JP2006302528A - イオン注入装置及びイオン注入方法 - Google Patents

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【課題】 マスクとウェハの熱膨張によるイオン注入位置精度誤差が所定の範囲内となるようにすることで、イオン注入の位置精度を向上したイオン注入装置を提供する。
【解決手段】 イオン注入装置において、マスク20の温度を測定するマスク温度計11と、マスク20の温度を制御するマスク加熱冷却システム13と、ウェハ30の温度を測定するウェハ温度計13と、ウェハ30の温度を制御するウェハ加熱冷却システム14と、マスク20とウェハ30との温度差と、熱膨張によるイオン注入位置精度誤差との特性関係が記憶されるとともに、マスク加熱冷却システム13及びウェハ加熱冷却システム14をコントロールする加熱冷却コントローラー15とを具備した温度管理制御機構を設けた。
【選択図】 図1

Description

本発明は、イオン注入装置及びイオン注入方法に係り、特に、前記マスクと前記基板の熱膨張によるイオン注入位置精度誤差が所定の範囲内となるようにすることで、イオン注入の位置精度を向上したイオン注入装置及びイオン注入方法の改良に関する。
従来のイオン注入装置の一例として、特許文献1に記載されたイオン注入装置について、図4を用いて説明する。
図4は、従来のイオン注入装置の全体構成を示す斜視図であり、特許文献1に開示されている図1に対応するものである。
図4に示すように、従来のイオン注入装置100の主要構成は、イオンを生成するイオン源110、イオン照射光学系120、ステンシルマスク130、イオン投射光学系140、試料ステージ150、制御装置142、表示装置144である。
また、イオン源ステージ駆動装置112及びマスクステージ駆動装置132は、制御装置142によりコントロールされ、所定のパターンに対し、所望のイオン源を動作させるなどの制御を行う。
特許文献1のイオン注入装置100の特徴は、複数のステンシルマスク130を有し、この複数のステンシルマスク130から特定のステンシルマスク130を選択し、このステンシルマスク130に対応して、複数のドーパントイオン種から特定のドーパントイオン種を選択して試料に注入する工程を複数回施せるようにしたことである。
特開平8−213339号
以下、従来のイオン注入装置の問題点を図5乃至図8を用いて説明する。
図5は、従来のイオン注入装置の問題点を説明するため、マスクと基板近傍におけるイオンビームの注入の状態を示す斜視図である。
図6乃至図8は、従来のイオン注入装置の問題点を説明するため、イオン注入位置エラーを含む基板の平面図である。
例えば、図5に示すように、ステンシルマスク等の開口パターンを有するマスク130を透過したイオンビームを半導体ウェハ等の基板152に注入する場合、マスクパターンが基板152にそのまま注入され、注入位置精度誤差が無いことが望ましい。
しかし、以下述べるような種々の要因により、注入位置精度誤差が生じてしまう。
先ず、第1に、図6に示すようなシフト(Shift)と呼ばれるマスクパターンが所定の方向に変移し、イオン注入位置精度誤差が生じてしまうケースである。
次に、第2に、図7に示すようなローテ(Rotation)と呼ばれるマスクパターンが所定の回転角度回転してイオン注入位置精度誤差が生じてしまうケースである。
そして、第3に、図8に示すようなマグ(Magnification)と呼ばれるマスク130と基板152との熱膨張の相違によってイオン注入位置精度誤差が生じてしまうケースである。
これは、マスク130や基板152には高エネルギーのイオンが注入されるため、マスク130のイオン遮蔽部に照射されたイオンや、マスク130の開口パターンを透過して基板152に照射されたイオンにより、マスク130及び基板152が加熱され、マスク130及び基板152の熱膨張の違いによって発生する位置精度誤差である。
ところで、上述した、シフト及びローテは、マスク130と基板152との設置誤差であり、マスク130と基板152とのアライメント精度を向上させることにより解決することが可能である。
また、マグについても、マスク130及び基板152との温度を制御をすることにより、ある程度位置精度誤差を縮小できるが、一層精密な位置精度でイオンを注入するには、次のような理由により非常に困難である。
先ず、マスク130と基板152とが異なる材質で構成されている場合は、線膨張係数が異なり、この線膨張係数の相違を考慮しなければならない。
また、マスク130と基板152との線膨張係数の相違を考慮した温度制御を行ったり、または、マスク130と基板152とを同じ材質で構成し線膨張係数を同一としたとしても、マスク130は所定の開口パターンを有し、熱膨張による形状の変化が等方的ではない。
また、マスクを製作する工程において、マスク130に歪みや残留応力が加えられており、この歪みや残留応力により、熱膨張による形状の変化がやはり等方的ではなく、必ずしも基板152と同一の形状で熱膨張しない。
従って、従来のイオン注入装置では、マグによるイオン注入の位置精度の向上に関しては不可避的に限定されてしまうという問題を備え、次世代の高精度イオン注入装置を達成する障害となっていた。
本発明は、上記従来の課題を解決し、マスクと基板の熱膨張によるイオン注入位置精度誤差が所定の範囲内となるようにすることで、イオン注入の位置精度を大幅に向上したイオン注入装置及びイオン注入方法を提供することを目的とする。
本発明のイオン注入装置は、請求項1に記載のものでは、開口パターンを有するマスクを保持する機構を持ち、前記マスクの開口部を通して所望のエネルギーに加速されたイオンを半導体ウェハ等の基板に注入するイオン注入装置において、
前記マスクのマスク温度を測定するマスク温度測定部と、前記基板の基板温度を測定する基板温度測定部とを、具備する構成とした。
請求項2に記載のイオン注入装置は、前記マスクのマスク温度を調整するマスク温度調整部と、前記基板の基板温度を調整する基板温度調整部を具備する構成とした。
請求項3に記載のイオン注入装置は、前記マスク温度と前記基板温度が所望の温度になるように前期マスク温度調整部と前記基板温度調整部を制御する温度管理制御機構を具備する構成とした。
請求項4に記載のイオン注入装置は、前記温度管理制御機構には、予め前記マスク温度と前記基板温度に対する前記マスクと前記処理基板に生じる位置精度誤差との特性関係を記憶する記憶部と、前記マスク温度測定部によって測定された前記マスク温度と前記基板温度測定部によって測定された前記基板温度と前記記憶部によって記憶された前記特性関係によって前記マスク温度制御部への制御命令と前記基板温度制御部への制御命令を演算する演算部とを具備する構成とした。
請求項5に記載のイオン注入方法は、開口パターンを有するマスクを通して処理基板に所望のイオンを注入するイオン注入方法において、前記マスクのマスク温度と前記処理基板の基板温度を測定する構成とした。
請求項6に記載のイオン注入方法は、前記マスク温度と前記基板温度を調整するステップを含む構成とした。
請求項7に記載のイオン注入方法は、前記マスク温度と前記基板温度を調整するステップが、前記マスク温度が予め設定された温度領域より高い場合には前記マスクを冷却し前記マスク温度が予め設定された温度領域よりも高い場合には前記マスクを加熱することと、前記基板温度が予め設定された温度領域よりも高い場合には前記基板を冷却し前記基板温度が予め設定された温度領域よりも低い場合には前記基板を加熱することの、いずれか一方または両方を実施する構成とした。
請求項8に記載のイオン注入方法は、前記マスク温度と前記基板温度を調整するステップは、前記マスク温度と前記基板温度の差が予め設定された温度領域よりも高い場合には前記マスクを冷却することと前記基板を加熱することのいずれか一方または両方を実施し、前記マスク温度と前記基板温度の差が予め設定された温度領域よりも低い場合には前記マスクを加熱することと前記基板を冷却することのいずれか一方または両方を実施する構成とした。
本発明のイオン注入装置は、上述のように構成したために、以下のような優れた効果を有する。
(1)請求項1に記載したように構成すると、マスクと基板の温度測定が可能になり、イオン注入の位置精度を向上したイオン注入装置とすることができる。
(2)請求項2に記載したように構成すると、マスクと基板の温度測定及び温度調整が可能になり、マスクと基板の熱膨張によるイオン注入位置精度誤差を抑え、イオン注入の位置精度を向上したイオン注入装置とすることができる。
(3)請求項3に記載したように構成すると、マスクと基板の温度管理及び温度制御が可能になり、マスクと基板の熱膨張によるイオン注入位置精度誤差を抑え、イオン注入の位置精度を向上したイオン注入装置とすることができる。
(4)請求項4に記載したように構成すると、常時、マスクと基板の熱膨張によるイオン注入位置精度誤差が所定の範囲内となるようにすることで、イオン注入の位置精度を飛躍的に向上したイオン注入装置とすることができる。
本発明のイオン注入方法は、上述のように構成したために、以下のような優れた効果を有する。
(1)請求項5に記載したように構成すると、マスクと基板の温度測定が可能になり、イオン注入の位置精度を向上したイオン注入装置とすることができる。
(2)請求項6に記載したように構成すると、マスクと基板の温度調整が可能になり、マスクと基板の熱膨張によるイオン注入位置精度誤差を抑え、イオン注入の位置精度を向上したイオン注入装置とすることができる。
(3)請求項7に記載したように構成すると、マスクと基板の温度を所望の設定値に近づけることができるため、マスクと基板の熱膨張によるイオン注入位置精度誤差を抑え、イオン注入の位置精度を大幅に向上したイオン注入装置とすることができる。
(4)請求項8に記載したように構成すると、マスクと基板の温度差を所望の設定範囲に近づけることができるため、マスクと基板の熱膨張によるイオン注入位置精度誤差を抑え、イオン注入の位置精度を大幅に向上したイオン注入装置とすることができる。
以下、本発明のイオン注入装置の一実施の形態を図1乃至図3を用いて説明する。
図1は、本発明のイオン注入装置の主要構成を示すブロック図である。
図2は、本発明のイオン注入装置の基本動作を説明するフローチャートである。
図3は、本発明のイオン注入装置に用いられるマスクと基板との温度差と、熱膨張による位置精度誤差であるマグとの関係を示す実測した特性図である。
先ず、本発明イオン注入装置の特徴は、従来のイオン注入装置において、マスク及び基板の温度管理制御機構を付加したことであるので、以下、この温度管理制御機構を中心に説明する。
また、以下の実施の形態では、マスクとしては開口パターンを有するステンシルマスク(単に、「マスク」とのみいう場合がある)、基板としては半導体ウェハ(単に、「ウェハ」とのみいう)を用いたもので説明する。
この温度管理制御機構10は、ステンシルマスク20の温度を測定するマスク温度計11と、マスク20の温度を制御するマスク加熱冷却システム13と、ウェハ30の温度を測定する基板温度計12と、基板30の温度を制御する基板加熱冷却システム14とを備えている。
上述したように、ステンシルマスク20は、開口パターンを有すること、及び、製造段階での歪みや残留応力等により、マスク20の素材による線膨張係数に比例して等方的に熱膨張するとは限らない。
そこで、図3に示すように、本実施の形態の温度管理制御機構10は、マスク20とウェハ30の温度差と熱膨張による位置精度誤差であるマグ成分との特性関係を予め測定しておき、その実測データを記憶させておくとともに、ステンシルマスク加熱冷却システム(図1、図2中CS1)13と、ウェハ30の温度を制御するウェハ加熱冷却システム(図1、図2中CS2)14を制御する加熱冷却コントローラー15(以下、単に「コントローラ」とのみいう場合がある)を具備している。
なお、図1、図3において、紙面左右方向をX軸、紙面上下方向をY軸と設定し、図3では、それぞれ変数をx、yとしている。
以上の構成で、次に、本発明のイオン注入装置の基本動作を図1及び図2を用いて説明する。
本発明のイオン注入装置では、ウェハ30へのイオン注入開始後、上記した温度管理制御機構10により、マスク20及びウェハ30の温度管理及び制御も開始する。
即ち、先ず、図2に示すように、マスク20の温度Tc1とウェハ30の温度Tc2をマスク温度計11及びウェハ温度計12により測定する(ST1)。
次に、マスク20の温度Tc1からウェハ30の温度Tc2を差し引くことで、温度差Trを算出する(ST2)。
このとき、マスク20の温度Tc1、ウェハ30の温度Tc2、温度差Trの関係が、Tc1≦Tr≦Tc2の場合、即ち温度差Trがマスク20の温度Tc1、ウェハ30の温度Tc2の範囲内である場合は、マスク20の温度を制御するステンシルマスク加熱冷却システム13、及び、ウェハ30の温度を制御するウェハ加熱冷却システム14の加熱冷却状況を維持する(ST5)。
一方、マスク20の温度Tc1、温度差Trの関係が、Tr<Tc1の場合、即ち温度差Trがマスク20の温度Tc1よりも小さい場合は、マスク20をマスク加熱冷却システム13により加熱し、ウェハ30をウェハ加熱冷却システム14により冷却する(ST3)。
この温度制御後、再度、マスク20の温度Tc1とウェハ30の温度Tc2を測定し(ST1)、温度差Trがマスク20の温度Tc1、ウェハ30の温度Tc2の範囲内に収まるまでこの温度制御を繰り返す。
同様に、ウェハ30の温度Tc2、温度差Trの関係が、Tc2<Trの場合、即ち温度差Trがウェハ30の温度Tc2よりも大きい場合は、マスク20をマスク加熱冷却システム13により冷却し、ウェハ30をウェハ加熱冷却システム14により加熱する(ST4)。
この温度制御後、再度、マスク20の温度Tc1とウェハ30の温度Tc2を測定し(ST1)、温度差Trがマスク20の温度Tc1、ウェハ30の温度Tc2の範囲内に収まるまでこの温度制御を繰り返す。
即ち、本実施の形態のイオン注入装置における温度管理制御機構を用いれば、このマスク20及びウェハ30の温度制御を適宜繰り返すことにより、マスク20の温度Tc1とウェハ30の温度Tc2の温度差Trの関係を、常時所望の範囲に納めることが可能になる。
この時の温度差Trは、コントローラー15に記憶された図3に示す予め測定されている特性曲線よりマグが最小となるような数値を選択し、また、マスク20及びウェハ30温度制御も当該コントローラー15により行われる。
即ち、本実施の形態のイオン注入装置によると、実測データに基づいて、熱膨張によるイオン注入精度誤差であるマグが所望の範囲内となるように制御できるので、イオン注入の位置精度が従来のものに比較して飛躍的に向上させることが可能になる。
本発明のイオン注入装置は、上記実施の形態の限定されず種々の変更が可能である。
例えば、上記実施の形態では、マスクとしてステンシルマスク、基板としてウェハのもので説明したが、これらのものに限定されず、種々のマスク、基板に対応可能であることは勿論のことである。
本発明のイオン注入装置の主要構成を示すブロック図である。 本発明のイオン注入装置の基本動作を説明するフローチャートである。 本発明のイオン注入装置に用いられるマスクとウェハとの温度差と、熱膨張による位置精度誤差であるマグとの関係を示す実測した特性図である。 従来のイオン注入装置の全体構成を示す斜視図である。 従来のイオン注入装置の問題点を説明するため、マスクと基板近傍におけるイオンビームの注入の状態を示す斜視図である。 従来のイオン注入装置の問題点を説明するため、イオン注入位置エラーを含む基板の平面図である。 従来のイオン注入装置の問題点を説明するため、イオン注入位置エラーを含む基板の平面図である。 従来のイオン注入装置の問題点を説明するため、イオン注入位置エラーを含む基板の平面図である。
符号の説明
10:温度管理制御機構
11:マスク温度計
12:ウェハ温度計(基板温度計)
13:ステンシルマスク加熱冷却システム(マスク加熱冷却装置)
14:ウェハ加熱冷却システム(基板加熱冷却装置)
15:加熱冷却コントローラー
20:ステンシルマスク(マスク)
30:ウェハ(基板)

Claims (8)

  1. 開口パターンを有するマスクを保持する機構を持ち、前記マスクの開口部を通して所望のエネルギーに加速されたイオンを半導体ウェハ等の基板に注入するイオン注入装置において、
    前記マスクのマスク温度を測定するマスク温度測定部と、
    前記基板の基板温度を測定する基板温度測定部とを、具備することを特徴とするイオン注入装置。
  2. 前記マスクのマスク温度を調整するマスク温度調整部と、
    前記基板の基板温度を調整する基板温度調整部を具備することを特徴とする請求項1に記載のイオン注入装置。
  3. 前記マスク温度と前記基板温度が所望の温度になるように前期マスク温度調整部と前記基板温度調整部を制御する温度管理制御機構を具備することを特徴とする請求項2に記載のイオン注入装置。
  4. 前記温度管理制御機構には、
    予め前記マスク温度と前記基板温度に対する前記マスクと前記処理基板に生じる位置精度誤差との特性関係を記憶する記憶部と、
    前記マスク温度測定部によって測定された前記マスク温度と前記基板温度測定部によって測定された前記基板温度と前記記憶部によって記憶された前記特性関係によって前記マスク温度制御部への制御命令と前記基板温度制御部への制御命令を演算する演算部とを具備することを特徴とする請求項3に記載のイオン注入装置。
  5. 開口パターンを有するマスクを通して処理基板に所望のイオンを注入するイオン注入方法において、
    前記マスクのマスク温度と前記処理基板の基板温度を測定することを特徴とするイオン注入方法。
  6. 前記マスク温度と前記基板温度を調整するステップを含むことを特徴とする請求項5に記載のイオン注入方法。
  7. 前記マスク温度と前記基板温度を調整するステップが、
    前記マスク温度が予め設定された温度領域より高い場合には前記マスクを冷却し前記マスク温度が予め設定された温度領域よりも高い場合には前記マスクを加熱することと、前記基板温度が予め設定された温度領域よりも高い場合には前記基板を冷却し前記基板温度が予め設定された温度領域よりも低い場合には前記基板を加熱することの、いずれか一方または両方を実施することである請求項6に記載のイオン注入方法。
  8. 前記マスク温度と前記基板温度を調整するステップは、
    前記マスク温度と前記基板温度の差が予め設定された温度領域よりも高い場合には前記マスクを冷却することと前記基板を加熱することのいずれか一方または両方を実施し、
    前記マスク温度と前記基板温度の差が予め設定された温度領域よりも低い場合には前記マスクを加熱することと前記基板を冷却することのいずれか一方または両方を実施することである請求項6に記載のイオン注入方法。
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