JP2006269212A - プリント基板とバスバーとの接続構造 - Google Patents

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Abstract


【課題】 本発明は、作業工数を減らして小型にでき、しかも接続信頼性を向上させた、プリント基板とバスバーとの接続構造を提供する。
【解決手段】 バスバー11の先端には、プリント基板10が挿入されることで拡開可能な1対のアーム部14,14が設けられており、プリント基板10の両面には、1対のアーム部14,14の間に挟み付けられることで、1対のアーム部14,14のそれぞれと接触する1対の接触部15,15が形成されている。これにより、接触部15がアーム部14に挟み付けられることで、プリント基板10とバスバー11とは接続される。この結果、半田付け工程が不要となるから作業工数を減らすことができる。また、部品点数を減らせるから小型化できる。さらに、プリント基板10の表面側と、裏面側との2箇所において電気的に接続されるから接続信頼性を向上させることができる。
【選択図】 図1

Description

本発明は、プリント基板とバスバーとの接続構造に関する。
従来より、プリント基板とバスバーとを収容してなる車両用電気接続箱におけるプリント基板とバスバーとの接続構造としては、例えば特許文献1に記載のものが知られている。このものは、絶縁基板の少なくとも一方の面にプリント配線手段により導電路を形成してなるプリント基板と、金属板材を打抜いて形成したバスバーとを、金属板材からなる中継端子により接続するようになっている。この中継端子は、金属板材を曲げ加工することで略コ字状をなしており、その両端部は幅方向に先細り状に形成されて、それぞれ、プリント基板及びバスバーと接続するための接続部とされる。プリント基板には、導電路及び絶縁板を、プリント基板の厚み方向に貫通する挿通孔が形成されており、また、バスバーにも板厚方向に貫通する挿通孔が形成されている。プリント基板の導電路とバスバーとは、中継端子の一方の接続部をプリント基板側の挿通孔に挿入して半田付けすると共に、他方の接続部をバスバー側の挿通孔に挿入して半田付けすることにより、電気的に接続されるようになっている。
特開2005−6472公報(第10図)
しかしながら上記の構成によると、プリント基板とバスバーとを接続するためには、プリント基板の導電路と中継端子の接続部とを接続する部位と、バスバーと中継端子の接続部とを接続する部位との2箇所において半田付けを行う必要があるため、作業工数が増加して接続作業が煩雑になるという問題点がある。
そこで、半田付け工程を省略するため、プリント基板側に例えばカードエッジタイプの端子構造を形成し、バスバー側にはカードエッジコネクタを設けることが考えられる。しかしこの手法によれば、カードエッジコネクタが必要となるため部品点数が増加し、小型化を十分に図ることができないという問題点がある。また、振動等によりプリント基板が厚み方向に変位すると、プリント基板の導電路とカードエッジタイプコネクタの接点部分との間の接触が不安定になり、プリント基板とバスバーとの接続信頼性が低下することが懸念される。
本発明は上記のような事情に基づいて完成されたものであって、作業工数を減らして小型にでき、しかも接続信頼性を向上させた、プリント基板とバスバーとの接続構造を提供することを目的とする。
上記の目的を達成するための手段として、請求項1の発明は、絶縁基板の少なくとも一方の面にプリント配線手段により電子回路が形成されたプリント基板と、前記プリント基板の端縁において前記電子回路と電気的に接続されるバスバーとを接続するための、プリント基板とバスバーとの接続構造であって、前記バスバーの先端には、前記プリント基板の端縁が挿入されることにより拡開可能な1対のアーム部が設けられており、前記プリント基板の両面には、前記電子回路と電気的に連なると共に、前記1対のアーム部の間に挟み付けられることにより、前記1対のアーム部のそれぞれと接触する1対の接触部が形成されていることを特徴とする。
請求項2の発明は、絶縁基板の少なくとも一方の面にプリント配線手段により電子回路が形成されたプリント基板と、前記プリント基板の端縁において前記電子回路と電気的に接続されるバスバーとを接続するための、プリント基板とバスバーとの接続構造であって、前記バスバーの端部には互いに対向状態となるように折り曲げられた複数の接続片部が設けられると共に、その各接続片部の先端には前記プリント基板の端縁が挿入されることにより拡開可能な1対のアーム部が設けられており、前記プリント基板の少なくとも一方の面には、前記電子回路と電気的に連なると共に、前記1対のアーム部の間に挟み付けられることにより、前記1対のアーム部の少なくとも一方と接触する接触部が形成されていることを特徴とする。
請求項3の発明は、請求項2記載のものにおいて、前記接触部は、前記プリント基板の両面に、前記1対のアーム部のそれぞれと接触するように形成されていることを特徴とする。
請求項4の発明は、請求項1または請求項3記載のものにおいて、前記プリント基板及び前記1対の接触部には、前記プリント基板及び前記1対の接触部を貫通する貫通孔が形成されており、前記アーム部の先端は、前記1対の接触部を挟み付けた状態で、前記貫通孔内に嵌入することを特徴とする。
請求項5の発明は、請求項4記載のものにおいて、前記貫通孔の内周にはめっき層が形成されていることを特徴とする。
<請求項1の発明>
請求項1の発明によれば、プリント基板とバスバーとは、プリント基板に形成された接触部が、バスバーの先端に形成されたアーム部に挟み付けられることにより電気的に接続される。これにより、プリント基板の電子回路とバスバーとを接続するための半田付け工程を省略できるから、製造工程を簡略化できる。
さらに、プリント基板とバスバーとは、バスバーの先端に設けられたアーム部が接触部を挟み付けることにより直接に接続される構成となっているから、例えば中継端子やカードエッジコネクタのような接続部材が不要となる。この結果、プリント基板とバスバーとの接続構造を小型化できる。
そのうえ、プリント基板の電子回路と、バスバーとは、プリント基板の表面側の接触部及びアーム部間と、裏面側の接触部及びアーム部間との2箇所において電気的に接続されるようになっている。これにより、振動等によりプリント基板が厚み方向に変位した場合でも、プリント基板の表面側又は裏面側の少なくとも一方において接触部とアーム部とが接触するようになっているから、プリント基板とバスバーとの接続信頼性を向上させることができる。
<請求項2の発明>
請求項2の発明によれば、プリント基板の接触部が、バスバーに設けられた複数の接続片部の先端に設けられたアーム部で挟み付けられることにより、プリント基板の電子回路とバスバーとが電気的に接続されるようになっている。この結果、プリント基板の電子回路とバスバーとは、接触部と、複数のアーム部との間で、複数箇所において電気的に接続するようになっているから、プリント基板とバスバーとの接続信頼性を向上させることができる。
<請求項3の発明>
請求項3の発明によれば、プリント基板の両面には、1対のアーム部のそれぞれと接触する1対の接触部が設けられている。これにより、プリント基板の電子回路とバスバーとは、プリント基板の表面側の接触部及びアーム部間と、プリント基板の裏面側の接触部及び複数のアーム部間との双方において電気的に接続するようになっている。これにより、プリント基板とバスバーとの接続信頼性を向上させることができる。
<請求項4の発明>
請求項4の発明によれば、貫通孔内にアーム部の先端が嵌入するようになっているから、振動等によりプリント基板がその板面に沿う方向に変位しようとしても、アーム部の先端と貫通孔の内壁とが当接することにより、プリント基板がその板面に沿う方向に変位することを規制できる。その結果、プリント基板とバスバーとの接続信頼性を向上させることができる。
<請求項5の発明>
請求項5の発明によれば、プリント基板に形成した貫通孔内にはめっき層が形成されているから、貫通孔内に嵌入したアーム部の先端と、めっき層とが接触するようになっている。これにより、アーム部と接触部との電気的接続を確実に行うことができるから、プリント基板とバスバーとの接続信頼性を向上させることができる。
<実施形態1>
本発明の実施形態1を図1及び図2を参照して説明する。本実施形態は、プリント基板10と、複数本のバスバー11とを収容してなる車両用電気接続箱(図示せず)において、プリント基板10と、バスバー11とを電気的に接続するための接続構造である。
プリント基板10は、略矩形状をなす絶縁基板12の表面(図1の紙面手前側の面)に、プリント配線手段により電子回路が形成されており、この絶縁基板12の表面に、電子回路と電気的に接続された状態で電装品13が実装されてなる。
バスバー11は、金属板材を所定形状に打抜き加工することにより、詳細には図示しないが、所定の電力回路が形成されてなる。
さて、図1におけるプリント基板10の下側の端縁には、プリント基板10の表面及び裏面(図1の紙面奥側の面)に、略矩形状をなす複数の導電パターンが、図1における左右方向に並んで所定間隔で形成されており、後述するアーム部14に挟み付けられて、このアーム部14と接触するための接触部15とされる(図2参照)。各接触部15は、詳細には図示しないが、プリント基板10に形成された電子回路と電気的に接続されている。プリント基板10の表面側に形成された接触部15と、裏面側に形成された接触部15とは対を成しており、図2に示すように、絶縁基板12に対して略対称に配されている。
バスバー11の先端には、拡開変形可能な1対のアーム部14,14が形成されている。アーム部14の先端は内側に膨出されており、プリント基板10の接触部15と接触する接点部16,16とされる。この接点部16,16間の間隔は、絶縁基板12の厚さ寸法と、絶縁基板12の表裏両面に形成された接触部15の厚さ寸法との和に比較して、略同じかやや小さく設定されている。このアーム部14は、1対のアーム部14,14間にプリント基板10の端縁が挿入されると弾性的に拡開変形し、その弾発力によりプリント基板10の端縁を挟み付けるようになっている。
複数のバスバー11は、その先端を互いに対向させて、且つその板面を図1における左右方向に向けた状態で、図1における左右方向に並んで所定間隔で配されている。各バスバー11のアーム部14は、図1における上方に延びるように配されている。各バスバー11間のピッチは、プリント基板10の接触部15同士のピッチと略同じ寸法に設定されている。
続いて実施形態1の作用及び効果について説明する。図1におけるプリント基板10を、その板面が図1において紙面を貫通する方向を向いた状態で、図1における上方から、対をなす複数のアーム部14の間に挿入する。すると、プリント基板10の下端縁が、各バスバー11の先端に形成された1対のアーム部14,14の接点部16,16と、上方から当接することにより、1対のアーム部14,14が拡開変形する。続いて、さらにプリント基板10を下方に押し下げると、プリント基板10の接触部15とアーム部14の接点部16とが接触し始め、これによりプリント基板10とバスバー11とが電気的に接続される。この状態では、プリント基板10の表面側(図1における手前側)の接触部15と、1対のアーム部14,14のうち図1における手前側に位置するアーム部14とが接触すると共に、プリント基板10の裏面側(図1における奥側)の接触部15と、1対のアーム部14,14のうち図1における奥側に位置するアーム部14とがそれぞれ接触するようになっている。さらにプリント基板10を下方に押し下げると、プリント基板10が正規位置に達し、図示しない保持手段により正規位置に保持される。
本実施形態によれば、1つのバスバー11に対して、プリント基板10の表面及び裏面に形成された1対の接触部15,15が、1対のアーム部14,14を介して、プリント基板10の表面及び裏面の2ヶ所で電気的に接続するようになっている。その結果、プリント基板10が振動等により、その厚み方向(図2における左右方向)に変位した場合でも、プリント基板10の表面側又は裏面側の接触部15と、1対のアーム部14,14の接点部16,16とのいずれか一方が必ず接触するようになっている。詳細には以下のようである。例えば、プリント基板10が図2における左方に変位した場合には、図2において左側に位置するアーム部14が、左方に撓み変形する。一方、図2において右側に位置するアーム部14は復元変位して、自然状態に復帰する。さらにプリント基板10が左方に変位すると、プリント基板10の接触部15のうち、図2における右側に形成された接触部15と、図2における右側に位置するアーム部14の接点部16とが離間する。しかしこの場合でも、プリント基板10の接触部15のうち、図2における左側に形成された接触部15と、図2における左側に位置するアーム部14の接点部16とは、プリント基板10の接触部15が図2における右方から接点部16に当接することにより、接触状態にある。これにより、図2における左側に位置する接触部15と、同じくアーム部14とは電気的に接続した状態を維持できる。
上記と同様に、プリント基板10が図2における右方に変位した場合には、図2における右側に位置する接触部15と、同じく右側に位置するアーム部14とは電気的に接続した状態を維持できる。
このように本実施形態によれば、プリント基板10がその厚み方向に変位した場合でも、プリント基板10とバスバー11との電気的な接続を維持できるから、接続信頼性を向上することができる。
また、本実施形態によれば、プリント基板10とバスバー11とは、プリント基板10に形成された接触部15が、バスバー11の先端に形成されたアーム部14,14に挟み付けられることにより電気的に接続されるようになっている。これにより、プリント基板10の電子回路とバスバー11とを接続するための半田付け工程を省略できるから、製造工程を簡略化できる。
さらに、本実施形態によれば、プリント基板10とバスバー11とは、バスバー11の先端に設けられたアーム部14、14が接触部15を挟み付けることにより直接に接続される構成となっているから、例えば中継端子やカードエッジコネクタのような接続部材が不要となる。この結果、プリント基板10とバスバー11との接続構造を小型化できる。
<実施形態2>
次に、本発明の実施形態2を図3を参照して説明する。実施形態1との相違は、プリント基板10の表裏両面に形成された1対の接触部15,15と、絶縁基板12とを貫通する貫通孔17を設けると共に、この貫通孔17の内周に、接触部15と電気的に連なるめっき層18を形成した点にあり、その他の構成については、実施形態1と略同様である。実施形態1と同一部分については同一符号を付して重複する説明を省略する。
貫通孔17及びめっき層18は、例えば以下のようにして形成できる。貫通孔17は、ドリル、レーザ光等を用いることにより、絶縁基板17に形成できる。貫通孔17を形成した後、無電解めっきにより、貫通孔17内にめっき層18を形成できる。このめっき層18は、無電解めっきのみにより形成してもよいし、また、無電解めっきを施した後、電解めっきを施して形成してもよい。
プリント基板10に形成された貫通孔17は、プリント基板10がバスバー11に対して正規位置に保持された状態において、アーム部14の接点部16が貫通孔17内に嵌入するように配されている。
これにより、振動等によりプリント基板10がその板面に沿う方向(図3における上下方向)に変位しようとした場合でも、アーム部14の接点部16が、貫通孔17の内周と当接することにより、プリント基板10がその板面に沿う方向に変位するのを規制することができる。この結果、プリント基板10とバスバー11との接続信頼性を向上させることができる。
さらに、アーム部14の接点部16は、貫通孔17内の内周に形成されためっき層18と接触するようになっているから、アーム部14と接触部15との電気的接続を確実に行うことができる。この結果、プリント基板10とバスバー11との接続信頼性を一層向上させることができる。
<実施形態3>
次に、本発明の実施形態3を図4及び図5を参照して説明する。バスバー11の先端には、略T字状をなす2つの接続片部19,19が延設されている。この接続片部19,19とバスバー11との境界を折り曲げ線として、図4の上方に向けて両接続片部19,19は略直角曲げされている。これにより、各接続片部19,19は、互いに対向状態になっている。各接続片部19,19の先端には、1対のアーム部14,14が形成されており、アーム部14は、図4における上方に向かって延びるように配されている。
また、プリント基板10のうち図5における下側の面には、接触部15が形成されている。
上記以外の構成については実施形態1と略同様なので、同一部分については同一符号を付して、重複する説明を省略する。
プリント基板10がバスバー11に対して正規位置に保持された状態においては、図5において左側に位置する1対のアーム部14,14は、プリント基板10を図5における上下方向から挟み付けており、プリント基板10のうち図5における下側の面で電気的に接続するようになっている。さらに、図5における右側に位置する1対のアーム部14,14も、プリント基板10を図5における上下方向から挟み付けて、プリント基板10のうち図5における下側の面に形成された接触部15と電気的に接続するようになっている。
このように本実施形態においては、1つのバスバー11と、1対の接触部15,15とは、図5における左側のアーム部14で1箇所、及び右側のアーム部14で1箇所の合計2箇所で接触するようになっている。これにより、プリント基板10とバスバー11との接続信頼性を向上させることができる。
<実施形態4>
次に、本発明に実施形態4を図6を参照して説明する。本実施形態においては、プリント基板10のうち図6における上下両面には、接触部15,15が対をなして形成されており、この1対の接触部15,15は、絶縁基板12に対して略対称に形成されている。
上記以外の構成については実施形態3と略同様なので、同一部分については同一符号を付して、重複する説明を省略する。
プリント基板10がバスバー11に対して正規位置に保持された状態においては、図6において左側に位置する1対のアーム部14,14は、プリント基板10を図6における上下方向から挟み付けており、プリント基板10の表面及び裏面の2ヶ所で電気的に接続するようになっている。さらに、図6において右側に位置する1対のアーム部14,14も、プリント基板10を図6における上下方向から挟み付けて、プリント基板10の表面及び裏面の2ヶ所で電気的に接続するようになっている。
このように本実施形態においては、1つのバスバー11と、1対の接触部15,15とは、図6における左側のアーム部14で2箇所、右側のアーム部14で2箇所の合計4箇所で接触するようになっている。これにより、プリント基板10とバスバー11との接続信頼性を向上させることができる。
<他の実施形態>
本発明は上記記述及び図面によって説明した実施形態に限定されるものではなく、例えば次のような実施形態も本発明の技術的範囲に含まれ、さらに、下記以外にも要旨を逸脱しない範囲内で種々変更して実施することができる。
(1)実施形態2においては、貫通孔17の内周にめっき層18が形成されていたが、これに限られず、例えばアーム部14から接触部15に延びてアーム部14と接触部15とを確実に接触させるための突起が形成されるなど、アーム部14と接触部15とが確実に接触可能な構成となっている場合には、めっき層18を省略できる。
(2)実施形態2においては、プリント基板10及び接触部15には貫通孔17が形成される構成としたが、これに限られず、例えば接触部15に凹部を設け、この凹部内にアーム部14の先端が嵌入する構成としてもよく、アーム部14の先端が当接することによりプリント基板10がその板面に沿う方向へ変位することを規制可能な構成であればよい。
(3)実施形態3及び実施形態4においては、バスバー11の端部に2つの接続片部19,19が延設される構成としたが、これに限られず、接続片部19を互いに対向状態とすることが可能であれば、3つ以上の接続片部19が形成される構成としてもよい。
(4)プリント基板10に形成される電子回路は、プリント基板10の一方の面にのみ形成されてもよく、また、両面に形成されてもよい。
(5)プリント基板10の両面に形成された1対の接触部15,15は、略矩形状をなして、絶縁基板12に対して略対称に配される構成としたが、これに限られず、1対の接触部15,15は、プリント基板10がバスバー11に対して正規位置に保持された状態において、1対のアーム部14,14に挟み付けられて、それぞれのアーム部14と接触可能であれば、任意の形状及び配置を取ることができる。
(6)実施形態3においては、接続片部19,19は、バスバー11の端部に略T字状に形成された接続片部19,19を、バスバー11との境界を折り曲げ線として同一方向に略直角曲げすることにより形成されたが(図4参照)、これに限られず、図7に示すような構成であってもよい。すなわち、バスバー11の先端には、略T字状をなす2つの接続片部19,19が延出されており、このうち、一方の接続片部19Aの長さ寸法は,他方の接続片部19Bの長さ寸法よりも長く設定されている。一方の接続片部19Aは、バスバー11と、一方の接続片部19Aとの境界を折り曲げ線として、バスバー11の板面及び他方の接続片部19Bと対向するように折り曲げ形成されている。これにより、各接続片部19A、19Bは互いに対向状態になっている。両接続片部19A、19Bの長さ寸法は、折り曲げ形成した後、一方の接続片部19Aの先端位置と、他方の接続片部19Bの先端位置とが略揃うように設定されている。上記以外の構成については実施形態3と略同様なので、同一部分については同一符号を付して、重複する説明を省略する。
本発明の実施形態1に係るプリント基板とバスバーとの接続構造を示す斜視図 実施形態1において、プリント基板の接触部と、バスバーのアーム部との接触状態を示す一部拡大側断面図 本発明の実施形態2に係るプリント基板とバスバーとの接続構造における、プリント基板の接触部と、バスバーのアーム部との接触状態を示す一部拡大側断面図 本発明の実施形態3に係るプリント基板とバスバーとの接続構造における、接続片部を示す一部拡大斜視図 実施形態3において、プリント基板の接触部と、バスバーのアーム部との接触状態を示す一部拡大平断面図 本発明の実施形態4に係るプリント基板とバスバーとの接続構造における、プリント基板の接触部と、バスバーのアーム部との接触状態を示す一部拡大平断面図 他の実施形態(6)に係るプリント基板とバスバーとの接続構造における、接続片部を示す一部拡大斜視図
符号の説明
10…プリント基板
11…バスバー
12…絶縁基板
14…アーム部
15…接触部
17…貫通孔
18…めっき層
19…接続片部

Claims (5)

  1. 絶縁基板の少なくとも一方の面にプリント配線手段により電子回路が形成されたプリント基板と、前記プリント基板の端縁において前記電子回路と電気的に接続されるバスバーとの接続構造であって、
    前記バスバーの先端には、前記プリント基板の端縁が挿入されることにより拡開可能な1対のアーム部が設けられており、
    前記プリント基板の両面には、前記電子回路と電気的に連なると共に、前記1対のアーム部の間に挟み付けられることにより、前記1対のアーム部のそれぞれと接触する1対の接触部が形成されていることを特徴とするプリント基板とバスバーとの接続構造。
  2. 絶縁基板の少なくとも一方の面にプリント配線手段により電子回路が形成されたプリント基板と、前記プリント基板の端縁において前記電子回路と電気的に接続されるバスバーとの接続構造であって、
    前記バスバーの端部には互いに対向状態となるように折り曲げられた複数の接続片部が設けられると共に、その各接続片部の先端には前記プリント基板の端縁が挿入されることにより拡開可能な1対のアーム部が設けられており、
    前記プリント基板の少なくとも一方の面には、前記電子回路と電気的に連なると共に、前記1対のアーム部の間に挟み付けられることにより、前記1対のアーム部の少なくとも一方と接触する接触部が形成されていることを特徴とするプリント基板とバスバーとの接続構造。
  3. 前記接触部は、前記プリント基板の両面に、前記1対のアーム部のそれぞれと接触するように形成されていることを特徴とする請求項2記載のプリント基板とバスバーとの接続構造。
  4. 前記プリント基板及び前記1対の接触部には、前記プリント基板及び前記1対の接触部を貫通する貫通孔が形成されており、
    前記アーム部の先端は、前記1対の接触部を挟み付けた状態で、前記貫通孔内に嵌入することを特徴とする請求項1または請求項3記載のプリント基板とバスバーとの接続構造。
  5. 前記貫通孔の内周にはめっき層が形成されていることを特徴とする請求項4記載のプリント基板とバスバーとの接続構造。
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JP2018107926A (ja) * 2016-12-27 2018-07-05 コーセル株式会社 スイッチング電源装置

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