JP2006306511A - ロール紙頭出し機構、給紙カセット、及びプリンタ - Google Patents

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Abstract

【課題】コスト面や環境面に配慮しつつ、ロール紙の消費に伴う巻き径の変化等によってロール紙の重量が変動したとしても、ロール紙の頭出しを安定的に自動で行うことができるようにする。
【解決手段】記録紙が円筒状に巻き付けられたロール紙30の巻き外側の端部を引き出すロール紙頭出し機構であって、ロール紙30の巻き方向と対向する方向に伸び、先端部がロール紙30の外周面と当接するフラップ9と、ロール紙30を回転可能に支持する支持部材22と、支持部材22に取り付けられ、ロール紙30の外周面をフラップ9の先端部に圧接するように付勢するバネ部材23とを備え、ロール紙30の軸部32は、フラップ9の先端部を通る水平面よりも下方に位置するようにする。
【選択図】図7

Description

本発明は、ロール紙を給紙する際に、ロール紙の頭出しが自動的に行えるようにしたロール紙頭出し機構と、このロール紙頭出し機構を用いた給紙カセット、及びこのロール紙頭出し機構又は給紙カセットを用いたプリンタに関するものである。
従来より、プリンタには、記録紙としてカット紙を使用するタイプと、長尺の記録紙を紙管に円筒状に巻き付けたロール紙を使用するタイプとがある。そして、近年では、デジタルカメラの普及等により、高画質で印画する際にコスト面で有利なロール紙が広く使用されるようになっている。
また、ロール紙を使用するプリンタとして、プラテンに対向するように設けられたサーマルヘッドを用いるサーマルプリンタが知られている。そして、このサーマルプリンタを大別すると、感熱性のロール紙に対して直接印画を行う感熱記録タイプと、インクリボンを使用してロール紙に印画を行う熱転写タイプとがあり、そのどちらのタイプでも、複数の発熱素子(発熱抵抗体等)がライン上に配列されたサーマルヘッドが用いられている。
ここで、感熱記録タイプの場合には、感熱性のロール紙に形成された各感熱発色層を順次発色させることにより、フルカラーのプリントを得ることができる。一方、熱転写タイプの場合には、イエロー、マゼンタ、シアンの3色のインクリボンを使用し、各インクリボン上の固形インクをロール紙に熱転写することにより、フルカラーのプリントを実現している。そして、そのどちらの場合でも、印画のたびに必要量が引き出され、印画された範囲が規定の大きさに切断されて排紙される。
このように、ロール紙は印画によって消費されるが、ロール紙を使い切った後は、新たなロール紙を補充して次のプリントに備えなければならない。そして、ロール紙を補充する場合、プリンタの使用者は、最初に、プリンタに装填したロール紙の巻き外側の端部を巻き出し、プリンタ内の所定の搬送経路にロール紙を通す「頭出し作業」を行う必要があり、ロール紙を補充する都度、このような頭出し作業を繰り返す。
しかし、頭出し作業の際に、使用者がロール紙の記録面に触れて記録面を汚損したり、ロール紙を不用意に折損又は破損したりすることがあるので、頭出し作業は、大変慎重を要する作業となっている。また、ロール紙の搬送経路は、プリンタの狭い内部で精密に構成されているので、ロール紙の位置合わせを主とするセッティングが正確に行われていないと、ジャミングやプリンタの内部機器の破損を招いてしまう。
そこで、このような問題に対処するため、ロール紙の頭出し作業を容易にするための種々の技術が提案されている。すなわち、頭出しに関する技術として、押圧部材によって最外周のロール紙を両側端縁から中央部に向けて押圧し、ロール紙の中央部が浮き上がるように撓ませるとともに、その撓み部分の隙間に分離板を入り込ませることで、ロール紙の先端部分を分離するようにしたプリンタが知られている(例えば特許文献1参照)。
特開2002−179298号公報
また、揺動可能な紙ガイド部材をロール紙に当接し、紙ガイド部材の先端部によってロール紙を剥離させ、案内することで、ロール紙の自動給紙を可能にしたプリンタも知られている(例えば特許文献2参照)。
特開平11−11750号公報
さらに、ロール紙の外周に弾性的に接触する分離板を配置し、ロール紙の巻き径の大小に応じて分離板を撓ませることで、ロール紙の巻き径にかかわらず、ロール紙の先端を分離できるようにしたプリンタも知られている(例えば特許文献3参照)。
特開平10−291706号公報
さらにまた、プリンタ側ではなく、ロール紙の先端に弾性を有するリーダ部材を接合することにより、ロール紙の先端を分離できるようにした技術も知られている(例えば特許文献4参照)。
特開2002−316754号公報
このように、頭出し作業を機械的に自動で行って、ロール紙の装填作業を容易にした技術が種々開示されているが、前述の特許文献1から特許文献3の技術では、ロール紙の巻き外側の端部を引き出すための薄板状の剥離板や、それと協働する手段がバネ部材の付勢によってロール紙の外周面と当接する構造となっている。そのため、ロール紙の消費に伴う自重の変化や、ロール紙の巻き径の変化に伴ってバネ部材の付勢力が変動し、ロール紙が消費されるほどバネ部材の付勢力が低下して、頭出しの精度が悪化するという問題がある。そして、バネ部材の付勢力の変動は、ロール紙の搬送ローラ等にも影響を及ぼし、ロール紙の張力が一定とならないために画質が変動してしまう。しかも、ロール紙の張力をコントロールすることは、容易ではない。
一方、前述した特許文献4の技術のように、ロール紙側に工夫を施した場合には、ロール紙を消費するたびに廃棄することとなるリーダ部材を1つのロールごとに備えなければならない。そのため、ロール紙にリーダ部材を接合することは、コストや環境問題を考慮すると、好ましい方法とはいえない。
したがって、本発明が解決しようとする課題は、コスト面や環境面に配慮しつつ、ロール紙の消費に伴う巻き径の変化等によってロール紙の重量が変動したとしても、ロール紙の頭出しを安定的に自動で行うことができるようにすることである。
本発明は、以下の解決手段によって、上述の課題を解決する。
本発明の1つである請求項1に記載の発明は、記録紙が円筒状に巻き付けられたロール紙の巻き外側の端部を引き出すロール紙頭出し機構であって、前記ロール紙の巻き方向と対向する方向に伸び、先端部が前記ロール紙の外周面と当接するフラップと、前記ロール紙を回転可能に支持する支持手段と、前記支持手段に取り付けられ、前記ロール紙の外周面を前記フラップの先端部に圧接するように付勢するバネ部材とを備え、前記ロール紙の回転中心は、前記フラップの先端部を通る水平面よりも下方に位置するように構成されていることを特徴とする。
(作用)
上記発明においては、ロール紙と、ロール紙の巻き外側の端部を引き出すフラップとの位置関係に関し、ロール紙の回転中心がフラップの先端部を通る水平面よりも下方に位置するようにしている。そして、バネ部材により、ロール紙の外周面がフラップの先端部に圧接するように付勢している。そのため、フラップの先端部に対するロール紙の外周面の圧接力は、バネ部材の付勢力とロール紙の重量との関係(バネ部材の付勢力とロール紙の重量との差)によって定まり、例えば、バネ部材が伸びてロール紙を持ち上げ、ロール紙をフラップに圧接している場合には、ロール紙の巻き径が大きくロール紙が重い際に、バネ部材が伸びて付勢力が強くなり、ロール紙の巻き径が小さくロール紙が軽い際に、バネ部材が縮んで付勢力が弱くなる。
したがって、ロール紙の巻き径が大きい使用開始当初は、ロール紙が重いためにバネ部材が伸び、重い分だけ強い付勢力が得られるが、ロール紙の消費に伴って巻き径が小さくなると、ロール紙が軽くなるためにバネ部材が縮み、軽い分だけ付勢力が弱くなる。その結果、バネ部材の付勢力とロール紙の重量との差によって生ずるフラップとロール紙との圧接力は、ロール紙の巻き径にかかわらず(使用開始当初であっても消費後であっても)、一定に保たれる。また、ロール紙の巻き径及び重量の変化だけでなく、多様な紙種、紙幅のロール紙に対して、圧接力が一定に保たれることとなる。
なお、以下の実施形態では、ロール紙としてロール紙30、フラップとしてフラップ9、支持手段として支持部材22及びホルダ溝27、バネ部材としてバネ部材23がそれぞれ設けられている。
上記発明によれば、ロール紙の回転中心がフラップの先端部を通る水平面よりも下方に位置しているので、バネ部材の付勢力とロール紙の重量との差によって生ずるフラップの先端部とロール紙の外周面との圧接力は、ロール紙の巻き径にかかわらず、一定に保たれる。そのため、ロール紙の使用開始当初であっても消費後であっても、ロール紙を一定の圧力でフラップの先端部に圧接させることができるので、ロール紙の頭出しを安定的に行うことができる。
また、ロール紙の巻き方向と対向する方向に伸び、先端部がロール紙の外周面と当接するフラップによって頭出しを行うので、ロール紙側に工夫を施す必要は何もない。そのため、リーダ部材等の特別な部材が接合されていない一般的なロール紙をそのまま使用することができ、コストや環境に関する問題を生じることもない。
以下、図面等を参照して、本発明の実施形態について説明する。
なお、本発明におけるロール紙頭出し機構は、給紙カセットに適用されており、その給紙カセットは、ロール紙を収納してプリンタにセットされる。
図1は、本実施形態の給紙カセット1を示す背面側の外観斜視図である。また、図2は、プリンタ(給紙ローラ17)にセットされた状態の給紙カセット1を示す背面側の外観斜視図である。
図1及び図2において、給紙カセット1は、カセット本体部2と、カセット本体部2の前面に取り付けられたカセット蓋3とを備える。また、カセット本体部2には、給紙カセット1の内部に収納されたロール紙30に対する給紙ローラ17の圧接用の開口部4が形成されている。すなわち、図2に示すように、ロール紙30を収納した給紙カセット1がプリンタにセットされると、プリンタに設けられた給紙ローラ17が開口部4を通してロール紙30の外周面と圧接する。
さらに、開口部4よりも下側には、ロール紙30を給紙カセット1からその外部に巻き出すための給紙口5が設けられており、この給紙口5には、ロール紙30の記録面に接触して埃や塵等の付着物を除去するための円筒状のクリーナ6が取り付けられている。そして、このクリーナ6は、ロール紙30の巻き方向と対向する方向に伸び、先端部がロール紙30の外周面と当接するフラップ(図示せず)を備えている。
図3は、本実施形態の給紙カセット1を示す正面側の外観斜視図であり、図4は、給紙カセット1のカセット蓋3を開いた状態を示す外観斜視図である。
カセット本体部2の前面には、カセット蓋3が取り付けられているが、このカセット蓋3は、図4に示すように、アーム25によって連結部7を中心に回転するようになっており、カセット蓋3を上方に向けて回転させればカセット本体部2が閉じられる。すなわち、カセット蓋3を開けてカセット本体部2にロール紙30を収納し、その後、カセット蓋3を閉じることにより、プリンタにセット可能な状態となる。なお、カセット蓋3の内側には、カセット蓋3を閉めた際に、カセット蓋3の内面がロール紙30の外周面に接触してロール紙30の回転を妨げることがないように、4個の回転ローラ8が取り付けられている。
図5は、給紙カセット1をセットしたプリンタの内部状態を示す側面の概略図である。
図5に示すプリンタの内部において、ロール紙30は、図1〜図4に示す給紙カセット1に収納されており、給紙ローラ17を回転駆動させると、図5に示すように、ロール紙30の巻き外側の端部がフラップ9によって引き出され、クリーナ6と接触しながら給紙口5から巻き出される。すなわち、ロール紙30の巻き外側の端部は、ロール紙30の巻き方向と対向する方向に伸び、先端部がロール紙30の外周面と当接するフラップ9によって頭出しされる。そして、頭出しされたロール紙30は、プラテン11とサーマルヘッド10間に配置されるとともに、グリップローラ12及びピンチローラ13によって搬送される。
また、インクリボン16は、プリンタに回動自在に配設された巻取りスプール用係合部14及び供給スプール用係合部15に係合しており、インクリボン16がプラテン11とサーマルヘッド10間を通過するように配置される。そして、インクリボン16は、印画する画像データに応じて回動する巻取りスプール用係合部14によって供給スプールから引き出され、プラテン11とサーマルヘッド10との間を通り、巻取りスプール用係合部14に係合した巻取りスプールに巻き取られる。
ここで、サーマルヘッド10には、複数の発熱素子(発熱抵抗体)がライン状に、ロール紙30の幅方向(ライン方向)に配列されている。そして、非印画時は、サーマルヘッド10が上昇しており、サーマルヘッド10がプラテン11から少し離れて位置しているが、印画指令が入力されると、上昇していたサーマルヘッド10が下降してプラテン11を押圧し、サーマルヘッド10の発熱抵抗体の配列部分とプラテン11との間にインクリボン16及びロール紙30を挟み込む。すなわち、サーマルヘッド10の発熱抵抗体は、プラテン11上で、インクリボン16を介してロール紙30を押圧する。
この状態において画像データが入力されると、グリップローラ12の回転駆動により、ロール紙30が順次搬送される。また、巻取りスプール用係合部14の回転駆動により、ロール紙30と同じ速さでインクリボン16が順次巻き取られる。同時に、サーマルヘッド10に配列された発熱抵抗体が駆動制御信号によって選択的に通電駆動され、発熱抵抗体からインクリボン16に熱エネルギーが付与される。すると、サーマルヘッド10の発熱抵抗体の発熱量に応じてインクリボン16に塗布された固形インクがロール紙30上に転写され、印画が行われる。そして、印画後のロール紙30は、カッターによって印画部分が切断され、排紙口から排紙される。
ロール紙30に対する印画は、このようにして行われるが、ロール紙30の頭出しに際しては、ロール紙30の重量、印画に伴う巻き径の変化、紙サイズ、材質等にかかわらず、フラップ9の先端部とロール紙30の外周面との間の圧接力を一定に保持し、確実に頭出しができるようにしたロール紙頭出し機構が求められる。
図6は、給紙カセット1のカセット蓋3を開いた状態を示す側面の断面図である。また、図7及び図8は、給紙カセット1のカセット蓋3を閉じた状態を示す側面の断面図であり、図7は、ロール紙30の使用開始当初の状態を示し、図8は、ロール紙30が消費された状態を示している。
図6〜図8において、給紙カセット1の内部には、カセット本体部2の内側に形成された支点21を中心として回動する支持部材22と、この支持部材22をフラップ9の先端部に向けて付勢するバネ部材23と、カセット本体部2の内側に形成されたガイド溝24に沿って移動するとともに、カセット蓋3を開閉するための左右一対のアーム25とが組み込まれている。そして、図6に示すカセット蓋3の開口状態では、アーム25に形成されたピン26が支持部材22の上面に当接し、アーム25に連結されたカセット蓋3の重量によってバネ部材23の付勢に打ち勝ち、支持部材22を押し下げている。
また、カセット本体部2に収納されるロール紙30は、円筒状の巻芯に対し、記録紙の記録面を内側にしてロール状に巻き付けたものであり、この巻芯には、ペーパーホルダ31が装着されている。そして、ペーパーホルダ31は、その軸部32をカセット本体部2の内側に形成されたV字状のホルダ溝27に挿入できるようになっている。
ここで、図6に示すように、カセット蓋3を開けた状態では、アーム25によって支持部材22が押し下げられていることから、ホルダ溝27に軸部32を挿入したペーパーホルダ31(ロール紙30)は、支持部材22に妨げられることなく、ロール紙30の自重によってホルダ溝27の最下部であるV字状の屈曲部まで挿入されて停止する。したがって、ロール紙30の補充に際し、ロール紙30を給紙カセット1に簡単に収納することができる。
このようにして給紙カセット1にロール紙30を収納し、その後、カセット蓋3を閉じると、カセット蓋3は、アーム25の連結部7を中心として回動する。また、カセット蓋3を閉じることにより、図7に示すように、アーム25がガイド溝24に沿って押し込まれる。すると、アーム25のピン26が支持部材22の上面から離れることとなり、その結果、支持部材22がバネ部材23の付勢によって上方に回動し、支持部材22の先端側が持ち上げられる。そのため、支持部材22の先端側の上面は、ペーパーホルダ31の軸部32を押し上げるように作用する。
そして、バネ部材23のバネ定数は、ロール紙30の初期重量(ロール紙30が消費される前の使用開始当初の重量であり、最も重い重量)に打ち勝ち、ロール紙30を持ち上げられるように設定されているので、支持部材22が軸部32を持ち上げ、軸部32をホルダ溝27のV字状の屈曲部よりも奥側に押し上げる。したがって、カセット蓋3を閉じると、ロール紙30の外周面が開口部4及びフラップ9に当接することとなる。なお、前述したように、ロール紙30の記録面は内周側になっているので、ロール紙30の外周面が開口部4に当接しても何ら問題は生じない。また、図7では、プリンタにセットされ、ロール紙30の外周面が給紙ローラ17に圧接した状態を図示しており、プリンタにセットされる前の状態では、給紙ローラ17が存在しないので、開口部4と当接する。
このように、ロール紙30を収納した給紙カセット1がプリンタにセットされると、プリンタに設けられた給紙ローラ17が開口部4を通してロール紙30の外周面と圧接するようになる。また、カセット本体部2に取り付けられたフラップ9の先端部がロール紙30の外周面と圧接するようになる。そして、その際のロール紙30の外周面とフラップ9の先端部との間の圧接力は、バネ部材23のバネ定数に基づく付勢力とロール紙30の重量との差になり、ほぼ一定の値となる。
この点について詳述すると、バネ部材23は、ロール紙30を持ち上げて、ロール紙30の外周面をフラップ9の先端部に圧接している。この場合、図7に示すように、ロール紙30の巻き径が大きく、ロール紙30の重量が重いほど、バネ部材23が伸びて付勢力が強くなっている。一方、図8に示すように、ロール紙30の消費によってロール紙30の巻き径が減少すると、それにつれてバネ部材23が縮んでバネ長が短くなり、付勢力が弱くなる。しかし、同時に、ロール紙30の重量も減少しているので、バネ部材23の付勢力の減少と相殺され、その結果、圧接力が自動的に一定に保たれる。
したがって、フラップ9の先端部に対するロール紙30の圧接力は、一定に保たれるが、これは、ロール紙30の回転中心がフラップ9の先端部を通る水平面よりも下方に位置しているからである。すなわち、ペーパーホルダ31の軸部32がフラップ9より水平方向に見て下方にあるからである。
ここで、仮に、ペーパーホルダ31の軸部32がフラップ9の先端部と水平位置にある場合を考えると、ロール紙30の消費による巻き径の減少につれてバネ部材23のバネ長が短くなるので、この場合も付勢力は減少する。ところが、ロール紙30の重量は、バネ部材23に作用しないため、ロール紙30の巻き径の変化に伴う重量変化は、付勢力と無関係になっている。そのため、ペーパーホルダ31の軸部32とフラップ9の先端部とが水平位置にあると、バネ部材23の付勢力の減少分だけ、フラップ9の先端部に対するロール紙30の圧接力が減少することとなる。
次に、ペーパーホルダ31の軸部32がフラップ9の先端部より水平方向に見て上方にある場合を考えると、ロール紙30の消費による巻き径の減少につれてバネ部材23のバネ長が短くなるので、この場合も付勢力は減少する。しかも、この場合は、ロール紙30の巻き径の減少に伴うロール紙30の重量の減少も手伝って、フラップ9の先端部に対するロール紙30の圧接力が減少する一方となってしまう。
このように、ペーパーホルダ31(ロール紙30)とフラップ9の先端部との位置関係は重要であり、本実施形態では、ペーパーホルダ31の軸部32がフラップ9の先端部より水平方向に見て下方にあるので、バネ部材23の付勢力の減少とロール紙30の重量の減少とが相殺され、フラップ9の先端部に対するロール紙30の圧接力が一定となるのである。そして、圧接力が一定となることから、給紙カセット1をプリンタに装着し、給紙ローラ17を回転させると、フラップ9の先端部の一定の圧力により、給紙カセット1の給紙口5からロール紙30の巻き外側の端部が安定的に頭出しされることとなる。
そこで次に、フラップ9によるロール紙30の頭出しについて説明する。
図9は、給紙カセット1の内部状態を示す側面の部分断面図である。
図9に示すように、ロール紙30は、給紙カセット1のカセット本体部2に収納されている。そして、このロール紙30は、記録面を内側にして巻き付けられたものとなっている。また、フラップ9は、ロール紙30の巻き方向(図9では反時計回りの方向)と対向する方向(図9では右上方向)に伸びている。
ここで、給紙ローラ17(図8参照)によるロール紙30の回転駆動は、カセット本体部2の上部に設けられた開口部4を通して行われる。そして、給紙ローラ17によってロール紙30を反時計回りの方向に回転させると、ロール紙30の巻き外側の端部がフラップ9の先端部に引っかかり、フラップ9の上面に乗り上げる。そのため、給紙時には、フラップ9により、ロール紙30が給紙口5から自動的に頭出しされることとなる。
また、給紙時以外は、プリンタ内の各種の搬送ローラ等によるロール紙30への癖付けを回避するとともに、給紙カセット1の外部の塵や埃等がロール紙30の記録面に付着することを防止するため、給紙口5からカセット本体部2の内部にロール紙30を巻き戻すように制御される。そして、フラップ9の先端部は、前述したように、ロール紙30の巻き径にかかわらず、一定の圧力でロール紙30の外周面に接しているので、次の給紙時においても、ロール紙30は、フラップ9によって自動的に給紙口5から頭出しされる。
図10は、このようなフラップ9を示す斜視図、平面図及び側面図である。
図10に示すように、フラップ9は、先端が尖った板状のものであり、幅方向の中央部が突き出ている。そのため、フラップ9の先端部は、ロール紙30の巻き外側の端部の下に容易にもぐり込むことができ、一定の圧力でロール紙30の外周面に接していることとも相まって、安定的にロール紙30を頭出しすることができる。なお、フラップ9によってロール紙30の記録面が傷つくことはない。
また、フラップ9は、クリーナ6の回転軸6aに回動可能に取り付けられている。そのため、ロール紙30(図9参照)は、一般的なものをそのまま使用することができ、コストや環境に関する問題は生じない。しかも、図9に示すように、給紙時にフラップ9によってロール紙30の頭出しが行われると、ロール紙30の記録面(図9ではロール紙30の下面)が自動的にクリーナ6の外周面に接触するように導かれ、記録面に付着した塵や埃等が連続的にクリーナ6に吸着される。そのため、ロール紙30の記録面に付着した塵や埃等を簡単に除去することができ、常に優れた印画品質が得られる。
さらにまた、ロール紙30をフラップ9に向けて付勢しているため、フラップ9には、バネ部材等の付勢手段を設ける必要がない。そのため、フラップ9がつまみ部分となり、クリーナ6と一体的に着脱させることができるので、交換や清掃等のメンテナンスが容易となる。しかも、フラップ9をつまんでメンテナンスを行えば、汚れたクリーナ6に直接触れる必要がなくなるので、メンテナンス作業中の汚損を防止することができる。
以上、本発明の実施形態について説明したが、本発明は、上記の実施形態に限定されることなく、例えば以下のような種々の変形等が可能である。
(1)本実施形態では、円筒状の巻芯に対して記録紙をロール状に巻き付けたロール紙30を使用し、この巻芯にペーパーホルダ31を装着しているが、このようなロール紙30に限ることなく、巻芯のないロール紙を使用しても良い。すなわち、どのようなロール紙であっても、安定して自動的に頭出しを行うことができる。
(2)本実施形態では、バネ部材23が伸びて付勢力を生じ、フラップ9に対してロール紙30を圧接しているが、バネ部材23は、これに限られない。すなわち、縮むことによって付勢力を生ずるものや、その他の各種の弾性体等を使用することもできる。
本実施形態の給紙カセットを示す背面側の外観斜視図である。 プリンタにセットされた給紙カセットを示す背面側の外観斜視図である。 給紙カセットを示す正面側の外観斜視図である。 給紙カセットのカセット蓋を開いた状態を示す外観斜視図である。 給紙カセットをセットしたプリンタの内部状態を示す側面の概略図である。 給紙カセットのカセット蓋を開いた状態を示す側面の断面図である。 給紙カセットのカセット蓋を閉じた状態を示す側面の断面図であり、ロール紙の使用開始当初の状態を示すものである。 給紙カセットのカセット蓋を閉じた状態を示す側面の断面図であり、ロール紙が消費された状態を示すものである。 給紙カセットの内部状態を示す側面の部分断面図である。 フラップを示す斜視図、平面図及び側面図である。
符号の説明
1 給紙カセット
2 カセット本体部
3 カセット蓋
5 給紙口
9 フラップ
22 支持部材(支持手段)
23 バネ部材
27 ホルダ溝(支持手段)
30 ロール紙
32 軸部

Claims (13)

  1. 記録紙が円筒状に巻き付けられたロール紙の巻き外側の端部を引き出すロール紙頭出し機構であって、
    前記ロール紙の巻き方向と対向する方向に伸び、先端部が前記ロール紙の外周面と当接するフラップと、
    前記ロール紙を回転可能に支持する支持手段と、
    前記支持手段に取り付けられ、前記ロール紙の外周面を前記フラップの先端部に圧接するように付勢するバネ部材と
    を備え、
    前記ロール紙の回転中心は、前記フラップの先端部を通る水平面よりも下方に位置するように構成されている
    ことを特徴とするロール紙頭出し機構。
  2. 請求項1に記載のロール紙頭出し機構において、
    前記ロール紙は、記録紙が円筒状の巻芯に巻き付けられたものであり、
    前記巻芯に装着されるペーパーホルダを備え、
    前記支持手段は、前記ペーパーホルダを回転可能に支持する
    ことを特徴とするロール紙頭出し機構。
  3. 請求項1に記載のロール紙頭出し機構において、
    前記支持手段は、
    前記バネ部材が取り付けられる支持部材と、
    前記ロール紙を前記フラップの先端部に向けて案内するホルダ溝と
    を備えることを特徴とするロール紙頭出し機構。
  4. 記録紙が円筒状に巻き付けられたロール紙の巻き外側の端部を引き出すロール紙頭出し機構であって、
    前記ロール紙の巻き方向と対向する方向に伸び、先端部が前記ロール紙の外周面と当接するフラップと、
    前記ロール紙を回転可能に支持する支持手段と、
    前記支持手段に取り付けられ、前記ロール紙の外周面を前記フラップの先端部に圧接するように付勢するバネ部材と
    を備え、
    前記バネ部材は、前記ロール紙の重量にかかわらず、前記フラップの先端部に対する前記ロール紙の外周面の圧接力を一定に保つように構成されている
    ことを特徴とするロール紙頭出し機構。
  5. 請求項4に記載のロール紙頭出し機構において、
    前記バネ部材は、前記ロール紙の巻き径の減少につれて付勢力が弱くなる
    ことを特徴とするロール紙頭出し機構。
  6. 記録紙が円筒状に巻き付けられたロール紙を収納するカセット本体部と、
    前記カセット本体部に収納された前記ロール紙の巻き外側の端部を前記カセット本体部の外部に向けて通す給紙口と
    を備える給紙カセットであって、
    前記ロール紙の巻き方向と対向する方向に伸び、先端部が前記ロール紙の外周面と当接するフラップと、
    前記ロール紙を回転可能に支持する支持手段と、
    前記支持手段に取り付けられ、前記ロール紙の外周面を前記フラップの先端部に圧接するように付勢するバネ部材と
    を備え、
    前記カセット本体部に収納された前記ロール紙の回転中心は、前記フラップの先端部を通る水平面よりも下方に位置するようにした
    ことを特徴とする給紙カセット。
  7. 請求項6に記載の給紙カセットにおいて、
    前記フラップは、前記給紙口部分に配置され、前記ロール紙の巻き外側の端部を前記給紙口に導く
    ことを特徴とする給紙カセット。
  8. 請求項6に記載の給紙カセットにおいて、
    前記フラップは、前記カセット本体部から着脱自在である
    ことを特徴とする給紙カセット。
  9. 請求項6に記載の給紙カセットにおいて、
    前記カセット本体部に収納された前記ロール紙の記録面と接触して回転する円筒状又は円柱状のクリーナを備え、
    前記フラップは、前記クリーナの回転軸に回動可能に取り付けられている
    ことを特徴とする給紙カセット。
  10. 請求項9に記載の給紙カセットにおいて、
    前記フラップは、前記クリーナと一体的に、前記カセット本体部から着脱自在である
    ことを特徴とする給紙カセット。
  11. 記録紙が円筒状に巻き付けられたロール紙の巻き外側の端部を引き出すロール紙頭出し機構を有するプリンタであって、
    前記ロール紙頭出し機構は、
    前記ロール紙の巻き方向と対向する方向に伸び、先端部が前記ロール紙の外周面と当接するフラップと、
    前記ロール紙を回転可能に支持する支持手段と、
    前記支持手段に取り付けられ、前記ロール紙の外周面を前記フラップの先端部に圧接するように付勢するバネ部材と
    を備え、
    前記ロール紙の回転中心は、前記フラップの先端部を通る水平面よりも下方に位置するようにした
    ことを特徴とするプリンタ。
  12. 請求項11に記載のプリンタにおいて、
    前記ロール紙を収納するカセット本体部と、
    前記カセット本体部に収納された前記ロール紙の巻き外側の端部を前記カセット本体部の外部に向けて通す給紙口と、
    前記給紙口部分に配置され、前記ロール紙の巻き外側の端部を前記給紙口に導く前記フラップと
    を備える給紙カセットが装着可能である
    ことを特徴とするプリンタ。
  13. 請求項11に記載のプリンタにおいて、
    前記ロール紙の巻き外側の端部を巻き出す給紙ローラを備え、
    前記給紙ローラは、前記給紙ローラの回転駆動により、前記ロール紙の巻き外側の端部を前記給紙口から外部に巻き出すとともに、前記給紙ローラの逆回転駆動により、前記ロール紙の巻き外側の端部を前記給紙口の内部に巻き戻す
    ことを特徴とするプリンタ。
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