JP2006292971A - 課金処理システム、課金処理プログラム、該プログラムが記録されたコンピュータ読み取り可能な記録媒体 - Google Patents

課金処理システム、課金処理プログラム、該プログラムが記録されたコンピュータ読み取り可能な記録媒体 Download PDF

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Abstract

【課題】 トナー消費量に応じたサービス料金を課す画像形成サービスにおいて、適正なサービス料金を課すことの可能な課金処理システムを提供する。
【解決手段】 MFP1の画像処理装置5が課金処理システムとしての機能を有し、この画像処理装置5は、MFP1の処理対象となる画像に対応する画像データに基づき、該画像の画素毎の画素値を検出するカウント部71と、上記検出された各々の画素値に対して、各々の画素値に応じた所定の係数を重み付けする重み付け演算部72と、上記重み付けされた各々の画素値を積算する積算部74と、積算部74による積算値に基づいて、上記画像を形成するのに要するトナー量を算出するトナー消費量算出部80と、算出されたトナー量に応じて、MFP1の使用に対するサービス料金を決定する料金決定部90と、を含む。
【選択図】 図1

Description

本発明は、画像形成装置を用いた画像形成サービスに対しての課金を行う課金処理システムに関する。
一般的に、複写機、プリンタ等によって行われる画像形成サービスにおいては、枚数カウンタによって複写枚数またはプリント枚数をカウントし、カウントした複写枚数またはプリント枚数に応じたサービス料金をユーザーに課している。
これに対し、以下に示す特許文献1によれば、画像形成装置において、処理対象の画像に対応する各画素のデータ(画素値)を積算し、この積算値に基づいて、画像形成において消費されるトナー量を類推し、該トナー消費量を上記サービス料金の決定に加味することが提案されている。
特開2000−19906(公開日:平成12年1月21日)
ここで、仮に、1画素を形成するのに必要なトナー量(以下、「トナー消費量特性」とする)が該画素の画素値に対して比例するのであれば、上記積算値は、上記処理対象の画像を形成するのに要するトナー量と比例することとなる。この場合、上記積算値からトナー量を正確に推定でき、適正なサービス料金を課すことが可能である。
しかしながら、上記トナー消費量特性は、該画素の画素値(信号入力値)に対して比例関係になく、図4に示すような非線形の特性を示す。それゆえ、特許文献1の技術によれば、正確なトナー消費量を算出できず、適正なサービス料金を課すことができないという問題が生じていた。
本発明は、トナー消費量に応じたサービス料金を課す画像形成サービスにおいて、適正なサービス料金を課すことの可能な課金処理システムを提供することを目的とする。
以上の目的を達成するために、本発明は、画像形成装置の使用に対して課金処理を行う課金処理システムにおいて、上記画像形成装置の処理対象となる画像に対応する画像データに基づき、該画像の画素毎の画素値を検出する画素値検出手段と、上記検出された各々の画素値に対して、各々の画素値に応じた所定の係数を重み付けする重み付け演算手段と、上記重み付けされた各々の画素値を積算する積算手段と、上記積算手段による積算値に基づいて、上記画像を形成するのに要するトナー量を算出するトナー量算出手段と、上記トナー量算出手段によって算出されたトナー量に応じて、上記画像形成装置の使用に対するサービス料金を決定する料金決定手段と、を含むことを特徴とする。
一般的に、1画素を形成するのに必要なトナー量(トナー消費量特性)は該画素の画素値に対して比例関係になく非線形の特性を示す。それゆえ、トナーによってある画像を形成する場合、該画像における各画素の画素値の積算値は、該画像を形成するために必要なトナー量(該画像における各々の画素を形成するのに要するトナー量を全画素について積算した値)と比例関係にはならず、該積算値のみに基づいて該画像を形成するのに要するトナー量を正確に推定することはできない。
そこで、本発明の構成によれば、上記画像形成装置の処理対象となる画像の画素毎の画素値を検出し、検出された各々の画素値に対して、各々の画素値に応じた所定の係数を重み付けしている。そして、この重み付けした各々の画素値を積算し、積算した値に基づいて、上記画像を形成するのに要するトナー量を算出し、このトナー量に応じて、上記画像形成装置の使用に対するサービス料金を決定している。
この構成において、重み付けした各々の画素値の積算値が、各々の画素値の画素を形成するのに要するトナー量を全画素について積算した値との間でほぼ比例関係になるように、上記重み付けを行えば、重み付けした各々の画素値の積算値から、画像を形成するのに要するトナー量をほぼ正確に予測演算することが可能となる。それゆえ、上記構成によれば、従来構成よりも、正確にトナー量を算出でき、適正なサービス料金を決定できるという効果を奏する。
さらに、このように、画像を形成するのに要するトナー量に応じてサービス料金を決定することにより、例えば、低印字率で画像を形成した場合等に利用者に過剰な料金を課す弊害を抑制することができる。
なお、上記画素とは、画像形成装置が入力する画像の一単位または画像形成装置が出力する画像の一単位のいずれであってもよい。
また、本発明に係る画像形成装置の課金処理システムの利用形態としては、(a)上記課金処理システムの全構成要素を画像形成装置に実装する形態、(b)画像形成装置とは別体で構成されていると共に該画像形成装置と通信可能な課金処理装置に対し、上記課金処理システムの全構成要素を実装する形態、(c)上記課金処理システムの一部の構成要素を画像形成装置に実装し、残りの構成要素を、上記課金処理装置に実装する形態、が考えられる。
本発明の画像形成装置の課金処理システムは、上記構成に加えて、各々の画素値に応じた所定の係数を格納する重み付け係数テーブルを含み、上記重み付け演算手段は、上記重み付け係数テーブルから所定の係数を読み出す構成であってもよい。さらに、上記重み付け係数テーブルに格納されている所定の係数は可変であることが好ましい。
上述したトナー消費量特性、つまり1画素を形成するのに必要なトナー量は、機器やライフ等に応じて変化するものである。そこで、上記構成によれば、上記重み付け係数テーブルに格納されている所定の係数を書き換える(可変とする)構成としている。それゆえ、上述したトナー消費量特性が、機器やライフ等に応じて変化した場合であっても、このトナー消費量特性の変化に追従させて、上記所定の係数を変化させることによって、機差やライフ等に関係なくトナー消費量をほぼ正確に算出することができる。
また、本発明の画像形成装置の課金処理システムは、上記構成に加えて、上記画像形成装置の像担持体に対して、試験用トナーパッチを形成するトナーパッチ形成手段と、上記像担持体に形成された試験用トナーパッチを読み取ることによって、読み取りデータを生成する読み取り手段と、上記読み取りデータに基づいて、上記画像形成装置の中間調ガンマ特性を検知する検知手段と、を含み、上記書き換え手段は、上記検知手段によって検知された中間調ガンマ特性に応じて、上記所定の係数を書き換える構成であってもよい。
画像形成装置のライフや使用環境の変化によって、上記画像形成装置における中間調ガンマ特性は変化するが、この中間調ガンマ特性の変化に応じて、上記トナー消費量特性(1画素を形成するのに必要なトナー量)も変化する。そこで、上記構成によれば、上記画像形成装置における中間調ガンマ特性の変化に応じて、上記所定の係数を書き換えることとしている。それゆえ、上記画像形成装置におけるトナー担持体の中間調ガンマ特性が変化しても、トナー消費量をほぼ正確に算出することができる。
また、本発明の画像形成装置の課金処理システムにおいて、上記料金算出手段は、上記トナー量に応じて、離散的(段階的)に料金を決定することが好ましい。
それゆえ、決定される料金に端数が含まれるようなことを回避でき、料金を支払う利用者、料金を徴収する管理者の便宜を図ることができる。例えば、10円単位の料金を離散的に決定すれば、利用者にとって、1円単位の半端な料金が課されることはない。また、管理者にとっても、1円単位の半端な料金を徴収することを回避できる。
さらに、本発明の画像形成装置の課金処理システムは、上記構成に加え、上記料金算出手段によって算出されるサービス料金を示す情報を表示する表示部を有することが好ましい。
それゆえ、画像形成装置の使用に対するサービス料金を利用者に対してリアルタイムで示すことができる。
なお、本発明はコンピュータによって実現してもよく、この場合には、コンピュータを上記画素値検出手段,重み付け演算手段,積算手段,トナー量算出手段,料金決定手段,書き換え手段として動作させるプログラム、および、該プログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体も、本発明の範疇に入る。
本発明は、上記画像形成装置の処理対象となる画像に対応する画像データに基づき、該画像の画素毎の画素値を検出する画素値検出手段と、上記検出された各々の画素値に対して、各々の画素値に応じた所定の係数を重み付けする重み付け演算手段と、上記重み付けされた各々の画素値を積算する積算手段と、上記積算手段による積算値に基づいて、上記画像を形成するのに要するトナー量を算出するトナー量算出手段と、上記トナー量算出手段によって算出されたトナー量に応じて、上記画像形成装置の使用に対するサービス料金を決定する料金決定手段と、を含む構成である。
それゆえ、上記構成によれば、従来の構成よりも、正確にトナー量を算出でき、適正なサービス料金を決定できるという効果を奏する。
〔実施の形態1〕
以下、図面に基づいて、本発明の一実施形態の課金処理システムを説明するが、まず、該課金処理システムの適用対象であるMFP(Multi Function Printer)について説明する。図2は、MFPの一例を示した斜視図である。
図2に示すように、MFP(画像形成装置)1は、CCD(Charge Coupled Device)等にて原稿を読み取って画像信号を出力する画像読取装置(スキャナ)2と、上記画像信号に基づいて用紙上に画像を形成(印刷)するプリンタ3と、プリンタ3に順次用紙を供給する給紙デスク装置4と、を含む構成である。
つぎに、図3に基づいて、プリンタ3の内部構成について説明する。図3は、プリンタ3の内部構成を示す縦断面図である。図3に示すように、プリンタ3は、電子写真方式のデジタルプリンタであり、画像処理装置5、制御装置6、プリント部7を含む構成である。
画像処理装置5は、画像読取装置2が出力する画像信号に画像処理を施し、画像処理を施した画像信号をプリント部7に送信するコンピュータであるが、本実施形態では、この画像処理装置5は上記課金処理システムとしても機能する。制御装置6は、MFP1を統括的に制御するコンピュータである。プリント部7は、タンデム方式のレーザ露光装置から構成され、画像処理装置5にて画像処理の施された画像信号に基づいて、用紙上にカラー画像を形成するものである。
(画像処理装置の構成)
以下では、画像処理装置5について、図1の機能ブロック図に基づいて説明する。
図1は、画像処理装置5の機能ブロック図である。図1に示すように、画像処理装置5には、入力信号処理部10,領域分離処理部20,色補正・黒生成処理部30,ズーム変倍処理部40,空間フィルタ処理部50,中間調補正処理部60,ピクセルカウント部70,トナー消費量算出部80,料金決定部90が備えられている。そして、画像処理装置5において、画像読取装置2で読み込まれた原稿のデジタル入力画像信号は、入力信号処理部10、領域分離処理部20、色補正・黒生成処理部30、ズーム変倍処理部40、空間フィルタ処理部50、中間調補正処理部60を経て、出力画像信号として出力される。
なお、この画像処理装置5における各ブロックのうち、ピクセルカウント部70,トナー消費量算出部80,料金決定部90が本実施形態の課金処理システムを構成する。
入力信号処理部10では、画像読取装置2にて読み込まれた原稿のデジタル入力画像信号に対して、それ以降の画像処理に対する前処理や、画像調整における入力ガンマ補正、変換等が行われる。
領域分離処理部20では、文字領域、網点写真領域等の領域判定が行われ、領域ごとにそれを示す識別信号(領域分離識別信号)が付加される。この領域分離識別信号は、以降の処理である空間フィルタ処理部50や中間調補正処理部60において、各領域別に異なった処理、例えば網点領域であれば平滑フィルタ処理をその領域に対して行い、また、文字領域であればエッジ強調フィルタ処理を行ったり、中間調のガンマ特性を濃淡差のよりはっきりした特性に変更したりする場合に用いられる。
色補正・黒生成処理部30では、領域分離処理部20から送られてきたRGBの画像信号に対して、最終的な出力方法であるCMYK(シアン、マゼンタ、イエロー、ブラック)の画像信号に変換する。ズーム変倍処理部40では、色補正・黒生成処理部30により変換されたCMYKの画像信号に対して、変倍処理を行う。
空間フィルタ処理部50では、上述した領域分離識別信号や画像モードの設定状態等に応じた空間フィルタを空間フィルタテーブルから選び、CMYKに変換された画像信号に対して空間フィルタ処理を行う。
中間調補正処理部60では、空間フィルタ処理が行われた画像信号に対して、中間調ガンマ特性の補正を行う。そして、中間調補正処理部60での中間調補正処理後の画像信号が出力画像信号として出力される。
ピクセルカウント部70では、中間調補正処理部60における中間調補正処理後の画像信号に対して、ピクセル単位でCMYK信号ごとに重み付け係数を掛け合わせながらピクセルカウントを行う。トナー消費量算出部80では、ピクセルカウントの積算値から各色(CMYK)のトナー消費量を算出する。なお、ピクセルカウント部70およびトナー消費量算出部80の処理については後で詳述する。
料金決定部(料金決定手段)90は、トナー消費量算出部80によって算出されたトナー消費量に応じて、MFP1の使用に対するサービス料金を決定し、決定したサービス料金を図示しないメモリに格納し、該サービス料金を示す情報を表示部2a(図2参照)に表示するブロックである。なお、料金決定部90は、例えば、以下の表1に示すようなトナー消費量−料金変換テーブルを参照して、上記トナー消費量に応じたサービス料金を決定する。
Figure 2006292971
但し、以上示した変換テーブルを用いず、所定の演算式によって上記トナー消費量からサービス料金を算出する形態であってもよい。
(トナー濃度補正、中間調ガンマ補正)
また、上述のようなMFP1のエンジン側(プリンタ3)の制御として、感光体や現像剤等の経時変化を抑えるために、露光量やトナー濃度の補正量、現像バイアス値のコントロール等のプロセス条件の設定を制御することによって、初期からライフエンドまで一定のトナー濃度や画像出力を得るよう制御している。
図10は、エンジン側の制御であるトナー濃度コントロール処理を簡単に示したフローチャートである。このトナー濃度コントロール処理では、ライフカウンタや環境センサ等の数値によって、トナー濃度センサによる制御値を決め(S111、S112)、その値に従って、トナー補給のON/OFFを制御している。つまり、トナー濃度が低い場合(S113でYESと判断された場合)には、トナー補給をONにして、トナー補給を行うように制御している(S114)。これにより、トナー濃度を常に一定に保つようにコントロールしている。
また、図11は、トナーパッチによる中間調ガンマ補正処理を簡単に示したフローチャートである。この中間調ガンマ補正処理では、予め定められた固定入力値による中間調パターン(トーン)でトナーパッチを感光体あるいは転写ベルト上等に形成し(S121〜S123)、そのトナーパッチを光学センサ等の読み取り装置で反射光量を読み取る(S124)。次に、この読み取ったトナーパッチのセンサ出力値と、目標値となる基準ターゲット値とを比較して、補正量を算出する(S125)。そして、この算出された補正量に従って、現在の中間調ガンマ補正テーブルを修正し(S126)、これにより、常に一定の中間調ガンマ特性が得られるようにコントロールしている。
(ピクセルカウント、トナー消費量の算出)
つぎに、図1に示すピクセルカウント部70およびトナー消費量算出部80におけるトナー消費量を算出する処理について詳しく説明する。なお、以下に述べる処理は、CMYK各色について(入力されるCMYK信号ごとに)、それぞれ行われるものとする。
ピクセルカウント部70は、入力された多値画像に対して、後述するようなピクセルカウントを行う。ピクセルカウント部70は、図1に示すように、カウント部71と、重み付け演算部72と、重み付け係数テーブル73と、積算部74と、を備えている。
カウント部(画素値検出手段)71は、入力された多値画像(例えば、16階調、256階調等の多階調の画像)をピクセルごとにカウントする。つまり、カウント部71は、多値画像を構成するピクセルごとの入力信号値(階調,画素値)、例えば、0〜15(入力信号値が0〜15の値をとる16階調の場合)のような入力信号値を検出する。
重み付け演算部(重み付け演算手段)72は、カウント部71によりピクセルをカウントする際にピクセルごとに重み付けを行う。具体的には、重み付け演算部72は、ピクセルごとの入力信号値に対応する重み付け係数を重み付け係数テーブル73から取得して、入力信号値に取得した重み付け係数を掛け合わせる。
重み付け係数テーブル73には、重み付け演算部72により重み付けを行う際にピクセル入力値ごとに対応する重み付け係数が格納されている。
このように、ピクセルカウント部70では、カウント部71、重み付け演算部72、重み付け係数テーブル73によりピクセルごとのピクセルカウントが行われる。
そして、ピクセルごとに行われたピクセルカウントの積算が積算部(積算手段)74により行われる。つまり、積算部74は、重み付け演算部72による入力信号値に重み付け係数を掛け合わせたピクセルごとの演算値を、入力された多値画像の全てのピクセルについて積算する。このように、ピクセルカウント部70で算出されたピクセルカウントの積算値に基づいて、トナー消費量算出部(トナー量算出手段)80は、出力画像のトナー消費量を算出するようにしている。
上記の重み付け係数テーブル173に格納されている重み付け係数は、予め定められた固定の値となっている。入力信号値が0〜15の値をとる16値の入力信号値である場合の重み付け係数テーブル73の一例を、次の表2に示す。
Figure 2006292971
表2の場合、トナー消費量の違う入力信号値に対応して4つのエリア(エリア1〜エリア4)に分けられ、エリアごとに重み付け係数が定められている。ピクセルカウントの際には、4つのエリアに分けられた重み付け係数が、0〜15の値をとるそれぞれの入力信号値に対応して決定され、重み付けが行われる。
図4は、表1に示す4つのエリアに分けられた重み付け係数テーブルの信号入力値とそれに対応する重み付け係数との関係を示している。図4に示すように、矩形部分の面積の総和がトナー消費量特性を示す曲線の面積と略一致しているため、重み付け後のピクセルカウントの積算値からトナー消費量を予測計算することができる。
言い換えると、表2および図4の例によれば、画素値と重み付け係数との関数の積分値(図4における矩形部分の面積の総和)は、画素値とトナー消費量との関数の積分値(図4におけるトナー消費量特性を示す曲線の積分値)とほぼ一致する。それゆえ、重み付けした各々の画素値の積算値は、各々の画素値の画素を形成するのに要するトナー量を全画素について積算した値と比例関係に近くなる。これにより、重み付けした各々の画素値の積算値から、画像を形成するのに要するトナー量をほぼ正確に予測演算することが可能となる。
つぎに、図5を用いて、ピクセルカウント部70およびトナー消費量算出部80における1ピクセル分のトナー消費量の算出手順について説明する。図5に示すように、多値画像を構成する1ピクセル分の信号がピクセルカウント部70に入力されると(S11)、カウント部71により入力信号値がカウントされる。次に、重み付け演算部72により、重み付け係数テーブル73から入力信号値に対応する重み付け係数が取得され(S12)、入力信号値に取得された重み付け係数が掛け合わせられる(S13)。このようにして求められた1ピクセル分のピクセルカウントの値に基づいて、1ピクセル分のトナー消費量がトナー消費量算出部80により算出されることとなる。なお、S13において、1ピクセル分の求められたピクセルカウント値は、積算部74により順次積算されて、ピクセルカウント積算値として保存される(S14)。ピクセルカウント積算値は、入力された全てのピクセル分のピクセルカウント値であり、このピクセルカウント積算値に基づいて、出力画像のトナー消費量がトナー消費量算出部80により算出される。
(MFPにおける処理の全体の流れ)
つぎに、以上説明したMFP1について、実際に利用者が利用した場合における処理の全体の流れを図6のフローチャートに基づいて説明する。
まず、MFP1において、電源が投入されると(S21)、表示部2aに「料金計算モード」「通常モード」のいずれかを選択するためのモード選択用IF画面が表示される。なお、「料金計算モード」とは、MFP1が画像形成処理を行った場合、該画像形成処理に対するサービス料金を算出するモードをいい、「通常モード」とは、MFP1が画像形成処理を行った場合でも、該画像形成処理に対するサービス料金を算出しないモードをいう。
ここで、MFP1の管理者が、上記モード選択用IF画面を用いて、「通常モード」または「料金計算モード」のいずれかを選択すると、MFP1は、管理者によって選択されたモードに設定される(S22)。
なお、S22において、MFP1の管理者は、営利目的でMFP1を用いる場合(課金目的、つまりコピーサービスを目的としたもの)、「料金計算モード」を選択し、非営利目的でMFP1を用いる場合、「通常モード」を選択する。
そして、「通常モード」または「料金計算モード」のいずれかに設定されたMFP1は、画像形成処理の待機状態(プリントキーのオンを待機する状態)に移行する(S23)。なお、待機状態において、表示部2aには、印刷時のプロパティを設定するためのプロパティ設定用IF画面が表示される。利用者は、このプロパティ設定用IF画面によって、「フルカラーコピー」または「白黒コピー」を設定し、「用紙サイズ(B5、A4、A3など)」、「複写倍率」、「複写枚数」を選択、設定できる。
そして、この待機状態において、利用者が、画像読取装置2の原稿台または給紙トレイに原稿を置き、プリントキーを押すと(S23においてYES)、MFP1は、画像読取装置2が出力する画像信号に基づいて、用紙上に画像を形成する(S24)。
ここで、MFP1が「料金計算モード」に設定されている場合(S25においてYES)、MFP1は、S24の画像形成処理に対するサービス料金の算出処理を開始する。
具体的に、MFP1では、まず、用紙上に形成した画像に対応する画像信号に基づき、ピクセルカウント部70によるピクセルカウント処理が行われる(S26)。つまり、S26において、MFP1では、用紙上に形成する画像に対応する画像信号に基づき、該画像の画素毎の画素値が検出され、検出された各画素値に対して、各々の画素値に応じた所定の係数が重み付けされ、重み付けされた各々の画素値が積算され、積算値が算出される。
つぎに、MFP1では、ピクセルカウント処理によって得られた積算値に基づいて、トナー消費量が計算される(S27)。さらに、MFP1では、表1にて示したテーブルを参照して、S26にて算出したトナー消費量に応じたサービス料金を決定し、決定したサービス料金を表示部2aに表示する(S28)。そして、S28の後、MFP1は、S23の待機状態へ戻る。
また、MFP1は、S22において「通常状態」に設定された場合、S24の後、S26〜S28の処理は行われずに、待機状態へ戻る(S25においてNO)。
以上のように、本実施形態においては、MFP1の処理対象となる画像の画素毎の画素値を検出し、検出された各々の画素値に対して、各々の画素値に応じた係数を重み付けしている。そして、この重み付けした各々の画素値を積算し、積算した値に基づいて、上記画像を形成するのに要するトナー量を算出し、このトナー量に応じて、MFP1の使用に対するサービス料金を決定している。
また、本実施形態では、重み付けした各々の画素値の積算値が、各々の画素値の画素を形成するのに要するトナー量を全画素について積算した値と比例関係に近くなるように、上記重み付けを行っている。それゆえ、重み付けした各々の画素値の積算値から、画像を形成するのに要するトナー量をほぼ正確に予測演算することが可能となる。よって、本実施形態によれば、従来の構成よりも、正確にトナー量を算出でき、適正なサービス料金を決定できる。
また、以上の実施形態によれば、表1に示すように、算出されたトナー消費量に応じて、離散的(段階的に)にサービス料金を決定している。それゆえ、決定されるサービス料金に端数が含まれるようなことを回避でき、料金を支払うMFP1の利用者、料金を徴収するMFP1の管理者の便宜を図ることができる。例えば、10円単位のサービス料金を離散的に決定すれば、利用者にとって、1円単位の半端な料金が課されることはない。また、管理者にとっても、1円単位の半端な料金を徴収することを回避できる。
なお、図6において示した手順では、MFP1の利用に対するサービス料金は、トナー消費量に応じて算出されることになるが、その他の要素を加味したサービス料金を算出してもよい。例えば、トナー消費量に応じて算出したサービス料金aと、画像形成処理における使用用紙サイズ、使用用紙枚数、複写倍率等に応じたサービス料金bとを算出し、サービス料金aとサービス料金bとの合計額を利用者に課す形態であってもよい。
また、図6において示した手順において、S24は、S26〜S28の後に行われてもよいし、S26〜S28と併行して行われてもよい。つまり、プリントキーが押されると、MFP1は、画像読取装置2にて読み取られた画像信号に基づいて用紙上に画像を形成する処理を行うが、この画像形成動作の前にサービス料金の算出および表示処理を行ってもよいし、画像形成動作と同時にサービス料金の算出および表示処理を行ってもよい。
また、図6において示した手順では、MFP1の電源投入時に、「通常モード」または「料金計算モード」のいずれかのモード設定を行うこととなるが、このモード設定は、画像形成動作の度に行なわれるものであってもよいし、また、サービスエンジニアによるセットアップ時のみに設定可能なものであってもよい。
さらに、MFP1とは別体で、料金を回収するための料金処理装置を構成し、MFP1と料金処理装置とを有線または無線で接続し、該料金処理装置において、MFP1の利用に対するサービス料金を算出する構成にしてもよい。この場合、課金処理システムを構成するピクセルカウント部70、トナー消費量算出部80、料金決定部90を該料金処理装置に備えることとなる。なお、この場合、以上示したMFP1の中間調補正処理部60から出力される画像信号を料金処理装置へ送信することが必要となる。また、この場合、MFP1の画像形成動作中や待機中を示す情報や、印刷時のプロパティに関する情報を、MFP1から料金処理装置へ伝送することも必要となる。さらに、この場合、画像形成の許可/不許可を示す情報を、料金処理装置からMFP1へ伝送する構成であってもよい。
また、課金処理システムを構成するピクセルカウント部70、トナー消費量算出部80、料金決定部90のうち、一部のブロック(例えば、料金決定部90)のみを上記料金処理装置に構成し、その他のブロックをMFP1に構成する形態も考えられる。
なお、以上示した実施形態では、課金処理システムの対象装置は、カラー画像を形成できるタンデム方式のレーザ露光装置から構成されるMFP1であるが、上記対象装置としては、インクジェットプリンタであってもよいし、また、モノクロレーザプリンタであってもよいし、さらに、感光材料からなる印画紙に対して露光を行う写真焼付装置等であってもよい。
〔実施の形態2〕
つぎに、本発明における他の実施の一形態について、図面に基づいて説明すれば、以下のとおりである。なお、説明の便宜上、実施の形態1で説明した部材と同一の機能を有する部材については、同一の符号を付して、その説明を省略する。
実施の形態1では、ピクセルカウントを行って、出力画像のトナー消費量を算出する場合、重み付け係数テーブルとして、予め定められた固定の重み付け係数が用いられている。
ところが、固定の重み付け係数テーブルを用いた場合には、図9に示すように、ある入力信号値に対して重み付け係数テーブルから決定される重み付け係数が、その入力信号値に対するトナー消費量特性を示す曲線上の値と、かなり異なる場合がある。このため、重み付け後のピクセルカウントの積算値からトナー消費量を正確に算出できない虞がある。
この場合、例えば、図9に示すように、入力信号値のとりうる値の数だけ、つまり、入力信号の階調数分だけ重み付け係数を割り当てた重み付け係数テーブルを用いることによって、実際のトナー消費量特性と、ピクセルカウントにより算出されるトナー消費量との差を小さくする方法が考えられる。
しかし、機差やライフ等でトナー消費量特性が、図9の実線で示す曲線Dから破線で示す曲線Eに変化した場合等には、重み付け係数テーブルの階調を上げただけでは、トナー消費量特性の変化に追従できず、実際のトナー消費量特性と、ピクセルカウントにより算出されるトナー消費量との差は縮まらず、正確にトナー消費量を算出できない虞がある。
そこで、本実施形態においては、以下で説明するように、重み付け係数テーブル73の値を可変としている。以下では、本実施形態のピクセルカウント部70の構成および処理について説明する。
図12に示すように、本実施形態におけるピクセルカウント部70は、実施の形態1にて説明したカウント部71,重み付け演算部72,重み付け係数テーブル73,積算部74の他、書き換え部75が備えられている。
書き換え部(書き換え手段)75は、重み付け係数テーブル73に格納されている各係数を書き換える処理を行うブロックである。以下では、重み付けテーブル73に格納されている各係数を書き換える処理を詳細に説明する。
本実施形態において、重み付け係数テーブル73に格納される重み付け係数は、実施の形態1とは異なって可変であり、書き換え部75により書き換え可能となっている。入力信号値が0〜15の値をとる16値の入力信号値である場合の重み付け係数テーブル73の一例を、次の表3に示す。
Figure 2006292971
表3において、0〜15の各入力信号値に対応する重み付け係数(X0〜X15)は、それぞれ可変となっている。そして、X0〜X15の各重み付け係数は、書き換え部75により次のようにして書き換えられる。
図7に示すように、まず、トナー濃度の補正を行った後(S31)、図8のポイントA〜Cで示すような、互いにトーンが異なる複数のトナーパッチを感光体あるいは転写ベルト上等に形成する(S32)。つまり、予め定められた複数の入力ポイントのハーフトーントナーパッチを感光体あるいは転写ベルト上等に形成する。
なお、感光体あるいは転写ベルト(像担持体)上にトナーパッチ(試験用トナーパッチ)を形成する処理は、制御装置6が、レーザスキャナユニット,トナー補給装置,感光体等からなる画像形成ステーション(トナーパッチ形成手段)Pa〜Pdを制御することによって行われる(図3参照)。
そして、そのトナーパッチを図示しない光学センサ等の読み取り手段で反射光量を読み取る(S33)。図8では、縦軸が光学センサ等の読み取り手段のセンサ出力、横軸が信号入力値(階調)である。入力ポイントの数は特に限定されないが、3点以上であることが望ましい。なお、以上のS31〜S33までの手順は、実施の形態1で述べた図11に示す中間調ガンマ補正処理におけるステップS122〜ステップS124の手順と同様であるので、この中間調ガンマ補正処理の結果を利用して、以下の手順を行うようにしてもよい。
続いて、複数の入力ポイントのトナーパッチのセンサ出力(読み取りデータ)に基づいて、図8の破線で示すような中間調ガンマ特性を算出する(S34)。算出された中間調ガンマ特性に基づいて、さらに、図8の実線で示すような信号入力値に対するトナー消費量特性を算出する(S35)。このように算出されたトナー消費量特性に基づいて重み付け係数を決定して、重み付け係数テーブル73に格納されている重み付け係数を決定された重み付けに書き換えていく(S36)。表3の場合、0〜15の各入力信号値に対応するX0〜X15の各重み付け係数が、トナー消費量特性に従って書き換えられる。
なお、S34〜S35の処理は、制御装置6によって行われてもよく、また、画像処理装置5において行われても良い。S36の処理は、書き換え部75によって行われる。
このように、書き換え部75により書き換えられた重み付け係数を用いて、ピクセルカウント部70において入力された多値画像のピクセルカウントが行われ、トナー消費量算出部80において出力画像のトナー消費量が算出される。
これにより、機差やライフ等で実際のトナー消費量特性が変化した場合であっても、このトナー消費量特性の変化に追従させて、重み付け係数テーブル73の書き換えを行うことができ、トナー消費量特性の算出を最適化することができる。この結果、機差やライフ等に関係なくトナー消費量を正確に算出することができる。つまり、書き換え部75により書き換えられる重み付け係数テーブル73を用いて算出されるトナー消費量と、実際のトナー消費量との誤差を小さく抑えることができる。
本発明は上述した各実施形態に限定されるものではなく、請求項に示した範囲で種々の変更が可能であり、上述した各実施形態において開示された各技術的手段を適宜組み合わせて得られる実施形態についても本発明の技術的範囲に含まれる。
なお、上記実施形態の画像処理装置5に含まれる各部は、CPU(Central Processing Unit)などの演算手段が、ROM(Read Only Memory)やRAM(Random Access Memory)などの記憶手段に記憶されたプログラムを実行し、キーボードなどの入力手段、ディスプレイなどの出力手段、あるいは、インターフェース回路などの通信手段を制御することにより実現される機能ブロックである。
したがって、これらの手段を有するコンピュータが、上記プログラムを記録した記録媒体を読み取り、当該プログラムを実行するだけで、本実施形態の画像処理装置5の各種機能および各種処理を実現することができる。また、上記プログラムをリムーバブルな記録媒体に記録することにより、任意のコンピュータ上で上記の各種機能および各種処理を実現することができる。
この記録媒体としては、マイクロコンピュータで処理を行うために図示しないメモリ、例えばROMのようなものがプログラムメディアであっても良いし、また、図示していないが外部記憶装置としてプログラム読み取り装置が設けられ、そこに記録媒体を挿入することにより読み取り可能なプログラムメディアであっても良い。
また、何れの場合でも、格納されているプログラムは、マイクロプロセッサがアクセスして実行される構成であることが好ましい。さらに、プログラムを読み出し、読み出されたプログラムは、マイクロコンピュータのプログラム記憶エリアにダウンロードされて、そのプログラムが実行される方式であることが好ましい。なお、このダウンロード用のプログラムは予め本体装置に格納されているものとする。
また、上記プログラムメディアとしては、本体と分離可能に構成される記録媒体であり、磁気テープやカセットテープ等のテープ系、フレキシブルディスクやハードディスク等の磁気ディスクやCD/MO/MD/DVD等のディスクのディスク系、ICカード(メモリカードを含む)等のカード系、あるいはマスクROM、EPROM(Erasable Programmable Read Only Memory)、EEPROM(Electrically Erasable Programmable Read Only Memory)、フラッシュROM等による半導体メモリを含めた固定的にプログラムを担持する記録媒体等がある。
また、インターネットを含む通信ネットワークを接続可能なシステム構成であれば、通信ネットワークからプログラムをダウンロードするように流動的にプログラムを担持する記録媒体であることが好ましい。
さらに、このように通信ネットワークからプログラムをダウンロードする場合には、そのダウンロード用のプログラムは予め本体装置に格納しておくか、あるいは別な記録媒体からインストールされるものであることが好ましい。
本発明の課金処理システムは、画像形成サービスに用いられるMFP、複写機、プリンタ、写真焼付用プリンタ等に適用可能である。
本発明の一実施形態の課金処理システムを含む画像処理装置の構成を示す機能ブロック図である。 図1に示した画像処理装置を備えるMFPの斜視図である。 図2に示したMFPの縦断面図である。 信号入力値とトナー消費量との関係、信号入力値と重み付け係数との関係を示したグラフである。 図2に示したピクセルカウント部およびトナー消費量算出部における処理手順を示したフローチャートである。 図2に示したMFPを利用者が利用した場合の、該MFPの処理の流れを示したフローチャートである。 本発明の他の実施形態における課金処理システムの処理手順であって、重み付け係数テーブルの書き換え処理の手順を示したフローチャートである。 信号値と、該信号値に基づいてトナー担持体上に形成したトナーパッチを光学センサにて読み取った値との関係を示したグラフである。 信号入力値と、該信号入力値に重み付けされる係数との関係を示したグラフである。 トナー濃度コントロール処理の流れを示すフローチャートである。 中間調ガンマ補正テーブルの書き換えまでの処理の流れを示すフローチャートである。 本発明の他の実施形態におけるピクセルカウント部の構成を示した機能ブロック図である。
符号の説明
1 MFP(画像形成装置)
2 画像読取装置
2a 表示部
3 プリンタ
5 画像処理装置
70 ピクセルカウント部
71 カウント部(画素値検出手段)
72 重み付け演算部(重み付け演算手段)
73 重み付け係数テーブル
74 積算部(積算手段)
75 書き換え部(書き換え手段)
80 トナー消費量算出部(トナー量算出手段)
90 料金決定部(料金決定手段)

Claims (9)

  1. 画像形成装置の使用に対して課金処理を行う課金処理システムにおいて、
    上記画像形成装置の処理対象となる画像に対応する画像データに基づき、該画像の画素毎の画素値を検出する画素値検出手段と、
    上記検出された各々の画素値に対して、各々の画素値に応じた所定の係数を重み付けする重み付け演算手段と、
    上記重み付けされた各々の画素値を積算する積算手段と、
    上記積算手段による積算値に基づいて、上記画像を形成するのに要するトナー量を算出するトナー量算出手段と、
    上記トナー量算出手段によって算出されたトナー量に応じて、上記画像形成装置の使用に対するサービス料金を決定する料金決定手段と、
    を含むことを特徴とする課金処理システム。
  2. 各々の画素値に応じた所定の係数を格納する重み付け係数テーブルを含み、
    上記重み付け演算手段は、上記重み付け係数テーブルから上記所定の係数を読み出すことを特徴とする請求項1に記載の課金処理システム。
  3. 上記重み付け係数テーブルに格納されている所定の係数は可変であることを特徴とする請求項2に記載の画像形成装置の課金処理システム。
  4. 上記重み付け係数テーブルに格納されている所定の係数を書き換える書き換え手段を含むことを特徴とする請求項2に記載の課金処理システム。
  5. 上記画像形成装置の像担持体に対して、試験用トナーパッチを形成するトナーパッチ形成手段と、
    上記像担持体に形成された試験用トナーパッチを読み取ることによって、読み取りデータを生成する読み取り手段と、
    上記読み取りデータに基づいて、上記画像形成装置の中間調ガンマ特性を検知する検知手段と、を含み、
    上記書き換え手段は、上記検知手段によって検知された中間調ガンマ特性に応じて、上記所定の係数を書き換えることを特徴とする請求項4に記載の課金処理システム。
  6. 上記料金算出手段は、上記トナー量に応じて、離散的に料金を決定することを特徴とする請求項1ないし5のいずれか1項に記載の課金処理システム。
  7. 上記料金算出手段によって算出されるサービス料金を示す情報を表示する表示部を有することを特徴とする請求項1ないし6のいずれか1項に記載の課金処理システム。
  8. 画像形成装置の使用に対して課金処理を行う課金処理プログラムであって、コンピュータを、請求項1ないし7のいずれか1項に記載の画素値検出手段,重み付け演算手段,積算手段,トナー量算出手段,料金決定手段,書き換え手段として機能させる課金処理プログラム。
  9. 請求項8に記載のプログラムが記録されたコンピュータ読み取り可能な記録媒体。
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