JP2006311063A - 資料提示装置およびその動作方法 - Google Patents
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Abstract
【課題】 撮像した資料の画像をスクリーンに表示し、プレゼンテーションを行う際に、表示されている画像の拡大表示したい部分を簡単に特定できる技術を提供する。
【解決手段】 CCDカメラ113によって資料116を撮像し、その撮像画像をスクリーン103に投影してプレゼンテーションを行う構成において、スクリーン103上に投影表示している資料116の撮像画像に重ねて、分割画像を指定するための番号表示1〜9を表示する。視聴者は、スクリーン103上の投影画像を見て、拡大表示を希望する番号を説明者(プレゼンター)に伝える。説明者は、その番号を資料提示装置101に入力し、指定された番号部分を拡大表示する旨の操作を行う。こうすることで、視聴者が拡大して見たい部分を簡単に拡大投影することができる。
【選択図】 図1
【解決手段】 CCDカメラ113によって資料116を撮像し、その撮像画像をスクリーン103に投影してプレゼンテーションを行う構成において、スクリーン103上に投影表示している資料116の撮像画像に重ねて、分割画像を指定するための番号表示1〜9を表示する。視聴者は、スクリーン103上の投影画像を見て、拡大表示を希望する番号を説明者(プレゼンター)に伝える。説明者は、その番号を資料提示装置101に入力し、指定された番号部分を拡大表示する旨の操作を行う。こうすることで、視聴者が拡大して見たい部分を簡単に拡大投影することができる。
【選択図】 図1
Description
本発明は、画像を用いたプレゼンテーションや教育を行う際に利用される資料提示装置の画像表示機能に関する。
図表等の資料をスクリーンに投影し、それを指し示しながらプレゼンテーションを行う手法が知られている。この手法は、会議での説明や授業において多用されている。この手法においては、資料を撮像するための装置として資料提示装置が利用される。
資料提示装置は、書画カメラとも呼ばれている。資料提示装置の基本的な機能は、セットした資料を撮像装置で撮像する点にある。この撮像された画像は、スクリーンに投影され、その投影した画像を視聴者に見せながらプレゼンテーションが行われる。
この資料提示装置を用いたプレゼンテーションにおいて、投影した画像を部分的に拡大して表示したい場合がある。例えば、質疑応答において、視聴者から投影表示した資料の一部分を拡大表示して欲しい旨の要求があり、この要求に応じる場合がある。
この技術に関連して、例えば特許文献1に記載された技術が知られている。特許文献1には、投影表示している資料の画像を簡単な操作で分割し、さらにその分割した画像を拡大表示する技術が記載されている。
しかしながら、上述した技術においては、視聴者が拡大表示する部分を要求する際に、どの部分を拡大表示して欲しいのかを説明者(プレゼンター)に伝えるのがスムーズに行われない場合があった。
例えば、視聴者が投影表示されているある部分を拡大表示して欲しい旨を説明者に伝える場合、「スクリーンの左上」、あるいは「○×△が記載されている場所」といった様な要求が視聴者から説明者に対して行われる。しかしながら、このような要求の仕方では、どの部分を拡大表示して欲しいのかが明確でない場合もあり、ことがスムーズに運ばない場合が多々あった。
本発明は、この問題を解決し、表示されている画像の拡大表示したい部分を簡単に特定できる技術を提供することを目的とする。
本発明の資料提示装置は、提示する資料の画像を撮像する撮像手段と、前記画像の分割画像の少なくとも一つを指定するための複数の指定記号を前記画像の中に表示する指定記号表示手段とを備えることを特徴とする。
ここで、分割画像とは、分割された画像の一つ、あるいは画像の分割単位のことをいう。例えば、表示画像を9分割するのであれば、9分割された内の一つの画像が分割画像となる。
本発明の資料提示装置によれば、資料の画像を投影する等して表示する場合において、表示された画像中に分割画像を指定するための指定記号(例えば通し番号)が表示される。視聴者は、この指定記号を指定することで、拡大表示した部分を明確に、指示することができ、速やかに特定部分の拡大画像を表示することができる。
例えば、表示されている画像を9分割する場合、表示している資料の画像中に1〜9の番号が表示される。視聴者が拡大表示して欲しい部分がある場合、視聴者は、その部分の番号を説明者に伝え、説明者は資料提示装置の制御ボタンを操作して指定された番号部分の画像を拡大表示する。こうすることで、視聴者が拡大して表示して欲しい部分を明確に説明者に伝えることができ、視聴者が拡大して欲しい部分の拡大表示処理を速やかに遅延なく行うことができる。
撮像手段としては、CCDカメラやCMOSイメージセンサーを利用することができる。画像を表示する手段としては、投影装置(プロジェクター)を用いてスクリーン等に画像を投影する方法、大画面の画像表示装置に画像を表示する方法を挙げることができる。大画面の画像表示装置としては、プラズマディスプレイ、液晶ディスプレイ、LEDディスプレイ等を挙げることができる。
本発明の資料提示装置において、前記指定記号によって指定される分割画像を切り出して拡大表示する分割画像拡大表示手段を備える構成とすることは好ましい。この態様によれば、視聴者によって指定された番号を資料提示装置に入力することで、指定された部分の拡大画像を簡単にスクリーン等の表示画面上に映し出すことができる。
本発明の資料提示装置において、分割画像の分割位置を指定する分割ラインを表示する分割ライン表示手段を備えることは好ましい。分割ラインを表示することで、分割する境目を明確にできる優位性が得られる。
本発明の資料提示装置において、指定記号は、背景の画像が読み取れる透過表示であることは好ましい。透過表示というのは、背景が透けて見える表示形態のことをいう。透過表示を用いることで、指定記号によって資料の表示内容が見づらくなる不都合が緩和される。
本発明の資料提示装置の機能は、資料提示装置の動作方法の発明として把握することもできる。すなわち、本発明の資料提示装置の動作方法は、提示する資料の画像の分割画像の少なくとも一つを指定するための複数の指定記号を前記資料の画像中に表示する指定記号表示ステップと、前記指定記号によって指定される分割画像を切り出して拡大表示する分割画像拡大表示ステップとを備えることを特徴とする。なお本発明は、この資料提示装置の動作方法を実現するためのプログラムとして把握することも可能である。
本明細書において、資料を示しながら説明を行う行為をプレゼンテーションといっているが、本発明は、資料の画像を提示しながらの授業、勉強会、報告等に利用することができる。
本発明によれば、資料の画像を映し出した画像中に分割画像の位置を示す指定記号が表示されるので、プレゼンテーションを受けている視聴者が、表示されている画像の拡大表示したい部分を簡単に特定し、それを説明者に伝えることができる。
(1)第1の実施形態
1.実施形態の構成
図1は、プレゼンテーションシステムの概要を示す概念図である。図1には、資料提示装置101、投影装置102、スクリーン103、画像伝送ケーブル104、ディスプレイ111、ディスプレイ支持アーム112、撮像装置であるCCDカメラ113、カメラ支持アーム114、操作手段115、撮像対象となる資料116が示されている。
1.実施形態の構成
図1は、プレゼンテーションシステムの概要を示す概念図である。図1には、資料提示装置101、投影装置102、スクリーン103、画像伝送ケーブル104、ディスプレイ111、ディスプレイ支持アーム112、撮像装置であるCCDカメラ113、カメラ支持アーム114、操作手段115、撮像対象となる資料116が示されている。
資料提示装置101は、CCDカメラ113によって資料116を撮像し、その撮像画像を、画像伝送ケーブル104を介して投影装置102に送る。投影装置102は、CCDカメラ113によって撮像した画像をスクリーン103に投影する。
ディスプレイ111は、表示面の仰角が制御できるようにディスプレイ支持アーム112によって支持されている。またディスプレイ111は、CCDカメラ113が撮像した画像を表示すると共に、各種の操作を行うためのタッチパネルとしての機能を備える。CCDカメラ113は、カメラ支持アーム114によって、撮像方向や画角を調整することができるように支持されている。
資料提示装置101の操作は、操作手段115を操作して行うこともできるが、ディスプレイ111上のタッチパネルによって行うこともできる。
図2は、資料提示装置の一例を示すブロック図である。図2には、CCD素子201、CCD制御回路202、解像度変換回路203、フレームメモリ204、CPU205、セレクタ206、D/A変換器207、番号表示制御回路208、番号表示データ格納メモリ209、ディスプレイ111、CCDカメラ113、画像伝送ケーブル104、および操作手段115が示されている。
CCD素子201およびCCD制御回路202は、図1に示すCCDカメラ113に含まれている。CCD素子201が検出したデータは、CCD制御回路202によって読み出され、そこでデジタルRGB信号に変換される。解像度変換回路203は、フレームメモリに必要なデータを逐次記憶させ、また記憶したデータを読み出しながら解像度の変換処理(画像の拡大または縮小処理)を行い、所定のデジタルRGB信号を生成する。
番号表示制御回路208は、番号表示データ格納メモリ209から番号表示データと分割ラインデータとを読み出し、それをCCD制御回路202から送られてくる水平垂直同期信号に同期させたタイミングでセレクタ206に送る。また、番号表示制御回路208は、CCD制御回路202から送られてくる水平垂直同期信号に基づいた制御信号をセレクタ206に送る。
番号表示データ格納メモリ209は、番号表示データと分割ラインデータとを記憶している。番号表示データは、表示されている画像中における分割画像の位置を分かり易く表示するための指定記号(例えば番号表示)である。例えば図1のスクリーン103には、1〜9の番号表示が表示されている。
分割ラインデータは、分割画像の境界線を明確するためのライン表示である。分割ラインは、見易いように実線や点線で表示すればよい。また、分割ラインを目立たせるために、その色を目立つ色にしてもよい。
セレクタ206は、解像度変換回路203から送られてくるデジタルRGB信号、および番号表示制御回路208から送られてくる番号表示RGB信号(および分割ラインデータ信号)のいずれかを、番号表示制御回路208から送られてくる制御信号に基づいて選択する。これにより、解像度変換回路203から出力される画像信号に、分割画像の番号表示と分割ラインの表示が組み合わされる。つまり、両者が合成された画像のデータ信号が生成される。
図3は、投影表示される画像の一例を示すイメージ図である。例えば、解像度変換回路203から出力されるデジタルRGB信号をそのままD/A変換器207でアナログRGB信号に変換し、それを投影装置102(図1参照)から投影したものが、図3(A)に示すような画像であるとする。
ここで、番号表示制御回路208を動作させて、番号表示制御回路208からセレクタ206に番号表示RGB信号、分割ラインデータ信号および制御信号を出力し、セレクタ206を動作させる場合を考える。この場合、セレクタ206は、解像度変換回路203から出力される画像信号、または番号表示制御回路208から出力される番号表示RGB信号(または分割ラインデータ信号)の一方を、順次表示する各画素の表示タイミングに合わせて順次選択する。その結果、スクリーン103には、CCDカメラ113が撮像した画像に、分割画像を指定する番号表示番号と分割ラインが重ねて表示されたものが投影される。図1のスクリーン103および図3(B)には、この画像表示の一例が示されている。
CPU205は、操作手段115が操作され、画像の一部分を拡大表示する旨の操作があった場合に、指定された部分の画像(分割画像)を拡大する処理の指示を解像度変換回路203に対して行う。このCPU205からの指示を受けて、解像度変換回路203は、指定された部分の画像(分割画像)を拡大する処理を実行する。なおこの拡大処理は、フレームメモリ204に記憶されているデータを利用して行われる。
拡大された分割画像は、セレクタ206を介してD/A変換器に送られ、そこでアナログRGB信号に変換される。このアナログRGB信号は、画像伝送ケーブル104を介して投影装置102(図1参照)に送られる。
なお、図2においては、操作手段115またはタッチパネル式の操作スイッチを備えたディスプレイ111からの操作信号が、CPU205のみに入力される信号の経路が記載されているが、操作手段115またはタッチパネル式の操作スイッチを備えたディスプレイ111を利用した操作は、拡大表示のみだけなく、他の操作も行うことができるようになっている。
2.実施形態の動作
以下、資料提示装置101の動作の一例を説明する。最初に番号表示制御回路208を動作させない場合を説明する。まず、スクリーン103に資料116の画像を表示させる。この際、CCDカメラ113の撮像範囲に資料116を置き、その画像をCCDカメラ113によって撮像する。撮像された画像は、セレクタ206を介してD/A変換器207に送られ、そこでアナログRGB信号に変換されて、投影装置102に送られる。そして、投影装置102は、そのアナログRGB信号に基づいた画像をスクリーン103に投影する。
以下、資料提示装置101の動作の一例を説明する。最初に番号表示制御回路208を動作させない場合を説明する。まず、スクリーン103に資料116の画像を表示させる。この際、CCDカメラ113の撮像範囲に資料116を置き、その画像をCCDカメラ113によって撮像する。撮像された画像は、セレクタ206を介してD/A変換器207に送られ、そこでアナログRGB信号に変換されて、投影装置102に送られる。そして、投影装置102は、そのアナログRGB信号に基づいた画像をスクリーン103に投影する。
この状態においてスクリーン103に投影される画像の一例が図3(A)に示されている。この状態は、通常の資料提示装置(あるいは書画カメラ)を用いた資料の提示状態と同じである。
次に番号表示制御回路208を動作させる場合を説明する。この場合、画像表示データ格納メモリ209から、表示画像を9分割した際の各分割画像の表示位置を示す1〜9の番号の番号表示データと、分割位置を示す分割ラインの分割ラインデータとが読み出される。
番号表示制御回路208は、CCD制御回路202から出力される水平垂直同期信号を参照して、所定のタイミングでもって、番号表示データおよび分割ラインデータをセレクタ206に出力する。また、番号表示制御回路208は、CCD制御回路202から出力される水平垂直同期信号に基づいた制御信号をセレクタ206に出力する。
セレクタ206は、番号表示制御回路208から出力される制御信号に基づいて、番号表示データまたは分割ラインデータを含むデータ信号と、画像データ信号であるデジタルRGB信号の何れか一方を各画素の表示タイミングに合わせて順次選択する。この結果、図3(A)に示す画像に、1〜9の番号表示と分割ライン表示が重ねられた画像(図3(B))がスクリーン103上に投影される。なお、図3(A)に例示する画像表示と図3(B)に例示する画像表示とは、適宜切り換えて表示することも可能である。
図3(B)に例示する画像をスクリーン103上に表示した状態において、視聴者が表示画像の特定の部分を拡大表示して欲しい場合、視聴者はその部分の番号を説明者に告げる。
それを聞いた説明者は、操作手段115またはディスプレイ111のタッチパネル機能を利用して、拡大する分割画像の番号を資料提示装置101に入力する。この入力を受けて、CPU205(図2参照)は、指定された番号部分の分割画像を切り出す指示を解像度変換回路203に対して行う。この指示を受けて。解像度変換回路203は、指定された番号部分の分割画像を切り出し、それを拡大表示するための画像データを作成する。この画像データは、セレクタ206を介して、D/A変換器207に送られ、D/A変換器207においてアナログRGB信号に変換されて、投影装置102(図1参照)に送られる。こうして、指定された部分の拡大画像がスクリーン103に投影表示される。
図4は、スクリーン103に拡大して投影表示される分割画像の一例を示すイメージ図である。図4(A)には、図3(B)の5番表示部分の分割画像が拡大表示された例が示されている。ここでは、図4(A)に示すような分割画像を拡大したものを表示する際に、番号表示と分割ライン表示を行わず、拡大した画像が見易くなるように配慮した例が示されている。
また、「番号8と番号9との境目部分を拡大表示したい」というような要求に応じることもできる。この場合、操作手段115において、8番と9番を指定し、その境目を指示するような操作を行えばよい。この場合の投影画像の一例を図4(B)に示す。図4(B)には、図3(B)における8番と9番の分割画像の境目付近が拡大表示された例が示されている。
なお、ここでは、投影画像中に分割画像の位置を指定するための指定記号として、数字を割り振る例を示したが、アルファベット等の文字であってもよい。また、指定記号の色彩は特に限定されないが、適宜見易い色を選択することが可能である。
(2)第2の実施形態
図3(B)に示す投影画像において、番号表示を透過表示にする例を以下に説明する。透過表示を実現するには、番号表示を構成するドットを適当な割合で間引き、網目状(格子状)のものにすればよい。こうすることで、背景がある程度透けて見え、番号表示に邪魔されずに、元の表示内容(つまり資料の画像)を認識することができる。
図3(B)に示す投影画像において、番号表示を透過表示にする例を以下に説明する。透過表示を実現するには、番号表示を構成するドットを適当な割合で間引き、網目状(格子状)のものにすればよい。こうすることで、背景がある程度透けて見え、番号表示に邪魔されずに、元の表示内容(つまり資料の画像)を認識することができる。
(3)第3の実施形態
画像の分割を2段階あるいはそれ以上の段階に渡って行うこともできる。例えば、図4(A)や図4(B)に示すような分割画像の拡大投影表示において、さらに図3(B)に示すような、番号表示と分割ライン表示を行ってもよい。この場合、図4(A)や図4(B)に示す画像をさらに分割し、その分割した画像を拡大して投影することが可能となる。
画像の分割を2段階あるいはそれ以上の段階に渡って行うこともできる。例えば、図4(A)や図4(B)に示すような分割画像の拡大投影表示において、さらに図3(B)に示すような、番号表示と分割ライン表示を行ってもよい。この場合、図4(A)や図4(B)に示す画像をさらに分割し、その分割した画像を拡大して投影することが可能となる。
(4)第4の実施形態。
分割画像の指定をボタンやスイッチによる操作によって行うのではなく、音声認識手段を用いておこなってもよい。指定するのは、数字やアルファベットであるので、認識精度は高く維持することができる。この場合、より簡便な方法で、分割画素を指定することができる。この方法は、プレゼンテーション会場が暗い場合に有効なものとなる。
分割画像の指定をボタンやスイッチによる操作によって行うのではなく、音声認識手段を用いておこなってもよい。指定するのは、数字やアルファベットであるので、認識精度は高く維持することができる。この場合、より簡便な方法で、分割画素を指定することができる。この方法は、プレゼンテーション会場が暗い場合に有効なものとなる。
(5)第5の実施形態
図1に示すシステムにおいて、分割画像の指定をディスプレイ111に備えられたタッチパネル機能を用いて行っても良い。この場合、ディスプレイ111にスクリーン103に投影される画像と同じものを表示し、拡大表示する部分に直接触れて、分割画像を指定する。
図1に示すシステムにおいて、分割画像の指定をディスプレイ111に備えられたタッチパネル機能を用いて行っても良い。この場合、ディスプレイ111にスクリーン103に投影される画像と同じものを表示し、拡大表示する部分に直接触れて、分割画像を指定する。
例えば、視聴者から投影画像の5番部分を拡大表示して欲しい旨の要求があったとする。この場合、説明者は、スクリーン103と同様の画像が表示されたディスプレイ111の5番部分に触れ、要求された分割画像を指定する入力を行う。そして、タッチパネル上(あるいは適当な入力手段)の図示しない拡大スイッチを押し、5番部分の分割画像の拡大投影処理を行う。
ディスプレイ111が備えるタッチパネル機能は、素手で触れる形式以外に、ライトペンやペン入力型装置を用いて入力を行う形式でもよい。
(6)第6の実施形態
図1に示すシステムにおいて、指定した分割画像の色を変え、強調表示することもできる。例えば、9番の分割画像の強調表示が要求された場合、その分割画像の色を変化させ、強調表示を行う。強調表示の形態としては、分割画像全体の色合いを変える、背景の色を変える、太字に代える、字体を代えるといった形態を挙げることができる。
図1に示すシステムにおいて、指定した分割画像の色を変え、強調表示することもできる。例えば、9番の分割画像の強調表示が要求された場合、その分割画像の色を変化させ、強調表示を行う。強調表示の形態としては、分割画像全体の色合いを変える、背景の色を変える、太字に代える、字体を代えるといった形態を挙げることができる。
(7)第7の実施形態
図1に示すシステムにおいて、要求された分割画像の拡大表示を行う方法として、従来から行われているような手動による方法を用いてもよい。この場合、視聴者から要求された番号を認識した説明者は、その番号部分が撮像画像の中心に位置するように資料116の位置を動かす。そして、ズームアップ機能を用いて、その部分を拡大表示する。
図1に示すシステムにおいて、要求された分割画像の拡大表示を行う方法として、従来から行われているような手動による方法を用いてもよい。この場合、視聴者から要求された番号を認識した説明者は、その番号部分が撮像画像の中心に位置するように資料116の位置を動かす。そして、ズームアップ機能を用いて、その部分を拡大表示する。
この態様は、単に番号を入力すればよい第1の実施形態の場合に比較して、拡大投影を行うための操作に手間が必要であるが、視聴者が拡大投影して欲しい部分の位置が速やかにそして正確に、説明者に伝わるという優位性を得ることができる。
また、この態様を実現できる資料提示装置は、第1の実施形態で示した資料提示装置のような電子的な画像拡大機能、つまり指定された画像の一部分を電子的に拡大する処理を行う機能を備えている必要はない。この態様においては、従来構成の資料提示装置が備えているズーム機能や投影装置のズーム機能を利用することができる。つまりこの態様は、表示される画像に分割画像の位置を指定するための指定記号を重ねて表示する機能を資料提示装置に備えるだけでよい簡便性がある。
(8)第8の実施形態
図1に示す資料提示装置101において、予め提示する予定の資料の画像を撮像しておき、その画像データをハードディスク装置等の記憶装置に記憶し、プレゼンテーション時にその記憶しておいた画像を読み出して、投影装置102に送り、スクリーン103に投影表示させることもできる。この態様によれば、プレゼンテーション時に資料116の位置あわせ等の面倒が発生しない優位性が得られる。
図1に示す資料提示装置101において、予め提示する予定の資料の画像を撮像しておき、その画像データをハードディスク装置等の記憶装置に記憶し、プレゼンテーション時にその記憶しておいた画像を読み出して、投影装置102に送り、スクリーン103に投影表示させることもできる。この態様によれば、プレゼンテーション時に資料116の位置あわせ等の面倒が発生しない優位性が得られる。
(9)第9の実施形態
図1に示す構成では、資料116を撮像するCCDカメラ113を備えた資料提示装置101を用いて、指定記号の画像を資料116の画像に重ねている。しかしながら、同様な機能は、所定の機能を有するアプリケーション・ソフトウェアをインストールしたパーソナル・コンピュータを利用して実現することもできる。
図1に示す構成では、資料116を撮像するCCDカメラ113を備えた資料提示装置101を用いて、指定記号の画像を資料116の画像に重ねている。しかしながら、同様な機能は、所定の機能を有するアプリケーション・ソフトウェアをインストールしたパーソナル・コンピュータを利用して実現することもできる。
この場合、パーソナル・コンピュータに、上述したアプリケーション・ソフトウェアをインストールし、このパーソナル・コンピュータから投影装置102に画像データを送るようにすればよい。なおこの場合、提示する画像の選択や各種の操作は、パーソナル・コンピュータを操作することにより行われる。
上記の資料提示用アプリケーション・ソフトウェアに必要とされる機能は、提示画像に指定記号(図1の場合は、1〜9の番号を表示)を重ねて表示する画像処理機能である。またこのアプリケーション・ソフトウェアが、指定された部分の画像を拡大できる機能を備えていることは好ましい。こうすることで、実施形態1と同様のプレゼンテーションを実現することができる。
なお、この態様においては、予め提示画像のイメージデータを用意しておき、それをパーソナル・コンピュータ内、あるいは適当な記憶装置に記憶しておく。そしてプレゼンテーション時において、それを適宜読み出して、投影装置102に送る。この態様によれば、パーソナル・コンピュータを資料提示装置として機能させることができる。
本発明は、講演会、セミナー、各種の授業において、資料を画像として提示する資料提示装置およびその動作方法に利用することができる。
101…資料提示装置、102…投影装置、103…スクリーン、104…画像伝送ケーブル、111…ディススプレイ、112…ディスプレイ支持アーム、113…CCDカメラ、114…カメラ支持アーム、115…操作手段、201…CCD素子、202…CCD制御回路、203…解像度変換回路、204…フレームメモリ、205…CPU、206…セレクタ、207…D/A変換器、208…番号表示制御回路、209…番号表示データ格納メモリ。
Claims (5)
- 提示する資料の画像を撮像する撮像手段と、
前記画像の分割画像の少なくとも一つを指定するための複数の指定記号を前記画像の中に表示する指定記号表示手段と
を備えることを特徴とする資料提示装置。 - 前記指定記号によって指定される分割画像を切り出して拡大表示する分割画像拡大表示手段を備えることを特徴とする請求項1に記載の資料提示装置。
- 前記分割画像の分割位置を指定する分割ラインを表示する分割ライン表示手段を備えることを特徴とする請求項1または2に記載の資料提示装置。
- 前記指定記号は、背景の画像が読み取れる透過表示であることを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載の資料提示装置。
- 提示する資料の画像の分割画像の少なくとも一つを指定するための複数の指定記号を前記資料の画像中に表示する指定記号表示ステップと、
前記指定記号によって指定される分割画像を切り出して拡大表示する分割画像拡大表示ステップと
を備えることを特徴とする資料提示装置の動作方法。
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