JP2006288117A - スイッチングユニット - Google Patents
スイッチングユニット Download PDFInfo
- Publication number
- JP2006288117A JP2006288117A JP2005106374A JP2005106374A JP2006288117A JP 2006288117 A JP2006288117 A JP 2006288117A JP 2005106374 A JP2005106374 A JP 2005106374A JP 2005106374 A JP2005106374 A JP 2005106374A JP 2006288117 A JP2006288117 A JP 2006288117A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- circuit
- switching device
- bus bar
- switching
- switching unit
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Images
Landscapes
- Connection Or Junction Boxes (AREA)
Abstract
【課題】 小型化と放熱性の向上が可能なスイッチングユニットを提供する。
【解決手段】 スイッチングユニット10は、ケーシング20で包囲され、回路基板11とバスバー回路12とを密着させた回路基板11側の表面にスイッチングデバイス13を実装したユニット本体15を有すると共に、ユニット本体15からケーシング20の外側へ延出する接続端子12Aを備える。さらに、スイッチングデバイス13が、バスバー回路12中最大面積を有し、かつスイッチングデバイス13の投影面積よりも大きな面積を有するバスバー12Mに接続されている。これにより、スイッチングデバイス13で生じた熱がバスバー12Mに吸収され易く、かつ吸収された熱が、迅速にスイッチングデバイス13の投影面積よりも広い領域に拡散できるので、発熱密度を減少させる。
【選択図】 図1
Description
また、自動車に搭載される電子装置の数が増加すると車両全体で消費する電力量も増加し、単純に小型化した場合、発熱密度が上昇して熱がこもり、電子装置に悪影響を及ぼす恐れもあった。
スイッチングユニットの内部に回路基板とバスバー回路とを備えるので、バスバー回路で形成した場合大型化してしまうような複雑な回路を回路基板で形成すると共に、入出力を行う回路と接続端子とをバスバー回路で一体に形成するので、スイッチングユニットの内部の回路のための構造を小型化できる。
また、スイッチングデバイスを面積の大きなバスバーに搭載するので、スイッチングデバイスで生じた熱がバスバーに吸収され易いと共に、広範囲に拡散できる。
これにより、本発明では、スイッチングデバイス全体を小型化しつつ、その放熱性の向上が可能となる。
スイッチングユニットの内部に回路基板とバスバー回路とを備えるので、バスバー回路で形成した場合大型化してしまうような複雑な回路を回路基板で形成すると共に、入出力を行う回路と接続端子とをバスバー回路で一体に形成するので、スイッチングユニットの内部の回路のための構造を小型化できる。
また、スイッチングデバイスが接続されたバスバーが、スイッチングデバイスのバスバーへの投影面積よりも大きな面積であるので、スイッチングデバイスで生じた熱が、迅速にスイッチングデバイスの投影面積よりも大きな領域に拡散できるので、発熱密度を減少させて、放熱性の一層の向上が可能となる。
これにより、スイッチングデバイスの小型化と放熱性の向上が可能となる。
回路体を冷却するための放熱手段を備えるので、スイッチングユニットの放熱性がより一層向上する
本発明の実施形態1を図1ないし図4によって説明する。
スイッチングユニット10は、図1,2に示すように、ケーシング20で包囲されたユニット本体(本発明の「回路体」に相当する)15を有し、ユニット本体15からケーシング20の外側へ延出する接続端子12Aが相手側接続端子(図示なし)と接続することで電気接続箱(図示なし)等に着脱可能に装着されるようになっている。
スイッチングデバイス13は、電流のオン/オフを制御可能なものであって、本実施形態では半導体スイッチング素子を用いており、特に本実施形態では、半導体デバイス中にパワーMOSFET部と、過熱保護機能或いはPWM信号発振部等を有する制御部とをワンチップ上に配設したものを用いている。
さらに、バスバー回路12を構成するバスバーには、ユニット本体15から延出する接続端子12Aが一体に形成されており、この接続端子12Aによって、図示しない電気接続箱等の相手側接続端子と嵌合可能となっている。尚、本実施形態では、図1に示すように、5本の接続端子12Aを備えているが、これらのうち図1における左側の3本が制御系端子として用いられ右側の2端子が電力系端子として用いられている。また、制御系端子(図1の左側3本の端子)の先端部はプレス加工によって電力系端子(図1の右側2本の端子)よりも薄く形成されている。
蓋体22は接続端子12Aを導出する箇所に溝部22Aが形成されており、この溝部22Aに接続端子12Aを嵌め込むことでケーシング20から接続端子12Aを隙間なく導出できるようになっている(図3参照)。
また、ケーシング20にはユニット本体15に取付けられた放熱板25に対応する箇所(図2の下側)の面が開口部20Aをなしており、この開口部20Aから放熱板25を外部に露出させることで放熱性を高めるようになっている。
この絶縁部材30は、絶縁性を備えた樹脂で略角柱形状に形成されており、放熱板25の接続端子12A側(図2の左側)の端部に形成された切欠き部26に嵌め込まれている。切欠き部26は放熱板25の幅方向に亘って絶縁部材30の形状に合わせて略角柱形状に切削して形成されており、絶縁部材30を嵌め込むことにより、放熱板25の上面(バスバー回路12の貼付け面)は絶縁部材30の上面と略面一となる。これにより、放熱板25の上面とバスバー回路12の下面との接着においても段差等が生ずることなく確実に接着ができるようになっている。また、接続端子12Aに電流が流れた場合でも、接続端子12Aの基端部と放熱板25との間には絶縁部材30が介在しているので、接続端子12Aと放熱板25との間に短絡等が生ずることがないようになっている。
これにより、スイッチングデバイス13で生じた熱は金属であるバスバー12Mに吸収されると共に、スイッチングデバイス13の投影面積よりも広い領域に伝熱可能となっている。
尚、電気接続箱(図示なし)のメンテナンス時等において、スイッチングユニット10は抜脱可能であり、必要に応じて交換されて使用できるようになっている。
さらに、スイッチングデバイス13が、バスバー回路12中最大面積を有し、かつスイッチングデバイス13の投影面積よりも大きな面積を有するバスバー12Mに接続されている。これにより、スイッチングデバイス13で生じた熱がバスバー12Mに吸収され易く、かつ吸収された熱が、迅速にスイッチングデバイス13の投影面積よりも広い領域に拡散できるので、発熱密度を減少させる。
従って、本実施形態のスイッチングユニット10では、スイッチングユニット10全体を小型化しつつ、その放熱性の向上が可能となる。
本発明は上記記述及び図面によって説明した実施形態に限定されるものではなく、例えば次のような実施形態も本発明の技術的範囲に含まれ、さらに、下記以外にも要旨を逸脱しない範囲内で種々変更して実施することができる。
(1)上記実施形態ではスイッチングユニットが箱状をなすケーシング20に収容されるものであったが、これに限らず、例えばモールド成形によって一体に形成されたケーシングを備えるものであってもよい。また、この場合ケーシング20と絶縁部材30とを一体にモールド成形するものであってもよい、このようなものによれば、部品点数の減少と製造工程の短縮化とができるので、製造効率が一層向上する。
また、この場合において、モールド成形したケーシング20が放熱手段(放熱板)の1面をスイッチングユニットの壁面とした構造であっても、或いは放熱板の全面をモールド樹脂にて内包する構造であってもよく、また放熱板の多面を壁面とした構造であってもよい。
(2)また、ケーシングを構成する樹脂にアルミナ等のフィラーを添加した樹脂を用いることで、ケーシング20全体の放熱性を高めたものであってもよい。
(3)上記実施形態では放熱板25がケーシング20の外部に露出させたものであったが、これに限らず、放熱板をケーシングの内部に収容するものであってもよい。このようなものにおいて、ケーシング20の内壁のうち、放熱板が当接する内壁を他よりも薄肉とするものであってもよい。これにより、放熱性が向上できる。
(4)上記実施形態では放熱板25を備えるものであったが、これに限らず、放熱板25のような放熱手段を備えていないものであってもよい。
(5)上記実施形態ではスイッチングユニット10はスイッチングデバイス13に半導体スイッチング素子を実装するものであったが、これに限らず、例えばIC等を実装するものであってもよい。
(6)上記実施形態において、制御系回路にIC、マイコン等を実装するものであってもよい。
(7)上記実施形態において、さらに放熱面積を増加するため放熱板に放熱フィン等の放熱手段を追加する構造のものであってもよい。
(8)上記実施形態ではスイッチングデバイス13に半導体スイッチング素子を用いるものであったが、これに限らず、ベアチップ等を実装するものであってもよい。
(9)上記実施形態ではケーシング20が樹脂製のものであったが、例えば金属製のものであってもよい。この場合、例えば、金属製ケーシングの表面に絶縁被膜を形成する等してケーシングとユニット本体との間の絶縁を図る構成とするのが望ましい。
11…回路基板
12…バスバー回路
12A…接続端子
12M…バスバー
13…スイッチングデバイス
15…ユニット本体(回路体)
20…ケーシング
25…放熱板(放熱手段)
Claims (3)
- 電流のオン/オフを制御可能なスイッチングデバイスと、外部との接続を行うための接続端子とを備えるスイッチングユニットにおいて、
絶縁物を介して互いに密着された回路基板とバスバー回路との双方に対して前記スイッチングデバイスを接続してなる回路体と、
前記回路体を収容するケーシングとを備え、
前記接続端子が前記バスバー回路の端部に一体に延設されると共に、
前記スイッチングデバイスの接続されたバスバーが他のバスバーよりも面積が大きくなるように形成されていることを特徴とするスイッチングユニット。 - 電流のオン/オフを制御可能なスイッチングデバイスと、外部との接続を行うための接続端子とを備えるスイッチングユニットにおいて、
絶縁物を介して互いに密着された回路基板とバスバー回路との双方に対して前記スイッチングデバイスを接続してなる回路体と、
前記回路体を収容するケーシングとを備え、
前記接続端子が前記バスバー回路の端部に一体に延設されると共に、
前記スイッチングデバイスの接続されたバスバーの面積が、当該バスバーへの前記スイッチングデバイスの投影面積よりも大となることを特徴とするスイッチングユニット。 - 前記回路体を冷却するための放熱手段を密着して備えることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載のスイッチングユニット。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2005106374A JP2006288117A (ja) | 2005-04-01 | 2005-04-01 | スイッチングユニット |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2005106374A JP2006288117A (ja) | 2005-04-01 | 2005-04-01 | スイッチングユニット |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2006288117A true JP2006288117A (ja) | 2006-10-19 |
Family
ID=37409436
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2005106374A Pending JP2006288117A (ja) | 2005-04-01 | 2005-04-01 | スイッチングユニット |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2006288117A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN109275325A (zh) * | 2018-11-28 | 2019-01-25 | 江西伊发电力科技股份有限公司 | 一种电路连接分支箱 |
CN110197961A (zh) * | 2018-02-26 | 2019-09-03 | 泰科电子(上海)有限公司 | 电连接器和电源连接组件 |
Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2002353404A (ja) * | 2001-05-22 | 2002-12-06 | Taiheiyo Seiko Kk | インテリジェントパワースイッチ装置 |
JP2003324823A (ja) * | 2002-04-25 | 2003-11-14 | Auto Network Gijutsu Kenkyusho:Kk | 車載用電源分配器 |
JP2004040873A (ja) * | 2002-07-01 | 2004-02-05 | Auto Network Gijutsu Kenkyusho:Kk | 回路構成体及び回路ユニット |
-
2005
- 2005-04-01 JP JP2005106374A patent/JP2006288117A/ja active Pending
Patent Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2002353404A (ja) * | 2001-05-22 | 2002-12-06 | Taiheiyo Seiko Kk | インテリジェントパワースイッチ装置 |
JP2003324823A (ja) * | 2002-04-25 | 2003-11-14 | Auto Network Gijutsu Kenkyusho:Kk | 車載用電源分配器 |
JP2004040873A (ja) * | 2002-07-01 | 2004-02-05 | Auto Network Gijutsu Kenkyusho:Kk | 回路構成体及び回路ユニット |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN110197961A (zh) * | 2018-02-26 | 2019-09-03 | 泰科电子(上海)有限公司 | 电连接器和电源连接组件 |
CN109275325A (zh) * | 2018-11-28 | 2019-01-25 | 江西伊发电力科技股份有限公司 | 一种电路连接分支箱 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
CN108702856B (zh) | 电路构成体 | |
JP4387314B2 (ja) | 電気接続箱 | |
CN108293311B (zh) | 电气接线盒 | |
JP4732789B2 (ja) | スイッチングユニット | |
CN110383612B (zh) | 电气连接箱 | |
WO2017047373A1 (ja) | 回路構成体および電気接続箱 | |
CN112042092A (zh) | 电源装置 | |
JP4783054B2 (ja) | スイッチングユニット | |
JP4653541B2 (ja) | スイッチングユニット | |
JP2006288117A (ja) | スイッチングユニット | |
JP2006158062A (ja) | 回路構成体 | |
JP2007259539A (ja) | 車載用電気接続箱 | |
WO2020080248A1 (ja) | 回路構造体及び電気接続箱 | |
JP2006310557A (ja) | スイッチングユニット | |
JP2001119838A (ja) | 電気接続箱 | |
JP6620941B2 (ja) | 電気接続箱 | |
JP2006311711A (ja) | スイッチングユニット | |
JP5147929B2 (ja) | スイッチングユニット | |
JP2006254528A (ja) | 自動車用の電気接続箱 | |
JP4579034B2 (ja) | スイッチングユニット | |
WO2017098899A1 (ja) | 電気接続箱 | |
JP2006310558A (ja) | スイッチングユニット | |
JP7172471B2 (ja) | 基板構造体 | |
JP4651090B2 (ja) | スイッチングユニット | |
JP7127498B2 (ja) | 放熱部材及び電気接続箱 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
RD04 | Notification of resignation of power of attorney |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7424 Effective date: 20070427 |
|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20080225 |
|
RD02 | Notification of acceptance of power of attorney |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7422 Effective date: 20090909 |
|
RD04 | Notification of resignation of power of attorney |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7424 Effective date: 20090909 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20090916 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20091008 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20091204 |
|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20100706 |