JP2006324802A - 撮像装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】 撮影時においても、再生画像に対して特殊効果処理を行った場合の画像を容易に確認可能とする。
【解決手段】特殊効果処理部107は、画像伸張部106により伸張された画像データに対して特殊効果を施し、画像表示部109は、カメラ部101から出力される画像データに係る表示画像と特殊効果処理部107により特殊効果が施された画像データとを選択又は合成して表示する。
【選択図】 図1

Description

本発明は、撮影した画像データに対して特殊効果処理を行うことが可能な撮像装置に関するものである。
近年のビデオカメラやデジタルカメラはカメラで撮影した画像データをMPEG2等の画像圧縮符号化方式を用い、画像データを圧縮伸張し記録媒体に記録再生を行うものが主流となっている。またデジタル技術の進歩により記録された画像に様々な特殊効果を行って表示させる機能も一般的となっている。
それらの中にはカメラで撮影した画像データとその画像に施す特殊効果に関する付加情報とを記録媒体に記録しておき、画像データを再生する際に付加情報に基づく特殊効果処理を行い再生できるものがある。
上記技術に関する提案として例えば特許文献1に開示される発明がある。この提案は撮影した画像を記録する場合、画像信号に対しては特殊効果処理をせずそのまま記録し、撮影者が操作した特殊効果に関する情報は付加情報として記録する。そして再生時に再生画像に対し、前述した特殊効果に関する付加情報に基づく特殊効果処理を施して表示するというものである。
特開平11−205754号公報
しかしながら、前述した従来例では、撮影時に意図したような再生画像にならない場合がある。以降その具体例について説明する。ビデオカメラやデジタルカメラで多く用いられているMPEG2等に代表される動画像圧縮方式では、被写体の動きが複雑な場合や、被写体中に高周波成分が多い場合には圧縮伸張された画像に画質の劣化が発生する。その場合、再生画像中にはモスキートノイズやブロックノイズと呼ばれる圧縮された画像に特有のノイズ成分が多く含まれるようになる。
一方、特殊効果の中にはカメラで撮影した画像にフィルム特有の細かな粒子状のノイズを付加して、あたかも映画用フィルムカメラで撮影したかのような画像にするものがあり、一般的に「フィルムグレイン」と称されている。
ここで、前述したような複雑な画像を撮影しながらフィルムグレイン処理を行う指示をしたとする。そしてその画像を再生した場合、再生されたカメラ画像には前述したようにモスキートノイズやブロックノイズと呼ばれるノイズ成分が多く含まれるようになる。その画像にフィルムグレイン処理を行い細かな粒子状のノイズを付加すると、最終的に表示される画像中にはノイズ成分が必要以上に増えてしまい見苦しい画像になる場合がある。
しかしながら、従来例のシステムではそのような状況を撮影時に事前に確認する手段がなく、撮影した画像に対して意図した通りの特殊効果が行えるか否かを確認するには何度も再生して確認しなければならず手間がかかり問題であった。
そこで、本発明の目的は、撮影時においても、再生画像に対して特殊効果処理を行った場合の画像を容易に確認可能とすることにある。
本発明の撮像装置は、被写体を撮影し、前記被写体の画像データを出力する撮像手段と、前記撮像手段より出力される画像データに対して圧縮及び伸張処理を実行可能な画像処理手段と、前記画像処理手段により圧縮処理された画像データを記録媒体に記録する記録手段と、前記画像処理手段により圧縮及び伸張処理された画像データに対して特殊効果を施す特殊効果処理手段と、前記撮像手段より出力される画像データに係る表示画像と前記特殊効果処理手段により特殊効果が施された画像データに係る表示画像を、表示手段上に選択又は合成して表示させる表示制御手段とを有することを特徴とする。
本発明によれば、撮影時においても、再生画像に対して特殊効果処理を行った場合の画像を容易に確認することが可能となる。
以下、本発明を適用した好適な実施形態を、添付図面を参照しながら詳細に説明する。
先ず、本発明の第1の実施形態について説明する。図1は、本発明の第1の実施形態に係る撮像装置の構成を示すブロック図である。図1中101は被写体を撮像しカメラ画像を出力するカメラ部、102は入力された画像をMPEG2など所定の画像圧縮方式で圧縮符号化する画像圧縮部、103は圧縮された画像データを所定の形式で記録媒体に記録再生を行う記録再生部、104は記録媒体、105はデータ選択部、106は圧縮符号化された画像データを復号し伸張する画像伸張部、107は前述したフィルムグレイン等の特殊効果処理を行う特殊効果処理部、108は画像選択部、109はLCDモニタなどで構成される画像表示部、110は撮像装置全体を統合的に制御する制御部(CPU)である。111は特殊効果表示スイッチ111aを含み、その他、撮像装置に対して録画開始の指示や各種の入力を行う操作部である。
次に図1に示す撮像装置の撮影時における動作について説明する。まず被写体からの光学像はカメラ部101により所定のカメラ信号処理が施され、カメラ画像として画像選択部108の端子108a、及び画像圧縮部102に入力される。
画像圧縮部102に入力されたカメラ画像はMPEG2等の画像圧縮方式により圧縮され、圧縮画像データとして記録再生部103、及びデータ選択部の端子105aに入力される。記録再生部103に入力された圧縮画像データは操作部111から録画開始の指示があると所定の形式で記録媒体104に記録される。なお記録媒体には、ハードディスク、光ディスク、光磁気ディスク、磁気テープ、不揮発性のメモリカード等を用いることができる。
データ選択部105では、制御部110からの制御信号により撮影時は端子105aから入力されるデータを選択するよう動作する。即ち記録媒体104に記録すべく圧縮された圧縮画像データ、言い換えれば現在カメラ部が撮影している画像を圧縮して記録媒体に記録し、再生した時と同一の圧縮画像データが端子105cから出力されるようになる。
その後、データ選択部105の出力は画像伸張部106へ入力される。画像伸張部106では圧縮された画像データを伸張し、ベースバンドの伸張画像に変換する。伸張された画像は特殊効果処理部107へ入力される。特殊効果処理部107では前述したフィルムグレイン処理をはじめとする様々な特殊効果を入力された画像に対して実行可能とする。なお、伸張画像に対して行う特殊効果の種類やタイミングの指示は操作部111から入力され、特殊効果情報として制御部110に制御されて特殊効果処理部107に入力される。また特殊効果情報は記録再生部103にも入力され、記録される圧縮画像データの付加情報として記録媒体104に記録される。ここで記録された特殊効果情報は、圧縮画像データの再生時に同時に読み出して、再生画像に対する特殊効果処理の制御情報として用いることもできる。このように特殊効果処理部107で特殊効果が施された画像は画像選択部108の端子108bに入力される。
いまここで、撮影者が撮影中に操作部111の特殊効果表示スイッチ111aを押下したとする。その場合、制御部110は画像選択部108に対し108bを選択するよう指示する。その結果、画像選択部108cからは伸張画像に対して特殊効果処理が施された画像が出力され、画像表示部109に表示される。
一方、特殊効果表示スイッチ111aが押下されていない場合、制御部110は画像選択部108に対し108aを選択するよう指示する。その結果、画像選択部108cからは現在撮影しているカメラ部101からのカメラ画像が出力され、画像表示部109に表示される。
このように特殊効果表示スイッチ111aの操作により画像選択部108を適宜切り換えることで、カメラ画像と伸張画像に特殊効果処理を施した画像とを容易に切り換えて表示させることができる。言い換えれば録画を開始する前に、現在撮影しているカメラ画像を圧縮処理して記録再生した時の画像に対して特殊効果を施した場合に、どのような画像になるかを撮影時に容易に確認することが可能になる。
そして確認した結果に問題がなければ操作部111内の録画開始スイッチを押下して記録を開始する。また確認した結果、特殊効果を施しても所望の画像とならないと判断した場合は他の特殊効果を選択したり、特殊効果を施さない設定にしたりすればよい。
なお、図2は記録媒体に記録された圧縮画像データと特殊効果情報を示す概略図である。図2に示すように圧縮画像データ202の付加情報として特殊効果情報201が記録される。
次に図1に示す撮像装置の再生時の動作について説明する。再生時には記録再生部103は、記録媒体104内に図2で示したように記録されている圧縮画像データ202、特殊効果情報が記録されている場合はさらに特殊効果情報201を読み出す処理を行う。再生された圧縮画像データはデータ選択部105の端子105bに入力される。また再生された特殊効果情報は制御部110を経由して特殊効果処理部107に入力される。
データ選択部105は制御部110からの制御信号により端子105bから入力されるデータを選択するよう動作する。即ち記録媒体104から再生された圧縮画像データが選択され端子105cから出力される。その後、画像伸張部106で圧縮された画像データが伸張されベースバンドの伸張画像に変換される。伸張された画像は特殊効果処理部107へ入力される。特殊効果処理部107では再生された特殊効果情報に応じた特殊効果処理が行われる。そして特殊効果が施された画像は画像選択部108の端子108bに入力される。再生時において制御部110は画像選択部108に対し108bを選択するよう指示する。その結果、画像選択部108からは記録媒体から再生された伸張画像に対して特殊効果処理が施された画像が出力され、画像表示部109に表示される。
このように画像表示部109に再生表示された画像は、撮影前に事前に特殊効果の確認ができているので、再生画像が意図しない特殊効果画像になってしまうことはなくなる。
なお、撮影時において、本実施形態では特殊効果表示スイッチ111aを押下している間のみ伸張画像に特殊効果処理を施した画像が表示されるようになっているが必ずしもそうである必要はない。例えば、撮像装置の状態を操作部111からの指示により、特殊効果表示モードに遷移させ、特殊効果処理した画像を所定期間連続的に表示するようにしても良い。
また、撮影時において特殊効果処理した画像を表示している期間に、カメラ部の手動フォーカス調整や手動露出調整などの操作を検出したら、自動的にカメラ画像の表示へ切り換えるようにしても良い。
なお、本実施形態では図1において画像圧縮部102と画像伸張部106とを分離して記述したが、これは説明を簡略化する為のものであり、画像の圧縮や伸張を1つの回路ブロック、1つのLSI等で行えるシステムに本発明を適用しても本発明の範疇に入ることは言うまでもない。
また、本実施形態では圧縮画像データを選択するデータ選択部105を設けているが、これも説明を簡略化する為のものであり、記録再生部103内に該データ選択部を内蔵させる構成にしてもよい。
<第2の実施形態>
次に、本発明の第2の実施形態について説明する。本実施形態の特徴はMPEG2等に代表されるフレーム間予測を用いた画像圧縮方式で、画像を圧縮する過程で生成される所謂「ローカルコード画像」に対して特殊効果処理を施す点にある。更にカメラ画像と特殊効果処理を施された画像とを画像表示部に表示する際に、2つの画像を合成して表示させる点も本実施形態の特徴となっている。なお本実施形態では画像圧縮方式をMPEG2として説明する。
図3に示す本実施形態に係る撮像装置の構成について説明する。図中301は被写体を撮像しカメラ画像を出力するカメラ部、302は入力された画像をMPEG2方式により圧縮符号化する画像圧縮部であり、圧縮画像データとローカルデコード画像を出力する。なおローカルデコード画像や画像圧縮部302の詳細な説明は後述する。303は圧縮されたデータを所定の形式で記録媒体に記録再生を行う記録再生部、304は記録媒体、305は圧縮符号化された画像データをMPEG2方式により復号し伸張する画像伸張部、306は画像選択部、307はフィルムグレイン等の特殊効果処理を行う特殊効果処理部、308は画像合成部、309はLCDモニタなどで構成される画像表示部、310は撮像装置全体を統合的に制御する制御部である。311は特殊効果確認スイッチ311aを含み、その他撮像装置に対して録画開始の指示や各種の入力を行う操作部である。
ここでローカルデコード画像やMPEG2方式を用いた画像圧縮部302の詳細な構成について図4を用いて説明する。
図4において端子302aから入力されたカメラ画像はフレーム間予測を行う為にフレームメモリ401で画面の並べ替えが行われる。次に減算器402では入力される画像から予測画像を減算し予測残差信号を出力する。予測画像の生成については後述する。
DCT変換部403は予測残差信号を8×8画素ブロック単位でDCT変換を行い空間周波数領域に変換しDCT係数を出力する。そして、量子化部404で前記DCT係数を所定の量子化パラメータを用いて量子化する。
可変長符号化部405は、量子化部404で量子化されたDCT係数を入力し、これを可変長符号化して圧縮画像データとして端子302bから出力される。
一方、量子化部404で量子化されたDCT係数は予測画像データの生成にも使われる。逆量子化部406は、量子化部404で量子化されたDCT係数を逆量子化する。さらに、逆DCT変換部407は逆量子化部406で逆量子化されたDCT係数を逆DCT変換し、復号画像残差信号として出力する。加算器408は、復号画像残差信号と予測画像信号とを加算し参照画像データを出力する。そして参照画像データはフレームメモリ409に記録される。
またフレームメモリ409ではフレームメモリ401で行われた画像の並び順に戻され、ローカルデコード画像として外部に出力される。ここで出力されるローカルデコード画像の画質は図3の画像伸張部305においてMPEG2方式で復号した場合と同一となる。即ち、記録媒体304に記録すべく圧縮された圧縮画像データを図3の画像伸張部305で伸張した場合と同一の画像がローカルデコード画像として端子302cから出力される。
動き補償部410は、フレームメモリ409に記録された参照画像データを用いて動き検出部411によって検出された動きベクトル情報に基づいてフレーム間予測処理を行い予測画像を生成する。動き検出部411は入力画像における動きベクトルを検出し、検出した動きベクトル情報を動き補償部410と可変長符号化部405へ出力する。スイッチ412、413は、フレーム内予測、フレーム間予測のどちらを用いるか選択するためのスイッチである。予測画像は減算器402、及び加算器408へ出力される。以上が画像圧縮部302及びローカルデコード画像に関する詳細な説明である。
次に図3に示す撮像装置の撮影時における動作について説明する。まず被写体からの光学像はカメラ部301により所定のカメラ信号処理が施され、カメラ画像として画像合成部308の端子308a、及び画像圧縮部302の端子302aに入力される。
画像圧縮部302に入力されたカメラ画像は前述したMPEG2の画像圧縮方式により圧縮され、端子302bから圧縮画像データが出力される。また端子302cから前述したローカルデコード画像が出力される。
画像圧縮部302の端子302bから記録再生部303に入力された圧縮画像データは操作部から録画開始の指示があると所定の形式で記録媒体304に記録される。なお記録媒体には、ハードディスク、光ディスク、光磁気ディスク、磁気テープ、不揮発性のメモリカード等を用いることができる。
画像圧縮部302の端子302cから出力されたローカルデコード画像はデータ選択部306の端子306aに入力される。
データ選択部306では制御部310からの制御信号により端子306aから入力されるデータを選択するよう動作する。即ち、記録媒体304に記録すべく圧縮された圧縮画像データを図3の画像伸張部305で伸張した場合と同一の画像が端子306cから出力されるようになる。
そして、データ選択部306の出力は特殊効果処理部307へ入力される。特殊効果処理部307では前述したフィルムグレイン処理をはじめとする様々な特殊効果を入力された画像に対して実行可能とする。特殊効果の種類やタイミングの指示は第1の実施形態と同様に操作部311から入力され、特殊効果情報として制御部310に制御されて特殊効果処理部307に入力される。また特殊効果情報は記録再生部303にも入力され圧縮画像データの付加情報として記録媒体304に記録される。このように特殊効果処理部307で特殊効果が施された画像は画像合成部308の端子308bに入力される。
次に画像合成部308の動作について説明する。ここでは画像合成部308の端子308aに入力されるカメラ画像が図5に示すもので、端子308bに入力される特殊効果が施された画像が図6に示すものであった場合を例にして説明する。
いまここで、撮影者が操作部311の特殊効果表示スイッチ311aを押下したとする。その場合、制御部310は画像合成部308に対し308bから入力された画像の中に308aから入力されたカメラ画像を小さく縮小して合成する、所謂ピクチャインピクチャの画像合成を行うように指示する。
その結果、画像合成部308からは図7で示したような特殊効果処理画像701の中に縮小したカメラ画像702を合成した画像信号が生成され表示部309に出力される。
一方、特殊効果確認スイッチ311aが押下されていない場合、制御部310は画像合成部308に対し308aから入力された画像のみを表示するよう指示する。その結果、画合成部308からは図5に示すカメラ画像が出力され、表示部309に表示される。
なお、特殊効果表示スイッチ311aが押下されていない場合、図8に示すようにカメラ画像801の中に特殊効果処理画像802を小さく縮小して合成した画像を表示部309に表示しても良い。
このように特殊効果表示スイッチ311aの操作により画像合成部308を適宜制御することでカメラ画像と伸張画像に特殊効果処理を施した画像とを各々が確認しやすい大きさに合成して表示させることができる。言い換えれば前述したように合成表示することにより、録画を開始する前に、現在撮影しているカメラ画像を圧縮処理して記録再生した時の画像に対して特殊効果を施した場合、どのような画像になるかを撮影時に容易に確認できるようなる。
そして確認した結果に問題がなければ操作部311内の録画開始スイッチを押下して記録を開始する。また確認した結果、特殊効果を施しても所望の画像とならないと判断した場合は他の特殊効果を選択したり、特殊効果を施さない設定にしたりすればよい。
なお、本実施形態においても記録媒体304には図2に示すように、圧縮画像データ202の付加情報として特殊効果情報201が記録される。
次に図3に示す撮像装置の再生時の動作について説明する。再生時に記録再生部303は、記録媒体304内に図2で示したように記録されている圧縮画像データ202、特殊効果情報が記録されている場合はさらに特殊効果情報201を読み出す。再生された圧縮画像データは画像伸張部305に入力される。また再生された特殊効果情報は制御部310を経由して特殊効果処理部307に入力される。
画像伸張部305では圧縮された画像データが伸張されベースバンドの伸張画像に変換される。画像選択部306は制御部310からの制御信号により端子306bから入力される伸張画像を選択するよう動作する。選択された画像、即ち記録媒体304から再生された画像は特殊効果処理部307へ入力される。特殊効果処理部307では再生された特殊効果情報に応じた特殊効果処理が行われる。そして特殊効果が施された画像は画像合成部308の端子308bに入力される。
再生時において制御部310は画像合成部308に対し端子308bから入力された画像のみを表示するよう指示する。その結果、画像合成部308からは記録媒体304から再生された伸張画像に対して特殊効果処理が施された画像が出力され、画像表示部309に表示される。
このようにして画像表示部309に再生表示された画像は、撮影前に事前に特殊効果の確認ができているので、第1の実施形態と同様に再生画像が意図しない特殊効果画像になってしまうことはなくなる。
なお、前述した画像合成部308における画像の合成方法は必ずしも図7、図8で示したのようにピクチャインピクチャである必要はない。例えば特殊効処理画像を確認する場合、図9に示すように画面を2分割してカメラ画像901と特殊効果処理画像902とを合成するようにしても良い。
また特殊効果処理画像を表示する際に、特殊効果の種類によっては拡大して表示した方がより詳細に確認できる場合がある。例えば従来例で述べたフィルムグレイン処理は画像に細かな粒子状のノイズが付加されるので画像を拡大して表示した方が効果を確認しやすい。その場合、図10で示したように特殊効果処理画像1001中に別途指定した任意の領域1002を拡大して図11の1101の如く表示し、カメラ画像は図11中1102の如く縮小して合成してもよい。
また必ずしも特殊効果処理画像を表示する際に特殊効果処理画像とカメラ画像とを合成して表示する必要はない。例えば前述した図10に示した特殊効果処理された画像の領域1002を拡大して図12の1201の如く表示し、同じ特殊効果処理画像の全体を図12中1202の如く縮小して合成してもよい。また図12の1202に示す縮小画像を表示しないように制御しても良い。
さらに、図13で示した特殊効果処理画像の全体1301を図14中1401の如くそのまま表示し、同図中の任意の領域1302を図14の1402の如く拡大して、表示画面の一部分に表示するようにしても良い。
また、特殊効果確認スイッチの状態に関わらず、常に設定された特殊効果処理を施した画像を図8に示したように画面の一部に表示させておいても良い。
また本実施形態では画像圧縮の方式をMPEG2として説明したが、ローカルデコード画像が得られる方式であれば特に画像圧縮方式は何でも良い。例えば近年ITU−T(国際電気通信連合 電気通信標準化部門)とISO(国際標準化機構)により標準化されたH.264/MPEG−4 part10という符号化方式を用いても良い。
以上の合成表示例で説明したように、画像を合成する際、カメラ画像と特殊効果処理画像を任意の位置、任意の倍率、任意の大きさで組み合わせて表示することが可能であり、いずれの合成方法を用いても特殊効果処理画像の確認が可能であれば、本発明の範疇に入ることは言うまでも無い。
このように、上述した実施形態によれば、撮影前においても、圧縮伸張された画像に対して特殊効果処理を行った画像を容易に確認できるので、意図しない特殊効果処理を設定し記録してしまうことを防止できる。よって、再生画像が意図しない特殊効果画像になってしまうことも防止できる。
また、本発明はカメラ部の信号処理や画像圧縮処理等をハードウェアにより実施した場合でも、コンピュータを用いたソフトウェア処理にて実施した場合でも適用することができ、同様な効果を得ることが可能である。この場合、前記ソフトウェアのプログラムコード自体が前述した実施の形態の機能を実現することになり、そのプログラムコード自体、およびそのプログラムコードをコンピュータに供給するための手段、例えばかかるプログラムコードを格納した記憶媒体は本発明を構成する。かかるプログラムコードを記憶する記憶媒体としては、例えばフロッピー(登録商標)ディスク、ハードディスク、光ディスク、光磁気ディスク、CD−ROM、磁気テープ、不揮発性のメモリカード、ROM等を用いることができる。
また、コンピュータが供給されたプログラムコードを実行することにより、上述の実施の形態で説明機能が実現されるだけでなく、そのプログラムコードがコンピュータにおいて稼働しているOS(オペレーティングシステム)或いは他のアプリケーションソフト等の共同して上述の実施の形態で示した機能が実現される場合にもかかるプログラムコードは本発明の実施形態に含まれることは言うまでもない。
更に、供給されたプログラムコードがコンピュータの機能拡張ボードやコンピュータに接続された機能拡張ユニットに備わるメモリに格納された後、そのプログラムコードの指示に基づいてその機能拡張ボードや機能拡張ユニットに備わるCPU等が実際の処理の一部または全部を行い、その処理によって上述した実施の形態の機能が実現される場合にも本発明に含まれる。
本発明の第1の実施形態に係る撮像装置の構成を示すブロック図である。 記録媒体に記録された圧縮画像データと特殊効果情報を示す概略図である。 本発明の第2の実施形態に係る撮像装置の構成を示すブロック図である。 ローカルデコード画像やMPEG2方式を用いた画像圧縮部の詳細な構成を示す図である。 本発明の第2の実施形態におけるカメラ画像の一例を示す図である。 本発明の第2の実施形態における特殊効果処理画像の一例を示す図である。 本発明の第2の実施形態における画像合成例を示す図である。 本発明の第2の実施形態における画像合成例を示す図である。 本発明の第2の実施形態における画像合成例を示す図である。 本発明の第2の実施形態における特殊効果処理画像と拡大領域を示す図である。 本発明の第2の実施形態における画像合成例を示す図である。 本発明の第2の実施形態における画像合成例を示す図である。 本発明の第2の実施形態における特殊効果処理画像と拡大領域の他の例を示す図である。 本発明の第2の実施形態における画像合成例を示す図である。
符号の説明
101、301 カメラ部
102、302 画像圧縮部
103、303 記録再生部
104、304 記録媒体
105、306 データ選択部
106、305 画像伸張部
107、307 特殊効果処理部
108 画像選択部
308 画像合成部
109、309 画像表示部
110、310 制御部
111、311 操作部
201 特殊効果情報
202 圧縮画像データ
401、409 フレームメモリ
402 減算器
403 DCT変換部
404 量子化部
405 可変長符号化部
406 逆量子化部
407 逆DCT変換部
408 加算器
410 動き補償部
411 動き検出部
412、413 スイッチ

Claims (9)

  1. 被写体を撮影し、前記被写体の画像データを出力する撮像手段と、
    前記撮像手段より出力される画像データに対して圧縮及び伸張処理を実行可能な画像処理手段と、
    前記画像処理手段により圧縮処理された画像データを記録媒体に記録する記録手段と、
    前記画像処理手段により圧縮及び伸張処理された画像データに対して特殊効果を施す特殊効果処理手段と、
    前記撮像手段より出力される画像データに係る表示画像と前記特殊効果処理手段により特殊効果が施された画像データに係る表示画像を、表示手段上に選択又は合成して表示させる表示制御手段とを有することを特徴とする撮像装置。
  2. 前記画像処理手段は、フレーム間予測を用いた画像圧縮処理を実行して圧縮処理された画像データを出力するとともに、該画像圧縮処理の過程の復号処理によって生成されるローカルデコード画像データを出力することを特徴とする請求項1に記載の撮像装置。
  3. 前記撮像手段より出力される画像データと、前記特殊効果処理手段により特殊効果が施された画像データとを所定の表示形態となるよう合成する合成処理手段を更に有することを特徴とする請求項1又は2に記載の撮像装置。
  4. 前記合成処理手段は、前記特殊効果処理手段により特殊効果が施された画像データのための表示領域の一部に、前記撮像手段より出力される画像データに係る表示画像が表示されるような合成処理を行うことを特徴とする請求項3に記載の撮像装置。
  5. 前記特殊効果処理手段により特殊効果が施された画像データのうちの任意の領域の画像データを指定する領域指定手段を更に有し、
    前記合成処理手段は、前記特殊効果処理手段により特殊効果が施された画像データのうち前記領域指定手段により指定された領域の画像データを拡大処理して生成した拡大表示画像と前記撮像手段より出力される画像データに係る表示画像とが合成されて表示されるように合成処理を行うことを特徴とする請求項3又は4に記載の撮像装置。
  6. 前記特殊効果処理手段より入力される画像データと、当該画像データの一部領域を拡大した拡大画像データとを合成する合成処理手段を更に有し、
    前記表示制御手段は、前記合成処理手段により合成された画像データに係る表示画像を前記表示手段上に表示させるように制御することを特徴とする請求項1又は2に記載の撮像装置。
  7. 前記合成処理手段は、前記拡大画像データのための表示領域の一部に、前記特殊効果処理手段より入力される画像データに係る表示画像が表示されるような合成処理を行うことを特徴とする請求項6に記載の撮像装置。
  8. 前記合成処理手段は、前記特殊効果処理手段より入力される画像データのための表示領域の一部に、前記拡大画像データに係る表示画像が表示されるような合成処理を行うことを特徴とする請求項6に記載の撮像装置。
  9. 前記拡大画像データとする前記一部領域として、前記特殊効果処理手段より入力される画像データのうちの任意の領域を指定する領域指定手段を更に有することを特徴とする請求項6乃至8の何れか1項に記載の撮像装置。
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