JP2006304135A - テレビおよびチャンネル切り換え方法 - Google Patents
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Abstract
【課題】チャンネル切り換えスイッチの操作時に各利用者が所望のチャンネルを容易に選局し得るテレビを提供する。
【解決手段】チャンネルを昇順または降順で切り換えて選局するためのチャンネル切り換えスイッチと、選局対象として選択された1以上のチャンネルをグループ化した4つのチャンネルグループG0〜G3を記憶する記憶部と、選局されたチャンネルの放送信号を受信する受信部と、受信部に受信させる放送信号のチャンネルをチャンネル切り換えスイッチの操作に応じて切り換えるチャンネル切り換え処理を実行する制御部とを備え、制御部は、記憶部に記憶されている1以上のチャンネルグループG0〜G3のうちから所定のチャンネルグループが選択されている状態においてチャンネル切り換えスイッチが操作されたときに、所定のチャンネルグループに属する各チャンネルの中でチャンネル切り換え処理を実行する。
【選択図】図3
【解決手段】チャンネルを昇順または降順で切り換えて選局するためのチャンネル切り換えスイッチと、選局対象として選択された1以上のチャンネルをグループ化した4つのチャンネルグループG0〜G3を記憶する記憶部と、選局されたチャンネルの放送信号を受信する受信部と、受信部に受信させる放送信号のチャンネルをチャンネル切り換えスイッチの操作に応じて切り換えるチャンネル切り換え処理を実行する制御部とを備え、制御部は、記憶部に記憶されている1以上のチャンネルグループG0〜G3のうちから所定のチャンネルグループが選択されている状態においてチャンネル切り換えスイッチが操作されたときに、所定のチャンネルグループに属する各チャンネルの中でチャンネル切り換え処理を実行する。
【選択図】図3
Description
本発明は、チャンネルを昇順または降順で切り換えて選局可能に構成されたテレビ、およびテレビにおけるチャンネル切り換え方法に関するものである。
今日、110度CSデジタル放送の普及、および地上デジタル放送の配信開始に伴い、視聴可能なチャンネルが急増している。このため、例えばチャンネル切り換えスイッチの操作によってチャンネルを昇順または降順で切り換えて選局する際には、所望のチャンネルの選局が完了するまでに非常に長い時間を要している。この場合、EPG(Electric Program Guide:電子番組表)を利用することで所望のチャンネルを直接指定して選局することが可能となる。しかし、EPGを利用して所望のチャンネルを検索する作業が例えば子供や高齢者にとっては容易ではないため、選局の完了までに依然として長い時間を要することとなる。
一方、特開平7−58713号公報には、所望のジャンルを指定することで、指定したジャンルに属するチャンネルが選局される衛星放送受信機が開示されている。具体的には、この衛星放送受信機は、音声信号の一部として送信されたジャンル信号を抽出する信号抜取部と、所望のジャンルを指定するジャンルキーと、受信したジャンル信号が指定されたジャンルと一致しているか否かを判定する一致判定部とを備えている。この衛星放送受信機によって所望のジャンルに属するチャンネルのテレビ番組を視聴する際には、ジャンルキーを操作して任意のジャンルを指定する。この際に、一致判定部が、視聴中のチャンネルに関連付けられたジャンルと指定されたジャンルとの一致を判定する。この場合、一致判定部によって一致していないと判定されたときには、制御部が、指定されたジャンルに属する他のチャンネルに切り換え制御する。また、次番組選択キーが操作されたときには、制御部が、指定されたジャンルに属するさらに他のチャンネルに切り換え制御する。このように、この衛星放送受信機では、指定されたジャンルに属さないチャンネルの選局が回避される分だけ、所望のチャンネルを短時間で選局することが可能となっている。
特開平7−58713号公報(第2−3頁)
ところが、従来の衛星放送受信機には、以下の問題点がある。すなわち、従来の衛星放送受信機では、次番組選択キー(チャンネル切り換えスイッチ)の操作時において利用者の指定ジャンルに属するチャンネルを選局する構成が構成されている。この場合、例えば、朝は所定のニュースを視聴し、昼はバラエティ番組を視聴し、夕刻はテレビドラマを視聴し、かつ就寝前には他の所定のニュースを視聴するといったように、一人の利用者によって視聴が所望されるチャンネルが複数のジャンルに跨っていることが多いのが一般的である。したがって、上記の例では、朝、昼、夕刻および就寝前に所望のテレビ番組を視聴しようとする都度、ジャンルキーを操作して所望のチャンネル(番組)のジャンルを指定する必要が生じる。また、例えば1台のテレビを家族で共有する場合(利用者の数が多い場合)には、所望のチャンネルが利用者毎に相違する。したがって、所定のチャンネルを視聴しようとしたときに、そのチャンネルが属するジャンルと、それ以前に他の利用者が指定したジャンルとが相違することがある。この際には、ジャンルキーを操作して選局すべきチャンネルが含まれているジャンルを指定し直す必要が生じる。このように、従来の衛星放送受信機には、所望のチャンネルの選局に依然として長時間を要するという問題点がある。
本発明は、かかる問題点に鑑みてなされたものであり、チャンネル切り換えスイッチの操作時に各利用者が所望のチャンネルを容易に選局し得るテレビを提供し、各利用者が所望のチャンネルを容易に選局し得るチャンネル切り換え方法を提案することを主目的とする。
上記目的を達成すべく本発明に係るテレビは、チャンネルを昇順または降順で切り換えて選局するためのチャンネル切り換えスイッチと、選局対象として選択された1以上の前記チャンネルをグループ化した1以上のチャンネルグループを記憶する記憶部と、選局された前記チャンネルの放送信号を受信する受信部と、当該受信部に受信させる前記放送信号の前記チャンネルを前記チャンネル切り換えスイッチの操作に応じて切り換えるチャンネル切り換え処理を実行する制御部とを備え、前記記憶部に記憶されている前記1以上のチャンネルグループのうちから所定のチャンネルグループが選択されている状態において前記チャンネル切り換えスイッチが操作されたときに、前記制御部が当該所定のチャンネルグループに属する各チャンネルの中で前記チャンネル切り換え処理を実行する。
このテレビでは、所定のチャンネルグループが選択されている状態においてチャンネル切り換えスイッチが操作されたときに、制御部が所定のチャンネルグループに属する各チャンネルの中でチャンネル切り換え処理を実行する。したがって、このテレビによれば、例えば、利用者毎に所望のチャンネルをグループ化して登録しておく(記憶部にチャンネルグループとして記憶させておく)だけで、チャンネル切り換えスイッチの操作によって、ジャンルが相違するチャンネルを含む複数のチャンネルのうちから所望のチャンネルを短時間でしかも容易に選局することができる。
また、本発明に係るテレビは、配信形式が互いに相違する放送信号をそれぞれ受信する複数の受信回路を備えて前記受信部が構成され、前記各配信形式の放送信号の前記チャンネルから任意の複数をグループ化した前記チャンネルグループを記憶可能に前記記憶部が構成され、前記任意の複数のチャンネルをグループ化したチャンネルグループが選択されている状態において前記チャンネル切り換えスイッチが操作されて所定のチャンネルが選局されたときに、前記制御部が当該選局されたチャンネルの前記放送信号を受信可能な前記受信回路を制御して当該放送信号を受信させる。なお、本発明における「配信形式」とは、変調方式や周波数帯などをいう。
このテレビでは、放送信号の配信形式が相違する任意の複数のチャンネルをグループ化したチャンネルグループが選択されている状態において所定のチャンネルが選局されたときに、制御部が選局されたチャンネルの放送信号を受信可能な受信回路を制御して放送信号を受信させる。したがって、このテレビによれば、例えば、地上デジタル放送、BSデジタル放送およびCSデジタル放送等の配信形式の相違を意識することなく所望のチャンネルをグループ化して登録しておくだけで、放送切り換えスイッチ(チューナー切り換えスイッチ)を操作することなく、配信形式が相違する所望のチャンネルに切り換え表示させることができる。
また、本発明に係るチャンネル切り換え方法は、チャンネル切り換えスイッチの操作によって切り換えて選局する1以上のチャンネルを複数のチャンネルのうちから選択してテレビに登録し、前記チャンネル切り換えスイッチを操作して前記登録したチャンネルのうちから所望のチャンネルに切り換える。
このチャンネル切り換え方法では、チャンネル切り換えスイッチの操作に先立ってチャンネル切り換え時に選局する1以上のチャンネルを複数のチャンネルのうちから選択してテレビに登録し、チャンネル切り換え時には、登録したチャンネルのうちから所望のチャンネルに切り換える。したがって、このチャンネル切り換え方法によれば、選局可能なチャンネルが多数である場合にも、チャンネル切り換えスイッチの操作時には、テレビに登録したチャンネルのみが選局対象となるため、ジャンルが相違するチャンネルを含む複数のチャンネルのうちから所望のチャンネルを短時間でしかも容易に選局することができる。
以下、本発明に係るテレビおよびチャンネル切り換え方法の最良の形態について、添付図面を参照して説明する。図1に示すテレビ1は、一例として、地上アナログ放送、地上デジタル放送、BSデジタル放送および110度CSデジタル放送(本発明における「配信形式が相違する放送信号」の一例)の各チャンネルを視聴可能に構成されたリアプロジェクション型のテレビであって、テレビ1の付属品であるリモコン2に配設された各種操作スイッチの操作による遠隔操作(チャンネル切り替え操作など)が可能に構成されると共に、本発明に係るチャンネル切り換え方法に従ってチャンネルを切り換え可能に構成されている。この場合、リモコン2は、スイッチ操作に対応して操作内容を特定可能な操作信号S1(一例として赤外線信号)を出力する。また、図2に示すように、リモコン2は、放送切り換えスイッチ30、ダイレクト選局スイッチ31a〜31l、昇順選局スイッチ(チャンネルアップスイッチ)32a、降順選局スイッチ(チャンネルダウンスイッチ)32bおよびグループ切り換えスイッチ33などが配設されている。この場合、このリモコン2では、昇順選局スイッチ32aおよび降順選局スイッチ32b(以下、区別しないときには、「選局スイッチ32」ともいう)が本発明におけるチャンネル切り換えスイッチに相当し、昇順選局スイッチ32aが操作された際にチャンネルを昇順で切り換える旨の操作信号S1が出力され、降順選局スイッチ32bが操作された際にチャンネルを降順で切り換える旨の操作信号S1が出力される。
一方、テレビ1は、前述したように、配信形式が相違する多数のチャンネルを選局可能に構成されているため、後述するように、選局スイッチ32が操作された際に、複数のチャンネルのうちから利用者によって任意に選択された複数のチャンネル(1以上のチャンネル)をグループ化したチャンネルグループ内においてチャンネルが切り換わるように構成されている。具体的には、このテレビ1は、図1に示すように、選局制御部11、選局情報記憶部12、チューナ13a〜13d、映像音声処理部14、音声信号出力部15、スピーカ16、映像信号出力部17、表示部18、本体操作部19およびスイッチ操作処理部20を備えている。選局制御部11は、本発明における制御部に相当し、後述するようにチャンネル切り換え処理40(図4参照)を実行してチューナ13a〜13dを制御することにより、利用者によって選局されたチャンネルの放送信号を対応するチューナ13a〜13dに受信させる。また、選局制御部11は、前述したグループ切り換えスイッチ33の操作時にグループ切り換え処理50(図6参照)を実行して、利用者が指定したチャンネルグループに属するチャンネルをグループ別チャンネル情報Dg(本発明におけるチャンネルグループの一例:図3参照)に基づいて特定する。選局情報記憶部12は、本発明における記憶部に相当し、電源遮断時に表示しているチャンネルについてのチャンネル情報(次回の電源投入時に表示すべきチャンネルについての情報)、グループ別チャンネル情報Dg(図3参照)、および利用者が指定したチャンネルグループについての情報(カレントグループ情報)などを記憶する。
この場合、グループ別チャンネル情報Dgは、選局スイッチ32の操作時に切り換え表示すべき複数のチャンネル(選局対象として選択されたチャンネル)をグループ化したチャンネルグループについてのデータであって、図3に示すように、一例として、チャンネルグループG0からチャンネルグループG3までの4つのチャンネルグループに属する各チャンネルを特定可能な情報を含んで構成されている。この場合、チャンネルグループG0(同図における「G0」)は、テレビ1の設置場所において視聴可能なすべてのチャンネルがグループ化されている。このチャンネルグループG0が選択されている状態では、選局スイッチ32の操作時に視聴可能なすべてのチャンネルが昇順または降順で切り換え表示される。また、チャンネルグループG1〜G3(同図における「G1」〜「G3」)は、地上アナログ放送、地上デジタル放送、BSデジタル放送および110度CSデジタル放送の各チャンネルのうちから各利用者によって任意に選択された所定数のチャンネル(一例として、20チャンネル)がそれぞれグループ化されている。このチャンネルグループG1〜G3のいずれか(例えば、チャンネルグループG1)が選択されている状態では、選局スイッチ32の操作時にチャンネルグループG1に属する各チャンネル(チャンネルグループG1としてグループ化されて登録された各チャンネル)が昇順または降順で切り換え表示される。なお、同図における「地A」は地上アナログ放送を表し、「地D」は地上デジタル放送を表し、「BS」はBSデジタル放送を表し、「CS」は110度CSデジタル放送を表している。
チューナ13a〜13dは、それぞれが本発明における受信回路に相当すると共に4つが相俟って本発明における受信部を構成し、選局制御部11の制御に従って、指定されたチャンネルの放送信号を図外のアンテナで受信して映像音声処理部14に出力する。このテレビ1では、一例として、チューナ13aが地上アナログ放送の放送信号を受信し、チューナ13bが地上デジタル放送の放送信号を受信し、チューナ13cがBSデジタル放送の放送信号を受信し、チューナ13dが110度CSデジタル放送の放送信号を受信する。映像音声処理部14は、一例としてIF回路、音声検波回路、映像検波回路およびA/D変換部(いずれも図示せず)などを備え、チューナ13a〜13dから出力された放送信号に基づく音声信号および映像信号を音声信号出力部15および映像信号出力部17に出力する。音声信号出力部15は、映像音声処理部14から出力された音声信号を増幅してスピーカ16に出力する。スピーカ16は、音声信号出力部15から出力された音声信号に基づく音声を出力する。映像信号出力部17は、映像音声処理部14から出力された映像信号に対する映像処理を実行することによって表示用信号を生成して表示部18に出力する。
表示部18は、光学エンジンおよびスクリーンパネル等(図示せず)を備え、映像信号出力部17から出力された表示用信号に基づく各種画像を表示する。具体的には、表示部18は、出力された表示用信号に基づいて光変調した投射光をスクリーンパネルに背面側から投射することで各種画像をスクリーンパネルに表示する。この場合、上記の光学エンジンは、例えば、光源と、光変調素子(一例として、デジタルマイクロミラーデバイスや液晶ライトバルブ)と、投射レンズ(いずれも図示せず)とを備えて構成されている。本体操作部19は、電源スイッチ、音量調整スイッチ、昇順選局スイッチ、降順選局スイッチ、放送切り換えスイッチおよびグループ切り換えスイッチなどの各種操作スイッチを備え(図示せず)、スイッチ操作に応じた操作信号S2をスイッチ操作処理部20に出力する。スイッチ操作処理部20は、上記のリモコン2や外部機器(ビデオデッキやDVDプレーヤ等の各種映像機器)用のリモコン(図示せず)からの操作信号S1(赤外線信号)の出力や本体操作部19からの操作信号S2の出力を監視し、出力された操作信号S1,S2に従って選局制御部11などを制御する。
次に、テレビ1の全体的な動作について、図面を参照して説明する。このテレビ1の利用開始に際しては、まず、チャンネルグループG1〜G3の各チャンネルグループ毎に、所望のチャンネルを選局対象として選択して登録する。この際には、一例として、リモコン2のメニュースイッチ(図示せず)を操作してチャンネルグループ登録画面(図示せず)を表示部18に表示させ、チャンネルを関連付ける(登録処理を行う)チャンネルグループ(一例として、チャンネルグループG1)を選択する。次いで、放送切り換えスイッチ30および選局スイッチ32等を操作して、地上アナログ放送、地上デジタル放送、BSデジタル放送および110度CSデジタル放送の各チャンネルのうちから選局スイッチ32の操作時に切り換え表示すべき任意のチャンネルを選択する。これにより、図3に示すように、一例として、地上デジタル放送の2つのチャンネルと、BSデジタル放送の2つのチャンネルと、110度CSデジタル放送の4つのチャンネルとがチャンネルグループG1として登録される。同様にして、チャンネルグループG2,G3についても、所望のチャンネルを選択して登録する。これにより、グループ別チャンネル情報Dgが生成されて選局情報記憶部12に記憶させられる。なお、実際の利用に際しては、例えば、チャンネルグループG1を利用者Aが利用し、チャンネルグループG2と利用者Bが利用し、チャンネルグループG3を利用者Cが利用するといったように、チャンネルグループG1〜G3と各利用者A〜Cとを対応付けておく。
一方、上記のように各チャンネルグループ毎のチャンネルの登録が完了している状態においては、テレビ1に電源が投入された際に、チューナ13a〜13dが選局制御部11の制御に従って直前の電源遮断時に選局されていたチャンネル(選局情報記憶部12に記憶されているチャンネル情報に対応するチャンネル)の放送信号を受信して映像音声処理部14に出力する。これに応じて、映像音声処理部14が、放送信号に基づく音声信号を音声信号出力部15に出力すると共に映像信号を映像信号出力部17に出力する。この際に、音声信号出力部15は、映像音声処理部14から出力された音声信号を増幅してスピーカ16に出力する。また、映像信号出力部17は、映像音声処理部14から出力された映像信号に基づいて生成した表示用信号を表示部18に出力する。これにより、電源遮断以前に表示されていたチャンネルのテレビ映像が表示部18のスクリーンパネルに表示されると共に、テレビ映像に対応する音声が所定の音量でスピーカ16から出力される。
一方、テレビ映像の表示中に利用者によって選局スイッチ32が操作されたときには、選局制御部11は、図4に示すチャンネル切り換え処理40を開始する。このチャンネル切り換え処理40では、選局制御部11は、選局情報記憶部12に記憶されている情報(カレントグループ情報)に基づき、チャンネル切り換え処理40の開始時点において選択されていたチャンネルグループ(チャンネルグループG0〜G3のいずれか)を特定する(ステップ41)。この場合、一例として、チャンネル切り換え処理40の開始時点においてチャンネルグループG2が選択されており、110度CSデジタル放送におけるch270(チャンネルグループG2におけるチャンネル番号5のチャンネル)のテレビ映像が表示部18に表示されているものとする。次いで、選局制御部11は、ステップ41において特定したチャンネルグループに属するチャンネルを選局情報記憶部12に記憶されているグループ別チャンネル情報Dgに基づいて特定する(ステップ42)。続いて、選局制御部11は、操作されたスイッチが昇順選局スイッチ32aおよび降順選局スイッチ32bのいずれであるかを判別する(ステップ43)。
この際に、チャンネル切り換え処理40の開始時点において昇順選局スイッチ32aが操作されていたときには、選局制御部11は、ステップ42において特定した各チャンネル(チャンネルグループG2として登録されている各チャンネル)のうちのチャンネル番号6のチャンネル(この例では、110度CSデジタル放送におけるch551)にチャンネルを切り換えて対応する放送信号をチューナ13dに受信させて(ステップ44)、このチャンネル切り換え処理40を終了する。この際には、チューナ13dによって受信された放送信号に基づき、映像音声処理部14が音声信号を音声信号出力部15に出力すると共に映像信号を映像信号出力部17に出力する。これにより、図5に示すように、110度CSデジタル放送におけるch551のテレビ映像が表示部18に表示され、対応する音声がスピーカ16から出力される。この場合、同図に示すように、このテレビ1では、選択されているチャンネルグループを表すグループ表示P1(この例では、チャンネルグループG2を表す「G2」の文字列)と、表示中のチャンネルを表すチャンネル表示P2(この例では、110度CSデジタル放送におけるch551を表す「CS−ch551」の文字列)とが表示部18の例えば右上にチャンネル切り換え処理40の終了時点から所定時間だけ表示される。なお、同図では、白抜きの「CS−Ch551」の文字列によって上記のch551のテレビ映像を概念的に図示している。
また、上記のステップ43において、降順選局スイッチ32bが操作されていたと判別したときには、選局制御部11は、ステップ42において特定した各チャンネル(チャンネルグループG2として登録されている各チャンネル)のうちのチャンネル番号4のチャンネル(この例では、BSデジタル放送におけるch1)にチャンネルを切り換えて対応する放送信号をチューナ13cに受信させて(ステップ45)、このチャンネル切り換え処理40を終了する。この際には、チューナ13cによって受信された放送信号に基づき、映像音声処理部14が音声信号を音声信号出力部15に出力すると共に映像信号を映像信号出力部17に出力する。これにより、BSデジタル放送におけるch1のテレビ映像が表示部18に表示され、対応する音声がスピーカ16から出力される。
一方、例えばチャンネルグループG2に属するチャンネル(一例として、地上デジタル放送におけるch6)のテレビ映像を表示している状態において、他の利用者が所望のチャンネルに切り換え操作する際には、まず、リモコン2のグループ切り換えスイッチ33を操作して所望のチャンネルグループを選択する。この場合、例えばチャンネルグループG3を選択する際には、表示部18に表示されたグループ表示P1が「G3」となるまでグループ切り換えスイッチ33を操作する。この際には、選局制御部11が図6に示すグループ切り換え処理50を開始する。このグループ切り換え処理50では、選局制御部11は、選局情報記憶部12に記憶されている情報(カレントグループ情報)に基づき、グループ切り換えスイッチ33の操作時点(グループ切り換え処理50の開始時点)において選択されているチャンネルグループを特定する(ステップ51)。次いで、選局制御部11は、ステップ51において特定したチャンネルグループ(この例では、チャンネルグループG2)に属するチャンネルを選局情報記憶部12に記憶されているグループ別チャンネル情報Dgに基づいて特定すると共に(ステップ52)、選局情報記憶部12内のカレントグループ情報をチャンネルグループG3に更新する。続いて、選局制御部11は、表示中のチャンネル(この例では、地上デジタル放送におけるch6)を特定する(ステップ53)。
次いで、選局制御部11は、ステップ53において特定したチャンネルが選択されたチャンネルグループG3内に存在するか否かを判別する(ステップ54)。この際に、ステップ53において特定したチャンネルである地上デジタル放送におけるch6がチャンネルグループG3内に存在するときには、選局制御部11は、直ちにこのグループ切り換え処理50を終了して、地上デジタル放送におけるch6の表示を継続させる。一方、地上デジタル放送におけるch6がチャンネルグループG3内に存在しないときには、選局制御部11は、選局情報記憶部12に記憶されているチャンネル情報に基づき、チャンネルグループG3が選択されていた際に最後に選局されていたチャンネル(一例として、地上アナログ放送のch11)を特定し、チューナ13aを制御してこのチャンネルに対応する放送信号を受信させて(ステップ55)、このグループ切り換え処理50を終了する。この結果、チューナ13aによって受信された放送信号に基づき、映像音声処理部14が音声信号を音声信号出力部15に出力すると共に映像信号を映像信号出力部17に出力する。これにより、地上アナログ放送のch11のテレビ映像が表示部18に表示され、対応する音声がスピーカ16から出力される。この後、選局スイッチ32が操作されたときには、選局制御部11は、前述したチャンネル切り換え処理40を開始して、チャンネルグループG3に属する各チャンネルを昇順または降順で切り換え表示させる。
このように、このテレビ1によれば、チャンネルグループG0〜G3のうちの所定のチャンネルグループが選択されている状態において昇順選局スイッチ32aおよび降順選局スイッチ32bのいずれかが操作されたときに、選局制御部11がチャンネル切り換え処理40を実行して所定のチャンネルグループに属する各チャンネルの中でチャンネルを切り換えることにより、例えば、利用者毎に所望のチャンネルをグループ化してチャンネルグループG1〜G3のいずれかとして登録しておくだけで、選局スイッチ32の操作によって、ジャンルが相違するチャンネルを含む複数のチャンネルのうちから所望のチャンネルを短時間でしかも容易に選局することができる。
また、このテレビ1によれば、放送信号の配信形式が相違する任意の複数のチャンネルをグループ化したチャンネルグループが選択されている状態において所定のチャンネルが選局されたときに、選局制御部11が選局されたチャンネルの放送信号を受信可能なチューナ13a〜13dを制御して放送信号を受信させることにより、例えば、地上デジタル放送、BSデジタル放送およびCSデジタル放送等の配信形式の相違を意識することなくグループ化して登録しておくだけで、放送切り換えスイッチ30を操作することなく、配信形式が相違する所望のチャンネルに切り換え表示させることができる。
また、このテレビ1におけるチャンネル切り換え方法によれば、昇順選局スイッチ32aおよび降順選局スイッチ32bのいずれか(チャンネル切り換えスイッチ)の操作に先立ってチャンネル切り換え時に選局する1以上のチャンネルを複数のチャンネルのうちから選択してテレビ1に登録し、チャンネル切り換え時には、登録したチャンネルのうちから所望のチャンネルに切り換えることにより、選局可能なチャンネルが多数である場合にも、昇順選局スイッチ32aおよび降順選局スイッチ32bのいずれかの操作時には、テレビ1に登録したチャンネルのみが選局対象となるため、ジャンルが相違するチャンネルを含む複数のチャンネルのうちから所望のチャンネルを短時間でしかも容易に選局することができる。
なお、本発明は、上記の構成に限定されない。例えば、リアプロジェクション型のテレビについて上記したが、液晶表示器、プラズマ表示器および有機EL表示器等の各種表示器を備えたテレビに本発明を適用することができる。この場合、本発明におけるテレビとしては、表示器とチューナとが別体に構成された各種テレビが含まれる。また、モニター(チューナを備えていない表示装置)に本発明を適用することもできる。また、各種の受信機(例えば、BSデジタル放送、110度CSデジタル放送および地上デジタル放送等の放送信号を受信可能なデジタルチューナ)に本発明を適用することもできる。
1 テレビ、2 リモコン、11 選局制御部、12 選局情報記憶部、13a〜13d チューナ、32a 昇順選局スイッチ、32b 降順選局スイッチ、33 グループ切り換えスイッチ、40 チャンネル切り換え処理、50 グループ切り換え処理、Dg グループ別チャンネル情報
Claims (3)
- チャンネルを昇順または降順で切り換えて選局するためのチャンネル切り換えスイッチと、選局対象として選択された1以上の前記チャンネルをグループ化した1以上のチャンネルグループを記憶する記憶部と、選局された前記チャンネルの放送信号を受信する受信部と、当該受信部に受信させる前記放送信号の前記チャンネルを前記チャンネル切り換えスイッチの操作に応じて切り換えるチャンネル切り換え処理を実行する制御部とを備え、
前記制御部は、前記記憶部に記憶されている前記1以上のチャンネルグループのうちから所定のチャンネルグループが選択されている状態において前記チャンネル切り換えスイッチが操作されたときに、当該所定のチャンネルグループに属する各チャンネルの中で前記チャンネル切り換え処理を実行するテレビ。 - 前記受信部は、配信形式が互いに相違する放送信号をそれぞれ受信する複数の受信回路を備え、
前記記憶部は、前記各配信形式の放送信号の前記チャンネルから任意の複数のチャンネルをグループ化した前記チャンネルグループを記憶可能に構成され、
前記制御部は、前記任意の複数をグループ化したチャンネルグループが選択されている状態において前記チャンネル切り換えスイッチが操作されて所定のチャンネルが選局されたときに、当該選局されたチャンネルの前記放送信号を受信可能な前記受信回路を制御して当該放送信号を受信させる請求項1記載のテレビ。 - チャンネル切り換えスイッチの操作によって切り換えて選局する1以上のチャンネルを複数のチャンネルのうちから選択してテレビに登録し、前記チャンネル切り換えスイッチを操作して前記登録したチャンネルのうちから所望のチャンネルに切り換えるチャンネル切り換え方法。
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