JP2006326026A - 電気掃除機用集塵袋及び電気掃除機 - Google Patents

電気掃除機用集塵袋及び電気掃除機 Download PDF

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Abstract

【課題】塵埃による悪臭を効果的に抑制し、かつ脱臭剤の残量確認が容易な電気掃除機用集塵袋を提供する。
【解決手段】塵埃吸引用の開口部11を有する口芯12と、開口部11より吸引された塵埃を捕集する袋状体16と、開口部11に連通する排出口19を有し、内部に粒状又は粉状の脱臭剤13を収納すると共に透明材料で形成された収納ケース14とからなるもので、塵埃吸引時の吸引風により、脱臭剤13が排出口19から排出され、それが、吸引される塵埃と混合して袋状体16内に堆積することにより、塵埃と脱臭剤13の接触面積が極めて広く、しかも脱臭剤13が電気掃除機用集塵袋10が廃棄されるまで残っているので、大きな脱臭効果が長時間持続でき、又、外部より収納ケース14内の脱臭剤13の残量が容易に確認でき、脱臭剤13が切れたまま使用されるのを防止でき、使用勝手が良い。
【選択図】図1

Description

本発明は、電気掃除機用集塵袋及び電気掃除機に関するもので、特に、電気掃除機用集塵袋内に堆積した塵埃の脱臭に関するものである。
従来の電気掃除機用集塵袋内の塵埃から発する臭気の脱臭方法として、電気掃除機に、電気掃除機用集塵袋の口芯部を支持するフィルター台を設け、そのフィルター台に消臭芳香剤を設置したものがあった(例えば、特許文献1参照)。
図11は、上記特許文献1に開示された電気掃除機の断面図を示すもので、電気掃除機本体1の前方には、集塵用ホース(図示せず)を着脱自在に接続する吸気口2と、この吸気口2に連通する集塵室3が設けられ、集塵室3内空間には、電気掃除機用集塵袋4の口芯部5を支持するフィルター台6が設けられており、このフィルター台6に、消臭芳香剤7が設置されていた。
特許第2810090号公報
しかしながら、上記特許文献1に記載された構成は、集塵室3内空間に消臭芳香剤6を設置して、集塵室3内に消臭成分を飛散させて、電気掃除機用集塵袋4内の塵埃の消臭を行い、運転時の排気臭を緩和させるようにしたものであるが、消臭芳香剤7は、塵埃の臭気に香りを混合させて、排気臭を緩和しようとするものであり、根本的な臭気の除去には至らず、吸引した塵埃の種類によっては、不快な異臭として電気掃除機本体1から排気されるという課題を有していた。
また、フィルター台6に消臭芳香剤7を配置させる構成により、フィルター台6等の部品点数が増え、安価に構成できないという課題があった。
本発明は、上記従来の課題を解決するもので、安価な構成で、電気掃除機用集塵袋内の塵埃の量や貯留期間に関係なく、掃除機本体使用時の排気に含まれる塵埃由来の臭気を大幅に低減し、且つ、脱臭剤の残量が容易に確認できる勝手の良い電気掃除機用集塵袋及び電気掃除機を提供することを目的とする。
前記従来の課題を解決するために、本発明の電気掃除機用集塵袋は、塵埃吸引用の開口部を有すると共に掃除機本体内に装着される口芯と、前記開口部より吸引された塵埃を捕集する袋状体と、前記開口部に連通する排出口を有すると共に内部に粒状又は粉状の脱臭剤を収納した収納ケースとからなり、前記収納ケースを透明材料で形成したもので、掃除機本体による塵埃吸引時の吸引風により、収納ケース内の粒状又は粉状の脱臭剤が排出口から排出され、それが、吸引される塵埃と混合して袋状体内に堆積することにより、塵埃と脱臭剤の接触面積が極めて広く、しかも脱臭剤が、電気掃除機用集塵袋が廃棄或いは、袋状体が空にされるまで残っているので、脱臭効果が大きくしかも長時間持続できるので、常に快適に掃除を行うことができる。また、収納ケースを透明材料で形成することにより、安価な構成で、収納ケース内の脱臭剤の残量が、外部より容易に確認できるので、電気掃除機用集塵袋が、脱臭剤が切れたまま使用されるのを防止でき、使用勝手が良い。
また、本発明の電気掃除機は、吸引力を発生させる電動送風機と、前記電動送風機と連通すると共に、請求項1〜9のいずれか1項に記載された電気掃除機用集塵袋を収納する集塵室を備えたもので、電気掃除機用集塵袋内に堆積した塵埃による異臭を排気することがなく、常に快適に使用できる電気掃除機を提供することが出来る。
本発明の電気掃除機用集塵袋及び電気掃除機は、塵埃由来の悪臭が排気に含まれるのを大幅に低減し、かつ電気掃除機用集塵袋内の塵埃が許容量に達するまで長期に渡って脱臭剤の残量を確認し脱臭効果を維持させることができる。
第1の発明は、塵埃吸引用の開口部を有すると共に掃除機本体内に装着される口芯と、前記開口部より吸引された塵埃を捕集する袋状体と、前記開口部に連通する排出口を有すると共に内部に粒状又は粉状の脱臭剤を収納した収納ケースとからなり、前記収納ケースを透明材料で形成したもので、掃除機本体による塵埃吸引時の吸引風により、収納ケース内の粒状又は粉状の脱臭剤が排出口から排出され、それが、吸引される塵埃と混合して袋状体内に堆積することにより、塵埃と脱臭剤の接触面積が極めて広く、しかも脱臭剤が、電気掃除機用集塵袋が廃棄或いは、袋状体が空にされるまで残っているので、脱臭効果が大きくしかも長時間持続できるので、常に快適に掃除を行うことができる。また、収納ケースを透明材料で形成することにより、安価な構成で、収納ケース内の脱臭剤の残量が、外部より容易に確認できるので、電気掃除機用集塵袋が、脱臭剤が切れたまま使用されるのを防止でき、使用勝手が良い。
第2の発明は、特に、第1の発明の口芯の少なくとも一部を透明材料で形成したもので、口芯の透明材料で形成された部分を通して、外部から収納ケース内の脱臭剤の残量が容易に確認できるので、より使用勝手の良い電気掃除機用集塵袋が提供できる。
第3の発明は、特に、第1又は第2の発明の口芯の一部に、穴部を形成し、前記穴部に透明材料で形成した蓋体を設けたもので、覆体だけを透明材料で形成するので、材料費を削減することが可能となり、且つ、確実に収納ケース内の脱臭剤の残量が確認できるものとなる。
第4の発明は、特に、第1〜3のいずれか一つの発明の収納ケース又は口芯の透明材料で形成又は覆われた部分に、脱臭剤の残量を表示する目盛りを表示したもので、脱臭剤の残量を数値的に確認し、脱臭効果の維持確認も容易にできる。
第5の発明は、特に、第1〜4のいずれか一つの発明の収納ケースの上方又は下方、または、透明材料で形成した口芯の上方又は下方に、脱臭剤の色と異なる色で前記脱臭剤の残量を表示するマーキングを表示したもので、廉価な構成で、脱臭剤の減り具合を容易に確認することができる。
第6の発明は、特に、第1〜5のいずれか一つの発明の袋状体の一端に塵埃を捨てる吐き出し口を形成し、前記吐き出し口を開閉する挟持具を設けたもので、塵埃で一杯になった電気掃除機用集塵袋を電気掃除機本体から取外した後、挟持具を外せば、袋状体に溜まった塵埃を吐き出し口から容易に捨てられ、電気掃除機用集塵袋を廃棄することなく繰返し使用できる。また、塵埃を捨てた後、吐き出し口から、収納ケース内の脱臭剤の残量も確認できるものとなる。
第7の発明は、特に、第1〜5のいずれか一つの発明の袋状体の一端に塵埃を捨てる吐き出し口を形成し、前記吐き出し口を開閉するファスナーを設けたもので、塵埃で一杯になった電気掃除機用集塵袋を電気掃除機本体から取外した後、開閉自在のファスナーを開けば、吐き出し口から塵捨てが容易にできると共に、ファスナーは袋状体に一体的に設けられているので部品点数を増やすこともなく廉価な構成で繰返し使用できる。また、塵埃を捨てた後、吐き出し口から、収納ケース内の脱臭剤の残量も確認可能となり使い勝手が向上するものである。
第8の発明は、特に、第1〜7のいずれか一つの発明の収納ケースに脱臭剤を投入する投入口を設け、前記投入口を着脱自在に覆う覆部材を設けたもので、脱臭剤を使いきった時、覆部材を外して投入口から脱臭剤を補充でき、常に脱臭剤を一杯にすることが可能となり、収納ケース内の脱臭剤の脱臭性能を低下させることがなくなる。
第9の発明は、特に、第8の発明の投入口を、収納ケースの上部に配設したもので、脱臭剤の収納ケースへの投入動作が容易で、また、覆部材を投入口に着脱する時、収納ケースから脱臭剤がこぼれ出たりすることを防止できる。
第10の発明は、吸引力を発生させる電動送風機と、前記電動送風機と連通すると共に、請求項1〜9のいずれか1項に記載された電気掃除機用集塵袋を収納する集塵室を備えたもので、電気掃除機用集塵袋内に堆積した塵埃による異臭を排気することがなく、常に快適に使用できる電気掃除機を提供することが出来る。
以下、本発明の実施の形態について、図面を参照しながら説明する。なお、この実施の形態によって本発明が限定されるものではない。
(実施の形態1)
図1は、本発明の第1の実施の形態における電気掃除機用集塵袋の展開斜視図で、図2は、同電気掃除機用集塵袋の収納ケースの斜視図、図3は、同電気掃除機用集塵袋を搭載した電気掃除機の全体斜視図、図4は、同電気掃除機の掃除機本体の断面図、図5は、同電気掃除機の要部断面図である。
図1において、本実施の形態における電気掃除機用集塵袋10(以下“集塵袋10”という)は、塵埃吸引用の開口部11を有し紙材又は樹脂材からなる口芯12と、口芯12の裏面(掃除機本体21に装着した時に、吸引風の下流側になる面)に取着されると共に粒状又は粉状の脱臭剤13を収納する収納ケース14と、前面に塵埃吸引用の吸引口15を有し、紙や布などからなる濾材で袋状に形成された袋状体16から構成されている。また袋状体16は、収納ケース14の裏面に接着して取り付けられている。
また、収納ケース14は透明材料で形成され、側部に収納ケース14内の脱臭剤13の減り具合がわかるようにするための目盛り43が表示されている。
図2において、収納ケース14は、開口部17を備え、その開口部17を形成すると共に口芯12の開口部11から流入する吸引風の流れと平行な内周面18には、収納ケース14の内部と開口部17とを連通し、内部に収納された脱臭剤13が排出される排出口19が設けられている。また、収納ケース14の上端には、収納ケース14内に脱臭剤13を投入した後に閉じられる蓋20が設けられている(図は、蓋20を開けた状態を示している)。
集塵袋10の組み立ての際には、言うまでもなく、口芯12の開口部11と、収納ケース14の開口部17及び袋状体16の吸引口15が連通するように、それぞれの位置を合致させて取着される。
図3、図4において、掃除機本体21は、後部に走行用の後輪22が一対、前部に同じく走行用の前輪キャスター23がそれぞれ設けられている。掃除機本体21の前面には、後述の集塵室31に連通する吸気口24が設けられ、この吸気口24にホース25の一端に設けた接続パイプ26が接続され、ホース25の他端には、掃除機本体21を使用する際に操作する先端パイプ27が設けられている。さらに先端パイプ27は、延長管28を介して床用吸い込み具29に接続される。
上記掃除機本体21はその前部に、図4に示すように集塵袋10を装着自在に収納すると共に集塵蓋30で開閉自在に覆われる集塵室31が、後部に、吸引風を発生させる電動送風機32を収納する電動送風機室33が、背面に電動送風機室33と外部を連通し、電動送風機33からの排気風を排出する排気口34がそれぞれ配されている。35は、集塵室31と電動送風機室33とを仕切る隔壁で、集塵室31と電動送風機室33とを連通する格子状の開口36が設けられている。
掃除機本体21の前部に設けた吸気口24の後端に、ゴム、塩化ビニール、シリコーンなどの弾性材料からなり後方に円環状のリップ37を有するパッキン38が設けられている。
掃除機本体21への集塵袋10の装着は、まず集塵袋10の口芯12の下端を掃除機本体21の底部に設けた溝部39に挿入し、口芯12の上端を、掃除機本体21に傾動自在に設けられたフック40に引っ掛けることにより完了する。なお口芯12が所定に位置に取り付けられている状態では、パッキン38のリップ37が口芯12の開口部11の周縁に圧接され、気密を保つようになっている。
以上のように構成された電気掃除機及び電気掃除機用集塵袋の動作、作用を説明する。
掃除機本体21から導出した電源コード(図示せず)のプラグ(図示せず)を壁コンセント(図示せず)に差し込み、先端パイプ27に設けたスイッチ27aを操作すると、電動送風機32の運転が開始し、それによって発生した吸引力が、ホース25、延長管28を経て、床用吸い込み具29の底面に設けた吸い込み口(図示せず)に作用し、周囲の空気と共に、床面の塵埃が吸引される。
床用吸い込み具29の吸い込み口から流入した空気は吸引風となって、塵埃と共に、延長管28、ホース25、吸気口24を経て、口芯12の開口部11、収納ケース14の開口部17、袋状体16の吸引口15を通って、袋状体16内に流入し、そこで塵埃が捕集され、きれいになった空気が、電動送風機32を通って、排気口34から外部に排出される。
そして、塵埃を含んだ吸引風が、収納ケース14の開口部17を通過する際に、図5に示すように、排出口19を通して収納ケース14内にエゼクター効果による吸引力が作用し、内部に収納された粒状又は紛状の脱臭剤13が排出口19から排出され、その排出された脱臭剤13が塵埃と交じり合いながら、袋状体16内に入り奥側(電動送風機32側)から堆積していく。
以上のように、上記実施の形態によれば、掃除機本体21による塵埃吸引時の吸引風により、収納ケース14内の粒状又は粉状の脱臭剤13が排出口19から排出され、それが、吸引される塵埃と混合して袋状体16内に堆積することにより、塵埃と脱臭剤13の接触面積が極めて広く、しかも脱臭剤13が、集塵袋10が廃棄或いは、袋状体16が空にされるまで残っているので、脱臭効果が大きくしかも長時間持続できるので、常に快適に掃除を行うことができる。また、収納ケース14が透明材料で形成されているので、収納ケース14内の脱臭剤13の残量が、外部より容易に確認できるので、集塵袋10が、脱臭剤が切れたまま使用されるのを防止でき、使用勝手が良い。
また、口芯12も透明材料で形成すれば、口芯12側からも収納ケース14内の脱臭剤13の残量が確認できるようになり、さらに使い勝手が向上する。
さらに、図1に示すように、透明材料で形成した口芯12にも、目盛り43を表示すると、収納ケース14内の脱臭剤13の残量を数値的に確認し、脱臭効果の維持確認も容易にできる。
また、図1に示すように、口芯12の一部に、穴部41を形成し、この穴部41に透明材料で形成した蓋体42を設けるようにすれば、その穴部41を通して、確実に収納ケース14内の脱臭剤13の残量が確認できると共に、口芯12をすべて透明材料で形成する必要がないので、一般に高価な透明材料の材料費を削減することもできる。
また、透明材料で形成した収納ケース14にも、脱臭剤13の残量を表示する目盛り43が表示されているので、脱臭剤13の残量を数値的に確認し、脱臭効果の維持確認も容易にできる。
また、図1、図2に示すように、透明材料で形成した収納ケース14の上方又は下方、同じく透明材料で形成した口芯12の上方又は、下方に、脱臭剤13の色と異なる色で脱臭剤13の残量を表示するマーキング44を表示することによって、安価な構成で、脱臭剤13の残量を定量的に確認することもできる。
(実施の形態2)
図6は、本発明の第2の実施の形態における電気掃除機用集塵袋の展開斜視図で、図7は、同電気掃除機用集塵袋から塵埃をすてる状態図である。なお、上記実施の形態と同一部分については、同一符号を付して、その説明を省略する。
本実施の形態は、図6に示すように、袋状体16の後部に、塵埃を捨てる吐き出し口45を設け、その吐き出し口45の対辺に中芯46を縫合し、この中芯46の外面47を、断面略コ字状で着脱自在の挟持具48で挟持して、吐き出し口45を閉じるようにしたものである。
以上のように構成された集塵袋10について、以下その動作、作用を説明する。
塵埃で一杯になった集塵袋10を掃除機本体21から取外した後、図7に示すように、着脱自在の挟持具48を外せば、吐き出し口45から塵埃を容易に捨てることができ、集塵袋10を廃棄することなく、繰り返し集塵袋10が使えることとなる。また、吐き出し口45から塵埃を捨てた後、吐き出し口45から、脱臭剤13を収納する収納ケース14が目視でき、収納ケース14内の脱臭剤13の残量も確認できるものとなる。
図8は、袋状体16の他の例を示すもので、袋状体16の後部に形成した吐き出し口45を挟持具48で挟持する構成に代え、吐き出し口45に開閉自在のファスナー49を縫合したものである。
上記構成により、塵埃で一杯になった集塵袋10を掃除機本体21から取外した後、図7に示すように、開閉自在のファスナー49を開き、集塵袋を逆さにすることで、吐き出し口45から容易に塵埃が捨てられ、集塵袋10を廃棄することなく、繰り返し集塵袋10が使えることとなる。 また、吐き出し口45から塵埃を捨てた後、吐き出し口45から、脱臭剤13を収納する収納ケース14が目視でき、収納ケース14内の脱臭剤13の残量も確認できるものとなる。
さらに、挟持具48等の別部品を使用しないので、部品点数も削減でき、材料コストが安く、また成型用の金型が不要なので、量産性に優れ、トータルコストを大きく低減することができる。
(実施の形態3)
図9は、本発明の第3の実施の形態における電気掃除機用集塵袋の収納ケースの斜視図、図10は、同電気掃除機用集塵袋の部分断面図である。
なお、上記第1の実施の形態と同一部分については、同一符号を付してその説明を省略する。
本実施の形態は、図9、図10に示すように、脱臭剤13を収納する収納ケース14の上部52に脱臭剤13を投入する投入口50を形成し、この投入口50に、ゴム、塩化ビニール、シリコーンなどの弾性材料からなり、着脱自在の覆部材51を配設したものである。
上記構成により、脱臭剤13を使いきった時に、覆部材51を外して脱臭剤13を投入口50から補充することができ、確実に脱臭剤13を袋状体16内に供給可能な状態に維持することが出来る。
また、投入口50は、収納ケースの上部52に配設されているので、脱臭剤13を収納ケース14に供給するが容易となり且つ、覆部材51を投入口50に着脱する時、収納ケース14から脱臭剤13がこぼれでたりすることがなく、使用勝手が向上する。
以上のように、本発明にかかる電気掃除機用集塵袋及び電気掃除機は、塵埃と脱臭剤との接触面積及び接触時間が従来に比べ飛躍的に多くなることにより脱臭効果が著しく向上し、且つ、脱臭剤の残量が容易に確認できるので、途中で脱臭剤を切らすことも無く、使用勝手がよいもので、電気掃除機に限らず、臭気を発する生ゴミ処理機等各種機器の用途にも適用できる。
本発明の実施の形態1における電気掃除機用集塵袋の展開斜視図 同電気掃除機用集塵袋の収納ケースの斜視図 同電気掃除機用集塵袋を搭載した電気掃除機の全体斜視図 同電気掃除機の掃除機本体の断面図 同電気掃除機の要部断面図 本発明の実施の形態2における電気掃除機用集塵袋の展開斜視図 同電気掃除機用集塵袋から塵埃をすてる状態図 電気掃除機用集塵袋の他の例を示す展開斜視図 本発明の第3の実施の形態における同電気掃除機用集塵袋の収納ケースの斜視図 同電気掃除機用集塵袋の部分断面図 従来の電気掃除機用集塵袋を搭載した掃除機本体の断面図
符号の説明
10 電気掃除機用集塵袋(集塵袋)
11 開口部
12 口芯
13 脱臭剤
14 収納ケース
16 袋状体
19 排出口
21 掃除機本体
41 穴部
42 蓋体
43 目盛り
44 マーキング
45 吐き出し口
48 挟持具
49 ファスナー
50 投入口
51 覆部材
52 上部

Claims (10)

  1. 塵埃吸引用の開口部を有すると共に掃除機本体内に装着される口芯と、前記開口部より吸引された塵埃を捕集する袋状体と、前記開口部に連通する排出口を有すると共に内部に粒状又は粉状の脱臭剤を収納した収納ケースとからなり、前記収納ケースを透明材料で形成した電気掃除機用集塵袋。
  2. 口芯の少なくとも一部を透明材料で形成した請求項1に記載の電気掃除機用集塵袋。
  3. 口芯の一部に、穴部を形成し、前記穴部に透明材料で形成した蓋体を設けた請求項1又は2に記載の電気掃除機用集塵袋。
  4. 収納ケース又は口芯の透明材料で形成又は覆われた部分に、脱臭剤の残量を表示する目盛りを表示した請求項1〜3のいずれか1項に記載の電気掃除機用集塵袋。
  5. 収納ケースの上方又は下方、または、透明材料で形成した口芯の上方又は下方に、脱臭剤の色と異なる色で前記脱臭剤の残量を表示するマーキングを表示した請求項1〜4のいずれか1項に記載の電気掃除機用集塵袋。
  6. 袋状体の一端に塵埃を捨てる吐き出し口を形成し、前記吐き出し口を開閉する挟持具を設けた請求項1〜5のいずれか1項に記載の電掃除機用集塵袋。
  7. 袋状体の一端に塵埃を捨てる吐き出し口を形成し、前記吐き出し口を開閉するファスナーを設けた請求項1〜5のいずれか1項に記載の電気掃除機用集塵袋。
  8. 収納ケースに脱臭剤を投入する投入口を設け、前記投入口を着脱自在に覆う覆部材を設けた請求項1〜7のいずれか1項に記載の電気掃除機用集塵袋。
  9. 投入口を、収納ケースの上部に配設した請求項8に記載の電気掃除機用集塵袋。
  10. 吸引力を発生させる電動送風機と、前記電動送風機と連通すると共に、請求項1〜9のいずれか1項に記載された電気掃除機用集塵袋を収納する集塵室を備えた電気掃除機。
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