JP2006319553A - 画像音声出力装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】 副コンテンツを出力する際に、観察者が主コンテンツの音声に邪魔されることなく副コンテンツを違和感なく見ることができるようにすることが可能な画像音声出力装置を提供すること。
【解決手段】 副コンテンツを表示する際に、当該副コンテンツが連動コンテンツであるか非連動コンテンツであるかを判定し(S2)、非連動コンテンツと判定された場合には、音声制御モードに移行する。音量制御モードでは、スピーカの出力音量を予め記憶された音量に設定し、音声内容制御モードでは、スピーカから所望の音声コンテンツを出力させる。いずれのモードでも、観察者は、主コンテンツの音声に邪魔されることなく副コンテンツを違和感なく見ることができる。
【選択図】 図4

Description

本発明は、画像音声出力装置に関する。
従来、画像データに基づく画像を表示出力可能な画像表示部と、音声データに基づく音声を出力可能な音声出力部と、を備え、互いに同期された画像データおよび音声データを含む主コンテンツと、画像データを含む副コンテンツと、を画像表示部および音声出力部によって同時に出力可能な画像音声出力装置が知られている。このような画像音声出力装置として、デジタル放送信号を受信して画像および音声を出力可能なデジタル放送受信テレビが知られている(例えば、特許文献1参照)。
デジタル放送受信テレビは、従来のアナログ放送受信テレビと同様、番組やCMなどの主コンテンツの画像を画面(画像表示部)に単独で表示させるとともに、主コンテンツの音声をスピーカ(音声出力部)から出力させることができる。
また、デジタル放送信号は、主コンテンツに加えて、画像データを含む副コンテンツを担持しており、デジタル放送受信テレビは、この副コンテンツを主コンテンツと同時に出力することができる。より具体的には、画面に主コンテンツの画像および副コンテンツの画像の少なくともいずれかを表示させる。このとき、スピーカから出力される音声は、主コンテンツの音声である。このように、視聴者がデジタル放送受信テレビに副コンテンツを出力させるための操作(リモートコントローラのボタン操作など)を行うと、画面の表示のみが主コンテンツの単独表示状態から主コンテンツおよび副コンテンツの同時表示状態、あるいは、副コンテンツの単独表示状態に切り替わる一方で、スピーカの音声出力状態は主コンテンツの音声出力状態のまま切り替わらないようになっている。
特開2004−282137号公報
ところで、デジタル放送信号に担持される副コンテンツは、主コンテンツ(番組やCMなど)に関連する付加情報を含み当該主コンテンツに連動する連動コンテンツと、主コンテンツに関連しない独立情報を含み当該主コンテンツに連動しない非連動コンテンツと、の2つに大別することができる。
従来のデジタル放送受信テレビでは、副コンテンツを画面に表示させる場合、その副コンテンツが連動コンテンツであるか非連動コンテンツであるかに関係なく、スピーカからは主コンテンツの音声を、主コンテンツの単独表示状態における通常の音量設定のまま一律に出力させていた。
ここで、画面に表示させる副コンテンツが連動コンテンツである場合は、当該連動コンテンツが主コンテンツに関連しているため、当該主コンテンツの音声をスピーカから通常の音量設定のまま出力させていても、視聴者に違和感を生じさせる可能性は低いが、画面に表示させる副コンテンツが非連動コンテンツである場合は、当該非連動コンテンツが主コンテンツに関連していないため、当該主コンテンツの音声をスピーカから通常の音量設定のまま出力させていたのでは、視聴者に違和感を生じさせる可能性があり、また、副コンテンツ(非連動コンテンツ)を見ようとする視聴者にとって邪魔になってしまうおそれがある。
このような問題は、デジタル放送受信テレビに限らず、主コンテンツと副コンテンツとを同時出力可能な各種の画像音声出力装置、例えば、デジタル放送が受信可能なパーソナルコンピュータや、プロジェクタに共通する問題である。
本発明の目的は、副コンテンツを出力する際に、観察者が主コンテンツの音声に邪魔されることなく副コンテンツを違和感なく見ることができるようにすることが可能な画像音声出力装置を提供することである。
本発明の画像音声出力装置は、画像データに基づく画像を表示出力可能な画像表示部と、音声データに基づく音声を出力可能な音声出力部と、を備え、互いに同期された画像データおよび音声データを含む主コンテンツと、画像データを含む副コンテンツと、を前記画像表示部および前記音声出力部によって同時に出力可能な画像音声出力装置であって、少なくとも前記副コンテンツに基づく画像を前記画像表示部に表示させる際に、当該副コンテンツの属性データを取得する属性データ取得手段と、取得された属性データに基づいて、前記副コンテンツが、前記主コンテンツに連動する連動コンテンツであるか、前記主コンテンツに連動しない非連動コンテンツであるか、を判定する連動判定手段と、前記副コンテンツが非連動コンテンツであると判定された場合に、前記音声出力部の出力音量を下げる音量制御手段と、を備えることを特徴とする。
このような構成の画像音声出力装置では、音量制御手段が、副コンテンツが連動コンテンツであるか非連動コンテンツであるかに応じて音声出力部の出力音量を制御している。連動コンテンツであるか非連動コンテンツであるかの判定は、副コンテンツデータの属性データに基づいて連動判定手段が行うが、ここで、属性データとしては、例えば、デジタル放送信号のTS(Transport Stream)に担持されているEIT(Event Information Table)に含まれる連動コンテンツフラグ(associated contents flag)を利用することができる。
以上のような画像音声出力装置によれば、非連動コンテンツ(副コンテンツ)出力時には、当該非連動コンテンツに関連していない主コンテンツの音声の出力音量が下げられるので、観察者は主コンテンツの音声によって邪魔されることなく、副コンテンツ(非連動コンテンツ)を違和感なしに見ることができる。
また、本発明の画像音声出力装置は、画像データに基づく画像を表示出力可能な画像表示部と、音声データに基づく音声を出力可能な音声出力部と、を備え、互いに同期された画像データおよび音声データを含む主コンテンツと、画像データを含む副コンテンツと、を前記画像表示部および前記音声出力部によって同時に出力可能な画像音声出力装置であって、少なくとも前記副コンテンツに基づく画像を前記画像表示部に表示させる際に、当該副コンテンツの属性データを取得する属性データ取得手段と、取得された属性データに基づいて、前記副コンテンツが、前記主コンテンツに連動する連動コンテンツであるか、前記主コンテンツに連動しない非連動コンテンツであるか、を判定する連動判定手段と、前記副コンテンツが非連動コンテンツであると判定された場合に、前記主コンテンツに基づく音声とは異なる内容の音声を前記音声出力部から出力させる音声内容制御手段と、を備えることを特徴とする。
このような構成の画像音声出力装置では、音声内容制御手段が、副コンテンツが連動コンテンツであるか非連動コンテンツであるかに応じて音声出力部の出力音声内容を制御している。そして、非連動コンテンツ出力時には、主コンテンツの音声とは異なる内容の音声を音声出力部から出力させているので、観察者は、当該非連動コンテンツに関連していない主コンテンツの音声によって邪魔されることなく、副コンテンツ(非連動コンテンツ)を違和感なしに見ることができる。
なお、非連動コンテンツ出力時に音声出力部から出力させる音声としては、例えば、観察者にとって邪魔にならないBGM(background music)のようなものが好ましいが、これに限られない。
また、本発明の画像音声出力装置は、画像データに基づく画像を表示出力可能な画像表示部と、音声データに基づく音声を出力可能な音声出力部と、を備え、互いに同期された画像データおよび音声データを含む主コンテンツと、画像データを含む副コンテンツと、を前記画像表示部および前記音声出力部によって同時に出力可能な画像音声出力装置であって、少なくとも前記副コンテンツに基づく画像を前記画像表示部に表示させる際に、当該副コンテンツの属性データを取得する属性データ取得手段と、取得された属性データに基づいて、前記副コンテンツが、前記主コンテンツに連動する連動コンテンツであるか、前記主コンテンツに連動しない非連動コンテンツであるか、を判定する連動判定手段と、前記音声出力部の音声出力を制御するモードを、音量制御モードおよび音声内容制御モードを含む複数のモードの中から選択するモード選択手段と、前記連動判定手段によって前記副コンテンツが非連動コンテンツであると判定され、かつ、前記モード選択手段によって音量制御モードが選択された場合に、前記音声出力部の出力音量を下げる音量制御手段と、前記連動判定手段によって前記副コンテンツが非連動コンテンツであると判定され、かつ、前記モード選択手段によって音声内容制御モードが選択された場合に、前記主コンテンツに基づく音声とは異なる内容の音声を前記音声出力部から出力させる音声内容制御手段と、を備えることを特徴とする。
このような構成の画像音声出力装置よれば、モード選択手段によって複数の音声出力制御のモードの中から所望のモードを選択することができるので、個々の観察者の好みに合った音声出力制御を行うことができる。
また、本発明の画像音声出力装置では、前記モード選択手段は、前記音声出力部の音声出力を制御するモードを、音声出力維持モードを含む複数のモードの中から選択し、音声出力維持モードが選択された場合には、前記連動判定手段によって前記副コンテンツが非連動コンテンツであると判定されても、前記音声出力部の音声出力が維持される、ことが好ましい。
このような構成の画像音声出力装置によれば、モード選択手段によって音声出力維持モードを選択することによって、非連動コンテンツ出力時であっても主コンテンツの音声を変更せずに聞きたいと考える観察者のニーズに応えることができる。
また、本発明の画像音声出力装置では、前記音声内容制御手段に所望の音声コンテンツを入力可能な音声コンテンツ入力手段が設けられ、前記音声内容制御手段は、前記連動判定手段によって前記副コンテンツが非連動コンテンツであると判定された場合に、前記音声コンテンツ入力手段によって入力された音声コンテンツに基づく音声を前記音声出力部から出力させる、ことが好ましい。
このような構成の画像音声出力装置によれば、音声コンテンツ入力手段を介して所望の音声コンテンツを入力することができ、非連動コンテンツ出力時(モード選択手段が設けられている場合には、さらに、音声内容制御モードが選択されている時)に当該音声コンテンツの音声を出力させることができるから、観察者は自分の好きな音声コンテンツを聞きながら気分良く副コンテンツ(非連動コンテンツ)を見ることができる。
また、本発明の画像音声出力装置では、前記連動判定手段によって前記副コンテンツが非連動コンテンツであると判定された際の前記音声出力部の出力音量設定を記憶する音量設定記憶手段と、前記非連動コンテンツに基づく画像の表示が終了すると、前記音声出力部を前記音量設定記憶部に記憶された音量設定に復帰させる音量設定復帰手段と、が設けられることが好ましい。
このような構成の画像音声出力装置によれば、副コンテンツが非連動コンテンツであると判定された際の出力音量設定が音量設定記憶手段によって記憶されるようになっており、非連動コンテンツの表示時に音声出力部からの出力音量が変更されたとしても、当該非連動コンテンツの表示が終了すれば、音量設定復帰手段によって、記憶された音量設定に自動的に復帰されるようになっており、観察者が追加的な操作を行う必要がないので、使い勝手を向上させることができる。
次に、本発明の実施形態を図面に基づいて説明する。
図1は、本発明の画像音声出力装置としてのデジタル放送受信テレビ1の構成を示すブロック図である。
デジタル放送受信テレビ1は、画像データに基づく画像を表示出力可能な画像表示部としてのLCD21(Liquid Crystal Display:液晶ディスプレイ)と、音声データに基づく音声を出力可能な音声出力部としてのスピーカ22と、LCD21に表示させる画像データまたはスピーカ22に出力させる音声データを入力可能な放送受信部31,各種端子32(コンポジット,S端子,D端子,アナログYUV),音声コンテンツ入力手段33と、デジタル放送受信テレビ1の全般的な制御を行う制御手段4と、制御手段4による制御に必要な各種の情報を記憶する記憶手段5と、視聴者の操作に基づいてデジタル放送受信テレビ1を操作可能な操作手段6と、を備えて構成されている。
放送受信部31は、アンテナを介してアナログ放送電波およびデジタル放送電波を受信可能であり、これらの各放送電波に担持されている各種のデータを制御手段4に伝送する。
アナログ放送電波は、主として、テレビ番組やCMなどの画像データおよび音声データを担持している。放送受信部31は、アナログ放送電波に担持されている画像データおよび音声データを、それぞれ別々に制御手段4に伝送することができる。
デジタル放送電波は、テレビ番組やCMなどの主コンテンツの画像データおよび音声データ,副コンテンツの画像データ,副コンテンツが主コンテンツに連動するか否かを示す連動コンテンツフラグ(本発明の属性データに相当)など、様々なデータを担持している。放送受信部31は、特に、主コンテンツおよび副コンテンツの画像データ,主コンテンツの音声データ,連動コンテンツフラグを、それぞれ別々に制御手段4に伝送することができる。
ここで、副コンテンツとしては、データ放送コンテンツ,EPG(Electronic Program Guide:電子番組ガイド),文字情報コンテンツ(例えば、聴覚障害者向けの字幕コンテンツや、事件や災害などの速報コンテンツ)などが例示される。前述したように、副コンテンツは、主コンテンツに関連する付加情報を含み当該主コンテンツに連動する連動コンテンツと、主コンテンツに関連しない独立情報を含み当該主コンテンツに連動しない非連動コンテンツと、の2つに大別することができる。ここで、連動コンテンツに含まれる付加情報としては、ドラマ番組における登場人物や出演者のプロフィール情報、スポーツ番組における競技記録情報、クイズ番組における出題情報、CMにおける製品価格情報などが例示される。また、非連動コンテンツに含まれる独立情報としては、ニュース、天気予報、株価情報、地域情報などが例示される。
連動コンテンツフラグは、副コンテンツが連動コンテンツであるか非連動コンテンツであるかを示すフラグであり、副コンテンツが連動コンテンツである場合は『1』を示し、副コンテンツが非連動コンテンツである場合は『0』を示す。なお、連動コンテンツフラグは、個々の副コンテンツごとに設定されている。
各種端子32には、各種の外部装置、例えば、ビデオレコーダ,DVDレコーダなどを接続可能であり、当該各種外部装置から画像データおよび音声データを入力することができる。AVスイッチ321は、各種端子32の中から1つの端子を選択するスイッチであり、選択された端子から入力される画像データおよび音声データを、それぞれ別々に制御手段4に伝送することができる。なお、AVスイッチ321から出力された画像データはビデオデコーダ322によってデコードされた上で制御手段4に伝送される。
音声コンテンツ入力手段33は、接続された音声コンテンツソース331から音声コンテンツを取り込むことができるインターフェイス332と、取り込まれた音声コンテンツを記憶可能な音声コンテンツ記憶手段333と、取り込まれた音声コンテンツをデコードして制御手段4に入力する音声コンテンツデコーダ334と、を備えて構成されている。ここで、音声コンテンツとしては、例えば、音楽コンテンツや落語,漫才などの話芸コンテンツが挙げられる。音声コンテンツソース331としては、音声コンテンツが格納されたCF規格やSD規格のメモリカードが用いられ、これに対応して、インターフェイス332が、メモリカードを差し込むことができるメモリカードスロットとして構成されている。音声コンテンツ記憶手段333は、HDD(Hard Disc Drive)や不揮発性メモリによって構成することができる。音声コンテンツデコーダ334は、MP3方式やAAC方式などで圧縮された音声コンテンツをデコード可能なMP3デコーダやAACデコーダによって構成されている。
制御手段4は、図2に示されるように、入力された画像データに基づいてLCDドライバ211を駆動し、LCD21に画像を表示させる画像制御手段41と、放送受信部31で受信されたデジタル放送電波に担持された連動コンテンツフラグを取得可能な属性データ取得手段としての連動コンテンツフラグ取得手段42と、取得された連動コンテンツフラグに基づいて、デジタル放送電波に担持された副コンテンツが連動コンテンツであるか否かを判定する連動判定手段43と、入力された音声データおよび連動判定手段43における判定結果に基づいてアンプ221を介してスピーカ22の出力音声を制御する音声制御手段44と、を備えて構成されている。
音声制御手段44は、アンプ221を介してスピーカ22の出力音量を制御する音量制御手段441と、スピーカ22から出力される音声内容を制御する音声内容制御手段442と、操作手段6の操作に基づいて音声制御モードを音量制御モード,音声内容制御モード,音声出力維持モード、の3つのモードの中から選択するモード選択手段443と、記憶手段5によって記憶されているスピーカ22の出力音量設定を所定のタイミングで読み出して当該出力音量設定に復帰させる音量設定復帰手段444と、を備えて構成されている。
記憶手段5は、図3に示されるように、スピーカ22の出力音量設定を記憶する音量設定記憶手段51を備えて構成されている。なお、図示および説明は省略するが、記憶手段5は、スピーカ22の出力音量設定以外の各種の情報も記憶可能に構成されている。
操作手段6は、図1に示されるように、テレビ本体11と別体のリモートコントローラおよびテレビ本体11と一体の操作パネルを含んで構成されており、LCD21に副コンテンツを表示させる指令を制御手段4に送る副コンテンツ表示指令手段61と、制御手段4におけるモード選択手段443に対してモード選択操作信号を送るモード選択操作手段62と、スピーカ22からの出力音量を設定する音量設定手段63と、を備えて構成されている。
副コンテンツとしてデータ放送コンテンツをLCD21に表示させたい場合には、副コンテンツ表示指令手段61として、一般のデジタル放送受信テレビのリモートコントローラなどに設けられている『Dボタン』(Dは、「Data」の頭文字)を利用することができる。音量設定手段63によって設定した音量設定は、記憶手段5における音量設定記憶手段51に記憶させることができる。具体的には、図3に示されるように、音量制御モードの音量設定511,音声内容制御モードの音量設定512,音量制御モードおよび音声内容制御モードに切り替わる時の音量設定513が、音量設定記憶手段51に記憶されるようになっている。なお、図示および説明は省略するが、操作手段6は、以上の各手段61,62,63によって行う操作以外の操作も行うことができ、そのための操作ボタンなどを多数有している。
続いて、以上のような構成を備えるデジタル放送受信テレビ1の出力動作について説明する。
<アナログ放送を出力させる場合>
操作手段6によって所定の出力操作(ボタン操作など)を行うと、デジタル放送受信テレビ1にアナログ放送を出力させることができる。このとき、放送受信部31は、受信したアナログ放送電波に担持される画像データおよび音声データを、それぞれ画像制御手段41および音声制御手段44に伝送する。そして、画像制御手段41は、伝送されてきた画像データに基づく画像をLCDドライバ211を介してLCD21に表示させ、また、音声制御手段44は、伝送されてきた音声データに基づく音声をアンプ221を介してスピーカ22に出力させる。なお、このときのスピーカ22からの出力音量は音量設定手段63によって設定可能である。
<外部装置から入力された画像データおよび音声データを出力させる場合>
各種端子32に外部装置(ビデオレコーダやDVDレコーダなど)を接続し、操作手段6によって所定の出力操作を行うと、デジタル放送受信テレビ1に、外部装置から入力された画像データおよび音声データを出力させることができる。このとき、AVスイッチ321は、操作手段6の出力操作に基づいて、画像および音声を出力したい外部装置が接続されている1つの端子を選択しており、選択された1つの端子から入力される画像データおよび音声データを、それぞれ画像制御手段41および音声制御手段44に伝送する。そして、画像制御手段41は、伝送されてきた画像データに基づく画像をLCDドライバ211を介してLCD21に表示させ、また、音声制御手段44は、伝送されてきた音声データに基づく音声をアンプ221を介してスピーカ22に出力させる。なお、このときのスピーカ22からの出力音量は音量設定手段63によって設定可能である。
<デジタル放送の主コンテンツのみを出力させる場合>
操作手段6によって所定の出力操作を行うと、デジタル放送受信テレビ1にデジタル放送の主コンテンツ(テレビ番組やCM)のみを出力させることができる。このとき、放送受信部31は、受信したデジタル放送電波に担持される主コンテンツの画像データおよび音声データを、それぞれ画像制御手段41および音声制御手段44に伝送する。そして、画像制御手段41は、伝送されてきた画像データに基づく画像をLCDドライバ211を介してLCD21に表示させ、また、音声制御手段44は、伝送されてきた音声データに基づく音声をアンプ221を介してスピーカ22に出力させる。なお、このときのスピーカ22からの出力音量は音量設定手段63によって設定可能である。
<デジタル放送の副コンテンツを出力させる場合>
デジタル放送受信テレビ1にデジタル放送の主コンテンツを出力させているときに、操作手段6における副コンテンツ表示指令手段61によって制御手段4に副コンテンツの表示指令を送ると、制御手段4による制御の下、デジタル放送受信テレビ1にデジタル放送の副コンテンツを出力させることができる。
このときのLCD21における表示状態は副コンテンツの種類に応じて異なり、LCD21には、主コンテンツと副コンテンツとが同時に表示される場合もあるし、副コンテンツのみが表示される場合もある。具体的には、主コンテンツと副コンテンツとを同時に表示する場合には、画像制御手段41は、放送受信部31によって受信されたデジタル放送電波から主コンテンツおよび副コンテンツの画像データを取得し、属性データから取得した両コンテンツの表示位置,大きさなどの情報を設定し、当該設定情報に基づいてLCDドライバ211を駆動し、LCD21に主コンテンツと副コンテンツとを同時に表示させる。また、副コンテンツのみを表示する場合には、画像制御手段41は、放送受信部31によって受信されたデジタル放送電波から副コンテンツの画像データを取得してLCDドライバ211を駆動し、LCD21に副コンテンツのみを表示させる。
続いて、図4〜図8に示されるフローチャートを参照して、副コンテンツ出力時におけるスピーカ22からの音声出力の制御手順について説明する。先にも触れたように、音声出力制御には、音量制御モード,音声内容制御モード,音声出力維持モード、の3つのモードが設けられており、いずれか1のモードをモード選択操作手段62の操作に基づいてモード選択手段443によって選択することが可能である。具体的な音声出力の制御手順について説明する前に、まず、これらの3つのモードについて概説する。
[音量制御モード]
副コンテンツ出力時にスピーカ22の出力音量を制御するモードである。このときスピーカ22から出力されるのは主コンテンツの音声であり、その音量のみが制御される。音量制御モード中の出力音量は、音量設定手段63によって予め設定して音量設定記憶手段51に、音量制御モードの音量設定511として記憶させておくことができる。また、音量制御モード中に音量設定手段63を操作することによって、音量制御モード中の音量設定を変更することができ、変更後の音量設定511を音量設定記憶手段51に記憶させることができる。
[音声内容制御モード]
副コンテンツ出力時にスピーカ22の出力する音声内容を制御するモードである。このときスピーカ22から出力されるのは音声コンテンツ入力手段33から音声制御手段44に入力される音声コンテンツである。音声内容制御モード中の出力音量、すなわち、音声コンテンツの出力音量は、音量設定手段63によって予め設定して音量設定記憶手段51に、音声内容制御モードの音量設定512として記憶させておくことができる。また、音声内容制御モード中に音量設定手段63を操作することによって、音声内容制御モード中の音量設定を変更することができ、変更後の音量設定512を音量設定記憶手段51に記憶させることができる。
[音声出力維持モード]
副コンテンツ出力時にもスピーカ22の音声出力を変更せずに、そのまま維持するモードである。このときスピーカ22から出力されるのは主コンテンツの音声であり、例えば主コンテンツのみが出力される際の通常の音量設定で出力される。
続いて、具体的な音声出力の制御手順について、図4〜図6を参照しながら説明する。
なお、以下の説明では、モード選択手段443によって前記3つのモードの中からいずれか1つのモードが予め選択されているものとする。また、実際にデジタル放送受信テレビ1を動作させる際には、操作手段6による操作や、時間経過に基づく番組の切り替わりに応じて副コンテンツが切り替わることがあるが、図示および説明の簡略化のため、図4〜図6では、副コンテンツが切り替わらないものとして説明する。
副コンテンツ表示指令手段61によって副コンテンツ表示指令が制御手段4に送られると、図4に示されるように、連動コンテンツフラグ取得手段42は、放送受信部31で受信されたデジタル放送電波に担持された連動コンテンツフラグを取得する(S1:Sはステップの意。以下同様)。
S2では、連動判定手段43が、連動コンテンツフラグが『0』か否か、すなわち、副コンテンツが非連動コンテンツであるか否かを判定する。
連動コンテンツフラグが『1』で、副コンテンツが連動コンテンツであると判定された場合(S2:No)には、音声制御手段44は、スピーカ22からの音声出力をそのまま維持する(S3)。すなわち、スピーカ22からは、主コンテンツの音声が、通常の音量設定のまま出力される。そして、操作手段6による所定の操作に基づいて副コンテンツの表示が終了すると(S4:Yes)、画像制御手段41によってLCD21の表示状態が主コンテンツの単独表示状態に切り替えられる。このときもスピーカ22からの出力音声は、主コンテンツの音声にそのまま維持される。
連動コンテンツフラグが『0』で、副コンテンツが非連動コンテンツであると判定された場合(S2:Yes)には、音声制御手段44は、音声制御のモードが音量制御モード
であるか否かを判定する(S5)。
音声制御のモードが音量制御モードである場合(S5:Yes)には、図5に示されるように、音声制御手段44は、音量設定記憶手段51に現在の主コンテンツの音量設定513を記憶させる(S11)。
続いて、音量制御手段441は、予め記憶されている音量制御モードの音量設定511を音量設定記憶手段51から読み出し(S12)、読み出した音量設定511に変更する(S13)。これにより、スピーカ22からは、主コンテンツの音声が音量設定511に基づく音量で出力されることになる。ここで、音量制御モードの音量設定511は、視聴者が自由に設定することができるが、通常の設定音量よりも小さく設定しておくことが好ましい。このように設定しておけば、視聴者は、副コンテンツ(非連動コンテンツ)に関連していない主コンテンツ音声の出力音量を音量設定511に応じて小さくすることができるので、視聴者は主コンテンツの音声によって邪魔されることなく、副コンテンツを違和感なしに見ることができる。なお、音量設定511をゼロに設定して、スピーカ22からの主コンテンツ音声の出力をゼロにすることも可能である。
その後、操作手段6による所定の操作に基づいて副コンテンツの表示が終了すると(S14:Yes)、音量設定復帰手段444が、S11において音量設定記憶手段51に記憶された音量設定513を読み出し(S15)、読み出した音量設定513に復帰させる(S16)。これにより、副コンテンツ(非連動コンテンツ)表示前と同じ音量設定状態で、主コンテンツの音声がスピーカ22から出力される。
以上のように、副コンテンツが非連動コンテンツであると判定された際の出力音量設定513が音量設定記憶手段51によって記憶されるようになっており(S11)、非連動コンテンツの表示時にスピーカ22からの出力音量が変更されたとしても(S13)、当該非連動コンテンツの表示が終了すれば、音量設定復帰手段444によって、記憶された音量設定に自動的に復帰されるようになっており(S16)、視聴者が追加的な操作を行う必要がないので、使い勝手を向上させることができる。
S5において、音声制御のモードが音量制御モードでない(No)と判定されると、音声制御手段44は、音声制御のモードが音声内容制御モードであるか否かを判定する(S6)。
音声制御のモードが音声内容制御モードである場合(S6:Yes)には、図6に示されるように、音声制御手段44は、音量設定記憶手段51に現在の主コンテンツの音量設定513を記憶させる(S21)。
続いて、音量制御手段441は、予め記憶されている音声内容制御モードの音量設定512を音量設定記憶手段51から読み出し(S22)、読み出した音量設定512に変更する(S23)。
続いて、音声内容制御手段442は、音声コンテンツ入力手段33から音声コンテンツを取り込み、スピーカ22に出力させる(S24)。このとき、音声内容制御手段442は、音声コンテンツ記憶手段333に予め記憶されている音声コンテンツをスピーカ22に出力させてもよいし、インターフェイス332に接続されている音声コンテンツソース331から直接に音声コンテンツを取り込んでスピーカ22に出力させてもよい。また、出力可能な音声コンテンツが複数ある場合には、操作手段6の所定操作に基づいて予め選択されている1つの音声コンテンツがスピーカ22から出力されるようになっている。
以上により、スピーカ22からは、音声コンテンツ入力手段33を介して入力された音声コンテンツの音声が音量設定512に基づく音量で出力されることになる。ここで、音量制御モードの音量設定512は、視聴者が自身の好みに合わせて自由に設定することができる。この状態で、視聴者は、スピーカ22から出力されている自分の好きな音声コンテンツを楽しみながら、気分良くLCD21に表示されている副コンテンツを見ることができる。
このように、主コンテンツの音声とは異なる内容の音声コンテンツを所望の音量設定512でスピーカ22から出力させているので、視聴者は、当該非連動コンテンツに関連していない主コンテンツの音声によって邪魔されることなく、副コンテンツ(非連動コンテンツ)を違和感なしに見ることができる。
その後、操作手段6による所定の操作に基づいて副コンテンツの表示が終了すると(S25:Yes)、音量設定復帰手段444が、S21において音量設定記憶手段51に記憶された音量設定513を読み出し(S26)、読み出した音量設定513に復帰させる(S27)。そして、音声内容制御手段442は、主コンテンツの音声をスピーカ22から出力させる(S28)。これにより、副コンテンツ(非連動コンテンツ)表示前と同じ音量設定状態で、主コンテンツの音声がスピーカ22から出力される。
以上のように、副コンテンツが非連動コンテンツであると判定された際の出力音量設定513が音量設定記憶手段51によって記憶されるようになっており(S21)、非連動コンテンツの表示時にスピーカ22からの出力音量が変更されたとしても(S23)、当該非連動コンテンツの表示が終了すれば、音量設定復帰手段444によって、記憶された音量設定に自動的に復帰されるようになっており(S27)、視聴者が追加的な操作を行う必要がないので、使い勝手を向上させることができる。
S6(図4)において、音声制御のモードが音声内容制御モードでない(No)、すなわち、音声制御のモードが音声出力維持モードであると判定されると、音声制御手段44は、スピーカ22からの音声出力をそのまま維持する(S3)。すなわち、スピーカ22からは、主コンテンツの音声が、通常の音量設定のまま出力される。これにより、非連動コンテンツ出力時であっても主コンテンツの音声を変更せずに聞きたいと考える視聴者のニーズにも応えることができる。
そして、操作手段6による所定の操作に基づいて副コンテンツの表示が終了すると(S4:Yes)、画像制御手段41によってLCD21の表示状態が主コンテンツの単独表示状態に切り替えられる。このときもスピーカ22からの出力音声は、主コンテンツの音声にそのまま維持される。
以上のように、モード選択手段443によって音量制御モード,音声内容制御モード,音声出力維持モードの3つの音声出力制御のモードの中から所望のモードを選択することができるので、個々の視聴者の好みに合った音声出力制御を行うことができる。
以上、図4〜図6を参照して副コンテンツ出力時の音声出力の制御手順について説明したが、前述した通り、図4〜図6は、副コンテンツの切り替わり、および、モード選択手段443による音声制御モードの切り替わりがないものとした場合のフローチャートであるので、以下、図7および図8によって補足する。
[副コンテンツが切り替わった場合]
副コンテンツが切り替わった場合の処理手順を図7のフローチャートに示す。副コンテンツが切り替わった場合、例えば、視聴者が操作手段6によって所定操作を行って、ニュース情報を含む副コンテンツ(非連動コンテンツ)から、ドラマ番組(主コンテンツ)の出演者のプロフィールを含む副コンテンツ(連動コンテンツ)に切り替えたような場合には、その都度、連動コンテンツフラグ取得手段42が、切り替わった後の副コンテンツに関する連動コンテンツフラグを取得し(S31:S1に相当)、連動判定手段43が、切り替わった後の副コンテンツが連動コンテンツであるか非連動コンテンツであるかを判定する(S2に相当)。
この際、副コンテンツが、連動コンテンツから連動コンテンツへ、あるいは、非連動コンテンツから非連動コンテンツへ、と切り替わった場合(S32:Yes)には、音声制御手段44は、切り替わる前の連動/非連動コンテンツについての音声制御状態をそのまま継続する。例えば、非連動コンテンツについて音量制御モードによって音声制御を行っている間に、異なる非連動コンテンツに切り替わったとしても、音量制御モードによる音声制御はそのまま継続される。
また、副コンテンツが、連動コンテンツから非連動コンテンツへと切り替わった場合(S32:No,S33:Yes)には、図4のS5以下の手順に従って音声制御が行われる。
また、副コンテンツが、非連動コンテンツから連動コンテンツへと切り替わった場合(S33:No)には、音声制御のモードに応じて処理が異なる。
音量制御モード(S11〜)が選択されている場合(S34:Yes)は、非連動コンテンツから連動コンテンツに切り替わると、S15,S16の処理が行われて音量設定が復帰される。これにより、スピーカ22からは復帰された音量設定で主コンテンツの音声が出力されるようになる(S3の状態に相当)。
音声内容制御モード(S21〜)が選択されている場合(S34:No,S35:Yes)は、非連動コンテンツから連動コンテンツへと切り替わると、S26〜S28の処理が行われて音量設定および音声内容が復帰される。これにより、スピーカ22からは復帰された音量設定で、復帰された主コンテンツの音声が出力されるようになる(S3の状態に相当)。
音声出力維持モードが選択されている場合(S35:No)は、非連動コンテンツから連動コンテンツへと切り替わっても音声出力はそのまま維持され(S3に相当)、主コンテンツの音声が、通常の音量設定のままスピーカ22から出力される。
[音声制御モードが切り替わった場合]
音声制御モードが切り替わった場合の処理手順を図8のフローチャートに示す。モード選択手段443によって音声制御モードが切り替わった場合は、切替え前のモードと切替え後のモードとの組合せに応じて処理が異なる。
音量制御モードから音声内容制御モードへと切り替わった場合(S41:Yes)は、音声内容制御モードにおけるS21は省略される(S42)。これは、既に音量制御モードにおけるS11において音量設定513が記憶されているからである。そして、後のS26’では、S11において記憶された音量設定513が読み出される。以降、音声内容制御モードの通常の処理にしたがって、S27,S28が行われる。
音声内容制御モードから音量制御モードへと切り替わった場合(S41:No,S43:Yes)は、音量制御モードにおけるS11は省略される(S44)。これは、既に音声内容制御モードにおけるS21において音量設定513が記憶されているからである。そして、後のS15’では、S21において記憶された音量設定513が読み出される。以降、音量制御モードの通常の処理にしたがって、S16が行われる。
音量制御モードから音声出力維持モードへと切り替わった場合(S43:No,S45:Yes)には、S15,S16の処理が行われて音量設定が復帰される(S46)。これにより、スピーカ22からは復帰された音量設定で主コンテンツの音声が出力されるようになり、以後、音声出力維持モード(S3,S4)において音声出力が維持される。
音声内容制御モードから音声出力維持モードへと切り替わった場合(S45:No,S47:Yes)には、S26〜S28の処理が行われて音量設定および音声内容が復帰される(S48)。これにより、スピーカ22からは復帰された音量設定で、復帰された主コンテンツの音声が出力されるようになり、以後、音声出力維持モード(S3,S4)において音声出力が維持される。
音声出力維持モードから音量制御モードまたは音声内容制御モードへと切り替わった場合(S47:No)には、図4のS5以下の手順に従って音声制御が行われる。
<変形例>
本発明は、以上で説明した実施形態によって限定されるものではなく、この実施形態を、本発明の目的を達成できる範囲内において変形したものであれば、本発明の技術的範囲に含まれる。
例えば、前記実施形態では、本発明の画像音声出力装置としてデジタル放送受信テレビ1について説明したが、画像音声出力装置としては、テレビに限らず、デジタル放送受信が可能なパーソナルコンピュータ,携帯電話機,プロジェクタなどを例示することができる。
また、前記実施形態では、画像表示部がLCD21である液晶テレビについて説明したが、これに限らず、画像表示部をPDP(Plasma Display Panel)に置き換えたプラズマテレビや、光変調素子(例えば、液晶ライトバルブ)と光源とによって構成されたリアプロジェクションテレビとしてもよい。
また、前記実施形態では、副コンテンツ出力時の音声制御モードとして音量制御モード,音声内容制御モード,音声出力維持モードの3つのモードを設けていたが、音量制御モードおよび音声内容制御モードの少なくともいずれかのモードが設けられていれば、本発明の技術的範囲に含まれる。この際、設けられるモードが1つである場合は、モード選択手段443やモード選択操作手段62を設ける必要がなくなる。
また、前記実施形態では、音声コンテンツソース331がメモリカードであり、かつ、インターフェイス332がメモリカードスロットである場合について説明したが、音声コンテンツソース331としては、例えば、CDプレイヤー,MDプレイヤー,音声コンテンツが格納されたパーソナルコンピュータや携帯電話機を利用することができ、あるいは、インターネット自体を音声コンテンツソース331として利用することできる。これらの場合、インターフェイス332は、個々の音声コンテンツソース331に合わせて、当該個々の音声コンテンツソース331から音声コンテンツを取得可能なように構成すればよい。この場合、音声コンテンツソース331とインターフェイス332とを直接接続してもよいし、直接接続せずに電波などの信号を介して音声コンテンツを送受信可能に構成してもよい。
また、前記実施形態では、音声コンテンツ入力手段33を設けることによって、視聴者が自らの好きな音声コンテンツを入力することができ、音声内容制御モードにおいては当該音声コンテンツをスピーカ22に出力させることができたが、音声コンテンツ入力手段33を設けずに、予めデジタル放送受信テレビ1に記憶されている音声コンテンツを音声内容制御モードにおいてスピーカ22から出力させてもよい。この場合、音声コンテンツ入力手段33を設けずに済むので、デジタル放送受信テレビ1の構成が簡素化し、製造コストを低減することができる。
また、前記実施形態では、デジタル放送電波に担持される主コンテンツを出力中に、同じくデジタル放送電波に担持される副コンテンツを出力する場合について説明したが、主コンテンツまたは副コンテンツはデジタル放送電波に担持されるものに限られない。例えば、主コンテンツは、ビデオソフトやDVDソフトに格納されている映画などのコンテンツであってもよい。また、副コンテンツは画像データを含み、かつ、主コンテンツと同時に出力可能なものであれば何でもよい。例えば、DVDソフトなどに格納された映画を主コンテンツとして出力している間に、映画のあらすじや出演者のプロフィールなどの付加情報や、映画に関連しないニュースなどの独立情報を副コンテンツとして表示させることができ、主コンテンツに対して副コンテンツが連動しているのか、または非連動なのかを属性データとして取得できるようにすれば、本発明による音声制御方法を適用することが可能である。
本発明の実施形態に係るデジタル放送受信テレビの構成を示すブロック図である。 デジタル放送受信テレビにおける制御手段の構成を示すブロック図である。 デジタル放送受信テレビにおける記憶手段の構成を示すブロック図である。 副コンテンツ出力時におけるスピーカからの音声出力の制御手順を示すフローチャートである。 音量制御モードにおける音声出力の制御手順を示すフローチャートである。 音声内容制御モードにおける音声出力の制御手順を示すフローチャートである。 副コンテンツ出力時に副コンテンツが切り替わった場合の音声出力の制御手順を示すフローチャートである。 副コンテンツ出力時に音声制御モードが切り替わった場合の音声出力の制御手順を示すフローチャートである。
符号の説明
1…デジタル放送受信テレビ,4…制御手段,5…記憶手段,6…操作手段,11…テレビ本体,21…LCD,22…スピーカ,31…放送受信部,32…各種端子,33…音声コンテンツ入力手段,41…画像制御手段,42…連動コンテンツフラグ取得手段,43…連動判定手段,44…音声制御手段,51…音量設定記憶手段,61…副コンテンツ表示指令手段,62…モード選択操作手段,63…音量設定手段,211…LCDドライバ,221…アンプ,321…AVスイッチ,322…ビデオデコーダ,331…音声コンテンツソース,332…インターフェイス,333…音声コンテンツ記憶手段,334…音声コンテンツデコーダ,441…音量制御手段,442…音声内容制御手段,443…モード選択手段,444…音量設定復帰手段。

Claims (6)

  1. 画像データに基づく画像を表示出力可能な画像表示部と、音声データに基づく音声を出力可能な音声出力部と、を備え、互いに同期された画像データおよび音声データを含む主コンテンツと、画像データを含む副コンテンツと、を前記画像表示部および前記音声出力部によって同時に出力可能な画像音声出力装置であって、
    少なくとも前記副コンテンツに基づく画像を前記画像表示部に表示させる際に、当該副コンテンツの属性データを取得する属性データ取得手段と、
    取得された属性データに基づいて、前記副コンテンツが、前記主コンテンツに連動する連動コンテンツであるか、前記主コンテンツに連動しない非連動コンテンツであるか、を判定する連動判定手段と、
    前記副コンテンツが非連動コンテンツであると判定された場合に、前記音声出力部の出力音量を下げる音量制御手段と、
    を備えることを特徴とする画像音声出力装置。
  2. 画像データに基づく画像を表示出力可能な画像表示部と、音声データに基づく音声を出力可能な音声出力部と、を備え、互いに同期された画像データおよび音声データを含む主コンテンツと、画像データを含む副コンテンツと、を前記画像表示部および前記音声出力部によって同時に出力可能な画像音声出力装置であって、
    少なくとも前記副コンテンツに基づく画像を前記画像表示部に表示させる際に、当該副コンテンツの属性データを取得する属性データ取得手段と、
    取得された属性データに基づいて、前記副コンテンツが、前記主コンテンツに連動する連動コンテンツであるか、前記主コンテンツに連動しない非連動コンテンツであるか、を判定する連動判定手段と、
    前記副コンテンツが非連動コンテンツであると判定された場合に、前記主コンテンツに基づく音声とは異なる内容の音声を前記音声出力部から出力させる音声内容制御手段と、
    を備えることを特徴とする画像音声出力装置。
  3. 画像データに基づく画像を表示出力可能な画像表示部と、音声データに基づく音声を出力可能な音声出力部と、を備え、互いに同期された画像データおよび音声データを含む主コンテンツと、画像データを含む副コンテンツと、を前記画像表示部および前記音声出力部によって同時に出力可能な画像音声出力装置であって、
    少なくとも前記副コンテンツに基づく画像を前記画像表示部に表示させる際に、当該副コンテンツの属性データを取得する属性データ取得手段と、
    取得された属性データに基づいて、前記副コンテンツが、前記主コンテンツに連動する連動コンテンツであるか、前記主コンテンツに連動しない非連動コンテンツであるか、を判定する連動判定手段と、
    前記音声出力部の音声出力を制御するモードを、音量制御モードおよび音声内容制御モードを含む複数のモードの中から選択するモード選択手段と、
    前記連動判定手段によって前記副コンテンツが非連動コンテンツであると判定され、かつ、前記モード選択手段によって音量制御モードが選択された場合に、前記音声出力部の出力音量を下げる音量制御手段と、
    前記連動判定手段によって前記副コンテンツが非連動コンテンツであると判定され、かつ、前記モード選択手段によって音声内容制御モードが選択された場合に、前記主コンテンツに基づく音声とは異なる内容の音声を前記音声出力部から出力させる音声内容制御手段と、
    を備えることを特徴とする画像音声出力装置。
  4. 請求項3に記載の画像音声出力装置において、
    前記モード選択手段は、前記音声出力部の音声出力を制御するモードを、音声出力維持モードを含む複数のモードの中から選択し、
    音声出力維持モードが選択された場合には、前記連動判定手段によって前記副コンテンツが非連動コンテンツであると判定されても、前記音声出力部の音声出力が維持される、
    ことを特徴とする画像音声出力装置。
  5. 請求項2から請求項4のいずれかに記載の画像音声出力装置において、
    前記音声内容制御手段に所望の音声コンテンツを入力可能な音声コンテンツ入力手段が設けられ、
    前記音声内容制御手段は、前記連動判定手段によって前記副コンテンツが非連動コンテンツであると判定された場合に、前記音声コンテンツ入力手段によって入力された音声コンテンツに基づく音声を前記音声出力部から出力させる、
    ことを特徴とする画像音声出力装置。
  6. 請求項1から請求項5のいずれかに記載の画像音声出力装置において、
    前記連動判定手段によって前記副コンテンツが非連動コンテンツであると判定された際の前記音声出力部の出力音量設定を記憶する音量設定記憶手段と、
    前記非連動コンテンツに基づく画像の表示が終了すると、前記音声出力部を前記音量設定記憶部に記憶された音量設定に復帰させる音量設定復帰手段と、
    が設けられることを特徴とする画像音声出力装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2018191337A (ja) * 2018-08-07 2018-11-29 株式会社東芝 映像受信装置、映像受信方法、映像送信装置および映像送信方法

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