JP2006260742A - メモリ - Google Patents

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佳樹 村山
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Abstract

【課題】データの判別精度の低下を抑制することが可能なメモリを提供する。
【解決手段】このメモリは、ビット線BLに接続され、データを保持するメモリセル1と、ビット線BLにベースが接続されたバイポーラトランジスタ6とを備えている。そして、データの読み出し時に、ビット線BLに現れるメモリセル1のデータに対応する電流をバイポーラトランジスタ6により増幅してデータを読み出す。
【選択図】図1

Description

本発明は、メモリに関し、特に、データを保持するメモリセルを含むメモリに関する。
従来、データを保持するメモリセルを含む強誘電体メモリが知られている(たとえば、特許文献1参照)。
上記特許文献1に開示されたメモリセルを含む強誘電体メモリでは、メモリセルに接続されるビット線と、電荷を蓄積するキャパシタとが、ビット線からキャパシタへの電荷の転送を制御する電荷転送用トランジスタを介して接続されている。そして、データの読み出し時には、メモリセルの保持するデータに対応した電荷がビット線および電荷転送用トランジスタを介してキャパシタに転送されることによりキャパシタの一方電極に生じる電位に基づいて、メモリセルのデータが「H」データまたは「L」データに判別される。
特開2002−133857号公報
しかしながら、上記特許文献1に開示された強誘電体メモリでは、強誘電体メモリの小型化などに起因して、メモリセルに保持される電荷量が減少する場合には、データの読み出し時において、メモリセルに「H」データが保持されている場合にビット線に出力される電荷量と、メモリセルに「L」データが保持されている場合にビット線に出力される電荷量との差が小さくなるという不都合がある。この場合には、メモリセルから「H」データが読み出される場合に上記のキャパシタの一方電極に生じる電位と、「L」データが読み出される場合に上記のキャパシタの一方電極に生じる電位との電位差も小さくなるので、このキャパシタの一方電極に生じる電位に基づいてデータを判別する際、データの判別精度が低下するという問題点がある。
この発明は、上記のような課題を解決するためになされたものであり、この発明の1つの目的は、データの判別精度の低下を抑制することが可能なメモリを提供することである。
課題を解決するための手段および発明の効果
上記目的を達成するために、この発明の一の局面におけるメモリは、ビット線に接続され、データを保持するメモリセルと、ビット線にベースが接続されたバイポーラトランジスタとを備えている。そして、データの読み出し時に、ビット線に現れるメモリセルのデータに対応する電流をバイポーラトランジスタにより増幅してデータを読み出す。
この一の局面によるメモリでは、上記のように、ビット線にベースが接続されたバイポーラトランジスタを設けるとともに、データの読み出し時にビット線に現れるメモリセルのデータに対応する電流をバイポーラトランジスタにより増幅することによって、強誘電体膜を有するメモリセルを含む強誘電体メモリに本発明を適用する場合には、データの読み出し時に生じる「H」データに対応するバイポーラトランジスタのコレクタ電流と、「L」データに対応するバイポーラトランジスタのコレクタ電流との差を、ビット線に現れる「H」データに対応する電流と、ビット線に現れる「L」データに対応する電流との差よりも大きくすることができる。これにより、データの読み出し時に、バイポーラトランジスタのコレクタ電流の差に対応するコレクタ電位に基づいて、「H」データまたは「L」データの判別を行えば、メモリセルに保持される電荷量が減少する場合にも、データの判別精度の低下を抑制することができる。また、バイポーラトランジスタのベースにビット線を接続することによって、強誘電体膜を有するメモリセルを含む強誘電体メモリに本発明を適用する場合には、データの読み出し時にメモリセルからビット線に出力される電荷は、ビット線からバイポーラトランジスタに引き込まれるので、ビット線の電位が大きく変動するのを抑制することができる。これにより、強誘電体キャパシタによってメモリセルが構成される場合に、同一のビット線に繋がる、データを読み出したメモリセル以外の他のメモリセル(非選択セル)において、ディスターブ(分極状態の劣化によるデータの消失)が発生するのを抑制することができる。
また、ビット線にベースが接続されたバイポーラトランジスタを設けるとともに、データの読み出し時にビット線に現れるメモリセルのデータに対応する電流をバイポーラトランジスタにより増幅することによって、相変化膜を有するメモリセルを含む相変化メモリ(PRAM:Phase−change RAM)およびCMR膜を有するメモリセルを含む抵抗変化メモリ(RRAM:Resistance RAM)に本発明を適用する場合には、データの読み出し時に生じる「H」データに対応するバイポーラトランジスタのコレクタ電流と、「L」データに対応するバイポーラトランジスタのコレクタ電流との差を、ビット線に現れる「H」データに対応する電流と、ビット線に現れる「L」データに対応する電流との差よりも大きくすることができる。これにより、データの読み出し時に、バイポーラトランジスタのコレクタ電流の差に対応するコレクタ電位に基づいて、「H」データまたは「L」データの判別を行えば、メモリセルに記憶されたデータが異なることにより生じる電流量の差が小さくなる場合にも、データの判別精度の低下を抑制することができる。
上記一の局面によるメモリにおいて、好ましくは、バイポーラトランジスタのコレクタに一方端が接続された抵抗をさらに備え、抵抗の他方端には、正側電位が印加されるとともに、バイポーラトランジスタのエミッタには、負側電位が印加される。このように構成すれば、バイポーラトランジスタと抵抗とにより、容易に、「H」データに対応するバイポーラトランジスタのコレクタ電位と「L」データに対応するバイポーラトランジスタのコレクタ電位との電位差を、「H」データに対応するビット線の電位と「L」データに対応するビット線の電位との電位差よりも大きくすることができる。
上記一の局面によるメモリにおいて、好ましくは、バイポーラトランジスタのコレクタにソース/ドレインの一方が接続された電界効果型トランジスタをさらに備え、メモリセルに保持されるデータは、第1データおよび第2データを含み、第1データを読み出す場合と、第2データを読み出す場合とで、バイポーラトランジスタのコレクタに異なった電位が生じることに応答して、電界効果型トランジスタのゲートとソース/ドレインの一方との間の電位差が変化することによって、第1データを読み出す場合と、第2データを読み出す場合とで、それぞれ、異なった量の電流が電界効果型トランジスタを介してバイポーラトランジスタのコレクタ側へ流れ、データの読み出し時には、電界効果型トランジスタのソース/ドレインの他方の電位に基づいてデータを読み出す。このように構成すれば、たとえば、第1データおよび第2データがそれぞれ「H」データおよび「L」データであり、「H」データの読み出し時には、「L」データの読み出し時に比べて、より多くの電流が電界効果型トランジスタを介してバイポーラトランジスタのコレクタ側へ流れるように構成する場合には、データの読み出しに先立って、電界効果型トランジスタのソース/ドレインの他方に所定の正側電位を印加しておけば、「H」データの読み出し時に、「L」データの読み出し時に比べて、電界効果型トランジスタのソース/ドレインの他方の電位を所定の正側電位からより大きく低下させることができる。これにより、電界効果型トランジスタのソース/ドレインの他方に生じる「H」データの読み出し時の電位と「L」データの読み出し時の電位との電位差を、バイポーラトランジスタのコレクタに生じる「H」データの読み出し時の電位と「L」データの読み出し時の電位との電位差よりも大きくすることができる。すなわち、ビット線に現れるメモリセルのデータに対応する電荷をバイポーラトランジスタのみならず、電界効果型トランジスタによっても増幅することができる。このため、データの読み出し時に、電界効果型トランジスタのソース/ドレインの他方の電位に基づいてデータを判別することにより、データの判別精度の低下をより抑制することができる。
上記電界効果型トランジスタを含む構成において、好ましくは、データの読み出しに先立って、電界効果型トランジスタのゲートには、所定の第1電位が印加されるとともに、電界効果型トランジスタのソース/ドレインの一方には、バイポーラトランジスタのコレクタに生じた第2電位が印加されており、第1データを読み出す場合と、第2データを読み出す場合とで、それぞれ、異なった量の電流が電界効果型トランジスタを介してバイポーラトランジスタのコレクタ側へ流れるように、電界効果型トランジスタのゲートの第1電位に対してソース/ドレインの一方の第2電位が変化する。このように構成すれば、たとえば、第1データおよび第2データがそれぞれ「H」データおよび「L」データであり、「H」データの読み出し時には、「L」データの読み出し時に比べて、バイポーラトランジスタのコレクタに生じる第2電位がより低くなるように構成する場合には、容易に、「H」データの読み出し時には、「L」データの読み出し時に比べて、より多くの電流が電界効果型トランジスタを介してバイポーラトランジスタのコレクタ側へ流れるようにすることができる。
この場合において、電界効果型トランジスタのゲートの第1電位は、第1データを読み出す場合にバイポーラトランジスタのコレクタに生じる第2電位と、第2データを読み出す場合にバイポーラトランジスタのコレクタに生じる第2電位とを比較して高い方の第2電位に、電界効果型トランジスタのしきい値電圧を加えた電位である。このように構成すれば、たとえば、第1データおよび第2データがそれぞれ「H」データおよび「L」データである場合には、「H」データの読み出し時および「L」データの読み出し時のどちらの場合にも、電界効果型トランジスタのゲートとソース/ドレインの一方との間の電圧を電界効果型トランジスタのしきい値電圧以下にすることができる。これにより、「H」データの読み出し時および「L」データの読み出し時のどちらの場合にも、電界効果型トランジスタをオンさせることができるので、容易に、「H」データまたは「L」データに対応する電流を電界効果型トランジスタを介してバイポーラトランジスタのコレクタ側へ流すことができる。また、「H」データの読み出し時には、「L」データの読み出し時に比べて、バイポーラトランジスタのコレクタに生じる第2電位がより低くなるように構成する場合には、「H」データの読み出し時には、「L」データの読み出し時に比べて、電界効果型トランジスタのゲートとソース/ドレインの一方との間の電圧がより大きくなる。これにより、容易に、「H」データの読み出し時に、「L」データの読み出し時に比べて、より多くの電流が電界効果型トランジスタを介してバイポーラトランジスタのコレクタ側へ流れるようにすることができる。
上記電界効果型トランジスタを含む構成において、好ましくは、電界効果型トランジスタのソース/ドレインの他方に接続されたキャパシタをさらに備える。このように構成すれば、キャパシタにより、データの読み出し時に電界効果型トランジスタのソース/ドレインの他方に生じる電位を保持することができるので、電界効果型トランジスタのソース/ドレインの他方の電位に基づいて、より確実にデータを読み出すことができる。また、電界効果型トランジスタのソース/ドレインの他方にキャパシタを接続することによって、データの読み出しに先立って、電界効果型トランジスタのソース/ドレインの他方に所定の正側電位を印加する場合に、その所定の正側電位をキャパシタにより保持することができる。
上記電界効果型トランジスタを含む構成において、好ましくは、データの読み出しに先立って、電界効果型トランジスタのソース/ドレインの他方には、正側電位が印加される。このように構成すれば、たとえば、第1データおよび第2データがそれぞれ「H」データおよび「L」データであり、「H」データの読み出し時には、「L」データの読み出し時に比べて、より多くの電流が電界効果型トランジスタを介してバイポーラトランジスタのコレクタ側へ流れるように構成する場合には、「H」データの読み出し時には、「L」データの読み出し時に比べて、電界効果型トランジスタのソース/ドレインの他方の電位を正側電位からより大きく低下させることができる。これにより、容易に、電界効果型トランジスタのソース/ドレインの他方に生じる「H」データの読み出し時の電位と「L」データの読み出し時の電位との電位差を、バイポーラトランジスタのコレクタに生じる「H」データの読み出し時の電位と「L」データの読み出し時の電位との電位差よりも大きくすることができる。
上記一の局面によるメモリにおいて、好ましくは、メモリセルは、強誘電体キャパシタ、相変化膜を有する記憶素子およびCMR膜を有する記憶素子のいずれか1つを含む。このように構成すれば、強誘電体キャパシタ、相変化膜を有する記憶素子およびCMR膜を有する記憶素子のいずれか1つを含むメモリにおいて、データの判別精度の低下を抑制することができる。
なお、上記バイポーラトランジスタのコレクタに生じる第2電位が電界効果型トランジスタのソース/ドレインの一方に印加される場合において、第1データの読み出し時においてバイポーラトランジスタのコレクタに生じる第2電位は、第2データの読み出し時においてバイポーラトランジスタのコレクタに生じる第2電位よりも低くてもよい。このように構成すれば、容易に、「H」データの読み出し時には、「L」データの読み出し時に比べて、より多くの電流が電界効果型トランジスタを介してバイポーラトランジスタのコレクタ側へ流れるようにすることができる。
また、上記キャパシタを含む構成において、キャパシタによって、データの読み出し時に、電界効果型トランジスタのソース/ドレインの他方に生じる電位が保持されるようにしてもよい。このように構成すれば、容易に、キャパシタにより保持された電界効果型トランジスタのソース/ドレインの他方の電位に基づいて、より確実にデータを読み出すことができる。
また、上記データの読み出しに先立って電界効果型トランジスタのソース/ドレインの他方に正側電位が印加される構成において、第1データの読み出し時における電界効果型トランジスタのソース/ドレインの他方の電位の低下率は、第2データの読み出し時における電界効果型トランジスタのソース/ドレインの他方の電位の低下率よりも大きくてもよい。このように構成すれば、より容易に、電界効果型トランジスタのソース/ドレインの他方に生じる「H」データの読み出し時の電位と「L」データの読み出し時の電位との電位差を、バイポーラトランジスタのコレクタに生じる「H」データの読み出し時の電位と「L」データの読み出し時の電位との電位差よりも大きくすることができる。
また、上記データの読み出しに先立って電界効果型トランジスタのソース/ドレインの他方に正側電位が印加される構成において、電界効果型トランジスタのソース/ドレインの他方に接続された第2電界効果型トランジスタをさらに備え、第2電界効果型トランジスタを介して、電界効果型トランジスタのソース/ドレインの他方に正側電位が印加されるようにしてもよい。このように構成すれば、第2電界効果型トランジスタの動作を制御することにより、データの読み出しに先立って、電界効果型トランジスタのソース/ドレインの他方に正側電位を印加することができる。
また、上記第2電界効果型トランジスタを含む構成において、第2電界効果型トランジスタは、データの読み出しに先立って、オフ状態からオン状態になるように制御されてもよい。このように構成すれば、容易に、データの読み出しに先立って、電界効果型トランジスタのソース/ドレインの他方に正側電位を印加することができる。
また、上記電界効果型トランジスタを含む構成において、第1データの読み出し時に電界効果型トランジスタを介してバイポーラトランジスタのコレクタ側へ流れる電流の量は、第2データの読み出し時に電界効果型トランジスタを介してバイポーラトランジスタのコレクタ側へ流れる電流の量よりも多くてもよい。このように構成すれば、データの読み出しに先立って、電界効果型トランジスタのソース/ドレインの他方に所定の正側電位を印加しておけば、容易に、「H」データの読み出し時に、「L」データの読み出し時に比べて、電界効果型トランジスタのソース/ドレインの他方の電位を所定の正側電位からより大きく低下させることができる。
また、上記電界効果型トランジスタを含む構成において、電界効果型トランジスタは、第2データの読み出し時には、第1データの読み出し時におけるオン状態よりも弱いオン状態となってもよい。このように構成すれば、容易に、第1データの読み出し時に電界効果型トランジスタを介してバイポーラトランジスタのコレクタ側へ流れる電流の量を、第2データの読み出し時に電界効果型トランジスタを介してバイポーラトランジスタのコレクタ側へ流れる電流の量よりも多くすることができる。
また、上記電界効果型トランジスタを含む構成において、電界効果型トランジスタのソース/ドレインの他方に接続されたセンスアンプをさらに備え、センスアンプにより、電界効果型トランジスタのソース/ドレインの他方の電位を増幅してデータの判別が行われるようにしてもよい。このように構成すれば、容易に、センスアンプにより、電界効果型トランジスタのソース/ドレインの他方の電位に基づいてデータを読み出すことができる。
また、上記一の局面によるメモリにおいて、バイポーラトランジスタのベースに接続された第3電界効果型トランジスタをさらに備え、第3電界効果型トランジスタを介して、バイポーラトランジスタのベースにビット線が接続されていてもよい。このように構成すれば、第3電界効果型トランジスタの動作を制御することにより、データの読み出し時に、ビット線に現れる電流をバイポーラトランジスタのベース側に供給することができる。
また、上記第3電界効果型トランジスタを含む構成において、第3電界効果型トランジスタは、データの読み出し時に、オフ状態からオン状態になるように制御されてもよい。このように構成すれば、容易に、データの読み出し時に、ビット線に現れる電流をバイポーラトランジスタのベース側に供給することができる。
以下、本発明の実施形態を図面に基づいて説明する。
(第1実施形態)
図1は、本発明の第1実施形態による強誘電体メモリの回路構成を示した回路図である。まず、図1を参照して、第1実施形態による強誘電体メモリの回路構成について説明する。
第1実施形態による強誘電体メモリは、図1に示すように、複数のメモリセル1からなるメモリセルアレイ2と、増幅部3と、センスアンプ4とを含んでいる。メモリセル1は、ワード線WLとビット線BLとが交差する位置に配置された1つの強誘電体キャパシタ1aのみによって構成されている。この強誘電体キャパシタ1aは、ワード線WLとビット線BLとの間に強誘電体膜(図示せず)を配置することにより構成されている。この強誘電体キャパシタ1aに「H」データまたは「L」データに対応した量の電荷が保持されることによって、メモリセル1に「H」データまたは「L」データが保持されるように構成されている。また、ビット線BLは、寄生容量5を有している。
増幅部3は、データの読み出し時にビット線BLに現れるメモリセル1のデータに対応する電荷を増幅する機能を有する。この増幅部3は、npn型のバイポーラトランジスタ6と、抵抗7と、MOS−FET(Metal Oxide Semiconductor−Field Effect Transistor)からなるnチャネルトランジスタ8、9およびpチャネルトランジスタ10と、キャパシタ11とによって構成されている。なお、nチャネルトランジスタ9は、本発明の「電界効果型トランジスタ」の一例である。
ここで、第1実施形態では、ビット線BLがnチャネルトランジスタ8のソースに接続されているとともに、nチャネルトランジスタ8のドレインは、バイポーラトランジスタ6のベースに接続されている。すなわち、第1実施形態では、ビット線BLは、nチャネルトランジスタ8を介してバイポーラトランジスタ6のベースに接続されている。これにより、データの読み出し時にビット線BLに現れる電流が、バイポーラトランジスタ6によって増幅されるように構成されている。具体的には、データの読み出し時にビット線BLに現れる電流は、ベース電流Ibとしてnチャネルトランジスタ8およびバイポーラトランジスタ6のベースを介してバイポーラトランジスタ6のエミッタ側に流れるように構成されている。そして、このベース電流Ibが流れるのに応答して、ベース電流Ibがバイポーラトランジスタ6により増幅されたコレクタ電流Icが、バイポーラトランジスタ6のコレクタ側からエミッタ側へ流れるように構成されている。
また、第1実施形態では、バイポーラトランジスタ6のコレクタに抵抗7の一方端が接続されている。また、抵抗7の他方端には、正電位Vddが印加されるとともに、バイポーラトランジスタ6のエミッタには、所定の負電位Veが印加されている。また、第1実施形態では、バイポーラトランジスタ6のコレクタには、nチャネルトランジスタ9のソースが接続されている。また、nチャネルトランジスタ9のドレインには、センスアンプ4が接続されている。また、nチャネルトランジスタ9のドレインと、センスアンプ4との間のノードND1には、pチャネルトランジスタ10のドレインが接続されている。また、pチャネルトランジスタ10のソースには、正電位Vddが印加されている。また、第1実施形態では、ノードND1にキャパシタ11の一方電極が接続されている。また、キャパシタ11の他方電極は、接地されている。
図2は、本発明の第1実施形態による強誘電体メモリのデータの読み出し動作を説明するための電圧波形図である。図3は、本発明の第1実施形態による強誘電体メモリのデータの読み出し時におけるバイポーラトランジスタのベース電流およびコレクタ電流の変化を示した波形図である。図4は、本発明の第1実施形態による強誘電体メモリにおける負荷線とバイポーラトランジスタ特性との関係を示した図である。図5は、本発明の第1実施形態による強誘電体メモリのバイポーラトランジスタのベース電流Ib、コレクタ電流Icおよびコレクタ電位Vcの関係を示した図である。次に、図1〜図5を参照して、第1実施形態による強誘電体メモリのデータの読み出し動作について説明する。
第1実施形態による強誘電体メモリでは、図2に示すように、データの読み出し動作の初期状態において、全てのワード線WLおよびビット線BLの電位は、Lレベル(GND)になっている。また、この初期状態において、nチャネルトランジスタ8および9のゲートにそれぞれ入力される電位V1およびV2は、両方ともLレベルになっている。これにより、nチャネルトランジスタ8および9は、両方ともオフ状態になっている。また、pチャネルトランジスタ10のゲートに入力される電位V3は、Hレベルになっている。これにより、pチャネルトランジスタ10は、オフ状態になっている。そして、nチャネルトランジスタ9およびpチャネルトランジスタ10がオフしていることにより、ノードND1は、フローティング状態になっている。また、初期状態では、図3に示すように、バイポーラトランジスタ6のベース電流Ibは流れていないので、コレクタ電流Icも流れていない。これにより、初期状態では、図2に示すように、バイポーラトランジスタ6のコレクタ電位Vcは、Vddになっている。
次に、時刻T1において、pチャネルトランジスタ10のゲートに入力される電位V3をHレベルからLレベルに低下させる。これにより、pチャネルトランジスタ10がオンするので、pチャネルトランジスタ10を介して正電位VddがノードND1に供給される。このため、ノードND1が正電位Vddにプリチャージされる。次に、時刻T2において、pチャネルトランジスタ10のゲートに入力される電位V3をLレベルからHレベルに上昇させる。これにより、pチャネルトランジスタ10はオフするので、ノードND1は、正電位Vddを保持しながらフローティング状態になる。
また、時刻T2において、nチャネルトランジスタ8のゲートに入力される電位V1をLレベルからHレベルに上昇させる。これにより、nチャネルトランジスタ8はオン状態になる。また、時刻T2において、nチャネルトランジスタ9のゲートに入力される電位V2をLレベルからVCL+Vtに上昇させる。なお、VCLは、メモリセル1から読み出されるデータが「L」データの場合に、後述する時刻T3〜T7の期間においてバイポーラトランジスタ6のコレクタに生じる電位Vcの最小値である。また、Vtは、nチャネルトランジスタ9のしきい値電圧である。なお、nチャネルトランジスタ9のゲートの電位V2がVCL+Vtに上昇しても、時刻T2では、nチャネルトランジスタ9のソース電位となるコレクタ電位VcがVddであるため、nチャネルトランジスタ9のゲート−ソース間電圧VGS(=V2−Vc)は、nチャネルトランジスタ9のしきい値電圧Vtよりも小さい値に保持される。これにより、nチャネルトランジスタ9はオフ状態に保持される。
次に、時刻T3において、メモリセルアレイ2の複数のワード線WLから選択した所定のワード線(選択ワード線WL)の電位をLレベルからHレベルに立ち上げる。これにより、選択ワード線WLに繋がるメモリセル1(選択セル)の強誘電体キャパシタ1aから、そのメモリセル1に保持されたデータに対応する正電荷がビット線BLに出力される。この際、メモリセル1から読み出されるデータが「H」データの場合には、「L」データの場合に比べて、より多くの正電荷がビット線BLに出力される。
そして、メモリセル1からビット線BLに正電荷が出力されることにより、図2に示すように、ビット線BLの電位が上昇する。この際、メモリセル1から読み出されるデータが「H」データの場合には、「L」データの場合に比べて、ビット線BLの電位がより上昇される。そして、図3に示すように、ビット線BLからnチャネルトランジスタ8およびバイポーラトランジスタ6のベースを介して、バイポーラトランジスタ6のエミッタ側へベース電流Ibが流れる。この際、メモリセル1から読み出されるデータが「H」データの場合には、「L」データの場合に比べて、より大きなベース電流Ibが流れる。
なお、第1実施形態では、この際、上記の強誘電体キャパシタ1aからビット線BLに出力された正電荷は、全てバイポーラトランジスタ6のベースからエミッタ側に流れるので、ビット線BLの電位は、一旦わずかに上昇した後、元のLレベル(GND)に低下する。これにより、第1実施形態では、データの読み出し時にビット線BLの電位がLレベル(GND)から大きく変動するのが抑制される。
また、第1実施形態では、図3に示すように、時刻T3において、バイポーラトランジスタ6のベース電流Ibが流れ始めると、バイポーラトランジスタ6の機能により増幅されたコレクタ電流Icが過渡的に流れる。この際、メモリセル1から読み出されたデータが「H」データの場合には、「L」データの場合に比べて、より大きなコレクタ電流Icが流れる。そして、コレクタ電流Icが流れるのに伴って、図2に示すように、バイポーラトランジスタ6のコレクタ電位VcがVddから低下される。このコレクタ電位Vcは、メモリセル1から読み出されたデータが「H」データの場合には、「L」データの場合に比べて、より大きく低下される。
そして、コレクタ電位VcがVddから低下する際に、nチャネルトランジスタ9のゲート−ソース間電圧VGS(=V2−Vc)がnチャネルトランジスタ9のしきい値電圧Vtに達した時点(時刻T41:「H」データ読み出しの場合、時刻42:「L」データ読み出しの場合)で、nチャネルトランジスタ9がオン状態になる。これにより、時刻T41または時刻T42以降において、キャパシタ11からnチャネルトランジスタ9を介してバイポーラトランジスタ6のコレクタ側へ電流I2(図1参照)が流れる。これに伴って、図2に示すように、ノードND1の電位Vcoは、Vddから徐々に低下する。
この際、第1実施形態では、「H」データ読み出しの場合には、「L」データ読み出しの場合に比べて、コレクタ電位Vcがより小さくなることによりnチャネルトランジスタ9のゲート−ソース間電圧VGSがより大きくなる。これにより、「H」データ読み出しの場合には、「L」データ読み出しの場合に比べて、nチャネルトランジスタ9を介して流れる電流I2がより大きくなる。すなわち、「L」データ読み出しの場合には、nチャネルトランジスタ9は、オフ状態に近い弱いオン状態になり、電流が少ししか流れないのに対して、「H」データ読み出しの場合には、nチャネルトランジスタ9は、より強いオン状態になり、電流が相対的に多く流れる。これにより、「H」データ読み出しの場合には、「L」データ読み出しの場合に比べて、ノードND1の電位VcoがVddからより大きく低下される。このため、第1実施形態では、「H」データ読み出しの場合にノードND1に生じる電位と、「L」データ読み出しの場合にノードND1に生じる電位との電位差は、「H」データ読み出しの場合のバイポーラトランジスタ6のコレクタ電位Vcと、「L」データ読み出しの場合のバイポーラトランジスタ6のコレクタ電位Vcとの電位差よりも大きくなる。
次に、時刻T5において、図3に示すように、メモリセル1の強誘電体キャパシタ1aからビット線BLに出力された正電荷が全てバイポーラトランジスタ6のエミッタ側へ流れる(ベース電流Ib=0)とともに、図2に示すように、ビット線BLの電位がLレベル(GND)まで低下する。そして、この後、図3に示すように、コレクタ電流Icの電流量が減少する。これに伴って、図2に示すように、バイポーラトランジスタ6のコレクタ電位Vcが上昇される。そして、コレクタ電位Vcが上昇する際に、nチャネルトランジスタ9のゲート−ソース間電圧VGS(=V2−Vc)がnチャネルトランジスタ9のしきい値電圧Vtに達した時点(時刻T61:「L」データ読み出しの場合、時刻62:「H」データ読み出しの場合)以降は、nチャネルトランジスタ9がオフ状態になる。これにより、キャパシタ11からnチャネルトランジスタ9を介してバイポーラトランジスタ6のコレクタ側へ流れる電流I2は、時刻T61または時刻T62以降において流れなくなる。このため、ノードND1の電位Vcoの低下が停止される。
そして、第1実施形態では、ノードND1の電位Vcoの低下が停止された時点(時刻T61:「L」データ読み出しの場合、時刻62:「H」データ読み出しの場合)の電位がキャパシタ11により保持される。この後、時刻T7まで、バイポーラトランジスタ6に流れるコレクタ電流Icの電流量が減少されるとともに、コレクタ電位VcがVddまで上昇される。
なお、上記の時刻T3〜T7の期間において、バイポーラトランジスタ6のコレクタの電位Vcは、図4に示すバイポーラトランジスタ特性と負荷線との関係を用いて、そのときに流れるベース電流Ibの値から決定される。すなわち、バイポーラトランジスタ6の特性を示す曲線は、バイポーラトランジスタ6に流れるベース電流Ibが増加するのに対応して、図4中の矢印Aのようにコレクタ電流Icが増加する方向に変化する。そして、所定のベース電流Ibに対応したバイポーラトランジスタ6の特性を示す曲線と、負荷線との交点(たとえば、x)から、その所定のベース電流Ibが流れる時のコレクタ電流Icおよびコレクタ−エミッタ間電圧Vce(Vc−Ve)の値が決定される。そして、コレクタ−エミッタ間電圧Vceが決定されることにより、コレクタ電位Vcが決定される。
なお、第1実施形態では、バイポーラトランジスタ6のベース電流Ibの変化は、図5に示すようにパルス波形を示す。これにより、このベース電流Ibのパルス波形に対応する負荷線上の所定の点から、その点に対応するコレクタ電流Icと、コレクタ−エミッタ間電圧Vceとが決定される。そして、そのコレクタ−エミッタ間電圧Vceからコレクタ電位Vcが決定される。具体的には、ベース電流Ibが0のときは、図5の負荷線上の点αに対応する。このとき、コレクタ電流Icは0である。また、このとき、コレクタ−エミッタ間電圧Vceは、Vdd−Veになるので、コレクタ電位Vcは、Vddになる。そして、ベース電流Ibが増加するにつれて、そのベース電流Ibに対応する負荷線上の点は図5中の矢印B方向に移動する。これに伴って、コレクタ電流Icが増加する。また、この際、コレクタ−エミッタ間電圧Vceは減少するので、コレクタ電位Vcは、Vddから低下する。そして、ベース電流Ibが最大になったときは、図5の負荷線上の点βに対応する。このとき、バイポーラトランジスタ6に流れるコレクタ電流Icは、最大(Icmax)になる。また、このとき、コレクタ−エミッタ間電圧Vceが最小になるので、コレクタ電位Vcは最も低い電位VCLになる。この後、ベース電流Ibが0まで減少するのに伴って、コレクタ電流Icも0まで減少する。この際、コレクタ−エミッタ間電圧Vceは、Vdd−Veまで増加するので、コレクタ電位Vcは、VCLからVddへ上昇する。
次に、時刻T7以降において、センスアンプ4により、ノードND1の電位Vcoと、所定の参照電位とが比較される。なお、参照電位は、「H」データ読み出しの場合にノードND1に生じる電位Vcoと、「L」データ読み出しの場合にノードND1に生じる電位Vcoとの間の電位に設定されている。そして、センスアンプ4により、ノードND1の電位Vcoと参照電位との電位差が増幅されるとともに、メモリセル1から読み出されたデータが「H」データまたは「L」データに判別される。また、時刻T7以降において、ワード線WLの電位をHレベルからLレベルに立ち下げる。なお、上記の時刻T5の時点でメモリセル1の強誘電体キャパシタ1aに保持された正電荷は全てビット線BLに出力されているので、時刻T5以降であればワード線WLを立ち下げるタイミングはいつでもよい。上記のようにして、第1実施形態による強誘電体メモリのデータの読み出し動作が行われる。
第1実施形態では、上記のように、ビット線BLにベースが接続されたバイポーラトランジスタ6を設けるとともに、データの読み出し時にビット線BLに現れるメモリセル1のデータに対応する電流をバイポーラトランジスタ6により増幅することによって、データ読み出し時に生じる「H」データに対応するバイポーラトランジスタ6のコレクタ電流Icと、「L」データに対応するバイポーラトランジスタ6のコレクタ電流Icとの差を、ビット線BLに現れる「H」データに対応する電流(ベース電流Ib)と、ビット線BLに現れる「L」データに対応する電流(ベース電流Ib)との差よりも大きくすることができる。そして、第1実施形態では、バイポーラトランジスタ6のコレクタに抵抗7の一方端が接続されるとともに、その抵抗7の他方端とバイポーラトランジスタ6のエミッタとにそれぞれ正電位Vddと負電位Veとが印加されているので、「H」データ読み出し時のコレクタ電位Vcと「L」データ読み出し時のコレクタ電位Vcとの電位差を、「H」データに対応するビット線BLの電位と「L」データに対応するビット線BLの電位との電位差よりも大きくすることができる。
さらに、第1実施形態では、バイポーラトランジスタ6のコレクタにnチャネルトランジスタ9のソースを接続するとともに、「H」データの読み出し時には、「L」データの読み出し時に比べて、バイポーラトランジスタ6のコレクタ電位Vcがより大きく低下することに応答して、nチャネルトランジスタ9のゲート−ソース間電圧VGSがより大きくなることにより、nチャネルトランジスタ9を介してバイポーラトランジスタ6のコレクタ側へ、より大きな電流I2が流れるように構成することによって、「H」データの読み出し時には、「L」データの読み出し時に比べて、nチャネルトランジスタ9のドレインに繋がるノードND1の電位Vcoを正電位Vddからより大きく低下させることができる。これにより、ノードND1に生じる「H」データ読み出し時の電位Vcoと「L」データ読み出し時の電位Vcoとの電位差を、「H」データ読み出し時のバイポーラトランジスタ6のコレクタ電位Vcと、「L」データ読み出し時のバイポーラトランジスタ6のコレクタ電位Vcとの電位差よりも大きくすることができる。すなわち、ビット線BLに現れるメモリセル1のデータに対応する電荷をバイポーラトランジスタ6のみならず、nチャネルトランジスタ9によっても増幅することができる。このため、ノードND1の電位Vcoに基づいてセンスアンプ4によりデータを判別することによって、メモリセル1の強誘電体キャパシタ1aに保持される電荷量が減少する場合にも、データの判別精度の低下を抑制することができる。
また、第1実施形態では、バイポーラトランジスタ6のベースにビット線BLを接続することによって、データの読み出し時にメモリセル1からビット線BLに出力される正電荷は、ビット線BLからバイポーラトランジスタ6のエミッタ側に流れるので、ビット線BLの電位が大きく変動するのを抑制することができる。これにより、同一のビット線BLに繋がる、データを読み出したメモリセル1以外の他のメモリセル1(非選択セル)の強誘電体キャパシタ1aにおいて、ディスターブ(分極状態の劣化によるデータの消失)が発生するのを抑制することができる。
また、第1実施形態では、nチャネルトランジスタ9のドレイン(ノードND1)にキャパシタ11を接続することによって、キャパシタ11により、データの読み出し時の時刻T61またはT62以降において、ノードND1の電位Vcoを保持することができる。これにより、その後、センスアンプ4によりノードND1の電位Vcoに基づいて、メモリセル1から読み出されたデータが「H」データまたは「L」データのどちらであるかを確実に判別することができる。また、nチャネルトランジスタ9のドレイン(ノードND1)にキャパシタ11を接続することによって、データの読み出しに先立って、時刻T1〜T2の期間においてノードND1に正電位Vddを印加する場合に、キャパシタ11によりノードND1に印加された正電位Vddを保持することができる。
また、第1実施形態では、上記のように、ノードND1にpチャネルトランジスタ10を接続するとともに、そのpチャネルトランジスタ10を介してノードND1に正電位Vddが印加されるように構成することによって、容易に、pチャネルトランジスタ10の動作を制御することにより、データの読み出しに先立って、ノードND1に正電位Vddを印加することができる。
また、第1実施形態では、上記のように、「L」データの読み出し時に、nチャネルトランジスタ9が、「H」データの読み出し時におけるオン状態よりも弱いオン状態となるように制御することによって、容易に、「H」データの読み出し時にnチャネルトランジスタ9を介してバイポーラトランジスタ6のコレクタ側へ流れる電流の量を、「L」データの読み出し時にnチャネルトランジスタ9を介してバイポーラトランジスタ6のコレクタ側へ流れる電流の量よりも多くすることができる。
また、第1実施形態では、上記のように、ノードND1にセンスアンプ4を接続することによって、容易に、センスアンプ4により、ノードND1の電位に基づいてデータを読み出すことができる。
また、第1実施形態では、上記のように、nチャネルトランジスタ8を介して、バイポーラトランジスタ6のベースにビット線BLを接続することによって、容易に、nチャネルトランジスタ8の動作を制御することにより、データの読み出し時に、ビット線BLに現れる電流をバイポーラトランジスタ6のベース側に供給することができる。
なお、上記第1実施形態による強誘電体メモリの構成において、正電位Vdd=3.0V、抵抗7の抵抗値R=0.5MΩ、キャパシタ11の容量=50fF、バイポーラトランジスタ6のエミッタに印加する負電位Ve=−0.75V、nチャネルトランジスタ9のしきい値電圧Vt=0.698Vの条件下でシミュレーションを行った。次に、このシミュレーションの結果について説明する。
このシミュレーションの結果では、バイポーラトランジスタ6のベース電流Ibを7.79μAの定常状態に設定する場合には、バイポーラトランジスタ6のコレクタ電流Icは0.681mA(=681μA)になることがわかった。これにより、バイポーラトランジスタ6による電流の増幅率は、Ic/Ib=681μA/7.79μA=87.4倍になることがわかった。
また、上記の条件下で、バイポーラトランジスタ6のベース電流Ibがパルス変化する場合のシミュレーションを行った。このシミュレーションの結果から、「H」データ読み出しの場合のベース電位(ビット線BLの電位)と、「L」データ読み出しの場合のベース電位との電位差が7mV〜8mV程度になる場合には、「H」データ読み出しの場合のコレクタ電位Vcと、「L」データ読み出しの場合のコレクタ電位Vcとの電位差は、70mV程度になることがわかった。すなわち、この場合、「H」データ読み出しの場合のビット線BLの電位と、「L」データ読み出しの場合のビット線BLの電位との電位差に対する、「H」データ読み出しの場合のコレクタ電位Vcと、「L」データ読み出しの場合のコレクタ電位Vcとの電位差の増幅率は、9倍〜10倍程度になることがわかった。
また、このベース電流Ibがパルス変化する場合のシミュレーションでは、「H」データ読み出しの場合のノードND1に生じる電位Vcoと、「L」データ読み出しの場合のノードND1に生じる電位Vcoとの電位差は、700mV〜800mV程度になることがわかった。すなわち、この場合、「H」データ読み出しの場合のビット線BLの電位と、「L」データ読み出しの場合のビット線BLの電位との電位差に対する、「H」データ読み出しの場合のノードND1に生じる電位Vcoと、「L」データ読み出しの場合のノードND1に生じる電位Vcoとの電位差の増幅率は、100倍程度になることがわかった。
(第2実施形態)
図6は、本発明の第2実施形態による相変化メモリの構成を示した回路図である。図6を参照して、この第2実施形態では、上記第1実施形態と異なり、相変化メモリ(PRAM)に本発明を適用する場合について説明する。
この第2実施形態では、図6に示すように、図1に示した第1実施形態の構成において、メモリセルアレイ22を構成するメモリセル21が、相変化膜(図示せず)および抵抗素子(図示せず)を含む記憶素子21aと、バイポーラトランジスタ21bとによって構成されている。
ここで、記憶素子21aに含まれる相変化膜は、加熱することにより、その一部がアモルファス状態または結晶状態に変化するという性質を有する。そして、相変化膜を含む記憶素子21aでは、相変化膜の上記した2つの状態(アモルファス状態および結晶状態)を利用して、「H」データと「L」データとを定義する。なお、記憶素子21aに含まれる相変化膜がアモルファス状態の場合には、相変化膜が高抵抗となるとともに、記憶素子21aに含まれる相変化膜が結晶状態の場合には、相変化膜が低抵抗となる。この第2実施形態では、記憶素子21aに含まれる相変化膜がアモルファス状態のときのデータを「H」とし、記憶素子21aに含まれる相変化膜が結晶状態のときのデータを「L」としている。また、記憶素子21aに含まれる抵抗素子は、データを書き込む際に、相変化膜を加熱するために設けられている。
また、記憶素子21aの一方端子は、ビット線BLに接続されているとともに、他方端子は、バイポーラトランジスタ21bのエミッタに接続されている。また、バイポーラトランジスタ21bのコレクタは、接地されているとともに、ベースは、ワード線WLに接続されている。また、ビット線BLは、寄生容量25を有している。
なお、第2実施形態のその他の構成は、上記第1実施形態と同様である。
図7は、本発明の第2実施形態による相変化メモリのデータの読み出し動作を説明するための電圧波形図である。図8は、本発明の第2実施形態による相変化メモリのデータの読み出し時におけるバイポーラトランジスタのベース電流およびコレクタ電流の変化を示した波形図である。次に、図6〜図8を参照して、第2実施形態による相変化メモリのデータの読み出し動作について説明する。
まず、図7に示すように、時刻T1およびT2において、図2に示した第1実施形態の時刻T1およびT2で行われる動作と同様の動作を行う。
次に、時刻T3において、メモリセルアレイ22(図6参照)の複数のワード線WLから選択された所定のワード線(選択ワード線WL)の電位をLレベルからHレベル(バイポーラトランジスタ21bが動作する電圧)に立ち上げる。また、ビット線BLには、記憶素子21a(図6参照)に含まれる相変化膜が状態変化を起こさない程度の電圧を印加する。
この際、図6に示すように、記憶素子21aに含まれる相変化膜が高抵抗となるアモルファス状態の場合(記憶素子21aに「H」データが記憶されている場合)には、メモリセル21(記憶素子21aおよびバイポーラトランジスタ21b)を介してGND側に流れる電流が少なくなる。これにより、ビット線BLを流れる電流が多くなる。その一方、記憶素子21aに含まれる相変化膜が低抵抗となる結晶状態の場合(記憶素子21aに「L」データが記憶されている場合)には、メモリセル21(記憶素子21aおよびバイポーラトランジスタ21b)を介してGND側に流れる電流が多くなる。これにより、ビット線BLを流れる電流が少なくなる。
その結果、図8に示すように、メモリセル21(図6参照)から読み出されるデータが「H」データの場合には、「L」データの場合に比べて、より大きなベース電流Ibが流れる。また、図6に示すように、nチャネルトランジスタ8がオン状態に保持されている間は、nチャネルトランジスタ8およびバイポーラトランジスタ6のベースを介して、ビット線BLからバイポーラトランジスタ6のエミッタ側へベース電流Ibが流れ続ける。
また、第2実施形態では、図8に示すように、時刻T3において、バイポーラトランジスタ6(図6参照)のベース電流Ibが流れ始めると、バイポーラトランジスタ6の機能により増幅されたコレクタ電流Icが過渡的に流れる。この際、メモリセル21(図6参照)から読み出されたデータが「H」データの場合には、「L」データの場合に比べて、より大きなコレクタ電流Icが流れる。そして、コレクタ電流Icが流れるのに伴って、図7に示すように、バイポーラトランジスタ6のコレクタ電位VcがVddから低下される。このコレクタ電位Vcは、メモリセル21から読み出されたデータが「H」データの場合には、「L」データの場合に比べて、より大きく低下される。
そして、コレクタ電位VcがVddから低下する際に、nチャネルトランジスタ9(図6参照)のゲート−ソース間電圧VGS(=V2−Vc)がnチャネルトランジスタ9のしきい値電圧Vtに達した時点(時刻T81:「H」データ読み出しの場合、時刻T82:「L」データ読み出しの場合)で、nチャネルトランジスタ9がオン状態になる。これにより、図6に示すように、時刻T81または時刻T82(図7参照)以降において、キャパシタ11からnチャネルトランジスタ9を介してバイポーラトランジスタ6のコレクタ側へ電流I2が流れる。これに伴って、図7に示すように、ノードND1の電位Vcoは、Vddから徐々に低下する。
この際、第2実施形態では、「H」データ読み出しの場合には、「L」データ読み出しの場合に比べて、コレクタ電位Vcがより小さくなることによりnチャネルトランジスタ9(図6参照)のゲート−ソース間電圧VGSがより大きくなる。これにより、「H」データ読み出しの場合には、「L」データ読み出しの場合に比べて、nチャネルトランジスタ9を介して流れる電流I2がより大きくなる。すなわち、「L」データ読み出しの場合には、nチャネルトランジスタ9は、オフ状態に近い弱いオン状態になり、電流が少ししか流れないのに対して、「H」データ読み出しの場合には、nチャネルトランジスタ9は、より強いオン状態になり、電流が相対的に多く流れる。これにより、「H」データ読み出しの場合には、「L」データ読み出しの場合に比べて、ノードND1の電位VcoがVddからより大きく低下される。このため、第2実施形態では、「H」データ読み出しの場合にノードND1に生じる電位と、「L」データ読み出しの場合にノードND1に生じる電位との電位差は、「H」データ読み出しの場合のバイポーラトランジスタ6(図6参照)のコレクタ電位Vcと、「L」データ読み出しの場合のバイポーラトランジスタ6のコレクタ電位Vcとの電位差よりも大きくなる。
次に、時刻T9において、nチャネルトランジスタ8(図6参照)のゲートに入力される電位V1をHレベルからLレベルに低下させることによって、nチャネルトランジスタ8をオフ状態にする。これにより、図8に示すように、ベース電流Ibが徐々に減少するとともに、コレクタ電流Icも徐々に減少する。また、図7に示すように、コレクタ電流Icの減少に伴って、バイポーラトランジスタ6(図6参照)のコレクタ電位Vcが上昇する。そして、コレクタ電位Vcが上昇する際に、nチャネルトランジスタ9(図6参照)のゲート−ソース間電圧VGS(=V2−Vc)がnチャネルトランジスタ9のしきい値電圧Vtに達した時点(時刻T101:「L」データ読み出しの場合、時刻T102:「H」データ読み出しの場合)以降は、nチャネルトランジスタ9がオフ状態になる。これにより、図6に示すように、キャパシタ11からnチャネルトランジスタ9を介してバイポーラトランジスタ6のコレクタ側へ流れる電流I2は、時刻T101または時刻T102(図7参照)以降において流れなくなる。このため、ノードND1の電位Vcoの低下が停止される。
そして、第2実施形態では、ノードND1の電位Vcoの低下が停止された時点(時刻T101:「L」データ読み出しの場合、時刻T102:「H」データ読み出しの場合)の電位がキャパシタ11により保持される。この後、図7に示すように、時刻T11までの間に、バイポーラトランジスタ6(図6参照)に流れるコレクタ電流Icがさらに減少することにより、コレクタ電位VcがVddまで上昇する。
次に、図6に示すように、時刻T11(図7参照)以降において、センスアンプ4により、ノードND1の電位Vcoと、所定の参照電位とが比較される。なお、参照電位は、「H」データ読み出しの場合にノードND1に生じる電位Vcoと、「L」データ読み出しの場合にノードND1に生じる電位Vcoとの間の電位に設定されている。そして、センスアンプ4により、ノードND1の電位Vcoと参照電位との電位差が増幅されるとともに、メモリセル21から読み出されたデータが「H」データまたは「L」データに判別される。また、時刻T11以降において、ワード線WLの電位をHレベルからLレベルに立ち下げる。上記のようにして、第2実施形態による相変化メモリのデータの読み出し動作が行われる。
第2実施形態では、上記のように、ビット線BLにベースが接続されたバイポーラトランジスタ6を設けるとともに、データの読み出し時にビット線BLに現れるメモリセル21のデータに対応する電流をバイポーラトランジスタ6により増幅することによって、データ読み出し時に生じる「H」データに対応するバイポーラトランジスタ6のコレクタ電流Icと、「L」データに対応するバイポーラトランジスタ6のコレクタ電流Icとの差を、ビット線BLに現れる「H」データに対応する電流(ベース電流Ib)と、ビット線BLに現れる「L」データに対応する電流(ベース電流Ib)との差よりも大きくすることができる。そして、第2実施形態では、バイポーラトランジスタ6のコレクタに抵抗7の一方端が接続されるとともに、その抵抗7の他方端とバイポーラトランジスタ6のエミッタとにそれぞれ正電位Vddと負電位Veとが印加されているので、「H」データ読み出し時のコレクタ電位Vcと「L」データ読み出し時のコレクタ電位Vcとの電位差を、「H」データに対応するビット線BLの電位と「L」データに対応するビット線BLの電位との電位差よりも大きくすることができる。
さらに、第2実施形態では、バイポーラトランジスタ6のコレクタにnチャネルトランジスタ9のソースを接続するとともに、「H」データの読み出し時には、「L」データの読み出し時に比べて、バイポーラトランジスタ6のコレクタ電位Vcがより大きく低下することに応答して、nチャネルトランジスタ9のゲート−ソース間電圧VGSがより大きくなることにより、nチャネルトランジスタ9を介してバイポーラトランジスタ6のコレクタ側へ、より大きな電流I2が流れるように構成することによって、「H」データの読み出し時には、「L」データの読み出し時に比べて、nチャネルトランジスタ9のドレインに繋がるノードND1の電位Vcoを正電位Vddからより大きく低下させることができる。これにより、ノードND1に生じる「H」データ読み出し時の電位Vcoと「L」データ読み出し時の電位Vcoとの電位差を、「H」データ読み出し時のバイポーラトランジスタ6のコレクタ電位Vcと、「L」データ読み出し時のバイポーラトランジスタ6のコレクタ電位Vcとの電位差よりも大きくすることができる。すなわち、ビット線BLに現れるメモリセル21のデータに対応する電流をバイポーラトランジスタ6のみならず、nチャネルトランジスタ9によっても増幅することができる。このため、ノードND1の電位Vcoに基づいてセンスアンプ4によりデータを判別することによって、メモリセル21に記憶されたデータが異なることにより生じる電流量の差が小さくなる場合にも、データの判別精度の低下を抑制することができる。
なお、第2実施形態のその他の効果は、上記第1実施形態と同様である。
(第3実施形態)
図9は、本発明の第3実施形態による相変化メモリの構成を示した回路図である。図9を参照して、この第3実施形態では、図6に示した第2実施形態の構成において、メモリセルアレイ32を構成するメモリセル31が、相変化膜(図示せず)および抵抗素子(図示せず)を含む記憶素子31aと、ダイオード31bとによって構成されている。なお、第3実施形態では、記憶素子31aに含まれる相変化膜が結晶状態(低抵抗)のときのデータを「H」とし、記憶素子31aに含まれる相変化膜がアモルファス状態(高抵抗)のときのデータを「L」としている。
また、記憶素子31aの一方端子は、ビット線BLに接続されているとともに、他方端子は、ダイオード31bの一方端子に接続されている。また、ダイオード31bの他方端子は、ワード線WLに接続されている。また、ビット線BLは、寄生容量35を有している。
なお、第3実施形態のその他の構成は、上記第2実施形態と同様である。
次に、図7〜図9を参照して、第3実施形態による相変化メモリのデータの読み出し動作について説明する。
まず、図7に示すように、時刻T1およびT2において、図2に示した第1実施形態の時刻T1およびT2で行われる動作と同様の動作を行う。
次に、時刻T3において、メモリセルアレイ32(図9参照)の複数のワード線WLから選択された所定のワード線(選択ワード線WL)の電位をLレベルからHレベル(記憶素子31aに含まれる相変化膜が状態変化を起こさない程度の電圧)に立ち上げる。また、ビット線BLは、フローティング状態に保持する。
この際、図9に示すように、記憶素子31aに含まれる相変化膜が低抵抗となる結晶状態の場合(記憶素子31aに「H」データが記憶されている場合)には、ワード線WLからメモリセル31(ダイオード31bおよび記憶素子31a)を介してビット線BLに流れる電流が多くなる。その一方、記憶素子31aに含まれる相変化膜が高抵抗となるアモルファス状態の場合(記憶素子31aに「L」データが記憶されている場合)には、ワード線WLからメモリセル31(ダイオード31bおよび記憶素子31a)を介してビット線BLに流れる電流が少なくなる。
その結果、図8に示すように、メモリセル31(図9参照)から読み出されるデータが「H」データの場合には、「L」データの場合に比べて、より大きなベース電流Ibが流れる。また、図9に示すように、nチャネルトランジスタ8がオン状態に保持されている間は、nチャネルトランジスタ8およびバイポーラトランジスタ6のベースを介して、ビット線BLからバイポーラトランジスタ6のエミッタ側へベース電流Ibが流れ続ける。
なお、時刻T3よりも後の期間では、上記第2実施形態の時刻T3よりも後の期間で行われる動作と同様の動作を行う。
第3実施形態では、上記のように構成することによって、上記第2実施形態と同様、メモリセル31に記憶されたデータが異なることにより生じる電流量の差が小さくなる場合にも、データの判別精度の低下を抑制することができるなどの効果を得ることができる。
(第4実施形態)
図10は、本発明の第4実施形態による抵抗変化メモリの構成を示した回路図である。図10を参照して、この第4実施形態では、上記第1〜第3実施形態と異なり、抵抗変化メモリ(RRAM)に本発明を適用する場合について説明する。
この第4実施形態では、図10に示すように、図1に示した第1実施形態の構成において、メモリセルアレイ42を構成するメモリセル41が、CMR(Colossal magnetoresistive)膜(図示せず)を含む記憶素子41aと、nチャネルトランジスタ41bとによって構成されている。
ここで、記憶素子41aに含まれるCMR膜は、電圧パルスを加えることで抵抗値が変化するという性質を有する。そして、CMR膜を含む記憶素子41aでは、CMR膜が高抵抗または低抵抗のいずれかの状態に変化することを利用して、「H」データと「L」データとを定義する。この第4実施形態では、記憶素子41aに含まれるCMR膜が高抵抗のときのデータを「H」とし、記憶素子41aに含まれるCMR膜が低抵抗のときのデータを「L」としている。
また、記憶素子41aの一方端子は、ビット線BLに接続されているとともに、他方端子は、nチャネルトランジスタ41bのソース/ドレインの一方に接続されている。また、nチャネルトランジスタ41bのソース/ドレインの他方は、接地されているとともに、ゲートは、ワード線WLに接続されている。また、ビット線BLは、寄生容量45を有している。
なお、第4実施形態のその他の構成は、上記第1実施形態と同様である。
次に、図7、図8および図10を参照して、第4実施形態による抵抗変化メモリのデータの読み出し動作について説明する。
まず、図7に示すように、時刻T1およびT2において、図2に示した第1実施形態の時刻T1およびT2で行われる動作と同様の動作を行う。
次に、時刻T3において、メモリセルアレイ42(図10参照)の複数のワード線WLから選択された所定のワード線(選択ワード線WL)の電位をLレベルからHレベル(nチャネルトランジスタ41bが動作する電圧)に立ち上げる。また、ビット線BLには、記憶素子41aに含まれるCMR膜が状態変化を起こさない程度の電圧を印加する。
この際、図10に示すように、記憶素子41aに含まれるCMR膜が高抵抗である場合(記憶素子41aに「H」データが記憶されている場合)には、メモリセル41(記憶素子41aおよびnチャネルトランジスタ41b)を介してGND側に流れる電流が少なくなる。これにより、ビット線BLを流れる電流が多くなる。その一方、記憶素子41aに含まれるCMR膜が低抵抗である場合(記憶素子41aに「L」データが記憶されている場合)には、メモリセル41(記憶素子41aおよびnチャネルトランジスタ41b)を介してGND側に流れる電流が多くなる。これにより、ビット線BLを流れる電流が少なくなる。
その結果、図8に示すように、メモリセル41(図10参照)から読み出されるデータが「H」データの場合には、「L」データの場合に比べて、より大きなベース電流Ibが流れる。また、図10に示すように、nチャネルトランジスタ8がオン状態に保持されている間は、nチャネルトランジスタ8およびバイポーラトランジスタ6のベースを介して、ビット線BLからバイポーラトランジスタ6のエミッタ側へベース電流Ibが流れ続ける。
なお、時刻T3よりも後の期間では、上記第2実施形態の時刻T3よりも後の期間で行われる動作と同様の動作を行う。
第4実施形態では、上記のように構成することによって、抵抗変化メモリに本発明を適用した場合においても、相変化メモリに本発明を適用した第2実施形態と同様、メモリセル41に記憶されたデータが異なることにより生じる電流量の差が小さくなる場合にも、データの判別精度の低下を抑制することができるなどの効果を得ることができる。
なお、今回開示された実施形態は、すべての点で例示であって制限的なものではないと考えられるべきである。本発明の範囲は、上記した実施形態の説明ではなく特許請求の範囲によって示され、さらに特許請求の範囲と均等の意味および範囲内でのすべての変更が含まれる。
たとえば、上記第1〜第4実施形態では、本発明を適用するメモリの一例として、強誘電体メモリ、相変化メモリおよび抵抗変化メモリを例にとって説明したが、本発明はこれに限らず、強誘電体メモリ、相変化メモリおよび抵抗変化メモリ以外の種々のメモリに対して本発明を適用することができる。
また、上記第1〜第4実施形態では、データ読み出し時の期間において、「H」データ読み出しの場合と「L」データ読み出しの場合との両方の場合に、共に、nチャネルトランジスタ9を介してバイポーラトランジスタ6のコレクタ側へ電流I2が流れるように構成したが、本発明はこれに限らず、データ読み出し時の期間において、「L」データ読み出しの場合には、nチャネルトランジスタ9を介してバイポーラトランジスタ6のコレクタ側へ電流I2が流れないように構成してもよい。このように構成すれば、データ読み出し時の期間において、ノードND1の電位VcoがVddから低下しないので、「H」データ読み出しの場合のノードND1の電位Vcoと、「L」データ読み出しの場合のノードND1の電位Vcoとの電位差をより大きくすることができる。
本発明の第1実施形態による強誘電体メモリの構成を示した回路図である。 本発明の第1実施形態による強誘電体メモリのデータの読み出し動作を説明するための電圧波形図である。 本発明の第1実施形態による強誘電体メモリのデータの読み出し時におけるバイポーラトランジスタのベース電流およびコレクタ電流の変化を示した波形図である。 本発明の第1実施形態による強誘電体メモリにおける負荷線とバイポーラトランジスタ特性との関係を示した図である。 本発明の第1実施形態による強誘電体メモリのバイポーラトランジスタのベース電流Ib、コレクタ電流Icおよびコレクタ電位Vcの関係を示した図である。 本発明の第2実施形態による相変化メモリの構成を示した回路図である。 本発明の第2実施形態による相変化メモリのデータの読み出し動作を説明するための電圧波形図である。 本発明の第2実施形態による相変化メモリのデータの読み出し時におけるバイポーラトランジスタのベース電流およびコレクタ電流の変化を示した波形図である。 本発明の第3実施形態による相変化メモリの構成を示した回路図である。 本発明の第4実施形態による抵抗変化メモリの構成を示した回路図である。
符号の説明
1、21、31、41 メモリセル
6 バイポーラトランジスタ
7 抵抗
9 nチャネルトランジスタ(電界効果型トランジスタ)
11 キャパシタ

Claims (8)

  1. ビット線に接続され、データを保持するメモリセルと、
    前記ビット線にベースが接続されたバイポーラトランジスタとを備え、
    前記データの読み出し時に、前記ビット線に現れる前記メモリセルの前記データに対応する電流を前記バイポーラトランジスタにより増幅して前記データを読み出す、メモリ。
  2. 前記バイポーラトランジスタのコレクタに一方端が接続された抵抗をさらに備え、
    前記抵抗の他方端には、正側電位が印加されるとともに、前記バイポーラトランジスタのエミッタには、負側電位が印加される、請求項1に記載のメモリ。
  3. 前記バイポーラトランジスタのコレクタにソース/ドレインの一方が接続された電界効果型トランジスタをさらに備え、
    前記メモリセルに保持される前記データは、第1データおよび第2データを含み、
    前記第1データを読み出す場合と、前記第2データを読み出す場合とで、前記バイポーラトランジスタのコレクタに異なった電位が生じることに応答して、前記電界効果型トランジスタのゲートとソース/ドレインの一方との間の電位差が変化することによって、前記第1データを読み出す場合と、前記第2データを読み出す場合とで、それぞれ、異なった量の電流が前記電界効果型トランジスタを介して前記バイポーラトランジスタのコレクタ側へ流れ、
    前記データの読み出し時には、前記電界効果型トランジスタのソース/ドレインの他方の電位に基づいて前記データを読み出す、請求項1または2に記載のメモリ。
  4. 前記データの読み出しに先立って、前記電界効果型トランジスタのゲートには、所定の第1電位が印加されるとともに、前記電界効果型トランジスタのソース/ドレインの一方には、前記バイポーラトランジスタのコレクタに生じた第2電位が印加されており、
    前記第1データを読み出す場合と、前記第2データを読み出す場合とで、それぞれ、異なった量の電流が前記電界効果型トランジスタを介して前記バイポーラトランジスタのコレクタ側へ流れるように、前記電界効果型トランジスタのゲートの第1電位に対して前記ソース/ドレインの一方の第2電位が変化する、請求項3に記載のメモリ。
  5. 前記電界効果型トランジスタのゲートの第1電位は、前記第1データを読み出す場合に前記バイポーラトランジスタのコレクタに生じる前記第2電位と、前記第2データを読み出す場合に前記バイポーラトランジスタのコレクタに生じる前記第2電位とを比較して高い方の前記第2電位に、前記電界効果型トランジスタのしきい値電圧を加えた電位である、請求項4に記載のメモリ。
  6. 前記電界効果型トランジスタのソース/ドレインの他方に接続されたキャパシタをさらに備える、請求項3〜5のいずれか1項に記載のメモリ。
  7. 前記データの読み出しに先立って、前記電界効果型トランジスタのソース/ドレインの他方には、正側電位が印加される、請求項3〜6のいずれか1項に記載のメモリ。
  8. 前記メモリセルは、強誘電体キャパシタ、相変化膜を有する記憶素子およびCMR膜を有する記憶素子のいずれか1つを含む、請求項1〜7のいずれか1項に記載のメモリ。
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