JP2006320088A - 永久磁石式回転電機 - Google Patents

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Abstract

【課題】 スキュー角度を理論角度とし、出力の低減をできるだけ抑えながら、コギングトルクを低減可能な永久磁石式回転電機を得る。
【解決手段】 円周方向に複数の磁極を持つ永久磁石32を配置し、永久磁石の磁極の境界線もしくは境界部にスキューを設けた回転子3と、該回転子を内部に配置し、内側に突出する複数の凸極が形成された略円筒形状の固定子鉄心21を有する固定子2とを備え、固定子鉄心の軸長をL、固定子鉄心に使用した電磁鋼板4の板厚をt、使用した電磁鋼板の枚数をnとし、P=nt/L×100[%]にて算出できる鉄心の占積率Pを、97〜99.4%の範囲とする。
【選択図】 図6

Description

この発明は、サーボモータ等の永久磁石式回転電機に関し、特に、小型化や高出力密度化およびコギングトルクの低減を目的とした永久磁石式回転電機に関するものである。
永久磁石式回転電機の一般的な構成においては、固定子の中に回転子が配置されている。固定子は、内側に突出する複数の凸極が形成された略円筒形状をなす固定子鉄心の内周に複数個の固定子巻線を設けて複数個の磁極を形成している。回転子は、固定子の中心を回転中心軸として回転できるように回転子鉄心が配設され、回転子鉄心の表面、あるいは内部に永久磁石が設けられ、永久磁石はN極とS極が周方向(回転方向)に交互に並ぶように着磁されている。この回転電機では、固定子巻線に適宜通電し、回転磁界を形成することにより、回転子が回転中心軸の回りに回転する。
上述のような永久磁石式回転電機にあっては、固定子巻線に電流を通電しない状態において回転子を回転させた場合(無負荷状態)においてもコギングトルクと称される回転トルク変動が発生する。コギングトルクは、振動や騒音を発生させたり、回転電機の制御性能を低下させたりする等の要因となる。
このコギングトルクを低減するために、永久磁石の磁極の境界線にスキューを設けることが知られている。一般的には、永久磁石のN極、S極の極間は回転中心軸に対して斜めの直線状であり、コギングトルクを最も低減できる理論スキュー角α(機械角)は、360/(固定子側の磁極数(スロット数)と磁極数の最小公倍数)[degree]である(例えば、特許文献1参照)。
これを回転子の磁極数(極数)および固定子の磁極数(スロット数)を用いて電気角で表すと、コギングトルクを最も低減できる理論スキュー角度θsは、θs=180×(回転子の磁極数)/(回転子の磁極数と固定子の磁極数との最小公倍数)[degree]で表される。
しかし、理論スキュー角度θs(電気角)を上記のように理論的に決定し、実際の回転電機に適用した場合、コギングトルクの低減はまだ不十分であると考えられる。その理由は、スキューを採用したことによって軸(回転中心軸)方向漏洩磁束が発生するが、この漏洩磁束による磁気飽和の影響が考慮されていないからである。一方、永久磁石式回転電機では、小型高出力密度化する必要があり、同一出力における体格を小さくとることが必要となっている。体格縮小のためには、電気装荷あるいは磁気装荷を大きくする必要があるが、電気装荷を大きくすると巻線における発熱が顕著となり、連続定格条件が温度的に満たされなくなる可能性が高いため、電気装荷を大きくすることによる小型高出力密度化は難しい。このため、磁気装荷すなわち磁束密度を高くすることにより小型高出力密度化を達成することが求められている。
そのため、スキュー角度を理論角度とは異なった角度に設定することで、コギングトルクを理論スキュー角度とした場合よりも低減しながら、磁束密度を大きくすることにより高出力密度化することが可能な永久磁石式回転電機を提供することが述べられている(例えば、特許文献2参照)。
特開2000−308286号公報(第3頁、第2図及び第5図) 特開2005−20930号公報
しかしながら、上記ののように磁気飽和の影響を考慮しスキュー角度を決定する場合には、スキュー角度を最適化するということが必要であった。また、磁気飽和の状況によっては、最適化されたスキュー角度は、トルクリップルの増加を招くスキュー角度となることがあった。
この発明は上記のような課題を解決するためになされたもので、スキュー角度を理論角度とし、出力の低減をできるだけ抑えながら、コギングトルクを低減可能な永久磁石式回転電機を提供することを目的とするものである。
この発明に係る永久磁石式回転電機においては、円周方向に複数の磁極を持つ永久磁石を配置し、永久磁石の磁極の境界線もしくは境界部にスキューを設けた回転子と、該回転子を内部に配置し、内側に突出する複数の凸極が形成された略円筒形状の固定子鉄心を有する固定子とを備え、固定子鉄心の軸長をL、固定子鉄心に使用した電磁鋼板の板厚をt、使用した電磁鋼板の枚数をnとし、P=nt/L×100[%]にて算出できる鉄心の占積率Pを、97〜99.4%の範囲とするものである。
この発明によれば、円周方向に複数の磁極を持つ永久磁石を配置し、永久磁石の磁極の境界線にスキューを設けた回転子と、該回転子を内部に配置し、内側に突出する複数の凸極が形成された略円筒形状の固定子鉄心を有する固定子とを備え、鉄心の占積率Pを、97〜99.4%の範囲としたことより、高出力密度化を維持しつつコギングトル低減が可能な永久磁石式回転電機を得ることができる。
実施の形態1.
図1はこの発明の実施の形態1における永久磁石式回転電機を示す斜視図、図2はこの発明の実施の形態1における永久磁石式回転電機を示す平面図、図3はこの発明の実施の形態1における永久磁石式回転電機のティース部拡大図、図4は図3のカシメ部での積層方向の断面図、図5は図4のカシメ部の一部を拡大して示す概略寸法図、図6は3次元磁界解析結果より得られた鉄心の占積率100%の場合を基準とした鉄心の占積率とコギングトルクおよび無負荷誘起電圧の関係を示す特性図、図7は鉄心の占積率100%の場合における図3のカシメ部での積層方向の断面図、図8は永久磁石式回転電機のティース部の異なるカシメ形状を示す図3相当図、図9は永久磁石式回転電機のティース部の他の異なるカシメ形状を示す図3相当図である。
図1および図2に示すように、回転子3は、回転子シャフト33に固定された回転子鉄心31の外周面に永久磁石32が配置されている。永久磁石32は、磁極32a〜32fが、N極とS極が周方向(回転方向)に交互に並ぶように着磁され、各磁極32aと32b、32bと32c、32cと32d、32dと32e、32eと32f、32fと32aの境界線にスキュー(スキュー角度θである)が設けられている。
また、固定子2は、内側に突出する複数の凸極からなる固定子ティース23が形成された円筒形状をなす固定子鉄心21の内周に複数個の固定子巻線22を設けて複数個の磁極を形成している。図2では固定子2の磁極数(スロット数)は9個である。
回転子3は、固定子2の中心を回転中心軸として回転できるように回転子鉄心31が配設され、固定子巻線22に適宜通電し、回転磁界を形成することにより、回転子3が回転中心軸回りに回転する。
図2では回転子3の磁極数は6個であり、固定子2の磁極数は9個であることから、この永久磁石式回転電機のコギングトルク低減のための理論スキュー角度θ(機械角度)は20度(=360/回転子磁極数と固定子磁極数の最小公倍数18)となる。
図4に示したように、高出力密度が必要とされる回転電機には、一般に低鉄損材料である薄い電磁鋼板4(板厚0.2〜0.5mm)が使用されると共に、鉄心を金型にて打ち抜くと同時にカシメ5、すなわち、接着材等を使用せずに、接合部分にはめこまれた爪や金具を工具で打ったり締めたりして接合部を固く止めることにより電磁鋼板4を一体化させるということが行われる。
図5は図4のカシメ部の一部を拡大して示す概略寸法図であり、カシメ5の寸法記号を記載したものである。tは電磁鋼板4の板厚、t'はカシメ部における隣接する電磁鋼板間距離+電磁鋼板の板厚、aは凹部の直径、bは凹部の深さ、cは凸部の直径、dは凸部の高さ、V1は凹部の体積、V2は凸部の体積である。
この発明では、使用した鉄心の電磁鋼板4の板厚t×使用した枚数n/固定子鉄心21の長さLを、鉄心の占積率Pとして定義することとする。すなわち、P=nt/L×100[%]にて算出できる。
図5に示したカシメ部5の寸法記号を用いると、鉄心の占積率Pは
Figure 2006320088
となる。ただし、a≠c およびb≠dとした。また、a=c もしくはb=dの場合には、鉄心の占積率は100%となる。
次に、高出力化を目的としてカシメ5を実施した場合のカシメ部での積層方向の断面図を図7に示す。図7に示すように、高出力化のため通常は、各電磁鋼板4間での隙間は出来るだけ低減させることを行う。そのため、図5におけるカシメ部寸法はa=c、d=bとなるよう、つまり、鉄心の占積率Pは100%となるように設定する。
次に、図2に示したような回転子磁極数が6個、固定子磁極数が9個の回転電機について、理論スキュー角度が20度(機械角度360/18=20度)の回転子スキューを施した場合について、3次元磁界解析を行い、鉄心の占積率Pの大きさを変化させた場合のコギングトルクおよび無負荷誘起電圧算出結果を図6に示す。図6は、鉄心の占積率Pが100%の場合を基準として、コギングトルク比および無負荷誘起電圧比を示している。
図6より、鉄心の占積率Pが100%から小さくなるに伴い、コギングトルクも小さくなっていることが分かる。これは、占積率Pを低くするに伴い、図1に示した軸方向漏洩磁束13が減少したためと考えられる。つまり、理論スキュー角度でのコギングトルク低減のためには、軸方向漏洩磁束13が低減することが必要となり、占積率Pは低くした方が良いものと考えられる。
一方、永久磁石式回転電機のトルク出力は、一般的に無負荷誘起電圧×通電電流で表すことができる。つまり、通電電流が一定である場合には、トルク出力を大きくするためには、出来るだけ無負荷誘起電圧を大きくすることが必要となる。図6では、鉄心の占積率Pの低下に伴い、無負荷誘起電圧が低下していることが分かる。これは、鉄心の占積率Pが低下したことより、等価的に固定子鉄心21の鉄心幅が短くなったためである。
よって高トルク出力および低コギングトルクを達成するためには、鉄心の占積率Pの設定が非常に重要となり、この発明では、高トルク出力(低減率1%以下)および低コギングトルク(低減率50%以下)を達成するために、鉄心の占積率Pは97〜99.4%の範囲となるように設定した。
次に、図5のカシメ5の寸法記号を用い、カシメ5実施時の占積率低減方法について述べる。
まず、カシメ5の形状として、図2および図3に示した丸形状について説明を行う。
図5において、電磁鋼板4を打ち抜き丸形カシメ時に発生するするカシメ部の凸凹形状の体積V1、V2は一定であると考えられることから、次式が成立する。
Figure 2006320088
よって丸形カシメ時を使用した際の鉄心の占積率Pは(1)式より
Figure 2006320088
と表すことができる。
よって、丸形カシメを使用した場合には、(2)式を用い、鉄心の占積率Pを97〜99.4の範囲となるように、カシメ形状寸法a、b、c、dを決定することより、高トルク出力および低コギングトルクが達成できるものと考えられる。
次に、カシメ形状として、図8の正方形カシメ6を用いた場合について述べる。ここで、aは凹部の一辺の長さである。正方形カシメを用いた場合も、カシメ部の凸凹形状の体積は一定であることから次式が成り立つ。
Figure 2006320088
よって、正方形カシメを使用した際の鉄心の占積率Pは(2)式と同様となり、丸形カシメを使用した場合と同様、カシメ形状寸法a、b、c、dを(2)式を用い決定することより、高トルク出力および低コギングトルクが達成できるものと考えられる。
次に、カシメ形状として、長方形カシメの場合について述べる。ここで、aは凹部の短辺の長さ、eは凹部の長辺の長さである。長方形カシメの場合もカシメ部の凸凹部体積は一定であることから、次式が成立する。
Figure 2006320088
よって長方形カシメを使用した場合の鉄心の占積率Pは、次式で表すことができる。
Figure 2006320088
よって、長方形カシメを使用した場合には、カシメ形状寸法a、b、c、dを(3)式を用い、鉄心の占積率Pが97〜99.4%の範囲となるように設定することより、高トルク出力および低コギングトルクが達成できるものと考えられる。
なお、この実施の形態1は、丸形・長方形・正方形カシメの場合について述べたが、他のカシメ形状の場合でも同様に、カシメ部寸法を鉄心の占積率から決定することで、低コギングトルク化が行えるものと考えられる。
また、図2および図3では、1つのティース当たり1個のカシメを用いた場合について説明を行ったが、図14に示すように1つのティース当たり複数のカシメを使用した場合についてもカシメ部寸法を鉄心の占積率から決定することで、低コギングトルク化を行うことができるものと考えられる。
さらに、図15に示すようにカシメを実施したティースと実施しないティースを混合させた場合等についてもカシメ部寸法を鉄心の占積率から決定することで、低コギングトルク化を行うことができるものと考えられる。
実施の形態2.
実施の形態1では、鉄心の占積率Pを変化させるため、カシメ部の凸凹形状を変化させた場合について述べたが、この実施の形態2では、カシメを使用せずに、接着鋼板等を用い、電磁鋼板を一体化させた場合について述べる。
図10はこの発明の実施の形態2における永久磁石式回転電機の鉄心積層方向の断面図である。すなわち、図10に示したように、板厚tの電磁鋼板4からなる鉄心積層間に板厚yの非磁性材料6を設置することによっても鉄心の等価占積率Pを制御することが可能となる。
なお、非磁性材料6を使用した場合の鉄心の占積率Pは、非磁性材料6の板厚y[mm]、枚数をmとすると
Figure 2006320088
にて表すことができる。これにより、鉄心占積率Pを変化させることが可能となる。
また、図11に示したように、板厚ts[mm]の磁性材料部10と板厚ys[mm]の非磁性材部11を接合させることで、t[mm]の板厚とする鉄心材料をn枚を用いた場合には、鉄心の占積率Pは
Figure 2006320088
にて表すことができる。よって、磁性材料部10と非磁性材料部11を接合させた電磁鋼板を用いた場合にも、鉄心の占積率Pを変化させることが可能となる。
実施の形態3.
図12はこの発明の実施の形態3における永久磁石式回転電機の鉄心積層方向の断面図である。この実施の形態3では、カシメを軸方向に設けた場合と設けない場合を設けることで、鉄心の占積率Pを調整したものである。
実施の形態4.
実施の形態1〜3を併用することでも鉄心の占積率Pを変化させることは可能である。
実施の形態5.
永久磁石式回転電機の小型化・高出力密度化に際しては、鉄心の磁束密度が高くなるように設計することが一般的である。しかしながら、鉄心の磁束密度が高い設計である場合には、軸方向漏洩磁束13も増加し、鉄心の占積率Pがコギングトルク等に与える影響は大きくなるものと推測される。そこで、固定子ティース23中央部の磁束密度をパラメータとし、鉄心の占積率Pとコギングトルク比の関係について3次元解析を実施した結果を図13に示す。なお、図中のコギングトルクは、磁束密度1.3T、鉄心の占積率100%の場合を基準としたものである。
図13より、磁束密度が高くなるに伴い、鉄心の占積率の影響も増加していることが分かる。すなわち、磁束密度が高い設計とした場合、磁気エネルギー増大によりコギングトルク値も大きくなる。これは、磁束密度が高い設計となっている永久磁石式回転電機に対しては、軸方向漏洩磁束量も多いことから、鉄心の占積率の低減よる軸方向漏洩磁束の低減の効果もより大きくなっているものと考えられる。図13より固定子ティース23部の磁束密度が概略1T以上の場合は、鉄心の占積率を97〜99.4%の範囲としたことによるコギングトルクの低減効果が非常に高いものと考えられる。
実施の形態6.
固定子磁極数と回転子磁極数の比が2:3である永久磁石式回転電機については、ティース部の磁束密度が高くなる設計であることから、さらに鉄心の占積率を97〜99.4%の範囲としたことによるコギングトルクの低減効果は高くなる。
この発明の実施の形態1における永久磁石式回転電機を示す斜視図である。 この発明の実施の形態1における永久磁石式回転電機を示す平面図である。 この発明の実施の形態1における永久磁石式回転電機のティース部拡大図である。 図3のカシメ部での積層方向の断面図である。 図4のカシメ部の一部を拡大して示す概略寸法図である。 3次元磁界解析結果より得られた鉄心の占積率100%の場合を基準とした鉄心の占積率とコギングトルクおよび無負荷誘起電圧の関係を示す特性図である。 鉄心の占積率100%の場合における図3のカシメ部での積層方向の断面図である。 永久磁石式回転電機のティース部の異なるカシメ形状を示す図3相当図である。 永久磁石式回転電機のティース部の他の異なるカシメ形状を示す図3相当図である。 この発明の実施の形態2における永久磁石式回転電機の鉄心積層方向の断面図である。 この発明の実施の形態2における永久磁石式回転電機の鉄心積層方向の異なる断面図である。 この発明の実施の形態3における永久磁石式回転電機の鉄心積層方向の断面図である。 この発明の実施の形態5における永久磁石式回転電機の固定子ティース中央部の磁束密度をパラメータとした場合の鉄心占積率とコギングトルク比の関係を示す特性図である。 この発明の実施の形態1による1つのティース当たり複数のカシメを用いた場合の永久磁石式回転電機を示す平面図である。 この発明の実施の形態1によるカシメを実施したティースと実施しないティースを混合させた場合の永久磁石式回転電機を示す平面図である。
符号の説明
2 固定子
21 固定子鉄心
22 固定子巻線、
23 固定子ティース
3 回転子
31 回転子鉄心
32 永久磁石
32a〜32f 磁極
33 回転子シャフト
4 電磁鋼板(磁性材料)
5、8 カシメ(丸形状)、
6 正方形カシメ、
7 長方形カシメ、
9 非磁性材料、
10 磁性材料部、
11 非磁性材料部

Claims (7)

  1. 円周方向に複数の磁極を持つ永久磁石を配置し、前記永久磁石の磁極の境界線もしくは境界部にスキューを設けた回転子と、該回転子を内部に配置し、内側に突出する複数の凸極が形成された略円筒形状の固定子鉄心を有する固定子とを備え、前記固定子鉄心の軸長をL、固定子鉄心に使用した電磁鋼板の板厚をt、使用した電磁鋼板の枚数をnとし、P=nt/L×100[%]にて算出できる鉄心の占積率Pを、97〜99.4%の範囲とすることを特徴とする永久磁石式回転電機。
  2. 下記の式にて表現した鉄心の占積率Pが97〜99.4の範囲となるように、丸形又は正方形のカシメ部の寸法形状a、b、c、dを設定したことを特徴とする請求項1記載の永久磁石式回転電機。
    Figure 2006320088
    (但し、aは凹部の直径又は一辺の長さ、bは凹部の深さ、cは凸部の直径又は一辺の長さ、dは凸部の高さである)
  3. 下記の式にて表現した鉄心の占積率Pが97〜99.4%の範囲となるように、長方形のカシメ部の寸法形状a、b、c、dを設定したことを特徴とする請求項1記載の永久磁石式回転電機。
    Figure 2006320088
    (但し、aは凹部の一辺の長さ、bは凹部の深さ、cは凸部の一辺の長さ、dは凸部の高さである)
  4. 電磁鋼板および非磁性材料を併用し、非磁性材料の板厚をy、枚数をmとすると、下記式にて表現した鉄心の占積率Pが97〜99.4%の範囲となるように、非磁性材料の板厚yおよび枚数mを設定したことを特徴とする請求項1〜請求項3のいずれかに記載の永久磁石式回転電機。
    Figure 2006320088
  5. ts[mm]の磁性材料とys[mm]の非磁性材料を接合させた鉄心材料を用い、下記式にて表現した鉄心の占積率Pが97〜99.4%の範囲となるように、磁性材料および非磁性材料部分の厚さを設定したことを特徴とする請求項1〜請求項4のいずれかに記載の永久磁石式回転電機。
    Figure 2006320088
  6. 無負荷時におけるティース部中央部の磁束密度の最大値が1T以上であることを特徴とする請求項1〜請求項5のいずれかに記載の永久磁石式回転電機。
  7. 回転子の磁極数と固定子の磁極数との比が2:3であることを特徴とする請求項1〜請求項6のいずれかに記載の永久磁石式回転電機。
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