JP2006270575A - アンテナ装置 - Google Patents

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Shigeya Aoyama
惠哉 青山
Naoki Otaka
直樹 大鷹
Masaki Shibata
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Abstract

【課題】アンテナ装置の小型化と複数の周波数帯への対応とを実現すること。
【解決手段】高周波信号を流すための給電線路(112)と該給電線路(112)の一端と接続され高周波信号と対応する第1の周波数に共振する第1の放射器(121)とが形成された第1の基板(110)と、第1の基板(110)表面に配設され、給電線路(112)の一端と接続され高周波信号と対応する第2の周波数に共振する第2の放射器(122)が形成された、第1の基板(110)と比誘電率の異なる第2の基板(111)とを具備する。
【選択図】図3

Description

本発明は、複数の異なる周波数に対応することのできるアンテナ装置に関する。
無線通信機器や携帯端末の多機能化のため、一つの携帯端末に複数の周波数帯に対応するアンテナを実装することが求められている。また、かかる携帯端末の小型軽量化のニーズも年々高まっている。
一つのアンテナで複数の周波数帯に対応する方法として、周波数帯の数に応じた数の放射器を備える方法が知られている。一方、放射器の数を単に増やす方法では、アンテナ全体の大きさが大きくなる問題がある。そこで、アンテナ全体の大きさを抑える方法として、高誘電率の誘電体に放射電極を形成して放射電極の大きさを小さくする方法が知られている。誘電体に複数の放射電極を形成したアンテナとしては、例えば特許文献1に記載されている。
しかし、誘電体に放射電極を形成して小型化を図る場合、短縮した分だけアンテナ特性(輻射効率、反射特性等)は悪化してしまう。特に、アンテナに実装した複数の周波数帯のうちもっとも波長の長い(周波数の低い)周波数帯では、小型にすればするほどアンテナ特性悪化が顕著になるという問題があった。
特開2001−298313
このように、従来のアンテナ装置では、複数の周波数帯に対応させた上で小型化を図った場合にアンテナ特性が悪化するという問題がある。
本発明はこのような課題を解決するためになされたもので、アンテナ特性の悪化を抑えつつアンテナの小型化および複数の周波数帯への対応を併せて実現することのできるアンテナ装置を提供することを目的としている。
上記した目的を達成するために、本発明の一つの態様に係るアンテナ装置は、高周波信号を流すための給電線路と該給電線路の一端と接続され高周波信号と対応する第1の周波数に共振する第1の放射器とが形成された第1の基板と、第1の基板表面に配設され、給電線路の一端と接続され高周波信号と対応する第2の周波数に共振する第2の放射器が形成された、第1の基板と比誘電率の異なる第2の基板とを具備している。
また、本発明の他の態様に係るアンテナ装置は、第1の基板と、第1の基板表面に形成され、高周波信号を流すための線路導体層と、第1の基板表面に線路導体層の一端と一体的に形成され、高周波信号と対応する第1の周波数に共振する第1の放射導体層と、第1の基板表面に配設され、第1の基板と比誘電率の異なる第2の基板と、第2の基板表面に形成され、線路導体層と電気的に接続された高周波信号と対応する第2の周波数に共振する第2の放射導体層とを具備している。
本発明によれば、アンテナ特性の悪化を抑えつつアンテナ装置の小型化と複数の周波数帯への対応とを併せて実現することができる。
この実施形態に係るアンテナ装置では、アンテナ装置の放射器の一部を、送受信回路を実装する回路基板に形成することで、アンテナ特性の悪化を抑えつつ複数の周波数帯への対応し、アンテナ装置の小型化を可能としている。
以下、図1および図2を参照して、本発明の一つの実施形態を詳細に説明する。図1は、本発明の第1の実施形態に係るアンテナ装置の全体構成を示す斜視図、図2は、この実施形態に係るアンテナ装置の全体構成を図1と逆の視点から示す斜視図である。
図1および図2に示すように、この実施形態に係るアンテナ装置1は、アンテナ装置1により送受信される信号を処理する高周波回路をなす回路素子114が実装された回路基板110と、アンテナ装置1の放射器が形成される放射基板111とを備えている。回路基板110の一方の主面には、回路素子114と、高周波回路をなす回路素子114と一方の端部が接続されこのアンテナ装置に高周波信号を給電する給電線112と、この給電線112の他方の端部が接続されこのアンテナ装置の放射器をなす第1の放射導体121とが形成され、同じく他方の主面には、接地導体113が略全面に形成されている。放射基板111の一方の主面には、第1の放射導体121とそれぞれ電気的にパラレル接続された第2の放射導体122および第3の放射導体123が形成されている。
回路基板110は、いわゆるプリント基板(PCB)として用いられる回路基板であり、例えばガラスエポキシ基板などである。回路基板110は、実装される回路の規模や、端末装置等の筐体の大きさなどに応じた大きさに形成される。回路基板110の一方の主面には、放射基板111が配設されるとともに、トランジスタや集積回路素子、チップ抵抗素子などの回路素子114が実装され、アンテナ装置1が送受信する高周波信号の送信回路や受信回路などを構成している。回路基板110の他方の主面には、放射基板111と対応する領域を除く略全面に接地導体113が形成され、放射基板111と対応する領域に基板露出領域が形成されている。放射基板111と対応する領域に基板露出領域を形成するのは、放射基板111からの電波放射を妨げないためである。したがって、接地導体113は、実装される回路構成に応じて、放射基板111と対応する領域以外の領域にも基板露出領域を有していてもよい。
放射基板111は、回路基板110よりも比誘電率が高い高誘電体材料からなり、例えばセラミック基板などである。放射基板111は、矩形板状の形状を有しており、回路基板110の一方の主面(接地導体113が形成された面と対向する面)の一つの角部に寄せて配置されている。放射基板111の配置位置は、回路基板110上に構成される送信回路や受信回路などの大きさ(規模)を勘案して決定されるが、このアンテナ装置1を実装する無線装置の筐体とアンテナ装置1から放射される電波の放射との関係を勘案して最も効率的に電波を放射し得る位置に配置することが望ましい。放射基板111の一方の主面には、第2の放射導体122および第3の放射導体123が形成されている。
給電線112は、回路基板110の放射基板111が配設された主面に形成された高周波信号線路である。給電線112は、銅や銀などからなる帯状厚膜導体であり、一端が放射基板111に設けられた放射器端と接続され、他端が送信回路や受信回路などの高周波回路をなす回路素子114と接続されている。図1では、説明を容易にするため送信回路や受信回路などとの結合部分については簡略して図示している。給電線112は、回路基板110の他方の主面に形成された接地導体113と協働してマイクロストリップラインとして機能する線路である。従って、給電線112の線路幅は、このアンテナ装置で使用する周波数帯や特性インピーダンスなどにより決定される。なお、給電線112の線路長は、回路基板110の大きさ、実装する送信回路や受信回路の配置位置などにより決定されるが、ロスを抑えるためより短いことが望ましい。
接地導体113は、銅や銀などからなる面状導体であり、グラウンド電極として作用する。この実施形態では、接地導体113は、回路基板110において放射基板111が配設された主面と対向する主面に配置されている。なお、接地導体113は、放射基板111と基板面方向に重ならない位置であればよいから、放射基板111が配設された主面と同一主面上に形成されていてもよい。この場合、給電線112は、コプレナーラインとして機能することになる。
第1の放射導体121は、一端が給電線112と接続された放射器である。第1の放射導体121は、第1の周波数と対応する四分の一波長単一型アンテナ(モノポール型アンテナ)の放射器として機能する。第1の放射導体121は、銅や銀などからなる帯状厚膜導体であり、放射基板111の周縁部に沿って形成されている。図1に示すこの実施形態のアンテナ装置では、第1の放射導体121は、放射基板111を回路基板110に固定するためのはんだ接続領域としても作用する。そのため、この実施形態に係る第1の放射導体121は、放射基板111の四つの辺全てに跨って形成されている。なお、放射基板111と回路基板110との接続方法がはんだ以外の場合、例えば接着剤による固着などの場合は、はんだ接続領域として作用させる必要はない。かかる場合、第1の放射導体121の線路長は、第1の放射導体121が共振する第1の周波数に対応する波長のみに応じて決定される。
第2および第3の放射導体122および123は、一端が第1の放射導体121および給電線112の接続点と接続された放射器である。第2および第3の放射導体122および123は、それぞれ第2の周波数および第3の周波数と対応する四分の一波長単一型アンテナの放射器として機能する。第2および第3の放射導体122および123は、第1の放射導体121と同様、銅や銀などからなる帯状厚膜導体からなり、給電線112との接続点を基点として所定の角度をなして放射状に形成されている。
このように、この実施形態のアンテナ装置1では、放射器のうち第1の放射導体を回路基板110上に形成したので、放射基板111に形成した第2および第3の放射導体による2つの周波数帯と合わせて合計3つの周波数帯に対応することができる。また、この実施形態のアンテナ装置1では、3つの放射導体のうちの1つを、放射基板111よりも比誘電率の低い回路基板110上に形成したので、3つの周波数帯のうち1つについて短縮率を小さくすることができる。例えば、3つの周波数帯のうち小型化による性能悪化が顕著な周波数帯(通常は最も波長の長い周波数帯)に対応する放射器を、第1の放射導体121として回路基板110に形成することで、当該周波数帯におけるアンテナ特性の悪化を抑えることが可能になる。
続いて、図3を参照して、この実施形態に係るアンテナ装置の放射器の構成について詳細に説明する。図3は、この実施形態に係るアンテナ装置の放射器周辺を拡大して示す斜視図である。図3では、説明のため回路基板110と放射基板111とを分離した状態で示している。
図3に示すように、この実施形態に係るアンテナ装置1では、給電線112と、給電線112の一端と接続され放射基板111の外周形状と対応する形状に成形された第1の放射導体121(121aないし121d)とが回路基板110の一方の主面に形成されている。また、この実施形態に係るアンテナ装置1では、メアンダ状(ジグザグ状・繰り返し折り返された形状)に形成された第2の放射導体122および第3の放射導体123が、放射基板111の一つの辺部(短辺)に形成された接続導体124(124a、124b)から、それぞれ長辺方向および長辺方向から所定の角度をなした方向に向けて互いに放射状に形成されている。そして、放射基板111は、回路基板110の所定位置に固設される。
第1の放射導体121は、給電線112が一端に接続された第1の放射導体121a(以下「導体121a」のように称する。)と、給電線112と導体121aとが接続された点に一端が接続され導体121aと垂直方向に形成された導体121bと、導体121bの他端に一端が接続され導体121aと平行かつ導体121aと対応する位置に形成された導体121cと、導体121cの他端に一端が接続され導体121bと平行かつ導体121aに向けて延びるように形成された導体121dとから構成される。すなわち、第1の放射導体121は、導体121aないし導体121dが互いに連結されて、放射基板111の外周形状と略同一形状の矩形に形成されている。
第1の放射導体121のうち、導体121aおよび導体121cは、第1の放射導体121がなす矩形の内側方向に向けてせり出した支持導体125aおよび125bを有している。支持導体125aおよび125bは、放射基板111を固定するためのはんだ接続領域であり、放射導体111の短辺側端面とそれぞれ対応している。
導体121bと給電線112との接続点から導体121dの開放端部までは、このアンテナ装置に共振する第1の周波数の略四分の一波長に対応する長さに形成される。この導体121bないし導体121dの部分は、第1の周波数に対応する放射器として機能する。
このように、この実施形態のアンテナ装置における第1の放射導体121は、放射基板111の回路基板110への固定手段と、第1の周波数に対応する放射器との二つの作用をすることになる。
第2の放射導体122は、メアンダ状に形成されている。第2の放射導体122は、一端が、接続導体124(124aおよび124b)を介して給電線112と接続され、他端が、放射基板111の長辺方向に延びるように形成されている。なお、この実施形態に係るアンテナ装置では、第2の放射導体122がメアンダ状に形成されているが、これには限定されない。例えば、緩やかに蛇行させた形状としてもよい。
第3の放射導体123は、第2の放射導体122と同様に、メアンダ状に形成されている。第3の放射導体123は、一端が接続導体124(124aおよび124b)を介して給電線112と接続され、他端が第2の放射導体122と所定の角度をなして互いに放射状に延びるように形成されている。第2の放射導体122と第3の放射導体123とがなす角度は、第2の放射導体122および第3の放射導体123相互間の干渉の度合いや、放射基板111の短辺方向の長さなどを考慮して決定される。干渉の度合いを考慮すれば、この角度は略90度であることが望ましい。なお、この実施形態に係るアンテナ装置では、第3の放射導体123がメアンダ状に形成されているが、これには限定されない。第2の放射導体122と同様に、緩やかに蛇行させた形状としてもよい。
接続導体124は、第2および第3の放射導体122および123の接続点となる導体領域である。接続導体124は、第2および第3の放射導体122および123が接続される接続導体124aと、給電線112が接続される接続導体124bとからなる。接続導体124bは、第1の放射導体121および給電線112の接続点と対応する位置に形成される。すなわち、接続導体124は、この実施形態に係るアンテナ装置の給電点として作用する。接続導体124はまた、支持導体125aと対応する位置に形成され、放射基板111を固定するためのはんだ接続領域としての作用もする。
このように、この実施形態に係るアンテナ装置では、第1の放射導体121を放射基板111の周縁部に沿うように形成したので、放射基板111に形成された第2および第3の放射導体122および123との間で生ずる干渉を抑えることができる。また、第1の放射導体121を放射基板111の周縁部に沿うように形成したので、回路基板110および放射基板111に挟まれた間に放射器を形成した場合と比較して誘電体としての放射基板111の影響を抑えることも可能になる。特に、回路基板110は、放射基板111よりも比誘電率が小さいため、回路基板110に形成された第1の放射導体121の短縮率は、放射基板111に形成された第2の放射導体122や第3の放射導体123の短縮率よりも小さくなる。このことは、第1の放射導体121についてのアンテナ特性の悪化を抑えることに寄与することになる。
さらに、第1の放射導体121を構成する導体121aおよび121cに支持導体125aおよび125bを形成したので、放射基板111を回路基板110に固定する場合に新たなはんだ接続領域を設ける必要がなくなり、回路基板110の配線領域を有効に利用することができる。
また、この実施形態に係るアンテナ装置では、第1ないし第3の放射導体121ないし123を一つの接続導体124で給電線112に接続したので、一つの給電線で複数の周波数に対応するアンテナ装置を実現することができる。そして、この実施形態に係るアンテナ装置では、第2の放射導体122および第3の放射導体123をメアンダ状に形成したので、これらが形成される放射基板111の大きさを小さくすることができる。
次に、図4を参照して、この実施形態に係るアンテナ装置の構成と等価回路との関係について説明する。図4は、この実施形態に係るアンテナ装置の原理的等価回路を示す図である。
図4に示すように、この実施形態に係るアンテナ装置は、放射器としての第1ないし第3の放射導体121ないし123を有し、接続導体124にてそれぞれの一端が互いに接続されている。接続導体124は、給電線112を介して回路素子114からなる送受信回路TRXと接続される。送受信回路TRXは、接地導体113とも接続される。
この実施形態に係るアンテナ装置は、3つの放射器がパラレルに接続された単一型アンテナ(ホイップ型アンテナ)として動作する。すなわち、第1ないし第3の放射導体121ないし123のいずれかに対応する周波数の高周波信号が送受信回路TRXから給電線112を介して供給されると、対応する第1ないし第3の放射導体121ないし123のいずれかにおいて共振し、電波が放射される。一方、第1ないし第3の放射導体121ないし123のいずれかに対応する周波数の電波がこの実施形態に係るアンテナ装置に到達すると、当該周波数に対応する第1ないし第3の放射導体121ないし123のいずれかにおいて高周波信号が励起され、給電線112を介して送受信回路TRXに当該高周波信号が送られる。
ここで、図5を参照して、この実施形態に係るアンテナ装置の特性例について説明する。図5は、この実施形態に係るアンテナ装置の特性例を示す図である。
図1に示す実施形態のアンテナ装置において、回路基板110として厚さ1mm・比誘電率4.7のガラスエポキシ基板を60mm×50mmに切り出した。続いて、回路基板110の一方の面に給電線112と第1の放射導体121をエッチングにより形成した。給電線112は回路基板110の長辺から8.2mmの位置に幅1.8mmとした。第1の放射導体121は、導体121aおよび導体121cを長さ8mm、幅1.45mmの帯状導体とし、導体121bを長さ11.3mm、幅0.5mmとし、導体121dを長さ6mm、幅0.5mmとした。なお、導体121aおよび導体121cには、第1の放射導体121の内側方向に向けて張り出すように支持導体125aおよび125bを形成した。さらに、回路基板110の他方の面に、第1の放射導体121の形成領域を除き接地導体層113を形成した。
次に放射基板111として比誘電率13のセラミックを10mm×6mm×0.7mmに切り出した。第2の放射導体122として線幅0.35mm、線間隔0.25mmの銀厚膜をメアンダ状に4.5回折り返して形成した。同様に、第3の放射導体123として銀厚膜を1.2回折り返して形成した。第2の放射導体122と第3の放射導体123とがなす角度は、略45度とした。そして、第2および第3の放射導体122および123の接続点に銀厚膜からなる接続導体124を形成した。
続いて、第2および第3の放射導体122および123と接続導体124とが形成された放射基板111を回路基板110に配置し、接続導体124と支持導体125とをはんだにより接続して固定した。
以上のようにして作成したアンテナ装置について、回路基板110の短辺部まで給電線112を帯状に形成し、当該短辺部において給電線112および接地導体113に高周波回路を接続してこのアンテナ装置の反射特性を測定した。図5に示すのは、このようにして得られた反射特性である。
図5に示すように、2.5GHz、4.0GHzおよび5.3GHzに反射特性の極小点aないしcが得られた。この極小点aないしcは、第1ないし第3の放射導体にそれぞれ対応している。すなわち、回路基板110に形成した第1の放射導体121により、2.4GHz帯の使用可能周波数を新たに得ることができた。
続いて、図6ないし図9を参照して、本発明の第2の実施形態に係るアンテナ装置について詳細に説明する。図6は、本発明の第2の実施形態に係るアンテナ装置の全体構成を示す図、図7は、同じく全体構成を図6の逆の視点から示す図、図8は、この実施形態に係るアンテナ装置の放射器周辺を拡大して示す斜視図、図9は、この実施形態に係るアンテナ装置の特性例を示す図である。この第2の実施形態に係るアンテナ装置は、第1の実施形態に係るアンテナ装置における放射基板の形状を変形したものである。以下、本実施形態に係るアンテナ装置の構成について、第1の実施形態における説明と重複する構成については説明を省略する。
図6および図7に示すように、この実施形態に係るアンテナ装置2は、アンテナ装置2により送受信される信号を処理する高周波回路をなす回路素子214が実装された回路基板210と、アンテナ装置2の放射器が形成される放射基板211とを備えている。回路基板210の一方の主面には、回路素子214と、高周波回路をなす回路素子214と一方の端部が接続されこのアンテナ装置に高周波信号を給電する給電線212と、この給電線212の他方の端部が接続されこのアンテナ装置の放射器をなす第1の放射導体221とが形成され、同じく他方の主面には、接地導体213が略全面に形成されている。放射基板211の一方の主面には、第1の放射導体221とそれぞれ電気的にパラレル接続された第2の放射導体222および第3の放射導体223が形成されている。
回路基板210は、いわゆるプリント基板(PCB)として用いられる回路基板であり、本発明の第1の実施形態における回路基板110と対応する。回路基板210の一方の主面には、放射基板211が配設されるとともに、トランジスタや集積回路素子、チップ抵抗素子などの回路素子214が実装され、アンテナ装置2が送受信する高周波信号の送信回路や受信回路などを構成している。回路基板210の他方の主面には、放射基板211と対応する領域を除く略全面に接地導体213が形成され、放射基板211と対応する領域に基板露出領域が形成されている。
放射基板211は、本発明の第1の実施形態における放射基板111と対応する。放射基板211は、回路基板210よりも比誘電率が高い高誘電体材料からなり、例えばセラミック基板などである。放射基板211は、短冊状の形状を有している。放射基板211は、回路基板210の一方の主面の一つの角部に寄せて、回路基板210の短辺に沿うように配置されている。放射基板211の一方の主面には、第2の放射導体222および第3の放射導体223が形成されている。
給電線212は、第1の実施形態における給電線112と対応する。また、接地導体213は、第1の実施形態における接地導体113と対応する。
続いて、図8を参照して、この実施形態に係るアンテナ装置の放射器の構成について詳細に説明する。図8は、この実施形態に係るアンテナ装置の放射器周辺を拡大して示す斜視図である。図8では、説明のため回路基板210と放射基板211とを分離した状態で示している。
図8に示すように、この実施形態に係るアンテナ装置2では、給電線212と、給電線212の一端と接続され放射基板211の形状と対応する形状に成形された第1の放射導体221(221aないし221c)とが回路基板210の一方の主面に形成されている。また、この実施形態に係るアンテナ装置2では、メアンダ状(ジグザグ状・繰り返し折り返された形状)に形成された第2の放射導体222および第3の放射導体223が、放射基板211の一方の主面に形成された接続導体224(224a、224b)から、それぞれ放射基板211の長辺に沿って互いに離間する方向に向かって放射状に形成されている。そして、放射基板211は、回路基板210の所定位置に固設される。
第1の放射導体221は、給電線212が一端に接続された第1の放射導体221a(以下「導体221a」のように称する。)と、一端が導体221aの他端と接続され放射基板211の短辺の位置と沿わせて形成された導体221bと、導体221bの他端に一端が接続され導体221aと平行かつ導体221aと対応する位置に形成された導体221cとから構成される。すなわち、第1の放射導体221は、導体221aないし導体221cが互いに連結されて、放射基板211の周縁部の形状と対応するように形成されている。導体221bと対応する放射基板211の端部と対向する端部には、放射基板211を回路基板210に固定するための支持導体221dが形成されている。放射基板211の端部には、図示しない固定用導体が形成されており、放射基板211は、当該端部の固定用導体と導体221bおよび221dとの間ではんだ接合することで回路基板210に固設される。
このように、この実施形態のアンテナ装置においても、第1の放射導体221は、放射基板211の回路基板210への固定手段と、第1の周波数に対応する放射器との二つの作用をすることになる。
第2の放射導体222は、メアンダ状に形成されている。第2の放射導体222は、一端が、接続導体224(224aおよび224b)を介して給電線212と接続され、他端が、放射基板211の長辺方向に延びるように形成されている。なお、この実施形態に係るアンテナ装置においても、第2の放射導体222はメアンダ状には限定されない。
第3の放射導体223は、第2の放射導体222と同様に、メアンダ状に形成されている。第3の放射導体223は、一端が接続導体224(224aおよび224b)を介して給電線212と接続され、他端が第2の放射導体122の形成方向と逆方向に延びるように形成されている。なお、この実施形態に係るアンテナ装置においても、第3の放射導体223はメアンダ状には限定されない。
接続導体224は、第2および第3の放射導体222および223の接続点となる導体領域である。接続導体224は、第2および第3の放射導体222および223が接続される接続導体224aと、給電線212が接続される接続導体224bとからなる。接続導体224bは、第1の放射導体221および給電線212の接続点と対応する位置に形成される。すなわち、接続導体224は、この実施形態に係るアンテナ装置の給電点として作用する。
このように、この実施形態に係るアンテナ装置では、第1の放射導体221を放射基板211の周縁部に沿うように形成したので、放射基板211に形成された第2および第3の放射導体222および223との間で生ずる干渉を抑えることができる。また、第1の放射導体221を放射基板211の周縁部に沿うように形成したので、回路基板210および放射基板211に挟まれた間に放射器を形成した場合と比較して誘電体としての放射基板211の影響を抑えることも可能になる。特に、回路基板210は、放射基板211よりも比誘電率が小さいため、回路基板210に形成された第1の放射導体221の短縮率は、放射基板211に形成された第2の放射導体222や第3の放射導体223の短縮率よりも小さくなる。このことは、第1の放射導体221についてのアンテナ特性の悪化を抑えることに寄与することになる。
さらに、第1の放射導体221を構成する導体221bおよび支持導体221dを設けたので、放射基板211を回路基板210に固定する場合に新たなはんだ接続領域を設ける必要がなくなり、回路基板210の配線領域を有効に利用することができる。
また、この実施形態に係るアンテナ装置では、第1ないし第3の放射導体221ないし223を一つの接続導体224で給電線112に接続したので、一つの給電線で複数の周波数に対応するアンテナ装置を実現することができる。
ここで、図9を参照して、この実施形態に係るアンテナ装置の特性例について説明する。図9は、この実施形態に係るアンテナ装置の特性例を示す図である。
図6に示す実施形態のアンテナ装置において、回路基板210として厚さ1mm・比誘電率4.7のガラスエポキシ基板を60mm×50mmに切り出した。続いて、回路基板210の一方の面に給電線212と第1の放射導体221をエッチングにより形成した。給電線212は回路基板210の長辺から10mmの位置に幅1.8mmとした。第1の放射導体221は、導体221aを長さ2.0mm、幅0.5mmの帯状導体とし、導体221bを長さ3.5mm、幅0.5mmとし、導体221cを長さ6.0mm、幅0.5mmとした。さらに、回路基板210の他方の面に、第1の放射導体221の形成領域を除き接地導体層213を形成した。
次に放射基板211として比誘電率45のセラミックを11.7mm×2.5mm×0.7mmに切り出した。第2の放射導体222として線幅0.175mm、線間隔0.175mmの銀厚膜をメアンダ状に折り返し幅2.0mmで11回折り返して形成した。同様に、第3の放射導体223として銀厚膜を1回折り返して形成した。そして、第2および第3の放射導体222および223の接続点に銀厚膜からなる接続導体224を形成した。
続いて、第2および第3の放射導体222および223と接続導体224とを形成した放射基板211を回路基板210に配置し、固定用導体と導体221b・221dとをはんだにより接続して固定した。
以上のようにして作成したアンテナ装置について、回路基板210の短辺部まで給電線212を帯状に形成し、当該短辺部において給電線212および接地導体213に高周波回路を接続してこのアンテナ装置の反射特性を測定した。図9に示すのは、このようにして得られた反射特性である。
図9に示すように、2.1GHz、3.0GHzおよび4.7GHzに反射特性の極小点dないしfが得られた。この極小点dないしfは、第2の放射導体222、第1の放射導体221および第3の放射導体223にそれぞれ対応している。すなわち、回路基板210に形成した第1の放射導体221により3.0GHzの使用可能周波数を新たに得ることができた。
次に、図10を参照して、本発明の第3の実施形態に係るアンテナ装置について詳細に説明する。図10は、この実施形態に係るアンテナ装置の放射器周辺を拡大して示す斜視図である。図10では、説明のため回路基板310と放射基板311とを分離した状態で示している。この第3の実施形態に係るアンテナ装置は、第1の実施形態に係るアンテナ装置における第1の放射導体の形状を変形したものである。以下、第1の実施形態における説明と重複する構成については説明を省略する。
図10に示すように、この実施形態に係るアンテナ装置3では、一端が送信回路や受信回路(図示せず)と接続された給電線312と、給電線312の他端と接続され放射基板311の形状と対応する形状に成形された第1の放射導体321(321aないし321c)とが回路基板310の一方の主面に形成されている。なお、この実施形態における放射基板311は、第1の実施形態における放射基板111と対応し、第2および第3の放射導体322および323、接続導体324(324aおよび324b)を備えている。この実施形態に係るアンテナ装置3は、第1の放射導体321の端部がメアンダ状に形成されている点において、第1の実施形態に係るアンテナ装置1と相違している。
すなわち、第1の放射導体321は、一端が給電線312と接続された第1の放射導体321a(以下「導体321a」のように称する。)と、一端が導体321aの他端と接続された導体321bと、一端が導体321bの他端と接続され、ミアンダ状に形成された導体321cとから構成されている。給電線312の導体321aとの接続端には、支持導体325aが放射基板311の内側方向に向けてせり出すように形成されている。また、導体321bの導体321aとの接続端には、支持導体325bが放射基板311の内側方向に向けてせり出すように形成されている。これら支持導体325aおよび325bは、第1の実施形態における支持導体125aおよび125bと対応し、放射基板311を固設するための接続領域として作用する。
このように、この実施形態に係るアンテナ装置では、第1の放射導体321の端部をメアンダ状に形成したので、第1の放射導体321で共振する周波数を低くすることができる。特に、回路基板310の比誘電率は放射基板311の比誘電率よりも低く構成され、アンテナ線路の短縮率が小さくなるから、第1の放射導体321の線路長が目標共振周波数に対して不足する場合でも、アンテナ特性の悪化を抑えつつ複数周波数に対応したアンテナ装置を実現することが可能になる。
なお、上記説明においては、第1の実施形態における第1の放射導体121を変形させてミアンダ状部分を付加した例として説明したが、これには限定されない。すなわち、第2の実施形態における第1の放射導体221を変形させてミアンダ状部分を付加しても同様の効果を得ることができる。
以上、本発明を実施の形態により具体的に説明したが、本発明はこれらの実施形態にのみ限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲で種々変更可能である。
上記実施形態においては、回路基板に一つの放射導体、放射基板に二つの放射導体を形成した例について説明したが、これには限定されない。すなわち、回路基板に二つの放射導体を形成し、放射基板に一つの放射導体を形成してもよいし、回路基板および放射基板にそれぞれ一つずつ放射導体を形成してもよい。
また、上記実施形態においては、放射器が四分の一波長単一型アンテナの放射器であるものとして説明したが、これにも限定されない。すなわち、給電線から給電される給電点を共用し、複数の周波数に対応する放射器をパラレルに接続し得る態様のアンテナであれば、どのようなアンテナであっても適用することができる。例えば、単一型アンテナに代えて中心給電型の逆F型アンテナなどにも適用することができる。
本発明の第1の実施形態に係るアンテナ装置の全体構成を示す斜視図である。 この実施形態に係るアンテナ装置の全体構成を図1と逆の視点から示す斜視図である。 この実施形態に係るアンテナ装置の放射器周辺を拡大して示す斜視図である。 この実施形態に係るアンテナ装置の原理的等価回路を示す図である。 この実施形態に係るアンテナ装置の特性例を示す図である。 本発明の第2の実施形態に係るアンテナ装置の全体構成を示す斜視図である。 この実施形態に係るアンテナ装置の全体構成を図6の逆の視点から示す斜視図である。 この実施形態に係るアンテナ装置の放射器周辺を拡大して示す斜視図である。 この実施形態に係るアンテナ装置の特性例を示す図である。 本発明の第3の実施形態に係るアンテナ装置の導波器周辺を拡大して示す斜視図である。
符号の説明
1…アンテナ装置、110…回路基板、111…放射基板、112…給電線、113…接地導体、121…第1の放射導体、122…第2の放射導体、123…第3の放射導体、124…接続導体、125…支持導体。

Claims (12)

  1. 高周波信号を流すための給電線路と該給電線路の一端と接続され前記高周波信号と対応する第1の周波数に共振する第1の放射器とが形成された第1の基板と、
    前記第1の基板表面に配設され、前記給電線路の一端と接続され前記高周波信号と対応する第2の周波数に共振する第2の放射器が形成された、前記第1の基板と比誘電率の異なる第2の基板と
    を具備したことを特徴とするアンテナ装置。
  2. 前記第1の放射器は、前記第2の基板を固定する支持手段を具備していることを特徴とする請求項1に記載のアンテナ装置。
  3. 前記給電線路の一端と接続され前記高周波信号に対応する第3の周波数に共振する第3の放射器がさらに前記第2の基板に形成されていることを特徴とする請求項1または2に記載のアンテナ装置。
  4. 前記高周波信号を処理する高周波回路の回路部品が前記第1の基板にさらに配設され、
    前記給電線路は、他端が前記高周波回路と接続されていること
    を特徴とする請求項1ないし3のいずれか1項に記載のアンテナ装置。
  5. 第1の基板と、
    前記第1の基板表面に形成され、高周波信号を流すための線路導体層と、
    前記第1の基板表面に前記線路導体層の一端と一体的に形成され、前記高周波信号と対応する第1の周波数に共振する第1の放射導体層と、
    前記第1の基板表面に配設され、前記第1の基板と比誘電率の異なる第2の基板と、
    前記第2の基板表面に形成され、前記線路導体層と電気的に接続された前記高周波信号と対応する第2の周波数に共振する第2の放射導体層と
    を具備したことを特徴とするアンテナ装置。
  6. 前記第1の放射導体層は、前記第2の基板の周縁部に沿わせて形成した帯状導体層であることを特徴とする請求項5に記載のアンテナ装置。
  7. 前記第1の放射導体層は、前記第2の基板を固定する支持領域として前記第2の基板の内側方向にせり出した支持導体層を具備したことを特徴とする請求項6に記載のアンテナ装置。
  8. 前記第2の基板は、比誘電率が前記第1の基板よりも実質的に高いことを特徴とする請求項5ないし7のいずれか1項に記載のアンテナ装置。
  9. 前記第2の基板表面に形成され、前記線路導体層と電気的に接続されるとともに、前記高周波信号と対応する第3の周波数に共振する第3の放射導体層をさらに具備したことを特徴とする請求項5ないし8のいずれか1項に記載のアンテナ装置。
  10. 前記第2の放射導体層および前記第3の放射導体層は、互いに放射状に形成されていることを特徴とする請求項9に記載のアンテナ装置。
  11. 前記第2の放射導体層および前記第3の放射導体層は、ミアンダ状に形成された帯状導体層であることを特徴とする請求項10に記載のアンテナ装置。
  12. 前記第1の放射導体層は、開放端部がミアンダ状に形成された帯状導体層であることを特徴とする請求項5ないし11のいずれか1項に記載のアンテナ装置。
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