JP2006323798A - 携帯電話機を利用した情報提供システム - Google Patents

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Abstract

【課題】 インタ−ネットを利用して携帯電話機に広告等の情報を表示させる情報提供システムを提供する。
【解決手段】 広告等の情報と、この広告等の情報に対応して、少なくとも管理サーバをアクセスするためのURL情報と広告主を識別する広告主識別情報とを含む2次元コードを掲載する広告媒体と、この2次元コードを撮像して管理サーバをアクセスする携帯電話機と、携帯電話機に表示するWebページ等を備えた広告主のサーバとから構成される情報提供システムである。管理サーバは、携帯電話機が管理サーバをアクセスすることにより取得した広告主識別情報に基づいて、広告主識別情報ごとにアクセス度数をカウントする。このアクセス累計度数が、予め設定したアクセス上限度数を越えた広告主への情報の提供が要求されると、管理サーバは、他の広告主のサーバにリンクを張ったバナー広告付きのWebページを、アクセスした携帯電話機に表示させるようにした携帯電話機を利用した情報提供システムである。
【選択図】 図1

Description

本発明は、インターネット接続機能と2次元コードの読み取り機能を備えた携帯電話機に、Webサーバから広告等の情報を提供するための情報提供システムに関するものである。
近年、携帯電話機の技術発展に伴なって、携帯電話機は各種の用途に使用されるようになってきた。例えば、インターネット接続機能を備えた携帯電話機を用いてWebサーバをアクセスして、Webサーバから各種の情報を携帯電話機の画面に表示させることが実用化されている。また、2次元コードの撮像機能を備えた携帯電話機を用いて、印刷物にWebサーバのURLに関する情報を表したQRコード(登録商標)等の2次元コードを撮像して、この携帯電話機からWebサーバをアクセスして、このWebサーバが備えているWebページを携帯電話機の画面に表示させるシステムも実用化されている。
携帯電話機を用いて2次元コードを撮像してWebサーバをアクセスすることにより、携帯電話機で各種の情報を取得するようなシステムとしては、既に多くの技術が提案されている。例えば、下記の特許文献に記載の発明が提案されている。
特開2002−111909号公報 特開2003−233546号公報
特許文献1には、広告依頼主に対して宣伝効果を判断するデータを提供することを目的として、広告媒体に広告内容を識別するための広告内容識別情報及び接続情報を示す2次元コードを印刷し、携帯形通信端末でこの2次元コードを読み取ってサーバをアクセスすることにより2次元コードが示す広告内容識別情報をサーバに送信し、サーバは携帯形通信端末から送信された広告内容識別情報に基づいて新たな広告情報を携帯形通信端末に送信すると共に、広告内容識別情報に基づいて広告の効果を集計する情報提供サービスが記載されている。
特許文献2には、携帯電話機から2次元コードを読み取って、2次元コードに含まれている広告主サーバのWebページがアクセスされると、広告主サーバは携帯電話機に情報を提供するようにしたコード情報を用いた情報提供システムが提案されている。
特許文献1および特許文献2に記載の発明は、広告媒体等の印刷物に表示されている2次元コードを携帯電話機により読み取って、広告主のサーバをアクセスし、このサーバが直接携帯電話機に情報を提供するようにしたシステムである。このようなシステム構成では、広告主のサーバにより携帯電話機からアクセスされた回数等を把握して、各種の宣伝効果を把握するための統計資料を作成しようとすると、広告主のサーバは複雑な処理を行なうためのプログラムを搭載する必要がある。
このため、例えば、各地域における商店街の活性化のために、各商店(店舗)が広告主となって、ユーザの携帯電話機に店舗の広告等に関する情報を提供する情報提供システムを構築しようとすると、各店舗のサーバは簡単な携帯電話機用のWebページ等を備え、その他の複雑な処理を行なうためのプログラムは搭載しないようにすることが望ましい。この理由は、店舗等のソフト開発に要する費用等の負担は極力小さくすることが要求されるからである。
このためには、ユーザの携帯電話機からの広告等の情報の要求を、インターネット上に接続された管理サーバに対して行なうようにし、アクセスされた管理サーバが広告主(店舗)のサーバをリンクさせて、リンクされた広告主のサーバが備えているWebページを、新たな情報として携帯電話機に表示させるようなシステムにするとよい。また、このようなシステムを構築すると、管理サーバの運営者は、広告主に、各種の情報提供サービスに対して対価(課金)の請求を行なって、収益を上げることが可能になると考えられる。
そこで、本発明の目的は、ユーザの携帯電話機からの広告等の情報の要求を管理サーバに対して行ない、管理サーバはこの要求を受信すると、広告主のサーバにリンクして、広告主のサーバが携帯電話機に情報を提供するようなシステムにすることにより、広告主側に大きなソフト開発等の負担をかけることなく、店舗等の売上の向上等に貢献することができる携帯電話機を利用した情報提供システムを提供することにある。
本発明は、広告主から依頼された広告等の情報と、前記広告等の情報に対応して少なくとも管理サーバのURL情報と前記広告主を識別する広告主識別情報とを含む2次元コードを掲載する広告媒体と、前記2次元コードを撮像して前記管理サーバをアクセスすることが可能な携帯電話機と、前記携帯電話機に新たな広告等の情報を提供する前記広告主のサーバと、から構成される情報提供システムであって、
前記管理サーバは、前記携帯電話機が前記管理サーバをアクセスすることにより取得した前記広告主識別情報に基づいて、
前記広告主識別情報ごとに、前記管理サーバのアクセスをアクセス度数の累計度数として加算する広告主別アクセス度数カウント手段と、
前記取得した広告主識別情報に対応する前記広告主のWebサーバのURLにリンクさせて、新たな広告等の情報を、前記アクセスした前記携帯電話機に表示させる通常サイト表示手段と、
を備えている携帯電話機を利用した情報提供システムである。
さらに、本発明は、前記携帯電話機が前記管理サーバをアクセスしたときに取得した前記広告主識別情報に対応して加算された前記アクセス度数の累計度数が、予め設定されたアクセス上限度数を越えているときに前記管理サーバにより実行される手段であって、
前記管理サーバは、
前記アクセス度数の累計度数が前記アクセス上限度数を越えた広告主識別情報に対応する広告主のサーバのURLと、他の広告主のサーバのURLにリンクを張ったバナー広告付きのWebページを、前記アクセスした携帯電話機に表示させるバナー付きサイト表示手段を備えている携帯電話機を利用した情報提供システムである。
さらに、本発明は、前記管理サーバは、前記携帯電話機が前記管理サーバをアクセスしたときに取得した前記広告主識別情報に対応して加算された前記アクセス度数の累計度数が、予め設定されたアクセス上限度数を越えているときに前記管理サーバにより実行される手段であって、
前記管理サーバは、
前記アクセスした前記携帯電話機に、前記アクセス度数の累計度数が予め設定したアクセス上限度数を越えた広告主識別情報に対応する広告主を除いた他の広告主のサーバのURLに、リンクを張ったバナー広告付きWebページを表示させるバナー付きサイト表示手段を備えている携帯電話機を利用した情報提供システムである。
さらに、本発明は、前記管理サーバは、前記広告主識別情報ごとに加算された前記アクセス度数の累計度数が前記予め設定されたアクセス上限度数を越えるまでは、前記アクセス度数の累計度数に応じて、前記広告主識別情報に対応する広告主への課金を算出する課金算出手段を備えている携帯電話機を利用した情報提供システムである。
さらに、本発明は、前記管理サーバは、前記広告主識別情報ごとに前記予め設定したアクセス上限度数を登録したデータベースと、前記広告主のサーバから前記データベースに登録された前記アクセス上限度数を変更するためのWebページを備えている携帯電話機を利用した情報提供システムである。
さらに、本発明は、前記広告主のサーバのURL、および前記他の広告主のサーバのURLは、ウェブログのURLにされている携帯電話機を利用した情報提供システムである。
さらに、本発明は、前記広告主のWebサーバのURL、および前記他の広告主のサーバのURLは、動画像を配信するためのURLにされている携帯電話機を利用した情報提供システムである。
さらに、本発明は、前記管理サーバは、前記携帯電話機に表示された前記バナー広告付きWebページから前記他の広告主のサーバのURLがアクセスされると、
前記アクセス度数は、前記アクセスされた他の広告主のアクセス度数として加算して累計するようにした携帯電話機を利用した情報提供システムである。
さらに、本発明は、前記2次元コードは、さらに、前記広告媒体を識別する広告媒体識別コードと、前記広告媒体の発行日と、前記広告媒体の発行元を識別する広告媒体発行元に関する情報の一つ以上を含んでいる携帯電話機を利用した情報提供システムである。
さらに、本発明は、前記広告媒体に掲載された前記2次元コードは、前記アクセスした前記携帯電話機に表示させる新たな広告等の情報の属性に応じて、カラー色で表示されている携帯電話機を利用した情報提供システムである
上記したアクセス度数とは、携帯電話機が管理サーバをアクセスした回数、または、予め設定された1アクセス当りの課金金額(課金単価)を示す。
また、上記した新たな広告等の情報の属性とは、例えば、ウェブログのURLから提供される情報、クーポンに関する情報も得ることができる情報、販売キャンペーンに関する情報、動画が配信される等、ユーザの携帯電話機に提供される情報の種別を示す。そして、この情報の種別ごとに2次元コードをカラーで印刷して表示するようにしたものである。
本発明は、次のような効果を有している。
(1)ユーザが携帯電話機を操作して広告等の情報の提供を要求すると、携帯電話機は管理サーバをアクセスするようなシステムにしている。そして、アクセスされた管理サーバは、広告等の情報の提供を要求された情報を備えている広告主等のサーバにリンクさせて、この広告主等のサーバが備えているWebページ等の情報を携帯電話機に表示させるように制御している。このようなシステム構成にすると、広告主となる各種の店舗、飲食店、旅行代理店、学習塾を含む各種の教育機関、一般の企業等は、所有しているサーバに高度なソフト開発を行なわなくても本システムに参加して、宣伝効果や売上の向上を計ることが可能になる。
(2)管理サーバは、広告主や広告媒体ごとに、ユーザの携帯電話機が管理サーバをアクセスした回数、すなわち、ユーザが各種の広告等の情報の閲覧を要求した回数を、広告主(店舗)別、あるいは広告媒体別に把握することができる。これにより、管理サーバの運営者は、ユーザが各種の広告等の情報の閲覧を要求した回数を分析したデータを広告主やメディア企業に提供することも可能になるので、広告等の情報の提供サービスと併せて、広告主やメディア企業に対価を請求して収益を上げることが可能になる。
(3)本システムに参加している広告主について、ユーザの携帯電話機からの広告等の情報提供のアクセス回数に伴う度数が、例えば、月当りの上限度数を越えると、ユーザの携帯電話機には、他の広告主のバナー広告付きWebページを表示させるようにしている。そして、この代償として、月当りの上限度数を越えたアクセスについては、この広告主に課金しないか、課金を割り引くようにしているので、広告主に多額な課金が発生することを抑えることができるので、商店街の店舗等の広告主は安心して本システムの会員として参加することができるようになる。
(4)本発明は、上記(1)〜(3)の特徴と効果を備えているので、安価、かつ単純なシステム構成になる。このため、本発明は、特に、地域の商店街の店舗が備えている店舗のパーソナルコンピュータからなるサーバと、本システムの管理運営者の管理サーバから構成されるシステム、特に、商店街の販売促進等を行なうための情報提供システムとして効果を上げることができる。
以下、本発明を実施するための形態を図面に基づいて説明する。図1は、本発明を実施するためのシステム構成の一例を示す図である。図1において、1は、パーソナルコンピュータから構成される管理サーバである。管理サーバ1は、ハードディスク装置等の外部記憶装置を備えている。
2a、2b、2cは、広告媒体である。広告媒体2a、2b、2cは、広告主から依頼された広告等の情報を掲載した雑誌、各種の情報誌、新聞等の刊行物、チラシ広告等の印刷物である。広告媒体2a、2b、2cには、広告主から依頼された広告等の情報と共に、QRコード(登録商標)(以下、2次元コードという)3a、3b、3c、・・・が印刷されている。2次元コード3a、3b、3cには、少なくとも、管理サーバ1のURL(Uniform Resource Locator)と、広告等の情報の掲載を依頼した広告主を識別するための広告主識別情報(以下、広告主識別コードという)が含まれている。
なお、上記した広告主とは、各種の店舗、飲食店、旅行代理店、学習塾を含む各種の教育機関、一般の企業等、あらゆる分野において広告や宣伝を行なうニーズを持っている業種が含まれる。
また、2次元コード3a、3b、3cは、上記した管理サーバ1のURLと広告主識別コードの他に、さらに、広告媒体2a、2b、2cの種類を識別するための広告媒体識別情報(以下、広告媒体識別コードという)、広告媒体2a、2b、2cの発行日(発行年月日あるいは発行年月等)、この広告媒体2a、2b、2cを発行する企画や発行元となるメディア企業を識別するための情報(以下、メディア企業コードという)も、所定の順序で含むようにするとよい。なお、メディア企業コードには、このメディア企業に代わって広告業務を代行する広告代理店の企業コードを含むようにしてもよい。
4a、4b、4c、・・・は、本発明を利用する利用者(以下、ユーザという)の携帯電話機である。携帯電話機4a、4b、4cは、2次元コード3a、3b、3cを撮像するカメラ機能と、撮像した2次元コードの画像を解析して2次元コード3a、3b、3cに含まれているURL等を取り出し、さらに、このURLをアクセスするインターネット接続機能を備えている携帯電話機である。すなわち、本発明を利用するための携帯電話機4a、4b、4cは、広告媒体2a、2b、2cに印刷されている2次元コード3a、3b、3cを撮像して、この2次元コード3a、3b、3cに含まれているWebサーバ(Webサイト)のURLをアクセスするための機能を備えている必要がある。
5a、5b、5c、5d、・・・は、上記した各広告主のサーバであって、パーソナルコンピュータから構成される。広告主のサーバ5a等は、携帯電話機4a、4b、4cの画面に表示することができるWebページ、あるいは動画像等を含む画像データをファイルとして外部記憶装置に備えている。このWebページには、広告媒体2a、2b、2cに掲載されている広告等の情報とは異なる、新たな広告等の情報が表示される。
なお、本発明においては、このWebページは、ウェブログ(Weblog)のページとして、日々新たに更新された情報を携帯電話機4a等に表示させることもできる。このように、ウェブログのページを提供すると、ユーザは常に最新の情報を取得することができるので、本発明のシステムを利用して、店舗等の最新の情報を得ようとする意識を高めることが可能になる。なお、広告主のサーバ5a等は、Webページを閲覧するためのソフトウエア(Webブラウザ)、および電子メール用のソフトウエア等を備えている。
6a、6b、・・・は、広告媒体2a、2b、2cを発行するメディア企業または広告代理店のサーバ(以下、メディア企業のサーバという)であって、パーソナルコンピュータから構成される。メディア企業のサーバ6a、6bは、Webページを閲覧するためのWebブラウザ、および電子メール用のソフトウエア等を備えている。
上記した管理サーバ1、広告主のサーバ5a、5b、5c、5d、メディア企業のサーバ6a、6bは、各地に設立されているインターネット・サービス・プロバイダ7を介してインターネット8に接続されている。なお、ユーザの携帯電話機4a、4b、4cは、携帯電話機のサービス会社の地上基地局9を介してインターネット8に接続されている。
本発明のシステムを構成する管理サーバ1は、ユーザが広告媒体2a、2b、2cに掲載されている広告情報等を読んで、さらに、新たな詳細な広告等の情報を携帯電話機4a、4b、4cの画面で閲覧するための操作を行なったときに、この新たな広告等の情報の要求のアクセスを受付ける機能と、広告主のサーバ5a等に対して要求された広告等の情報を携帯電話機4a等に提供させるための制御機能と、広告主やメディア企業に各種のマーケッティング統計資料を提供する機能を備えている。
これにより、前記したように、管理サーバ1を管理運営する運営者は、広告主に、ユーザの携帯電話機4a、4b、4cへの広告等の情報提供サービス、およびマーケッティング統計情報の提供サービスに対して、その対価を請求することが可能になる。
なお、本発明のシステムを構築して稼動させるためには、例えば、管理サーバ1の運営者は、本システムに参加する広告主、広告媒体2a、2b、2cを発行するメディア企業あるいは広告代理店を募集する必要がある。そして、本システムに参加の契約を行なった広告主とメディア企業については、管理サーバ1の運営者は、これら広告主とメディア企業、広告代理店に関する情報を後記する管理サーバ1が備えているデータベースに登録する。なお、本システムに参加する広告主、メディア企業、広告代理店の募集は、管理サーバ1がインターネット8上に公開する募集用のWebページを利用してもよい。
本発明のシステムは、主として次の三つの特徴を備えている。
第1の特徴は、上記した広告主への対価(課金)は、広告主ごとに、携帯電話機4a、4b、4cから管理サーバ1に新たな広告等の情報の提供依頼に対するアクセスが発生するごとに、たとえば、月単位でアクセスの累計度数(アクセス累計度数)を算出し、このアクセス累計度数に応じて課金を算出するようにしたことにある。このアクセス度数とは、予め広告主ごとに設定された1アクセス当りの課金単価を示す。
第2の特徴は、アクセス累計度数が予め設定したアクセス上限度数、例えば、月当りのアクセス上限度数を超えた広告主に対して、携帯電話機4a、4b、4cから新たな広告等の情報の閲覧要求が発生すると、管理サーバ1は、他の広告主のバナー広告、例えば、店舗名や企業名を掲載したWebページを携帯電話機4a、4b、4cの表示画面に表示させることにある。さらに、携帯電話機4a、4b、4cの表示画面に表示したバナー広告は、この広告主のサーバにリンクされるようにしている。従って、ユーザがバナー広告をクリックする操作を行なうと、この広告主のWebページがアクセスされて、新たな広告等の情報が携帯電話機4a、4b、4cの表示画面に表示されることになる。
第3の特徴は、上記した第2の特徴において、ユーザが他の広告主のバナー広告をクリックすると、このクリックされた広告主に対する当月のアクセス累計度数に課金単価を加算する処理を行なって、アクセスされた広告主に課金する処理を行なうようにしていることにある。
続いて、本発明を実施するために管理サーバ1が備えているプログラムの構成とその処理機能について説明する。管理サーバ1が備えているプログラムは、主としてプログラム言語PHP(Personal Home Page)、Perl(Practical Extraction and Report Language),Java(登録商標)等を用いて開発することができる。図2は、管理サーバ1が備えているプログラムとデータベース(データテーブル)の構成の一例を示している。
図2に示すように、管理サーバ1は、2次元コードデータ取得・解析プログラムP1、アクセスログの登録プログラムP2、広告主別アクセス度数カウントプログラムP3、通常サイト表示プログラムP4、バナー付きサイト表示プログラムP5、課金算出プログラムP6、統計資料作成プログラムP7、データベース作成・更新プログラムP8、2次元コード作成プログラムP9、その他のソフトウエアP10としてWebブラウザ、メール用ソフトウエア等を備えている。
また、データベースとして、登録企業データベースD1、登録メディア企業データベースD2、広告媒体データテーブルD3、登録企業別管理データテーブルD4、アクセスログデータテーブルD5を備えている。これらのデータベースは、管理サーバ1のハードディスク装置等の外部記憶装置に記憶されている。これらデータベ−スのデータ構成の概要を図3〜図7に示している。
2次元コードデータ取得・解析プログラムP1は、ユーザが携帯電話機4a、4b、4cを用いて2次元コード3a等を撮像して管理サーバ1のURLをアクセスしたときに、管理サーバ1に送信された2次元コードに含まれているデータを解析し、広告主識別コード、広告媒体識別コード、広告媒体の発行日、メディア企業コードのデータを取り出す処理を行なうプログラムである。2次元コードに含まれているデータからこれら広告主識別コード等のデータを取り出す処理は、広告主識別コード等に予め所定の桁数を設定しておくことにより可能になる。
アクセスログの登録プログラムP2は、携帯電話機4a、4b、4cが2次元コード3a、3b、3cを撮像して管理サーバ1のURLをアクセスしたときに、そのアクセスの実績ログを図7に示すアクセスログ登録データテーブルD5に順次記録する処理を行なうためのプログラムである。このアクセスのログデータとしては、図7に示すように、アクセス時刻(年月日、時分秒)、ユーザが新たな広告等の情報を要求した広告主識別コード、広告媒体識別コード、メディア企業コード、等が記録される。
広告主別アクセス度数カウントプログラムP3は、ユーザが携帯電話機4a、4b、4cから新たな広告等の情報を要求した広告主識別コードごとに、管理サーバ1をアクセスした度数をカウントするためのプログラムである。このアクセス度数とは、前記したように、携帯電話機が管理サーバをアクセスした回数、または、予め設定された1アクセス当りの課金単価を示す。アクセス度数カウントプログラムP3は、アクセスが発生するごとにアクセス度数(課金単価D46)を、図6に示す登録企業別管理データテーブルD4の該当する広告主識別コードのアクセス累計度数の欄D42に、例えば、月単位に当月のアクセス累計度数として加算して記憶する処理を行なう。アクセス度数カウントプログラムP3の処理内容は、広告主別アクセス度数カウント手段となる。
通常サイト表示プログラムP4は、携帯電話機4a、4b、4cが新たな広告等の情報を要求して管理サーバ1のURLをアクセスしたときに、例えば、この新たな広告等の情報を要求された広告主識別コードの当月のアクセス累計度数が予め設定したアクセス上限度数に達していないときに実行されるプログラムである。なお、このアクセス上限度数は、登録企業別管理データテーブルD4のアクセス上限度数の欄D41に予め広告主識別コードごとに登録しておく。また、このアクセス上限度数D41は、予め、1ケ月単位、あるいは1年等の単位で広告主との契約により設定される。通常サイト表示プログラムP4の処理内容は、通常サイト表示手段となる。
上記した当月のアクセス累計度数D42が予め設定したアクセス上限度数D41に達していない場合には、通常サイト表示プログラムP4は、携帯電話機4a、4b、4cから取得した広告主識別コードに対応する広告主のサーバ5a、5b、5cのいずれかに、これらのサーバが備えている新たな広告等の情報を掲載するWebページ、または動画像等を要求した携帯電話機4a、4b、4cに表示させる制御を行なう。
バナー付きサイト表示プログラムP5は、広告主識別コードの当月のアクセス累計度数D42が予め設定したアクセス上限度数D41を超えたときに実行されるプログラムである。本発明において、バナー付きサイト表示プログラムP5は、次の(処理1)〜(処理2)に記載の処理を実行する。なお、バナー付きサイト表示プログラムP5の処理内容は、バナー付きサイト表示手段となる。
(処理1)
管理サーバ1が広告主識別コードごとに予め備えているバナー広告付きWebページを、新たな広告等の情報の要求を行なった携帯電話機4a、4b、4cの表示画面に表示させる処理を行なう。このナー広告付きWebページの一例を図9に示している。
図9に示す画面例においては、表示領域h1に、携帯電話機4a、4b、4cが新たな広告等の情報の要求を行なって管理サーバ1が取得した広告主識別コードに対応する店舗名等、例えば、「カフェ○○○」の店舗名であるバナー広告を表示している。さらに、表示領域h2には、他の四つの店舗名である「AAA店」、「Bコーヒ店」、「CCC店」、「DDコーヒ」のバナー広告を表示している。この他の四つの店舗名は、例えば、新たな広告等の情報の要求を行なったときに取得した広告主識別コードに対応する店舗と同業の店舗名の一つまたは複数を、関連サイトとして表示した例である。なお、この他の四つの店舗名に関する広告主識別コードを、図6に示す登録企業別管理データテーブルD4の「バナー付広告掲載時の広告主識別コード」の欄D44に予め登録しておき、バナー付きサイト表示プログラムP5は、この登録企業別管理データテーブルD4を参照して、表示領域h2にバナー広告を表示する処理を行なうようにする。また、メディア企業のバナー広告を表示するときは、同様に、登録企業別管理データテーブルD4の「バナー付広告掲載時のメディア企業識別コード」の欄D45に、メディア企業の識別コードを予め登録しておく。
(処理2)
図9の表示領域h1、h2に表示されているバナー広告である店舗名を表示するプログラム内には、バナー広告の広告主の広告主識別コードが埋め込まれている。従って、ユーザがバナー広告のいずれかを携帯電話機のキー操作によりクリックすると、バナー付きサイト表示プログラムP5は、クリックした店舗名(または企業名等)に対応する広告主の広告主識別コードを取得することができる。そして、バナー付きサイト表示プログラムP5は、広告主識別コードを取得すると、登録企業データテーブルD1を参照して該当する広告主識別コードのWebページのURL(D12)を求める処理を行なう。これにより、管理サーバ1は、この広告主識別コードに対応する広告主のサーバ5a、5b、5c、・・5dのいずれかをリンクすることができるので、リンクされた広告主のサーバのWebページが、携帯電話機4a、4b、4cの画面に表示されることになる。
これにより、ユーザが表示領域h2に表示されているバナー広告をクリックすると、表示領域h1に表示されているバナー広告の広告主の業種と関連する関連サイトをアクセスすることが可能になり、要求した情報と関連する他の店舗等に関する新たな広告等の情報を要求することができるようになる。なお、ユーザが表示領域h2に表示されているバナー広告のいずれかをクリックすると、バナー付きサイト表示プログラムP5は、上記したように、広告主識別コードを取得することができるので、この広告主識別コードの当月のアクセス累計度数D42に課金単価D45を加算する処理を行なう。
また、ユーザが図9に示す表示領域h1に表示されているバナー広告「カフェ○○○」をクリックすると、バナー付きサイト表示プログラムP5は、登録企業データテーブルD1を参照してこのバナー広告主のホームページのURL(D13)を取得して、携帯電話機4a等に、この広告主のサーバ5a等のホームページを表示させるように制御する。
なお、上記(処理1)において、バナー広告付きWebページを新たな広告等の情報の要求を行なった携帯電話機4a、4b、4cに表示させる処理を行なうときに、図10に示すようなバナー広告付きWebページを表示させるようにしてもよい。図10に示す例は、表示領域h1にはユーザが2次元コードを撮像した広告媒体の発行元となるメディア企業名を表したバナー広告(「タウン情報YYY」)を表示し、表示領域h2には、携帯電話機4a、4b、4cが新たな広告等の情報の要求を行なったときに取得した広告主識別コードに対応する店舗名等(例えば、「カフェ○○○」のバナー)を表示している。
そして、ユーザが図10の表示領域h1に表示されているバナー広告をクリックすると、バナー付サイト表示プログラムP5は、このバナー広告の広告主識別コードのアクセス累計度数D42に課金単価を加算するする処理を行なうと共に、例えば、このメディア企業のWebサイトをアクセスするように制御して、携帯電話機4a等に、図11に示すような情報検索を行うためのWebページを表示させるようにする。
また、ユーザが表示領域h2に表示されているバナー広告(「カフェ○○○」)をクリックすると、上記と同様に、バナー付きサイト表示プログラムP5は、登録企業データテーブルD1を参照してこのバナー広告主のホームページのURL(D13)を取得して、携帯電話機4a等に、この広告主のサーバ5a等のホームページを表示させるように制御する。
続いて、ユーザの携帯電話機4a、4b、4cが、2次元コードを撮像して管理サーバ1をアクセスしたときの管理サーバ1の処理手順を、図8に示すフローチャートに基づいてステップ順に説明する。
(ステップS1)
ユーザが携帯電話機4a、4b、4cを用いて広告媒体2a等に印刷されている2次元コードを撮像して管理サーバ1のURLをアクセスすると、2次元コードデータ取得・解析プログラムP1は、携帯電話機4a等から取得した2次元コードに含まれているデータを解析して、広告主識別コード、広告媒体識別コード、この広告媒体の発行日、メディア企業コードに関するデータを取り出して記憶装置に記憶する。これらのデータは予め所定の桁数を有するように設定され、2次元コード内に所定の順序で表されているので、プログラム処理により各データを識別して取り出すことができる。
(ステップS2)
アクセスログの登録プログラムP2により、携帯電話機4a等が管理サーバ1をアクセスして取得したログ情報をアクセスログ登録データテーブルD5に記録する。アクセスログ登録データテーブルD5に記録するデータは、図7に示すように、アクセス時刻、広告主識別コード、メディア企業コード、広告媒体識別コード等に関するデータである。アクセスログ登録データテーブルD5には、携帯電話機4a等が管理サーバ1をアクセスした順に、これらのデータが順次記憶される。
続いて、アクセス度数カウントプログラムP3により、携帯電話機4a等から取得した広告主識別コードについて、登録企業別管理データテーブルD4の該当する当月のアクセス累計度数D42に課金単価D46を加算して記憶する処理を行なう。
(ステップS3)
アクセス度数カウントプログラムP3は、ステップS2によりカウント処理した広告主識別コードの当月のアクセス累計度数D42が、予めこの広告主識別コードに設定されているアクセス上限度数D41を超えたか否かを判定する。この判定処理は、登録企業別管理データテーブルD4のアクセス上限回数D41と当月のアクセス累計回数D42とを比較することにより可能となる。そして、広告主識別コードの当月のアクセス累計回数D42がアクセス上限回数D41を超えていない場合には、ステップS4に進む。一方、アクセス上限回数D41を超えた場合には、ステップS5に進む。
(ステップS4)
通常サイト表示プログラムP4は、携帯電話機4a、4b、4cから取得した広告主識別コードに基づいて、登録企業データテーブルD1を参照してこのデータテーブルD1に登録されているWebページのURL(D12)を求める。これにより、管理サーバ1は、広告主識別コードに対応する広告主のサーバ5a、5b、5cのいずれかに、これらのサーバが備えている新たな広告等の情報を掲載するWebページを、要求した携帯電話機4a、4b、4cに表示させることができる。
(ステップS5)
バナー付きサイト表示プログラムP5は、管理サーバ1が広告主識別コードごとに予め備えているバナー広告付きWebページを新たな広告等の情報の要求を行なった携帯電話機4a等の表示画面に表示させる処理を行なう。このバナー広告付きWebページの一例は、前記したように図9に示す画面になる。
なお、このバナー広告付きWebページにバナー広告を掲載(表示)する店舗名等は、登録企業別管理データテーブルD4の「バナー付広告掲載時の広告主識別コード」の欄D44に予め登録されている広告主識別コードを参照して、この広告主識別コードについて登録企業別データテーブルD1に登録されている広告主の名称D11を取り出して、この広告主の名称をバナー広告付きWebページのプログラムに書き込むようにする。このとき、バナー広告として掲載の対象となる広告主識別コードの現在のアクセス累計度数D42がアクセス上限度数D41を超えているか否かを判定し、超えている場合には、バナー広告付きWebページにこの広告主識別コードに対応する店舗名等をバナー広告として掲載しない処理を行なう。
また、前記したように、バナー広告付きWebページにバナー広告を掲載するための言語内には、広告主の広告主識別コードを埋め込むようにする。
(ステップS6)(ステップS7)
ステップS6においては、バナー付きサイト表示プログラムP5により、ユーザがバナー広告付きWebページに表示されているバナー広告のいずれかをクリックすると、バナー広告を掲載するための言語内に埋め込まれている広告主の広告主識別コードを取得する処理を行なう。なお、ユーザが新たな情報の表示を行なわない場合には、バナー広告付きWebページに表示されている「終了」をクリックするか、あるいは、携帯電話機4a等の電源をOFFする。
(ステップS8)
バナー付きサイト表示プログラムP5は、この取得した広告主識別コードに基づいて、登録企業別管理データテーブルD4の該当する当月のアクセス累計度数D42に課金単価を加算して、データテーブルD4に記憶する処理を行なう。
(ステップS9)
この広告主識別コードを取得すると、バナー付きサイト表示プログラムP5は、登録企業データテーブルD1を参照して、取得した広告主識別コードに対応して登録されているWebページのURL(D12)を求める処理を行なう。これにより、ユーザがクリックしたバナー広告に対応する広告主のWebページにリンクされるので、ユーザの携帯電話機4a等に、新たな広告等の情報を表示させることができる。
なお、本発明において、登録企業データテーブルD1のWebページのURLの欄D12に、ウェブログのURLを登録しておくと、広告主のサーバ5a等に設けられているウェブログサイトに記載されている情報を携帯電話機4a等に表示させることができる。
同様に、本発明において、広告主のサーバ5a等の外部記憶装置に携帯電話機で閲覧可能な動画像ファイルを記憶しておき、登録企業データテーブルD1に登録されたこの広告主に関する情報のWebページのURLの欄D12に、この動画像ファイルをアクセスするためのURLを登録しておくと、携帯電話機4a等に動画像を表示させることができるようになる。
図8のフローチャートには示していないが、課金算出プログラムP6は、登録企業別管理データテーブルD4に広告主識別コードごとに記録している当月のアクセス累計度数D42のデータに基づいて、例えば、毎月の月末に、広告主識別コードごとに課金を算出する。そして、管理サーバ1の運営者は、この広告主識別コードが設定されている広告主に広告等の情報提供サービスに対する手数料の請求を行なう。この月当たりの課金の算出は、広告主識別コードごとに予め設定している月当たりのアクセス上限度数までの課金を請求するようにする。また、アクセス上限度数を超えた度数については、課金を割り引く処理を行なうようにしてもよい。なお、課金算出プログラムP6の処理内容は、課金算出手段となる。
図2に示す統計資料作成プログラムP7は、登録企業別管理データテーブルD4により把握している当月のアクセス累計度数D42、広告媒体識別コード別のアクセス累計度数D43のデータ等を基にして、各種のマーケティング用の資料を作成するためのプログラムである。これらの資料は、広告主のサーバ5a等、およびメディア企業のサーバ6a、6bから管理サーバ1をアクセスすることにより閲覧可能にする。また、登録企業別管理データテーブルD4は、データベース作成・更新プログラムP8により、例えば、月ごとに作成し、1ケ月が経過すると、登録企業別管理データテーブルD4は、管理サーバ1の外部記憶装置に保存しておくようにする。
統計資料作成プログラムP7により作成する統計資料としては、少なくとも、広告主別のアクセス回数表と広告媒体別のアクセス回数表を作成するようにする。なお、アクセス回数は、アクセス累計度数D42を課金単価で除算することにより求めることができる。上記した広告主別のアクセス回数表は、広告主別に広告媒体別のアクセス回数を月別に集計した資料である。また、広告媒体別のアクセス回数表は、広告媒体別に広告主別のアクセス回数を月別に纏めた資料である。
なお、上記ステップS3の処理において、広告主識別コードの当月のアクセス累計度数D42が予めこの広告主識別コードに設定されているアクセス上限度数D41を超えた場合、管理サーバ1は、広告主識別コードごとに予め備えているバナー広告付きWebページを新たな広告等の情報の要求を行なった携帯電話機4a等の表示画面に表示させる処理(ステップS5)を行なうようにした例について説明したが、管理サーバ1は、次の処理を行なうようにしてもよい。
すなわち、バナー付きサイト表示プログラムP5は、例えば、他の広告主のサーバ5a等、あるいはメディア企業のサーバ6aに対して、これらのサーバが備えているバナー広告付きWebページを広告等の情報の要求を行った携帯電話機4a等に表示させるような制御を行なう。図11は、メディア企業のサーバ6a等が備えているバナー広告付きWebページを携帯電話機4a等の表示画面に表示した表示例を示している。
図11に示すバナー広告付きWebページは、表示領域h1には、このメディア企業が発行している広告媒体2a等の名称を表示したバナー広告を表示している。また、表示領域h2には、このメディア企業が携帯電話機用に情報提供のサービスを行なっているWebページを検索するためのメニューを表示し、さらに、表示領域h3には、管理サーバ1が携帯電話機4a、4b、4cから新たな広告等の情報の要求を受信したときに取得した広告主識別コードに対応する店舗名と、この店舗に関する情報を表示した画面である。そして、ユーザが携帯電話機4a、4b、4cの表示領域h2に表示されているメニューのいずれかをクリックすると、メディア企業のサーバ6a等の管理プログラムは、クリックされたメニューに対応して登録している店舗名等の一覧を表示し、ユーザが表示された店舗名の一つをクリックすると、クリックした店舗に関する広告等の情報を掲載したWebページを表示させるようにする。管理サーバ1がユーザの携帯電話機4a等にこのようなバナー広告付きWebページを表示させるように制御すると、ユーザは、新たにお気に入りの情報を検索して取得するという楽しみが生じる。
なお、本発明においては、管理サーバ1に2次元コード3a等を作成するプログラムP9を備えておき、このプログラムP9で作成した2次元コードをビットマップ情報の形式で、電子メールの添付ファイルとして該当するメディア企業のサーバ6a、6bに転送するようにしてもよい。そして、メディア企業は、メールで受信した2次元コードのビットマップデータを、広告媒体2a、2b、2cに印刷するようにする。なお、2次元コード3a等を作成するプログラムP9は、現在一般に使用されているQRコード(登録商標)作成プログラムを使用することができる。
上記のように、管理サーバ1で2次元コードを作成し、作成した2次元コードを各メディア企業のサーバ6a、6bに送信するためには、管理サーバ1は、2次元コードの作成依頼のWebページをメディア企業専用に設けるようにする。そして、メディア企業はこのWebページをアクセスして、パスワードを入力した後、広告媒体データテーブルD3に登録するデータ項目である広告媒体識別コード、広告媒体の名称、メディア企業コード、発行日、有効期限、等に関するデータを入力して、管理サーバ1に送信する。そして、管理サーバ1の運営者は、2次元コードの作成依頼のWebページから取得したデータに基づいて、2次元コード作成プログラムP9により2次元コードをビットマップ形式で作成するようにするとよい。
なお、2次元コードをビットマップ形式で作成するときに、ユーザの携帯電話機に表示させる新たな広告等の情報の属性に応じて、カラー色で表現した2次元コード作成して、広告媒体2a等に印刷して表示させることができる。カラー色で表現した2次元コードとは、従来の2次元コードは黒色と白色が用いられているが、この黒色に相当する部分をカラーで表示することを示す。2次元コードを白と、黒を除いた他の一色との組合せであって、両者のコントラストが明確であれば、2次元コードをカラーで表示しても携帯電話機で正常に読み取ることができる。なお、ビットマップ形式で作成した2次元コードを任意のカラー色で表現するためには、2次元コード作成プログラムP9で作成したビットマップ形式の2次元コードデータを、市販の画像処理プログラムにより任意のカラー色で表現することができる。
上記した広告等の情報の属性とは、ウェブログのURLから提供される情報、クーポンに関する情報も得ることができる情報、販売キャンペーンに関する情報、動画が配信される等、情報の種別を示す。例えば、ウェブログのURLから提供される情報については、例えば、赤色に統一した2次元コードを印刷し、動画が配信される情報については、緑色に統一した2次元コードを印刷するようにする。
このように、広告媒体2a等にカラーの2次元コードを印刷すると、ユーザは提供される情報の種別が一目で判別でき、かつ、印刷の見栄えも向上するので、本発明のシステムを利用して情報を得たいというユーザ数の増加が期待できる。
本発明のシステム構成の一例を説明するための図である。 図1に示す管理サーバが備えているソフトウエア、およびデータベースの構成を説明するための図である。 管理サーバが備えているデータベースのうち、登録企業データテーブルのデータ項目を説明するための図である。 管理サーバが備えているデータベースのうち、登録メディア企業データテーブルのデータ項目を説明するための図である。 管理サーバが備えているデータベースのうち、広告媒体データテーブルのデータ項目を説明するための図である。 管理サーバが備えているデータベースのうち、登録企業別管理データテーブルのデータ項目を説明するための図である。 管理サーバが備えているデータベースのうち、アクセスログ登録データテーブルのデータ項目を説明するための図である。 携帯電話機が管理サーバをアクセスしたときに、管理サーバの処理手順を説明するためのフローチャートである。 本発明において、携帯電話機に表示されるWebページの一例を説明するための図である。 本発明において、携帯電話機に表示されるWebページの他の一例を説明するための図である。 本発明において、携帯電話機に表示されるWebページの他の一例を説明するための図である。
符号の説明
1 :管理サーバ
2a、2b、2c:広告媒体
3a、3b、3c:2次元コード
4a、4b、4c:携帯電話機
5a、5b、5c、5d:広告主のサーバ
6a、6b:メディア企業のサーバ
8 :インターネット
D1:登録企業データテーブル
D2:登録メディア企業データテーブル
D3:広告媒体データテーブル
D4:登録企業別データテーブル
D5:アクセスログ登録データテーブル
P1:2次元コードデータ取得・解析プログラム
P3:アクセス度数カウントプログラム
P4:通常サイト表示プログラム
P5:バナー付きサイト表示プログラム
P6:課金プログラム
P9:2次元コード作成プログラム

Claims (10)

  1. 広告主から依頼された広告等の情報と、前記広告等の情報に対応して少なくとも管理サーバのURL情報と前記広告主を識別する広告主識別情報とを含む2次元コードを掲載する広告媒体と、前記2次元コードを撮像して前記管理サーバをアクセスすることが可能な携帯電話機と、前記携帯電話機に新たな広告等の情報を提供する前記広告主のサーバと、から構成される情報提供システムであって、
    前記管理サーバは、前記携帯電話機が前記管理サーバをアクセスすることにより取得した前記広告主識別情報に基づいて、
    前記広告主識別情報ごとに、前記管理サーバのアクセスをアクセス度数の累計度数として加算する広告主別アクセス度数カウント手段と、
    前記取得した広告主識別情報に対応する前記広告主のWebサーバのURLにリンクさせて、新たな広告等の情報を、前記アクセスした前記携帯電話機に表示させる通常サイト表示手段と、
    を備えていることを特徴とする携帯電話機を利用した情報提供システム。
  2. 前記携帯電話機が前記管理サーバをアクセスしたときに取得した前記広告主識別情報に対応して加算された前記アクセス度数の累計度数が、予め設定されたアクセス上限度数を越えているときに前記管理サーバにより実行される手段であって、
    前記管理サーバは、
    前記アクセス度数の累計度数が前記アクセス上限度数を越えた広告主識別情報に対応する広告主のサーバのURLと、他の広告主のサーバのURLにリンクを張ったバナー広告付きのWebページを、前記アクセスした携帯電話機に表示させるバナー付きサイト表示手段を備えていることを特徴とする請求項1に記載の携帯電話機を利用した情報提供システム。
  3. 前記管理サーバは、前記携帯電話機が前記管理サーバをアクセスしたときに取得した前記広告主識別情報に対応して加算された前記アクセス度数の累計度数が、予め設定されたアクセス上限度数を越えているときに前記管理サーバにより実行される手段であって、
    前記管理サーバは、
    前記アクセスした前記携帯電話機に、前記アクセス度数の累計度数が予め設定したアクセス上限度数を越えた広告主識別情報に対応する広告主を除いた他の広告主のサーバのURLに、リンクを張ったバナー広告付きWebページを表示させるバナー付きサイト表示手段を備えていることを特徴とする請求項1に記載の携帯電話機を利用した情報提供システム。
  4. 前記管理サーバは、前記広告主識別情報ごとに加算された前記アクセス度数の累計度数が前記予め設定されたアクセス上限度数を越えるまでは、前記アクセス度数の累計度数に応じて、前記広告主識別情報に対応する広告主への課金を算出する課金算出手段を備えていることを特徴とする請求項1から請求項3のいずれかに記載の携帯電話機を利用した情報提供システム。
  5. 前記管理サーバは、前記広告主識別情報ごとに前記予め設定したアクセス上限度数を登録したデータベースと、前記広告主のサーバから前記データベースに登録された前記アクセス上限度数を変更するためのWebページを備えていることを特徴とする請求項1から請求項3のいずれかに記載の携帯電話機を利用した情報提供システム。
  6. 前記広告主のサーバのURL、および前記他の広告主のサーバのURLは、ウェブログのURLであることを特徴とする請求項1から請求項3のいずれかに記載の携帯電話機を利用した情報提供システム。
  7. 前記広告主のWebサーバのURL、および前記他の広告主のサーバのURLは、動画像を配信するためのURLであることを特徴とする請求項1から請求項3のいずれかに記載の携帯電話機を利用した情報提供システム。
  8. 前記管理サーバは、前記携帯電話機に表示された前記バナー広告付きWebページから前記他の広告主のサーバのURLがアクセスされると、
    前記アクセス度数は、前記アクセスされた他の広告主のアクセス度数として加算して累計することを特徴とする請求項2または請求項3に記載の携帯電話機を利用した情報提供システム。
  9. 前記2次元コードは、さらに、前記広告媒体を識別する広告媒体識別コードと、前記広告媒体の発行日と、前記広告媒体の発行元を識別する広告媒体発行元に関する情報の一つ以上を含んでいることを特徴とする請求項1に記載の携帯電話機を利用した情報提供システム。
  10. 前記広告媒体に掲載された前記2次元コードは、前記アクセスした前記携帯電話機に表示させる新たな広告等の情報の属性に応じて、カラー色で表示されていることを特徴とする請求項1に記載の携帯電話機を利用した情報提供システム。
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