JP2006297691A - 皮膚に画像を印刷する印刷装置、および印刷方法 - Google Patents
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Abstract
【課題】人体の皮膚の表面に、思った通りの良好な画質で画像を印刷することが可能な技術の提供。
【解決手段】人体の皮膚上にインク滴を吐出して画像を印刷する装置であり、印刷に先立って、皮膚の色合いに関連するデータを計測する計測手段と、印刷しようとする画像の画像データをインク量データに変換する画像データ変換手段とを備え、画像データ変換手段は、計測した色合いに関連するデータを考慮しながら、画像データをインク量データに変換する印刷装置。
【選択図】 図7
【解決手段】人体の皮膚上にインク滴を吐出して画像を印刷する装置であり、印刷に先立って、皮膚の色合いに関連するデータを計測する計測手段と、印刷しようとする画像の画像データをインク量データに変換する画像データ変換手段とを備え、画像データ変換手段は、計測した色合いに関連するデータを考慮しながら、画像データをインク量データに変換する印刷装置。
【選択図】 図7
Description
本発明は、人体の皮膚の表面に画像を印刷する技術に関する。
印刷媒体上にインク滴を吐出して画像を印刷する印刷装置は、コンピュータで作成した画像やデジタルカメラで撮影した画像の出力装置として広く使用されるようになってきた。また、こうした印刷装置で用いられる印刷媒体についても、今日では紙の媒体に止まらず、いわゆるOHPシートのような透明樹脂フィルムや、Tシャツのような布地など、種々の媒体が用いられるようになっている。更には、人体の皮膚やツメの表面などに、画像を印刷しようとする技術も提案されている(特許文献1)。
しかし、人体の皮膚に画像を印刷する場合には、単に画像を印刷しても思った通りの良好な画質が得られない場合があるいう問題があった。
この発明は、従来技術が有する上述した課題を解決するためになされたものであり、人体の皮膚の表面に、思った通りの良好な画質で画像を印刷することが可能な技術の提供を目的とする。
上述した課題の少なくとも一部を解決するために、本発明の印刷装置は次の構成を採用した。すなわち、
人体の皮膚上にインク滴を吐出して画像を印刷する印刷装置であって、
前記画像を印刷しようとする箇所の皮膚の色合いに関連するデータを計測する色合関連データ計測手段と、
前記印刷しようとする画像の画像データを、該画像を印刷するためのインク量に対応したインク量データに変換する画像データ変換手段と、
前記インク量データに基づいて前記皮膚上にインク滴を吐出することにより、前記画像を形成する画像形成手段と
を備え、
前記画像データ変換手段は、前記計測した色合関連データを考慮しながら、前記画像データを前記インク量データに変換する手段であることを要旨とする。
人体の皮膚上にインク滴を吐出して画像を印刷する印刷装置であって、
前記画像を印刷しようとする箇所の皮膚の色合いに関連するデータを計測する色合関連データ計測手段と、
前記印刷しようとする画像の画像データを、該画像を印刷するためのインク量に対応したインク量データに変換する画像データ変換手段と、
前記インク量データに基づいて前記皮膚上にインク滴を吐出することにより、前記画像を形成する画像形成手段と
を備え、
前記画像データ変換手段は、前記計測した色合関連データを考慮しながら、前記画像データを前記インク量データに変換する手段であることを要旨とする。
また、上記の印刷装置に対応する本発明の印刷方法は、
人体の皮膚上にインク滴を吐出して画像を印刷する印刷方法であって、
前記画像を印刷しようとする箇所の皮膚の色合いに関連する色合関連データを計測する第1の工程と、
前記印刷しようとする画像の画像データを、該画像を印刷するためのインク量に対応したインク量データに変換する第2の工程と、
前記インク量データに基づいて前記皮膚上にインク滴を吐出することにより、前記画像を形成する第3の工程と
を備え、
前記第2の工程は、前記計測した色合関連データを考慮しながら、前記画像データを前記インク量データに変換する工程であることを要旨とする。
人体の皮膚上にインク滴を吐出して画像を印刷する印刷方法であって、
前記画像を印刷しようとする箇所の皮膚の色合いに関連する色合関連データを計測する第1の工程と、
前記印刷しようとする画像の画像データを、該画像を印刷するためのインク量に対応したインク量データに変換する第2の工程と、
前記インク量データに基づいて前記皮膚上にインク滴を吐出することにより、前記画像を形成する第3の工程と
を備え、
前記第2の工程は、前記計測した色合関連データを考慮しながら、前記画像データを前記インク量データに変換する工程であることを要旨とする。
かかる本発明の印刷装置および印刷方法においては、人体の皮膚の表面に画像を印刷するに先立って、画像を印刷しようとする箇所の皮膚の色合いに関連するデータ(色合関連データ)を計測する。ここで、皮膚の色合いとは、皮膚の色彩や明度などを含んだ概念である。次いで、印刷しようとする画像の画像データを、該画像を印刷するためのインク量に対応したインク量データに変換する。また、画像データの変換に際しては、計測しておいた色合関連データを考慮することにより、皮膚の色合いが考慮されたインク量データに変換する。こうして得られたインク量データに基づいて、皮膚上にインク滴を吐出することによって画像を印刷する。
こうすれば、画像を印刷しようとする皮膚の色合いに応じて、インク量を調整しながら画像を印刷することができるので、皮膚の色合いによらず、思った通りの良好な画質で画像を印刷することが可能となる。
こうした印刷装置においては、次のようにして画像データをインク量データに変換することとしても良い。先ず、画像データとインク量データとの対応関係を、予め複数組記憶しておく。次いで、皮膚の色合いに関連するデータ(色合関連データ)を計測したら、記憶しておいた複数組の対応関係の中から、得られた色合関連データに応じて対応関係を選択した後、選択した対応関係に従って画像データを変換することとしても良い。
こうすれば、予め、皮膚の色合いに応じて適切な対応関係を設定しておくことで、画像データを適切なインク量データに変換することができ、延いては、良好な画質で画像を印刷することができる。加えて、設定しておく対応関係の種類を増やしてやれば、画像データをより適切なインク量データに変換することができるので、印刷画質を向上させることが可能となる。
また、簡便には、次のようにして画像データをインク量データに変換しても良い。先ず、色合関連データとして、少なくとも皮膚の明度に関連するデータを計測する。次いで、明度が低く(皮膚が黒く)なるほど、インク量が多くなるように画像データを変換することとしても良い。
印刷しようとする皮膚の色が黒くなると、白い皮膚に印刷した場合に比べて、画像の色が分かり難い傾向にある。従って、皮膚の色が黒くなるほどインク量が多くなるように画像データを変換してやれば、印刷画像の色を容易に認識することができるようになる。その結果、画質を簡便に改善することが可能となるので好ましい。
また、上述した印刷装置および印刷方法においては、次のようにして画像を印刷することとしても良い。すなわち、吐出ヘッドを皮膚上で往復動させながらインク滴を吐出することによって画像を印刷することとして、インク滴の吐出に先立って、間隔保持部材を皮膚の表面に接触させることにより、吐出ヘッドと皮膚の表面との間隔を所定範囲内に保持しておくこととしてもよい。
吐出ヘッドを往復動させながらインク滴を吐出して画像を印刷する場合には、吐出ヘッドと皮膚の表面との間隔が変化すると画質の悪化を引き起こすことが知られている。従って、インク滴の吐出に先立って、吐出ヘッドと皮膚の表面との間隔を所定範囲内に保持しておけば、より良好な画質で画像を印刷することが可能となる。
また、吐出ヘッドと皮膚の表面との間隔を保持するに際しては、画像を印刷しようとする領域外の複数箇所で皮膚の表面と接触する第1の保持部材と、画像を印刷しようとする領域内で皮膚の表面と接触しながら、吐出ヘッドと共に移動する第2の保持部材とを用いて、吐出ヘッドと皮膚の表面との間隔を保持することとしてもよい。
第1の保持部材を用いれば、画像を印刷しようとする領域外の複数箇所で皮膚と接触することにより、領域内の広い範囲で吐出ヘッドと皮膚の表面との間隔を、概ね保持することができるが、例えば領域の中央部のように、皮膚との接触箇所から遠い部分では、吐出ヘッドと皮膚表面との間隔が狭くなりがちである。一方、第2の保持部材によれば、画像を印刷しようとする領域内で皮膚の表面と接触しており、しかも吐出ヘッドとともに移動するために、領域の中央部においても吐出ヘッドと皮膚表面との間隔を保持することができる。しかし、第2の保持部材のみを用いたのでは、間隔が保持されるのは接触箇所の近傍だけであり、周辺に行くに従って間隔が急に狭くなってしまう。そこで、第1の保持部材と第2の保持部材とを用いることにより、画像を印刷しようとする領域の全範囲で、吐出ヘッドと皮膚表面との間隔を、所定範囲内に保持することが可能となる。
更に本発明は、上述した印刷方法を実現するためのプログラムをコンピュータに読み込ませ、所定の機能を実行させることにより、コンピュータを用いて実現することも可能である。従って、本発明は次のようなプログラム、あるいは該プログラムを記録した記録媒体としての態様も含んでいる。すなわち、上述した印刷方法に対応する本発明のプログラムは、
人体の皮膚上にインク滴を吐出して画像を印刷する方法を、コンピュータを用いて実現するためのプログラムであって、
前記画像を印刷しようとする箇所の皮膚の色合いに関連する色合関連データを計測する第1の機能と、
前記印刷しようとする画像の画像データを、該画像を印刷するためのインク量に対応したインク量データに変換する第2の機能と、
前記インク量データに基づいて前記皮膚上にインク滴を吐出することにより、前記画像を形成する第3の機能と
をコンピュータを用いて実現させるとともに、
前記第2の機能は、前記計測した色合関連データを考慮しながら、前記画像データを前記インク量データに変換する機能であることを要旨とする。
人体の皮膚上にインク滴を吐出して画像を印刷する方法を、コンピュータを用いて実現するためのプログラムであって、
前記画像を印刷しようとする箇所の皮膚の色合いに関連する色合関連データを計測する第1の機能と、
前記印刷しようとする画像の画像データを、該画像を印刷するためのインク量に対応したインク量データに変換する第2の機能と、
前記インク量データに基づいて前記皮膚上にインク滴を吐出することにより、前記画像を形成する第3の機能と
をコンピュータを用いて実現させるとともに、
前記第2の機能は、前記計測した色合関連データを考慮しながら、前記画像データを前記インク量データに変換する機能であることを要旨とする。
また、上記のプログラムに対応する本発明の記録媒体は、
人体の皮膚上にインク滴を吐出して画像を印刷するプログラムを、コンピュータで読み取り可能に記録した記録媒体であって、
前記画像を印刷しようとする箇所の皮膚の色合いに関連する色合関連データを計測する第1の機能と、
前記印刷しようとする画像の画像データを、該画像を印刷するためのインク量に対応したインク量データに変換する第2の機能と、
前記インク量データに基づいて前記皮膚上にインク滴を吐出することにより、前記画像を形成する第3の機能と
をコンピュータを用いて実現させるプログラムを記憶しているとともに、
前記第2の機能は、前記計測した色合関連データを考慮しながら、前記画像データを前記インク量データに変換する機能であることを要旨とする。
人体の皮膚上にインク滴を吐出して画像を印刷するプログラムを、コンピュータで読み取り可能に記録した記録媒体であって、
前記画像を印刷しようとする箇所の皮膚の色合いに関連する色合関連データを計測する第1の機能と、
前記印刷しようとする画像の画像データを、該画像を印刷するためのインク量に対応したインク量データに変換する第2の機能と、
前記インク量データに基づいて前記皮膚上にインク滴を吐出することにより、前記画像を形成する第3の機能と
をコンピュータを用いて実現させるプログラムを記憶しているとともに、
前記第2の機能は、前記計測した色合関連データを考慮しながら、前記画像データを前記インク量データに変換する機能であることを要旨とする。
これらのプログラムをコンピュータに読み込んで、上記の各種機能を実現させれば、皮膚がどのような色合いであっても、皮膚の表面に思った通りの良好な画質で画像を印刷することが可能となる。
以下では、上述した本願発明の内容を明確にするために、次のような順序に従って実施例を説明する。
A.装置構成:
B.第1実施例の画像印刷処理:
C.第2実施例の画像印刷処理:
A.装置構成:
B.第1実施例の画像印刷処理:
C.第2実施例の画像印刷処理:
A.装置構成 :
図1は、人体の皮膚表面に画像を印刷する印刷装置10の全体構成を示す説明図である。図示されているように、本実施例の印刷装置10は、制御部100を中心として、操作者とのインターフェ−スを主に司る表示画面110と、画像の印刷が行われる本体部130と、人体の画像を印刷しようとする部分が載せられて上下動を行う上下ステージ140などから構成されている。本体部130の内部には、実際に画像を印刷する印刷部200が設けられており、印刷部200は、駆動軸202と摺動軸204とによってガイドされながら本体部130の内部で摺動する摺動ステージ201と、摺動ステージ201に搭載された各種機構などから構成されている。また、制御部100には、フレキシブルディスクやコンパクトディスクなどの種々の記録媒体からデータを読み込むためのデータ読取部150や、印刷用紙などに出力された画像を読み取るためのスキャナ120なども接続されている。
図1は、人体の皮膚表面に画像を印刷する印刷装置10の全体構成を示す説明図である。図示されているように、本実施例の印刷装置10は、制御部100を中心として、操作者とのインターフェ−スを主に司る表示画面110と、画像の印刷が行われる本体部130と、人体の画像を印刷しようとする部分が載せられて上下動を行う上下ステージ140などから構成されている。本体部130の内部には、実際に画像を印刷する印刷部200が設けられており、印刷部200は、駆動軸202と摺動軸204とによってガイドされながら本体部130の内部で摺動する摺動ステージ201と、摺動ステージ201に搭載された各種機構などから構成されている。また、制御部100には、フレキシブルディスクやコンパクトディスクなどの種々の記録媒体からデータを読み込むためのデータ読取部150や、印刷用紙などに出力された画像を読み取るためのスキャナ120なども接続されている。
図2は、駆動軸202および摺動軸204に垂直な面で断面を取ることにより、印刷部200の構造を示した説明図である。図示されているように、印刷部200は、大まかには、駆動軸202および摺動軸204にガイドされて摺動する摺動ステージ201と、摺動ステージ201に組み付けられたキャリッジ240などから構成されている。摺動ステージ201の駆動機構については別図を用いて後述する。キャリッジ240には、黒色(K)インクを収納したインクカートリッジ241と、シアン色(C)インクを収納したインクカートリッジ242と、マゼンタ色(M)インクを収納したインクカートリッジ243と、イエロ色(Y)インクを収納したインクカートリッジ244が搭載されている。また、キャリッジ240の底面には、Kインクのインク滴を吐出する吐出ヘッド245と、Cインクのインク滴を吐出する吐出ヘッド246と、Mインクのインク滴を吐出する吐出ヘッド247と、Yインクのインク滴を吐出する吐出ヘッド248が設けられており、これら吐出ヘッド245〜248の両端側には、ヘッドの並びの向きと平行に、保持部材236が1つずつ突設されている。キャリッジ240の底面の構成については、別図を用いて後述する。
摺動ステージ201の内部にはガイドレース233が設けられており、キャリッジ240はガイドレース233にガイドされながら、駆動軸202および摺動軸204と直角方向に摺動可能に設けられている。摺動ステージ201の上面には、キャリッジモータ230およびプリー232が設けられており、キャリッジモータ230とプリー232との間には駆動ベルト231が張られている。キャリッジ240は、この駆動ベルト231に取り付けられており、キャリッジモータ230で駆動ベルト231を駆動すれば、キャリッジ240を往復動させることが可能となっている。また、摺動ステージ201の上面には、キャリッジ240の原点位置を検出するための原点スイッチ234も設けられている。尚、以下では、キャリッジ240が往復動する方向を「主走査方向」と呼び、摺動ステージ201が摺動する方向(すなわち、主走査方向に対して直角な方向)を「副走査方向」と呼ぶことにする。
また、キャリッジ240の側面には、光学センサ250が設けられている。光学センサ250の内部には、画像を印刷しようとする皮膚表面に向かって白色光を照射する照射部と、皮膚表面からの反射光を集光した後、光強度を検出する光検出部などが組み込まれている。
図3は、駆動軸202および摺動軸204に平行な面で本体部130の縦断面を取ることにより、本体部130の内部構造および摺動ステージ201の駆動機構を示した説明図である。図示されているように、本体部130のほぼ中央には印刷部200が設けられており、印刷部200の下方には上下ステージ140が、そして印刷部200の上方にはデジタルカメラ160が設けられている。上下ステージ140の中にはアクチュエータが組み込まれており、画像を印刷しようとする部分をステージの上面に載せて、上下に動かすことが可能となっている。また、デジタルカメラ160は、上下ステージ140の上面に載せられた身体の部分の映像を撮影可能な位置に搭載されている。
印刷部200の摺動ステージ201は、図1および図2に示したように、駆動軸202および摺動軸204に取り付けられている。駆動軸202の外周面には、螺旋状の雄ネジが切られており、摺動ステージ201には対応する箇所の内周面に雌ネジが切られて、互いに嵌合されている。また、駆動軸202の一端には駆動モータ206が接続されており、駆動モータ206で駆動軸202を回転させると、回転角度に応じて摺動ステージ201が副走査方向(駆動軸202および摺動軸204の方向)に移動するようになっている。また、駆動モータ206の内部には、駆動軸202の回転角度を検出するためのロータリーエンコーダが組み込まれている。制御部100は、ロータリーエンコーダの出力をフィードバックしながら駆動モータ206を制御することにより、駆動軸202の回転角度を制御することで、摺動ステージ201の移動量を正確に制御することが可能となっている。
摺動ステージ201の直ぐ下の位置には、保持板238が設けられており、保持板238は、キャリッジ240の底面に設けられた吐出ヘッド245〜248から、保持板238の底面までの距離が所定間隔となる位置で、本体部130に固定されている。また、キャリッジ240の底面に突設された保持部材236の先端は、保持板238の底面と面位置となっている。
図4は、上側から見て保持板238の形状を示した説明図である。尚、参考として、図4には、駆動軸202、摺動軸204、および摺動ステージ201も細い一点鎖線で表示されている。図中に斜線が付された領域239aは、画像を印刷可能な範囲を表している。また、印刷可能範囲の側方に突出した領域239bは、画像の印刷を行わない時に、吐出ヘッド245〜248を退避させておくために設けられた部分である。保持板238には、これら吐出ヘッド245〜248の可動範囲を囲むように、開口部239が設けられている。
このように、摺動ステージ201の直ぐ下には、開口部239が形成された保持板238が設けられている。このため、画像を印刷しようとする対象物(身体の一部)を上下ステージ140の上に載せて、ステージの上面を上昇させていくと、身体の表面が保持板238に押しつけられて、保持板238の開口部239には、周囲を保持板238に押さえられて平面状にされた皮膚の表面が来ることになる。また、前述したように、キャリッジ240の底面に設けられた吐出ヘッド245〜248の先端から、保持板238の下面までの距離は、所定の値に設定されており、このため、吐出ヘッド245〜248の先端と皮膚表面と間隔は、ほぼ所定の間隔に保たれている。
もっとも、身体の表面は弾力性があるために、保持板238の開口部239で皮膚の表面が若干、盛り上がり、このため開口部239の中央付近では、吐出ヘッド245〜248の先端と皮膚表面との距離が僅かに狭くなってしまう。こうした点に鑑みて、キャリッジ240の底面には保持部材236が突設されており、保持部材236の先端は、保持板238の下面に面位置となっている。このため、皮膚の表面が僅かに盛り上がっている部分では保持部材236に押さえられて、吐出ヘッド245〜248の先端と皮膚表面までの間隔が所定の値に保たれることになる。また、保持部材236はキャリッジ240の底面に突設されており、キャリッジ240と共に移動する。結局、吐出ヘッド245〜248の先端と皮膚表面との間隔は、常に所定の値に保たれていることになる。
図5は、キャリッジ240の底面の構成を示した説明図である。図示されているように、キャリッジ240の底面には、Kインクの吐出ヘッド245と、Cインクの吐出ヘッド246、Mインクの吐出ヘッド247、Yインクの吐出ヘッド248が主走査方向の並べて設けられている。また、これら各吐出ヘッドには、インク滴を吐出する複数のノズルNzがノズルピッチkの間隔を空けて千鳥状に形成されている。更に、各吐出ヘッド245〜248の副走査方向の両側には、保持部材236が設けられている。
以上に説明した印刷部200を初めとして、上下ステージ140や、表示画面110、デジタルカメラ160、データ読取部150などの動作は、全て制御部100によって制御されている。図6は、印刷装置10の全体の動作を制御する制御部100の構成を示す説明図である。制御部100は、CPUを中心として、各種のデータやプログラムが記憶されているROMや、一時的なデータを記憶しておくRAM、表示画面110を駆動するためのVIF(ビデオインターフェース)、各種の周辺機器とのデータのやり取りを行うためのPIF(周辺機器インターフェース)などが、バスで互いに接続されて構成されている。表示画面110は、VIFを介して制御部100に接続されている。また、スキャナ120や、上下ステージ140、データ読取部150、デジタルカメラ160などの外部機器は、PIFを介して制御部100に接続されている。更に、前述した印刷部200に設けられたキャリッジ240や、キャリッジモータ230、駆動モータ206、原点スイッチ234などもPIFを介して制御部100に接続されている。このように、制御部100には、VIFを介して表示画面110が接続され、PIFを介して、印刷部200、上下ステージ140、データ読取部150、デジタルカメラ160などが接続されており、印刷装置10の全体の動作を制御可能に構成されている。
以上のような構成を有する印刷装置10では、次のようにして皮膚の表面に画像を印刷しているために、どのような色の皮膚にも思った通りの良好な画質で画像を印刷することが可能となっている。以下、人体の皮膚表面に画像を印刷する処理(画像印刷処理)について詳しく説明する。
B.第1実施例の画像印刷処理 :
図7は、第1実施例の画像印刷処理の流れを示すフローチャートである。かかる処理は、図1に示した印刷装置10の動作を制御する制御部100に内蔵されたCPUによって実行される処理である。以下、フローチャートに従って説明する。
図7は、第1実施例の画像印刷処理の流れを示すフローチャートである。かかる処理は、図1に示した印刷装置10の動作を制御する制御部100に内蔵されたCPUによって実行される処理である。以下、フローチャートに従って説明する。
第1実施例の画像印刷処理を開始すると、制御部100のCPUは先ず初めに、印刷しようとする画像を選択するための処理(印刷画像選択処理)を開始する(ステップS100)。かかる処理は、印刷装置10の操作者が、装置に組み込まれた表示画面110を確認しながら行われる。
図8は、印刷しようとする画像を選択するために行われる印刷画像選択処理の流れを示すフローチャートである。印刷画像選択処理を開始すると先ず初めに、制御部100のCPUは、予め記憶されている複数の印刷画像を印刷装置10の表示画面110に表示する(ステップS102)。図9は、表示画面110上に、複数の印刷画像が表示されている様子を例示した説明図である。尚、図9では、3種類の画像のみが表示されているが、より多くの画像を表示することとしてもよい。
次いで、印刷画像が選択されたか否かを判断する(ステップS104)。表示画面110は、いわゆるタッチパネルとなっており、画面上で画像が表示されている部分に触れてから、「OK」と表示された箇所に触れることで画像を選択することができる。また、画像を変更したい場合には、「取消」と表示された箇所に触れればよい。図9では、蝶の画像を触った様子を示している。更に、表示された画像の中から選択するのではなく、印刷装置10の操作者が予め用意しておいた画像を印刷する場合には、「オリジナル画像」を選択する。ステップS104では、表示画面110に表示された何れかの画像が選択されて、「OK」が押されたことが確認できるまで、上記のような処理を行う。
そして、表示画面110上の何れかの画像が選択されて、「OK」が押されたことが確認できたら(ステップS104:yes)、選択された画像がオリジナル画像であるか否かを判断する(ステップS106)。選択画像がオリジナル画像ではないと判断された場合は(ステップS106:no)、制御部100に予め記憶されている印刷画像が選択されたことになるので、制御部100のROMから、選択された印刷画像の画像データを読み込む処理を行う(ステップS112)。
一方、印刷画像として「オリジナル画像」が選択されていた場合には(ステップS106:yes)、オリジナル画像を取得するための画面を表示する(ステップS108)。図10は、表示画面110上に、オリジナル画像を取得するための画面が表示されている様子を例示した説明図である。オリジナル画像が、フレキシブルディスクやメモリなどの記録媒体に電子データとして記録されている場合は、表示画面110の左側の「記録媒体からデータを読み込み」と表示された箇所に触れてやる。すると、記録媒体を挿入する旨が表示された後、オリジナル画像の画像データが記録媒体から読み込まれる(ステップS114)。一方、印刷用紙に出力された画像や、手書きの画像をオリジナル画像として用いる場合は、表示画面110の右側の「スキャナで画像を読み込み」と表示された箇所に触れてやる。すると、印刷装置10に組み込まれたスキャナ120にオリジナル画像をセットする旨が表示された後、セットされた画像がスキャナ120によって画像データとして取り込まれる(ステップS116)。
尚、本実施例の印刷装置10では、画像データはRGB各色の階調値の組合せによって表現されたいわゆるRGB画像データである。もちろん、画像データの形式はRGB画像データに限られるものではなく、いわゆるテレビ放送で広く採用されているような、輝度信号と2種類の色差信号とによって表現された画像データとすることもできるし、あるいは、いわゆる表色空間として広く使用されているXYZ色空間や、Lab色空間の座標値によって画像データを表現することとしても良い。
印刷画像が選択されたら、最後に、画像を印刷する大きさ(画像サイズ)を設定する処理を行う(ステップS118)。ここでは簡便に、表示画面110上で、「大」、「中」、「小」の3段階のサイズの中から、何れかを選択するものとするが、連続的に画像サイズを変更可能としてもよい。あるいは、縦横の比率を変えて画像サイズを設定可能としてもよい。更には、印刷装置10に予めデジタルカメラを組み込んでおき、画像を印刷しようとする部分を含んで体の一部を撮影して、表示画面110上で撮影画像と印刷画像とを重ね合わせながら、画像サイズを設定可能としてもよい。
以上のようにして、印刷画像を選択し、印刷画像の画像サイズを設定したら、図8に示す印刷画像選択処理を終了して、図7の画像印刷処理に復帰する。
画像印刷処理では、印刷画像選択処理から復帰すると、選択された印刷画像の画像データを印刷解像度に変換する処理を行う(図7のステップS110)。すなわち、上述した印刷画像選択処理において既に画像サイズが設定されているので、実際に印刷される画像が、縦横両方向にそれぞれ何画素分の画像になるかを決定することができる。そこで印刷画像の画像データから、実際に印刷される画像の各画素についての画像データを決定する処理を行う。
画像データを構成する画素数が、実際に印刷する画像の画素数よりも多い場合には、画像データの画素を一定の割合で間引くことにより、画素数を減少させる。逆に、画像データを構成する画素数が、実際に印刷する画像の画素数よりも少ない場合には、一定の割合で新たな画素を追加し、隣接する画素間で補間演算を行って、追加した画素についてのRGB階調値を算出する。図7のステップS110では、このようにして、実際に印刷しようとする画像の各画素についてのRGB階調値を決定する処理を行う。
次いで、画像を印刷しようとする皮膚の明度を計測する(ステップS120)。すなわち、人間の皮膚の明るさは、白い肌から日に焼けて黒い肌まで種々の明るさがあるため、同じように画像を印刷しても、皮膚の明るさによって得られる画像の印象が異なってしまう。そこで、皮膚の明るさによる影響を補正して適切に画像を印刷するべく、画像の印刷に先立って予め皮膚の明るさを計測しておくのである。
皮膚の明度を計測する処理では、先ず初めに、図11に示すような画面を、表示画面110上に表示する。印刷装置10の操作者は画面の表示に従って、画像を印刷しようとする体の部分を上下ステージ140の上に載せ、表示画面110に「OK」と表示された箇所を軽く押してやる。すると、上下ステージ140に内蔵されたアクチュエータによってステージの上面が上昇し、皮膚上の画像を印刷しようとする箇所が、保持板238の開口部239に押し付けられる。この状態で、キャリッジ240を主走査方向に往復動させながら、摺動ステージ201を副走査方向に移動させることにより、画像を印刷しようとする箇所の全範囲で、皮膚の明度を計測する。皮膚の明度は、キャリッジ240に取り付けられた光学センサ250によって計測することができる。すなわち、前述したように、光学センサ250の内部には白色光を照射する照射部が設けられており、照射部から皮膚に向かって光を照射する。次いで、皮膚から反射した光の強度を、光学センサ250に内蔵された光検出部によって検出する。皮膚の明度が小さくなる(肌が黒くなる)ほど反射光は弱くなるので、反射光の強度を検出することによって、皮膚の明度を計測することができる。
尚、ここでは、画像が印刷される領域の全範囲にわたって皮膚の明度を計測するものとして説明した。しかし、皮膚の明度は、通常の場合は場所によって大きく異なることはないので、摺動ステージ201を副走査させずにキャリッジ240のみを主走査させて、皮膚の一部の明度を計測することとしてもよい。以上に説明したように、図7のステップS120では、このようにして画像を印刷しようとする部分の皮膚の明度を計測する。
次いで、画像データの色変換を行う(ステップS130)。色変換処は、R,G,Bの階調値の組合せによって表現されているRGB画像データを、キャリッジ240に搭載されたC,M,Y,Kの各色インクのインク量に対応するデータ(インク量データ)に変換する処理である。
色変換は、色変換テーブル(LUT)と呼ばれる3次元の数表を参照することによって行われる。図12は、色変換に際して参照される色変換テーブル(LUT)を概念的に示した説明図である。RGB各色の階調値が0〜255の値を取り得るとして、図12に示すように直交する3軸にR,G,B各色の階調値を取った色空間を考えると、全てのRGB画像データは、原点を頂点として一辺の長さが255の立方体(色立体)の内部の点に対応づけることができる。このことから、色立体をRGB各軸に直角に格子状に細分すれば、各格子点を、それぞれのRGB画像データに対応づけることも可能である。そこで、このようにRGB画像データに対応づけられた各々の格子点に、C,M,Y,Kなどの各色インクの使用量に対応する階調値の組合せを予め記憶しておく。こうすれば、RGB画像データが与えられた場合に、次のようにして格子点に記憶されている階調値を読み出すことによって、そのRGB画像データを、各色インクの使用量に対応するデータ(インク量データ)に迅速に変換することが可能となる。
例えば、画像データのR成分がRA、G成分がRG、B成分がRBであったとすると、この画像データは、色空間内のA点に対応づけられる(図12参照)。そこで、色立体を細分する微細な立方体の中から、A点を内包する立方体dVを検出し、この立方体dVの各格子点に記憶されている各色インクの階調値を読み出してやる。そして、これら各格子点の階調値から補間演算すればA点での階調値を求めることができる。以上に説明したように、色変換テーブルLUTとは、RGB各色の階調値の組合せで示される各格子点に、C,M,Y,Kなどの各色インクの使用量に対応する階調値の組合せを記憶した3次元の数表と考えることができる。そして、色変換テーブルを参照すれば、RGB画像データを各色インクの使用量に対応するインク量データに、迅速に変換することが可能である。
以上の様にして色変換を行うことにより、各画素についてのインク量データが得られたら、先に計測した皮膚の明度に応じて、インク量データを補正する処理を行う(ステップS140)。
図13は、色変換によって得られたインク量データを補正する処理の流れを示すフローチャートである。また、図14は、インク量データを補正する様子を概念的に示した説明図である。以下では、図13および図14を参照しながら、インク量データ補正処理について説明する。
インク量データ補正処理を開始すると、先ず初めに、色変換によって得られたC,M,Y,K各色インクのインク量データに、皮膚の明度に応じた補正係数を乗算する処理を行う(図13のステップS142)。皮膚の明度は、画像の印刷に先立って、予め計測されている(図7のステップS120参照)。また、補正係数は、皮膚の明度に応じて適切な値が設定されて、テーブルとして予め制御部100のROMに記憶されている。
図15は、皮膚の明度に応じて適切な補正係数が設定されたテーブルを概念的に示した説明図である。図示されているようにテーブルには、皮膚の明度が大きな(明るい)数値に対しては、「1.0」に近い補正係数が設定されているが、明度の値が小さく(暗く)なるほど大きな値の補正係数が設定されている。すなわち、画像を印刷しようとする皮膚の明度が高い場合(皮膚が白っぽい場合)には、色変換によって得られたインク量データをそのまま使用するが、皮膚の明度が低い場合(皮膚が黒っぽい場合)には、インク量を明度に応じて増量するような補正が行われることになる。
こうして各画素についてのインク量データに補正係数を乗算したら(図13のステップS142)、続いて、補正係数が乗算された各色のインク量データの合計値を画素毎に算出した後(ステップS144)、合計値が予め定められている許容範囲内にあるか否かを判断する(ステップS146)。かかる処理について、図14を用いて説明する。
図14(a)は、ある画素についての、色変換によって得られたインク量データを例示した説明図である。本実施例では、C,M,Y,Kの4色のインクを用いて画像を印刷することと対応して、色変換によって、これら各色についてのインク量データを得ることができる。尚、図14(a)では、説明の便宜上、C,M,Y,Kの何れのインクについてもインク量データは「0」でない値を有するものとして表示されているが、値「0」のインク量データが含まれていても構わない。
また、図14(a)の右端には、各色のインク量データを合計した値が示されている。このインク量データの合計値には許容可能な上限値が定められており、各色のインク量データは、合計値が許容上限値を超えないような値に設定されている。これは、次のような理由によるものである。前述したように、本実施例の印刷装置10では、皮膚の表面にインク滴を吐出することによって画像を印刷する。皮膚に吐出されたインク滴は、内部には浸透することなく表面に留まったまま速やかに乾燥するが、あまりに多量のインク滴が吐出されると乾燥が追い付かなくなる。その結果、隣に吐出されたインク滴と混ざって色が濁るなどの事態が発生して、画質が悪化してしまう。そこで、こうしたことが起きないように、インク量データの合計値に許容可能な上限値が設けられているのである。図14中では、合計値の許容上限値が二点鎖線で表されている。
この許容上限値は、各色のインクが取り得るインク量データの最大値に対して、次のような値に設定されている。すなわち、2色分のインク量データの合計値よりは大きいが、3色分のインク量データの合計値よりは小さな値に設定されている。ここで、皮膚上に吐出可能なインク量の許容上限値は、皮膚の状態によって、ある範囲内に自ずから定まる値である。このことに鑑みれば、3色分のインク量データの合計値が許容上限値を超えられないということは、逆には、この合計値が許容上限値を超えないように、各色インクの染料濃度(あるいは顔料濃度)を適切に設定しておかなければならないことを意味している。そして、各色のインクの濃度を適切に設定しておけば、後述する「下色除去」と呼ばれる処理を行うことにより、各色インクのインク量データの合計値を許容上限値以下の値に収めることが可能となっている。図12に示した色変換テーブルの各格子点には、このような各色のインク量データが設定されている。そして、図13に示したインク量データ補正処理のステップS142では、このような各色のインク量データに対して、皮膚の明度に応じた補正係数を乗算するのである。
図14(b)には、各色のインク量データに補正係数を乗算して得られた結果が示されている。前述したように、色変換によって得られた各色のインク量データは、合計値が許容上限値以下となるように設定されている。しかし、各色のインク量データに補正係数を乗算した後は、もはや、インク量データの合計値が許容上限値以下に収まっているとは限らない。そこで、補正係数を乗算後のインク量データを合計し(図13のステップS144)、得られた合計値が許容上限値以下か否かを判断するのである(ステップS144)。そして、補正係数の乗算後も、インク量データの合計値が許容上限値内に収まっていれば(ステップS144:yes)、そのままインク量データ補正処理を終了して、図7に示した画像印刷処理に復帰する。
一方、補正係数を乗算することで、各色のインク量データの合計値が許容上限値を超えてしまったと判断された場合は(ステップS146:no)、そのままのインク量データに従ってインク滴を吐出したのでは画質が悪化してしまう。そこで、以下のようにして、各色のインク量データの合計値が許容上限値内に収まるように、補正係数乗算後のインク量データを修正する処理を行う。
インク量データの修正に際しては、先ず、C,M,Yの各インクをKインクに置き換えることを考える。いわゆる減法混色の原理によれば、C色、M色、Y色を混ぜると黒色が得られることが知られている。このことから、C,M,Yの各インク量データが等量ずつ使用されている部分では、これらを、同じく等量のKのインク量データに置き換えることが可能なはずである。このように、C,M,Yの3つインクをKインクに置き換える操作は、「下色除去」と呼ばれている。下色除去を行えば、C,M,Yの3つのインクを、Kインク1つに置き換えることができるので、インク量の合計を3分の1に減少させることができる。
そこで、先ず初めに、補正係数乗算後のインク量データの合計値から、許容上限値を減算した値(インク超過量)を算出する(ステップS148)。次いで、求めたインク超過量の半分を、C,M,Yの各色のインク量データから減算するとともに、インク超過量の半分の値をKのインク量データに加算する(ステップS150、S152)。すなわち、インク超過量の半分だけ、下色除去を行うのである。こうすれば、インク量データの合計値をちょうど許容上限値に抑制することができる。図14(c)には、以上のような下色除去を行うことにより、インク量データの合計値を許容上限値に抑制した様子が概念的に示されている。すなわち、C,M,Yの各インク量データについては、インク超過量の半分だけ減少させ、Kのインク量データについてはインク超過量の半分だけ増加させる。図中に示した白抜きの矢印は、下色除去に伴って各色のインク量データを増減させている様子を模式的に表したものである。
以上に説明したように、図13のインク量データ補正処理では、色変換によって得られたインク量データに、皮膚の明度に応じた補正係数を乗算することによってインク量データを補正する処理を行う。そして、乗算後のインク量データの合計値が許容上限値を超えていなければ、そのまま処理を終了し、許容上限値を超えている場合は、合計値が許容上限値に収まるように各色のインク量データを修正する処理を行う。こうしてインク量データが得られたら、図7に示す画像印刷処理に復帰する。
図7に示されているように、画像印刷処理では、インク量データを補正する処理から復帰すると、「ハーフトーン」と呼ばれる処理を開始する(ステップS160)。ハーフトーン処理とは、次のような処理である。インク量データは、階調値0から階調値255までの値を取ることができる。これに対して印刷部200では、インク滴を吐出してドットを形成することによって画像を印刷することから、それぞれの画素についてはドットを形成するか否かの状態しか取り得ない。そこで、256階調を有するインク量データを、画素毎にドット形成の有無によって表現されたデータ(ドットデータ)に変換しておく必要がある。ハーフトーン処理とは、このようにインク量データをドットデータに変換する処理である。
ハーフトーン処理を行う手法としては、誤差拡散法やディザ法などの種々の手法を適用することができる。誤差拡散法は、ある画素についてドットの形成有無を判断したことでその画素に発生する階調表現の誤差を、周辺の画素に拡散するとともに、周囲から拡散されてきた誤差を解消するように、各画素についてのドット形成の有無を判断していく手法である。また、ディザ法は、ディザマトリックスにランダムに設定されている閾値とインク量データとを画素毎に比較して、インク量データの方が大きい画素にはドットを形成すると判断し、逆に閾値の方が大きい画素についてはドットを形成しないと判断することで、各画素についてのドットデータを得る手法である。本実施例の画像印刷処理では、誤差拡散法あるいはディザ法の何れの方法を用いてハーフトーン処理を行うことも可能であるが、ここでは、ディザ法を用いてハーフトーン処理を行うものとして説明する。
図16は、ディザマトリックスの一部を拡大して例示した説明図である。図示したマトリックスには、縦横それぞれ64画素、合計4096個の画素に、階調値0〜255の範囲から万遍なく選択された閾値がランダムに記憶されている。ここで、閾値の階調値が0〜255の範囲から選択されているのは、本実施例ではインク量データが1バイトデータであり、画素に割り当てられる階調値が0〜255の値を取り得ることに対応するものである。尚、ディザマトリックスの大きさは、図16に例示したように縦横64画素分に限られるものではなく、縦と横の画素数が異なるものも含めて、種々の大きさに設定することが可能である。
図17は、ディザマトリックスを参照しながら、画素毎にドット形成の有無を判断している様子を概念的に示した説明図である。ドット形成有無の判断に際しては、先ず、判断の対象として着目している画素(着目画素)のインク量データと、ディザマトリックス中の対応する位置に記憶されている閾値とを比較する。図中に示した細い破線の矢印は、着目画素のインク量データを、ディザマトリックス中の対応する位置に記憶されている閾値と比較していることを模式的に表したものである。そして、ディザマトリックスの閾値よりも着目画素のインク量データの方が大きい場合には、その画素にはドットを形成するものと判断する。逆に、ディザマトリックスの閾値の方が大きい場合には、その画素にはドットを形成しないものと判断する。
図17に示した例では、左上隅にある画素のインク量データは階調値97であり、ディザマトリックス上でこの画素に対応する位置に記憶されている閾値は1である。従って、左上隅の画素については、インク量データの階調値97の方がディザマトリックスの閾値1よりも大きいから、この画素にはドットを形成すると判断する。図17中に実線で示した矢印は、この画素にはドットを形成すると判断して、判断結果をメモリに書き込んでいる様子を模式的に表したものである。一方、この画素の右隣の画素については、インク量データの階調値は97、ディザマトリックスの閾値は177であり、閾値の方が大きいので、この画素についてはドットを形成しないものと判断する。このように、インク量データとディザマトリックスに設定された閾値とを比較することにより、ドットの形成有無を画素毎に決定することができる。
以上に説明したように、図7に示した画像印刷処理のステップS160では、皮膚の明度に応じて補正された各色のインク量データに対して、上述した処理を施すことにより、画素毎にドットについての形成有無を判断してドットデータを生成する処理を行う。
こうしてハーフトーン処理を終了したら、今度は、インターレース処理を開始する(ステップS170)。インターレース処理とは、次のような処理である。先ず、ハーフトーン処理では、画像を構成する画素毎にドットを形成するか否かを示すドットデータが得られるが、このデータは画素の順番に並んだデータとなっている。ところが、図5を用いて前述したように、印刷部200のキャリッジ240の底面に設けられた吐出ヘッド245〜248には、インク滴を吐出するノズルNzがノズルピッチkの間隔で設けられている。従って、インク滴はノズルピッチkの間隔を空けて吐出されてしまうので、単にキャリッジ240を主走査しながらインク滴を吐出しただけでは、ラスタがノズルピッチkの間隔を空けて形成されてしまい、隙間の位置のラスタは別途、形成しなければならない。すなわち、実際に画像を印刷する際には、画像の上のラスタから順番に形成されるわけではない。加えて、1本のラスタを複数回に分けて印刷することも行われていることから、ラスタ内でも端の画素から順番にドットが形成されるわけではない。そこで、各色の吐出ヘッド245〜248が実際にドットを形成する順番を考慮して、ドットデータを並べ替えた後、ドットを形成する順序に従って、吐出ヘッド245〜248に供給する処理が必要となる。インターレース処理では、このようにドットデータを並べ替えて、吐出ヘッド245〜248に出力する処理を行う。
吐出ヘッド245〜248は、このようにしてインターレース処理が施された状態で、制御部100から供給されてきたデータを受け取ると、そのデータに従ってインク滴を吐出する。また、これに合わせてキャリッジモータ230および駆動モータ206を駆動し、キャリッジ240の主走査および副走査を行う。その結果、皮膚の表面に画像が印刷されることになる(ステップS180)。
以上に説明した第1実施例の画像印刷処理では、皮膚の表面に画像を印刷する際に、予め皮膚の明るさを計測しておき、皮膚が黒っぽい場合にはインク量を増加させるような補正を行う。こうして補正したインク量データに基づいて画像を印刷しているために、どのような明るさの皮膚に対しても、適切に画像を印刷することが可能となる。
また、皮膚の明度であれば、比較的簡単に計測することが可能である。加えて、皮膚の明度に応じて補正するのであれば、インク量データの補正も比較的簡単に実施することができる。このため、適切な画像を簡便に印刷することが可能となる。
更に、画像の印刷時には、印刷しようとする皮膚の表面が保持板238に押しつけられて、ほぼ平面状となっており、加えて、キャリッジ240に設けられた保持部材236によって、吐出ヘッド245〜248の下面と皮膚表面までの距離が適切な距離に保持されている。このため、適切な画像を印刷することができる。
尚、上述した第1実施例の画像印刷処理では、皮膚の明るさは、場所によって大きくは異ならないことを前提として、色変換によって得られたインク量データを、場所に因らず一律の補正係数を用いて補正するものとして説明した。しかし、厳密に言えば、皮膚の明るさは場所によって微妙に異なることから、画像を印刷しようとする各場所での皮膚の明るさに応じて、個別にインク量データを補正することとしても良い。
C.第2実施例の画像印刷処理 :
上述した第1実施例の画像印刷処理では、予め皮膚の明度を計測しておき、明度が低くなるとインク量が多くなるような補正を行った。もちろん、皮膚の状態は、単に明るいか暗いかといった明度の違いだけではなく、赤っぽい皮膚や黄色っぽい皮膚など、色についても異なっている。そこで、こうした色の違いを考慮してインク量データを補正してやれば、より適切に画像を印刷することができる。以下では、こうした第2実施例の画像印刷処理について説明する。
上述した第1実施例の画像印刷処理では、予め皮膚の明度を計測しておき、明度が低くなるとインク量が多くなるような補正を行った。もちろん、皮膚の状態は、単に明るいか暗いかといった明度の違いだけではなく、赤っぽい皮膚や黄色っぽい皮膚など、色についても異なっている。そこで、こうした色の違いを考慮してインク量データを補正してやれば、より適切に画像を印刷することができる。以下では、こうした第2実施例の画像印刷処理について説明する。
図18は、第2実施例の画像印刷処理の流れを示すフローチャートである。かかる処理は、図7に示した第1実施例の画像印刷処理に対して、皮膚の明度ではなく色彩を測色している点と、インク量データを補正する代わりに、測色結果に応じて選択した色変換テーブルを用いて色変換を行っている点が大きく異なっている。以下では、これらの相違点を中心として、図18のフローチャートに従って説明する。
第2実施例の画像印刷処理においても、第1実施例の画像印刷処理と同様に、処理を開始すると、先ず初めに、印刷しようとする画像を選択するための処理を行う(ステップS200)。すなわち、図8ないし図10を用いて前述したように、印刷装置10の操作者が、装置に組み込まれた表示画面110を確認しながら、印刷画像を選択するとともに、画像サイズを設定する。
次いで、前述した第1実施例の画像印刷処理と同様に、選択した印刷画像の画像データを印刷解像度に変換する処理を行う(ステップS210)。すなわち、実際に印刷する画像の主走査方向および副走査方向の画素数を、画像サイズから決定し、次いで、各画素についての画像データを、選択した印刷画像の画像データに基づいて決定する処理を行う。かかる処理は、前述した第1実施例における処理と同様であるため、ここでは詳細な説明は省略する。
第2実施例の画像印刷処理では、続いて、画像を印刷しようとする皮膚の色彩を測色する(ステップS220)。すなわち、単に皮膚の明るさだけでなく、皮膚の色合いも考慮して、より適切に画像を印刷するために、皮膚の色彩を測色しておくのである。
尚、第2実施例の画像印刷処理では、皮膚の色彩を測色することに対応して、キャリッジ240の側面に搭載された光学センサ250は、次のような機構が組み込まれたいわゆる測色センサとなっている。すなわち、画像を印刷しようとする皮膚表面に向かって白色光を照射する照射部と、皮膚表面からの反射光を集光してRGBの各色に分光する光学系と、分光後の光強度を検出する光検出部などが組み込まれている。そして、分光後の光強度を検出することで、皮膚の測色値を得ることが可能となっている。
皮膚の色彩を測色する処理自体は、前述した第1実施例とほぼ同様にして行われる。すなわち、先ず、表示画面110上に、図19に示すような画面を表示する。印刷装置10の操作者が、画像を印刷しようとする体の部分を上下ステージ140の上に載せて、表示画面110に「OK」と表示された箇所に触れたら、上下ステージ140を上昇させて皮膚を保持板238の開口部239に押し付ける。そして、キャリッジ240を主走査方向に往復動させながら、摺動ステージ201を副走査方向に移動させることにより、画像を印刷しようとする箇所の全範囲で、皮膚の色彩を測色する。
次いで、第2実施例の画像印刷処理では、得られた測色値に応じて、適切な色変換テーブルを選択する(ステップS230)。すなわち、第2実施例では、様々な測色値を有する皮膚について、適切な画像が得られるようにインク量データが調整された複数の色変換テーブルが、実験的な手法によって予め求められている。そして、これら複数の色変換テーブルが、皮膚の測色値に対応付けられた状態で、制御部100のROMに記憶されている。
図20は、皮膚の測色値に応じて複数の色変換テーブルが設定されている様子を概念的に示した説明図である。図20では、いわゆるLab色空間で肌色に対応する領域に、「A」ないし「D」の4種類の色変換テーブルが設定されている様子が示されている。第2実施例のステップS230では、このような対応関係に基づいて、皮膚の測色値に応じた色変換テーブルを選択するのである。
次いで、こうして選択した色変換テーブルを参照しながら色変換を行うことにより、画像データがC,M,Y,K各色のインク量データに変換される(ステップS240)。第2実施例の画像印刷処理では、皮膚の測色値に応じて適切な色変換テーブルを選択しているために、こうして得られたインク量データは、皮膚の色彩が考慮された適切なインク量データとなっている。
そこで、第2実施例では、色変換処理によってインク量データが得られたら、直ちにハーフトーン処理を開始する(ステップS250)。その結果、インク量データは、画素毎にドットを形成するか否かを示すデータ(ドットデータ)に変換される。
その後は、前述した第1実施例の画像印刷処理と同様に、ドットデータに対してインターレース処理を行った後(ステップS260)、キャリッジ240の主走査および副走査を行いながらインク滴を吐出することによって画像を印刷する(ステップS270)。その結果、選択した画像が皮膚の上に印刷されることになる。
以上に説明した第2実施例の画像印刷処理では、皮膚の明るさだけでなく、皮膚の色彩をも考慮することで、どのような皮膚に対しても適切な色合いで画像を印刷することが可能となる。
また、予め複数の色変換テーブルを記憶しておかなければならないものの、皮膚の測色値に応じて選択した適切な色変換テーブルを用いて色変換を行うことで、画像データを適切なインク量データに直ちに変換することができる。このため、インク量データを補正するための処理が不要となるため、画像を迅速に印刷することも可能となる。
尚、上述した第2実施例の画像印刷処理においても、皮膚の色彩は、場所によって大きくは異ならないものとして説明した。従って、皮膚の測色値に基づいて色変換テーブルを1つ選択した後、この色変換テーブルを用いて画像データをインク量データに変換していた。しかし、厳密に言えば、皮膚の色彩も場所によって微妙に異なることから、画像を印刷しようとする各場所での皮膚の色彩に応じて、適切な色変換テーブルを切り換えながら、画像データをインク量データに変換することとしても良い。
以上、各種の実施例について説明したが、本発明は上記すべての実施例に限られるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲において種々の態様で実施することができる。
10…印刷装置、 100…制御部、 110…表示画面、
120…スキャナ、 130…本体部、 140…上下ステージ、
150…データ読取部、 160…デジタルカメラ、 200…印刷部、
201…摺動ステージ、 202…駆動軸、 204…摺動軸、
236…保持部材、 238…保持板、 240…キャリッジ、
250…光学センサ
120…スキャナ、 130…本体部、 140…上下ステージ、
150…データ読取部、 160…デジタルカメラ、 200…印刷部、
201…摺動ステージ、 202…駆動軸、 204…摺動軸、
236…保持部材、 238…保持板、 240…キャリッジ、
250…光学センサ
Claims (8)
- 人体の皮膚上にインク滴を吐出して画像を印刷する印刷装置であって、
前記画像を印刷しようとする箇所の皮膚の色合いに関連するデータを計測する色合関連データ計測手段と、
前記印刷しようとする画像の画像データを、該画像を印刷するためのインク量に対応したインク量データに変換する画像データ変換手段と、
前記インク量データに基づいて前記皮膚上にインク滴を吐出することにより、前記画像を形成する画像形成手段と
を備え、
前記画像データ変換手段は、前記計測した色合関連データを考慮しながら、前記画像データを前記インク量データに変換する手段である印刷装置。 - 請求項1記載の印刷装置であって、
前記画像データと前記インク量データとの対応関係を複数組記憶している対応関係記憶手段を備え、
前記画像データ変換手段は、前記記憶されている複数組の対応関係の中から、前記色合関連データに応じて選択された対応関係に基づいて、前記画像データを変換する手段である印刷装置。 - 請求項1記載の印刷装置であって、
前記色合関連データ計測手段は、前記皮膚の明度に関連するデータを計測する手段であり、
前記画像データ変換手段は、前記皮膚の明度が低くなるほど前記インク量が多くなるように、前記画像データを変換する手段である印刷装置。 - 請求項1記載の印刷装置であって、
前記画像形成手段は、
前記皮膚上で往復動しながら前記インク滴を吐出する吐出ヘッドと、
前記皮膚の表面に接触することにより、前記吐出ヘッドと該皮膚の表面との間隔を所定範囲内に保持する間隔保持部材と
を備える印刷装置。 - 請求項4記載の印刷装置であって、
前記間隔保持部材は、
前記画像を印刷しようとする領域外の複数箇所で前記皮膚の表面と接触する第1の保持部材と、
前記画像を印刷しようとする領域内で前記皮膚の表面と接触しながら、前記吐出ヘッドと共に移動する第2の保持部材と
を備えている印刷装置。 - 人体の皮膚上にインク滴を吐出して画像を印刷する印刷方法であって、
前記画像を印刷しようとする箇所の皮膚の色合いに関連する色合関連データを計測する第1の工程と、
前記印刷しようとする画像の画像データを、該画像を印刷するためのインク量に対応したインク量データに変換する第2の工程と、
前記インク量データに基づいて前記皮膚上にインク滴を吐出することにより、前記画像を形成する第3の工程と
を備え、
前記第2の工程は、前記計測した色合関連データを考慮しながら、前記画像データを前記インク量データに変換する工程である印刷方法。 - 請求項6記載の印刷方法であって、
前記第3の工程は、
前記皮膚上で往復動しながら前記インク滴を吐出する副工程と、
前記インク滴の吐出に先立って前記皮膚の表面に接触することにより、前記吐出ヘッドと該皮膚の表面との間隔を所定範囲内に保持しておく副工程と
を備えている印刷方法。 - 人体の皮膚上にインク滴を吐出して画像を印刷する方法を、コンピュータを用いて実現するためのプログラムであって、
前記画像を印刷しようとする箇所の皮膚の色合いに関連する色合関連データを計測する第1の機能と、
前記印刷しようとする画像の画像データを、該画像を印刷するためのインク量に対応したインク量データに変換する第2の機能と、
前記インク量データに基づいて前記皮膚上にインク滴を吐出することにより、前記画像を形成する第3の機能と
をコンピュータを用いて実現させるとともに、
前記第2の機能は、前記計測した色合関連データが考慮された状態で、前記画像データを前記インク量データに変換する機能であるプログラム。
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JP2005120778A JP2006297691A (ja) | 2005-04-19 | 2005-04-19 | 皮膚に画像を印刷する印刷装置、および印刷方法 |
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