JP2006255964A - 液体噴射装置 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】 左流路形成部材11の第1及び第2流路21,22の途中にチョークバルブVをそれぞれ設けたことで、第1及び第2流路21,22、第1及び第2案内流路51,52、ソケット61の第1分岐流路内に気泡が混入した場合、クリーニング操作によって確実に気泡を排出させることができる。またブラックB交換時に混入する気泡は各チョークバルブVでトラップされ記録ヘッド9への混入が防止される。また、各チョークバルブVをソケット61の第1分岐流路の合流部よりも左インク供給部14aに近い上流側に位置させることで、チョークバルブVを合流部に1つ設ける場合に比べて、確実に気泡を除去することができる。これにより、2つのブラックBから記録ヘッド9のノズル列N1,N2に正確にインクを供給することができる。
【選択図】 図2
Description
また特許文献1に記載のインクジェット式記録装置にこれを採用した場合、対応する1つの供給流路に対して2つ以上のインクカートリッジを接続することとなる。しかしながら、通常、インクジェット式記録装置では、インクカートリッジの交換の際に供給流路内に気泡が混入することがあるが、インクカートリッジの個数を増やすとこの混入する気泡も増加するおそれがあった。このように混入した気泡が記録ヘッドに流入すると、ドット抜け等を引き起こす問題があった。
することができるので、液体噴射ヘッドによる液体の噴射の信頼性を向上することができる。
図1に示すように、液体噴射装置としてのプリンタ1は、装置フレームとして略直方形状のフレーム2を備えている。フレーム2の背面には、給紙トレイ3が設けられ、フレーム2の前面には、排紙トレイ4が設けられている。さらに、フレーム2の上面には、プリンタカバー5が設けられている。排紙トレイ4及びプリンタカバー5は、図示しないヒンジ構造によってフレーム2に対して折り畳み収容可能となっている。
77の上部であって一側面63a側にて第5接続部68と連通するとともに、分岐部97から二手に分岐し第6及び第8連通孔86,88とそれぞれ連通している。このように構成されたソケット61の本体ケース63の正面71には、フィルム材Fが貼り付けられている。これにより、ソケット61の正面71には、フィルム材と第1〜第4溝部75〜78によって第1〜第4分岐流路101〜104がそれぞれ形成されている。第1〜第4分岐流路101〜104は、上述した第1〜第5接続部64〜68を介してインク供給チューブ47の第1〜第5案内流路51〜55とそれぞれ接続されるようになっている。即ち、上述した左及び右流路形成部材11,13の第1〜第5流路21〜25は、インク供給チューブ47の第1〜第5案内流路51〜55を介して第1〜第4分岐流路101〜104に接続される。ここで、第1及び第2流路21,22は第1分岐流路101に接続されている。即ち、左流路形成部材11の第1及び第2流路21,22と、インク供給チューブ47の第1及び第2案内流路51,52は、請求項に記載の導出流路及び供給流路を構成し、第1分岐流路101が請求項に記載の分岐流路に相当するようになっている。従って、上述したように加圧空気によって2つのブラックBから供給されるインクは、左流路形成部材11の第1及び第2流路21,22を流動した後、インク供給チューブ47の第1及び第2案内流路51,52を介して、ソケット61の第1分岐流路101に流動し合流するようになっている。また、シアンCから供給されるインクは、右流路形成部材13の第3流路23を流動した後、インク供給チューブ47の第3案内流路53を介して、ソケット61の第2分岐流路102に流動するようになっている。同じくマゼンタMから供給されるインクは、右流路形成部材13の第4流路24を流動した後、インク供給チューブ47の第4案内流路54を介して、ソケット61の第3分岐流路103に流動するようになっている。またイエローYから供給されるインクは、右流路形成部材13の第5流路25を流動した後、インク供給チューブ47の第5案内流路55を介して、ソケット61の第4分岐流路104に流動するようになっている。
ト123には第2分岐流路102が接続されている。また、第1及び第3バルブユニットの第1導入ポート122には、第3分岐流路103が接続され、第2及び第4バルブユニットの第1導入ポート122には、第4分岐流路104が接続されている。これにより、第1及び第2バルブユニット111,112の第2導入ポート123には、ブラックBのインクが供給され、又第3及び第4バルブユニット113,114の第2導入ポート123にはシアンCのインクが供給される。第1及び第3バルブユニットの第1導入ポート122には、マゼンタMのインクが供給され、又第2及び第4バルブユニットの第1導入ポート122には、イエローYのインクが供給される。
は、流路131、第1貯留室135、流路133、第2貯留室140及び流路134をそれぞれ流動するようになっている。これによって、第1及び第2導入ポート122,123からそれぞれ導入されたインクは、第1及び第2導出ポート124,125の導出口124a,125aからそれぞれ導出されるようになっている。つまり、第1及び第2バルブユニット111,112の第2導出ポート125からは、ブラックBのインクが導出され、又第3及び第4バルブユニット113,114の第2導出ポート125からはシアンCのインクが導出される。第1及び第3バルブユニットの第1導出ポート124からは、マゼンタMのインクが導出され、又第2及び第4バルブユニットの第1導出ポート124からは、イエローYのインクが導出される。これによって、第1〜第4バルブユニット111〜114の第1及び第2導出ポート124,125にそれぞれ連通するノズル列N1〜N8には対応するインクが供給される。詳しくは、ノズル列N1,N2にはブラックBのインクが供給され、ノズル列N3,N4にはシアンCのインクが供給される。また、ノズル列N5,N6にはマゼンタMのインクが供給され、ノズル列N7,N8にはイエローYのインクが供給されるようになっている。そして、本実施形態のプリンタ1では、キャリッジ8をガイド部材7にそって移動させるとともに、記録ヘッド9の各ノズル列N1〜N8からインクを吐出させることで記録用紙にドットを形成し記録を行うようになっている。
プリンタ1は、クリーニング操作を開始する際に、加圧ポンプP1,P2の駆動を停止し左及び右インク供給部14a,14bからのインクの供給を停止させた後に、キャップ部材151によって記録ヘッド9のノズル形成面10を封止する。そして、吸引ポンプ153を駆動し、記録ヘッド9の各ノズル列N1〜N8からインクを吸引する。これにより図2に示すように、記録ヘッド9を介して、接続部材126、第1〜第4バルブユニット111〜114及びインク供給チューブ47内には負圧が供給され、左及び右流路形成部材11,13の各チョークバルブV内のインクは、第1〜第5流路21〜25を介して吸引される。そして、各チョークバルブVのフィルム材F(図3参照)は撓み、凸部35と当接し、第1〜第5流路21〜25をそれぞれ非連通状態とする。これによって、第1〜
第5流路21〜25の第2及び第4溝部19,45、インク供給チューブ47の第1〜第5案内流路51〜55、ソケット61の第1〜第4分岐流路101〜104、第1〜第4バルブユニット111〜114、接続部材126及びノズル列N1〜N8内には、負圧が蓄積される。プリンタ1は、この負圧が蓄積されると加圧ポンプP1,P2を再駆動し、左及び右インク供給部14a,14bからのインクの供給を再開させる。左及び右インク供給部14a,14bからは、蓄積された負圧によりブラックB、シアンC、マゼンタM、イエローYのインクが一気に流動し記録ヘッド9の各ノズル列N1〜N8から排出される。これにより、左及び右流路形成部材11,13の第1〜第5流路21〜25、インク供給チューブ47の第1〜第5案内流路51〜55、ソケット61の第1〜第4分岐流路101〜104、第1〜第4バルブユニット111〜114、接続部材126及びノズル列N1〜N8内に混入した気泡は、このインクとともにノズル列N1〜N8から排出される。
(1)本実施形態では、左流路形成部材11の第1及び第2流路21,22の途中にチョークバルブVをそれぞれ設けた。これにより、第1及び第2流路21,22、インク供給チューブ47の第1及び第2案内流路51,52、ソケット61の第1分岐流路101内に気泡が混入した場合であっても、上述したクリーニング操作によって負圧を蓄積することで確実に気泡を排出させることができる。さらに、ブラックB交換時に気泡が混入した場合、この気泡を各チョークバルブVにてトラップさせることができ、気泡が記録ヘッド9に混入することを防止することができる。
、第1分岐流路101内に合流部91を設け一体形成した。このように一体形成することで、合流部91及び第1分岐流路101を別部材にて個々に設ける場合に比べて省スペース化を実現できるとともに、部材点数を低減することができる。これによって、プリンタ1の製造コストを低減することができる。
・上記実施形態では、2つのブラックBのインクカートリッジを設けたが、この個数を3つ以上に適宜変更してもよい。この場合は、第1溝部75の形状を変更し、3つ以上の接続部と接続されるようにすればよい。また、ブラックB以外の種類のインクカートリッジを複数儲けてもよい。
・上記実施形態では、第1分岐流路101によってブラックBのインクをノズル列N1,N2に分岐して供給するようにしたが、分岐させずにノズル列N1のみに供給するようにしてもよい。また、記録ヘッド9に、さらにノズル列を設けノズル列N1,N2に加えてインクを供給するようにしてもよい。
・上記実施形態では、加圧ポンプP1から供給される加圧空気によってブラックBを加圧しインクを導出するようにしたが、ブラックBを記録ヘッド9よりも高い位置に設け水頭差によってインクを導出するようにしてもよい。
・上記実施形態では、ソケット61に第1分岐流路101及び合流部91を一体に設けたが、別部材にて構成してもよい。
・上記実施形態では、加圧空気生成手段として加圧ポンプP1,P2の2つを設けたが、一方のみを設け全てのインクカートリッジを加圧する形態としてもよい。
・上記実施形態では、液体噴射装置をプリンタ1に具体化したが、他の液体を噴射する液体噴射装置に具体化してもよい。例えば、液晶ディスプレイ、ELディスプレイ及び面発光ディスプレイの製造などに用いられる電極材や色材などの液体を噴射する液体噴射装置、バイオチップ製造に用いられる生体有機物を噴射する液体噴射装置、精密ピペットとしての試料噴射装置であってもよい。
Claims (5)
- 液体収容体から供給流路を介して供給される液体を、ノズル開口から噴射する液体噴射ヘッドと、
前記供給流路を連通状態又は非連通状態とするバルブ手段と、
前記ノズル開口を封止する封止手段と、
前記封止手段内に負圧を発生させ前記ノズル開口内から前記液体を吸引する吸引手段とを備えた液体噴射装置において、
前記供給流路は、略同一の液体を収容した2つ以上の前記液体収容体から、前記液体を導出する2つ以上の導出流路と、各導出流路を互いに合流させる合流部とを備え、
前記バルブ手段は、各導出流路に対して前記合流部よりも上流側にそれぞれ設けられたことを特徴とする液体噴射装置。 - 請求項1に記載の液体噴射装置において、
前記液体噴射ヘッドは、複数の前記ノズル開口からなる複数のノズル列を備え、
前記供給流路は、前記合流部から分岐し各ノズル列にそれぞれインクを供給する分岐流路を備えたことを特徴とする液体噴射装置。 - 請求項2に記載の液体噴射装置において、
前記合流部及び前記分岐流路は、流路形成部材に一体に形成されたことを特徴とする液体噴射装置。 - 請求項1〜3のいずれか1つに記載の液体噴射装置において、
加圧空気を生成する加圧空気生成手段を備え、
前記液体収容体は、前記加圧空気によって加圧されることで、前記供給流路に前記液体を導出することを特徴とする液体噴射装置。 - 請求項1〜4のいずれか1つに記載の液体噴射装置において、
前記液体収容体は、前記供給流路に対して着脱可能に構成されたことを特徴とする液体噴射装置。
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CN103640335A (zh) * | 2008-03-25 | 2014-03-19 | 精工爱普生株式会社 | 液体供应流路装置以及使用该装置的液体喷射装置 |
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JP2004338311A (ja) * | 2003-05-16 | 2004-12-02 | Canon Inc | インクタンク |
JP2005001286A (ja) * | 2003-06-13 | 2005-01-06 | Fuji Xerox Co Ltd | インクジェット記録装置及びこの装置のインク給排方法 |
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2005
- 2005-03-15 JP JP2005073793A patent/JP2006255964A/ja active Pending
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