。プリンタ機構部分115は、主に印字や紙送りといった機構部分と各種のセンシング手段を備えている。
1.実施形態の構成
図1は、発明を利用したプリンタ機器の構成を示すブロック図である。図1に示すプリンタ100は、大きく分けて、メインロジックボード101、プリンタ機構部分115および電源回路121を備えている。メインロジックボード101は、プリンタ機器全体の動作を制御する機能を備えている。プリンタ機構部分115は、主に印字や紙送りといった機構部分と各種のセンシング手段を備えている。
電源回路121は、商用電源電圧(例えばAC100Vや220V)に基づいて、メインロジックボード101およびプリンタ機構部分115に電源電力を供給するスイッチング電源回路である。この例においては、図示しない商用電源のコンセントに差し込まれたプラグ122を介して供給される商用電源に基づいて、駆動系電源電圧VPP1(24V)およびロジック回路電源電圧VCC1(5V)が生成される。
メインロジックボード101は、CPU102、インターフェース回路103、ヘッドドライバ104、PFモータードライバ回路105、カッターモータードライバ回路106、カバーセンサ回路107、PEセンサ回路108、メモリ109、PFスイッチ110、LED111、遮断回路112、遮断回路113、レギュレータ114、異常電圧を検出する検出回路130および131を備えている。
プリンタ機構部分115は、プリンタヘッド116、PFモータ117、カッターモータ118、カバーセンサ119およびPEセンサ120を備えている。
CPU102は、インターフェース回路103を介して外部のホストコンピュータとの間で通信を行う機能、符号104〜106のドライバ回路を制御する機能、および電源電圧の異常を監視する機能、この異常電圧の発生時に遮断回路112および113にその旨を指示する制御信号を出力する機能、その他センシング関係の機能を備えている。
CPU102は、遮断回路112直後の電圧VPP2を、検出回路130を介して監視し、遮断回路113直後の電圧VCC2を、検出回路131を介して監視する。そしてCPU102は、VPP2とVCC2の少なくとも一方の値の異常を検出した際に、遮断回路112への制御信号レベルS1を変化させ、それによって遮断回路112を動作させ、VPPラインを遮断する。なお、本実施形態においては、上記VPPラインの遮断と同時に、遮断回路113への制御信号レベルS2を変化させ、それによって遮断回路113を動作させ、VCCラインも同時に遮断する。
インターフェース回路103は、CPU102からの通信信号を所定の信号規格(例えばUSB規格)に変換し、それを外部のホストコンピュータに送りだす機能、およびホストコンピュータからの通信信号(例えばUSB規格の通信信号)をCPU102が扱える信号形態に変換する機能を有する。なお、ホストコンピュータというのは、プリンタ100に印刷を指示するコンピュータ端末のことをいう。ユーザは、ホストコンピュータを操作することで、プリンタ100に印刷動作を行わせる。
ヘッドドライバ回路104は、プリンタヘッド116を駆動する。プリンタヘッド116は、サーマルヘッド等の印刷用紙に印字を行う機構である。PFモータードライバ回路105は、印刷用紙の紙送り(ペーパーフィード)を行うためのPFモータ117を駆動する。カッターモータードライバ回路106は、印字が行われた印刷用紙を切断するカッターを動かすカッターモータ118を駆動する。
これらドライバ回路104〜106は、5V電源で動作する制御処理用のロジック回路と24V電源をオンオフする駆動回路とを備えている。例えば、プリンタヘッド116としてサーマルヘッドが利用される場合、ヘッドドライバ回路104は、サーマルヘッドの発熱を制御するための5Vで動作するロジック回路と、サーマルヘッドの駆動電圧である24Vをオンオフする駆動回路とを備えている。また例えば、PFモータードライバ回路105は、PFモータ117の動きを制御するための5Vで動作するロジック回路とPFモータ117の駆動電圧である24Vをオンオフする駆動回路とを備えている。
カバーセンサ回路107は、プリンタ100の図示しない外装カバーの開および閉の状態を検出するカバーセンサ119の周辺回路である。PEセンサ回路108は、印刷用紙の紙送りの状態を監視するPEセンサ120の周辺回路である。
メモリ109は、CPU102の動作に必要なデータやプログラムを格納するデータ記憶手段である。PFスイッチ110は、印刷用紙の紙送りを手動で行う場合に利用されるスイッチである。LED111は、プリンタ100の動作状態を表示するランプである。
通常時において、遮断回路112は、電源回路121から供給される24V電源ライン(VPPライン)を導通させ、さらに遮断回路113は、電源回路121から供給される5V電源ライン(VCCライン)を導通させる。そして、これら電源ラインの何れか一方に異常が検出された場合、CPU102からの制御信号S1に基づいてVPPラインの遮断処理も行われ、さらに制御信号S2に基づいてVCCラインの遮断が行われる。
レギュレータ(Reg)114は、VCC1(5V)を利用して、制御系ロジック電源電圧VDD(3.3V)を生成する三端子レギュレータである。このVDD(3.3V)は、CPU102に供給され、その電源電圧となる。
図2は、遮断回路および検出回路の概要を示す回路図である。遮断回路112は、CPU102から出力される制御信号S1のレベルがHigh(例えば3.3V)である場合に、Q2がON、Q1がONとなり、VPP1(24V)の値がQ1のON抵抗分だけ電圧降下したVPP2を出力する。一方、CPU102から出力される制御信号S1のレベルがLowである場合に、Q2がOFF、Q1がOFFとなり、遮断回路112は、VPP1(24V)の電圧を遮断する。つまり、VPPラインが遮断回路112によって遮断される。
また遮断回路113は、遮断回路112と同様に、CPU102から出力される制御信号S2のレベルがHighである場合に、Q4がON、Q3がONとなり、VCCのラインを導通させる。逆にS2のレベルがLowである場合に、Q4およびQ3がOFFとなり、遮断回路113によるVCCラインの遮断が行われる。
検出回路130は、VPP2の電圧を、ツェナーダイオードを介した抵抗分圧回路によって分圧し、その分圧した値をCPU102のアナログ入力ポートに出力する機能を有する。なお、ツェナーダイオードは、CPUに過大な電圧が加わらないようにする保護素子として機能する。
検出回路131は、VCC2の電圧を、抵抗分圧回路によって分圧し、その分圧した値をCPU102のアナログ入力ポートに出力する機能を有する。
2.実施形態の動作
以下、図1および図2に示す構成の動作の一例を説明する。図3は、動作の一例を説明するフローチャートである。プリンタ100の図示しない主電源がONにされると、電源回路121が動作し、駆動系電源電圧VPP1(24V)とロジック回路電源電圧VCC1(5V)が生成され、図3の処理フローがスタート(ステップS301)する。
以下、図1および図2に示す構成の動作の一例を説明する。図3は、動作の一例を説明するフローチャートである。プリンタ100の図示しない主電源がONにされると、電源回路121が動作し、駆動系電源電圧VPP1(24V)とロジック回路電源電圧VCC1(5V)が生成され、図3の処理フローがスタート(ステップS301)する。
図3の処理フローがスタートすると、まず初期化処理が行われ(ステップS302)、次にVCC2の値は正常か、が判断される(ステップS303)。VCC2の値が正常であれば、ステップS304に進み、VCC2の値が正常でなければ、ステップS306に進む。
ステップS304においては、VPP2の値は正常か、が判断され、VPP2の値が正常であれば、ステップS305に進み、プリンタ100全体の動作状態が継続され、処理フローは、ステップS303の前段階に戻る。他方において、VPP2の値が正常でなければ、ステップS306に進む。
この例においては、規定電圧から±5%以内の値を正常、それより大きくずれた場合を異常と判断する。もちろん、この判断条件は任意に設定可能である。
ステップS303またはステップS304の判断がNOである場合、S1およびS2のレベルがLowレベルとなり、遮断回路112および113が遮断状態となる。こうして、VCC2出力オフ、VPP2出力オフの状態(ステップS306)が得られる。
ステップS306が実行された場合、エラー状態となる(ステップS308)。ステップS306が実行されることで、ヘッドドライバ回路104、PFモータードライバ回路105、およびカッターモータードライバ回路106へのVPP2およびVCC2の供給が停止される。これにより、モータやその駆動デバイスの破損、ロジック回路の破損や誤動作が防止される。
またこの際、電源回路121の出力電圧に異常が発生し、それに対応してシステムがエラー状態に陥っている旨の信号(例えばエラーステータス情報)が、CPU102からホストコンピュータに出力される。この信号に基づき、ホストコンピュータは、所定のエラー表示をそのディスプレイに表示する。
このような動作を行うことができるのは、VCC1が3.3V未満に低下していなければ、VDD=3.3Vを確保することができ、CPU102が正常に動作するからである。こうして、電源回路121の出力電圧に異常が発生した場合に、プリンタ100の状態をホストコンピュータに知らせることができ、それをユーザが認識することができる。
ステップS308のエラー状態に陥った場合、ユーザは、システム全体を手動で再起動させ、機能を回復させる。なお、電源回路121に障害がある場合等は、それを取り除き、その後に再起動を行う必要がある。
本実施形態においては、VPPラインに加えてVCCラインの電圧も監視し、何れかのラインに異常電圧が生じた場合に、VCCラインとVPPラインの両方を遮断する。特に異常電圧の発生時に、駆動系電源電圧VPPのラインを遮断することで、モータやヘッドの焼損や発火等の危険の回避、無駄な印字の防止、カッターモータ118の異常動作による危険の回避、といった優位性を得ることができる。また、VPPラインは正常であるが、VCCラインに異常電圧が発生した場合における不都合(デバイスの損傷や異常動作)の発生を回避することができる。
また、この形態においては、VCC1の値の低下に対するCPU102の動作マージンが確保されているので、VCC1が低下した際におけるVCC1およびVPP1に対する異常検出機能およびVCC1およびVPP1に対する遮断機能をある程度の範囲において適切に得ることができる。
またこの形態においては、ステップS308のエラー状態において、CPU102が動作可能であるので、ホストコンピュータを操作しての再起動処理や適当な処理の実行(例えば予定していた印刷動作のキャンセル)等を行うことができる。このため、ホストコンピュータに表示された警告表示を認識したユーザが、印刷されていない(つまり今後印刷予定である)印刷データの保存や消去、あるいは他の印刷機器への切り換え、といった操作を行えるような操作メニューを用意することができる。
(第2の実施形態)
図1および図2に示す構成において、検出回路130を遮断回路112の前段に、検出回路131を遮断回路113の前段に配置することもできる。この場合、VPP1とVCC1が正常電圧になった段階で、エラー状態から正常動作状態に移行する処理を自動的に行うことができる。
図1および図2に示す構成において、検出回路130を遮断回路112の前段に、検出回路131を遮断回路113の前段に配置することもできる。この場合、VPP1とVCC1が正常電圧になった段階で、エラー状態から正常動作状態に移行する処理を自動的に行うことができる。
なお、この実施形態を実現するには、図3に示すフローチャートにおいて、ステップS308の処理の後に、ステップS303の処理を実行する処理手順を設定し、さらにステップS305の前に、「VCC2出力オフおよびVPP2出力オフである場合に、VCC2出力オンおよびVPP2出力オンとする」処理ステップを加えればよい。また、検出回路を遮断回路112および113の前後に配置することもできる。
(第3の実施形態)
レギュレータ114による制御系ロジック電源電圧VDD(3.3V)の生成を、VPP1(24V)を利用して行ってもよい。この場合、異常時におけるVPP1の電圧低下に対するCPU102の動作マージンを大きくすることができる。しかしながら、レギュレータ114における電圧降下が大きくなり、消費電力および発熱の点において、図1に示す構成に比較して不利となる。
レギュレータ114による制御系ロジック電源電圧VDD(3.3V)の生成を、VPP1(24V)を利用して行ってもよい。この場合、異常時におけるVPP1の電圧低下に対するCPU102の動作マージンを大きくすることができる。しかしながら、レギュレータ114における電圧降下が大きくなり、消費電力および発熱の点において、図1に示す構成に比較して不利となる。
本発明は、比較的高電圧を必要とするモータ等の駆動系回路と、比較的低電圧で動作する制御系ロジック回路とを備えたプリンタに利用することができる。
100…プリンタ、101…メインロジックボード、102…CPU、103…インターフェース回路、104…ヘッドドライバ回路、105…PFモータードライバ回路、106…カッターモータードライバ回路、107…カバーセンサ回路、108…PEセンサ回路、109…メモリ、110…PFスイッチ、111…LED、112…遮断回路、113…遮断回路、114…レギュレータ、115…プリンタ機構部分、116…プリンタヘッド、117…PFモータ、118…カッターモータ、119…カバーセンサ、120…PEセンサ、121…電源、122…電源プラグ、130…検出回路、131…検出回路。
Claims (3)
- プリンタの駆動系回路に供給される駆動系電源電圧と、前記プリンタの制御系回路に供給される制御系電源電圧とを出力する電源回路と、
前記駆動系電源電圧および前記制御系電源電圧の異常を監視する監視手段と、
前記監視手段により、前記駆動系電源電圧および前記制御系電源電圧のうちの少なくとも一方の異常を検出した場合、前記電源回路からの前記駆動系電源電圧の供給を遮断する遮断回路と
を備えることを特徴とするプリンタの保護装置。 - 前記駆動系電源電圧または前記制御系電源電圧から、前記制御系電源電圧より低い電圧を生成する定電圧回路をさらに備え、
前記監視手段は、前記定電圧回路により生成される電圧によって動作することを特徴とする請求項1に記載のプリンタの保護装置。 - 前記監視手段は、前記プリンタとホストコンピュータとの間の通信制御機能を備え、
前記遮断回路により、前記電源回路からの前記駆動系電源電圧の供給が遮断された場合、前記通信制御機能によって前記ホストコンピュータに、前記電源回路からの前記駆動系電源電圧の供給が遮断されたことを示す情報を送信することを特徴とする請求項1または2に記載のプリンタの保護装置。
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