JP2006295820A - アクセスポイント装置及び通信システム - Google Patents

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Abstract

【課題】 アクセスポイント装置間のハンドオーバ直後に、無線端末宛の信号を対向端末が送信しても無線端末に信号を正常に与える。
【解決手段】 本発明のアクセスポイント装置は、他のアクセスポイント装置から当該アクセスポイント装置に無線端末がハンドオーバするとき、無線経路を切り替える無線経路切替手段と、無線経路の切替時に、無線端末のアドレス情報を通信元として含むダミー信号を形成して、各アクセスポイント装置を収容する1又は複数の交換装置に到達又は通過するように送信するダミー信号送信手段とを備える。ダミー信号により、交換装置は、内蔵する無線端末に関する管理情報を更新させる。本発明の通信システムにおいて、本発明のアクセスポイント装置を適用している。
【選択図】 図1

Description

本発明はアクセスポイント装置及び通信システムに関し、例えば、アクセスポイント装置でのハンドオーバ処理におけるスイッチ接続情報の更新方法に適用し得るものである。
無線LAN上で、無線VoIP端末がハンドオーバする従来方法を、図2のブロック図を用いて説明する。
図2において、複数のアクセスポイント装置103(103−1、103−2)は、レイヤ2スイッチ102のいずれかのポート(図示のものはポートP3及びP4)に収容されており、レイヤ2スイッチ102の他のポート(図示のものはポートP6)は、ルータ101を介して外部ネットワークNETに接続されている。なお、外部ネットワークNETには、外部端末100が接続されている。各アクセスポイント装置103はそれぞれ、有線LANインタフェース部(イーサネット(登録商標)インタフェース部)104、制御部105、無線部106を有している。無線VoIP端末110は、いずれかのアクセスポイント装置103に収容されて通信を行う。
アクセスポイント装置103−1に接続されていた無線VoIP端末110が通信中に移動し、アクセスポイント装置103−2の管轄エリアに入るようになると、アクセスポイント装置103−1からアクセスポイント装置103−2へハンドオーバし、無線VoIP端末110はアクセスポイント装置103−2に再接続される。
このようなアクセスポイント装置間のハンドオーバについては、例えば、特許文献1に記載されている。
特開2004−229225号
しかしながら、図2に示すような通信システムの構成では、無線VoIP端末110が移動してポートP3に接続されているアクセスポイント装置103−1からポートP4に接続されているアクセスポイント装置103−2へハンドオーバしたが、無線VoIP端末110からのフレームがアクセスポイント装置103−2を介してレイヤ2スイッチ102に届いていないときに、外部端末100から無線VoIP端末110向けに送信されたフレームがあった場合、そのフレームが無線VoIP端末110に正確に届かないという課題があった。以下、図3を用いて、かかる課題について説明する。
無線VoIP端末110は、アクセスポイント装置103−1を介して通信中である。このような状態において、外部端末100が無線VoIP端末110向けのフレームをレイヤ2スイッチ102に送信したとする(S10)。このフレームは、レイヤ2スイッチ102からアクセスポイント装置103−1へ転送され(S11)、さらに、アクセスポイント装置103−1から無線VoIP端末110へ転送される(S12)。
無線VoIP端末110がこのような通信中に移動し、アクセスポイント装置103−1からアクセスポイント装置103−2へハンドオーバしたとする。無線VoIP端末110は、移動先のアクセスポイント装置103−2に再接続要求し、再接続される(S13)。しかし、レイヤ2スイッチ102に、アクセスポイント装置103−2が中継する無線VoIP端末110からのフレームが届いていない状況においては、レイヤ2スイッチ102におけるMACアドレステーブルの無線VoIP端末110のレコードは更新されていない。
上述した再接続直後のタイミングで、外部端末100が無線VoIP端末110向けのフレームをレイヤ2スイッチ102に送信したとする(S14)。レイヤ2スイッチ102は、無線VoIP端末110がアクセスポイント装置103−1に接続していると継続して認識しているので、そのフレームをアクセスポイント装置103−1へ転送し、通信は失敗する(S15)。
なお、図3では、外部端末100が外部ネットワークNETに接続されている例を示したが、無線VoIP端末の移動先のアクセスポイント装置以外に接続する端末であれば、同様の課題が発生することが考えられる。
そのため、無線端末を収容しているアクセスポイント装置間のハンドオーバ直後に、その無線端末宛の信号を対向する端末が送信しても、その無線端末に信号を与えることができるアクセスポイント装置及び通信システムが望まれている。
かかる課題を解決するため、第1の本発明は、無線端末を収容可能なアクセスポイント装置において、(1)他装置の第1のアクセスポイント装置から当該装置である第2のアクセスポイント装置に無線端末がハンドオーバするとき、上記第1のアクセスポイント装置を収容している第1の交換装置及び上記第1のアクセスポイント装置を介して通信していた上記無線端末を、上記第2のアクセスポイント装置を収容している第2の交換装置及び上記第2のアクセスポイント装置を介して通信する無線手段と、(2)上記ハンドオーバ時に、上記無線端末のアドレス情報を通信元として含むダミー信号を形成して、上記第1及び第2の交換装置に到達又は通過するように送信するダミー信号送信手段とを備えることを特徴とする。
第2の本発明は、無線端末を収容可能な複数のアクセスポイント装置と、1又は複数の上記アクセスポイント装置を収容する1又は複数の交換装置とを有する通信システムにおいて、少なくとも一部の上記各アクセスポイント装置として、第1の本発明のアクセスポイント装置を適用したことを特徴とする。
本発明のアクセスポイント装置及び通信システムによれば、無線端末を収容するアクセスポイント装置間のハンドオーバがあったとき、ハンドオーバ先のアクセスポイント装置がダミー信号を送信して、交換装置における無線端末に関する管理情報を更新させるようにしたので、ハンドオーバ直後に、その無線端末宛の信号を対向端末が送信しても、その無線端末は、ハンドオーバ先でも、その無線端末宛の信号を受信することができる。
(A)第1の実施形態1
以下、本発明のアクセスポイント装置及び通信システムの第1の実施形態を、図面を参照しながら説明する。
(A−1)第1の実施形態の構成
図1は、第1の実施形態の通信システムの構成を示すブロック図である。
図1において、第1の実施形態の通信システム(LAN)20は、ルータ201、レイヤ2スイッチ202、複数のアクセスポイント装置203(203−1、203−2、…)、無線VoIP端末210を構成要素としている。
ルータ201は、当該無線LANを外部ネットワークNETと接続させるものであり、既存のものを適用することができる。なお、外部ネットワークNETにおける外部端末200も、当該無線LANの無線VoIP端末210と通信し得る。ルータ201としては、既存のものを適用でき、その内部構成の説明は省略する。
レイヤ2スイッチ202は、MACアドレスに基づいて、イーサネットのMACフレームを交換転送するものであり、既存のものを適用することができる。図1の例の場合、レイヤ2スイッチ202のポートP3はアクセスポイント装置203−1に接続され、ポートP4はアクセスポイント装置203−2に接続され、ポートP6はルータ201に接続されている。レイヤ2スイッチ202としては、既存のものを適用でき、その内部構成の説明は省略する。
ここで、第1の実施形態のレイヤ2スイッチ202は、一般的なレイヤ2スイッチと同様に、自己が交換処理している無線VoIP端末210等のMACアドレスを、ポート番号や、アクセスポイント装置(203)の装置IDなどと対応付けて管理しているMACアドレステーブル202aを内蔵しており、接続状態の変化などに応じて、MACアドレステーブル202aを適宜更新するものである。
無線VoIP端末210がポート4のアクセスポイント装置203−2に接続されているということを認識し、MACアドレステーブルをそのように更新する。
各アクセスポイント装置203−1、203−2、…はそれぞれ、無線VoIP端末210と、有線LAN部分とで授受するMACフレームを中継する機能を担っている。
無線VoIP端末210は、例えば、携帯IP電話機などのVoIPプロトコルに従って音声通信する端末である。ノートパソコンに、それ用の無線LANカードを装着した、携帯可能のソフトフォンであっても良い。無線VoIP端末210としては、既存のものを適用でき、その内部構成の説明は省略する。
各アクセスポイント装置203(203−1、203−2、…)はそれぞれ、有線LANインタフェース部(イーサネットインタフェース部)204(204−1、204−2、…)、制御部205(205−1、205−2、…)、無線部206(206−1、206−2、…)及びダミーフレーム送信部207(207−1、207−2、…)を有している。
有線LANインタフェース部204は、有線LAN側とのインタフェース機能を担っているものである。この第1の実施形態も、LANは、イーサネットに従っているものとする。
無線部206は、無線VoIP端末210に対する無線LAN(無線回線)とのインタフェース機能を担っているものである。
制御部205は、呼接続制御(例えば、ハンドオーバ時の再接続処理)や、有線LANでのMACフレームと無線LANでのMACフレーム間の変換などを行うものである。この制御部205は、今まで収容していない無線VoIP端末210から、再接続要求があった場合には、ダミーフレーム送信部207を起動させ、協働して後述するようなダミーフレームをレイヤ2スイッチ202に送信するものである。
ダミーフレーム送信部207は、接続情報を扱う制御部205と連携し、ハンドオーバしてきた無線VoIP端末210の情報を得て、送信元を無線VoIP端末210のMACアドレス、送信先を、外部端末200に係るMACアドレスではなく、ブロードキャストアドレスに設定したダミーフレームを送信するものである。
MACフレーム構成を、周知であるが、参考までに、図4に示している。MACフレームは、プリアンブル、スタートフレームデリミーター(SFD)、送信先MACアドレス、送信元MACアドレス、データ長、データ及びフレームチェックシーケンスからなっている。
(A−2)第1の実施形態の動作
次に、第1の実施形態のアクセスポイント装置及び通信システムの動作、特に、ハンドオーバ前後の動作を、図5のシーケンス図をも参照しながら説明する。
まず、無線VoIP端末210が、アクセスポイント装置203−1に接続していて、通信中であるとする。
このような状況においては、外部端末200が無線VoIP端末210向けのフレームをレイヤ2スイッチ202に送信すると(S20)、そのフレームは、レイヤ2スイッチ202からアクセスポイント装置203−1へ転送され(S21)、さらに、アクセスポイント装置203−1から無線VoIP端末210へ転送されて、無線VoIP端末210に到達する(S22)。
無線VoIP端末210が、通信中に、アクセスポイント装置203−1の管轄エリアからアクセスポイント装置203−2の管轄エリアに移動すると、無線VoIP端末210は、アクセスポイント装置203−2に再接続要求をし、アクセスポイント装置203−2と接続する(S23)。アクセスポイント装置203−2のダミーフレーム送信部207−2)は、接続情報を扱う制御部205−2と連携し、ハンドオーバしてきた無線VoIP端末210の情報を得て、送信元を無線VoIP端末210のMACアドレス、送信先をブロードキャストアドレスとしたダミーフレームを送信し(S24)、このダミーフレームは、レイヤ2スイッチ202に到達する。レイヤ2スイッチ202は、転送処理のために受信したMACフレームの送信先MACアドレスなどを判別しているが、今回受信したダミーフレームに対するアドレスの判別により、無線VoIP端末210が、自己のポートP4に接続されているアクセスポイント装置203−2に接続されているということを認識し、内蔵するMACアドレステーブルをそのように更新する(S24)。
なお、ダミーフレームは、ブロードキャストフレームであるので、レイヤ2スイッチ202から外部端末200にも転送され得るが、外部端末200は、受信したブロードキャストフレームに有効なデータが挿入されていないので、その受信を無視する。
ハンドオーバの直後のタイミングで、外部端末200が無線VoIP端末210向けのフレームをレイヤ2スイッチ202に送信したとする(S25)。このフレームは、レイヤ2スイッチ202において無線VoIP端末210の収容先がアクセスポイント装置203−2に既に書き換えられているので、アクセスポイント装置203−2へ転送され(S26)、さらに、アクセスポイント装置203−2から無線VoIP端末210へ転送される(S27)。
以上のようにして、ハンドオーバ直後でも、外部端末200からの無線VoIP端末210向けフレームは、ハンドオーバ先のポートP4のアクセスポイント装置203−2へ正確に転送され、通信に成功する。
なお、図5では、外部端末200が外部ネットワークNET(図1)を介して無線VoIP端末210をアクセスする場合を示したが、無線VoIP端末210の移動先のアクセスポイント装置以外に接続する端末が無線VoIP端末210の対向端末であれば、図5と同様な動作を行う。
(A−3)第1の実施形態の効果
以上のように、第1の実施形態によれば、無線VoIP端末210のハンドオーバ直後にアクセスポイント装置203−2がハンドオーバで受け入れた無線VoIP端末210のMACアドレスを送信元、ブロードキャストアドレスを送信先としたダミーフレームを送信することにより、レイヤ2スイッチ202が、無線VoIP端末210のハンドオーバ直後にMACアドレステーブルを変更することができ、ハンドオーバ直後に受信した無線VoIP端末210向けのフレームも正確に転送することができる。
(B)第2の実施形態
次に、本発明のアクセスポイント装置及び通信システムの第2の実施形態を、図面を参照しながら説明する。
第2の実施形態の通信システムも、全体構成は、第1の実施形態に係る図1で表すことができる。しかしながら、アクセスポイント装置203の制御部205及びダミーフレーム送信部207の機能が、第1の実施形態のものと異なっている。
第2の実施形態の制御部205は、ダミーフレーム送信部207と連携して、第2の実施形態でのダミーフレームを送信させるものである。また、制御部205は、当該アクセスポイント装置203を送信先とし、送信元はハンドオーバ前の無線VoIP端末210であるフレーム(ダミーフレーム)を受信した場合には、それを廃棄するものである。
第2の実施形態のダミーフレーム送信部207は、制御部205と連携し、当該アクセスポイント装置203が無線VoIP端末210のハンドオーバ先として無線VoIP端末210と再接続したときに、送信元を無線VoIP端末210のMACアドレス、送信先をハンドオーバ前に接続していたアクセスポイント装置203−1のMACアドレスに設定したダミーフレームを送信させるものである。
次に、第2の実施形態のアクセスポイント装置及び通信システムの動作、特に、ハンドオーバ前後の動作を、図6のシーケンス図をも参照しながら説明する。
ハンドオーバ前の一般的な通信動作は、第1の実施形態と変わりはない。すなわち、外部端末200が無線VoIP端末210向けのフレームをレイヤ2スイッチ202に送信すると(S30)、そのフレームは、レイヤ2スイッチ202からアクセスポイント装置203−1へ転送され(S31)、さらに、アクセスポイント装置203−1から無線VoIP端末210へ転送されて、無線VoIP端末210に到達する(S32)。
無線VoIP端末210が、通信中に、アクセスポイント装置203−1の管轄エリアからアクセスポイント装置203−2の管轄エリアに移動すると、無線VoIP端末210は、アクセスポイント装置203−2に再接続要求をする(S33)。ハンドオーバ前に無線VoIP端末210が接続されていたアクセスポイント装置203−1とハンドオーバ後に無線VoIP端末210が接続されるアクセスポイント装置203−2とが、その無線VoIP端末210の情報を授受する(S34;情報授受は、無線によるものであっても良く、レイヤ2スイッチ202を介したものであっても良い)。無線VoIP端末210は、ハンドオーバ先のアクセスポイント装置203−2と接続する(S35)。
ステップS33〜S35の処理は第1の実施形態でも実行されているものであるが(S23参照)、第2の実施形態に係る図6では、詳細に書き出したものである。ハンドオーバ先のアクセスポイント装置203−2が、ハンドオーバ前のアクセスポイント203−1のMACアドレスを取得できることを明らかにするために書き出したものである。
なお、第1の実施形態の場合、ハンドオーバ元のアクセスポイント装置203−1とハンドオーバ先のアクセスポイント装置203−2とが情報授受を実行しないでハンドオーバする通信システムに対しても適用可能であるが、第2の実施形態は、ハンドオーバ元のアクセスポイント装置203−1とハンドオーバ先のアクセスポイント装置203−2とが情報授受を実行してハンドオーバする通信システムに適用することができる。
アクセスポイント装置203−2のダミーフレーム送信部207−2は、接続情報を扱う制御部205−2と連携し、ハンドオーバしてきた無線VoIP端末210の情報を得て、送信元を無線VoIP端末210のMACアドレス、送信先をハンドオーバ時に得た情報から、無線VoIP端末210がハンドオーバ前に接続していたアクセスポイント装置203−1のMACアドレスと設定したダミーフレームをレイヤ2スイッチ202に向けて送信する(S36)。
レイヤ2スイッチ202は、受信したダミーフレームの入力ポート番号や受信したダミーフレームのアドレス分析などにより、無線VoIP端末210がポートP4接続のアクセスポイント装置203−2に接続されているということを認識し、内蔵するMACアドレステーブルをそのように更新すると共に、レイヤ2スイッチ202はそのダミーフレームをハンドオーバ前に無線VoIP端末210が接続されていたアクセスポイント装置203−1に転送する(S37)。
なお、アクセスポイント装置203−1の制御部205−1は、受信したフレームの送信元及び送信先MACアドレスの組合せに基づいて、そのフレームがダミーフレームであることを認識し、受信したフレームを破棄する。
外部端末200が無線VoIP端末210向けのフレームを送信し、ハンドオーバ直後(送信はその前でも良い)において、そのフレームがレイヤ2スイッチ202に到達したとする(S38)。このフレームは、レイヤ2スイッチ202において無線VoIP端末210の収容先がアクセスポイント装置203−2に既に書き換えられているので、アクセスポイント装置203−2へ転送され(S39)、さらに、アクセスポイント装置203−2から無線VoIP端末210へ転送される(S40)。
以上のようにして、ハンドオーバ直後でも、外部端末200からの無線VoIP端末210向けフレームは、ハンドオーバ先のポートP4のアクセスポイント装置203−2へ正確に転送され、通信に成功する。
なお、図6では、外部端末200が外部ネットワークNETを介して無線VoIP端末210をアクセスする場合を示したが、無線VoIP端末210の移動先のアクセスポイント装置以外に接続する端末が無線VoIP端末210の対向端末であれば、図6と同様な動作を行う。
以上のように、第2の実施形態によれば、無線VoIP端末210のハンドオーバ直後に、アクセスポイント装置203−2がハンドオーバで受け入れた無線VoIP端末210のMACアドレスを送信元、ハンドオーバ前に接続していたアクセスポイント装置203−1のMACアドレスを送信先としたダミーフレームを送信することにより、レイヤ2スイッチ202は、無線VoIP端末210のハンドオーバ直後にMACアドレステーブルを変更することができ、ハンドオーバ直後に受信した無線VoIP端末210向けのフレームも正常に転送させることができる。
(C)他の実施形態
上記各実施形態では、レイヤ2スイッチが一段構成のLANに適用した場合を示したが、図7に示すようなレイヤ2スイッチが多段構成のLANに対しても、本発明を適用することができる。
第1の実施形態の技術思想をレイヤ2スイッチが多段構成のLANに適用した場合においては、送信先をブロードキャストアドレスとしたダミーフレームを送信しているので、同じドメイン内に存在する全てのレイヤ2スイッチ202−1、202−2、…でMACアドレステーブルが更新され、多段構成でも、いずれかのレイヤ2スイッチが無線VoIP端末と新たに接続したアクセスポイント装置にフレームを転送でき、該当する無線VoIP端末に正常にフレームを転送させることができる。
第2の実施形態の技術思想をレイヤ2スイッチが多段構成のLANに適用した場合においては、ダミーフレームの送信先であるアクセスポイント装置までの経路上に存在するレイヤ2スイッチ202−1、202−2、…のMACアドレステーブルが更新され、多段構成でも、いずれかのレイヤ2スイッチが無線VoIP端末と新たに接続したアクセスポイント装置にフレームを転送でき、該当する無線VoIP端末に正常にフレームを転送させることができる。
以上のようなレイヤ2スイッチの数だけでなく、アクセスポイントの数、無線VoIP端末の数等も、上記各実施形態のものに限定されず、レイヤ2スイッチとアクセスポイント装置との接続ポートも、上記各実施形態のものに限定されない。
上記各実施形態では、無線端末が音声信号を取り扱う無線VoIP端末の場合を示したが、本発明は、無線VoIP端末に限定されるものではない。
第1の実施形態の通信システムの構成を示すブロック図である。 従来の通信システムの構成を示すブロック図である。 従来の課題を説明するためのシーケンス図である。 MACフレームの構成を示す説明図である。 第1の実施形態の通信システムのハンドオーバ前後の通信動作を示すシーケンス図である。 第2の実施形態の通信システムのハンドオーバ前後の通信動作を示すシーケンス図である。 変形実施形態の通信システムの構成を示すブロック図である。
符号の説明
20…通信システム(LAN)、201…ルータ、202、202−1、202−2…レイヤ2スイッチ、203−1、203−2…アクセスポイント装置、204−1、204−2…有線LANインタフェース部、205−1、205−2…制御部、206−1、206−2…無線部、207−1、207−2…ダミーフレーム送信部、210…無線VoIP端末。

Claims (4)

  1. 無線端末を収容可能なアクセスポイント装置において、
    他装置の第1のアクセスポイント装置から当該装置である第2のアクセスポイント装置に無線端末がハンドオーバするとき、上記第1のアクセスポイント装置を収容している第1の交換装置及び上記第1のアクセスポイント装置を介して通信していた上記無線端末を、上記第2のアクセスポイント装置を収容している第2の交換装置及び上記第2のアクセスポイント装置を介して通信する無線手段と、
    上記ハンドオーバ時に、上記無線端末のアドレス情報を通信元として含むダミー信号を形成して、上記第1及び第2の交換装置に到達又は通過するように送信するダミー信号送信手段と
    を備えることを特徴とするアクセスポイント装置。
  2. 上記ダミー信号送信手段は、上記ダミー信号を同報送信することを特徴とする請求項1に記載のアクセスポイント装置。
  3. 上記ダミー信号送信手段は、上記ダミー信号の送信先アドレスを上記第1のアクセスポイント装置のアドレス情報とすることを特徴とする請求項1に記載のアクセスポイント装置。
  4. 無線端末を収容可能な複数のアクセスポイント装置と、1又は複数の上記アクセスポイント装置を収容する1又は複数の交換装置とを有する通信システムにおいて、
    少なくとも一部の上記各アクセスポイント装置として、請求項1〜3のいずれかに記載のアクセスポイント装置を適用したことを特徴とする通信システム。
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