JP2006259857A - 侵入者検知システム - Google Patents

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Abstract

【課題】不特定多数の人が入退場する可能性のある施設において、施設内に侵入する不正侵入者を正確に検知する。
【解決手段】監視対象施設の出入口を通行する人を検知する人体検知センサ21,22を2箇所に設け、それら人体検知センサ21,22の検知ラインL1,L2を出入口Gの入場方向に沿って前後の位置関係となるように配置する。このように2つの人体検知センサ21,22を配置することにより、監視対象施設の出入口Gを通る人が入場者であるか否かを判別することができるので、出入口Gを通行する人が入場者であり、個人識別情報の読み取り(RFIDタグの読み取り)がないとき、及び、入場許可者の情報と不一致であるときに限って警報を発することが可能となり、退場者に対し不要な警報の発生をなくすことができる。
【選択図】図1

Description

本発明は、例えば、小学校、中学校、幼稚園、会社(例えば工場、事務所)、病院(夜間、休日)、建設現場、空港、浄水場など、不特定多数の人が入退場する可能性のある施設において、施設内に侵入する不正侵入者を検知する侵入者検知システムに関する。
学校などの施設に侵入する不正侵入者を検知するシステムとして、RFID(Radio Frequency Identification)タグを用いた検知システムが提案されている。
RFIDタグを用いた侵入者検知システムにおいては、例えば、学校等の監視対象施設への入場を許可する入場者にあらかじめRFIDタグを配布するとともに、校門等の出入口付近に侵入検知器(人体検知センサ)、及び、RFIDリーダとアンテナ等を設置しておき、RFIDタグを所持している人が出入口を通行したときに、RFIDタグから発信される個人識別情報をアンテナで受信し、RFIDリーダによって読み取る。そして、その読み取った個人識別情報が入場許可IDと一致しているか否かを判別し、入場許可IDと一致しているときには、侵入検知器の検出信号を無効にして入場を許可する。一方、RFIDタグを持たない人や、入場許可IDが書き込まれていないRFIDタグを所持している人が出入口から入場しようした場合には、侵入検知器の検出信号の出力に応じて警報ブザーや警告灯(回転灯)を作動させて、警報を自動的に発することで、不正侵入者の入場を阻止している(例えば、特許文献1参照)。
そして、このようなRFIDタグと侵入検知器(人体検知センサ)とを組み合わせた侵入者検知システムにおいては、侵入検知器として、例えばパッシブ型の赤外線センサまたはビーム遮断方式の能動型赤外線センサが適用されている。
特開2004−288119号公報(段落[0002]〜[0003])
ところで、パッシブ型の赤外線センサは、人が侵入禁止場所に侵入したことを検出する場合には有効であるが、施設への入場の許可/不許可の判別を行う場合、施設の出入口を通る人が入場者であるのか退場者であるのかを特定することができない。このため、入場時だけでなく、退場時にも不要な警報が発せられるという問題がある。また、センサの検知範囲内に人などの何らかの物がとどまっている場合、それ以後に、検知領域に人などが侵入しても、その侵入者等を検出できないという問題がある。
一方、ビーム遮断方式の能動型赤外線センサは、一人の入場者等が手を大きく振って赤外線センサの検知ライン(ビーム)を繰り返し遮断したり、一人の入場者等が検知ラインを横切るように往復すると、センサの検出信号はその回数分だけ出力されてしまい、あたかも何人もの人が通過したような検出信号が出力されてしまうという問題がある。また、能動型赤外線センサにおいても、施設の出入口を通る人が入場者であるのか退場者であるのかを判別することは難しい。
このようにRFIDタグと侵入検知器(人体検知センサ)とを組み合わせた従来の侵入者検知システムにおいては、人体検知センサの誤作動等により、不正侵入者を正確に検知することができない。また、入場時だけでなく退場時にも不要な検知が行われるので、人体検知(警報)が頻繁に発生するという状況になることがあり、その煩わしさからシステムの電源を切ってしまう、というような問題もある。
本発明はそのような実情に鑑みてなされたもので、不特定多数の人が入退場する可能性のある施設において、施設内に侵入する不正侵入者を正確に検知することが可能な侵入者検知システムを提供することを目的とする。
本発明は、監視対象施設に設置された出入口から施設内に侵入する侵入者を検知する侵入者検知システムであって、前記監視対象施設の出入口に配置された2つの人体検知センサと、前記監視対象施設の出入口を通行する人の個人識別情報を読み取る読取手段と、検知処理手段とを備えており、前記2つの人体検知センサは、それぞれ、前記監視対象施設の出入口の入退場方向と交差する検知ラインを有し、これら2つの検知ラインが、当該出入口の入場方向に沿って前後の位置関係となるように配置されているとともに、前記検知処理手段は、前記2つの人体検知センサの出力信号に基づいて前記監視対象施設の出入口を通行する人が入場者または退場者のいずれであるのかを判別するように構成されていることを特徴としている。
本発明によれば、監視対象施設の出入口を通行する人を検知する2つの人体検知センサの検知ラインを、出入口の入場方向に沿って前後の位置関係となるように配置しているので、それら2つの人体検知センサの検出順序によって、出入口を通る人が入場者または退場者のいずれであるのかを判別することができる。
すなわち、2つの人体検知センサのうち、検知ラインが監視対象施設内に対して遠い側(出入口の入場方向の手前側)に位置する人体検知センサを第1人体検知センサとし、検知ラインが監視対象施設内に近い側(出入口の入場方向の奥側)に位置する人体検知センサを第2人体検知センサとすると、出入口を通る人が入場者である場合、先に第1人体検知センサが検出信号を出力し、その後に第2人体検知センサが検出信号を出力する。一方、出入口を通る人が退場者である場合、先に第2人体検知センサが検出信号を出力し、その後に第1人体検知センサが検出信号を出力する。従って、2つの人体検知センサの検出順序を認識することにより、出入口を通る人が入場者または退場者のいずれであるのかを判別することができる。
以上のように、2つの人体検知センサを用いることにより、監視対象施設の出入口を通る人が入場者または退場者のいずれであるのかを判別することができるので、出入口を通行する人が入場者であり、個人識別情報の読み取りがないとき、及び、入場許可者の情報と不一致であるときに限って警報を発することが可能となり、退場者に対して不要な警報の発生をなくすことができる。
本発明において、2つの人体検知センサをビーム遮断方式の能動型赤外線センサとし、それら人体検知センサのいずれか一方もしくは双方のビーム遮断時間が所定時間以上であるときには警告(警報)を発するようにしてもよい。このような構成を採用すると、例えば、出入口に入場者等が立ち止まっている場合、その入場者等に移動を促す警告等を発することができるので、ビーム遮断状態を解消することができる。
本発明において、人体検知センサが人体の検出信号を一度出力してから一定時間が経過するまでの間については、当該人体検知センサが出力する検出信号を無視するオフディレイ期間を設定するようにしてもよい。このような構成を採用すると、一人の入場者等が手を大きく振って人体検知センサの検知ライン(ビーム)を繰り返し遮断したり、一人の入場者等が検知ラインを横切るように往復した際に、センサの検出信号はその回数分だけ出力される、というような誤検知を解消することができる。
本発明において、監視対象施設の出入口の付近に監視カメラを設置しておいてもよい。この場合、職員室や警備室等の通報必要場所に、上記監視カメラで撮影された映像を表示するモニタを設置するとともに、このモニタの近くに警報手段(例えば警報灯)を設置しておき、不正侵入者が検知されたとき(出入口を通行する人が入場者であり、その入場者の個人識別番号の読み取り無し、もしくは入場許可者の情報との不一致であるとき)に、出入口付近に設置の警報手段の駆動により警報を発することに加えて、監視カメラで撮影された映像をモニタに送信すると同時に、モニタ付近の警報手段に警報信号を送信するように構成してもよい。
このような構成を採用すると、不正侵入者が検知されたときに限って、職員室や警備室等の通報必要場所に設置のモニタに現場映像を表示すると同時に、警報灯等を点灯することが可能となる。これによって、例えば職員室に在室している先生等が、常にモニタを監視している必要がなく、警報灯が点灯したときに集中して監視を行えばよいので、監視の労力を軽減することができる。また、専任の監視員を不要にすることも可能になる。
本発明において、監視(侵入者検知)は常時(24時間)行うようにしてもよいが、監視不要時間帯(例えば、学校等の生徒の通学・下校時間帯、工場等の出勤・退社時間帯等)を設定し、監視が必要な時間帯のみシステムを稼動するようにしてもよい。
本発明によれば、RFID等の個人識別情報の読取手段と人体検知センサとを組み合わせたシステムにおいて、監視対象施設の出入口付近の2箇所に人体検知センサを設け、それら人体検知センサの検知ラインを出入口の入場方向に沿って前後の位置関係となるように配置しているので、出入口を通行する人が入場者または退場者のいずれであるのかを判別することが可能となり、これによって退場者に対して不要な警報の発生をなくすことができる。また、退場時の不要な検知をなくすことができるので、人体検知(警報)が頻繁に発生することがなくなり、これによって、不正侵入者を検知するシステムを採用しているのにも関わらず、システムの電源を切ってしまうという問題を解消することができる。しかも、2つの人体検知センサの配置を工夫するだけで、簡単かつ安価な構成のもとに上記した効果を達成することができる。
以下、本発明の実施形態を図面に基づいて説明する。
図1は本発明の侵入者検知システムの一例を示す概略構成図である。図2はその侵入者検知システムの要部構造を模式的に示す平面図である。図3は検知処理系の構成を示すブロック図である。
この例の侵入者検知システムは、学校(監視対象施設)の出入口(校門の出入口)Gから侵入する不正侵入者を検知するシステムであって、第1人体検知センサ21及び第2人体検知センサ22、RFIDリーダ3、監視カメラ4、警報ブザー5、及び、検知処理装置1などによって構成されている。また、通報必要場所である職員室(または警備室等)Rには、後述する監視カメラ4にて撮影された映像を表示するモニタ101及び警報灯(赤色ランプ)102が配置されている。警報灯102はモニタ101の設置付近に配置されている。
RFIDリーダ3は、学校内への入場を許可するID(個人識別情報)が書き込まれたRFIDタグT(図3参照)を読み取るための装置であって、RFIDタグTから発信される無線信号(ID信号)を受信するアンテナ(図示せず)等が内蔵されている。RFIDタグTは、学校内への入場が許可されている入場者にあらかじめ配布されている。なお、RFIDタグTの読み取りは、例えば、出入口Gを通行する人(入場者)がRFIDタグTをRFIDリーダ3にかざす等の方法によって行われる。
第1人体検知センサ21及び第2人体検知センサ22は、ビーム遮断方式の能動型赤外線センサであって、赤外線ビームを出力する投光器2aと、投光器2aからの赤外線ビームを受光する受光器2bによって構成されている。これら投光器2aと受光器2bとは直線上に配置されており、その投光器2aからの赤外線ビームが受光器2bに入射し、その赤外線ビームが進行するラインが検知ラインL1,L2となる。そして、投光器2aからの赤外線ビームの進行が遮断されると、その旨を示す信号つまり検出信号が受光器2bから出力される。
第1人体検知センサ21と第2人体検知センサ22とは、その各検知ラインL1,L2が、出入口Gの入退場方向と交差するように配置されている。さらに、第1人体検知センサ21が校内に対して遠い側(出入口Gの入場方向の手前側)に配置され、第2人体検知センサ22が校内に近い側(出入口Gの入場方向の奥側)に配置されており、従って、第1人体検知センサ21の検知ラインL1と第2人体検知センサ22の検知ラインL2とは出入口Gの入場方向に沿って前後の位置関係で配置されている。なお、第1人体検知センサ21の検知ラインL1と第2人体検知センサ22の検知ラインL2との間の距離は、後述する入場者/退場者の判別を正確に行うために、400mm〜1000mm程度が好ましい。
監視カメラ4は、例えばCCDカメラであって、出入口G付近に設置されたポールPの上部に取付られており、出入口G付近の状況を撮影することができる。
以上のRFIDリーダ3のID読取信号、第1人体検知センサ21及び第2人体検知センサ22の各検出信号、並びに、監視カメラ4にて撮影された映像信号は検知処理装置1に入力される。
検知処理装置1は、制御部11、メモリ12及び無線通信部13を備えており、例えば出入口Gの近くに設置される。
メモリ12には、学校内への入場を許可する入場者のID(個人認識情報)のリスト、つまり、上記したRFIDタグTに書き込んだものと同じID(入場許可ID)のリストが記憶されている。この入場許可IDリストは、RFIDタグTが発行されるごとに更新することができる。なお、入場許可IDリストの更新は、例えば、図示しない入力装置により制御部11にID等の情報を入力し、その入力情報に応じて制御部11がメモリ12の記憶内容を書き換えるという方法を挙げることができる。また、RFIDタグTを発行するごとに、メモリ12自体を交換して、最新の入場許可IDリストを記憶したメモリ12を検知処理装置1に搭載するという方法を採用してもよい。
制御部11は、第1人体検知センサ21及び第2人体検知センサ22の検出信号に基づいて出入口Gを通行する人が入場者であるのか退場者であるのかを判別する。その判別方法を説明すると、まず、出入口Gを通る人が入場者である場合(入場方向に進む場合)、2つの人体検知センサ21,22のうち、校内に対して遠い側(出入口Gの入場方向の手前側)に位置する第1人体検知センサ21が先に検出信号を出力し、その後に第2人体検知センサ22が検出信号を出力する。これに対し、出入口Gを通る人が退場者である場合(入場方向の逆方向に進む場合)、校内に近い側(出入口Gの入場方向の奥側)に位置する第2人体検知センサ22が先に検出信号を出力し、その後に第1人体検知センサ21が検出信号を出力する。従って、2つの人体検知センサ21,22の検出順序を認識することにより、出入口Gを通る人が入場者または退場者のいずれであるのかを判別することができる。なお、この判別処理は、図4のフローチャートのステップST2で実行する処理である。
次に、制御部11が実行する侵入者検知処理について図4のフローチャートを参照しながら説明する。
まず、ステップST1において、制御部11は、人体検知センサ21,22から検出信号が出力されたか否かを判定し、その判定結果が肯定判定「YES」である場合はステップST2に進む。このとき、出入口Gを通行しようとする人が、RFIDタグTをRFIDリーダ3にかざしている場合、そのRFIDタグTのIDがRFIDリーダ3にて読み取られ、その読取ID信号が制御部11に送信されている。一方、出入口Gを通行しようとする人が、RFIDタグTを所持していないか、あるいはRFIDタグTをRFIDリーダ3にかざしていない場合、RFIDリーダ3から読取ID信号は制御部1に送信されない。なお、制御部11は、RFIDリーダ3からの読取ID信号の有無の判定はステップST3にて行う。
ステップST2において、制御部11は、第1人体検知センサ21及び第2人体検知センサ22のうち、先に検出信号を出力したセンサが、第1人体検知センサ21または第2人体検知センサ22のいずれであるのかを判定する。その判定結果が「第1人体検知センサ21の検出出力が先(YES)」である場合、出入口Gを通行する人が入場者であると判別してステップST3に進む。
一方、ステップST2での判定結果が否定判定「NO」である場合つまり「第2人体検知センサ22の検出出力が先」である場合、出入口Gを通行する人が退場者であると判別する。このように「退場者」と判別した場合、警報を発する必要がないので、各人体検知センサ21,22の検出信号をOFF(無効)にして(ステップST7)、ステップST1に戻って、次のセンサ検出信号の出力を待つ。
ステップST3において、制御部11は、上記したように、RFIDリーダ3からの読取ID信号の有無を判定する。このステップST1での判定結果が肯定判定「YES]である場合はステップST4に進み、否定判定「NO」である場合はステップST6に移行する。
ステップST4において、制御部11は、RFIDリーダ3で読み取られた読取IDとメモリ12内に記憶されている入場許可IDリストとを照合し、読取IDと入場許可IDとが一致しているかどうかを判定する(ステップST5)。
ステップST5での判定結果が肯定判定「YES」である場合つまり出入口Gに入場しようとする入場者が、入場が許可されているRFIDタグTを所持している場合は、各人体検知センサ21,22の検出信号をOFF(無効)にして(ステップST7)、出入口Gから校内への入場を許可する。この後、ステップST1に戻って、次のセンサ検出信号の出力を待つ。一方、読取IDと入場許可IDとが一致していない場合はステップST6に進む。
そして、制御部11は、ステップST5の判定結果が否定判定「NO」、及び、上記ステップST3の判定結果が否定判定「NO」である場合、すなわち、「出入口Gを通行する人が入場者で、RFIDタグTを所持しているが、そのRFIDタグTから読み取った読取IDと一致する入場許可IDがない場合」、及び、「出入口Gを通行する人が入場者で、RFIDタグTを所持していない場合」には、不正侵入者が侵入したと判断して、出入口G付近に設置した警報ブザー5に警報信号を与えて、警報ブザー5を駆動すると同時に、監視カメラ4にて撮影された映像信号及び警報信号を職員室Rに無線通信部13を介して送信する(ステップST6)。
以上の処理により、現場(出入口G付近)での警報ブザー5による警報と同時に、職員室Rに設置のモニタ101に現場映像が表示されるとともに、警報灯102を点灯(もしくは点滅)する。従って、職員室Rに在室している先生等は、常にモニタ101を監視している必要がなく、警報灯102が点灯したときに集中して監視を行えばよいので、監視の労力を軽減することができる。また、専任の監視員を不要にすることも可能になる。
しかも、出入口Gを通行する人が入場者であり、その入場者が「RFIDタグを所持していない場合」及び「RFIDタグを所持しているが、入場が許可されたRFIDタグでない場合」に限って、不正侵入者と判別して異常を報知しているので、退場者に対しての不要な警報の発生をなくすことができる。
以上の実施形態において、第1人体検知センサ21及び第2人体検知センサ22のいずれか一方もしくは双方のビーム遮断時間が、所定時間(例えば3sec(1sec〜60secまで設定可変))以上であるときには、警報ブザー5に警報信号を与えて警報を発するように構成してもよい。このような構成を採用すると、例えば、出入口Gに入場者等が立ち止まっている場合、その入場者等に警報により移動を促すことができるので、ビーム遮断状態の継続の問題を解消することができる。なお、警報ブザー5による警報に替えて、例えば『速やかに移動して下さい。』という警告文を表示したり、あるいは、そのような警告文を音声にて出力して出力するようにしてもよい。
以上の実施形態において、各人体検知センサ21,22が人体の検出信号を一度出力してから一定時間が経過するまでの間については、各人体検知センサ21,22が出力する検出信号を無視するオフディレイ期間(例えば1sec(25msec〜5secまで設定可変))を設定してもよい。このような構成を採用すると、一人の入場者等が手を大きく振って人体検知センサ21,22の検知ラインL1,L2(ビーム)を繰り返し遮断したり、一人の入場者等が検知ラインL1,L2を横切るように往復した際に、センサの検出信号はその回数分だけ出力される、というような誤検知を解消することができる。
以上の実施形態では、出入口G付近に警報ブザー5を配置しているが、これに替えて、例えば警報灯(回転灯)等の他の警報装置を配置してもよいし、また、警報ブザー5と警報灯(回転灯)等の他の警報装置とを組み合わせて配置してもよい。
さらに、職員室や警備室等の通報必要場所に配置する警報手段としては、警報灯(赤色ランプ)102に替えて、警報ブザー等の他の警報装置を用いてもよいし、また、警報灯102と警報ブザー等の他の警報装置とを組み合わせてもよい。
以上の実施形態では、人体検知センサとRFIDタグ(RFIDリーダ)とを組み合わせたシステムの例を示したが、本発明はこれに限られることなく、例えばICカードなどの他の電子タグ、あるいは、指紋認証または網膜認証等と人体検知センサとを組み合わせて侵入者検知システムを構築するようにしてもよい。
以上の実施形態では、本発明の侵入者検知システムを学校に適用した例を示したが、本発明はこれに限られることなく、例えば、幼稚園、会社(例えば工場、事務所)、病院(夜間、休日)、建設現場、空港、浄水場など、不特定多数の人が入退場する可能性のある他の各種の施設に適用することができる。
本発明の侵入者検知システムの一例を示す概略構成図である。 図1の侵入者検知システムの要部構造を模式的に示す平面図である。 図1の侵入者検知システムの検知処理系の構成を示すブロック図である。 侵入者検知処理の具体的な処理内容を示すフローチャートである。
符号の説明
1 検知処理装置
21 第1人体検知センサ
22 第2人体検知センサ
L1 検知ライン
L2 検知ライン
3 RFIDリーダ
4 監視カメラ
5 警報ブザー
101 モニタ
102 警報灯
G 出入口
T RFIDタグ
R 職員室

Claims (4)

  1. 監視対象施設に設置された出入口から施設内に侵入する侵入者を検知する侵入者検知システムであって、
    前記監視対象施設の出入口に配置された2つの人体検知センサと、前記監視対象施設の出入口を通行する人の個人識別情報を読み取る読取手段と、検知処理手段とを備え、
    前記2つの人体検知センサは、それぞれ、前記監視対象施設の出入口の入退場方向と交差する検知ラインを有し、これら2つの検知ラインが、当該出入口の入場方向に沿って前後の位置関係となるように配置されているとともに、 前記検知処理手段は、前記2つの人体検知センサの出力信号に基づいて前記監視対象施設の出入口を通行する人が入場者または退場者のいずれであるのかを判別するように構成されていることを特徴とする侵入者検知システム。
  2. 前記人体検知センサが、ビーム遮断方式の能動型赤外線センサであって、それら人体検知センサのいずれか一方もしくは双方のビーム遮断時間が所定時間以上であるときには、その旨を知らせる警告を発することを特徴とする請求項1記載の侵入者検知システム。
  3. 前記各人体検知センサが人体の検出信号を一度出力してから一定時間が経過するまでの間については、当該人体検知センサが出力する検出信号を無視するオフディレイ期間が設定されることを特徴とする請求項1または2記載の侵入者検知システム。
  4. 請求項1〜3のいずれかに記載の侵入者検知システムにおいて、前記監視対象施設の出入口の付近に設置された監視カメラと、その監視カメラで撮影された映像を表示するモニタと、このモニタの設置付近に配置された警報手段とを備え、
    前記検知処理手段は、前記判別結果が入場者であり、かつ、前記読取手段による個人識別情報の読み取りがないとき、もしくは前記読取手段にて読み取った個人識別情報が入場許可者の情報と不一致であるときに、監視カメラで撮影された映像をモニタに送信すると同時に、前記モニタ付近の警報手段に警報信号を送信することを特徴とする侵入者検知システム。
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