JP2006257056A - エストロゲン様作用剤及び皮膚外用剤組成物 - Google Patents

エストロゲン様作用剤及び皮膚外用剤組成物 Download PDF

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Takuya Suzuki
琢也 鈴木
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Abstract

【課題】 加齢に伴い皮膚機能が低下した肌の改善を目的としたエストロゲン様作用剤、老化防止用皮膚外用剤を見出すこと。
【解決手段】 ホウライシダ、テリハボク、ハマスゲ、アサガオカラクサ、ロードデンドロン・アルボレーム、ムユウジュ、バンダ・テセラタ、カロビーニャ、ローズマリー、ウシノツメ、ベニノキ、シャペウ・デ・コウロ、ソンブラ・デ・トウロ、カツアーバよりなる群の1種又は2種以上の溶媒抽出物を有効成分とするエストロゲン様作用剤及びこれらを配合した皮膚外用剤組成物を提供することにより、上記の課題を解決し得ることを見出した。
【選択図】 なし

Description

本発明は、エストロゲン様作用剤及びこれらを配合する皮膚外用剤組成物に関する。
エストロゲンは女性ホルモンの一種であり、成人女性の健康維持に深くかかわっている。閉経後に起こるホルモンの分泌不足は、皮膚の乾燥、皮膚弾力性低下、潤いの低下などといった肌変化の原因ともなることが知られている。
そこで、エストロゲンの分泌が減少する更年期以後の女性に対し、エストロゲンと同様の作用をする物質を投与することによって上記の肌変化の防止が行われている。このためのエストロゲン様作用剤としては、ステロイド系エストロゲン(エストラジオール、エストロン、エストリオール等)、非ステロイド系エストロゲン(ジエチルスチルベストロール、ヘキセストロール等)が知られている。しかし上記成分は、配合する際、承認が必要であり、使用上限が定められている。また副作用も考えられており、使用上の上限がある。その他、植物にもフラボン系化合物を主とする植物性エストロゲンがあり、上記の肌変化を予防する目的で、エストロゲン用作用剤が開発されている。(特許第3228807号、特開2002−29980、特開2002−53427、特開2004−67590、特開2001−64191、特開2001−131053)。
しかしながら、これまでのエストロゲン様作用剤の効果は必ずしも十分でなく製品への配合では、有効な結果を得るに至っていない。本発明は、エストロゲンと同様の作用をする植物抽出物を塗布することによって、加齢に伴い皮膚機能が低下して乾燥肌、ハリのない肌・シワの多い肌の改善を目的としたエストロゲン様作用剤、老化防止用皮膚外用剤である。また、ホルモンバランスの乱れによる尋常性ざ瘡(ニキビ)は、女性の悩みのひとつとなっている。本発明はこれらのニキビ予防・改善剤になる。
本発明は、エストロゲン様作用を植物抽出物より見いだし、前記エストロゲン不足に伴う障害の防止と改善のためおよび老化防止の手段として提供することにある。
本発明は、ホウライシダ(学名:Adiantum capillusveneris L.)、テリハボク(学名:Calophyllum inophyllum)、ハマスゲ(学名:Cyperrus rotundus L.)、アサガオカラクサ(学名:Evolvulue alsinoides L.)、ロードデンドロン・アルボレーム(学名:Rhododendron arboreum)、ムユウジュ(Saraca indica)、バンダ・テセラタ(学名:Vanda roxburghii)、カロビーニャ(学名:Jacaranda decurrens cham.)、ローズマリー(学名:Rosmarinus officinalis)、ウシノツメ(Bauhinia forficate L)、FOLICULO DE SENE、ベニノキ(学名:Bixa orellana L.)、シャペウ・デ・コウロ(学名:Echinodorus grandiforus(Chem.et Schl.)Micheli)、ソンブラ・デ・トウロ(学名:Maytenus ilicifolia Mart.Ex Reissek)、カツアーバ(学名:Erythroxylum catuaba)よりなる群の1種又は2種以上の溶媒抽出物を有効成分とするエストロゲン様作用活性剤及びこれらを配合した皮膚外用剤組成物を提供するものである。
本発明のエストロゲン作用剤は、優れたエストロゲン様作用を有し、これらを配合した皮膚外用剤は、皮膚の老化を防止、改善し、弾力のある、しわやたるみのない、若々しい肌の状態を維持することができる。
以下、本発明に係るエストロゲン様作用剤並びにこれらを配合した皮膚外用剤について詳述する。本発明に係るエストロゲン様作用剤は、ホウライシダ(学名:Adiantumcapillus−veneris L.)、テリハボク(学名:Calophyllum inophyllum)、ハマスゲ(学名:Cyperrus rotundus L.)、アサガオカラクサ(学名:Evolvulue alsinoides L.)、ロードデンドロン・アルボレーム(学名:Rhododendron arboreum)、ムユウジュ(Saraca indica)、バンダ・テセラタ(学名:Vanda roxburghii)、カロビーニャ(学名:Jacaranda decurrenscham.)、ローズマリー(学名:Rosmarinus officinalis)、ウシノツメ(Bauhinia forficate L)、ベニノキ(学名:Bixa orellana L.)、シャペウ・デ・コウロ(学名:Echinodorus grandiforus(Chem.et Schl.)Micheli)、ソンブラ・デ・トウロ(学名:Maytenus ilicifolia Mart.Ex Reissek)、カツアーバ(学名:Erythroxylum catuaba)よりなる群の1種又は2種以上の溶媒抽出物を含有することを特徴とする。本発明での植物を下記に示す。
(1)ホウライシダ(学名:Adiantum capillus−veneris L.)とは、ホウライシダ科ホウライシダ属の植物で、温帯から熱帯諸地域に広く分布する。インドの民間療法では、緩和、去痰、利尿、通経、強壮、解熱に用いられてきた。本発明において使用する部位は、葉状体である。
(2)テリハボク(学名:Calophyllum inophyllum)とは、オトギリソウ科テリハボク属の植物で、小笠原、琉球諸島、台湾、その他の熱帯アジア、ポリネシアに分布する。インドネシアでは果実をリウマチ、乾癬、抜毛、癌などに用いられてきた。本発明において使用する部位は、全草である。
(3)ハマスゲ(Cyperus rotundus L.)は、カヤツリグサ科カヤツリグサ属の植物で、熱帯、亜熱帯に分布する多年草。民間療法では古くから発汗、収斂として使用されてきた。本発明における使用部位は、根である。
(4)アサガオカラクサ(学名:Evolvulue alsinoides L.)とは、ヒルガオ科アサガオカラクサ属の植物で、世界の熱帯から亜熱帯に広く分布する。インドの民間療法としては、油と混ぜて毛生え薬にしていた。本発明において使用する部位は、葉及び茎及び花である。
(5)ロードデンドロン・アルボレーム(学名:Rhododendron arboreum)とは、ツツジ科ツツジ属の植物であり、セイロン、ヒマラヤから中国南部に分布する。インドや中国では、葉や花に解毒、解熱、止血、月経不順に用いられている。本発明での使用部位は、花である。
(6)ムユウジュ(学名:Saraca asoca De Wilde,Saraca indica)は、マメ科ムユウジュ属の植物で、インド、スリランカに野生する。アショーカノキの別名があり、ヒンドゥー教の聖木とされる。民間療法では、消化不良、血液の病気、胆汁異常、潰瘍などに用いられてきた。本発明において使用する部位は、樹皮である。
(7)バンダ・テセラタ(学名:Vanda tessellata,Vanda roxburghii)は、ラン科バンダ属の植物で、本発明での使用部位は、全草である。
(8)カツアーバ(Catuaba)(学名:Erythroxylum catuaba,Erythroxylum vaccinifolium Mart.)は、コカノキ科コカノキ属の植物であり、乾燥地帯の原野に生育している。民間療法では、樹皮を煎剤または浸剤として、催淫剤に用いられてきた。本発明での使用部位は、樹皮である。
(9)カロビーニャ(Carobinha)(学名:Jacaranda decurrens cham.,Jacaranda pteroides)は、ノウゼンカズラ科ジャカランダ属の植物であり、ブラジルに分布している。用途としては樹皮や葉を煎剤として浄血剤に用いる。本発明における使用部位は、葉である。
Figure 2006257056
物で、和名はマンネンロウ、ヨーロッパ、地中海沿岸地方原産。暖かい乾燥地に生育する。葉からの油は香料や香石鹸の材料としている。中国では全草(迷迭香)が、鎮痛、発汗、健胃の作用があるとされ薬用とされていた。本発明での使用部位は葉である。
(11)ソンブラ・デ・トウロ(Sombra−de−touro)(学名:Maytenus ilicifolia Mart.ex Reissek)は、ニシキギ科の植物であり、南米の南部に分布している。苦味、タンニンがあり、胃潰瘍、胃腸消化器病に広く用いられているほか、利尿、リュウマチ、関節炎、解熱剤にも用いられている。本発明での使用部位は葉である。
(12)ウシノツメ(学名:Bauhinia forficate L)は、マメ科ハカマカズラ属の植物であり、ブラジルに分布する。ウーニャ・デ・ヴァーカ(Unha−de−vaca)、Pata de vaca等の呼び名がある。民間療法として、葉は糖尿病に煎剤として用いられ、根は駆虫に用い、樹皮は気管支炎、咳止めに、花は下剤に用いられてきた。また全体は肥満を防ぐ効果があるという。本発明における使用部位は、葉である。
(13)ベニノキ(Bixa orellana L.)は、ベニノキ科ベニノキ属の植物であり、英名はAchiote、Lipstick tree、伯名はUrucu,Urucum等、熱帯アメリカに広く分布し、山林中に自生する。民間療法としては、根は消化促進、若芽の浸液は目の腫れの洗剤、葉の煎剤は妊娠の時の吐き気止めに用いられてきた。種子は健胃剤とし、気管支炎、緩下剤、やけどに用い、その粉末は催淫剤として用いられてきた。本発明での使用部位は、種子である。
(14)シャペウ・デ・コウロ(Chapea−de−couro)(学名:Echinodorus grandiforus(Chem.et Schl.)Micheli)は、オモダカ科エキノドルス属の植物であり、南米に広く分布している。利尿作用があり、葉を乾燥し刻んだものは、リューマチ、神経痛、肝臓病に用いられてきた。また緩和剤として、外用にハップとしてヘルニアに用いられている。本発明での使用部位は、葉である。
本発明では、上記植物を単独で或いは二種以上を混合して使用することもできる。
本発明で用いられる抽出物の調製方法は特に限定されないが、例えば種々の溶媒を用い、低温から加温下において抽出する方法があげられる。
具体的に抽出溶媒としては、水、メタノール、エタノール、1−プロパノール、2−プロパノール、1−ブタノール、2−ブタノール等の低級一価アルコール、グリセリン、プロピレングリコール、ジプロピレングリコール、1,3−ブチレングリコール等の液状多価アルコール、酢酸エチル等の低級アルキルエステル、ベンゼン、ヘキサン、ペンタン等の炭化水素、アセトン、メチルエチルケトン等のケトン類、ジエチルエーテル、テトラヒドロフラン、ジプロピルエーテル、アセトニトリル等のエーテル類が例示され、これらの一種又は二種以上の混合溶媒を用いることができる。
本発明で使用する抽出物は、そのまま用いてもよいが、必要に応じてろ過、濃縮してもよい。また、抽出物をカラムクロマト法、向流分配法等により、分画、精製して用いることもできる。
更に、上記のものを減圧乾燥又は凍結乾燥した後、粉末又はペースト状に調製し、適宜製剤化して用いることもできる。
(植物抽出物の製造例1)
上記植物の使用部位100gに50vol%エタノール溶液3kgを加え、60℃にて8時間攪拌抽出を行い、冷後、ろ過し、抽出物A約2800gを得る。
(植物抽出物の製造例2)
上記植物の使用部位200gに精製水3kgを加え、80℃にて5時間攪拌抽出する。冷後、ろ過し、抽出物B約2600gを得る。更に、ろ過残渣に50vol%エタノール3kgを加え、60℃にて5時間攪拌抽出する。冷後、ろ過し、抽出物C約2800gを得る。更にろ過残渣に95vol%エタノール3kgを加え、50℃にて5時間攪拌抽出する。冷後、ろ過し、抽出物D約2800gを得る。
(植物抽出物の製造例3)
上記抽出物Bを減圧下約200gまで濃縮した後、合成吸着体ダイヤイオンHP−20を充填したカラムにて処理し、水洗浄後の10vol%エタノール溶液溶出液、15vol%エタノール溶液溶出液及び20vol%エタノール溶液溶出液を得る。各々の溶出液をそれぞれ50gまで減圧濃縮し、エタノール50gを加え抽出物E,F,Gとする。
(植物抽出物の製造例4)
上記植物の使用部位200gに30vol%エタノール4kgを加え、60℃にて5時間攪拌抽出する。冷後、ろ過し、得られたろ液を200gまで減圧濃縮する。濃縮液をカラムクロマト用オクタデジシルシリカ化シリカゲルを充填したカラムにて処理し、10〜20vol%エタノールにて溶出した画分を併せ、減圧濃縮後、減圧乾燥し粉末とした抽出物H約15gを得る。
本発明の抽出物は、そのまま利用できるほか、頭髪用剤、皮膚外用剤にも配合できるが、その配合量は特に規定するものではない。配合する製品の種類、性状、品質、期待する効果の程度により異なるが、乾燥固形物に換算して好ましくは、0.00001〜2.5重量%(以下、単に「%」で示す)、特に0.001〜1.0%がより好ましい。抽出液を使用する場合は、溶質である乾燥固形分の含有量が上記範囲内であれば、その抽出液濃度等は何ら限定されるものではない。
本発明の植物抽出物を頭髪用剤、皮膚外用剤に用いる場合、上記成分に加えて、さらに必要により、本発明の効果を損なわない範囲内で、通常化粧品、医薬部外品、医薬品等の皮膚外用剤に用いられる成分、例えば界面活性剤、油分、保湿剤、増粘剤、酸化防止剤、紫外線防御剤、アルコール類、粉末成分、色剤、香料、水性成分、水、各種皮膚栄養剤等を必要に応じて適宜配合することができる。
さらに、金属イオン封鎖剤、防腐抗菌剤、細胞賦活剤、皮脂分泌調整剤、消炎剤、収斂剤、美白剤、活性酸素抑制剤、抗アレルギー剤、老化防止剤等、さらに生理活性作用を有する植物抽出物、微生物抽出物及びこれらの抽出分画、精製物等も適宜配合することができる。
本発明のエストロゲン様作用剤及びこれを配合してなる頭髪用剤、皮膚外用剤は、一般皮膚化粧料に限定されるものではなく、医薬品、医薬部外品、薬用化粧料等を包含するものである。本発明の頭髪用剤、皮膚外用剤の剤型は、可溶化系、乳化系、粉末分散系、粉末系等何れでもよく、用途も、化粧水、乳液、クリーム、パック等の基礎化粧料、ファンデーション等のメークアップ化粧料、ヘアートニック、ヘアクリーム、ヘアリキッド、ヘアローション、ポマード、育毛剤、シャンプー、リンス等の頭髪化粧料、石けん、ボディーシャンプーなどのトイレタリー製品、浴用剤等を問わない。
次に実施例をあげて説明するが、本発明は、これらの実施例に限定されるものではない。
(試験例1)エストロゲン様作用の測定
抽出物についてエストロゲン様作用活性をエストロゲン依存性細胞の増殖に対する影響を調べる方法(In vitro cell.Dev.Biol.28A,595−602,1992)で測定した。すなわちヒト乳がん細胞由来MCF−7細胞(JCRB0134)を5%FBS(チャコール・デキストラン処理)、1mMピルビン酸ナトリウムを含有するEagle‘s MEM(フェノールレッド除去)を用いて、5×10cell/mLの密度で浮遊させた細胞懸濁液0.1mLを96穴マイクロプレートに播種し、37℃、5%CO下で24時間培養した。その後各濃度の試料をカルチャープレートに添加し、6日間培養を行なった。培養後MTT還元法にて細胞濃度の測定を行い、エストロゲン様作用とした。尚、試料無添加下で培養した細胞を対照とし、この細胞のエストロゲン様作用を100%とした。
Figure 2006257056
(試験結果)
試験結果から明らかなように高いエストロゲン様作用が確認された。
以下にさらに、本発明の処方例を示す。
(実施例1)クリーム
下記成分(1)〜(10)、別に下記成分(11)〜(15)を75℃に加温溶解しそれぞれA液及びB液とする。A液にB液を加えて乳化し、攪拌しながら50℃まで冷却し、成分(16)を加え、クリームを調製した。
(成分) (重量%)
(1)ホホバ油 3.0%
(2)スクワラン 2.0%
(3)メチルポリシロキサン 0.5%
(4)ステアリルアルコール 0.5%
(5)セチルアルコール 0.5%
(6)トリ(カプリル・カプリン酸)グリセリル12.5%
(7)モノステアリン酸グリセリル 5.0%
(8)モノステアリン酸ジグリセリル 1.5%
(9)モノステアリン酸デカグリセリル 3.0%
(10)パラオキシ安息香酸プロピル 0.1%
(11)キサンタンガム 0.1%
(12)アサガオカラクサ抽出物 2.5%
(13)1,3−ブチレングリコール 2.5%
(14)パラオキシ安息香酸メチル 0.2%
(15)精製水 66.0%
(16)香料 0.1%
(実施例2)化粧水
下記成分(5)〜(8)を混合溶解させA液とし、これとは別に下記成分(1)〜(4)及び(9)を混合溶解させてB液とし、A液とB液を均等に混合し、化粧水を調整した。
(成分) (重量%)
(1)クインスシードエキス 8.0%
(2)グリセリン 3.0%
(3)1,3−ブチレングリコール 5.0%
(4)テリハボク抽出物 10.0%
(5)ポリオキシエチレンソルビタンラウリン酸エステル 1.2%
(6)エチルアルコール 3.0%
(7)パラオキシ安息香酸メチル 0.2%
(8)香料 0.1%
(9)精製水 69.5%
(実施例3)乳液
下記成分(1)〜(10)、別に(11)〜(14)及び(16)を75℃で加熱溶解させてそれぞれA液及びB液とし、A液にB液を加えて乳化し、攪拌しながら50℃まで冷却し、成分(15)を加え、乳液を調製した。
(成分) (重量%)
(1)ホホバ油 1.0%
(2)スクワラン 2.0%
(3)ベヘニルアルコール 1.0%
(4)トリ(カプリル・カプリン酸)グリセリル 2.0%
(5)テトラグリセリン縮合シリノレイン酸 0.1%
(6)モノオレイン酸プロピレングリコール 0.5%
(7)モノステアリン酸グリセリン 1.0%
(8)モノミリスチン酸ヘキサグリセリル 1.0%
(9)モノミリスチン酸デカグリセリル 0.5%
(10)パラオキシ安息香酸プロピル 0.1%
(11)クインスシードエキス 5.0%
(12)シャペウ・デ・コウロ抽出物 3.0%
(13)1,3−ブチレングリコール 3.0%
(14)パラオキシ安息香酸メチル 0.1%
(15)香料 0.1%
(16)精製水 79.6%
(実施例4)クレンジングジェル
下記成分(1)〜(3)、別に(4)〜(6)及び(8)を70℃で加熱溶解させてそれぞれA液及びB液とし、A液にB液を加えて均一になるまで攪拌する。攪拌しながら、50℃まで冷却し、成分(7)を加え、クレンジングジェルを調製した。
(成分) (重量%)
(1)モノミリスチン酸ヘキサグリセリル 20.0%
(2)流動パラフィン 59.7%
(3)パラオキシ安息香酸エステル 0.3%
(4)バンダ・テセラタ抽出物 5.0%
(5)濃グリセリン 5.0%
(6)ソルビトール 5.0%
(7)香料 0.1%
(8)精製水 4.9%
(実施例5)パック剤
A相、B相、C相をそれぞれ均一に溶解し、A相にB相を加えて可溶化し、次いでC相を加えて均一に溶解し、製する。
(成分) (重量%)
(A相)ジプロピレングリコール 5.0%
ポリオキシエチレン硬化ヒマシ油 5.0%
(B相)オリーブ油 5.0%
酢酸トコフェノール 0.2%
パラオキシ安息香酸エステル 0.2%
(C相)亜硫酸水素ナトリウム 0.03%
ポリビニルアルコール 13.0%
ウシノツメ抽出物 1.0%
エタノール 7.0%
精製水 63.77%
(実施例6)乳化型ファンデーション
下記成分(1)〜(6)を充分に混合粉砕した粉末部をAとし、(7)(8)をB液、(9)〜(12)及び(14)をC液とする。C液を加熱攪拌後、Aを添加しホモミキサー処理し、さらに過熱混合したB液を加えてホモミキサー処理する。攪拌しながら50℃まで冷却し、(13)を加え、さらに室温まで冷却して製する。
(成分) (重量%)
(1)二酸化チタン 10.3%
(2)セリサイト 5.4%
(3)カオリン 3.0%
(4)黄色酸化鉄 0.7%
(5)ベンガラ 0.4%
(6)黒色酸化鉄 0.2%
(7)デカメチルシクロペンタシロキサン 11.5%
(8)流動パラフィン 8.5%
(9)セスキオレイン酸ソルビタン 3.0%
(10)ベニノキ抽出物 1.5%
(11)1,3−ブチレングリコール 5.0%
(12)パラオキシ安息香酸エステル 0.2%
(13)香料 0.2%
(14)精製水 50.1%
(実施例7)固形ファンデーション
下記成分(1)〜(7)をブレンダーで均一に混合し、これに(8)〜(14)を加え、よく混練して製する。
(成分) (重量%)
(1)タルク 41.9%
(2)カオリン 15.5%
(3)セリサイト 10.0%
(4)亜鉛華 7.0%
(5)二酸化チタン 3.8%
(6)黄色酸化鉄 2.9%
(7)ベンガラ 0.5%
(8)黒色酸化鉄 0.2%
(9)スクワラン 8.0%
(10)イソステアリン酸 4.0%
(11)モノオレイン酸ポリオキシエチレンソルビタン 3.0%
(12)オクタン酸イソセチル 2.0%
(13)カツアーバ抽出物 1.0%
(14)パラオキシ安息香酸エステル 0.1%
(15)香料 0.1%
(実施例8)ヘアートニック
下記成分(5)に(1)〜(4)及び(7)を加え、攪拌溶解した後、(6)及び(8)を加えてさらに攪拌して製する。
(成分) (重量%)
(1)グリセリン 3.0%
(2)L−メントール 0.1%
(3)センブリエキス 2.0%
(4)ムユウジュ抽出物 5.0%
(5)エタノール 53.0%
(6)香料 0.2%
(8)精製水 36.7%
(実施例9)シャンプー
下記成分を加温均一に混合し製する。
(成分) (重量%)
(1)N−ヤシ油脂肪酸グルタミン酸トリエタノール 25.0%
アミン
(2)ラウリン酸ジエタノールアミド 5.0%
(3)ミリスチン酸カリウム 5.0%
(4)ジステアリン酸エチレングリコール 2.0%
(5)ポリエチレングリコール400 15.0%
(6)ホホバ油 1.0%
(7)ローズマリー抽出物 3.0%
(8)クロルキシレノール 0.1%
(9)ビタミンE 0.1%
(10)パラオキシ安息香酸エステル 0.2%
(11)香料 0.3%
(12)精製水 43.3%
(実施例10)浴用剤
(成分) (重量%)
(1)乾燥硫酸ナトリウム 40.0%
(2)炭酸水素ナトリウム 57.5%
(3)オリーブ油 0.2%
(4)ロードデンドロン・アルボレーム抽出物 0.1%
(5)軽質無水ケイ酸 0.3%
(6)香料 1.7%
(7)黄色202号の(1) 0.2%
(試験例2)使用効果試験
本発明の皮膚外用剤を使用した場合の効果試験を行った。使用テストは、乾燥、シワ、つや・張りのない肌で悩む女性40名(28〜57歳)をパネラーとして、毎日朝夕の2回、洗顔後に20名には実施例3の乳液適量を3ケ月間塗布した。また対照として20名には、シャペウ・デ・コウロ抽出物を精製水に置き換えたものを使用した。評価方法は、下記の基準で行い、結果を表2に記載した。使用期間中に皮膚の異常を訴えた者はなかった。
「つや・張り」
有効 :肌のりや・張りが増した
やや有効 :肌のつや・張りがやや増した
無効または不明 :使用前と変化なし、またはわからない
Figure 2006257056
表2に示したように、抜け毛が減少し、つや・張りが増した頭髪の状態を維持することができる。

Claims (3)

  1. ホウライシダ(学名:Adiantum capillusveneris L.)、テリハボク(学名:Calophyllum inophyllum L.)、ハマスゲ(学名:Cyperrus rotundus L.)、アサガオカラクサ(学名:Evolvulue alsinoides L.)、ロードデンドロン・アルボレーム(学名:Rhododendron arboreum)、ムユウジュ(Saraca indica)、バンダ・テセラタ(学名:Vanda roxburghii)、カロビーニャ(学名:Jacaranda decurrens cham.)、ローズマリー(学名:Rosmarinus officinalis)、ウシノツメ(Bauhinia forficate L)、ベニノキ(学名:Bixa orellana L.)、シャペウ・デ・コウロ(学名:Echinodorus grandiforus(Chem.et Schl.)Micheli)、ソンブラ・デ・トウロ(学名:Maytenus ilicifolia Mart.Ex Reissek)、カツアーバ(学名:Erythroxylum catuaba)よりなる群の1種又は2種以上の溶媒抽出物を有効成分とするエストロゲン様作用剤。
  2. 請求項1のエストロゲン様作用剤を配合してなる皮膚外用剤組成物。
  3. 請求項1のエストロゲン様作用剤を配合してなる頭髪用剤組成物。
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