JP2006321211A - 書き込みクリアブック - Google Patents

Abstract

【課題】 現在使用中のプリントや楽譜を、ファイルから取り出さずに書き込むことができる書き込みクリアブックを提供する。
【解決手段】 クリアブックのポケットの中央部分をくり抜くことにより、どこからでもプリントや楽譜を挿入することができ、直接文字を書くことができることを特徴とする。
【選択図】 図１

Description

この発明は、クリアブックのポケットの中央部分をくり抜き、プリントに直接、書き込みができるファイルに関するものである。

従来、クリアブックは使用済みプリントや楽譜を整理・収納するためには便利であったが、現在使用中のプリントや楽譜に書き込みをするための、工夫がなされていなかった。

これは、次のような欠点があった。
現在使用中のプリントや楽譜に必要なことを書き込みたい時、いちいちファイルから取り出して書いた後、また戻さなければならなかった。中央から差し込むタイプのクリアブックにおいては、プリントや楽譜が大変取り出し難く、取り出す際に、プリントや楽譜が破れたり、ファイルのビニルが破れることも、しばしばあった。
また、オーケストラなどの演奏家が、楽譜をクリアブックに収納すると、スポットライトが当たる部分が光って、楽譜が読みづらかった。
本発明は、以上のような欠点を全てクリアした、書き込みクリアブックである。

クリアブックのポケットの中央の部分を、書き込みに必要な範囲、カットする。
つまり、プリントや楽譜が落ちないように、周囲だけ透光性を有する部材を残す形とする。
本発明は、以上の構成よりなる、書き込みクリアブックである。

書き込みクリアブックは、現在使用中のワークシートや楽譜への書き込みが、容易にできる。特に、楽器を持った演奏者が、指揮者の指示を書き込む際、楽器を左手に持ったまま、右手で書くことができる。更に、楽譜にスポットライトが当たっても、音符の部分はビニルコーティングされていないので、光って見づらいという点も、解決する。

以下、本発明を実施するための最良の形態について説明する。
クリアブックのポケット部分の周囲（１）を幅２ｃｍとし、角（２）をまるくカットすることで、ビニルの破損を防ぐ。また、（３）の部分をステッチで補強し、めくれを防止する。透光性を有するビニルの素材は、柔らかく、やや厚みのあるものとする。
本発明は、以上のような構造で、これを使用する時は、プリントや楽譜をどの方向からも差し込むことができる。現在使用中のワークシートや楽譜など、学校教育の中で、また楽器を演奏する人の間で、幅広く使用することが可能である。

本発明の、Ｂ４及びＡ３サイズのプリントを差し込むクリアブックの図である。 本発明の、Ｂ５及びＡ４サイズのプリントを差し込むクリアブックの図である。

符号の説明

１ ビニル枠
２ ビニルの角
３ ステッチ補強

Claims (1)

1. クリアブックのポケットの中央部分をくり抜き、所定幅の透光性を有する部材を残した書き込みのできるクリアブック

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