JP2006326740A - 工作機械 - Google Patents

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Abstract

【課題】メンテナンスの容易化を図るとともに、製造コストを抑えることができ、更に、高精度に加工することができる工作機械を提供する。
【解決手段】工作機械10は、矩形状をした基部12、基部12の両側にそれぞれ立設される左右両側2つの側壁13,14、基部12の奥側に立設される後面側の側壁15を備えたベッド11と、3つの側壁13,14,15により囲まれた空間内に配設されるテーブル20と、矩形状且つ枠状に形成されて左右両側の側壁13,14の上部に支持され、前後方向に移動自在に設けられる第1サドル16と、第1サドル16の枠内に配設されて左右方向に移動自在に設けられ、鉛直方向に貫通した貫通穴17bを有する第2サドル17と、第2サドル17の貫通穴17b内に鉛直方向に移動自在に設けられる主軸頭18と、テーブル20よりも上方に配置され、軸中心に回転自在に主軸頭18によって支持される主軸19とを備える。
【選択図】図3

Description

本発明は、ベッドと、当該ベッドに配設され、ワークが載置されるテーブルと、軸線が鉛直方向に配置されて当該軸線中心に回転自在に設けられ、工具を保持する主軸と、前記テーブルと主軸とを直交3軸方向に相対移動させる送り機構とを備えた工作機械に関する。
前記工作機械として、従来、例えば、特開2001−87964号公報に開示されたものが知られている。この工作機械は、ベッドと、ベッド上に配設されるコラムと、コラムの前面に支持され、水平方向(X軸方向)に移動自在となったサドルと、サドルの前面に支持され、鉛直方向(Z軸方向)に移動自在となった主軸頭と、軸線が鉛直方向となるように且つ当該軸線回りに回転自在に主軸頭によって支持され、工具を保持する主軸と、ベッドの上面に配設されて主軸よりも下方に設けられるとともに、前記サドルの移動方向と水平面内で直交する方向(Y軸方向)に移動自在に設けられ、ワークが載置されるテーブルなどから構成される。
また、前記工作機械は、サドルのX軸に沿った移動を案内するX軸案内機構と、主軸頭のZ軸に沿った移動を案内するZ軸案内機構と、テーブルのY軸に沿った移動を案内するY軸案内機構と、サドルをX軸方向に移動させるX軸送り機構と、主軸頭をZ軸方向に移動させるZ軸送り機構と、テーブルをY軸方向に移動させるY軸送り機構と、ベッドに付設され、当該工作機械の周囲を覆う工作機械カバーと、コラムの前面に配設されるX軸カバーと、サドルの前面に配設されるZ軸カバーと、ベッドの上面に配設されるY軸カバーとを更に備えている。
前記X軸案内機構は、コラムの前面にX軸に沿って形成された第1X軸案内面と、この第1X軸案内面と係合するようにサドルの後面に形成された第2X軸案内面とからなり、前記Z軸案内機構は、サドルの前面にZ軸に沿って形成された第1Z軸案内面と、この第1Z軸案内面と係合するように主軸頭の後面に形成された第2Z軸案内面とからなり、前記Y軸案内機構は、ベッドの上面にY軸に沿って形成された第1Y軸案内面と、この第1Y軸案内面と係合するようにテーブルの下面に形成された第2Y軸案内面とからなる。
前記X軸送り機構は、コラムに配設されるX軸駆動モータと、このX軸駆動モータによって軸中心に回転せしめられ、X軸に沿ってコラムの前面に配設されるX軸ボールねじと、サドルの後面に固設され、X軸ボールねじと螺合するX軸ナットとからなり、前記Z軸送り機構は、サドルに配設されるZ軸駆動モータと、このZ軸駆動モータによって軸中心に回転せしめられ、Z軸に沿ってサドルの前面に配設されるZ軸ボールねじと、主軸頭の後面に固設され、Z軸ボールねじと螺合するZ軸ナットとからなり、前記Y軸送り機構は、ベッドに配設されるY軸駆動モータと、このY軸駆動モータによって軸中心に回転せしめられ、Y軸に沿ってベッドの上面に配設されるY軸ボールねじと、テーブルの下面に固設され、Y軸ボールねじと螺合するY軸ナットとからなる。
前記X軸カバーは、サドルのX軸方向への移動を許容可能にコラムの前面に設けられて両端部及び上部が工作機械カバーの内面にそれぞれ接続したテレスコピック式のカバーから構成され、前記Z軸カバーは、主軸頭のZ軸方向への移動を許容可能にサドルの前面に設けられてZ軸案内機構及びZ軸送り機構を覆う巻き取り式のカバーから構成され、前記Y軸カバーは、テーブルのY軸方向への移動を許容可能にベッドの上面に設けられてY軸案内機構及びY軸送り機構を覆い、上面の高さがX軸方向の中央部側から両端部側にかけて低くなるように傾斜して形成されるテレスコピック式のカバーから構成されており、切りくずや切削液が、X軸案内機構やX軸送り機構、Z軸案内機構やZ軸送り機構、Y軸案内機構やY軸送り機構に侵入するのを防止する。
このように構成された工作機械では、X軸駆動モータによりX軸ボールねじが回転せしめられてX軸ナットが当該X軸ボールねじに沿って移動すると、サドルが第1X軸案内面及び第2X軸案内面により案内されてX軸方向に移動し、Z軸駆動モータによりZ軸ボールねじが回転せしめられてZ軸ナットが当該Z軸ボールねじに沿って移動すると、主軸頭が第1Z軸案内面及び第2Z軸案内面により案内されてZ軸方向に移動し、Y軸駆動モータによりY軸ボールねじが回転せしめられてY軸ナットが当該Y軸ボールねじに沿って移動すると、テーブルが第1Y軸案内面及び第2Y軸案内面により案内されてY軸方向に移動することから、テーブル上に載置されたワークが、主軸に保持された工具によって加工される。
そして、このような加工中においては、X軸カバー,Z軸カバー及びY軸カバーによって、ワークの加工により発生した切りくずや、工具とワークとの接触部に適宜供給される切削液が、X軸案内機構やX軸送り機構、Z軸案内機構やZ軸送り機構、Y軸案内機構やY軸送り機構に侵入するのが防止されている。尚、Y軸カバーは、その上部傾斜面に沿わせて切りくずや切削液を下方に落下,流動させる。
特開2001−87964号公報
しかしながら、上記従来の工作機械では、テーブルの移動を案内するY軸案内機構や、テーブルを移動させるY軸送り機構が当該テーブルの上面よりも下側に設けられており、Y軸カバー上を切りくずや切削液が常に流動することから、このY軸案内機構やY軸送り機構の内部に、X軸案内機構やX軸送り機構、Z軸案内機構やZ軸送り機構に比べて切りくずや切削液が侵入し易く、このために、Y軸カバーのメンテナンスを頻繁に行ったり、コストの高い構造の複雑なものを採用しなければならないという問題があった。
また、相当な重量を有するサドルがコラムの前面に、同じく相当な重量を有する主軸頭がサドルの前面に支持されて、これらサドルや主軸頭が工作機械前面側に突き出ているため、コラムやサドルに撓みなどの変形を生じて高い加工精度を得ることができないという問題もある。
本発明は、以上の実情に鑑みなされたものであって、メンテナンスの容易化を図ることができるとともに、製造コストを抑えることができ、更に、高精度な加工を行うことができる工作機械の提供をその目的とする。
上記目的を達成するための本発明は、
矩形状をした基部と、該基部の両側にそれぞれ立設され、間隔を空けて対峙する左右両側2つの側壁と、前記基部の奥側に立設され、前記左右両側の側壁間に設けられる後面側の側壁とを備えたベッドと、
前記ベッドの3つの側壁により囲まれた空間内で該ベッドに配設されるテーブルと、
矩形状且つ枠状に形成されて長手方向の両端部が前記ベッドの左右両側の側壁の上部にそれぞれ支持され、水平面内で前後方向に移動自在に設けられる第1サドルと、
前記第1サドルの枠内に配設されて水平面内で左右方向に移動自在に設けられ、鉛直方向に貫通した貫通穴を有する第2サドルと、
前記第2サドルの貫通穴内に配設され、鉛直方向に移動自在に設けられる主軸頭と、
前記テーブルよりも上方で軸線が鉛直方向に配置され、該軸線中心に回転自在に前記主軸頭によって支持される主軸と、
前記第1サドルの前記前後方向への移動を案内する第1案内機構と、
前記第2サドルの前記左右方向への移動を案内する第2案内機構と、
前記主軸頭の前記鉛直方向への移動を案内する第3案内機構と、
前記第1サドルを前記前後方向に移動させる第1送り機構と、
前記第2サドルを前記左右方向に移動させる第2送り機構と、
前記主軸頭を前記鉛直方向に移動させる第3送り機構と、
前記主軸をその軸線中心に回転させる第1回転駆動機構とから構成されてなることを特徴とする工作機械に係る。
この発明によれば、第1送り機構によって第1サドルが第1案内機構による案内の下前後方向に移動せしめられ、第2送り機構によって第2サドルが第2案内機構による案内の下左右方向に移動せしめられ、第3送り機構によって主軸頭が第3案内機構による案内の下鉛直方向に移動せしめられ、また、第1回転駆動機構によって主軸がその軸線中心に回転せしめられることにより、テーブル上に載置されたワークが、主軸に保持された工具によって加工される。
本発明では、テーブルをベッドの3つの側壁により囲まれた空間内に配設するとともに、第1サドルの長手方向両端部をベッドの左右両側の側壁上部に前後方向に移動可能に支持させ、第2サドルを第1サドルの枠内に左右方向に移動可能に配設し、主軸頭を第2サドルの貫通穴内に鉛直方向に移動可能に配設しているので、これら第1サドル,第2サドル及び主軸頭をテーブルの上面よりも上方に配置することができる。
したがって、本発明に係る工作機械によれば、テーブルを移動させる送り機構やテーブルを案内する案内機構がテーブルの上面よりも下側に設けられた従来の工作機械に比べて、第1送り機構や第1案内機構、第2送り機構や第2案内機構、第3送り機構や第3案内機構に切りくずや切削液が侵入し難く、当該切りくずや切削液の侵入を防止するカバーの構造を簡素化して製造コストを低減したり、当該カバーのメンテナンスを容易にすることができる。
また、第1サドルを矩形状且つ枠状に形成してその枠内に第2サドルを配設するとともに、当該第2サドルに上下に貫通する貫通穴を形成して当該貫通穴内に主軸頭を配設し、従来の工作機械のような、前面側に突き出たサドルや主軸頭の支持構造をなくしているので、ベッドや第1サドル、第2サドルに撓みなどの変形が生じるのを防止することができ、高精度にワークを加工することができる。
尚、前記第1サドルは、その長手方向両端部間の前面側外面が凹んで形成されていても良く、このようにすれば、当該第1サドルがベッドの前面側に移動したときに、この第1サドルの前面側外面が、当該ベッドの前面側で各種作業をしている作業者に当たるのを防止することができる。
また、前記テーブルは、前記ベッドの後面側側壁に支持されて、該テーブルの上面と垂直な回転中心軸回りに回転自在に設けられるとともに、前記第1サドルの移動方向と平行な旋回中心軸回りに旋回自在に設けられ、前記工作機械は、前記テーブルを、その回転中心軸回りに回転させて所定の回転角度位置に割り出す第2回転駆動機構と、前記旋回中心軸回りに回転させて所定の旋回角度位置に割り出す旋回駆動機構とを更に備えていても良い。
このようにすれば、テーブルが、第2回転駆動機構により回転中心軸回りに回転せしめられて所定の回転角度位置に割り出されたり、旋回駆動機構により旋回中心軸回りに回転せしめられて所定の旋回角度位置に割り出されることで、当該テーブル上のワークを適宜位置に割り出すことができるので、ワークをテーブルに一度取り付けるだけで、ワーク外周面の加工などを含む一連の加工を実施することができる。これにより、効率的に加工したり、ワークの加工精度を向上させることができる。
また、前記ベッドは、その左右両側及び後面側の3つの側壁の内、いずれか一つに、外面側から内面側に貫通する工具交換穴を備え、前記工作機械は、前記工具交換穴から工具の搬入及び搬出を行って、前記主軸に保持された工具と新たな工具とを交換する工具交換装置を更に備えていても良い。
このようにすれば、工具交換装置により、主軸に保持された工具と新たな工具とを交換することで、効率的に工具交換を行うことができ、また、ベッドのいずれかの側壁に形成された工具交換穴から交換対象となる新たな工具を搬入するとともに、当該工具交換穴から主軸に保持されていた交換後の工具を搬出しているので、当該工具交換装置を設けることによって、ベッドの前面側で作業する作業者の作業性が損なわれることもない。
また、前記ベッドは、その左右両側及び後面側の3つの側壁の内、いずれか一つに、外面側から内面側に貫通するパレット交換穴を備え、前記工作機械は、前記パレット交換穴からパレットの搬入及び搬出を行って、前記テーブル上の、加工済みのワークが載置されたパレットと、未加工のワークが載置された新たなパレットとを交換するパレット交換装置を更に備えていても良い。
このようにすれば、パレット交換装置により、テーブル上の、加工済みのワークが載置されたパレットと、未加工のワークが載置された新たなパレットとを交換することで、効率的にパレット交換を行うことができ、また、ベッドのいずれかの側壁に形成されたパレット交換穴から交換対象となる新たなパレットを搬入するとともに、当該パレット交換穴からテーブル上に固定されていた交換後のパレットを搬出しているので、当該パレット交換装置を設けることによって、ベッドの前面側で作業する作業者の作業性が損なわれることもない。
また、前記ベッドは、その左右両側及び後面側の3つの側壁の内、いずれか二つに、外面側から内面側に貫通したパレット交換穴をそれぞれ備え、前記工作機械は、一方の前記パレット交換穴からパレットを搬入するとともに、他方の前記パレット交換穴からパレットを搬出して、前記テーブル上の、加工済みのワークが載置されたパレットと、未加工のワークが載置された新たなパレットとを交換するパレット交換装置を更に備えていても良い。
このようにしても、ベッドのいずれか二つの側壁にそれぞれ形成されたパレット交換穴の一方から交換対象となる新たなパレットを搬入し、当該パレット交換穴の他方からテーブル上に固定されていた交換後のパレットを搬出して、上記と同様、パレット交換装置によって効率的にパレットを交換することができ、また、当該パレット交換装置を設けることによって、ベッドの前面側で作業する作業者の作業性が損なわれることもない。
また、前記ベッドは、その基部の上面に一方側が開口し、該ベッドの外面に他方側が開口した切りくず排出穴を備え、前記工作機械は、前記切りくず排出穴内に配置され、前記ベッドの基部上面の開口部から落下する切りくずを回収する切りくず回収手段を更に備えていても良い。
このようにすれば、テーブルの下方やテーブルの周囲のベッド基部上面に開口した切りくず排出穴の一方側開口部から切りくずを効率的に排出して切りくず回収手段に回収させることができる。
このように、本発明に係る工作機械によれば、テーブルの上面よりも上方位置で第1サドル,第2サドル及び主軸頭をそれぞれ所定の送り方向に移動可能に配設したので、第1送り機構や第1案内機構、第2送り機構や第2案内機構、第3送り機構や第3案内機構の内部に切りくずや切削液が侵入し難く、これにより、当該切りくずや切削液の侵入を防止するカバーの構造を簡素化して製造コストを低減したり、当該カバーのメンテナンスの容易化を図ることができる。
また、第1サドルの枠内に第2サドルを配設するとともに、当該第2サドルの貫通穴内に主軸頭を配設したので、ベッドや第1サドル、第2サドルに撓みなどの変形を生じ難くして高精度な加工を行うことができる。
以下、本発明の具体的な実施形態について、添付図面に基づき説明する。尚、図1及び図2は、本発明の一実施形態に係る工作機械の概略構成を示した斜視図であり、図3及び図4は、本実施形態に係る工作機械本体,工具交換装置及びパレット交換装置の概略構成を示した斜視図である。また、図5は、本実施形態に係る工作機械本体の一部を示した正面図であり、図6は、図5における矢示A−A方向の断面図である。また、図7及び図8は、本実施形態に係る天井カバーなどの一部を示した平面図であり、図9は、図7における矢示B−B方向の断面図であり、図10は、図8における矢示C−C方向の断面図である。
図1乃至図6に示すように、本例の工作機械1は、立形マシニングセンタと呼ばれるタイプの工作機械本体10と、この工作機械本体10に付設された工具交換装置40,パレット交換装置45及び切りくず回収装置50と、これら工作機械本体10,工具交換装置40及びパレット交換装置45を少なくとも覆うカバー60とを備えて構成される。
前記工作機械本体10は、ベッド11と、ベッド11に配設され、水平面内で前後方向(Y軸方向)に移動自在となった第1サドル16と、第1サドル16に配設され、水平面内で左右方向(X軸方向)に移動自在となった第2サドル17と、第2サドル17に配設され、鉛直方向(Z軸方向)に移動自在となった主軸頭18と、主軸頭18によって軸線中心に回転自在に支持され、工具Tを保持する主軸19と、ベッド11に配設されてワークWが上面に載置されたパレットPが取り付けられるとともに、Y軸と平行な回転中心軸回り(B軸方向)に回転自在且つパレットPの上面に垂直な中心軸回り(C軸方向)に回転自在となったテーブル20などから構成される。
また、工作機械本体10は、第1サドル16のY軸に沿った移動を案内するY軸案内機構21と、第2サドル17のX軸に沿った移動を案内するX軸案内機構22と、主軸頭18のZ軸に沿った移動を案内するZ軸案内機構(図示せず)と、第1サドル16をY軸方向に移動させるY軸送り機構24と、第2サドル17をX軸方向に移動させるX軸送り機構25と、主軸頭18をZ軸方向に移動させるZ軸送り機構26と、主軸19をその軸線中心に回転させる主軸回転駆動機構(図示せず)と、テーブル20をB軸方向に回転させて所定の回転角度位置に割り出す第1テーブル回転駆動機構(図示せず)と、テーブル20をC軸方向に回転させて所定の回転角度位置に割り出す第2テーブル回転駆動機構(図示せず)とを備えている。
前記ベッド11は、平面視矩形状に形成される基部12と、X軸方向に間隔を空けて対峙し、基部12の両側にそれぞれ立設された左右両側2つの側壁13,14(正面左側の左側壁13及び正面右側の右側壁14)と、基部12の奥側に立設され、左右両側の側壁13,14間に設けられる後面側の側壁(後側壁)15とからなる。
前記基部12は、その中央部上面に一方側が開口し、他方側が奥側外周面に開口した切りくず排出穴12aを備えており、当該基部12の上面は、切りくず排出穴12aの開口部側に傾斜して形成されるとともに、左側壁13との付根部や右側壁14との付根部が傾斜して形成されている。
前記左側壁13には、工具交換装置40による工具Tの交換時に、当該工作機械本体10の内部(各側壁13,14,15により囲まれた空間内)に対して工具Tを搬入,搬出するための工具交換穴13aが外面側から内面側に貫通して形成されており、前記右側壁14には、パレット交換装置45によるパレットPの交換時に、当該工作機械本体10の内部(各側壁13,14,15により囲まれた空間内)に対してパレットPを搬入,搬出するためのパレット交換穴14aが外面側から内面側に貫通して形成されている。
前記テーブル20は、パレットPが取り付けられるパレット取付部20aと、このパレット取付部20aをC軸方向に回転自在に支持するとともに、ベッド11の後側壁15の内面にB軸方向に回転自在に支持される支持部20bとからなり、パレット取付部20aに取り付けられるパレットPが切りくず排出穴12aの略上方位置に位置するように、且つ支持部20bの下面が基部12の上面と一定間隔を隔てるように各側壁13,14,15に囲まれた空間内に配置されている。
前記パレット取付部20aは、前記第2テーブル回転駆動機構(図示せず)によりC軸方向に回転せしめられて所定の回転角度位置に割り出され、前記支持部20bは、前記第1テーブル回転駆動機構(図示せず)によりB軸方向に回転せしめられて所定の回転角度位置に割り出されるように構成されており、支持部20bがB軸方向に回転してパレットPがB軸方向に旋回したり、パレット取付部20aとともにパレットPがC軸方向に回転することで、当該パレットP上のワークWが適宜角度位置に割り出される。
前記第1サドル16は、矩形状且つ枠状に形成されて、横辺がX軸に、縦辺がY軸に平行に配置されており、長手方向の両端部がY軸方向に移動自在にベッド11の左側壁13及び右側壁14の上面にそれぞれ支持されている。また、第1サドル16の長手方向両端部間の前面側外周面には凹部16aが形成されており、この凹部16aによって、図6に示すように、第1サドル16がベッド11の前面側に移動したときに、当該第1サドル16の前面側外面がベッド11の前面側で各種作業をしている作業者Sに当たるのが防止される。
前記第2サドル17は、Y軸方向の両側に突出して形成された突出部17aと、鉛直方向に貫通した貫通穴17bとを備え、前記各突出部17aがX軸方向に移動自在に第1サドル16の横辺部上面にそれぞれ支持されて当該第1サドル16の枠内に設けられている。また、前記主軸頭18は、第2サドル17の貫通穴17b内にZ軸方向に移動自在に支持され、前記主軸19は、テーブル20よりも上方で軸線がZ軸方向と平行に配置され、主軸頭18の下端部に回転自在に支持されている。
前記Y軸案内機構21は、ベッド11の左側壁13及び右側壁14の上面にY軸に沿ってそれぞれ配設されたガイドレール21aと、第1サドル16の長手方向の両端部下面にそれぞれ固設され、このガイドレール21aに移動自在に係合したスライダ21bとからなる。
前記Y軸送り機構24は、ベッド11の左側壁13及び右側壁14の上面にそれぞれ配設された駆動モータ24aと、ベッド11の左側壁13及び右側壁14の上面にY軸に沿ってそれぞれ配設され、各駆動モータ24aによって軸中心に回転せしめられるボールねじ24bと、第1サドル16の各縦辺部外周面にそれぞれ固設され、各ボールねじ24bと螺合したナット24cとからなる。
このY軸案内機構21及びY軸送り機構24では、駆動モータ24aが駆動されてボールねじ24bが軸中心に回転し、これに沿ってナット24cが移動することで、ガイドレール21a及びスライダ21bにより案内されて第1サドル16がY軸方向に移動する。
前記X軸案内機構22は、第1サドル16の各横辺部上面にX軸に沿ってそれぞれ配設されたガイドレール22aと、第2サドル17の各突出部17aの下面にそれぞれ固設され、このガイドレール22aに移動自在に係合したスライダ22bとからなる。
前記X軸送り機構25は、第1サドル16の縦辺部の一方に配設された駆動モータ25aと、第1サドル16の枠内にX軸に沿って配設され、駆動モータ25aによって軸中心に回転せしめられるボールねじ25bと、第2サドル17に固設され、ボールねじ25bと螺合したナット(図示せず)とからなる。
このX軸案内機構22及びX軸送り機構25では、駆動モータ25aが駆動されてボールねじ25bが軸中心に回転し、これに沿ってナット(図示せず)が移動することで、ガイドレール22a及びスライダ22bにより案内されて第2サドル17がX軸方向に移動する。
前記Z軸案内機構(図示せず)は、第2サドル17の貫通穴17bのX軸方向両側の内周面にZ軸に沿ってそれぞれ配設されたガイドレール(図示せず)と、主軸頭18のX軸方向両側の外周面にそれぞれ固設され、このガイドレール(図示せず)に移動自在に係合したスライダ(図示せず)とからなる。
前記Z軸送り機構26は、第2サドル17のX軸方向両側の上面にそれぞれ配設された駆動モータ26aと、第2サドル17のX軸方向両側の内部にZ軸に沿ってそれぞれ配設され、各駆動モータ26aによって軸中心に回転せしめられるボールねじ(図示せず)と、主軸頭18のX軸方向両側の外周面にそれぞれ固設され、各ボールねじ(図示せず)と螺合したナット(図示せず)とからなる。
このZ軸案内機構(図示せず)及びZ軸送り機構26では、駆動モータ26aが駆動されてボールねじ(図示せず)が軸中心に回転し、これに沿ってナット(図示せず)が移動することで、ガイドレール(図示せず)及びスライダ(図示せず)により案内されて主軸頭18がZ軸方向に移動する。
前記工具交換装置40は、工具Tを保持する複数の保持部41aを備え、ベッド11の左側壁13の外面に支持された工具マガジン41と、水平回転して、主軸19に保持された工具Tを一方端側で把持するとともに、左側壁13の工具交換穴13aを介し工具マガジン41から工作機械本体10の内部側に移送されて所定位置に位置決めされた工具(次工具)Tを他方端側で把持する交換アーム42と、左側壁13の内面に支持されて交換アーム42を支持し、当該交換アーム42を水平回転させるとともに、鉛直方向に移動させる駆動機構部43などからなる。
この工具交換装置40は、駆動機構部43による交換アーム42の水平回転動作及び鉛直方向への移動動作により、主軸19の工具Tと所定位置に位置決めされた次工具T(図3や図4の2点鎖線参照)とを交換し、これらの各工具Tの搬入及び搬出を左側壁13の工具交換穴13aから行うようになっている。
前記パレット交換装置45は、パレットPが上面に載置される複数のパレット載置台46aを備え、当該各パレット載置台46aを鉛直軸回りに矢示方向(図3及び図4参照)に旋回移動させるパレット移動台46と、パレット移動台46と工作機械本体10との間に配設され、所定位置に旋回移動したパレット載置台46aと工作機械本体10のテーブル20との間でパレットPを移送する移送機構47とからなる。
前記移送機構47は、ベッド11の右側壁14のパレット交換穴14aを介しテーブル20に対して進退可能な移送部材47aを備えており、パレットPの移送時に、この移送部材47aをテーブル20側に移動させて、当該パレット交換穴14aからパレットPの搬入及び搬出を行い、このようにして、テーブル20上の、加工済みのワークWが載置されたパレットPと、未加工のワークWが載置された新たなパレットPとを交換する。
尚、パレットPに対するワークWの着脱は、パレット載置台46a(パレットP)がパレット移動台46における所定の旋回移動位置に旋回移動したときに、作業者などによって行われ、こうして、当該パレットPから加工済みのワークWが取り外され、未加工のワークWが当該パレットPに取り付けられる。
前記切りくず回収装置50は、ワークWの加工により生じた切りくずを所定の搬送方向に搬送して機外に排出する排出機構51と、搬送方向上流側で排出機構51の下方に配置され、切削液を貯留する貯留タンク54と、搬送方向下流端で排出機構51の下方に配置された回収ボックス55と、切りくず排出穴12a内の基部12上面開口部側や、後側壁15の、切りくず排出穴12aの基部12上面開口部側に設けられた複数のノズル体56と、貯留タンク54内の切削液を各ノズル体56に供給して吐出させる供給ポンプ(図示せず)とを備える。
前記排出機構51は、複数のプレートを無端環状に連結して構成され、切りくずを搬送する搬送ベルト52と、切りくず排出穴12a内に配置される水平部53a及び工作機械1の機外に配置される傾斜部53cを備え、搬送ベルト52を収容して回動自在に支持する支持部材53と、搬送ベルト52を矢示方向(図6参照)に回動させる駆動モータ(図示せず)などからなる。
前記支持部材53の水平部53aは、上下が開口して形成されており、この開口部53bから切りくず及び切削液が搬送ベルト52上に落下し、また、搬送ベルト52上に落下した切削液は、当該開口部53bから更に下方(後述のように貯留タンク54内)に流下するようになっている。また、支持部材53の傾斜部53cは、搬送方向下流端側の下面が開口しており、搬送ベルト52によって搬送された切りくずがこの開口部(図示せず)から回収ボックス55内に落下して集積される。
前記貯留タンク54は、支持部材53の水平部53aの下方に配置され、搬送ベルト52から流下した切削液を貯留する。また、前記ノズル体56は、図示しない供給管を介して前記供給ポンプ(図示せず)から供給される切削液をテーブル20上のパレットP側に向けて吐出するように構成される。
この切りくず回収装置50では、切りくず及び切削液が、基部12の傾斜した上面や、基部12と左側壁13及び右側壁14との傾斜した付根部、各側壁13,14,15に囲まれた空間内に適宜設けられる図示しないカバーにより切りくず排出穴12a側に導かれて、当該切りくず排出穴12aから、駆動モータ(図示せず)によって回動せしめられる搬送ベルト52上に落下すると、当該切りくずは、搬送ベルト52上に載置されて機外に向けて搬送され、搬送方向下流端で回収ボックス55内に落下して回収される。一方、当該切削液は、搬送ベルト52から更に流下して貯留タンク54内に貯留される。
また、テーブル20の支持部20bが、図5や図6に示すように、第1テーブル回転駆動機構(図示せず)によりB軸方向に180°回転せしめられ、当該支持部20bやパレット取付部20aに取り付けられたパレットP上のワークWが逆さまとなった状態で、供給ポンプ(図示せず)から供給された切削液が各ノズル体56から吐出されると、この吐出された切削液により、支持部20b上やパレット取付部20a上、パレットP上、ワークW上などに堆積した切りくずが除去されて下方に落下せしめられ、切りくず排出穴12aから搬送ベルト52上に落下して機外に搬送,回収される。
前記カバー60は、工作機械本体10の外周面及び工具交換装置40を覆う第1カバー61と、第1カバー61に接続し、パレット交換装置45を覆う第2カバー62と、第1カバー61に接続し、ベッド11の各側壁13,14,15により囲まれた空間の上部を閉塞する天井カバー70と、工作機械本体10の第1サドル16の枠内に、第2サドル17のX軸方向への移動を許容可能に設けられるテレスコピック式の第3カバー63と、ベッド11の左側壁13の工具交換穴13aを閉塞する工具交換穴扉(図示せず)と、ベッド11の右側壁14のパレット交換穴14aを閉塞するパレット交換穴扉(図示せず)などを備える。尚、前記各交換穴扉(図示せず)は、工具交換装置40による工具交換時やパレット交換装置45によるパレット交換時に適宜開かれるようになっている。
前記第1カバー61は、工作機械本体10の前面側に、ベッド11の左側壁13側にスライド移動して開く左扉61aと右側壁15側にスライド移動して開く右扉61bとを備えており、開かれた各扉61a,61bは、当該第1カバー61の前面側に形成された収容穴61c内に収容されるようになっている。
前記第2カバー62は、前記第1カバー61と同様に、左右両側にスライド移動して開く扉62aを備えており、この扉62aによる開口部から、パレット交換装置45のパレット移動台46のパレットPに対してワークWが着脱される。
前記天井カバー70は、第1サドル16の前面上部にX軸に沿って配設されたガイドレール71と、ガイドレール71に移動自在に係合したスライダ72a,73aを備える左移動部材72及び右移動部材73と、ガイドレール71よりも下方に設けられる第1左天井カバー74及び第1右天井カバー75と、各第1天井カバー74,75の上方に設けられ、前後方向の両端部が第1カバー61の各扉61a,61bの上部内面及び各移動部材72,73に接続した第2左天井カバー76及び第2右天井カバー77と、各第2天井カバー76,77の上方に設けられ、両端部が第1カバー61の各扉61a,61bの上部内面及び各移動部材72,73に接続した左連結部材78及び右連結部材79などを備える。
前記各第1天井カバー74,75は、第1サドル16のY軸方向への移動を許容可能なテレスコピック式のカバーから構成され、第1左天井カバー74は、下部がベッド11の左側壁13の上面でY軸案内機構21のガイドレール21aよりも内側に、後部が第1サドル16の長手方向左側端部前面でガイドレール71よりも下側に、前部が第1カバー61の上部内面に取り付けられ、第1右天井カバー75は、下部がベッド11の右側壁14の上面でY軸案内機構21のガイドレール21aよりも内側に、後部が第1サドル16の長手方向右側端部前面でガイドレール71よりも下側に、前部が第1カバー61の上部内面に取り付けられている。
これらの各第1天井カバー74,75では、その下部がベッド11の各側壁13,14上面のガイドレール21aよりも内側に設けられているので、Y軸案内機構21やY軸送り機構24がカバーされていない状態となっている。
前記各第2天井カバー76,77は、第1サドル16のY軸方向への移動を許容可能な蛇腹状のカバーから構成され、第2左天井カバー76は、前部が左扉61aの上部内面に、後部が左移動部材72に取り付けられ、第2右天井カバー77は、前部が右扉61bの上部内面に、後部が右移動部材73に取り付けられている。
前記各連結部材78,79は、第1サドル16のY軸方向への移動を許容可能なパンタグラフ機構を備えており、各第2天井カバー76,77に対応して2つずつ設けられている。左連結部材78は、その両端部が左扉61aの上部内面及び左移動部材72にそれぞれ固設され、右連結部材79は、その両端部が右扉61bの上部内面及び右移動部材73にそれぞれ固設されている。
このカバー60では、第1カバー61や第3カバー63、天井カバー70、工具交換穴扉(図示せず)、パレット交換穴扉(図示せず)の他、ベッド11の各側壁13,14,15の内面などに適宜設けられたカバー(図示せず)によって、当該各側壁13,14,15により囲まれた空間(加工領域)が閉塞され、切りくずや切削液の外部への飛散が防止される。
また、図1や図2、図7、図8に示すように、第1カバー61の各扉61a,61bが開かれたり、閉じられると、これに伴って、各第2天井カバー76,77が、各連結部材78,79及び各移動部材72,73とともに、ガイドレール71及びスライダ72a,73aにより案内されてX軸方向に移動し、これにより、前記加工領域の上部が扉61a,61bの開閉に合わせて開いたり、閉じる。
以上のように構成された本例の工作機械1によれば、Y軸送り機構24によって第1サドル16がY軸案内機構21による案内の下Y軸方向に移動せしめられ、X軸送り機構25によって第2サドル17がX軸案内機構22による案内の下X軸方向に移動せしめられ、Z軸送り機構26によって主軸頭18がZ軸案内機構(図示せず)による案内の下Z軸方向に移動せしめられ、また、主軸回転駆動機構(図示せず)によって主軸19がその軸線中心に回転せしめられることにより、テーブル20のパレットP上のワークWが、主軸19に保持された工具Tによって加工される。
そして、切削加工により生じた切りくずや、工具TとワークWとの間の接触部に適宜供給された切削液は、切りくず排出穴12aから搬送ベルト52上に落下し、当該切りくずは、搬送ベルト52により搬送されて回収ボックス55内に回収される一方、当該切削液は、搬送ベルト52から更に下方に流下して貯留タンク54内に貯留される。
尚、当該加工中において、テーブル20のパレット取付部20aは、第2テーブル回転駆動機構(図示せず)によりC軸方向に回転せしめられて所定の回転角度位置に割り出され、テーブル20の支持部20bは、第1テーブル回転駆動機構(図示せず)によりB軸方向に回転せしめられて所定の回転角度位置に割り出されており、これによって、パレットP(パレットP上のワークW)が、C軸方向における所定の回転角度位置に、B軸方向における所定の旋回角度位置に割り出されている。また、工具交換装置40により、ベッド11の左側壁13の工具交換穴13aから工具Tの搬入,搬出が行われて工具交換が適宜行われる。
一連の加工が完了すると、テーブル20の支持部20bが、第1テーブル回転駆動機構(図示せず)によりB軸方向に回転せしめられてパレットP上のワークWが逆さまとされた後、各ノズル体56から切削液が吐出せしめられ、これにより、支持部20b上やパレット取付部20a上、パレットP上、ワークW上などに堆積した切りくずが除去される。尚、除去された切りくずは、切りくず排出穴12aから搬送ベルト52上に落下して機外に搬送,回収される。
この後、テーブル20の支持部20bが、再び第1テーブル回転駆動機構(図示せず)によりB軸方向に回転せしめられて水平姿勢とされると、パレット交換装置45により、ベッド11の右側壁14のパレット交換穴14aからパレットPの搬入,搬出が行われてパレット交換が行われる。
ところで、上述したように、本例の工作機械1では、テーブル20をベッド11の3つの側壁13,14,15により囲まれた空間内に配設するとともに、第1サドル16の長手方向両端部をベッド11の左右両側の側壁13,14上部にY軸方向に移動可能に支持させ、第2サドル17を第1サドル16の枠内にX軸方向に移動可能に配設し、主軸頭18を第2サドル17の貫通穴17b内にZ軸方向に移動可能に配設しているので、これら第1サドル16,第2サドル17及び主軸頭18をテーブル20の上面よりも上方に配置することができる。
したがって、本例の工作機械1によれば、テーブルを移動させる送り機構やテーブルを案内する案内機構がテーブルの上面よりも下側に設けられた従来の工作機械に比べて、Y軸送り機構24やY軸案内機構21、X軸送り機構25やX軸案内機構22、Z軸送り機構26やZ軸案内機構(図示せず)に切りくずや切削液が侵入し難くいので、これらY軸,X軸及びZ軸送り機構24,25,26やY軸,X軸及びZ軸案内機構21,22を個別に覆うカバーをそれぞれ設けなくても、天井カバー70や第3カバー63などを設けるだけで、Y軸,X軸及びZ軸送り機構24,25,26やY軸,X軸及びZ軸案内機構21,22に対する切りくずや切削液の侵入を防止することができ、これにより、前記カバー60を構成する部品点数を減らして製造コストを低減したり、前記カバー60に関するメンテナンスを容易にすることができる。
また、第1サドル16を矩形状且つ枠状に形成してその枠内に第2サドル17を配設するとともに、当該第2サドル17に上下に貫通する貫通穴17bを形成して当該貫通穴17b内に主軸頭18を配設し、従来の工作機械のような、前面側に突き出たサドルや主軸頭の支持構造をなくしているので、ベッド11や第1サドル16、第2サドル17に撓みなどの変形が生じるのを防止することができ、高精度にワークWを加工することができる。
また、Y軸送り機構24を2つの駆動モータ24a,ボールねじ24b及びナット24cから構成して第1サドル16の長手方向両端部を駆動し、また、Z軸送り機構26を2つの駆動モータ26a,ボールねじ(図示せず)及びナット(図示せず)から構成して主軸頭18の両端部を駆動するようにしているので、第1サドル16や主軸頭18の移動時におけるガタや姿勢のぶれなどを防止して、高精度な加工を行うことができる。
また、第1サドル16の長手方向両端部間の前面側外周面に凹部16aを形成しているので、第1サドル16がベッド11の前面側に移動したときに、当該第1サドル16の前面側外面がベッド11の前面側で各種作業をしている作業者Sに当たるの防止することができる。
また、テーブル20上のパレットPを、第1テーブル回転駆動機構(図示せず)によってB軸方向に旋回割出可能且つ第2テーブル回転駆動機構(図示せず)によってC軸方向に回転割出可能に構成しているので、ワークW(パレットP)をテーブル20に一度取り付けるだけで、ワークW外周面の加工などを含む一連の加工を実施することができ、これにより、効率的に加工したり、ワークWの加工精度を向上させることができる。
また、工具交換装置40やパレット交換装置45により効率的に工具交換やパレット交換を行うことができ、また、工具交換装置40をベッド11の左側壁13側に設けて左側壁13の工具交換穴13aを介し工具交換を、パレット交換装置45をベッド11の右側壁14側に設けて右側壁14のパレット交換穴14aを介しパレット交換を行っているので、当該工具交換装置40やパレット交換装置45を設けることによって、ベッド11の前面側で作業する作業者Sの作業性が損なわれることもない。
また、ベッド11の基部12の上面に開口するように切りくず排出穴12aを形成して、当該切りくず排出穴12a内に切りくず回収装置50を配置しているので、切りくずや切削液を切りくず排出穴12aの基部12側開口部から効率的に排出して当該切りくず回収装置50に回収させることができる。
また、ワークWに対する一連の加工を完了すると、テーブル20の支持部20bを第1テーブル回転駆動機構(図示せず)によりB軸方向に回転させてパレットP上のワークWを逆さまにした後、各ノズル体56から吐出される切削液によって、支持部20b上やパレット取付部20a上、パレットP上、ワークW上などに堆積した切りくずを除去しているので、当該切りくずを効率的に除去することができるとともに、切削液や切りくずが工作機械本体10の外部に持ち出されるのを防止することができる。
以上、本発明の一実施形態について説明したが、本発明の採り得る具体的な態様は、何らこれに限定されるものではない。
上例では、工作機械本体10に工具交換装置40及びパレット交換装置45をそれぞれ付設したが、これに限られるものではなく、工具交換装置40及びパレット交換装置45のいずれか一方のみを付設するようにしても良い。この場合、工具交換穴13aやパレット交換穴14aは、ベッド11の3つの側壁13,14,15の内、いずれか一つに形成すれば良い。
また、工具交換装置40やパレット交換装置45の装置構成は、上例に限定されるものではなく、例えば、ベッド11の3つの側壁13,14,15の内のいずれか二つにパレット交換穴14aをそれぞれ形成して、パレット交換装置45を、一方のパレット交換穴14aからパレットPを搬入するとともに、他方のパレット交換穴14aからパレットPを搬出して、テーブル20上の、加工済みのワークWが載置されたパレットPと、未加工のワークWが載置された新たなパレットPとを交換するように構成しても良い。
また、パレット交換装置45を設けずに構成し、テーブル20上のワークWを、例えば、クレーンなどを使用して着脱する場合において、天井カバー70が第1カバー61の各扉61a,61bとともに開くようになっているので、ワークWの着脱を効率的に行うことができる。
本発明の一実施形態に係る工作機械の概略構成を示した斜視図である。 本発明の一実施形態に係る工作機械の概略構成を示した斜視図である。 本実施形態に係る工作機械本体,工具交換装置及びパレット交換装置の概略構成を示した斜視図である。 本実施形態に係る工作機械本体,工具交換装置及びパレット交換装置の概略構成を示した斜視図である。 本実施形態に係る工作機械本体の一部を示した正面図である。 図5における矢示A−A方向の断面図である。 本実施形態に係る天井カバーなどの一部を示した平面図である。 本実施形態に係る天井カバーなどの一部を示した平面図である。 図7における矢示B−B方向の断面図である。 図8における矢示C−C方向の断面図である。
符号の説明
1 工作機械
10 工作機械本体
11 ベッド
12 基部
12a 切りくず排出穴
13 左側壁
13a 工具交換穴
14 右側壁
14a パレット交換穴
15 後側壁
16 第1サドル
17 第2サドル
17b 貫通穴
18 主軸頭
19 主軸
20 テーブル
21 Y軸案内機構
22 X軸案内機構
24 Y軸送り機構
25 X軸送り機構
26 Z軸送り機構
40 工具交換装置
45 パレット交換装置
50 切りくず回収装置
56 ノズル体
60 カバー
61 第1カバー
61a 左扉
61b 右扉
62 第2カバー
63 第3カバー
70 天井カバー
71 ガイドレール
72 左移動部材
73 右移動部材
74 第1左天井カバー
75 第1右天井カバー
76 第2左天井カバー
77 第2右天井カバー
78 左連結部材
79 右連結部材

Claims (7)

  1. 矩形状をした基部と、該基部の両側にそれぞれ立設され、間隔を空けて対峙する左右両側2つの側壁と、前記基部の奥側に立設され、前記左右両側の側壁間に設けられる後面側の側壁とを備えたベッドと、
    前記ベッドの3つの側壁により囲まれた空間内で該ベッドに配設されるテーブルと、
    矩形状且つ枠状に形成されて長手方向の両端部が前記ベッドの左右両側の側壁の上部にそれぞれ支持され、水平面内で前後方向に移動自在に設けられる第1サドルと、
    前記第1サドルの枠内に配設されて水平面内で左右方向に移動自在に設けられ、鉛直方向に貫通した貫通穴を有する第2サドルと、
    前記第2サドルの貫通穴内に配設され、鉛直方向に移動自在に設けられる主軸頭と、
    前記テーブルよりも上方で軸線が鉛直方向に配置され、該軸線中心に回転自在に前記主軸頭によって支持される主軸と、
    前記第1サドルの前記前後方向への移動を案内する第1案内機構と、
    前記第2サドルの前記左右方向への移動を案内する第2案内機構と、
    前記主軸頭の前記鉛直方向への移動を案内する第3案内機構と、
    前記第1サドルを前記前後方向に移動させる第1送り機構と、
    前記第2サドルを前記左右方向に移動させる第2送り機構と、
    前記主軸頭を前記鉛直方向に移動させる第3送り機構と、
    前記主軸をその軸線中心に回転させる第1回転駆動機構とから構成されてなることを特徴とする工作機械。
  2. 前記第1サドルは、その長手方向両端部間の前面側外面が凹んで形成されてなることを特徴とする請求項1記載の工作機械。
  3. 前記テーブルは、前記ベッドの後面側側壁に支持されて、該テーブルの上面と垂直な回転中心軸回りに回転自在に設けられるとともに、前記第1サドルの移動方向と平行な旋回中心軸回りに旋回自在に設けられ、
    前記工作機械は、前記テーブルを、その回転中心軸回りに回転させて所定の回転角度位置に割り出す第2回転駆動機構と、前記旋回中心軸回りに回転させて所定の旋回角度位置に割り出す旋回駆動機構とを更に備えてなることを特徴とする請求項1又は2記載の工作機械。
  4. 前記ベッドは、その左右両側及び後面側の3つの側壁の内、いずれか一つに、外面側から内面側に貫通する工具交換穴を備え、
    前記工作機械は、前記工具交換穴から工具の搬入及び搬出を行って、前記主軸に保持された工具と新たな工具とを交換する工具交換装置を更に備えてなることを特徴とする請求項1乃至3記載のいずれかの工作機械。
  5. 前記ベッドは、その左右両側及び後面側の3つの側壁の内、いずれか一つに、外面側から内面側に貫通するパレット交換穴を備え、
    前記工作機械は、前記パレット交換穴からパレットの搬入及び搬出を行って、前記テーブル上の、加工済みのワークが載置されたパレットと、未加工のワークが載置された新たなパレットとを交換するパレット交換装置を更に備えてなることを特徴とする請求項1乃至3記載のいずれかの工作機械。
  6. 前記ベッドは、その左右両側及び後面側の3つの側壁の内、いずれか二つに、外面側から内面側に貫通したパレット交換穴をそれぞれ備え、
    前記工作機械は、一方の前記パレット交換穴からパレットを搬入するとともに、他方の前記パレット交換穴からパレットを搬出して、前記テーブル上の、加工済みのワークが載置されたパレットと、未加工のワークが載置された新たなパレットとを交換するパレット交換装置を更に備えてなることを特徴とする請求項1乃至3記載のいずれかの工作機械。
  7. 前記ベッドは、その基部の上面に一方側が開口し、該ベッドの外面に他方側が開口した切りくず排出穴を備え、
    前記工作機械は、前記切りくず排出穴内に配置され、前記ベッドの基部上面の開口部から落下する切りくずを回収する切りくず回収手段を更に備えてなることを特徴とする請求項1乃至6記載のいずれかの工作機械。
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