JP2006290692A - ビーム整形素子の成形方法および該方法により製造されたビーム整形素子 - Google Patents

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Abstract

【課題】高精度の偏心精度を有するビーム整形素子の成形方法および該方法により製造されたビーム整形素子を提供すること。
【解決手段】 両面がシリンドリカル面、または、片面がシリンドリカル面であり他方の面がアナモフィック面である外形形状が四角または丸形であるビーム整形素子の製造方法であって、各面を形成する1組の金型を使用して、素子の側面を形成する四角穴付きの部材の四角穴中、または丸穴付きの部材の丸穴中で、ガラス素材を成形することを特徴とする、ビーム整形素子の製造方法。
【選択図】図6

Description

青色レーザダイオード(LD)などの楕円形状の出力光を、円形に変換するビーム整形素子の成形方法および該方法により製造されたビーム整形素子に関する。
一般に、ピックアップ光学系で用いられる光源はLDであり、その射出ビームは楕円形の発散ビームである。この発散ビームをそのまま対物レンズで収束させると、ビームを円形の記録領域の−部のみに照射したり記録領域の外部にも照射したりするとことなり、記録や再生の正確度が低下する。したがって記録媒体上での断面が円形となるようにビーム整形を行う必要がある。
特に近年では光源に青色半導体レーザーが用いられているが、波長が短くなったことにより記録再生の信号に要求される精度は厳しくなっている。ところが現在青色レーザーの出力は弱く、精度良く記録再生するのに十分なレーザーパワーを確保できていない。これを解決する為にはLDから出てくる楕円のビーム断面を円形のビーム断面に整形することでレーザーの利用効率を高める必要があり、その為のビーム整形技術が非常に重要になってきている。
ビーム整形は通常ビーム整形素子によって行われる。これにより発散ビームを直接整形し、しかもほとんど収差を発生させることなく断面を略円形状のビームを作成することができる。このような素子として両面シリンドリカル面のビーム整形素子 (特許文献1)、あるいは、片面シリンドリカル面、もう一方の面がアナモフィック面のビーム整形素子が提案されている。
このようなビーム整形素子では、各シリンドリカル面の母線間の偏心精度は高いものが要求される(平行偏心で約1〜10μm、傾き偏心で約1〜10分程度)。
また、上記のようなビーム整形素子は、ピックアップ組み込み時に高精度なアライメント作業が必要であり、調整方法が非常に困難となっている(平行偏心で約1〜10μm、傾き偏心で1〜5分レベル)。
特開2002−208159号公報
本発明は上記事情に鑑みなされたものであり、高精度の偏心精度を有するビーム整形素子の成形方法および該方法により製造されたビーム整形素子を提供することを目的とする。
本発明は、両面がシリンドリカル面、または、片面がシリンドリカル面であり他方の面がアナモフィック面である外形形状が四角または丸形であるビーム整形素子の製造方法であって、各面を形成する1組の金型を使用して、素子の側面を形成する四角穴付きの部材の四角穴中、または丸穴付きの部材の丸穴中で、ガラス素材を成形することを特徴とする、ビーム整形素子の製造方法に関する。
図1に両面シリンドリカル面のビーム整形素子を作製する際に使用する一組の上下金型の概略断面図の一例を示す。
上金型は、金型母材3上にシリンドリカル面(HIJKG)4が形成されてなり、その金型断面は、長方形ABCDと辺CDの長さ以下の長さの辺EFを有する長方形EFGH、辺HG上に形成されたシリンドリカル断面IJKよりなる。該シリンドリカル断面は、図1においては凸型形状であり、円弧面あるいは非円弧面を含んでいる。
本発明においては、図1の金型断面が記載されている紙面に垂直な方向を「母線方向」と定義し、母線に垂直な方向、例えば辺ABに平行な方向を「子線方向」と定義する。本発明においては、「平行」あるいは「垂直」は、それぞれ「略平行」あるいは「略垂直」で表される概念で使用されており、本明細書においては「略」は、60分(1度)以下を意味している。
上金型1は、上記金型断面を母線方向に積み重ねた厚みを有していることになる。また、シリンドリカル断面IJKを有する辺HGを含む母線方向の面が、上金型のシリンドリカル面(表面)である。
本発明で使用する上金型は、非円弧軸あるいは円弧中心軸とシリンドリカル断面IJKとの交点が母線方向に繋がる線(「上金型母線」という)を有す。該母線が金型断面中央(シリンドリカル面中央)に位置するように加工されてなるシリンドリカル面を有するようにすることが好ましい。なお、「非円弧軸」とは、非球面式および非球面係数で定義される非円弧形状の線対称形状の中心線で定義され、「円弧中心軸」とは、金型の円弧加工領域の両端(図1のIとK)の垂直二等分線で定義される。
下金型2は、金型母材上に成形面(hijkg)が形成されており、その断面は、長方形abcdと辺cdの長さ以下の長さの辺efを有する長方形efgh、辺hg上に形成されたシリンドリカル断面ijkよりなる。該シリンドリカル断面は、図1においては凹型形状であり、円弧面あるいは非円弧面を含んでいる。
下金型は、上記金型断面を母線方向に積み重ねた厚みを有していることになる。また、シリンドリカル断面ijkを有する辺hgを含む母線方向の面が、下金型のシリンドリカル面(表面)である。
本発明で使用する下金型は、非円弧軸あるいは円弧中心軸とシリンドリカル断面ijkとの交点が母線方向に繋がる線(「下金型母線」という)を有し、該母線が金型断面中央(シリンドリカル面中央)に位置するように加工されてなるシリンドリカル面を有する。
図2に、片面にシリンドリカル面、他方の片面にアナモフィック面を有するビーム整形素子の概略斜視図を示した。図中、X軸方向は、本発明でいう子線方向に対応し、Y軸方向は、本発明でいう母線方向に対応する。XY平面上に、X軸方向とY軸方向とで異なる曲率および非球面係数を有するアナモフィック面が形成された構成を示しており、アナモフィック面の長軸yy’をY軸に、アナモフィック面の短軸xx’をX軸に一致させている。
図2に示したような片面にアナモフィック面を有するビーム整形素子を作製する場合には、図1に示した下型は、金型表面に上記したようなアナモフィック面を凹型に有する形状をしている。そして、アナモフィック面の長軸が、下金型母線に一致するように金型表面加工が施されている。
本発明においては,上下金型とも、金型母材は、超硬、サーメット、SiC、Niメッキを施したステンレスなど、通常、ガラスレンズ成形金型に使用される一般的材料、特に超硬で構成される。また、シリンドリカル面およびアナモフィック面は、成形面に従来から知られている所望の鏡面加工、例えば研削加工が施されてなる面である。ただし、本発明の主旨から、ここに述べた金型母材、加工方法で作製した金型を用いた構成も本発明に含まれる。
上記においては、図3に表したような直方体タイプの金型を例示して説明したが、図4に表したような円筒体タイプの金型も本発明に使用可能である。以下に、「首周り大きさ」という用語を使用するが、図3の方形タイプの金型の場合は、金型表面四角の子線方向33の辺の長さ31あるいは母線方向の辺の長さ32をいい、図4の円筒体タイプの金型の場合、金型表面円形の直径41を意味している。
素子の4面の側面を形成する四角穴付きの部材の一例の斜視図を図5に示す。図5に示した四角穴付き部材は、四角柱の中に、四角柱の空洞(四角穴)が形成されている一体物である。外周は、図5に示した四角形状の他に、円形等の他の形状でもよい。
四角穴付きの部材は、超硬等からなり、四角穴表面は、その面粗さが成形後のビーム整形素子の側面の面粗さに反映されることと、成形後のビーム整形素子の四角穴部材からの取り出しの容易性を考慮すると、最大高さRyが0.02μm以下となるように加工されているのが好適である。
四角穴付き部材を用いてビーム整形素子を成形するに際しては、第6図に示したように下金型(単に「下型」というこもある)の首周りに四角穴付き部材を取り付け、成形機の自動動作により上金型(単に「上型」というこもある)を四角穴に挿入する工程を含む。または、図7に示したように、上型の首周りに四角穴付き部材を取り付け、成形機の自動動作により下型を四角穴に挿入する工程を含む。
図6に示したような下型62の首周りに四角穴付き部材61を取り付け、成形機の自動動作により上型63を四角穴に挿入する工程を経る場合を説明する。
四角穴の大きさは、室温で比較したとき、下型の首周りの大きさよりも、縦横ともに10〜50μm大きくなるように構成することが好ましい。その値が小さすぎると、金型に穴付き部材を取り付けるのが困難であり、金型が破損するおそれがある。その値が大きすぎると、ガラス素材64成形時に、穴付き部材と金型間にガラスがはみ出し、成形品のエッジ部に外観不良が発生する。
上型の首周りの大きさは、室温で比較したとき、下型の首周りの大きさよりも、縦横ともに10〜200μm小さくなるように構成することが好ましい。上型が大きすぎると、成形機の自動動作において上型が四角穴に入り込むときに、上型と四角穴が衝突し、上型が破損するおそれがある。上型が小さすぎると、穴付き部材と金型間にガラスがはみ出し、成形品のエッジ部に外観不良が発生する。
下型に四角穴をはめる工程は、手動でおこなってもよいし、成形機の自動動作によりおこなってもよい。下型に四角穴をはめた後に、成形機の自動動作もしくは手動により、ガラス素材を四角穴の中に入れ下金型上に載置する。ガラス素材としては、種々のガラス材料、例えば、クラウン系ランタンシリカガラス、フリント系鉛シリカガラス、チタンシリカガラスなどが使用可能である。ガラス素材は、一般的な再加熱成形法に用いる成形品の近似形状のプリフォームであってもよいし、いわゆる滴下法(液滴法)により、軟化状態のものを用いてもよい。
上記で説明した事項以外の上下金型、四角穴付き部材、それらの大きさ等の種々の条件は、目的とする成形品の大きさ、シリンドリカル面やアナモフィック面の形状、必要な側面の平面性などにより適宜設定すればよい。また、ガラス素材の種々の成形条件(温度、圧力、体積、工程順序)等は、従来の再加熱法、いわゆる滴下法(液滴法)等に準じて適宜設定すればよい。
次に、上金型63を成形機の自動動作により、四角穴付き部材61に挿入する。その後、上型63と下型62との相対的な距離を小さくし、ガラス素材64の成形をおこなう。「上型が四角穴に挿入された」とは、金型表面エッジ部が四角穴に入ったということを意味している。
上型、下型間の相対的な平行偏心、傾き偏心を調整(偏心調整)できる機構を成形機に付与した構成とすることが好ましい。平行偏心調整は、図8に示したように、x軸方向、y軸方向で行い、傾き偏心調整はx軸まわり、y軸まわりまたは/およびz軸まわりで行うようにする。それらの偏心調整機構を構成しうるものとしては、ピエゾステージ、マイクロメータ(高精度品)などが例示できる。
平行偏心、傾き偏心の調整の手順について述べる。まず、成形により得られたビーム整形素子の平行偏心量、傾き偏心量を、3次元形状測定装置を用いて測定したり、透過波面精度の測定結果の解析により算出することで得る。この平行偏心量、傾き偏心量をもとに、成形機の自動運転を停止した状態で、成形機に付与された各平行偏心、傾き偏心の調整軸を自動または手動で動作させる。そうした状態で再び成形を再開し、さらに得られたビーム整形素子の平行偏心量、傾き偏心量を測定し、前述と同様に、成形機の調整軸を動作させる。この手順を繰り返すことで、平行偏心、傾き偏心を所定の公差におさえたビーム整形素子を得ることができるようになる。
上型を四角穴付き部材の四角穴に挿入する場合、図9に示したように、四角穴付き部材90の四角穴上部周辺を面取り91した構成とすることが好ましい。そうすることにより、上型の四角穴付き部材への激突を避け、よりスムーズに上型を四角穴に挿入することができる。また、偏心調整のために、上下金型を相対的に動かす場合、図9に示したように、面取りの部分のみに金型が入り込んだ状態、あるいはそれ以降で調整をした方が、穴付き部材と金型が激突するおそれが小さくなり安全である。なお、四角穴上部周辺を面取りされている場合、図9に示したように、金型表面エッジ部が面取り部分に入った状態も、「上型が四角穴に挿入された」状態を意味する。
以下、図7に示したような上型の首周りに四角穴付き部材を取り付け、その後に下型を四角穴に挿入する工程を経る場合を説明する。
四角穴の大きさは、室温で比較したとき、上型の首周りの大きさよりも、縦横ともに10〜50μm大きくなるように構成することが好ましい。その値が小さすぎると、金型に穴付き部材を取り付けるのが困難であり、金型が破損するおそれがある。その値が大きすぎると、ガラス素材成形時に、穴付き部材と金型間にガラスがはみ出し、成形品のエッジ部に外観不良が発生する。
下型の首周りの大きさは、室温で比較したとき、上型の首周りの大きさよりも、縦横ともに10〜200μm小さくなるように構成することが好ましい。下型が大きすぎると、成形機の自動動作において、下型が四角穴に入り込むときに、下型と四角穴が衝突し、下型が破損するおそれがある。下型が小さすぎると、穴付き部材と金型間にガラスがはみ出し、成形品のエッジ部に外観不良が発生する。
上型に四角穴をはめる工程は、手動でおこなってもよいし、成形機の自動動作によりおこなってもよい。上型を四角穴にはめた後に、成形機の自動動作もしくは手動により、ガラス素材を四角穴の中に入れ下金型上に載置する。ガラス素材としては種々のガラス材料、例えば、クラウン系ランタンシリカガラス、フリント系鉛シリカガラス、チタンシリカガラスなどが使用可能である。ガラス素材は、一般的な再加熱成形法に用いる成形品の近似形状のプリフォームであってもよいし、いわゆる滴下法(液滴法)により、軟化状態のものを用いてもよい。
次に、下金型72を成形機の自動動作により、四角穴付き部材71に挿入する。その後、上型73と下型72との相対的な距離を小さくし、ガラス素材74の成形をおこなう。「下型が四角穴に挿入された」とは、金型表面エッジ部が四角穴に入ったということを意味している。
図8で説明したと同様に、上型、下型間の相対的な平行偏心、傾き偏心を調整(偏心調整)できる機構を成形機に付与し、偏心調整を行い、ガラス成形を行うようにすることが好ましい。また、図9で説明したと同様に、下型の挿入される側の四角穴付き部材の四角穴入り口周辺を面取りした構成とすることが好ましい。
図10および図11に、図5に示した一体物たる四角穴付き部材に代えて、複数部材から構成される四角穴付き部材を示した。図10は、2部材91,92で四角穴51が構成される四角穴付き部材を示し、図11は、4部材93〜96で四角穴51が構成される四角穴付き部材を示している。このように、複数の部材で四角穴付き部材を構成すると、四角穴の成形品に当接する面を研磨加工することが可能となるので、一体物の四角穴部材を用いたときに比べ、成形品の側面の面粗さを向上させることができる。
図10および図11共に、四角柱中に四角穴が構成される態様を示しているが、四角穴51が構成される限り、外周は円形等の形状でもよい。
このような四角穴付き部材を用いて、第6図に示したように下型の首周りに四角穴付き部材を取り付け、その後に上型を四角穴に挿入する工程、図7に示したように、上型の首周りに四角穴付き部材を取り付け、その後に下型を四角穴に挿入する工程を経てガラス素子の成形を行うことができる。複数の部材を密着させてできる四角穴の大きさは、成形温度(約500℃)において、はめられる金型の首周りの大きさよりも若干小さめにしておくのが良い。具体的には、成形温度(約500℃)において、四角穴を形成する複数の部材間に、5〜50μm程度の隙間が生じるのが良い。
上型の首周りの大きさは、室温で比較したとき、下型の首周りの大きさよりも、縦横ともに10〜200μm小さくなるように構成することが好ましい。上型が大きすぎると、上型が四角穴に入り込むときに、上型と四角穴が衝突し、上型が破損するおそれあり。上型が小さすぎると、穴付き部材と金型間にガラスがはみ出し、成形品のエッジ部に外観不良が発生する。
複数部材からなる四角穴付き部材を金型に取り付ける方法の一例を、図12を用いて説明する。図12は、図11に示したような4部材93〜96で四角穴51が構成される四角穴付き部材を金型への取り付ける際の方法を説明するための図である。基準枠121の中に四角穴付き部材(複数部材93〜96)が入る構成であり、基準枠121と複数部材の間に、基準枠、複数部材よりも熱膨張率の大きい部材(「締付部材」という)122,123を入れる構成である。基準枠、締付部材、複数部材の接触面間は室温で可能な限り小さくしておくことが好ましい。基準枠、締付部材、四角穴付き部材の固定および金型への取り付けは、基準枠、複数部材の熱膨張率よりも締付部材の熱膨張率の方が大きいことを利用して行われる。例えば、基準枠121、複数部材93〜96を超硬で構成し、締付部材122,123をそれよりも熱膨張率の大きいステンレスで構成すると、室温では、基準枠と締付部材との部材間に間隙が形成される構成が可能となり、基準枠、締付部材、複数部材の組立が容易となり、環境温度を上げることにより複数部材93〜96が、締付部材122,123を介して基準枠に固定されることになる。成形温度(700℃など)では、複数部材間の隙間は、5〜50μmの最小値となる。
複数部材から構成される四角穴付き部材を使用し、図12に示したような四角穴付き部材の取り付け方法を採る場合、図13に示したように下型124の首周りに四角穴付き部材121を取り付け、ガラス素材を自動もしくは手動で下型上に設置した後、手動で上型123を四角穴に取り付ける手順とするのが好ましい。
図13に示したような四角穴付きの部材の上下金型への取り付け工程を採る場合、上型の首周りの大きさは、下型の首周りの大きさとほぼ同一(±5μm)とするのがよい。そうすることで、例えば両面シリンダーのビーム整形素子を製造する場合、金型子線方向の四角穴付き部材が当たる面から各金型のシリンダー面の母線までの距離が、規定値(子線方向平行偏心公差が10μmの場合、2.5μm)内となるようにすれば、子線方向平行偏心の調整機構を用いる必要がなくなる。z軸まわり傾き偏心、y軸まわり傾き偏心、x軸まわり傾き偏心、母線方向平行偏心についても同様である。すべての偏心成分について無調整で成形可能とすると、成形準備時間の大幅短縮、成形品の性能安定化が実現できる。
複数部材からなる四角穴付き部材を金型に取り付ける他の方法としては、四角穴付き部材を、固定部材と締付部材を利用してねじ止めする機構(以下、単に「ねじ締め取付け方法」という)を例示できる。この方法を図14〜図16を用いて説明する。
ねじ締め取付け方法で使用する四角穴付き部材は、図10に示した2部材からなる四角穴付きの部材の外形形状を円形とし、さらに図14に示したように断面曲面スカート部141を有する円柱形状であるものを使用するとよい。ここでは四角穴付き部材を構成する2部材を142,143で示している。
図15に示したように、この四角穴付き部材を構成する2部材142,143を金型の首周りに取り付けるとともに、金型固定部材144を金型148周辺に取り付け、締付部材145を四角穴付き部材周辺に取り付ける。締付部材145と固定部材144はねじで結合されるように構成されており、締付部材145は、四角穴付き部材142、143と四角穴付き部材の曲面スカート部と接しており、固定部材144と締付部材145との間は空隙147が形成される。この状態で、ねじを締めると、締付部材が下方に移動し、四角穴付き部材142、143と四角穴付き部材の曲面スカート部と接して箇所で、締付部材145から四角穴付き部材142,143へ図15中に示した矢印a方向の締付力が付加し、四角穴付き部材142,143が金型首周りに矢印b方向から押圧される。
図4に表したような円筒体タイプの金型を使用する場合は、四角穴付き部材における四角穴の代わりに丸穴付き部材を使用し、上記記載を四角穴付き部材に対する場合と同様に丸穴付き部材に対して適用すればよい。その際、「首周り」という用語に代えて、「首周り直径」という用語を使用すれば、より内容の適用が容易となる。
丸穴付き部材を用いて作製した外形が円形のビーム整形素子は、z軸まわりなどのアセンブリ時の調整が難しい。これを回避するために、素子の母線と平行な平面部を側面に設けること好ましい。平面部を形成する方法として、切断加工や研磨加工などが利用できる。切断加工や研磨加工をする場合、基準線や基準点があると加工がより容易となる。そのような基準線、基準点が成形後の素子に形成されるような線加工、点加工を予め金型の表面に施しておき、基準線、基準点が成形品に転写形成されるようにしておくとよい。
以上の記載から、以下に記載したような本発明の代表的なビーム整形素子の製造方法が提供される。他の種々の態様が、本発明の趣旨、目的、本明細書の記載を参照すれば可能であり、それらの発明も本発明に含まれるものである。
1.両面がシリンドリカル面、または、片面がシリンドリカル面であり他方の面がアナモフィック面である外形形状が四角であるビーム整形素子の製造方法であって、各面を形成する1組の金型を使用して、素子の4面の側面を形成する四角穴付きの部材の四角穴中で、ガラス素材を成形することを特徴とする、ビーム整形素子の製造方法。
2.四角穴付き部材は、一体物である、上記1に記載のビーム整形素子の製造方法。
3.下型の首周りに四角穴付き部材を取り付け、成形機の自動動作により、上型を四角穴に挿入する工程を経る、上記2に記載のビーム整形素子の製造方法。
4.上型と下型間の相対的な平行偏心および/または傾き偏心の偏心調整可能な機構が成形機に付与されている、上記3に記載のビーム整形素子の製造方法。
5.四角穴の大きさは、室温において、下型の首周りの大きさよりも、縦横ともに、10〜50μm大きい、上記3または4に記載のビーム整形素子の製造方法。
6.上型の首周りの大きさは、下型の首周りの大きさよりも、縦横ともに、10〜200μm小さい、上記3〜5いずれかに記載のビーム整形素子の製造方法。
7.上型の首周りに四角穴付き部材を取り付け、成形機の自動動作により、下型を四角穴に挿入する工程を経る、上記2に記載のビーム整形素子の製造方法。
8.下型と上型間の相対的な平行偏心および/または傾き偏心の偏心調整可能な機構が成形機に付与されている、上記7に記載のビーム整形素子の製造方法。
9.四角穴の大きさは、室温において、上型の首周りの大きさよりも、縦横ともに、10〜50μm大きい、上記7または8に記載のビーム整形素子の製造方法。
10.下型の首周りの大きさは、上型の首周りの大きさよりも、縦横ともに、10〜200μm小さい、上記7〜9いずれかに記載のビーム整形素子の製造方法。
11.両面がシリンドリカル面、または、片面がシリンドリカル面であり他方の面がアナモフィック面である外形形状が円形のビーム整形素子の製造方法であって、各面を形成する1組の金型を使用して、素子の側面を形成する丸穴付きの部材の丸穴中で、ガラス素材を成形することを特徴とする、ビーム整形素子の製造方法。
12.丸穴付き部材は、一体物である、上記11に記載のビーム整形素子の製造方法。
13.下型の首周り直径に丸穴付き部材を取り付け、成形機の自動動作により、上型を丸穴に挿入する工程を経る、上記12に記載のビーム整形素子の製造方法。
14.上型と下型間の相対的な平行偏心および/または傾き偏心の偏心調整可能な機構が成形機に付与されている、上記13に記載のビーム整形素子の製造方法。
15.丸穴の大きさは、室温において、下型の首周り直径よりも、縦横ともに、10〜50μm大きい、上記13または14に記載のビーム整形素子の製造方法。
16.上型の首周り直径は、下型の首周り直径よりも、縦横ともに、10〜200μm小さい、上記13〜15いずれかに記載のビーム整形素子の製造方法。
17.上型の首周り直径に丸穴付き部材を取り付け、成形機の自動動作により、下型を丸穴に挿入する工程を経る、上記12に記載のビーム整形素子の製造方法。
18.下型と上型間の相対的な平行偏心および/または傾き偏心の偏心調整可能な機構が成形機に付与されている、上記17に記載のビーム整形素子の製造方法。
19.丸穴の大きさは、室温において、上型の首周り直径よりも、10〜50μm大きい、上記17または18に記載のビーム整形素子の製造方法。
20.下型の首周り直径は、上型の首周り直径よりも、縦横ともに、10〜200μm小さい、上記17〜19いずれかに記載のビーム整形素子の製造方法。
21.四角穴付き部材が、複数構成部材で構成される、上記1に記載のビーム整形素子の製造方法。
22.下型の首周りに四角穴付き部材を取り付け、成形機の自動動作により、上型を四角穴に挿入する工程を経る、上記21に記載のビーム整形素子の製造方法。
23.上型と下型間の相対的な平行偏心および/または傾き偏心の偏心調整可能な機構が成形機に付与されている、上記22に記載のビーム整形素子の製造方法。
24.上型の首周りの大きさは、下型の首周りの大きさよりも、縦横ともに、10〜200μm小さい、上記22または23に記載のビーム整形素子の製造方法。
25.上型の首周りに四角穴付き部材を取り付け、成形機の自動動作により、下型を四角穴に挿入する工程を経る、上記21に記載のビーム整形素子の製造方法。
26.下型と上型間の相対的な平行偏心および/または傾き偏心の偏心調整可能な機構が成形機に付与されている、上記25に記載のビーム整形素子の製造方法。
27.下型の首周りの大きさは、上型の首周りの大きさよりも、縦横ともに、10〜200μm小さい、上記25または26に記載のビーム整形素子の製造方法。
28.下型の首周りに四角穴部材を取り付け、ガラス素材を自動もしくは手動で下型に設置した後、手動で上型を四角穴に挿入する工程を経る、上記21記載のビーム整形素子の製造方法。
29.上型の首周りの大きさが、下型の首周りの大きさとほぼ同一(±5μm)に構成されている、上記28に記載のビーム整形素子の製造方法。
30.丸穴付き部材が、複数構成部材で構成される、上記11に記載のビーム整形素子の製造方法。
31.下型の首周りに丸穴付き部材を取り付け、成形機の自動動作により、上型を丸穴に挿入する工程を経る、上記30に記載のビーム整形素子の製造方法。
32.上型と下型間の相対的な平行偏心および/または傾き偏心の偏心調整可能な機構が成形機に付与されている、上記31に記載のビーム整形素子の製造方法。
33.上型の首周り直径は、下型の首周りの大きさよりも、10〜200μm小さい、上記31または32に記載のビーム整形素子の製造方法。
34.上型の首周りに四角穴付き部材を取り付け、成形機の自動動作により、下型を四角穴に挿入する工程を経る、上記30に記載のビーム整形素子の製造方法。
35.下型と上型間の相対的な平行偏心および/または傾き偏心の偏心調整可能な機構が成形機に付与されている、上記34に記載のビーム整形素子の製造方法。
36.下型の首周り直径は、上型の首周り直径よりも、縦横ともに、10〜200μm小さい、上記34または35に記載のビーム整形素子の製造方法。
37.下型の首周りに丸穴付き部材を取り付け、ガラス素材を自動もしくは手動で下型上に設置した後、手動で上型を丸穴に挿入する工程を経る、上記30に記載のビーム整形素子の製造方法。
38.上型の首周りの大きさが、下型の首周りの大きさとほぼ同一(±5μm)に構成されている、請求項37に記載のビーム整形素子の製造方法。
(発明の効果)
本発明は、新規なビーム整形素子成形方法を提供した。
本発明の成形方法によりビーム整形素子を製造すると、成形後の後加工が不要である。
本発明の成形方法により製造されたビーム整形素子は、高精度の偏心精度を有する。平行偏心調整、傾き偏心調整が極めて容易となる。
上下金型の概略断面図。 ビーム整形素子の概略斜視図。 金型の概略斜視図。 金型の概略斜視図。 四角穴付きの部材の概略斜視図。 四角穴付きの部材の上下金型への取り付け工程を説明するための図。 四角穴付きの部材の上下金型への取り付け工程を説明するための図。 偏心調整を説明するための図。 四角穴付きの部材と金型の相対的位置関係を説明するための図。 複数部材からなる四角穴付きの部材の概略斜視図。 複数部材からなる四角穴付きの部材の概略断面図。 複数部材からなる四角穴付き部材の金型への取り付け方法を説明するための図。 四角穴付きの部材の上下金型への取り付け工程を説明するための図。 複数部材からなる四角穴付きの部材の概略断面図。 複数部材からなる四角穴付き部材の金型への取り付け方法を説明するための図。
符号の説明
1 上金型
2 下金型
3 金型母材
4 シリンドリカル面
31 首周り大きさ
32 首周り大きさ
33 子線方向
41 首周り直径
51 四角穴
61 四角穴付き部材
62 下型
63 上型
64 ガラス素材
71 四角穴付き部材
72 下型
73 上型
74 ガラス素材
141 断面曲面スカート部
142 四角穴付き部材構成部材
143 四角穴付き部材構成部材
144 金型固定部材
145 締付部材
146 ねじ
147 間隙
148 金型

Claims (38)

  1. 両面がシリンドリカル面、または、片面がシリンドリカル面であり他方の面がアナモフィック面である外形形状が四角であるビーム整形素子の製造方法であって、各面を形成する1組の金型を使用して、素子の4面の側面を形成する四角穴付きの部材の四角穴中で、ガラス素材を成形することを特徴とする、ビーム整形素子の製造方法。
  2. 四角穴付き部材は、一体物である、請求項1に記載のビーム整形素子の製造方法。
  3. 下型の首周りに四角穴付き部材を取り付け、成形機の自動動作により、上型を四角穴に挿入する工程を経る、請求項2に記載のビーム整形素子の製造方法。
  4. 上型と下型間の相対的な平行偏心および/または傾き偏心の偏心調整可能な機構が成形機に付与されている、請求項3に記載のビーム整形素子の製造方法。
  5. 四角穴の大きさは、室温において、下型の首周りの大きさよりも、縦横ともに、10〜50μm大きい、請求項3または4に記載のビーム整形素子の製造方法。
  6. 上型の首周りの大きさは、下型の首周りの大きさよりも、縦横ともに、10〜200μm小さい、請求項3〜5いずれかに記載のビーム整形素子の製造方法。
  7. 上型の首周りに四角穴付き部材を取り付け、成形機の自動動作により、下型を四角穴に挿入する工程を経る、請求項2に記載のビーム整形素子の製造方法。
  8. 下型と上型間の相対的な平行偏心および/または傾き偏心の偏心調整可能な機構が成形機に付与されている、請求項7に記載のビーム整形素子の製造方法。
  9. 四角穴の大きさは、室温において、上型の首周りの大きさよりも、縦横ともに、10〜50μm大きい、請求項7または8に記載のビーム整形素子の製造方法。
  10. 下型の首周りの大きさは、上型の首周りの大きさよりも、縦横ともに、10〜200μm小さい、請求項7〜9いずれかに記載のビーム整形素子の製造方法。
  11. 両面がシリンドリカル面、または、片面がシリンドリカル面であり他方の面がアナモフィック面である外形形状が円形のビーム整形素子の製造方法であって、各面を形成する1組の金型を使用して、素子の側面を形成する丸穴付きの部材の丸穴中で、ガラス素材を成形することを特徴とする、ビーム整形素子の製造方法。
  12. 丸穴付き部材は、一体物である、請求項11に記載のビーム整形素子の製造方法。
  13. 下型の首周り直径に丸穴付き部材を取り付け、成形機の自動動作により、上型を丸穴に挿入する工程を経る、請求項12に記載のビーム整形素子の製造方法。
  14. 上型と下型間の相対的な平行偏心および/または傾き偏心の偏心調整可能な機構が成形機に付与されている、請求項13に記載のビーム整形素子の製造方法。
  15. 丸穴の大きさは、室温において、下型の首周り直径よりも、縦横ともに、10〜50μm大きい、請求項13または14に記載のビーム整形素子の製造方法。
  16. 上型の首周り直径は、下型の首周り直径よりも、縦横ともに、10〜200μm小さい、請求項13〜15いずれかに記載のビーム整形素子の製造方法。
  17. 上型の首周り直径に丸穴付き部材を取り付け、成形機の自動動作により、下型を丸穴に挿入する工程を経る、請求項12に記載のビーム整形素子の製造方法。
  18. 下型と上型間の相対的な平行偏心および/または傾き偏心の偏心調整可能な機構が成形機に付与されている、請求項17に記載のビーム整形素子の製造方法。
  19. 丸穴の大きさは、室温において、上型の首周り直径よりも、10〜50μm大きい、請求項17または18に記載のビーム整形素子の製造方法。
  20. 下型の首周り直径は、上型の首周り直径よりも、縦横ともに、10〜200μm小さい、請求項17〜19いずれかに記載のビーム整形素子の製造方法。
  21. 四角穴付き部材が、複数構成部材で構成される、請求項1に記載のビーム整形素子の製造方法。
  22. 下型の首周りに四角穴付き部材を取り付け、成形機の自動動作により、上型を四角穴に挿入する工程を経る、請求項21に記載のビーム整形素子の製造方法。
  23. 上型と下型間の相対的な平行偏心および/または傾き偏心の偏心調整可能な機構が成形機に付与されている、請求項22に記載のビーム整形素子の製造方法。
  24. 上型の首周りの大きさは、下型の首周りの大きさよりも、縦横ともに、10〜200μm小さい、請求項22または23に記載のビーム整形素子の製造方法。
  25. 上型の首周りに四角穴付き部材を取り付け、成形機の自動動作により、下型を四角穴に挿入する工程を経る、請求項21に記載のビーム整形素子の製造方法。
  26. 下型と上型間の相対的な平行偏心および/または傾き偏心の偏心調整可能な機構が成形機に付与されている、請求項25に記載のビーム整形素子の製造方法。
  27. 下型の首周りの大きさは、上型の首周りの大きさよりも、縦横ともに、10〜200μm小さい、請求項25または26に記載のビーム整形素子の製造方法。
  28. 下型の首周りに四角穴部材を取り付け、ガラス素材を自動もしくは手動で下型に設置した後、手動で上型を四角穴に挿入する工程を経る、請求項21記載のビーム整形素子の製造方法。
  29. 上型の首周りの大きさが、下型の首周りの大きさとほぼ同一(±5μm)に構成されている、請求項28に記載のビーム整形素子の製造方法。
  30. 丸穴付き部材が、複数構成部材で構成される、請求項11に記載のビーム整形素子の製造方法。
  31. 下型の首周りに丸穴付き部材を取り付け、成形機の自動動作により、上型を丸穴に挿入する工程を経る、請求項30に記載のビーム整形素子の製造方法。
  32. 上型と下型間の相対的な平行偏心および/または傾き偏心の偏心調整可能な機構が成形機に付与されている、請求項31に記載のビーム整形素子の製造方法。
  33. 上型の首周り直径は、下型の首周りの大きさよりも、10〜200μm小さい、請求項31または32に記載のビーム整形素子の製造方法。
  34. 上型の首周りに四角穴付き部材を取り付け、成形機の自動動作により、下型を四角穴に挿入する工程を経る、請求項30に記載のビーム整形素子の製造方法。
  35. 下型と上型間の相対的な平行偏心および/または傾き偏心の偏心調整可能な機構が成形機に付与されている、請求項34に記載のビーム整形素子の製造方法。
  36. 下型の首周り直径は、上型の首周り直径よりも、縦横ともに、10〜200μm小さい、請求項34または35に記載のビーム整形素子の製造方法。
  37. 下型の首周りに丸穴付き部材を取り付け、ガラス素材を自動もしくは手動で下型上に設置した後、手動で上型を丸穴に挿入する工程を経る、請求項30に記載のビーム整形素子の製造方法。
  38. 上型の首周りの大きさが、下型の首周りの大きさとほぼ同一(±5μm)に構成されている、請求項37に記載のビーム整形素子の製造方法。
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