JP2006325698A - 便座装置 - Google Patents

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JP2006325698A
JP2006325698A JP2005150383A JP2005150383A JP2006325698A JP 2006325698 A JP2006325698 A JP 2006325698A JP 2005150383 A JP2005150383 A JP 2005150383A JP 2005150383 A JP2005150383 A JP 2005150383A JP 2006325698 A JP2006325698 A JP 2006325698A
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Hidehiko Nitta
英彦 新田
Hideo Shinoda
英穂 篠田
Masaatsu Inoue
雅篤 井上
Makoto Nishimura
誠 西村
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Panasonic Holdings Corp
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Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Abstract

【課題】便座表面温度の均熱化を少ない部材で軽量で実現することを目的とする。
【解決手段】内部に空洞部13を形成した便座9と、前記空洞部13に配設された輻射型発熱体16とを備え、前記輻射型発熱体16上方であって対向する便座上面部14の厚さを、便座側面部20の厚さより厚く形成することにより、便座9の表面温度の均熱化が軽量で実現することができる。
【選択図】図3

Description

本発明は、複雑な部材を使用せずに便座表面温度を均熱化した便座装置に関するものである。
従来この種の便座装置は、輻射反射板を用いて均熱化を図っている(例えば、特許文献1参照)。
図6は、前記公報に記載された従来の便座装置を示すものである。図6に示すように、空洞部1の内部には便座2の便座上面部3に対向して、アルミ板を鏡面仕上げした輻射反射板4と輻射型発熱体5から構成されている。
特開2000−014598号公報
しかしながら、前記従来の構成では、アルミ板の輻射反射板を折り曲げて均熱化を図っているので、便座が重くなるという課題を有していた。
本発明は、前記従来の課題を解決するもので、軽量で均熱化した便座装置を提供することを目的とする。
前記従来の課題を解決するために、本発明の便座装置は、内部に空洞部を形成した便座と、前記空洞部に配設した輻射型発熱体とを備え、前記輻射型発熱体上方であって対向する便座上面部の厚さを、便座側面部の厚さより厚く形成したものである。
これによって、余分な部材を使用しないため、便座表面温度の均熱化が軽量で可能となる。
本発明の便座装置は、便座表面温度の均熱化を少ない部材で軽量で実現することができる。
第1の発明は、内部に空洞部を形成した便座と、前記空洞部に配設した輻射型発熱体とを備え、前記輻射型発熱体上方であって対向する便座上面部の厚さを、便座側面部の厚さより厚く形成したことにより、輻射型発熱体から距離の近い便座上面部の厚さを厚くすることにより熱容量を大きくし昇温速度を抑制し、輻射型発熱体から距離の遠い便座側面部の厚さを薄くすることにより熱容量を小さくし昇温速度を促進することとなり、輻射型発熱体からの距離が異なる便座上面部と便座側面部の昇温速度をほぼ等しくすることができ、別の部品を追加することなく便座の表面温度が均一となり、軽量で均熱化することができる。
第2の発明は、特に、第1の発明の便座装置を輻射型発熱体を少なくとも便座の側方と後方に配設し、前記便座の側方の便座上面部の厚さを前記便座の後方の便座上面部の厚さに比べ厚く形成したことにより、輻射型発熱体から便座上面部への距離の近い便座の側方の厚さを厚くすることにより熱容量を大きくし昇温速度を抑制し、輻射型発熱体から便座上面部への距離の遠い便座の後方の厚さを薄くすることにより熱容量を小さくし昇温速度を促進することとなり、輻射型発熱体からの距離が異なる便座上面部と便座側面部の昇温速度をほぼ等しくすることができ、便座上面部の表面温度を均熱化することができる。
第3の発明は、特に、第1または第2の発明の便座装置を輻射型発熱体を便座との間に部材が配設されると、前記部材に対向する便座上面部の厚さをその周辺より薄く形成したことにより、部材に熱を吸収されて低下した部材近傍の便座上面部の表面温度が均一となり、部材近傍の便座上面部の温度ムラの防止することができる。
以下、本発明の実施の形態について、図面を参照しながら説明する。なお、本実施の形態によって本発明が限定されるものではない。
(実施の形態1)
図1は本発明の第1の実施の形態における便座装置を便器に設置した状態の斜視図を示し、図2は便座の一部断面を含む平面図を示し、図3は便座の要部断面図を示すものである。
図1に示すように、便器6上に本体7が載置固定してある。前記本体7には回動自在に便蓋8及び便座9が設けてあり、前記本体7の袖部7aには赤外線透過部が設けてあり、その内側にはトイレ空間の人体の有無を検知する赤外線センサ10が内蔵されている。
次に図2及び図3に示すように、便座9は、合成樹脂製の上ケース11と下ケース12のそれぞれの内周縁および外周縁を接合固定することにより、内部に空洞部13を有する構造となっている。その空洞部13の内部には便座9の便座上面部14に対向して、輻射型発熱体16が設けられている。輻射型発熱体16の近傍には、輻射型発熱体16と直列に電気接続したサーモスタット17及び温度ヒューズ18が設けられ、万一の不安全事態に対して温度過昇を防止するよう作用する。
また、上ケース11の内面に設けられた凹部にはサーミスタ19がはめ込まれており、このサーミスタ19の信号に基づいて便座9の表面温度が所定の温度になるよう輻射型発熱体16への通電を制御する制御器(図示せず)が本体7に設けられている。
また、上ケース11は、輻射型発熱体16上方であって対向する便座上面部14の厚さを、便座側面部20の厚さより厚く形成されている。
以上のように構成された便座装置について、以下その動作、作用を説明する。
まず、使用者がトイレに入室した場合、赤外線センサ10がそれを検知し、その信号により輻射型発熱体16が付勢される。これにより投入エネルギーは瞬時に輻射エネルギーに変換され、上ケース11の方向に放射され、上ケース11をほぼ瞬時に加温することができるものである。
しかも、上ケース11は、輻射型発熱体16から近い距離にあり輻射エネルギーを多く受ける便座上面部14の厚さを厚くし熱容量を大きくしており、これに対し、輻射型発熱体16から遠い距離にあり輻射エネルギー少なく受ける便座側面部17の厚さを薄くし熱容量を小さくすることにより、便座上面部14と便座側面部17の昇温速度をほぼ同等にすることができ、便座9の表面温度が均一となる。
以上のように、本実施の形態においては、輻射型発熱体上方であって対向する便座上面部の厚さを、便座側面部の厚さより厚く形成したことにより、別の部品を追加することなく便座の表面温度が均一となり、軽量で均熱化することができる。
(実施の形態2)
図4(a)は本発明の第2の実施の形態における便座の側方部の要部断面図を示し、(b)は便座の後方部の要部断面図を示すものである。
本実施の形態においては実施の形態1同様に、輻射型発熱体16は便座9の側方部9aと後方部9bに配設してあるが、実施の形態1と異なる点は、前記便座9の側方部9aの便座上面部21の厚さを前記便座9の後方部9b便座上面部21の厚さに比べ厚く形成したところである。
なお実施の形態1と同一符号のものは同一構造を有し、再度の説明は省略する。
上記構成とすることにより、輻射型発熱体16が発熱すると輻射型発熱体16から便座上面部21への距離の近い便座9の側方部9aと、輻射型発熱体16から便座上面部21への距離の遠い便座9の後方部9bに輻射エネルギーが伝わり便座9を昇温するが、便座9の側方部9aの便座上面部3の厚さを便座9の後方部9bの便座上面部3の厚さに比べ厚く形成しているので、便座2の表面温度が均一となる。
以上のように、本実施の形態においては、輻射型発熱体から便座上面部への距離の近い便座の側方部と、輻射型発熱体から便座上面部への距離の遠い便座の後方部との、便座上面部の表面温度が均一となり、便座上面部の表面温度を均熱化することができる。
(実施の形態3)
図5は、本発明の第3の実施の形態における便座の要部断面図である。
実施の形態1および2の構成と異なるところは、輻射型発熱体16を便座9との間に部材22が配設されると、輻射型発熱体16と部材22が投影する便座上面部23の投影部24の厚さをその周辺より薄く形成したところである。
なお実施の形態1、2と同一符号のものは同一構造を有し、再度の説明は省略する。
上記構成とすることにより、輻射型発熱体16が輻射エネルギーを放射すると部材22で輻射エネルギーの一部を熱を吸収あるいは反射し、便座上面部3の投影部24へ伝わる輻射エネルギーは他の部分より少なくなり、投影部23の温度上昇は部材22の影響を受けない便座上面部3の他の部分より遅くなるが、投影部24の厚さを薄くすることにより、便座9の表面温度は均一となる。
以上のように、本実施の形態においては、部材の投影部と他の部分便座上面部の表面温度が均一となり、部材近傍の便座上面部の温度ムラを防止することができる。
以上のように、本発明にかかる便座装置は、便座表面の温度を均一にすることが可能となるので、各種暖房器具の用途にも適用できる。
本発明の実施の形態1における便座装置の斜視図 本発明の実施の形態1における便座装置の便座の平面図 本発明の実施の形態1における便座装置の便座の要部断面図 (a)本発明の実施の形態2における便座の側方部の要部断面図(b)便座の後方部の要部断面図 本発明の実施の形態3における便座装置の要部断面図 従来の便座装置の要部断面図
符号の説明
9 便座
9a 側方部
9b 後方部
13 空洞部
14、21、23 便座上面部
16 輻射型発熱体
20 便座側面部
22 部材

Claims (3)

  1. 内部に空洞部を形成した便座と、前記空洞部に配設した輻射型発熱体とを備え、前記輻射型発熱体上方に位置する便座上面部の厚さを、便座側面部の厚さより厚く形成した便座装置。
  2. 輻射型発熱体を少なくとも便座の側方部と後方部に配設し、前記便座の側方部の便座上面部の厚さを前記便座の後方部の便座上面部の厚さに比べ厚く形成した請求項1に記載の便座装置。
  3. 輻射型発熱体と便座上面部または便座側面部との間に他の部材を配設した部分は、前記部材に対向する便座上面部の厚さをその周辺より薄く形成した請求項1または2に記載の便座装置。
JP2005150383A 2005-05-24 2005-05-24 便座装置 Pending JP2006325698A (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012070903A (ja) * 2010-09-28 2012-04-12 Toto Ltd 暖房便座装置

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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