JP2006313024A - 観音開き式扉を備えた冷蔵庫 - Google Patents

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Abstract

【課題】 観音開き式扉の隣接する二つの扉を、片手で開放できる冷蔵庫を提供する。また、観音開き式扉の中央部に於いて貯蔵室の庫内と室外とを閉塞する回転仕切板結露防止用加熱手段等への入力を低減して省エネを図れる構造を提供する。
【解決手段】 隣り合う二つの扉の開放側側面に手掛部を形成すると共に、その手掛部は上記二つの扉の表面間寸法を変えない位置とし、更に、その手掛部と他扉との間に対流空間を形成するようにしたので、観音開き式扉の隣接する二つの扉を、片手で開放できる扉操作性の良い冷蔵庫を提供できる。
また、手掛部に於いては、他扉との間に対流空間が形成されているので、温度の高い室外外気が該部に対流して、貯蔵室の庫内と室外とを閉塞する回転仕切板表面の温度を上昇させる働きをするので、加熱手段等への入力を低減できるので、省エネ上有利な冷蔵庫を提供できる。
【選択図】 図1

Description

本発明は、貯蔵室の前面開口部を二つの扉で閉塞する所謂観音開き式扉を備えた冷蔵庫のハンドルに関するものである。
この種冷蔵庫を図9から図11に於いて説明する。先ず、図9に於いて、1は冷蔵庫本体であり、この冷蔵庫本体1は上から順に冷蔵室2、野菜室3、温度切換室4とこれに併設された製氷室5、冷凍室6が区画形成されている。
而して、上記冷蔵室2は二つの扉7,8で冷蔵室2の前面開口部を閉塞する所謂観音開き式扉となっている。そして上記二つの扉側に設けた図示しないマグネットパッキングの着磁面は一方の扉に設けられた回転仕切板9に着磁し、冷蔵室2内と室外とを遮断するように構成されている。
また、この冷蔵室2より下方に位置する野菜室3、温度切換室4、製氷室5、冷凍室6は引出し式扉3a,4a,5a,6aにより、前面開口部が閉塞されている。
11,12は上記扉7,8の下部に設けられたハンドルであり、このハンドル11,12は左右対称形となるよう、かつ、後述する図10に示すごとく構成されている。
次に図10により説明する。図10は図9におけるA−A線の要部断面図あり、前述の図9と同一構成については、同一符号を付して詳細な説明を省略する。
11(12)は扉7(8)の下部に設けられたハンドルであり、図に示すごとく下方から手指を掛けて扉7(8)を開放できるように、下側に開放した手掛部11a(12a)を有している。
次に図11により説明する。図11は図9におけるB−B線の要部断面図であり、前述の図9と同一構成については、同一符号を付して詳細な説明を省略する。
9は扉内板8b或いは7bのいずれか一方の扉内板に回動可能に設けられた回転仕切板であり、該回転仕切板9に、扉7(8)側に設けたマグネットパッキング13が着磁することにより、冷蔵室2内と室外とを遮断するように構成されている。また、前記仕切板9自身は冷蔵室2内の冷気により冷却されるので、該冷熱の熱伝導によって、該回転仕切板9の仕切板表面9bに結露しないように、ヒーター等の加熱手段9aにより、前記仕切板表面9bを所定の温度に保持するように構成されている。
特開2001−133132号公報(図1)
冷蔵庫の外観意匠上から、複数の扉を有する冷蔵庫の、隣接する扉間寸法は重要な役割を占める。これは冷蔵庫を二つの扉で閉塞する観音開き式冷蔵庫にあっても同じことであり、最近の観音開き式冷蔵庫にあっては、二つの扉の表面間寸法を、例えば、前述の図9や図11に示すL10寸法で、10mm以下と小さくして、外観意匠を向上させる傾向にある。
一方、観音開き式扉の中央部に於いて、貯蔵室の庫内と室外とを閉塞する断熱仕切り体は、扉開閉時における操作性上から、そのいずれか一方の扉内板に設けられた、例えば、図11に示すような、回転仕切板9を採用する傾向にある。
そして、該回転仕切板9は、それ自身が回転する関係上、その断熱厚さ、例えば、図11に示すL11寸法はあまり厚く出来ないので、冷蔵室2内の冷気により冷却される仕切板庫内面9cからの熱伝導により、室外側の仕切板表面9bが、該室外温度より低温度になって、該仕切板表面9bに結露する恐れがある。
また、前述したように、二つの扉の表面間寸法であるL10寸法は、外観意匠を向上させる目的のために、例えば、10mm以下と小さくしてあるので、該部への温度の高い室外空気の対流が少ないので、前記仕切板表面9b自身の温度があまり上がらないので、該仕切板表面9bに結露する恐れがある。
従って、前記仕切板表面9bの温度を、例えば、図11に示す電気ヒーター等の加熱手段9a等により上昇させているので、省エネ上の観点から課題となっていた。
また、扉表面に設置されるハンドルも、冷蔵庫の外観意匠上重要な役割を占める。従って、ハンドル形状もまた外観意匠上の要求から種々な形態が要求される。これは冷蔵庫を二つの扉で閉塞する観音開き式冷蔵庫にあっても同じことである。最近、冷蔵庫の外観意匠上の要求から前述した図9から図10に示すように、ハンドルが扉の最下部にあり、且つ、手掛部11a(12a)が図10に示すように、扉の下方に設定される場合がある。
この場合、その手掛部11a(12a)の床面からの高さ寸法H10は、通常、冷蔵庫を使用する主婦の目線より下となるので、使用者にとって、見づらい位置とならざるを得ない。
一方、観音開き式扉は扉自体の幅が冷蔵庫の幅のほぼ1/2となるため、扉開放時の回動軌跡が一枚扉のほぼ1/2となる。この為、据付場所に余裕のない場合には使い勝手が良い冷蔵庫と評価されている。
従って、一般的には左右対称で同構造(同形状)に作られる。例えば図9がそれである。
しかし、この観音開き式扉を持つ冷蔵庫は先にも記載した如く、扉幅が冷蔵庫開口部のほぼ1/2である為、冷蔵庫内に入るべき収納食品が間口の問題で入らないと云う問題が往々にして生じる。
勿論、この問題は両扉を片手で開放出来れば解消出来る課題であるが、従来冷蔵庫に於いては、この点考慮していなかった。
例えば、左手に収納食品を持ち、他方の片手である右手で扉を開放しようとするには、冷蔵庫のすぐ近くで、且つ、冷蔵庫の中心より観音開き式扉の右側扉側に少し寄った所に立ち、該右側扉のハンドルに右手の指を掛けて右側扉のみを開ける。この状態で収納食品が冷蔵室内に入らない場合は、他方の扉、つまり、左扉を開放しようとする。
この時が問題となる。即ち先にも記載した如くこれらハンドルは、通常使用する主婦の目線より下の扉下部にあるために、且つ、このときの身体の位置が右側扉の前にあるために、右手で左側扉を開ける為には、立っている位置を少し左に変えて、或いは、身体を捩じるようにして、右手の指を左側扉のハンドルに掛けなければ成らなかった。しかも、開けようとする左扉の前に、開けようとする人の収納食品を持った左手があるために、右手で左扉の開口を大きく開くことが困難であった。
この為、据付面では良いが、操作上或いは結露上課題がある冷蔵庫として評価されることが往々にしてあった。
本発明は、このような従来の構成が有していた問題を解決しようとするものであり、その目的とする所は、観音開き式扉の隣接する二つの扉を、片手で開放できる扉操作性の良い冷蔵庫を提供するものである。
また、上記目的に加えて、観音開き式扉の中央部に於いて、貯蔵室の庫内と室外とを閉塞する回転仕切板の結露防止用加熱手段等の省エネを図れる構造を提供することを別の目的とした。
本発明は上記目的を達成するために、隣り合う二つの扉の開放側側面に手掛部を形成すると共に、その手掛部は上記二つの扉の表面間寸法を変えない位置とし、更に、その手掛部と他扉との間に対流空間を形成するようにしたので、観音開き式扉の隣接する二つの扉を、片手で開放できる扉操作性の良い冷蔵庫を提供できる。
また、手掛部に於いては、他扉との間に対流空間が形成されているので、温度の高い室外外気が該部に対流して、貯蔵室の庫内と室外とを閉塞する回転仕切板表面の温度を上昇させる働きをするので、加熱手段等への入力を低減できるので、省エネ上有利な冷蔵庫を提供できる。
また、手掛部の厚さを15mm以下としたので、上述した温度の高い室外外気が該部に対流し易くなり、回転仕切板表面の温度を上昇させる働きをするので、加熱手段等の発熱量を低減できる冷蔵庫を提供できる。
また、貯蔵室の前面開口部を閉塞する観音開き式扉を有する冷蔵庫に於いて、手掛部を、前記貯蔵室の中で比較的温度の低い部分に対向する位置の扉側面に、部分的に設けたので、温度が低いために結露する確立の高かった部分の回転仕切板への結露の恐れを少なく出来る構造を提供できる。
また、手掛部を、扉の開放側側面の長さと、ほぼ同じ長さに形成したので、回転仕切板への結露の恐れが少なく出来ると共に、観音開き式扉の隣接する二つの扉を、片手で開放できる扉操作性の良い冷蔵庫を提供できる。
また、手掛部を、扉の下面まで延長し、扉のハンドルとしたので、手掛部とハンドルを同時に形成できるので、製造コスト上有利な冷蔵庫を提供できる。
上述したように本発明は、隣り合う二つの扉の開放側側面に手掛部を形成すると共に、その手掛部は上記二つの扉の表面間寸法を変えない位置とし、更に、その手掛部と他扉との間に対流空間を形成するようにしたので、観音開き式扉の隣接する二つの扉を、片手で開放できる扉操作性の良い冷蔵庫を提供できる。
また、手掛部に於いては、他扉との間に対流空間が形成されているので、温度の高い室外外気が該部に対流して、室外と貯蔵室の庫内とを閉塞する回転仕切板表面の温度を上昇させる働きをするので、加熱手段等への入力を低減できるので、省エネ上有利な冷蔵庫を提供できる。
以下本発明の実施の形態について、図1から図8を用いて説明する。
本発明の第一の実施例について、図面を参照しながら説明する。
図1は本発明の第一の実施例を示す冷蔵庫の正面図であり、図2は図1におけるC−C線の要部断面図、図3は図1におけるD−D線相当の要部断面説明図である。先ず、図1に於いて、20は冷蔵庫本体であり、この冷蔵庫本体20は上から順に冷蔵室21、野菜室22、製氷室23、冷凍室24が区画形成されている。而して、上記冷蔵室21は二つの扉25,26で冷蔵室21の前面開口部を開閉可能に閉塞する所謂観音開き式扉となっている。そして、上記二つの扉側に設けた図2で後述するマグネットパッキング47,48の着磁面は、上記隣接する観音開き式扉25,26のほぼ中央部に於いて、前記貯蔵室である冷蔵室21の庫内と室外とを閉塞する回転仕切板43に着磁し、冷蔵室21内と室外とを遮断するように構成されている。なお、この冷蔵庫の外観意匠を向上させる目的で、上記二つの扉25,26の表面間寸法L20を10mm以下に設定してある。
また、この冷蔵室21より下方に位置する野菜室22、製氷室23、冷凍室24は引出し式扉22a,23a,24aにより、前面開口部が開閉可能に閉塞されている。
41,42は上記観音開き式扉25,26の下部に設けられたハンドルであり、このハンドル41、42は左右対称形となるように構成されている。
52は上記観音開き式26の開放側の側面に形成された手掛部であり、該手掛部52は上記二つの扉25,26の表面間寸法を変えない位置とし、更に、その手掛部52と、他扉25との間に後述する対流空間を形成するように構成してある。また、前記手掛部52は、上記観音開き式扉の、一方の扉25を開放したとき、その一方の扉を開放した時の身***置のままで、前記一方の扉を開放した手の指が掛かる位置に、後述するように設けられている。
なお、前記手掛部52は、冷蔵室21内で庫内温度の低い位置21a、例えば、冷蔵室21内に設けられた、図示しないチルド容器や氷温容器等の低温容器等に対向する位置の、或いは、冷気が滞留する冷蔵室下部に対向する位置の、前記扉26の開放側の側面に後述するように設けられている。
つぎに、図2により説明する。図2は図1におけるC−C線の要部断面図であり、前述の図1と同一構成については、同一符号を付して詳細な説明を省略する。
図に於いて、43は前述した回転仕切板であり、該回転仕切板43は、前記観音開き式扉25,26のいずれか一方の扉に回動可能に係止されており、扉閉め時は図2に示すように、扉側に設けたマグネットパッキング47,48の着磁面を仕切板表面43aに着磁することにより、冷蔵室21庫内と室外を閉塞している。
52は扉26の開放側の側面に形成された手掛部であり、該手掛部52の頂部52aは、上記二つの扉25,26の表面25aと26aとの間隙寸法L20を変えない位置に、且つ、その手掛部52の底部52bと、他扉25の側面25cとの間隙寸法L21を前記扉表面間寸法L20より大きくして、該大きくしたことにより、冷蔵庫周囲の温度の高い外気が対流して、前記仕切板表面43aの温度を上昇できるように、対流空間G21を形成するように構成してある。なお、上記対流空間G21内に、冷蔵庫周囲の外気が対流し易いように、上記手掛部52の厚さ寸法T20は15mm以下としてある。換言すれば、前記仕切板表面43aが結露しないようにしている電気ヒーター等の加熱手段44への入力を低減して、省エネが図れるように、前記手掛部52の底部52bと、他扉25の側面25cとの間隙寸法L21を、前記扉表面間寸法L20より大きくして、冷蔵庫周囲の温度の高い外気が対流できる対流空間G21を形成してある。
また、前記手掛部52は、上記観音開き式扉の一方の扉25を開放したとき、その一方の扉を開放した時の身***置のままで、前記一方の扉を開放した手の指が掛かる位置に設けられている。
つぎに、図3により説明する。図3は図1におけるD−D線相当の要部断面説明図であり、前述の図1と同一構成については、同一符号を付して詳細な説明を省略する。
図は、扉を開放する動作を説明するための説明図である。例えば、不図示の左手に収納食品を持ち、他方の片手である図示の右手J21で、右側の扉25を開放した時の状態を示す。この場合、前記左手の収納食品を庫内に容易に収納できるように、通常は、冷蔵庫のすぐ近くで、且つ、冷蔵庫の中心より右側扉25側に少し寄った所に立って、該右側扉25のハンドル41に右手J21を掛けて右側扉25のみを開ける。
しかし、この状態で前記左手の収納食品が冷蔵室内に入らない場合は、他方の扉、つまり、左扉26のハンドル42に同じ右手を掛けて、該扉26を開放しようとする。
この時、先にも記載した如くハンドル42は、通常使用する主婦の目線より下の扉下部にあるために、且つ、このときの身体の位置が前述したように、右側扉25の前にあるために、右手で左側扉26を開ける為には、立っている位置を少し左に変えて、或いは、身体を捩じるようにして、右手を左側扉のハンドル42に掛けなければ成らなかったが、前述したようにハンドル42は目視し難い所にあるために、しかも、開けようとする左扉26の前に、開けようとする人の収納食品を持った左手があるために、右手で左扉26のハンドルに手を掛けることが困難であった。従って、人間の特性として、左扉26の側面26b部に右手J22を掛けて、該扉26を開けようとしてしまう。しかし、従来は図11に示したように、扉の側面には、手掛部が無いので、扉を開ける事が困難であったので、本発明は、上記人間の特性として、手指を掛けようとする扉の側面26bに、前述した手掛部52を設けて、該扉26を開放し易く構成したものである。
以上のように構成されているので、本発明は、隣り合う二つの扉の開放側側面に手掛部を形成したので、観音開き式扉の隣接する二つの扉を、片手で開放できる扉操作性の良い冷蔵庫を提供できる。
また、手掛部に於いては、他扉との間に対流空間が形成されているので、温度の高い室外外気が該部に対流して、室外と貯蔵室の庫内とを閉塞する回転仕切板表面の温度を上昇させる働きをするので、加熱手段等への入力を低減できるので、省エネ上有利な冷蔵庫を提供できる。
また、手掛部は上記二つの扉の表面間寸法を変えない位置としたので、二つの扉間寸法が均一となるので、外観意匠上優れた冷蔵庫を提供できる。
次に、本発明の第二の実施例について図4から図7により説明する。図4は本発明の第二の実施例を示す冷蔵庫の正面図であり、図5は図4におけるE−E線の要部断面図である。なお、前述の実施例1と同一構成については、同一符号を付して詳細な説明を省略する。
先ず図4に於いて、60は冷蔵庫本体であり、この冷蔵庫本体60は上から順に冷蔵室61、野菜室62、冷凍室63が区画形成されている。而して、上記冷蔵室61は二つの扉65,66で冷蔵室61の前面開口部を開閉可能に閉塞する所謂観音開き式扉となっている。そして、上記二つの扉側に設けた図5で後述するマグネットパッキング47,48の着磁面は、上記隣接する観音開き式扉65,66のほぼ中央部に於いて、前記貯蔵室である冷蔵室61の庫内と室外とを閉塞する回転仕切板43に着磁し、冷蔵室61内と室外とを遮断するように構成されている。なお、この冷蔵庫の外観意匠を向上させる目的で、上記二つの扉65,66の表面間寸法L30を10mm以下に設定してある。
68,69は上記観音開き式扉65,66に設けられたハンドルであり、このハンドル68,69は左右対称形となるように構成されている。
71は上記観音開き式65の開放側の側面に形成された手掛部であり、該手掛部71は上記二つの扉65,66の表面間寸法を変えない位置とし、更に、その手掛部71と、他扉66との間に後述する対流空間を形成するように構成してある。また、前記手掛部71は、上記観音開き式扉の、一方の扉66を開放したとき、その一方の扉を開放した時の身***置のままで、前記一方の扉を開放した手の指が掛かる位置に、後述するように設けられている。
72は上記観音開き式66の開放側の側面に形成された手掛部であり、該手掛部72は上記二つの扉65,66の表面間寸法を変えない位置とし、更に、その手掛部72と、他扉65との間に後述する対流空間を形成するように構成してある。また、前記手掛部72は、上記観音開き式扉の、一方の扉65を開放したとき、その一方の扉を開放した時の身***置のままで、前記一方の扉を開放した手の指が掛かる位置に、後述するように設けられている。
つぎに、図5により説明する。図5は図4におけるE−E線の要部断面図であり、前述の図4と同一構成については、同一符号を付して詳細な説明を省略する。
図に於いて、71は扉65の開放側の側面に形成された手掛部であり、該手掛部71の頂部71aは、後述する手掛部72の頂部72aとの間隙寸法L30を変えない位置に、且つ、その手掛部71の底部71bと、他扉66に設けた後述する手掛部72の底部72bとの間隙寸法L31を前記間隙寸法L30より大きくして、該大きくしたことにより、冷蔵庫周囲の温度の高い外気が対流して、仕切板表面43aの温度を上昇できるように、対流空間G31を形成するように構成してある。なお、上記対流空間G31内に、冷蔵庫周囲の外気が対流し易いように、上記手掛部71の厚さ寸法T31は15mm以下としてある。換言すれば、前記仕切板表面43aが結露しないようにしている電気ヒーター等の加熱手段44への入力を低減して、省エネが図れるように、前記手掛部71の底部71bと、他扉66に設けた後述する手掛部72の底部72bとの間隙寸法L31を、前記扉表面間寸法L30より大きくして、冷蔵庫周囲の温度の高い外気が対流できる対流空間G31を形成してある。
また、前記手掛部71は、上記観音開き式扉の一方の扉66を開放したとき、その一方の扉を開放した時の身***置のままで、前記一方の扉を開放した手の指が掛かる位置に設けられている。
72は扉66の開放側の側面に形成された手掛部であり、該手掛部72の頂部72aは、前述した手掛部71の頂部71aとの間隙寸法L30を変えない位置に、且つ、その手掛部72の底部72bと、他扉65に設けた前述した手掛部71の底部71bとの間隙寸法L31を前記間隙寸法L30より大きくして、該大きくしたことにより、冷蔵庫周囲の温度の高い外気が対流して、仕切板表面43aの温度を上昇できるように、対流空間G31を形成するように構成してある。なお、上記対流空間G31内に、冷蔵庫周囲の外気が対流し易いように、上記手掛部72の厚さ寸法T32は15mm以下としてある。
また、前記手掛部72は、上記観音開き式扉の一方の扉65を開放したとき、その一方の扉を開放した時の身***置のままで、前記一方の扉を開放した手の指が掛かる位置に設けられている。
73,74は前記手掛部71,72に手指を掛けたときに、該手指が傷つかないように形成された手掛部材であり、該手掛部材73,74は、例えば、合成樹脂や金属等による押し出し加工、或いは、合成樹脂の射出成形加工にて形成されている。
つぎに、図6により説明する。図6は図4におけるF−F線相当の要部断面説明図であり、前述の図4と同一構成については、同一符号を付して詳細な説明を省略する。
図は、扉を開放する動作を説明するための説明図である。例えば、不図示の右手に収納食品を持ち、他方の片手である図示の左手J32で、左側の扉66を開放した時の状態を示す。この場合、前記右手の収納食品を庫内に容易に収納できるように、通常は、冷蔵庫のすぐ近くで、且つ、冷蔵庫の中心より左側扉66側に少し寄った所に立って、該左側扉66のハンドル69に左手J32を掛けて左側扉66のみを開ける。
しかし、この状態で前記右手の収納食品が冷蔵室内に入らない場合は、他方の扉、つまり、右扉65のハンドル68に同じ左手を掛けて、該扉65を開放しようとする。
この時、身体の位置が前述したように、左側扉66の前にあるために、左手で右側扉65を開ける為には、立っている位置を少し右に変えて、或いは、身体を捩じるようにして、左手を右側扉のハンドル68に掛けなければ成らないが、人間の習性(特性)として、目の高さにある扉65の側面65bに左手J31を掛けてしまう。
従って、本発明は、上記人間の習性(特性)として、手指を掛けようとする扉の側面65bに、前述した手掛部71を設けて、該扉65を開放し易く構成したものである。
つぎに、図7により説明する。図7は本発明の第二の実施例を示す扉の斜視説明図であり、前述の図4と同一構成については、同一符号を付して詳細な説明を省略する。図に於いて、72は、扉側面に形成した手掛部であり、該手掛部72は扉66の開放側側面66bの長さL32とほぼ同じ長さに形成されている。また、前記手掛部72の下部72cはゴミ等の溜まりが生じないように、平面状あるいは角部に丸みのある形状に形成されている。
なお、ハンドル69は仮想線で示した69bの形状に形成しても、前述した手掛部71や72の効果の変わらないことは自明である。
以上のように構成されているので、本発明の第二の実施例は、一方の扉を開放したとき、その一方の扉を開放した時の身***置のままで、前記一方の扉を開放した手の指が掛かる手掛部を、他方の扉の開放側側面に夫々設けたので、且つ、該側面とほぼ同じ長さに形成したので、観音開き式扉の隣接する二つの扉を、片手で開放できる扉操作性の良い冷蔵庫を提供できる。また、通常使用する主婦の目の高さに手掛部があるので、人間の習性(特性)としても無理の無い行動で開放できる扉構造を提供できる。また、手掛部下部がゴミ溜まりを生じない形状としてあるので、清掃上有利な冷蔵庫を提供出来る。
次に、本発明の第三の実施例について図8により説明する。図8は本発明の第三の実施例を示す扉の斜視説明図である。図に於いて、81は観音開き式扉の例えば左扉であり、82は上記観音開き式扉81の開放側の側面を断熱材側に窪ませて形成した手掛部である。
前記手掛部82は、上記観音開き式扉の一方の扉、例えば、図示しない右扉を開放したとき、その右扉を開放した時の身***置のままで、前記一方の扉を開放した手の指が掛かる位置の扉側面81aに設けられている。
また、手掛部82は、その下部を、扉81の下面81bまで延長して、ハンドル部83を一体あるいは別体にて形成してある。
また、手掛部82と、該手掛部の延長部であるハンドル部83とは、ゴミ溜まり等が生じない連結部84によりほぼ一体の窪み形状として形成されている。
以上のように構成されているので、本発明の第三の実施例は、手掛部を、扉の下面まで延長し、扉のハンドルとしたので、手掛部とハンドル部とが同時に製作できるので、製造工程上また、製造コスト上有利な冷蔵庫を提供出来る。また、ハンドル部83と手掛部82間がゴミ溜まりを生じない形状としてあるので、清掃上有利な冷蔵庫を提供出来る。
本発明の第一の実施例を示す冷蔵庫の正面図。 図1におけるC−C線の要部断面図。 図1におけるD−D線相当の要部断面説明図。 本発明の第二の実施例を示す冷蔵庫の正面図。 図4におけるE−E線の要部断面図。 図4におけるF−F線相当の要部断面説明図。 本発明の第二の実施例を示す扉の斜視説明図。 本発明の第三の実施例を示す扉の斜視説明図。 従来例を示す冷蔵庫の正面図。 図9におけるA−A線の要部断面図。 図9におけるB−B線の要部断面図。
符号の説明
20,60…冷蔵庫本体、21,61…冷蔵室、22,62…野菜室、24,63…冷凍室、25,26,65,66…観音開き式扉、41,42,68,69…ハンドル、43…回転仕切板、43a…仕切板表面、44…加熱手段、47,48…パッキング、52,71,72,82…手掛部。

Claims (5)

  1. 隣り合う二つの扉の開放側側面に手掛部を形成すると共に、その手掛部は上記二つの扉の表面間寸法を変えない位置とし、更に、その手掛部と他扉との間に対流空間を形成するようにしたことを特徴とする観音開き式扉を備えた冷蔵庫。
  2. 手掛部の厚さを15mm以下としたことを特徴とする請求項1記載の観音開き式扉を備えた冷蔵庫。
  3. 貯蔵室の前面開口部を閉塞する観音開き式扉を有する冷蔵庫に於いて、手掛部を、前記貯蔵室の中で比較的温度の低い部分に対向する位置の扉側面に、部分的に設けたことを特徴とする請求項1記載の観音開き式扉を備えた冷蔵庫。
  4. 手掛部を、扉の開放側側面の長さと、ほぼ同じ長さに形成したことを特徴とする請求項1記載の観音開き式扉を備えた冷蔵庫。
  5. 手掛部を、扉の下面まで延長し、扉のハンドルとしたことを特徴とする請求項1記載の観音開き式扉を備えた冷蔵庫。
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