JP2006318006A - コンテンツ保護システム及びプログラム - Google Patents

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Abstract

【課題】利用者の利便性の向上及び訴求力の向上を図ることが可能な携帯型情報記憶媒体、利用付加価値付与システム、携帯型情報記憶媒体のプログラム及び利用付加価値付与方法を提供する。
【解決手段】コンテンツと、コンテンツの読み出し可能残存回数、コンテンツの読み出し可能期間を含む属性情報とを記憶する記憶部12と、コンテンツを記憶部12から読み出す指示がアプリケーションプログラムからあった場合に、記憶部12に記憶されている属性情報の条件を満たすか否かを判定し、肯と判定した場合にコンテンツの読み出しを行う入出力管理部135とを備えるコンテンツ受信端末10によって実現する。
【選択図】図1

Description

本発明は、コンテンツを保護するためのコンピュータシステムであるコンテンツ保護システム及びコンテンツを保護するためにコンピュータに実行させるプログラムに関するものである。
従来から、配信サーバから暗号化したコンテンツをクライアントへ配信し、その復号鍵を利用者へ販売するという提案がなされている。コンテンツとは、画像データ、音声データ、ソフトウェアなど、ひとまとまりのプログラム、データである。この場合、購入した利用者がコンテンツを復号してしまえば元の完全なデータを入手できるので、購入者はコンテンツを不正にコピーすることが可能である。コンテンツを不正コピーなどの不正行為から保護し、上記方法に加え、コンテンツに利用可能回数を設定し、利用する度に残り回数を減らすことによって利用回数を制限するデジタルコンテンツの流通管理方法とそのシステムがある(例えば、特許文献1参照。)。
特開2003−223371号公報
しかし、従来技術では、コンテンツを再生するなど、コンテンツを利用するアプリケーションによって利用回数が減らされる、つまり専用のアプリケーションでのみデータを再生することができ、他のアプリケーションではデータを再生することができず、汎用性、利便性に欠けるという問題があった。
また、従来技術では、コンテンツの利用回数について制限を行うが、他の利用内容については制限しておらず、コンテンツ提供者、利用者にとって利便性に欠けるおそれがあった。
本発明の課題は、コンテンツを利用するアプリケーションに依存せず、コンテンツの利用を制限してコンテンツを保護し、コンテンツ提供者及び利用者の利便性の向上を図ることが可能なコンテンツ保護システム及びプログラムを提供することである。
本発明は、以下のような解決手段により、前記課題を解決する。なお、理解を容易にするために、本発明の実施例に対応する符号を付して説明するが、これに限定されるものではない。すなわち、請求項1の発明は、コンテンツを記憶するコンテンツ記憶手段(12)と、前記コンテンツ記憶手段に記憶されているコンテンツを読み出す読み出し手段(135)と、アプリケーションプログラムに従って、前記読み出し手段に指示を与えてコンテンツを読み出し、このコンテンツについて処理を行うアプリケーション処理手段(131、134)とを備えるコンテンツ保護システムであって、前記コンテンツ記憶手段に記憶されているコンテンツを読み出す条件を記憶する読み出し条件記憶手段(12)を備え、前記読み出し手段は、前記アプリケーション処理手段から指示があった場合に、前記読み出し条件記憶手段によって記憶されている条件下でコンテンツの読み出しを行うこと、を特徴とするコンテンツ保護システム(10)である。
請求項2の発明は、請求項1に記載のコンテンツ保護システムにおいて、前記読み出し条件記憶手段は、コンテンツの読み出し可能残存回数、コンテンツの読み出し可能期間、又は、読み出すコンテンツの質のうち、いずれか一若しくは複数、又は、全部を含む条件を記憶すること、を特徴とするコンテンツ保護システム(10)である。
請求項3の発明は、請求項1又は請求項2に記載のコンテンツ保護システムにおいて、
前記読み出し手段は、前記アプリケーション処理手段から指示があった場合に、前記読み出し条件記憶手段によって記憶されている条件を満たすか否かを判定する条件判定手段(135,S640)を有し、前記条件判定手段が肯と判定した場合にコンテンツを読み出すこと、を特徴とするコンテンツ保護システム(10)である。
請求項4の発明は、請求項3に記載のコンテンツ保護システムにおいて、前記コンテンツ記憶手段は、暗号化されたコンテンツを記憶し、前記読み出し手段は、前記条件判定手段によって肯と判定された場合に、前記コンテンツ記憶手段に記憶されているコンテンツを復号する第1の復号手段(135,S650)を有すること、を特徴とするコンテンツ保護システム(10)である。
請求項5の発明は、請求項1から請求項4までのいずれか1項に記載のコンテンツ保護システムにおいて、前記読み出し手段は、前記読み出し条件記憶手段によって記憶されているコンテンツの質の条件を満たすように、前記コンテンツ記憶手段に記憶されているコンテンツをデータ加工するコンテンツ加工手段を有し、前記コンテンツ加工手段によってデータ加工されたコンテンツを前記アプリケーション処理手段に提供すること、を特徴とするコンテンツ保護システム(10)である。
請求項6の発明は、請求項1から請求項5までのいずれか1項に記載のコンテンツ保護システムにおいて、利用者及び/又は利用者の属性を識別する利用者識別手段を備え、前記読み出し条件記憶手段は、利用者、及び/又は、その属性ごとに条件を記憶し、前記読み出し手段は、前記利用者識別手段によって識別された利用者に対応する条件下でコンテンツの読み出しを行うこと、を特徴とするコンテンツ保護システム(10)である。
請求項7の発明は、請求項1から請求項6までのいずれか1項に記載のコンテンツ保護システムにおいて、前記読み出し条件記憶手段は、前記コンテンツ記憶手段に記憶されているコンテンツ、及び/又は、その属性ごとに条件を記憶し、前記読み出し手段は、前記アプリケーション処理手段からの指示で指定されるコンテンツを、このコンテンツに対応する条件下で読み出すこと、を特徴とするコンテンツ保護システム(10)である。
請求項8の発明は、請求項1から請求項7までのいずれか1項に記載のコンテンツ保護システムにおいて、通信回線を介して所定のサーバから暗号化されたコンテンツを受信する暗号化コンテンツ受信手段(11,133)と、前記暗号化コンテンツ受信手段によって受信された、暗号化されたコンテンツを復号する第2の復号手段(133,S370)と、前記第2の復号手段によって復号されたコンテンツを暗号化する第1の暗号化手段(135,S380)とを備え、前記コンテンツ記憶手段は、前記第1の暗号化手段によって暗号化されたコンテンツを記憶し、前記アプリケーション処理手段は、前記読み出し手段によって読み出されたコンテンツを、前記第2の復号手段によって復号可能なように暗号化する第2の暗号化手段(133,S740)を有し、前記第2の暗号化手段によって暗号化されたコンテンツを他のコンテンツ保護システムに提供するコンテンツ提供手段(11,133,S750)を備えること、を特徴とするコンテンツ保護システム(10)である。
請求項9の発明は、記憶部に記憶されているコンテンツをアプリケーションプログラムからの指示に応じて読み出すためにコンピュータに実行させるプログラムにおいて、アプリケーションプログラムからの指示があった場合に、予め記憶されている所定の条件下でコンテンツの読み出しを行う読み出し手順(S530、S600〜S690、S730)を備えること、を特徴とするプログラムである。
請求項10の発明は、請求項9に記載のプログラムにおいて、前記読み出し手順は、コンテンツの読み出し可能残存回数、コンテンツの読み出し可能期間、又は、読み出すコンテンツの質のうち、いずれか一若しくは複数、又は、全部を含む所定の条件下においてコンテンツの読み出しを行うこと、を特徴とするプログラムである。
請求項11の発明は、請求項9又は請求項10に記載のプログラムにおいて、前記読み出し手順は、アプリケーションプログラムからの指示があった場合に、前記所定の条件を満たすか否かを判定する条件判定手順(S640)を有し、前記条件判定手順において肯と判定した場合にコンテンツを読み出すこと、を特徴とするプログラムである。
請求項12の発明は、請求項9から請求項11までのいずれか1項に記載のプログラムにおいて、前記記憶部は、暗号化されたコンテンツを記憶し、前記読み出し手順は、前記条件判定手順において肯と判定された場合に、前記記憶部に記憶されている、暗号化されたコンテンツを復号する復号手順(S650)を有すること、を特徴とするプログラムである。
本発明によるコンテンツ保護システム及びプログラムによれば、以下の効果を得ることが可能となる。
(1)アプリケーションプログラムから指示があった場合に、利用可能残存回数、利用可能期間、質などの条件下で、コンテンツを読み出すことによって、コンテンツを利用するアプリケーションに依存せず、コンテンツの利用を制限してコンテンツを保護し、コンテンツ提供者及び利用者の利便性の向上を図る。
(2)利用者及び/又はその属性に応じた条件下、また、コンテンツ及び/又はその属性に応じた条件下でコンテンツを読み出すことによって、各利用者に応じて利用を制限し、コンテンツ提供者及び利用者の利便性の向上を図る。
(3)条件を満たした場合に、暗号化されたコンテンツを復号して読み出すことによって、不正な読み出しを防止する。
(4)所定のサーバから受信した暗号化されたコンテンツを復号する第2の復号手段によって復号可能なように、コンテンツを暗号化し、暗号化したコンテンツを一のコンテンツ保護システムから他のコンテンツ保護システムに提供することによって、他のコンテンツ保護システムにおいて、所定のサーバからコンテンツを受信した場合と同様に、提供されたコンテンツを利用することができ、利用者の利便性及び処理の効率化を図る。
本発明は、コンテンツを利用するアプリケーションに依存せず、コンテンツの利用を制限してコンテンツを保護し、コンテンツ提供者及び利用者の利便性の向上を図るという目的を、記憶部に記憶されているコンテンツを読み出す指示がアプリケーションプログラムからあった場合に、コンテンツの読み出し可能残存回数、コンテンツの読み出し可能期間、又は、読み出すコンテンツの質のうち、いずれか一若しくは複数、又は、全部を含む、予め記憶されている所定の条件下でコンテンツの読み出しを行うコンテンツ保護システムによって実現する。
以下、図面などを参照して、本発明の実施例をあげて、さらに詳しく説明する。
図1は、本発明によるコンテンツ保護システムの構成を示すブロック図である。なお、本実施例におけるコンテンツ保護システムは、コンテンツ受信端末10である。
図1に示すように、コンテンツ提供システム1は、コンテンツ受信端末10、読み取り装置20、ICカード30、コンテンツ配信サーバ40、他受信端末50などを備え、利用者にコンテンツを提供するシステムである。
コンテンツ受信端末10は、PCなど、利用者がコンテンツの配信を受け、再生などに利用するコンピュータであって、通信部11、記憶部12、CPU13、ディスプレイ14、キーボード15などを備え、CPU13に各部11,12,14,15、また、読み取り装置20がインターフェイス回路(図示しない。)を介して接続されている。コンテンツ受信端末10は、電話回線、光ケーブルその他の有線、又は、赤外線その他の無線の通信回線60を介して、コンテンツ配信サーバ40、他受信端末50と通信を行うことが可能である。
通信部11は、モデムなどを備え、通信回線60を介したコンテンツ配信サーバ40、他受信端末50との通信を実現する。
記憶部12は、RAM、ROMなどのメモリ、ハードディスク、フレキシブルディスクなどの磁気ディスクなどの記憶装置である。記憶部12は、CPU13の処理に必要なプログラム、データなどを記憶している。
記憶部12は、オペレーティングシステム(以下、「OS」という。)、鍵管理アプリ及びコンテンツ送受信アプリを含むコンテンツ管理アプリ、コンテンツ再生アプリなどのアプリケーション、入出力管理ソフトウェアなど、各種プログラムモジュールを記憶している。モジュールとは、論理的に分離可能なプログラムの構成単位である。なお、これらの各モジュールは、1つのプログラムを構成してもよく、複数で1つのアプリケーションなど、複数のモジュールで1つのプログラムを構成してもよい。
また、記憶部12は、コンテンツ配信サーバ40から提供されたコンテンツを暗号化した暗号化コンテンツ、コンテンツ管理情報などのデータを記憶している。コンテンツ管理情報は、鍵Kf、鍵Ks、属性情報Aなどを含み、コンテンツ受信端末10がコンテンツ配信サーバ40から配信されるコンテンツを利用するために必要な情報である。属性情報Aは、利用可能回数、利用可能期間など、コンテンツを利用する条件を示す情報であって、利用可能回数は、記憶部12から暗号化コンテンツを復号して読み出すことができる回数、利用可能期間は、読み出すことができる期間を示している。鍵Ksは、コンテンツ配信サーバ40など、他の情報処理装置とコンテンツを送受信する場合に、暗号化、復号に用いる鍵であって、鍵Kfは、コンテンツを記憶部12に記憶する場合に暗号化、記憶部12から読み出す場合に復号に用いる鍵であるとともに、利用者の利用権限の認証に用いられる鍵である。鍵Ks及び鍵Kfは、共通鍵暗号方式における暗号鍵である。
CPU13は、記憶部12に記憶されているプログラムを実行することによって種々の演算、制御などを行い、コンテンツ受信端末10を統括制御する中央処理装置である。CPU13は、記憶部12に記憶されているプログラムを実行することによって、コンテンツ管理部131、鍵管理部132、コンテンツ送受信部133、コンテンツ再生部134、入出力管理部135などを実現する。各部131〜135については、図2、図3を用いて後述する。
ディスプレイ14、CRT、液晶ディスプレイなど、CPU13の制御に従って情報を表示する表示装置である。
キーボード15は、キーボード、マウスなど、利用者が操作をすることによって、指示、情報などを入力する入力装置である。
読み取り装置20は、リーダライタ、変調回路、復調回路などを備え、コンテンツ受信端末10及びICカード30間の通信を媒介する。
ICカード30は、ICチップと、読み取り装置20と通信を行うためのインターフェイスなどとを備え、コンテンツ受信端末10から読み取り装置20を介してコマンドを受信し、このコマンドに応じて処理を行い、処理結果をレスポンスとしてコンテンツ受信端末10へ送信する携帯型の情報処理装置である。ICカード30は、鍵Kfを記憶し、相互認証したコンテンツ受信端末10からの要求に応じてこの鍵Kfをコンテンツ受信端末10に提供する。
コンテンツ配信サーバ40は、通信回線60を介してコンテンツをコンテンツ受信端末10などへ配信し、利用者へ提供するサーバコンピュータである。
他受信端末50は、他の情報処理装置であって、コンテンツ受信端末10と同様の構成を備え、通信回線60を介してコンテンツ受信端末10と通信を行うことが可能である。
図2は、CPU13が各プログラムを実行した場合の記憶部12へのアクセスを説明するための図であって、図2(a)は、コンテンツ受信端末10の構成を階層的に示し、図2(b)は、コンテンツ受信端末10の各部131〜135の構成を示すブロック図である。
図2(a)に示すように、コンテンツ管理アプリ、コンテンツ再生アプリなどのアプリケーションプログラムを含むアプリケーション層が最上位にあり、その下層に、API、OSなど、各種機能をアプリケーションに提供する基本ソフトウェアである入出力管理ソフトウェアが位置し、記憶部12などのハードウェア(H/W)が最下層に位置している。
コンテンツ管理アプリは、記憶部12に記憶されている暗号化コンテンツCfを管理するためのアプリケーションであって、鍵管理アプリ、コンテンツ送受信アプリを含んでいる。
鍵管理アプリは、鍵Ks、鍵Kfなどの暗号(復号)鍵を管理するアプリケーションである。
コンテンツ送受信アプリは、コンテンツ配信サーバ40など、他の情報処理装置とのコンテンツの送受信を管理するアプリケーションである。コンテンツ再生アプリは、画像ソフトウェアであれば、画像ソフトウェアをディスプレイ14に表示するなど、コンテンツを再生するアプリケーションである。
入出力管理ソフトウェアは、記憶部12へのコンテンツの入出力を管理する、つまり、コンテンツの記憶部12への書き込み、コンテンツの読み出しを管理するプログラムである。
図2(b)に示すように、CPU13は、コンテンツ管理アプリ、鍵管理アプリ、コンテンツ送受信アプリ、コンテンツ再生アプリの各アプリケーションを実行することによって、コンテンツ管理部131、鍵管理部132、コンテンツ送受信部133、コンテンツ再生部134を実現する。また、CPU13は、入出力管理ソフトウェアを実行することによって、入出力管理部135を実現する。各部の機能の詳細については、図3を用いて後述する。
図3は、本発明によるコンテンツ保護システムの動作及びプログラムを示すフローチャートであって、コンテンツ受信端末10が、コンテンツ配信サーバ40からコンテンツの配信を受けるための前提条件として利用登録を行う利用登録処理を示している。また、図4は、コンテンツ受信端末10のディスプレイ14の表示を示す図である。以下、コンテンツ受信端末10のコンテンツ管理部131の処理を中心に説明する。
図3に示すように、ステップ100(以下、「ステップ」を「S」という。)において、利用者は、自身が所持するICカード30を読み取り装置20にセットし、コンテンツ受信端末10は、ICカード30と相互認証を行った状態にある(後述する図6のS500、図8のS700において同じ。)。S110において、利用者は、コンテンツを利用するため、キーボード15を操作して、コンテンツ管理アプリの起動を指示し、CPU13は、コンテンツ管理アプリを実行し、処理を開始する。
コンテンツ管理部131は、所定のURLへアクセスするなど、通信回線60を介してコンテンツ配信サーバ40へアクセスし(S120)、コンテンツ配信サーバ40と相互認証を行う(S130)。相互認証が失敗した場合には、エラーとなり、処理を終了する(S140,S230)。相互認証できた場合には、利用者は、個人情報などをコンテンツ受信端末10からコンテンツ配信サーバ40へ送信して利用者登録を行い(S150)、コンテンツ管理部131は、コンテンツ配信サーバ40から鍵Ks、鍵Kfを受信する(S160)。この鍵Ksは、記憶部12に書き込まれる。
利用者は、図4に示すようなディスプレイ14の表示に従ってキーボード15を操作し、利用回数、利用期間などの属性情報Aの設定を行う。属性情報Aの設定内容によって利用料金は異なり、利用回数が多いほど、利用期間が長いほど高くなっている。コンテンツ管理部131は、属性情報Aの設定情報を入力し、コンテンツ配信サーバ40へ送信する(S170)。コンテンツ管理部131は、この利用料金を電子決済によって決済し(S180)、鍵Kf及び設定した属性情報Aを入出力管理部135135へ渡し、入出力管理部135は、この鍵Kf及び属性情報Aを記憶部12へ記憶する(S190)。また、鍵管理部132は、鍵KfをICカード30へ書き込み(S190)、コンテンツ受信端末10は、利用登録処理を終了する(S200)。
図5は、本発明によるコンテンツ保護システムの動作及びプログラムを示すフローチャートであって、コンテンツ受信端末10が、利用登録処理後に、コンテンツ配信サーバ40からコンテンツの配信を受けるコンテンツ受信処理を示している。以下、コンテンツ受信端末10のコンテンツ管理部131の処理を中心に説明する。
S300からS340まで、コンテンツ受信端末10は、利用登録処理のS100からS140まで(図3参照。)と同様の処理を行う。
S340において相互認証できた場合には、利用者は、キーボード15を操作して利用したいコンテンツを選択し、コンテンツ管理部131は、この選択情報を含み、指定するコンテンツの提供を要求するコンテンツ提供要求をコンテンツ配信サーバ40へ送信する(S350)。コンテンツ配信サーバ40は、指定されたコンテンツを鍵Ksで暗号化して暗号化コンテンツCsを生成し、コンテンツ受信端末10へ送信する。コンテンツ受信端末10は、暗号化コンテンツCsを受信し(S360)、コンテンツ管理部131は、S160において受信した鍵Ksでこの暗号化コンテンツCsを復号し、コンテンツPを得る(S370)。
コンテンツ管理部131は、コンテンツPを入出力管理部135に渡し、記憶部12への書き込みを指示する。入出力管理部135は、コンテンツ管理部131からの指示を受け、コンテンツPを、S160において受信した鍵Kfで暗号化して暗号化コンテンツCfを生成し(S380)、記憶部12へ書き込み(S390)、コンテンツ受信端末10は、コンテンツ受信処理を終了する(S400)。
図6は、本発明によるコンテンツ保護システムの動作及びプログラムを示すフローチャートであって、コンテンツ配信処理によってコンテンツ配信サーバ40から配信されたコンテンツを再生するコンテンツ再生処理を示している。以下、コンテンツ受信端末10のコンテンツ再生部134の処理を中心に説明する。
図5に示すように、S510において、利用者は、コンテンツを再生するため、キーボード15を操作して、コンテンツ再生アプリの起動を指示し、CPU13は、コンテンツ再生アプリを実行し、処理を開始する。
利用者は、コンテンツの再生を指示し、コンテンツ受信端末10は、コンテンツの再生要求を入力する(S520)。コンテンツ再生部134は、要求で指定されたコンテンツを記憶部12から読み出す指示を入出力管理部135に対して行い、読み出し処理によって読み出されたコンテンツを入出力管理部135から受け取る(S530、後述する図6参照。)。
コンテンツ再生部134は、読み出したコンテンツを再生し(S540)、コンテンツ再生処理を終了する(S550)。
図7は、本発明によるコンテンツ保護システムの動作及びプログラムを示すフローチャートであって、コンテンツ再生処理などにおいて、コンテンツを記憶部12から読み出すコンテンツ読み出し処理(図6のS530)を示している。以下、コンテンツ受信端末10の入出力管理部135の処理を中心に説明する。
図7に示すように、S610において、入出力管理部135は、コンテンツ再生部134からのコンテンツ読み出し指示を検出し、処理を開始する。
鍵管理部132は、読み取り装置20を介してICカード30から鍵Kfを読み出し(S620)、記憶部12に記憶されている鍵Kfに参照し、読み出した鍵Kfが正当なものかを判定する(S630)。つまり、ICカード30を所持する利用者がコンテンツの再生など、コンテンツを利用する権限を有する正当な者であるかを判定する。
鍵Kfが一致せず、不当と判定した場合には、エラーを指示元のコンテンツ再生部134へ返し(S680)、処理を終了する(S690)。
正当と判定した場合には、入出力管理部135は、属性情報Aの条件を満たすか否かを判定する(S640)。具体的には、入出力管理部135は、利用可能回数が1回以上残っているか、利用可能期間中であるかを判定し、条件を満たさない場合には、エラーをコンテンツ再生部134に返して処理を終了する(S680,S690)。
条件を満たす場合には、入出力管理部135は、暗号化コンテンツCfを記憶部12から読み出し、鍵Kfで復号してコンテンツPを生成する(S650)。入出力管理部135は、コンテンツPを指示元のコンテンツ再生部134に渡し(S660)、利用可能回数を1回減らして書き換え(S670)、処理を終了する(S690)。
なお、記憶部12に記憶されている他のコンテンツを再生する場合にも、コンテンツ受信端末10は同様の処理を行い、属性情報Aの条件下でコンテンツを再生する。また、属性情報Aの利用可能回数がゼロとなった場合、利用可能期間が経過した場合など、コンテンツを利用することができなくなった場合には、利用者は、コンテンツ受信端末10でコンテンツ配信サーバにアクセスし、再び属性情報Aの設定、電子決済を行うことによって(図3のS170,S180参照。)、利用可能回数を補充するなど、新たに属性情報Aを設定する。
更に、他の利用者は、利用登録(図3のS110からS150まで)を行うことによって鍵Kfを取得し、所持するICカードに格納することによって、コンテンツ受信端末10において、属性情報Aの条件下でコンテンツを再生することが可能となる。
図8は、本発明によるコンテンツ保護システムの動作及びプログラムを示すフローチャートであって、記憶部12に記憶されているコンテンツを他受信端末50に送信するコンテンツ送信処理を示している。以下、コンテンツ受信端末10のコンテンツ管理部131の処理を中心に説明する。
図8に示すように、S710において、利用者は、コンテンツを他受信端末50に送信するため、キーボード15を操作して、コンテンツ管理アプリの起動を指示し、CPU13は、コンテンツ管理アプリを実行し、処理を開始する。
利用者は、他受信端末50へのコンテンツの送信を指示し、コンテンツ受信端末10は、コンテンツの送信要求を入力する(S720)。コンテンツ管理部131は、要求で指定されたコンテンツを記憶部12から読み出す指示を入出力管理部135に対して行い、読み出し処理によって読み出されたコンテンツを入出力管理部135から受け取る(S730、図6参照。)。
コンテンツ送受信部133は、読み出したコンテンツを鍵Ksで暗号化して暗号化コンテンツCsを生成し(S740)、利用者の指定した他受信端末50へコンテンツCsを送信し(S750)、コンテンツ送信処理を終了する(S760)。
コンテンツCsを受信した他受信端末50は、コンテンツ受信処理(図5のS360〜S390参照。)と同様の処理を行い、記憶部へ格納する。利用者は、他受信端末50において、他受信端末50に記憶されている属性情報Aの条件下でコンテンツPを利用することが可能となる。
このように本実施例によれば、入出力管理部135は、アプリケーションプログラム(コンテンツ管理部131、コンテンツ再生部134)からコンテンツの読み出し指示があった場合に、利用可能残存回数、利用可能期間などの属性情報Aの条件を満たしているか否かを判定し、肯と判定した場合に、コンテンツを読み出すため、コンテンツを利用するアプリケーションに依存せず、コンテンツの利用を制限してコンテンツを保護し、コンテンツ提供者及び利用者の利便性の向上を図ることが可能となった。
また、記憶部12は、鍵Kfで暗号化された暗号化コンテンツCsを記憶し、入出力管理部135は、条件を満たした場合に、暗号化されたコンテンツを復号して読み出すため、不正な読み出しを防止するなど、セキュリティを向上することが可能となった。
更に、コンテンツ送受信部133は、鍵Ksで復号可能なように、コンテンツを暗号化し、他受信端末50に送信するため、他受信端末において、コンテンツ配信サーバ40からコンテンツを受信した場合と同様に、提供されたコンテンツを利用することができ、利用者の利便性及び処理の効率化を図ることが可能となった。
(変形例)
以上説明した実施例に限定されることなく、種々の変形や変更が可能であって、それらも本発明の均等の範囲内である。例えば、コンテンツの再生品質を属性情報Aとして、コンテンツの再生品質を制限してもよい。再生品質は、コンテンツを再生する際の画像の解像度、再生時間などのコンテンツの質である。同一のコンテンツであって再生品質が異なる複数のコンテンツ(例えば、同一のコンテンツであって、データ量が10Mbyteのものと、1Mbyteのもの)を含むコンテンツPをコンテンツ配信サーバ40からコンテンツ受信端末10が受信して記憶部12に暗号化して格納し、読み出す場合に、入出力管理部135が、属性情報Aに従って、いずれかの再生品質のコンテンツを、読み出しの指示元であるアプリケーションに渡す(図7のS660)ことによって、コンテンツの再生品質を制限することが可能となる。
送受信に係るコンテンツを暗号化、復号する鍵Ksは、共通鍵暗号方式における暗号鍵としたが、公開鍵暗号方式における暗号鍵としてもよい。例えば、送信側においてコンテンツを公開鍵で暗号化し、受信側において秘密鍵で復号してもよい。
また、記憶部12からのコンテンツの入出力の際の暗号化、復号に用いられる鍵Kfについても同様である。
復号できるものを所定のものに限定することができればよい。
鍵Kfは、利用登録を行った利用者、つまり、所定の属性の利用者を識別するための識別情報として、これらの利用者のICカード30に共通して格納されるとしているが、コンテンツ提供システム1は、公開鍵暗号方式の秘密鍵など、利用者ごとに異なる鍵Kfを提供してもよい。各利用者の鍵でコンテンツを暗号化して記憶部12に記憶するため、読み出すことができる者を特定の者に限定することが可能となる。同様に、コンテンツごとに異なる鍵Kfで暗号化、復号を行ってもよい。
また、鍵KfをICカード30に格納し、そのICカード30を識別することによって、所定の利用者(利用登録をコンテンツ配信サーバ40に対して行った者)を識別しているが(図7のS630参照。)、ICカード30に鍵Kfを格納せずに、鍵Kfの代わりに、所定の利用者を識別するための他の識別情報をICカード30、コンテンツ受信端末10に記憶して識別を行ってもよい。鍵Kfをコンテンツ受信端末10から外部(ICカード30)に持ち出す必要がなくなり、セキュリティを向上することが可能となる。
更に、コンテンツ受信端末10は、ICカード30の利用者が正当利用者であることを認証してもよい。例えば、ICカード30に認証用のPINを予め登録しておき、これをコンテンツ受信端末10が読み出し、キーボード15から利用者によって入力されたPINと照合してもよい。
更にまた、コンテンツ提供システム1は、コンテンツ受信端末10ごとに記憶されている属性情報A、つまり、コンテンツ受信端末10ごとに設定されている属性情報Aに基づいて、コンテンツの利用を制限しているが、利用者(又はICカード30)ごと、コンテンツごとに属性情報Aを設定し、利用を制限してもよい。また、利用者及びコンテンツ受信端末10ごとなど、これらの要素の組合せで制限してもよい。利用者などの各要素を属性情報Aと関連づけることによって実現することができる。
例えば、コンテンツ受信端末10に属性情報Aを記憶させる代わりICカード30に属性情報Aを記憶し(図3のS190参照。)、コンテンツ受信端末10がコンテンツを記憶部12から読み出す場合に、この属性情報Aを読み出し、その条件に基づいて、コンテンツの利用を制限してもよい。利用者(又はICカード30)ごとにコンテンツの利用を制限し、利用可能回数を利用者自身で管理することができ、利便性を向上することが可能となる。また、利用者が他受信端末50を使用する場合にも、同じ条件でコンテンツの利用を行うことが可能となる。
また、コンテンツ受信端末10は、各ICカード30(又は各利用者)と、対応する属性情報Aとを関連づけたテーブルを記憶部12に記憶し、個々のICカード30、又は、個々の利用者を識別し、その識別結果に対応する属性情報Aに従ってコンテンツの利用を制限してもよい。
更に、コンテンツ受信端末10が、コンテンツごとに対応する属性情報Aを関連づけて記憶部12に記憶し、コンテンツを再生する場合に、対応する属性情報Aに基づいてコンテンツごとに利用の制限を行ってもよい。更にまた、コンテンツ受信端末10から他受信端末50にコンテンツを送信する場合に、コンテンツに対応する属性情報Aを同時に他受信端末50に送信し、コンテンツ送受信部133が、属性情報Aの利用回数を、利用者の指示に従って、コンテンツ受信端末10のコンテンツについての利用回数と、他受信端末50へ送信したコンテンツについての利用回数とに分割してもよい。
入出力管理ソフトウェアは、1つのソフトウェアである必要はなく、一般的なOSと、OSによる記憶部12からのコンテンツの入出力を検出し、暗号化、復号などを行うソフトウェアによって実現してもよい。他のプログラムについても同様である。
コンテンツ保護システムの構成を示すブロック図である。 CPU13が各プログラムを実行した場合の記憶部12へのアクセスを説明するための図である。 コンテンツ保護システムの動作及びプログラムを示すフローチャートである。 コンテンツ受信端末10のディスプレイ14の表示を示す図である。 コンテンツ保護システムの動作及びプログラムを示すフローチャートである。 コンテンツ保護システムの動作及びプログラムを示すフローチャートである。 コンテンツ保護システムの動作及びプログラムを示すフローチャートである。 コンテンツ保護システムの動作及びプログラムを示すフローチャートである。
符号の説明
1 コンテンツ提供システム
10 コンテンツ受信端末
11 通信部
12 記憶部
13 CPU
14 ディスプレイ
15 キーボード
20 読み取り装置
30 ICカード
40 コンテンツ配信サーバ
50 他受信端末
60 通信回線
131 コンテンツ管理部
132 鍵管理部
133 コンテンツ送受信部
134 コンテンツ再生部
135 入出力管理部

Claims (12)

  1. コンテンツを記憶するコンテンツ記憶手段と、
    前記コンテンツ記憶手段に記憶されているコンテンツを読み出す読み出し手段と、
    アプリケーションプログラムに従って、前記読み出し手段に指示を与えてコンテンツを読み出し、このコンテンツについて処理を行うアプリケーション処理手段とを備えるコンテンツ保護システムであって、
    前記コンテンツ記憶手段に記憶されているコンテンツを読み出す条件を記憶する読み出し条件記憶手段を備え、
    前記読み出し手段は、前記アプリケーション処理手段から指示があった場合に、前記読み出し条件記憶手段によって記憶されている条件下でコンテンツの読み出しを行うこと、
    を特徴とするコンテンツ保護システム。
  2. 請求項1に記載のコンテンツ保護システムにおいて、
    前記読み出し条件記憶手段は、コンテンツの読み出し可能残存回数、コンテンツの読み出し可能期間、又は、読み出すコンテンツの質のうち、いずれか一若しくは複数、又は、全部を含む条件を記憶すること、
    を特徴とするコンテンツ保護システム。
  3. 請求項1又は請求項2に記載のコンテンツ保護システムにおいて、
    前記読み出し手段は、前記アプリケーション処理手段から指示があった場合に、前記読み出し条件記憶手段によって記憶されている条件を満たすか否かを判定する条件判定手段を有し、前記条件判定手段が肯と判定した場合にコンテンツを読み出すこと、
    を特徴とするコンテンツ保護システム。
  4. 請求項3に記載のコンテンツ保護システムにおいて、
    前記コンテンツ記憶手段は、暗号化されたコンテンツを記憶し、
    前記読み出し手段は、前記条件判定手段によって肯と判定された場合に、前記コンテンツ記憶手段に記憶されているコンテンツを復号する第1の復号手段を有すること、
    を特徴とするコンテンツ保護システム。
  5. 請求項1から請求項4までのいずれか1項に記載のコンテンツ保護システムにおいて、
    前記読み出し手段は、前記読み出し条件記憶手段によって記憶されているコンテンツの質の条件を満たすように、前記コンテンツ記憶手段に記憶されているコンテンツをデータ加工するコンテンツ加工手段を有し、前記コンテンツ加工手段によってデータ加工されたコンテンツを前記アプリケーション処理手段に提供すること、
    を特徴とするコンテンツ保護システム。
  6. 請求項1から請求項5までのいずれか1項に記載のコンテンツ保護システムにおいて、
    利用者及び/又は利用者の属性を識別する利用者識別手段を備え、
    前記読み出し条件記憶手段は、利用者、及び/又は、その属性ごとに条件を記憶し、
    前記読み出し手段は、前記利用者識別手段によって識別された利用者に対応する条件下でコンテンツの読み出しを行うこと、
    を特徴とするコンテンツ保護システム。
  7. 請求項1から請求項6までのいずれか1項に記載のコンテンツ保護システムにおいて、
    前記読み出し条件記憶手段は、前記コンテンツ記憶手段に記憶されているコンテンツ、及び/又は、その属性ごとに条件を記憶し、
    前記読み出し手段は、前記アプリケーション処理手段からの指示で指定されるコンテンツを、このコンテンツに対応する条件下で読み出すこと、
    を特徴とするコンテンツ保護システム。
  8. 請求項1から請求項7までのいずれか1項に記載のコンテンツ保護システムにおいて、
    通信回線を介して所定のサーバから暗号化されたコンテンツを受信する暗号化コンテンツ受信手段と、
    前記暗号化コンテンツ受信手段によって受信された、暗号化されたコンテンツを復号する第2の復号手段と、
    前記第2の復号手段によって復号されたコンテンツを暗号化する第1の暗号化手段とを備え、
    前記コンテンツ記憶手段は、前記第1の暗号化手段によって暗号化されたコンテンツを記憶し、
    前記アプリケーション処理手段は、前記読み出し手段によって読み出されたコンテンツを、前記第2の復号手段によって復号可能なように暗号化する第2の暗号化手段を有し、
    前記第2の暗号化手段によって暗号化されたコンテンツを他のコンテンツ保護システムに提供するコンテンツ提供手段を備えること、
    を特徴とするコンテンツ保護システム。
  9. 記憶部に記憶されているコンテンツをアプリケーションプログラムからの指示に応じて読み出すためにコンピュータに実行させるプログラムにおいて、
    アプリケーションプログラムからの指示があった場合に、予め記憶されている所定の条件下でコンテンツの読み出しを行う読み出し手順を備えること、
    を特徴とするプログラム。
  10. 請求項9に記載のプログラムにおいて、
    前記読み出し手順は、コンテンツの読み出し可能残存回数、コンテンツの読み出し可能期間、又は、読み出すコンテンツの質のうち、いずれか一若しくは複数、又は、全部を含む所定の条件下においてコンテンツの読み出しを行うこと、
    を特徴とするプログラム。
  11. 請求項9又は請求項10に記載のプログラムにおいて、
    前記読み出し手順は、アプリケーションプログラムからの指示があった場合に、前記所定の条件を満たすか否かを判定する条件判定手順を有し、前記条件判定手順において肯と判定した場合にコンテンツを読み出すこと、
    を特徴とするプログラム。
  12. 請求項9から請求項11までのいずれか1項に記載のプログラムにおいて、
    前記記憶部は、暗号化されたコンテンツを記憶し、
    前記読み出し手順は、前記条件判定手順において肯と判定された場合に、前記記憶部に記憶されている、暗号化されたコンテンツを復号する復号手順を有すること、
    を特徴とするプログラム。

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