JP2006279001A - 電磁石 - Google Patents

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Abstract

【課題】 大型化することなく、コイルへの通電で可動鉄心が固定鉄心に吸引される吸引力を、可動鉄心が固定鉄心から最も離間した位置で高めるもの。
【解決手段】 固定鉄心1に環状孔3の外周面3B側に第1面取り稜部23を、環状孔3の内周面3C側に第2面取り稜部24を、可動鉄心13の凸部15の外周面15B側に第3面取り稜部25を、凸部13の内周面15C側に第4面取り稜部26をそれぞれ形成し、凸部15は可動鉄心13が固定鉄心1から最も離間した位置において、第3面取り稜部25を第1面取り稜部23と、第4面取り稜部26を第2面取り稜部24とそれぞれ軸方向に略一致する位置に設けている。
【選択図】 図2

Description

本発明は、通電により発生する吸引力で可動鉄心が軸方向へ移動して固定鉄心に吸引される電磁石に関する。
この種の電磁石は、固定鉄心に軸方向一端面へ開口して有底の環状孔を形成し、環状孔の外周側に外筒部を設けると共に、環状孔の内周側に内筒部を設け、環状孔に環状のコイルを環状孔底面に当接するよう収装し、固定鉄心の外筒部および内筒部をコイルより軸方向寸法を長く設けて、外筒部と内筒部との間でコイルの先端部に環状空間を形成している。そして、固定鉄心と軸方向に対向して移動自在に配置しコイルへの通電により発生する吸引力で固定鉄心の一端面に吸引される可動鉄心を備え、この可動鉄心には、前記環状空間に嵌合する環状の凸部を固定鉄心に向けて軸方向へ突出して形成し、吸引力を高めるようにしている。
特開2001−289018(段落番号0042−0044、0062、図5)
ところが、かかる従来の電磁石では、可動鉄心が固定鉄心から最も離間した位置で、凸部が環状空隙から離脱しており、いまだ満足できる吸引力を得られ難い問題があった。
本発明の課題は、大型化することなく、コイルへの通電で可動鉄心が固定鉄心に吸引される吸引力を、可動鉄心が固定鉄心から最も離間した位置で高める電磁石を提供することにある。
かかる課題を達成すべく、本発明は課題を解決するため次の手段をとった。即ち、
コイルへの通電により発生する吸引力で可動鉄心を軸方向へ移動して固定鉄心に吸引する電磁石において、固定鉄心には軸方向の一端面に開口して環状孔を形成し、環状孔の外周側に外筒部を設けると共に、環状孔の内周側に内筒部を設け、環状孔の外周面と外筒部の軸方向の一端面とを交差して第1稜部を形成すると共に、環状孔の内周面と内筒部の軸方向の一端面とを交差して第2稜部を形成し、環状孔には環状のコイルを収装し、固定鉄心の外筒部と内筒部との間でコイルの先端部に環状空間を形成し、固定鉄心と軸方向に対向して移動自在に配置しコイルへの通電により発生する吸引力で固定鉄心の一端面に吸引される可動鉄心を備え、可動鉄心には固定鉄心の環状空間に嵌合する環状の凸部を固定鉄心に向けて一端面より軸方向へ突出して形成し、凸部には外周面と突出した先端面とを交差して第3稜部を形成すると共に、内周面と先端面とを交差して第4稜部を形成し、凸部は可動鉄心が固定鉄心から最も離間した位置において第3稜部を第1稜部と第4稜部を第2稜部とそれぞれ軸方向に略一致する位置に設けたことを特徴とする電磁石がそれである。
この場合、前記第1稜部に第1面取りを、前記第2稜部に第2面取りを、前記第3稜部に第3面取りを、前記第4稜部に第4面取りをそれぞれ形成し、前記第1面取りと前記環状孔の外周面とを交差して第1面取り稜部を、前記第2面取りと前記環状孔の内周面とを交差して第2面取り稜部を、前記第3面取りと前記凸部の外周面とを交差して第3面取り稜部を、前記第4面取りと前記凸部の内周面とを交差して第4面取り稜部をそれぞれ形成し、前記凸部は前記可動鉄心が前記固定鉄心から最も離間した位置において前記第3面取り稜部を前記第1面取り稜部と前記第4面取り稜部を前記第2面取り稜部とそれぞれ軸方向に略一致する位置に設けても良い。
以上詳述したように、請求項1に記載の発明は、可動鉄心が固定鉄心と最も離間した位置において、第1稜部と第3稜部及び第2稜部と第4稜部をそれぞれ軸方向に略一致して位置するため、第1稜部と第3稜部及び第2稜部と第4稜部をそれぞれ近接することができ、固定鉄心と可動鉄心との間を第1稜部と第3稜部及び第2稜部と第4稜部とを介して磁束が流れ易くできて、コイルへの通電で可動鉄心が固定鉄心に吸引される吸引力を、可動鉄心が固定鉄心から最も離間した位置で高めることができる。
また、請求項2に記載の発明は、可動鉄心が固定鉄心と最も離間した位置において、第1面取り稜部と第3面取り稜部及び第2面取り稜部と第4面取り稜部をそれぞれ軸方向に略一致して位置するため、第1面取り稜部と第3面取り稜部及び第2面取り稜部と第4面取り稜部をそれぞれ近接することができ、固定鉄心と可動鉄心との間を第1面取り稜部と第3面取り稜部及び第2面取り稜部と第4面取り稜部とを介して磁束が流れ易くできて、請求項1に記載の発明と同様に、コイルへの通電で可動鉄心が固定鉄心に吸引される吸引力を、可動鉄心が固定鉄心から最も離間した位置で高めることができる。また、請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の発明の効果に加え、第1〜第4の各稜部にそれぞれ第1〜第4の面取りを形成しているため、環状孔や凸部等を製作加工する際に、各稜部にはみ出し形成されて機能に弊害をもたらす可能性がある所詮ばりと呼ばれる微小突起を良好に除去したものとすることができる。
以下、本発明の一実施形態を図面に基づき説明する。
図1において、1は磁性材より形成の固定鉄心で、中心に軸方向へ貫通して貫通孔2を形成すると共に、貫通孔2と軸心を一致する有底の環状孔3を貫通孔2の外周側で径方向に離間して形成し、環状孔3を図示下方の軸方向の一端面4に開口して窪み形成している。固定鉄心1は環状孔3の外周側に外筒部5を設けると共に、環状孔3の内周側に内筒部6を設けてぃる。7は図示しない外部電源へ通電可能に電気接続したコイルで、軸方向の両端に径方向へ突出する鍔部を有する円筒状のコイルボビン8の両鍔部間に巻き回して環状に形成し、環状孔3の底面3Aに当接するよう環状孔3に収装している。9は自己の弾性力で拡径するよう周方向の一部を切欠いた環状の止め輪で、環状孔3の外周面3Bに窪み形成した環状溝10に自己の弾性力で圧接して設け、環状孔3に収装したコイル7を非磁性材より形成の円盤状の板部材11を介して固定している。固定鉄心1の外筒部5および内筒部6は、止め輪9、板部材11を含めるコイル7の軸方向寸法より軸方向寸法を長く設け、外筒部5と内筒部6との間でコイル7の先端部に環状空間12を形成している。
13は磁性材より形成の可動鉄心で、固定鉄心1に溶接固着した非磁性材より形成の蓋部材14に穿設の有底孔14Aへ軸部13Aを摺動自在に嵌合して、固定鉄心1と軸心を一致して蓋部材14内へ移動自在に配置し、コイル7への通電により発生する吸引力で固定鉄心1の軸方向一端面4に吸引されるよう固定鉄心1と軸方向に対向して設けている。可動鉄心13は軸部13A先端面の有底孔14A底面への当接により固定鉄心1から最も離間した図1の右半分に示す位置を設定している。15は固定鉄心1の一端面4と対向する可動鉄心13の一端面16より固定鉄心1に向けて軸方向へ突出して形成した環状の凸部で、環状空間12へ嵌合自在に設け、環状空間12との嵌合隙間を軸部13Aと有底孔14Aとの嵌合隙間より大きくしている。17は非磁性材より形成のスペーサリングで、可動鉄心13に一端面16より軸方向へ僅少突出して設け、コイル7への通電により可動鉄心13が固定鉄心1に吸引されると固定鉄心1の軸方向一端面4に当接し、可動鉄心13の一端面16が固定鉄心1の軸方向一端面4と直接に当接することを阻止して残留磁力の低減を図り、コイル7を非通電した際の固定鉄心1から可動鉄心13が離間する応答性を向上している。18は可動鉄心13に固定したピン部材で、固定鉄心1の貫通孔2を挿通して一端を外部に突出し、突出した一端には図示しない外部負荷が可動鉄心13を固定鉄心1から離間する方向に作用している。
図2乃至図4に示す如き、19は環状孔3の外周面3Bと外筒部5の一端面4とが交差する第1稜部19Aに形成した第1面取り、20は環状孔3の内周面3Cと内筒部6の一端面4とが交差する第2稜部20Aに形成した第2面取り、21は可動鉄心13に形成した凸部15の外周面15Bと突出した先端面15Aとが交差する第3稜部21Aに形成した第3面取り、22は凸部15の内周面15Cと先端面15Aとが交差する第4稜部22Aに形成した第4面取りで、環状孔3や凸部15等を製作加工する際に、各稜部19A、20A、21A、22Aにはみ出し形成されて機能に弊害をもたらす可能性がある所詮ばりと呼ばれる微小突起を除去するためのものである。各面取り19、20、21、22は面取り寸法を略同一に設けている。
23は第1面取り19と環状孔3の外周面3Bとを交差して形成の第1面取り稜部、24は第2面取り20と環状孔3の内周面3Cとを交差して形成の第2面取り稜部、25は第3面取り21と凸部15の外周面15Bとを交差して形成の第3面取り稜部、26は第4面取り22と凸部15の内周面15Cとを交差して形成の第4面取り稜部である。凸部15は可動鉄心13が固定鉄心1から最も離間した位置(可動鉄心13の一端面16と固定鉄心1の一端面4間の離間寸法Rで示す。)において、第3面取り稜部25を第1面取り稜部23と、第4面取り稜部26を第2面取り稜部24とそれぞれ軸方向に略一致する位置に設けている。すなわち、可動鉄心13の一端面16と第3面取り稜部25及び第4面取り稜部26との間の軸方向に突出する凸部15の寸法Hを、離間寸法Rに第1面取り19の面取り寸法C1若しくは第2面取り20の面取り寸法C2を加算した寸法と略同一寸法に設けている。
次に、かかる構成の作動を説明する。
図1の右半分の状態は、コイル7への非通電状態を示し、可動鉄心13はピン部材18に作用する図示しない外部負荷に基づく作用力で固定鉄心1から離間する方向に付勢され、軸部13A先端面が有底孔14A底面に当接する固定鉄心1から最も離間した位置にある。
この図1の右半分の状態で、コイル7へ通電すると、可動鉄心13は通電により発生する吸引力で図示しない外部負荷に基づく作用力に抗して固定鉄心1に吸引されて図示上方向に移動し、スペーサリング17が固定鉄心1の軸方向一端面4に当接する図1の左半分に示す位置で停止する。
この図1の左半分に示す位置では、コイル7へ通電する電流値を低減して可動鉄心13を位置保持する。この状態で、コイル7を非通電にすると、可動鉄心13は図示しない外部負荷に基づく作用力で図示下方向に移動し、図1の右半分に示す位置に復帰して停止する。
かかる作動で、可動鉄心13が固定鉄心1と最も離間した位置において、第1面取り稜部23と第3面取り稜部25及び第2面取り稜部24と第4面取り稜部26をそれぞれ軸方向に略一致して位置するため、第1面取り稜部23と第3面取り稜部25及び第2面取り稜部24と第4面取り稜部26をそれぞれ近接することができ、固定鉄心1と可動鉄心13との間を第1面取り稜部23と第3面取り稜部25及び第2面取り稜部24と第4面取り稜部26とを介して磁束が流れ易くできて、コイル7への通電で可動鉄心13が固定鉄心1に吸引される吸引力を、可動鉄心13が固定鉄心1から最も離間した位置で高めることができる。
また、第1〜第4の各稜部19A、20A、21A、22Aにそれぞれ第1〜第4の面取り19、20、21、22を形成しているため、環状孔3や凸部15等を製作加工する際に、第1〜第4の各稜部19A、20A、21A、22Aにはみ出し形成されて機能に弊害をもたらす可能性がある所詮ばりと呼ばれる微小突起を良好に除去したものとすることができる。
なお、一実施形態では、第1〜第4の各稜部19A、20A、21A、22Aにそれぞれ第1〜第4の面取り19、20、21、22を形成したが、各稜部19A、20A、21A、22Aに面取り19、20、21、22を形成しなくても良いことは勿論である。この場合、凸部15は可動鉄心13が固定鉄心1から最も離間した位置において第3稜部21Aを第1稜部19Aと第4稜部22Aを第2稜部20Aとそれぞれ軸方向に略一致する位置に設ける。また、各面取り19、20、21、22の面取り寸法を略同一に設けたが、各面取り19、20、21、22の面取り寸法を異にして設けても良いことは勿論である。
いま、図5に示す如き、可動鉄心13が固定鉄心1から最も離間した位置での可動鉄心13の一端面16と固定鉄心1の一端面4間の離間寸法Rを1.1mm、可動鉄心13の一端面16と第3面取り稜部25及び第4面取り稜部26との間の軸方向に突出する凸部15の寸法Hを1.2mm、第1面取り19の面取り寸法C1及び第2面取り20の面取り寸法C2を0.1mmとし、可動鉄心13が固定鉄心1から最も離間した位置において第3面取り稜部25を第1面取り稜部23と、また第4面取り稜部26を第2面取り稜部24とそれぞれ軸方向に略一致する位置に設けた一実施形態の電磁石では吸引力の解析実験値は99.6ニュートンであった。そして、凸部15の寸法Hを0.1mmづつ高くした場合の吸引力の解析実験値は、1.3mmで97.1ニュートン、1.4mmで94.4ニュートン、1.5mmで91.2ニュートン、1.6mmで87.4ニュートン、1.7mmで83.2ニュートン、1.8mmで79.2ニュートンとなり、凸部15の寸法Hが高くなるにつれて吸引力が低下する。これは、可動鉄心13が固定鉄心1から最も離間した位置において、凸部15の寸法Hを高くするにつれてコイル7先端部の環状空間12に嵌合する凸部15の軸方向の寸法が増加するため、環状空間12に嵌合した凸部15を介して固定鉄心1と可動鉄心13との間を磁束が軸方向と直交する径方向に流れ易くなって径方向の吸引力が増加し、可動鉄心13を固定鉄心1に吸引する軸方向の吸引力が低減するためである。
また、凸部15の寸法Hを0.1mmづつ低くした場合の吸引力の解析実験値は、1.1mmで94.6ニュートン、1.0mmで91.9ニュートン、0.9mmで87.2ニュートン、0.8mmで80.4ニュートン、0.7mmで75.4ニュートン、0.6mmで70.8ニュートンとなり、凸部15の寸法Hが低くなるにつれて吸引力が低下する。これは、可動鉄心13が固定鉄心1から最も離間した位置において、凸部15の寸法Hを低くするにつれて第1面取り稜部23と第3面取り稜部25との間及び第2面取り稜部24と第4面取り稜部26との間の離間距離が増加するため、第1面取り稜部23と第3面取り稜部25との間及び第2面取り稜部24と第4面取り稜部26との間を磁束が流れ難くなって可動鉄心13を固定鉄心1に吸引する軸方向の吸引力が低減するためである。
そして、可動鉄心13が固定鉄心1から最も離間した位置において、第3面取り稜部25を第1面取り稜部23と、また、第4面取り稜部26を第2面取り稜部24とそれぞれ軸方向に略一致する位置に設けるとは、凸部15の寸法H、第1面取り19の面取り寸法C1、第2面取り20の面取り寸法C2の制作上の寸法許容差に起因する第3面取り稜部25と第1面取り稜部23との間及び第4面取り稜部26と第2面取り稜部24との間の軸方向のずれを範囲に含むもので、図5に示す凸部15の寸法Hでは、1.2mmを基準点イにして寸法許容差±0.3mmで0.9mmから1.5mmの範囲となる。
本発明の一実施形態を示した電磁石の縦断面図である。 図1の要部Aの拡大図である。 図2の要部Bの拡大図である。 図2の要部Cの拡大図である。 電磁石の吸引力と凸部の寸法Hとの関係を示した特性図である。
符号の説明
1:固定鉄心
3:環状孔
3B:環状孔の外周面
3C:環状孔の内周面
4:固定鉄心の一端面
5:外筒部
6:内筒部
7:コイル
12:環状空間
13:可動鉄心
15:凸部
15A:先端面
15B:凸部の外周面
15C:凸部の内周面
16:可動鉄心の一端面
19:第1面取り
19A:第1稜部
20:第2面取り
20A:第2稜部
21:第3面取り
21A:第3稜部
22:第4面取り
22A:第4稜部
23:第1面取り稜部
24:第2面取り稜部
25:第3面取り稜部
26:第4面取り稜部

Claims (2)

  1. コイルへの通電により発生する吸引力で可動鉄心を軸方向へ移動して固定鉄心に吸引する電磁石において、固定鉄心には軸方向の一端面に開口して環状孔を形成し、環状孔の外周側に外筒部を設けると共に、環状孔の内周側に内筒部を設け、環状孔の外周面と外筒部の軸方向の一端面とを交差して第1稜部を形成すると共に、環状孔の内周面と内筒部の軸方向の一端面とを交差して第2稜部を形成し、環状孔には環状のコイルを収装し、固定鉄心の外筒部と内筒部との間でコイルの先端部に環状空間を形成し、固定鉄心と軸方向に対向して移動自在に配置しコイルへの通電により発生する吸引力で固定鉄心の一端面に吸引される可動鉄心を備え、可動鉄心には固定鉄心の環状空間に嵌合する環状の凸部を固定鉄心に向けて一端面より軸方向へ突出して形成し、凸部には外周面と突出した先端面とを交差して第3稜部を形成すると共に、内周面と先端面とを交差して第4稜部を形成し、凸部は可動鉄心が固定鉄心から最も離間した位置において第3稜部を第1稜部と第4稜部を第2稜部とそれぞれ軸方向に略一致する位置に設けたことを特徴とする電磁石。
  2. 前記第1稜部に第1面取りを、前記第2稜部に第2面取りを、前記第3稜部に第3面取りを、前記第4稜部に第4面取りをそれぞれ形成し、前記第1面取りと前記環状孔の外周面とを交差して第1面取り稜部を、前記第2面取りと前記環状孔の内周面とを交差して第2面取り稜部を、前記第3面取りと前記凸部の外周面とを交差して第3面取り稜部を、前記第4面取りと前記凸部の内周面とを交差して第4面取り稜部をそれぞれ形成し、前記凸部は前記可動鉄心が前記固定鉄心から最も離間した位置において前記第3面取り稜部を前記第1面取り稜部と前記第4面取り稜部を前記第2面取り稜部とそれぞれ軸方向に略一致する位置に設けことを特徴とする請求項1に記載の電磁石。
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