JP2006300427A - 空気調和機および空気調和機の設置方法 - Google Patents

空気調和機および空気調和機の設置方法 Download PDF

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Abstract

【課題】 設置の容易な空気調和機および空気調和機の設置方法を提供する。
【解決手段】 空気調和機100は、吹出しチャンバー3と、隙間閉塞パネル5と、輻射パネル1と、支持フレーム6とを備える。吹出しチャンバー3は、温度調整された空気が吹き出される吹出口31を有し、吹出口31が天井面CLに設けられた吹出しチャンバー用開口32を通して室内RS側に面するように配置される。隙間閉塞パネル5は、天井面CLに固定され、吹出口31と天井面CLに設けられた吹出しチャンバー用開口32との隙間を閉塞する板状の部材である。輻射パネル1は、吹出口31を室内RS側から覆うように配置され、吹出口31から吹き出された空気が取り込まれる空間ISを構成する。また、輻射パネル1は、所定の輻射率を有し空気が透過する繊維系材料によって形成されている。そして、支持フレーム6は、隙間閉塞パネル5に支持されるように設けられ、輻射パネル1を支持する。
【選択図】 図2

Description

本発明は、空気調和機および空気調和機の設置方法に関する。
所定の輻射率を有する織布等で形成された輻射パネルに温度調整された空気を送り、輻射パネルからの輻射と、輻射パネルから吹き出される空気の吹き出しとによって室内の温度調整を行う空気調和機が公開されている(特許文献1参照)。
特開2004−271057
上記のような輻射パネルを天井面に設置するとき、輻射パネルを支持する支持フレームを天井面近傍に取り付ける必要がある。しかし、支持フレームはどこにでも取り付け可能とは限らず、天井面の構造によっては取付位置が制限される場合がある。この場合、支持フレームの天井面近傍への取付が困難となり、輻射パネルの設置が困難になる。
本発明の課題は、設置の容易な空気調和機および空気調和機の設置方法を提供することにある。
第1発明にかかる空気調和機は、吹出部と、隙間閉塞パネルと、輻射パネルと、支持フレームとを備える。吹出部は、温度調整された空気が吹き出される吹出口を有し、吹出口が天井面に設けられた開口を通して室内側に面するように配置される。隙間閉塞パネルは、天井面に固定され、吹出口と天井面に設けられた開口との隙間を閉塞する板状の部材である。輻射パネルは、吹出口を室内側から覆うように配置され、吹出口から吹き出された空気が取り込まれる空間を構成する。また、輻射パネルは、所定の輻射率を有し空気が透過する繊維系材料によって形成されている。そして、支持フレームは、隙間閉塞パネルに支持されるように設けられ、輻射パネルを支持する。
この空気調和機では、支持フレームが隙間閉塞パネルに支持される。隙間閉塞パネルは板状の形状を有するため、天井面への固定の自由度が高い。例えば、隙間閉塞パネルがネジによって天井面に固定される場合、ネジが通される部分の選択の幅が広く、天井面の固定にとって適切な部分にネジを通すことが容易である。従って、隙間閉塞パネルに支持される支持フレームの設置も容易である。これにより、この空気調和機では、設置を容易に行うことができる。
第2発明にかかる空気調和機は、第1発明の空気調和機であって、隙間閉塞パネルの端部の少なくとも一部には、支持フレームを固定するための固定部が設けられる。そして、隙間閉塞パネルと別体の支持フレームが、固定部を介して隙間閉塞パネルに固定される。
この空気調和機では、別体の支持フレームが固定部を介して隙間閉塞パネルに固定されることにより、支持フレームが隙間閉塞パネルに支持される。
第3発明にかかる空気調和機は、第2発明の空気調和機であって、固定部には支持フレームと嵌合する嵌合構造が設けられる。
この空気調和機では、固定部が支持フレームと嵌合する。これにより、簡易且つ強固に支持フレームを隙間閉塞パネルに固定することができる。
第4発明にかかる空気調和機は、第1発明から第3発明のいずれかの空気調和機であって、支持フレームの少なくとも一部は、隙間閉塞パネルと一体的に形成される。
この空気調和機では、支持フレームの少なくとも一部が隙間閉塞パネルと一体的に形成されることにより、支持フレームが隙間閉塞パネルに支持される。
第5発明にかかる空気調和機は、第1発明から第4発明のいずれかの空気調和機であって、隙間閉塞パネルは樹脂製である。
この空気調和機では、隙間閉塞パネルが樹脂製であることにより、隙間閉塞パネルを軽量化することができる。
第6発明にかかる空気調和機は、第1発明から第5発明のいずれかの空気調和機であって、支持フレームは樹脂製である。
この空気調和機では、支持フレームが樹脂製であることにより、支持フレームを軽量化することができる。
第7発明にかかる空気調和機は、第1発明から第6発明のいずれかの空気調和機であって、隙間閉塞パネルは、第1パネル部材を有する。第1パネル部材は、追加のパネル部材および別体の支持フレームの一部のいずれとも合致可能な第1端部を有し、開口の周囲に設けられる。
この空気調和機では、第1パネル部材の第1端部が、追加のパネル部材および支持フレームの少なくとも一部のいずれとも合致可能である。このため、大きな隙間閉塞パネルが必要な場合には、第1パネル部材の第1端部に追加のパネル部材を追加することにより対応することができる。また、追加のパネル部材が不要な場合には、第1端部に支持フレームで閉じることができる。これにより、この空気調和機では、隙間閉塞パネルの大きさの変更に容易に対応することができる。
第8発明にかかる空気調和機は、第7発明の空気調和機であって、隙間閉塞パネルは第2パネル部材をさらに有する。第2パネル部材は、第1端部に合致する端部を有し、第1パネル部材と組み合わされる。
この空気調和機では、第1パネル部材に第2パネル部材が追加されている。このため、第1パネル部材と第2パネル部材とが合わさった比較的大きな隙間閉塞パネルを設けることができる。
第9発明にかかる空気調和機は、第7発明の空気調和機であって、支持フレームは第1部材を有する。第1部材は、第1端部に合致する形状を有し、第1パネル部材と組み合わされる。
この空気調和機では、第1パネル部材の第1端部と支持フレームの第1部材とが組み合わされる。このため、第1パネル部材の第1端部が第1部材によって閉じられる。これにより、比較的小さな隙間閉塞パネルを設けることができる。
第10発明にかかる空気調和機は、第1発明から第9発明のいずれかの空気調和機であって、隙間閉塞パネルには、複数のネジ穴が設けられる。
この空気調和機では、隙間閉塞パネルには複数のネジ穴が設けられる。このため、天井面への固定のために適切な位置にあるネジ穴を利用してネジ止めを行うことができる。これにより、隙間閉塞パネルを容易に天井面に固定することができる。
第11発明にかかる空気調和機は、第1発明から第10発明のいずれかの空気調和機であって、隙間閉塞パネルには、断熱材が取り付けられる。
この空気調和機では、断熱材が取り付けられることにより、熱効率が向上すると共に天井面での結露の発生を抑えることができる。また、断熱材が隙間閉塞パネルに取り付けられることにより、断熱材の取付が容易である。
第12発明にかかる空気調和機は、第1発明から第11発明のいずれかの空気調和機であって、空気の温度調整を行い吹出部へと送る温度調整ユニットをさらに備える。
この空気調和機では、温度調整ユニットで温度調整された空気が吹出部の吹出口を通って輻射パネルが構成する空間へと送られる。
第13発明にかかる空気調和機は、第12発明の空気調和機であって、温度調整ユニットは、天井裏に配置され開口の上方に位置する。
この空気調和機では、温度調整ユニットが天井裏に配置される。このため、温度調整ユニットが室内の居住者等の目に触れることが防止され、美観を向上させることができる。
第14発明にかかる空気調和機は、第1発明から第13発明のいずれかの空気調和機であって、支持フレームの周囲を外側から覆う外フレームをさらに備える。
この空気調和機では、外フレームが支持フレームの外側を覆うことによって、輻射パネルと支持フレームとの支持部分を隠蔽することができる。これにより、美観を向上させることができる。
第15発明にかかる空気調和機の設置方法は、天井面に設置される輻射パネルによって室内の温度調節を行う空気調和機の設置方法であって、吹出部設置ステップと、隙間閉塞パネル固定ステップと、支持フレーム固定ステップと、輻射パネル設置ステップとを備える。吹出部設置ステップでは、温度調整された空気が吹き出される吹出口を有する吹出部が、天井面に設けられた開口を通して吹出口が室内側に面するように配置される。隙間閉塞パネル固定ステップでは、吹出口と天井面に設けられた開口との隙間を閉塞する板状の隙間閉塞パネルが天井面に固定される。支持フレーム固定ステップでは、輻射パネルを支持し隙間閉塞パネルとは別体の支持フレームの少なくとも一部が隙間閉塞パネルに固定される。輻射パネル設置ステップでは、吹出口から吹き出された空気が取り込まれる空間を構成し、所定の輻射率を有し空気が透過する繊維系材料によって形成された輻射パネルが吹出口を室内側から覆うように支持フレームに固定される。
この空気調和機の設置方法では、隙間閉塞パネルが天井面に固定され、支持フレームが隙間閉塞パネルに固定される。隙間閉塞パネルは板状の形状を有するため、天井面への固定の自由度が高い。例えば、隙間閉塞パネルがネジによって天井面に固定される場合、ネジが通される部分の選択の幅が広く、天井面の固定にとって適切な部分にネジを通すことが容易である。従って、隙間閉塞パネルに固定される支持フレームの設置も容易である。これにより、この空気調和機の設置方法では、設置を容易に行うことができる。
第16発明にかかる空気調和機の設置方法は、天井面に設置される輻射パネルによって室内の温度調節を行う空気調和機の設置方法であって、吹出部設置ステップと、隙間閉塞パネル固定ステップと、輻射パネル設置ステップとを備える。吹出部設置ステップでは、温度調整された空気が吹き出される吹出口を有する吹出部が、天井面に設けられた開口を通して吹出口が室内側に面するように配置される。隙間閉塞パネル固定ステップでは、輻射パネルを支持する支持フレームの少なくとも一部が一体的に設けられ、吹出口と天井面に設けられた開口との隙間を閉塞する板状の隙間閉塞パネルが天井面に固定される。輻射パネル設置ステップでは、吹出口から吹き出された空気が取り込まれる空間を構成し、所定の輻射率を有し空気が透過する繊維系材料によって形成された輻射パネルが吹出口を室内側から覆うように支持フレームに固定される。
この空気調和機の設置方法では、支持フレームが隙間閉塞パネルと一体であり、隙間閉塞パネルが天井面に固定される。隙間閉塞パネルは板状の形状を有するため、天井面への固定の自由度が高い。例えば、隙間閉塞パネルがネジによって天井面に固定される場合、ネジが通される部分の選択の幅が広く、天井面の固定にとって適切な部分にネジを通すことが容易である。従って、隙間閉塞パネルに一体的に設けられた支持フレームの設置も容易である。これにより、この空気調和機の設置方法では、設置を容易に行うことができる。
第1発明にかかる空気調和機では、隙間閉塞パネルは板状の形状を有するため、天井面への固定の自由度が高い。従って、隙間閉塞パネルに支持される支持フレームの設置も容易である。これにより、この空気調和機では、設置を容易に行うことができる。
第2発明にかかる空気調和機では、別体の支持フレームが固定部を介して隙間閉塞パネルに固定されることにより、支持フレームが隙間閉塞パネルに支持される。
第3発明にかかる空気調和機では、固定部が支持フレームと嵌合することにより、簡易且つ強固に支持フレームを隙間閉塞パネルに固定することができる。
第4発明にかかる空気調和機では、支持フレームの少なくとも一部が隙間閉塞パネルと一体的に形成されることにより、支持フレームが隙間閉塞パネルに支持される。
第5発明にかかる空気調和機では、隙間閉塞パネルが樹脂製であることにより、隙間閉塞パネルを軽量化することができる。
第6発明にかかる空気調和機では、支持フレームが樹脂製であることにより、支持フレームを軽量化することができる。
第7発明にかかる空気調和機では、隙間閉塞パネルの大きさの変更に容易に対応することができる。
第8発明にかかる空気調和機では、第1パネル部材と第2パネル部材とが合わさった比較的大きな隙間閉塞パネルを設けることができる。
第9発明にかかる空気調和機では、第1パネル部材の第1端部が第1部材によって閉じられ、比較的小さな隙間閉塞パネルを設けることができる。
第10発明にかかる空気調和機では、天井面への固定のために適切な位置にあるネジ穴を利用してネジ止めを行うことができ、隙間閉塞パネルを容易に天井面に固定することができる。
第11発明にかかる空気調和機では、熱効率が向上すると共に天井面での結露の発生を抑えることができる。また、断熱材の取付が容易である。
第12発明にかかる空気調和機では、温度調整ユニットで温度調整された空気が吹出部の吹出口を通って輻射パネルが構成する空間へと送られる。
第13発明にかかる空気調和機では、温度調整ユニットが天井裏に配置されるため、美観を向上させることができる。
第14発明にかかる空気調和機では、外フレームによって輻射パネルと支持フレームとの支持部分を隠蔽することができ、美観を向上させることができる。
第15発明にかかる空気調和機の設置方法では、隙間閉塞パネルは板状の形状を有するため、天井面への固定の自由度が高い。従って、隙間閉塞パネルに固定される支持フレームの設置も容易である。これにより、この空気調和機の設置方法では、設置を容易に行うことができる。
第16発明にかかる空気調和機の設置方法では、隙間閉塞パネルは板状の形状を有するため、天井面への固定の自由度が高い。従って、隙間閉塞パネルに一体的に設けられた支持フレームの設置も容易である。これにより、この空気調和機の設置方法では、設置を容易に行うことができる。
(第1実施形態)
<構成>
本発明の第1実施形態に係る空気調和機100を図1及び図2に示す。この空気調和機100は、天井面CLに設置される輻射パネル1によって室内RSの温度調節を行う空気調和機100であり、輻射と温度調整された空気の吹き出しとによって冷暖房等の室内RSの空気調和を行うことができる。なお、図1は、室内RS側からみた空気調和機100を示しており、図2は、天井面CLの構造と共に空気調和機100の構成を示す側面断面図である。空気調和機100は、温度調整ユニット2と吹出しチャンバー3と吸込みチャンバー4(図3(b)参照)と隙間閉塞パネル5と輻射パネル1と支持フレーム6と外フレーム7とを備える。
〈温度調整ユニット〉
温度調整ユニット2は、ビルトイン型の室内機であり、吸込みチャンバー4から取り込まれた空気の温度調整を行い、吹出しチャンバー3を介して輻射パネル1が構成する内部空間ISへと送る装置である。
温度調整ユニット2は、天井裏CSに配置されており、吊りボルト21等によって天井裏CSの梁に固定されている。温度調整ユニットは、後述する吹出しチャンバー用開口32の上方に位置している。温度調整ユニット2は、図示しない室外機との間で冷媒回路を構成しており、冷媒と空気との間で熱交換を行う。温度調整ユニット2には吸込みチャンバー4に接続される吸込みダクト40が連結されており、吸込みチャンバー4から吸い込まれた室内RSの空気が吸込みダクト40を通って温度調整ユニット2の内部に取り込まれる。温度調整ユニット2は、内部に図示しない送風機と熱交換器とを有しており、取り込んだ空気を熱交換器に通し、冷媒との間で熱交換された空気を吹出して吹出しチャンバー3へと送る。
〈吹出しチャンバー〉
吹出しチャンバー3(吹出部)は、温度調整ユニット2の下面に取り付けられており、温度調整された空気が吹き出される吹出口31を下面に有する箱状の部材である。吹出口31は、温度調整ユニット2から吹き出され吹出しチャンバー3の内部を通って室内RSへと吹き出される空気が通る開口である。吹出しチャンバー3は、その大部分が天井裏CS側に位置しており、吹出口31が天井面CLに設けられた開口(以下、「吹出しチャンバー用開口32」という。)を通って室内RS側に面するように配置される。
なお、吹出しチャンバー用開口32(開口)は、天井面CLを構成する天井ボード81をくり抜いて設けられており、室内RSから天井裏CSまで貫通している。吹出しチャンバー用開口32は、吹出口31とほぼ一致する形状であり、吹出口31よりも若干大きく形成されている。吹出口31は正方形の形状を有しており、吹出しチャンバー用開口32も正方形の形状となっている。また、吹出しチャンバー用開口32は、下方から見て輻射パネル1の中央近傍に位置している。
〈吸込みチャンバー〉
吸込みチャンバー4は、室内RSの空気を取り込んで温度調整ユニット2へと送る部分であり、図3(b)に示すように、吸込口41を有する。吸込口41は、吸込みチャンバー4の下面に設けられており、吸込みチャンバー4は、その大部分が天井裏CS側に位置しており、吸込口41が天井面CLに設けられた開口(以下、「吸込みチャンバー用開口42」という(図3(a)参照)。)を通して室内RS側に面するように配置される。吸込みチャンバー4は、温度調整ユニット2と連結される吸込みダクト40に連結されており、吸込みダクト40を介して室内RSから取り込んだ空気を温度調整ユニット2へと送る。
〈隙間閉塞パネル〉
隙間閉塞パネル5は、吹出しチャンバー用開口32から支持フレーム6までに亘って設けられた板状の部材であり、吹出しチャンバー3の吹出口31の縁と天井面CLに設けられた吹出しチャンバー用開口32との隙間を閉塞する。隙間閉塞パネル5は樹脂製であり、複数のネジ穴が設けられている。このネジ穴の個数は、隙間閉塞パネル5の固定に用いられる数よりも多く設定されており、ネジがネジ穴を通って下地材82まで通されることにより、隙間閉塞パネル5が天井面CLに固定される。なお、図2においては、下地材82の1つにのみ符号を付し、他は省略している。隙間閉塞パネル5は、支持フレーム6の厚さよりも薄く、支持フレーム6と同様の長方形の外形を有する。隙間閉塞パネル5の下面には図4(c)に示すように、断熱材51が取り付けられる。隙間閉塞パネル5は、図4(b)に示すように、複数のパネル部材52−54が組み合わされて全体として長方形の形状となっており、第1パネル部材52と第2パネル部材53と第3パネル部材54とを有する。
〔第1パネル部材〕
第1パネル部材52は吹出しチャンバー用開口32の周囲に設けられ、第1パネル部材52の中央部分には吹出しチャンバー3の吹出口31が室内RS側に面するための開口が設けられている。この第1パネル部材52の開口は、吹出しチャンバー用開口32と一致するように設けられている。第1パネル部材52は、正方形の外形を有しており、図4(a)に示すように、第1端部55、第2端部56、第3端部57および第4端部58を有する。各端部55−58は正方形の4つの辺をそれぞれ構成しており、第1端部55と第2端部56とが平行であり、第3端部57と第4端部58とが平行である。
第1端部55には第1固定部59(固定部)が設けられており、第2端部56には第2固定部50(固定部)が設けられている。第1固定部59および第2固定部50は、支持フレームを固定するための部分であると共に追加のパネル部材を固定することも可能である。すなわち、追加のパネル部材を設ける場合には、第1端部55および第2端部56に追加のパネル部材が固定され、追加のパネル部材が設けられない場合には第1端部55および第2端部56に支持フレームが固定される。第1固定部59と第2固定部50とにはそれぞれ支持フレーム部または追加のパネル部材と嵌合する嵌合構造が設けられている。
第3端部57および第4端部58にも、第1固定部59および第2固定部50と同様の固定部が設けられており、後述する第1フレーム部61および第2フレーム部62が一体的に固定されている。
〔第2パネル部材および第3パネル部材〕
第2パネル部材53および第3パネル部材54は、第1パネル部材52に追加される追加のパネル部材である。
第2パネル部材53は、長方形の外形を有しており、長方形の4つの辺をそれぞれ構成する4つの端部を有している。この4つの端部のうちの1つである第2パネル側接合部91は、第1パネル部材52の第1端部55と同じ長さであり、第1端部55と合致する形状を有している。第2パネル側接合部91には、第1固定部59の嵌合構造に嵌合する被嵌合構造が設けられており、第2パネル側接合部91と第1端部55の第1固定部59とが嵌合することによって、第2パネル側接合部91と第1端部55とが固定され第1パネル部材52と第2パネル部材53とが組み合わされる。第2パネル部材53の他の3つの端部には後述する第3フレーム部63が固定されている。
第3パネル部材54は、第2パネル部材53と同様の形状を有している。第3パネル部材54の4つの端部のうちの1つである第3パネル側接合部92は、第1パネル部材52の第2端部56と同じ長さであり、第2端部56と合致する形状を有している。第3パネル側接合部92には、第2固定部50の嵌合構造に嵌合する被嵌合構造が設けられており、第3パネル側接合部92と第2端部56の第2固定部50とが嵌合することによって、第3パネル側接合部92と第2端部56とが固定され第1パネル部材52と第3パネル部材54とが組み合わされる。第3パネル部材54の他の3つの端部には後述する第4フレーム部64が固定されている。
〈支持フレーム〉
支持フレーム6は、樹脂から形成されており、天井面CLに固定され輻射パネル1を支持する部材である。支持フレーム6は、図4(b)に示すように、長方形の外形を有する枠であり、吹出しチャンバー用開口32から所定距離離れた位置に設けられており、吹出しチャンバー用開口32の周囲を囲むように設けられる。支持フレーム6の厚さ(鉛直方向の寸法)は、水平方向の寸法と比較して小さく、支持フレーム6は全体として鉛直方向に薄い形状となっている。支持フレーム6は、隙間閉塞パネル5の端部に嵌合し、ネジ止めにより隙間閉塞パネル5に固定される。支持フレーム6は、複数の部材61−64によって構成されており、第1フレーム部61、第2フレーム部62、第3フレーム部63および第4フレーム部64を有する。第1フレーム部61、第2フレーム部62、第3フレーム部63および第4フレーム部64は、隙間閉塞パネル5の端部に沿って設けられており、第1フレーム部61、第2フレーム部62、第3フレーム部63および第4フレーム部64が組み合わされて一体となることによって、長方形の枠状の形状を構成している。
第1フレーム部61および第2フレーム部62は、第1パネル部材52の第3端部57および第4端部58と同じ長さの直線的な形状であり、レール状の形状を有している。第1フレーム部61は、第1パネル部材52の第3端部57と合致する形状を有しており、第2フレーム部62は、第4端部58と合致する形状を有している。第1フレーム部61は第3端部57に固定され、第2フレームが第4端部58に固定されており、それぞれ第1パネル部材52に支持されている。第1フレーム部61および第2フレーム部62は、別体の第1フレーム部61および第2フレーム部62がネジ止め等の固定手段によって第1パネル部材52に固定されている。
第3フレーム部63は、第2パネル部材53と組み合わされており、第2パネル部材53の第2パネル側接合部91を除く3つの端部に沿って設けられている。第3フレーム部63は、第2パネル部材53の第2パネル側接合部91を除く3つの端部にネジ止めにより固定されており、第2パネル部材53に支持されている。
第4フレーム部64は、第3パネル部材54に組み合わされており、第3パネル部材54の第3パネル側接合部92を除く3つの端部に沿って設けられている。第4フレーム部64は、第3パネル部材54の第3パネル側接合部92を除く3つの端部にネジ止めにより固定されており、第3パネル部材54に支持されている。
〈輻射パネル〉
輻射パネル1は、支持フレーム6の下面全体を覆うように下方から支持フレーム6に取り付けられ、支持フレーム6に支持される。輻射パネル1は、吹出口31を室内RS側から覆うように配置され、天井面CLから支持フレーム6の厚さに相当する距離を隔てて天井面CLに略平行に配置される。これにより、輻射パネル1は、吹出口31から吹き出された空気が取り込まれる内部空間ISを構成する。すなわち、この内部空間ISは、隙間閉塞パネル5、支持フレーム6および輻射パネル1によって構成されており、上方が吹出しチャンバー用開口32を除いて隙間閉塞パネル5によって閉じられ、側方が支持フレーム6によって閉じられ、下方が輻射パネル1によって閉じられている。輻射パネル1は、空気が透過する布等の繊維系材料によって形成されている。繊維系材料としては織布が望ましいが不織布や他の繊維系材料であってもよい。また、輻射パネル1は、図1および図2に示すように、厚みの小さい平坦な形状を有している。輻射パネル1によって構成される内部空間ISには、吹出口31から温度調整された空気が送られることによって、大気圧より大きな圧力が生じる。また、輻射パネル1を形成する繊維系材料は、柔軟且つ空気が透過可能であると共に約0.9の輻射率を有する。このため、内部空間ISに送られた空気は、輻射パネル1の繊維の目の隙間から穏やかに室内RSへと吹出される。また、内部空間ISに送られた空気によって輻射パネル1の温度が調整されることにより、輻射パネル1から輻射が生じる。これにより、穏やかな空気の吹出しと輻射とによって室内RSの温度調整を行うことができる。なお、繊維系材料は伸縮性を有している。輻射パネル1は、平坦な薄型の板状の外形を呈しており、下方の室内RSに対して長方形の投影形状を有している。輻射パネル1は、例えば、室内RSに配置される寝具を平面的に覆う程度の大きさを有している。
〈外フレーム〉
外フレーム7は、輻射パネル1が取り付けられた支持フレーム6の周囲を外側から覆う枠状の部材である。外フレーム7は、支持フレーム6よりもひとまわり大きい長方形の外形を有しており、支持フレーム6とほぼ同じ厚さを有する。外フレーム7は支持フレーム6に固定されるか、又は、天井面CLに固定される。外フレーム7は樹脂や木材から形成されており、例えば、木材から形成されることによって美しい木目が外観に表れ美観が向上する。
<設置方法>
この空気調和機100を家屋に設置するときの設置方法を図3から図6に基づいて説明する。
(設置方法1)
この空気調和機100では、異なる大きさの輻射パネル1を自在に設置することが可能であり、ここでは比較的大型の輻射パネル1が設置される場合の設置方法について説明する。
まず、図5に示す第1ステップS1において、吹出しチャンバー用開口32が作成される。ここでは、図3(a)に示すように、天井面CLを構成する天井ボード81に穴が開けられ、吹出しチャンバー用開口32が天井面CLに設けられる。この吹出しチャンバー用開口32は、吹出しチャンバー3の吹出口31の外形程度の大きさであり、輻射パネル1および支持フレーム6より小さくてよい。また、吹出しチャンバー用開口32は、室内RSに配置された寝台の上方など、室内RSのレイアウト等に合わせて設けられる。
第2ステップS2では、吸込みチャンバー用開口42が作成される。ここでは、図3(a)に示すように、天井ボード81に穴が開けられ、吸込みチャンバー用開口42が天井面CLに設けられる。また、吸込みチャンバー用開口42は、天井面CLの隅など比較的目立たない位置に設けられる。
なお、第1ステップS1と第2ステップS2とは、新築物件などのように当初から天井面CLに開口が設けられる場合には省略可能である。
次に、第3ステップS3では、温度調整ユニット2が設置される。ここでは、図3(b)に示すように、温度調整ユニット2が天井裏CSに運び込まれ、天井裏CSに配設された梁等に固定される。温度調整ユニット2は、吊りボルト21(図1参照)などによって梁から吊り下げられて固定される。
第4ステップS4(吹出部設置ステップ)では、吹出しチャンバー3が設置される。ここでは、図3(b)に示すように、吹出しチャンバー3が、天井面CLに設けられた吹出しチャンバー用開口32を通して吹出口31が室内RS側に面するように配置される。吹出しチャンバー3は天井裏CSに運び込まれ、吹出しチャンバー3の吹出口31が吹出しチャンバー用開口32に天井裏CS側から挿入されるように吹出しチャンバー3が設置される。この状態において、吹出口31は吹出しチャンバー用開口32から室内RS側に露出している。
なお、温度調整ユニット2と吹出しチャンバー3とが一体に設けられている場合には、第3ステップS3と第4ステップS4とが同時に行われてもよい。
第5ステップS5では、吸込みチャンバー4が設置される。ここでは、図3(b)に示すように、吸込みチャンバー4が、吸込みチャンバー用開口42を通して吸込口41が室内RS側に面するように配置される。吸込みチャンバー4は、天井裏CSに運び込まれ、吸込みチャンバー4の吸込口41が吸込みチャンバー用開口42に天井裏CS側から挿入されるように吸込みチャンバー4が設置される。
第6ステップS6では、吸込みダクト40の接続が行われる。ここでは、図3(b)に示すように、吸込みチャンバー4と温度調整ユニット2とが吸込みダクト40によって接続される。なお、吸込みダクト40は天井裏CSにおいて配設される。
次に、図6に示す第7ステップS7(支持フレーム固定ステップ)では、第1フレーム部61および第2フレーム部62の固定が行われる。ここでは、図4(a)に示すように、第1フレーム部61が第1パネル部材52の第3端部57に固定され、第2フレーム部62が第1パネル部材52の第4端部58に固定される。
第8ステップS8(隙間閉塞パネル固定ステップ)では、第1パネル部材52の固定が行われる。ここでは、図4(a)に示すように、第1パネル部材52が天井面CLに固定され、吹出しチャンバー3の吹出口31と、吹出しチャンバー用開口32との隙間が閉塞される。吹出しチャンバー用開口32は、吹出口31と同程度の大きさであるが、吹出しチャンバー3の設置のために、吹出口31よりも僅かに大きく形成される。第1パネル部材52は、この隙間を閉塞するために設けられる。第1パネル部材52に設けられたネジ穴のうち下地材の位置に一致するネジ穴にネジが通されて第1パネル部材52が下地材に固定される。
なお、第1フレーム部61と第2フレーム部62とが第1パネル部材52に取り付けられた後に第1パネル部材52が天井面CLに固定されてもよく、第1パネル部材52が天井面CLに固定された後に第1フレーム部61と第2フレーム部62とが第1パネル部材52に取り付けられてもよい。また、第1パネル部材52が天井面CLに固定される前に図3(c)に示すように、天井面CLに隙間閉塞パネル5を取り付けるための罫書き線が書かれてもよい。
第9ステップS9(支持フレーム固定ステップ)では、第3フレーム部63の固定が行われる。ここでは、図4(b)に示すように、第3フレーム部63が第2パネル部材53に固定される。
第10ステップS10(隙間閉塞パネル固定ステップ)では、第2パネル部材53が固定される。ここでは、図4(b)に示すように、第2パネル部材53が天井面CLに固定される。このとき、第2パネル部材53は、第2パネル側接合部91が第1パネル部材52の第1端部55に合致するように第1パネル部材52と組み合わされる。また、第2パネル部材53は、天井ボード81および下地材82にネジ止めされる。
第11ステップS11(支持フレーム固定ステップ)では、第4フレーム部64の固定が行われる。ここでは、図4(b)に示すように、第4フレーム部64が第3パネル部材54に固定される。
第12ステップS12(隙間閉塞パネル固定ステップ)では、第3パネル部材54が固定される。ここでは、図4(b)に示すように、第3パネル部材54が天井面CLに固定される。このとき、第3パネル部材54は、第3パネル側接合部92が第1パネル部材52の第2端部56に合致するように第1パネル部材52と組み合わされる。また、第3パネル部材54は、天井ボード81および下地材82にネジ止めされる。
なお、第3フレーム部63が第2パネル部材53に取り付けられた後に第2パネル部材53が天井面CLに固定されてもよく、第2パネル部材53が天井面CLに固定された後に第3フレーム部63が第2パネル部材53に取り付けられてもよい。第4フレーム部64と第3パネル部材54とに関しても同様である。
第13ステップS13では、断熱材51が取り付けられる。ここでは、図4(c)に示すように、断熱材51が隙間閉塞パネル5の下面に固定される。断熱材51は、吹出口31が室内RSに面するための開口を除いて隙間閉塞パネル5の下面のほぼ全面に取り付けられる。
第14ステップS14(輻射パネル設置ステップ)では、輻射パネル1が設置される。ここでは、輻射パネル1が、図2および図4(d)に示すように、吹出口31を室内RS側から覆うように支持フレーム6に固定される。輻射パネル1は、弛みが生じないように張った状態で固定される。
第15ステップS15では、外フレーム7の取付が行われる。ここでは、図4(e)に示すように、外フレーム7が、支持フレーム6および輻射パネル1の外周に取り付けられる。
なお、上記第1ステップS1から第10ステップS15までの工程は、可能であれば必要に応じて順番が入れ替わってもよい。
(設置方法2)
次に、比較的小型の輻射パネル1が設置される場合の設置方法について説明する。第1ステップS1から第6ステップS6までの工程については上記設置方法1と同様である。この設置方法2では、第6ステップS6の次に図7に示す第16ステップS16に進む。以下、図7および図8に基づいて説明する。
第16ステップS16では、第1フレーム部61の固定が行われる。ここでは、図8(a)に示すように、第1フレーム部61が第1パネル部材52の第3端部57に固定される。
第17ステップS17では、第2フレーム部62の固定が行われる。ここでは、図8(a)に示すように、第2フレーム部62が第1パネル部材52の第4端部58に固定される。
第18ステップS18では、第5フレーム部65(第1部材)の固定が行われる。ここでは、図8(a)に示すように、第5フレーム部65が第1パネル部材52の第1端部55に固定される。第5フレーム部65は、第1フレーム部61および第2フレーム部62と同様の直線状の形状であり、第1パネル部材52の第3端部57に合致する形状である。第5フレーム部65は、第1固定部59の嵌合構造に嵌合する被嵌合構造を有しており、第5フレーム部65の被嵌合構造と第1固定部59の嵌合構造とが嵌合した状態でネジ止めされ第1パネル部材52と第5フレーム部65とが固定される。
第19ステップS19では、第6フレーム部66の固定が行われる。ここでは、図8(a)に示すように、第6フレーム部66が第1パネル部材52の第2端部56に固定される。第6フレーム部66は、第1フレーム部61および第2フレーム部62と同様の直線状の形状であり、第1パネル部材52の第2端部56に合致する形状である。第6フレーム部66は、第2固定部50の嵌合構造に嵌合する被嵌合構造を有しており、第6フレーム部66の被嵌合構造と第2固定部50の嵌合構造とが嵌合した状態でネジ止めされ第1パネル部材52と第6フレーム部66とが固定される。
以上の第16ステップS16から第19ステップS19(支持フレーム固定ステップ)により、第1パネル部材52の4方が支持フレーム6によって閉じられる。なお、この場合、支持フレーム6は第1パネル部材52と同様の正方形の外形となる。
次に、第20ステップS20(隙間閉塞パネル固定ステップ)において、第1パネル部材52の固定が行われる。ここでは、設置方法1の第8ステップS8と同様に、第1パネル部材52すなわち隙間閉塞パネル5が天井面CLに固定される。
なお、第1フレーム部61から第4フレーム部64が第1パネル部材52に取り付けられた後に第1パネル部材52が天井面CLに固定されてもよく、第1パネル部材52が天井面CLに固定された後に第1フレーム部61から第4フレーム部64が第1パネル部材52に取り付けられてもよい。また、各フレーム部61,62,65,66の一部のみが第1パネル部材52に取り付けられ、第1パネル部材52が天井面CLに固定された後に残りのフレーム部材が第1パネル部材52に取り付けられてもよい。
そして、第21ステップS21において断熱材51の取付が行われ、第22ステップS22(輻射パネル設置ステップ)において輻射パネル1の設置が行われ、第23ステップS23において外フレーム7の取付が行われる(図8(b)−(d)参照)。これらは設置方法1の第13ステップS13から第15ステップS15までと同様である。
<特徴>
(1)
この空気調和機100では、温度調整された空気が吹出口31から輻射パネル1の内部空間ISに送られる。輻射パネル1は所定の輻射率を有する素材で形成されているため、温度調整された空気によって輻射パネル1の温度が調整されることによって、その表面から輻射が生じる。また、輻射パネル1を形成する素材は繊維系材料であるため、内部空間ISの圧力が室内RSの圧力よりも大きくなると、輻射パネル1の繊維の隙間から温度調整された空気が室内RSへと吹き出される。これにより、輻射と吹出しとの併用によって室内RSの温度調整を行うことができ、吹き出しのみによって温度調整が行われる場合よりも、穏やかな空気の吹き出しによって室内RSの温度調整を行うことができる。また、輻射パネル1から吹き出される空気は、繊維の隙間から吹き出されるため穏やかな空気の流れとなる。このため、ドラフト感少なく室内RSの温度調整を行うことができ、室内RSの居住者にとって快適な温度調整を行うことができる。
(2)
上記のような空気調和機100においては、ドラフト感少なく室内RSの温度調整を行うために、輻射パネル1は比較的大きな面積を有することが望ましい。輻射パネル1が平面的に大きなものである場合、その内部を十分に空気で満たすことが困難である。例えば、輻射パネル1の一方の端部に吹出口が取り付けられ、温度調整された空気が輻射パネル1の一方の端部から内部に送られる場合は、他方の端部まで空気を十分に到達させることが困難である。また、他方の端部まで空気を十分に到達させるために空気の流速を増大させると、吹出口31近傍に負圧が生じて逆に室内RSの空気が輻射パネル1の内部に吸い込まれる恐れがある。
しかし、この空気調和機100では、上記のように、吹出口31が輻射パネル1の中央近傍に設けられているため、温度調整された空気は輻射パネル1の中央部分から輻射パネル1の内部へ送られる。これにより、温度調整された空気が輻射パネル1の端部まで容易に到達することができる。
(3)
この空気調和機100では、支持フレーム6が隙間閉塞パネル5に固定され、隙間閉塞パネル5が天井面CLに固定される。隙間閉塞パネルCLは板状の形状を有しネジ穴が多数設けられるため、隙間閉塞パネル5を天井面CLに容易に固定することができる。すなわち、隙間閉塞パネル5が天井面CLに合わせられた状態で、下地材82の位置と一致するネジ穴にネジを通し隙間閉塞パネル5と天井面CLとを固定する。これにより、隙間閉塞パネル5を容易に下地材82に固定することができる。このように、この空気調和機100では、隙間閉塞パネル5および支持フレーム6の設置が容易である。また、隙間閉塞パネル5が下地材82へ固定されるため、強固な固定が可能である。
(4)
この空気調和機100では、部屋の大きさや必要な温度調整能力に応じて輻射パネル1の大きさを選択し、選択された輻射パネル1の大きさに応じて隙間閉塞パネル5を構成するパネル部材52,53の追加の有無を決定することができる。また、選択されたパネル部材52,53に応じてパネル部材52,53の端部を閉じるフレーム部63−66を選択することができる。これにより、異なる大きさの輻射パネル1を容易に設置することができる。
(5)
この空気調和機100では、輻射パネル1の向きも自由に選択可能である。すなわち、図9に示すように、第1パネル部材52の取付時に第1パネル部材52を図4(a)とは異なる向きに取り付ける。例えば、図9(a)では、第1パネル部材52は、図4(a)の第1パネル部材52と90度異なる向きに取り付けられている。そして、図9(b)に示すように、第2パネル部材53および第3パネル部材54を追加して第1パネル部材52に組み合わせることにより、設置方法1とは異なる向きに隙間閉塞パネル5が取り付けられる。これにより、輻射パネル1を設置方法1とは異なる向きに設置することが可能である。図9(c)−図9(e)に示す他の工程については、図4(c)−図4(e)に示す各工程と同様である。
なお、第1パネル部材52は正方形であるため、第1パネル部材52の取付方向を変更するのではなく、第1フレーム部61および第2フレーム部62の取付位置を変更することによっても、上記と同様に、設置方法1とは異なる方向に隙間閉塞パネル5を取り付けることができる。
(6)
この空気調和機100では、吹出しチャンバー用開口32として天井面CLに設けられる開口が比較的小さくてもよいため、施工工事が簡易である。すなわち、輻射パネル1を天井面CLに取り付けるために輻射パネル1と同じ大きさの開口が天井面CLに設けられる場合、天井面CLに大きな開口を穿つ必要があるため施工工事が困難となる。しかし、この空気調和機100では、吹出しチャンバー用開口32が比較的小さいため、吹出しチャンバー用開口の施工工事が容易である。
(第2実施形態)
上記の第1実施形態では、支持フレーム6と隙間閉塞パネル5とが別体であり空気調和機100の設置時に支持フレーム6が隙間閉塞パネル5に固定されているが、支持フレーム6の少なくとも一部が、隙間閉塞パネル5と一体的に形成されていてもよい。
例えば、第1フレーム部61と第2フレーム部62とが予め第1パネル部材52に一体的に形成される。この場合、第1フレーム部61と第2フレーム部62と第1パネル部材52とが一体成型されていてもよく、また、第1フレーム部61と第2フレーム部62とが第1パネル部材52にネジ止めや接着、溶接等によって予め一体的に固定されていてもよい。
また、第2パネル部材53と第3フレーム部63、第3パネル部材54と第4フレーム部64に関しても同様である。
この場合、上記の設置方法1や設置方法2において、第1フレーム部61の固定、第2フレーム部62の固定、第3フレーム部63の固定、第4フレーム部64の固定の各工程が省略され、設置工程を簡略化することができる。
<他の実施形態>
(1)
上記の実施形態では、支持フレーム6は樹脂製であるが、板金製であってもよい。ただし、軽量化の観点からは樹脂製であることがより望ましい。
(2)
上記の実施形態では、輻射パネル1を形成する繊維系材料の輻射率は0.9であるが、0.6以上の輻射率であればよい。ただし、輻射による温度調整を向上させる観点からは0.9以上であることがより望ましい。
(3)
第2パネル部材53および第3パネル部材54に加えてさらに別のパネル部材が追加されてもよい。
(4)
上記の実施形態では、温度調整ユニット2の下面に吹出しチャンバー3が取り付けられているが、温度調整ユニット2が吹出しチャンバー3から離れた位置に設けられ、吹出しチャンバー3と温度調整ユニット2とがダクトによって接続されてもよい。これにより、温度調整ユニット2から吹き出された温度調整された空気はダクトを通って吹出しチャンバー3に送られ、吹出口31から吹き出される。
(5)
上記の実施形態では、隙間閉塞パネル5はネジによって天井面CLに固定されているが、釘やボルト・ナットなどの他の固定手段によって固定されてもよい。
(6)
上記の実施形態では、吹出しチャンバー用開口32は正方形であるが、長方形や円形など他の形状であってもよい。
本発明によれば空気調和機の設置を容易にすることができ、空気調和機および空気調和機の設置方法として有用である。
空気調和機を室内側から見た斜視図 空気調和機の構成を示す側面断面図 空気調和機の設置方法1を示す模式図 空気調和機の設置方法1を示す模式図 空気調和機の設置方法1を示すフローチャート 空気調和機の設置方法1を示すフローチャート 空気調和機の設置方法2を示すフローチャート 空気調和機の設置方法2を示す模式図 空気調和機の他の設置方法を示す模式図
符号の説明
1 輻射パネル
2 温度調整ユニット
3 吹出しチャンバー(吹出部)
5 隙間閉塞パネル
6 支持フレーム
7 外フレーム
31 吹出口
32 吹出しチャンバー用開口(開口)
51 断熱材
52 第1パネル部材
53 第2パネル部材
55 第1端部
59 第1固定部(固定部)
65 第5フレーム部(第1部材)
100 空気調和機
CL 天井面
RS 室内

Claims (16)

  1. 温度調整された空気が吹き出される吹出口(31)を有し、前記吹出口(31)が天井面(CL)に設けられた開口(32)を通して室内(RS)側に面するように配置される吹出部(3)と、
    前記天井面(CL)に固定され前記吹出口(31)と前記天井面(CL)に設けられた前記開口(32)との隙間を閉塞する板状の隙間閉塞パネル(5)と、
    前記吹出口(31)を前記室内(RS)側から覆うように配置され、前記吹出口(31)から吹き出された空気が取り込まれる空間(IS)を構成し、所定の輻射率を有し前記空気が透過する繊維系材料によって形成された輻射パネル(1)と、
    前記隙間閉塞パネル(5)に支持されるように設けられ、前記輻射パネル(1)を支持する支持フレーム(6)と、
    を備える空気調和機(100)。
  2. 前記隙間閉塞パネル(5)の端部の少なくとも一部には、前記支持フレーム(6)を固定するための固定部(59,50)が設けられ、
    前記隙間閉塞パネル(5)と別体の前記支持フレーム(6)が前記固定部(59,50)を介して前記隙間閉塞パネル(5)に固定される、
    請求項1または2に記載の空気調和機(100)。
  3. 前記固定部(59,50)には前記支持フレーム(6)と嵌合する嵌合構造が設けられる、
    請求項2に記載の空気調和機(100)。
  4. 前記支持フレーム(6)の少なくとも一部は、前記隙間閉塞パネル(5)と一体的に形成される、
    請求項1から3のいずれかに記載の空気調和機(100)。
  5. 前記隙間閉塞パネル(5)は樹脂製である、
    請求項1から4のいずれかに記載の空気調和機(100)。
  6. 前記支持フレーム(6)は樹脂製である、
    請求項1から5のいずれかに記載の空気調和機(100)。
  7. 前記隙間閉塞パネル(5)は、追加のパネル部材(53)および別体の前記支持フレーム(6)の少なくとも一部のいずれとも合致可能な第1端部(55)を有し前記開口(32)の周囲に設けられる第1パネル部材(52)を有する、
    請求項1から6のいずれかに記載の空気調和機(100)。
  8. 前記隙間閉塞パネル(5)は、前記第1端部(55)に合致する端部を有し前記第1パネル部材(52)と組み合わされた第2パネル部材(53)をさらに有する、
    請求項7に記載の空気調和機(100)。
  9. 前記支持フレーム(6)は、前記第1端部(55)に合致する形状を有し前記第1パネル部材(52)と組み合わされた第1部材(65)を有する、
    請求項7に記載の空気調和機(100)。
  10. 前記隙間閉塞パネル(5)には、複数のネジ穴が設けられる、
    請求項1から9のいずれかに記載の空気調和機(100)。
  11. 前記隙間閉塞パネル(5)には、断熱材(51)が取り付けられる、
    請求項1から10のいずれかに記載の空気調和機(100)。
  12. 前記空気の温度調整を行い前記吹出部(3)へと送る温度調整ユニット(2)をさらに備える、
    請求項1から11のいずれかに記載の空気調和機(100)。
  13. 前記温度調整ユニット(2)は、天井裏(CS)に配置され前記開口(32)の上方に位置する、
    請求項12に記載の空気調和機(100)。
  14. 前記支持フレーム(6)の周囲を外側から覆う外フレーム(7)をさらに備える、
    請求項1から13のいずれかに記載の空気調和機(100)。
  15. 天井面(CL)に設置される輻射パネル(1)によって室内(RS)の温度調節を行う空気調和機(100)の設置方法であって、
    温度調整された空気が吹き出される吹出口(31)を有する吹出部(3)が、前記天井面(CL)に設けられた開口(32)を通して前記吹出口(31)が前記室内(RS)側に面するように配置される吹出部設置ステップ(S4)と、
    前記吹出口(31)と前記天井面(CL)に設けられた前記開口(32)との隙間を閉塞する板状の隙間閉塞パネル(5)が前記天井面(CL)に固定される隙間閉塞パネル固定ステップ(S8,S10,S12,S20)と、
    前記輻射パネル(1)を支持し前記隙間閉塞パネル(5)とは別体の支持フレーム(6)の少なくとも一部が前記隙間閉塞パネル(5)に固定される支持フレーム固定ステップ(S7,S9,S11,S16−S19)と、
    前記吹出口(31)から吹き出された空気が取り込まれる空間(IS)を構成し、所定の輻射率を有し前記空気が透過する繊維系材料によって形成された輻射パネル(1)が前記吹出口(31)を前記室内(RS)側から覆うように前記支持フレーム(6)に固定される輻射パネル設置ステップ(S14,S22)と、
    を備える空気調和機(100)の設置方法。
  16. 天井面(CL)に設置される輻射パネル(1)によって室内(RS)の温度調節を行う空気調和機(100)の設置方法であって、
    温度調整された空気が吹き出される吹出口(31)を有する吹出部(3)が、前記天井面(CL)に設けられた開口(32)を通して前記吹出口(31)が前記室内(RS)側に面するように配置される吹出部設置ステップ(S4)と、
    前記輻射パネル(1)を支持する支持フレーム(6)の少なくとも一部が一体的に設けられ、前記吹出口(31)と前記天井面(CL)に設けられた前記開口(32)との隙間を閉塞する板状の隙間閉塞パネル(5)が前記天井面(CL)に固定される隙間閉塞パネル固定ステップ(S8,S10,S12,S20)と、
    前記吹出口(31)から吹き出された空気が取り込まれる空間を構成し、所定の輻射率を有し前記空気が透過する繊維系材料によって形成された輻射パネル(1)が前記吹出口(31)を前記室内(RS)側から覆うように前記支持フレーム(6)に固定される輻射パネル設置ステップ(S14,S22)と、
    を備える空気調和機(100)の設置方法。
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