JP2006255697A - 分配装置用自動シーリングノズル - Google Patents

分配装置用自動シーリングノズル Download PDF

Info

Publication number
JP2006255697A
JP2006255697A JP2006072011A JP2006072011A JP2006255697A JP 2006255697 A JP2006255697 A JP 2006255697A JP 2006072011 A JP2006072011 A JP 2006072011A JP 2006072011 A JP2006072011 A JP 2006072011A JP 2006255697 A JP2006255697 A JP 2006255697A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
fluid
seal
plug
dispensing device
valve
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2006072011A
Other languages
English (en)
Inventor
James H Martin
ジェームズ・ヘンリー・マーティン
Yuri M Gallegos
ユリ・エム・ガレゴス
Y Alba Joldi Romanyo
ジョルディ・ロマニョ・イ・アルバ
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Individual
Original Assignee
Individual
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Individual filed Critical Individual
Publication of JP2006255697A publication Critical patent/JP2006255697A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Classifications

    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B65CONVEYING; PACKING; STORING; HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL
    • B65DCONTAINERS FOR STORAGE OR TRANSPORT OF ARTICLES OR MATERIALS, e.g. BAGS, BARRELS, BOTTLES, BOXES, CANS, CARTONS, CRATES, DRUMS, JARS, TANKS, HOPPERS, FORWARDING CONTAINERS; ACCESSORIES, CLOSURES, OR FITTINGS THEREFOR; PACKAGING ELEMENTS; PACKAGES
    • B65D83/00Containers or packages with special means for dispensing contents
    • B65D83/14Containers or packages with special means for dispensing contents for delivery of liquid or semi-liquid contents by internal gaseous pressure, i.e. aerosol containers comprising propellant for a product delivered by a propellant
    • B65D83/75Aerosol containers not provided for in groups B65D83/16 - B65D83/74
    • B65D83/753Aerosol containers not provided for in groups B65D83/16 - B65D83/74 characterised by details or accessories associated with outlets
    • B65D83/7535Outlet valves opened by the product to be delivered
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B05SPRAYING OR ATOMISING IN GENERAL; APPLYING FLUENT MATERIALS TO SURFACES, IN GENERAL
    • B05BSPRAYING APPARATUS; ATOMISING APPARATUS; NOZZLES
    • B05B11/00Single-unit hand-held apparatus in which flow of contents is produced by the muscular force of the operator at the moment of use
    • B05B11/0005Components or details
    • B05B11/0062Outlet valves actuated by the pressure of the fluid to be sprayed
    • B05B11/007Outlet valves actuated by the pressure of the fluid to be sprayed being opened by deformation of a sealing element made of resiliently deformable material, e.g. flaps, skirts, duck-bill valves
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B05SPRAYING OR ATOMISING IN GENERAL; APPLYING FLUENT MATERIALS TO SURFACES, IN GENERAL
    • B05BSPRAYING APPARATUS; ATOMISING APPARATUS; NOZZLES
    • B05B11/00Single-unit hand-held apparatus in which flow of contents is produced by the muscular force of the operator at the moment of use
    • B05B11/0005Components or details
    • B05B11/0062Outlet valves actuated by the pressure of the fluid to be sprayed
    • B05B11/0072A valve member forming part of an outlet opening
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B65CONVEYING; PACKING; STORING; HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL
    • B65DCONTAINERS FOR STORAGE OR TRANSPORT OF ARTICLES OR MATERIALS, e.g. BAGS, BARRELS, BOTTLES, BOXES, CANS, CARTONS, CRATES, DRUMS, JARS, TANKS, HOPPERS, FORWARDING CONTAINERS; ACCESSORIES, CLOSURES, OR FITTINGS THEREFOR; PACKAGING ELEMENTS; PACKAGES
    • B65D83/00Containers or packages with special means for dispensing contents
    • B65D83/14Containers or packages with special means for dispensing contents for delivery of liquid or semi-liquid contents by internal gaseous pressure, i.e. aerosol containers comprising propellant for a product delivered by a propellant
    • B65D83/16Containers or packages with special means for dispensing contents for delivery of liquid or semi-liquid contents by internal gaseous pressure, i.e. aerosol containers comprising propellant for a product delivered by a propellant characterised by the actuating means
    • B65D83/20Containers or packages with special means for dispensing contents for delivery of liquid or semi-liquid contents by internal gaseous pressure, i.e. aerosol containers comprising propellant for a product delivered by a propellant characterised by the actuating means operated by manual action, e.g. button-type actuator or actuator caps

Landscapes

  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Dispersion Chemistry (AREA)
  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Containers And Packaging Bodies Having A Special Means To Remove Contents (AREA)
  • Infusion, Injection, And Reservoir Apparatuses (AREA)
  • Closures For Containers (AREA)
  • Nozzles (AREA)

Abstract

【課題】バルブ及び排出ポートを持つ液体分配装置用の自動シーリングノズルであって、前記排出ポートは球状形状のプラグを含み、前記プラグはポートに続く排出通路の端部にリテーナによって保持されている、自動シーリングノズルを提供する。
【解決手段】エラストマーシールは、液体が前記バルブによって分配されない場合にプラグに対してシールするが、液体が前記バルブによって分配されている場合には拡張して前記プラグの周囲に通路を形成する環状内面を有する。
【選択図】図2

Description

本出願人は、2005年3月17日に出願された米国仮特許第60/662,910号の優先権を主張するものである。本願は分配バルブに関し、更に詳細には、周囲の汚染物がバルブの機構とノズルとの間の通路に進入しないように各使用後に自動的にシールする、このようなバルブ用のノズルに関する。
代表的な分配装置は、液体、ガス、又はゲルで充填された容器を有し、容器の一端には分配バルブが設けられており、このバルブは、作動されたとき、容器内の所望量の流体を分配する。このような分配装置は、ヘアースプレー、消臭剤、殺虫剤スプレー、石鹸、接着剤、及び様々な形体の医薬品等の所望量の化学物質を分配するのに使用される。代表的な分配装置では、バルブの一端から延びるステムに取り付けられたアクチュエータを押し込んだり傾けたりすることによって、バルブが作動される。このような分配装置について利用できるバルブは、任意の多くの構造を有する。幾つかのバルブは、ステムを部分的に押し込んだときには、一杯に押し込んだときよりも少量の液体を圧送するポンプとして作動する。他のバルブは、容器内の加圧状態の液体を解放するに過ぎず、このようなバルブについては、分配される液体の量は、ステムを押し込み位置又は傾け位置に保持する時間の長さで決まる。本出願人の米国特許第5,085,351号には、バルブを作動する度毎に所定量の液体を分配するバルブが開示されている。
米国特許第5,085,351号
分配装置のバルブを作動したとき、容器の内容物の一部が、バルブのステムを通って、容器の外に延びるステムの部分に取り付けられたアクチュエータ内に配置されたノズルから押し出される。バルブが流体の分配を停止した後、バルブの機構からステムを通って延び且つアクチュエータの一部を通ってノズルに至る分配通路は、周囲環境に対して開放された状態のままである。周囲環境に露呈されることにより劣化する、即ち性質の変化が生じる物質の分配に装置を使用する場合には、ステム及び分配アクチュエータ及びノズルを通る通路内に残る流体をバルブの各作動後に周囲環境に対してシールするのが望ましい。医薬品等の投与にバルブを使用する場合、この通路をシールし、これによって有害な汚染物が通路に入り込まないようにするのが特に望ましい。
従って、通路の先端に装着され、バルブの各作動後に分配プロセスに影響を及ぼすことなく通路をシールする、分配バルブ用ノズルを提供するのが望ましい。
簡単に述べると、本発明は、排出ポートに続く排出通路を持つ液体分配装置用の自動シーリングノズルで具体化される。装置の一実施例は、ポートに続く排出通路内に延びるステムを持つ球状又は円筒形形状のプラグを含む。排出通路の断面形状は、プラグから延びるステムの断面形状と異なり、排出通路の壁とステムの外面との間に小さな通路が残る。この小さな通路はステムの長さに沿って、及びプラグの一部分の周囲を延びる。
第2実施例では、プラグは、排出通路の開放端に複数のリブによって保持される。バルブによって排出通路内に解放された流体は、リブの間の開口部を通ってプラグの外面及びプラグの周囲まで通過する。
装置は、更に、排出ポートの先端に保持されたプラグの周囲に装着された拡張可能なカラーを含む。拡張可能なカラーは、液体が、ポートを通して分配されないときにプラグに対してシールする環状の内面を有する。液体がポートを通して分配される場合には、カラーの内面は、放出される液体の圧力によって拡張され、プラグの表面から間隔が隔てられる。分配バルブによって放出された液体は、これによって、プラグの外面の周囲及び拡張したカラーの内面内を通過できる。
液体がノズルを通って分配された後、カラーはその非応力状態まで収縮し、ここでプラグの表面に対して再度シールし、これによって、プラグとバルブ機構との間を延びる通路をシールする。
本発明は、以下の詳細な説明を添付図面と関連して読んだ後、更によく理解されよう。
図1を参照すると、分配装置10は容器12を含む。この容器には、バリヤバッグ15として一般に周知の、装置10によって分配されるべき所定量の液体、ガス、又はゲルが入っている。ここでの議論の目的のため、装置10、及び全ての図面に示してある様々な構成要素を図1に示すそれらの垂直方向配向に関して説明する。従って、容器12はその上端に口部14を有し、容器の口部14内に分配バルブ16が装着されている。バルブ16は、円筒形内面20及び容器12の口部14の直径と少なくとも等しい直径の半径方向フランジ22を持つチューブ状の上端18を有する。容器12の口部14の外面及びバルブ16のフランジ22の周囲に環状のシール24が装着されている。このシールは、バルブ16の環状フランジ22を口部14に対してシールし且つ保持する。部品を組み立てた状態では、容器12内の液体13は、容器からチャンバ及びバルブ16の通路を通過することによってしか出ることができない。
バルブ16の機構が作動されたときに容器12内の液体13が通過して放出されるチューブ状の可押性のステム28が、バルブ16のチューブ状の上端18を通って同軸に延びる。ステム28の先端にはアクチュエータ30が設けられており、このアクチュエータ30を通って通路32が延びている。この通路は、一端がチューブ状のステム28の先端と連通しており、他端34が周囲環境と連通している。チューブ状のステム28の周囲に装着されており且つバルブ16の上端18の円筒形表面20内に配置されたばね36が、アクチュエータ30を容器12及びバルブ16の外に押圧する。
液体13を装置10から分配するのに使用できるバルブ16用の多くの構造があり、本発明はバルブ16の構造に左右されない。しかしながら、ここでの議論の目的のため、液体13を医薬品として説明し、米国特許第5,085,351号及びバルブに対する改良を記載した他の特許に記載のバルブと同様に作動するものとして、バルブ16を説明する。従って、バルブ16は、バルブ16の通路が開き、所定量の液体医薬品をチューブ状のステム18を通して及び通路32を通してノズル34の外に排出できるまでチューブ状のステム28をばね36の圧力に抗してバルブ16の本体内に押し込むことによって、作動される。しかしながら、バルブ16が分配サイクル状態にない場合には、通路32の内壁及びチューブ状のステム28の内壁は、分配されなかった医薬品13で充填されているか或いは周囲環境と連通しているかのいずれかである。容器12内の医薬品13を患者の体内に摂取しようとする場合又は患者の皮膚に適用しようとする場合には、通路32の外端34を周囲環境に対してシールするのが望ましい。
図1、および図2乃至図4を参照すると、アクチュエータ30に代えて自動シーリングアクチュエータ40を使用でき、これを装置10の分配バルブ16で使用できる。自動シーリングアクチュエータ40は、バルブ16のチューブ状の端部18の円筒形内面20内に摺動自在に受け入れられる大きさの全体的に円筒形の外壁42及びバルブを作動するのに使用者の親指又は人指し指が使用される上面44を有する。排出チューブ46が自動シーリングアクチュエータ40の上端の半径方向外方に延びている。自動シーリングアクチュエータ40を上方に押圧するためのばね36の上端を受け入れる大きさの大径キャビティ48が、自動シーリングアクチュエータ40の下端47からその本体内に垂直方向に延びている。ステム28の先端をぴったりと受け入れる大きさの全体に円筒形の上方に開放したキャビティ50を持つ小径のチューブ状部分49が、キャビティ48の上端から下方に延びている。排出チューブ46の先端には、本発明による自動シーリングノズル54が設けられている。自動シーリングアクチュエータ40をばね36に抗して押すと、ステム28が下方にバルブ16内に押し込まれ、これによってバルブを作動し、その後、容器12内の所望量の液体医薬品13がステム28及び通路52を通ってノズル54から押し出される。
以下の議論において、ノズル54の部品がステム28に向かって半径方向に差し向けられた部分を持つ場合には、これらの部品はステム28から遠ざかる方向に半径方向に差し向けられた「内方」部分、「後方」部分、又は「背後」部分と呼ばれ、ステム28から遠ざかる方向に差し向けられた部分は、「外方」又は「前方」部分と記載される。従って、図4を参照すると、排出チューブ46は大径の円筒形部分56を有し、この大径部分56の外方即ち前方に小径の円筒形ニップル58を有し、全体に平らな環状の横方向肩部60が大径部分56とニップル58との間を延びる。大径部分56と自動シーリングアクチュエータ40の本体との間には、内径が大径部分56よりも僅かに小さい環状溝62が設けられている。
通路52は、大径の円筒形部分56及びニップル58を通って延び、全体に截頭円錐形の座繰り64がその先端に設けられている。座繰り64と隣接した通路52の短い部分68は直径が拡げられており、この拡径部分68の一端が通路52の残りに関して肩部66を画成する。
図2乃至図6を参照すると、ノズル54はプラグ72を更に含み、このプラグは全体に球形であってもよいし円筒形であってもよく、又は多くの形体のうちの任意の形体であってもよい。好ましい実施例では、プラグ72は全体に球形であり、硬質プラスチック等の硬質材料で形成されている。プラグ72の表面から細長いステム74が延びている。図5及び図6に最もよく示すように、ステム74は全体に平らな両表面76、78を有し、これらの平らな表面76、78の端部は、円弧状セグメント80、82によって接合されている。ステム74の長さに沿って中程に一対の両肩部84、86が設けられており、これにより平らな表面76、78の幅が狭幅の外部分83及び広幅の内部分85に分けられる。広幅の内部分85の円弧状セグメント80、82は、広幅の内部分85が通路52の拡径部分68にぴったりと受け入れられる所定距離だけ互いから間隔が隔てられており、狭幅の外部分83の円弧状セグメント80、82は、通路52の残りの部分の直径内にぴったりと受け入れられる所定距離だけ互いから間隔が隔てられている。セグメント80、82の半径方向外端が通路68の内面に対してぴったりと嵌着することにより、及び狭幅端部83と通路の部分52とが間のぴったりと嵌着することにより、ステム74及び球部72をノズル52内に保持する。
流体をプラグ72の周囲に流すことができるようにするため、内部分85の長さ、即ちプラグ72の表面から肩部84、86までの距離は、座繰り64の最外端から肩部66までの距離よりも僅かに大きい。図2及び図3に最もよく示すように、ステム74は通路52内に挿入され、ステム74の肩部84、86が通路52の肩部66に当接するまで摺動自在に受け入れられる。ステム74が通路52に一杯に挿入され且つ肩部84、86が肩部66と当接した状態で、プラグ72は座繰り64から短い距離だけ離間される。図2、図3、及び図6に最もよく示すように、ステム74が通路52内にある状態では、ステム74の両側の平らな表面76、78に沿ってプラグ72の外面まで延びる一対の小さな通路88、90が残される。
図2、図3、及び図4を更に参照すると、装置は、全体に円筒形の内面94を持つエラストマー製のチューブ状のシール92を含む。このシールの前端には、小径の開口部98で終端する截頭円錐形部分96が設けられている。チューブ状のシール92の外面99の中央部分は全体に円筒形であり、外方に差し向けられた円筒形のフランジ100をその後端に有し、中央部分99と半径方向フランジ100との間には環状肩部101が設けられている。シール92の反対側の端部では、外面は截頭円錐形端面を持つ半径方向フランジ102を有する。シール92の円筒形内面は、プラグ72を受け入れる大きさを備えており、截頭円錐形部分96は、シール92のエラストマー材料が応力が加わっていない状態にあるとき、プラグ72の最外端に対してシールするように賦形されている。チューブ状のシール92を排出チューブ46の先端でプラグ72の周囲に装着したき、円筒形内面94は、更に、排出チューブ46の端部にあるニップル58を受け入れる。
チューブ状のシール92は、適当な接着剤(図示せず)によってニップル58の端部に結合されていてもよいし、又はニップル58の表面上に直接的に被せ成形されていてもよい。図2、図3、及び図4を参照すると、更に別の変形例では、シール92は、ニップル58の端部及び球部72の周囲の所定位置に保持スリーブ104によって保持されていてもよい。保持スリーブ104の内面105は、排出チューブ46の円筒形大径部分56の外面及びチューブ状のシール92の外面と、全体に相補的である。別の態様では、チューブ状のシール92は保持スリーブ104内に被せ成形してもよく、その結果、これらの二つのエレメントは単一の部品を形成する。保持スリーブ104の後端には、内方に差し向けられた小径フランジ106が設けられている。このフランジは、排出チューブ46を取り囲む環状溝62に受け入れられることによって保持スリーブ104を排出チューブ46の端部に保持する大きさを備えている。保持スリーブ104の内面105の前端には、端部の直径がシール92の外端の外径よりも大きい截頭円錐形部分即ちフレア状部分108が設けられている。シール92の外端は、バルブ16によって解放され排出通路52の外に放出される液体によって加えられる圧力に応じて、截頭円錐形部分108内で拡がることができる。内面105には、更に、内方に差し向けられた環状肩部109が截頭円錐形部分108と隣接して設けられている。シール92をニップル58及びプラグ72の周囲に装着した状態で保持スリーブ104を排出チューブ46の端部に押し被せたとき、フランジ106が広がって環状溝62にスナップ嵌めし、これによって保持スリーブ104を排出チューブ46の端部に保持する。フランジ106が溝62に係止したとき、保持スリーブ104の肩部109がシール92の環状肩部101に当接し、これによってシール92をニップル58及びプラグ72に当たった状態に保持する。
図2、図3、図6、及び図7を参照すると、バルブ16が作動していない場合には、エラストマーのシール92の内面がプラグ72の一部の周囲をシールし、これによって、汚染物が通路52に入り込まないようにする。バルブ16を作動し、加圧液体が通路52を通して放出される場合には、液体13は、ステム74の両側76、78の小さな通路88、90、及び座繰り64とプラグ72の一部との間をシール92に遭遇するまで通過する。更に多くの液体13が通路52を通して放出されるとき、液体13の圧力が、シール92の截頭円錐形部分96を拡げる。截頭円錐形部分96が拡がることにより、シール92の外面は、図7に示すように、対応する保持スリーブ104のフレア部分108内に拡がる。シール92が拡がった状態で、液体13はプラグ72の外周の周囲を通過でき、シール92の先端の小径の開口部98の外に周囲環境内へ出る。
様々な通路52、68の直径、球部72及びエラストマーのシール92の形体は、分配装置10の特定の物理的性質によって決まる。詳細には、容器12内の圧力の量、及び容器内の液体、ガス、又はゲル13の粘度がこれらの部品の形状に影響を及ぼす。例えば、通路88、90を通過し、ステム72の周囲を通る流体13の流れを制限する粘度を流体13が持つ場合には、容器12内の圧力は、流体を狭幅通路及び球部72の周囲に押し通すには不十分である場合がある。同様に、シール92は、流体13を通すことができるのに十分な通路を開けることができるような厚さ及び弾性を備えていなければならない。他方、流体が排出チューブ46に対して解放されない場合には、エラストマーのシール92は、汚染物が通路52、68に入り込まないように良好なシールを提供するのに十分な圧縮力を球部72の外面に加えなければならない。球部72、ステム74、シール92、及びこれらの部品を互いに保持する保持スリーブ104を含む様々な部品の構造は、これらの特性で決まる。
図8、図9、及び図9Aを参照すると、これらの図には球部120及び関連したステム122の変形例の形体が示してある。この実施例では、球部120は全体に円筒形の本体124及び全体に平らな外端126を有する。好ましくは、容器12内の推進剤及び液体13の物理的性質に応じて、中央本体124は僅かに截頭円錐形であり、平らな外端126との交差部にその大径の端部128を備えている。中央本体124の内側は球部120の全体に半球形の部分130であり、ここにステム122の外端が取り付けられる。ステム122は、半径方向に延びる四つのフランジを有する。これらのフランジのうちの三つ、132、133、134が図8に示してある。これらのフランジ132、133、134の各々は全体に平らな側面を有する。これらの側面のうち、表面132A及び133Aが示してある。フランジ132、133、134の外面は外方に延びる複数の返しを有し、これらの返しのうち、フランジ132の返し132B、132C、132D、132E、132F、及びフランジ134の返し134B、134C、134D、134E、134Fが図8の側面図に示してある。
フランジ132の返し132B−132F及びフランジ134の返し134B−134Fの端部は、これらの返し132B−132F及び返し134B−134Fが通路52の内壁と係合することにより、容器12内の推進剤によってステム122及び球部120に加えられる圧力に拘わらずステム122が通路内に保持されるように、ステム122が挿入される排出チューブ46の通路52の直径よりも大きい所定距離だけ互いから半径方向に間隔が隔てられている。
全体に円筒形の球部122の1つの利点は、様々な形体のエラストマーシールを使用でき、シールの性質を容器12内の流体13及び推進剤の物理的性質と適合させることができるということである。図9では、エラストマー材料の質量がかなり大きいシール140が、容器12内の推進剤によって加えられた比較的高い内部圧力に応じてしか開かない比較的強いシールを提供するように、球部120の周囲に装着される。
エラストマーシール140は、排出チューブ46のチューブ状の外端144の周囲に装着した全体にチューブ状の本体142を含む。チューブ状の外端144は環状溝146を有し、内方に差し向けられたシール140の環状フランジ148がこの溝に延び、シール140を排出チューブ46の端部に保持する。別の態様では、チューブ状の本体142を排出チューブ46に被せ成形してもよい。シール140は、更に、球部120の円筒形中央本体124の周囲に嵌着した円筒形の軸線方向の開口部152を持つ全体に半球形の外端150を有する。シール140は、更に、排出チューブ46のチューブ状の外端144の拡径ボア156内に後方に延びる第2のチューブ状内部分154を含む。このチューブ状内部分154により、円筒形軸線方向開口部152が、球部120の中央本体124の全長155に沿って、球部120を取り囲むエラストマー材料の量が最大であるように延びている。同様に、球部120の表面と接触するシール140の表面積は、同様に、最大であり、これによってシール140の中央開口部152の内面と球部120の外面との間に強固なシールを提供する。
他方、図9Aは、球部120の周囲に装着した別のシール160を開示する。ここでは、エラストマー材料の容積が最少であり、これによって、球部120の表面に加えられる力は比較的弱く、流体13を推進剤の低い圧力水頭の作用で容器12から放出できる。
シール160は、排出チューブ46のチューブ状外端144の周囲に嵌るチューブ状本体162を更に有する。部品は、図示のようにフランジによって、又はシールを排出チューブの端部に被せ成形することによって、互いに保持されていてもよい。半球形の外端170は、排出チューブ46の外端144に亘って延びている。シール160の円筒形の軸線方向の開口部172を、球部120の全体に円筒形の中央本体124の外側端部の周囲に装着する。この実施例では、円筒形軸線方向開口部172の長さ174は、シール140の円筒形開口部152の長さ155(図9参照)よりも遙かに短く、及び従って、シール160が球部120の表面に加える力はシール140によって加えられる力よりも遙かに小さい。従って、図9Aに示すシール160は容易に変形でき、変形したとき、流体13がバルブ16によって放出された後、球部120の表面の周囲に大きな通路を形成できる。
図10を参照すると、容器12内の推進剤及び流体13の性質のため、シールが球部120の外面に更に強い力を加える必要がある場合、エラストマーシール184に追加の支持を提供するようにアクチュエータ182の排出チューブ180を形成できる。この実施例では、排出チューブ180は、間隔が隔てられた複数のフィンガ部186、187、188、189、190、191に形成される。エラストマーシール184は、複数のフィンガ部192、193、194、195、196、197を有し、その外面は排出チューブ180の端部と直径が等しい円筒体を画成する。これらのフィンガ部192−197の各々は、排出チューブ180の前端でフィンガ部186−191間に残る空間と相補的な形状を備えている。排出チューブ180の開放端を横切って全体に半球形の前端198が延びており、前端198を通って軸線方向に円筒形開口部200が延びており、この開口部内に球部120のチューブ状の本体124が装着される。この実施例では、シール184のフィンガ部192−197の側部は、排出チューブ180のフィンガ部186−191の側部に被せて成形され、これによってシール184を排出チューブ180に対して単一の部品として保持する。排出チューブのフィンガ部186−191は、球部120の円筒形本体124を取り囲む構造的支持を提供し、容器12内の流体13に非常に強い圧力が加わる場合及びシール184の内面と球部120の外面との間に強固なシールが必要とされる場合にシール184の剛性を保持する。
図14乃至図17を参照すると、本発明による自動シーリングノズル208は、上述の二つの実施例に関して説明したステム74又はステム122等の、排出チューブの開口部52内に延びるステムを設ける必要なしに形成できる。この実施例では、アクチュエータ210はチューブ状の排出チューブ212を有する。このチューブは、その外端に半径方向フランジ214を有し、内方に差し向けられた環状溝215が半径方向フランジ214の後側に形成される。排出チューブは、更に、排出チューブ212の周囲の環状表面216を有する。排出チューブ212は、更に、バルブ16のステム28と連通した中央内側開口部218を有し、この開口部を通して容器12内の流体が放出される。内側開口部218は内肩部220を有し、プラグ222がこの肩部に当たって装着される。プラグ222は、排出チューブ212の肩部220に当たって内側開口部218の拡大部分にぴったりと嵌まる大きさの外径を持つ円筒形のベース224を有する。ベース224の前方には、全体に円筒形の外方に延びる突出部226が設けられている。ベース224を通って延びる複数の円筒形ポートが突出部226の周囲で間隔が隔てられている。これらのポートのうちの三つ、228、229、230が示してある。従って、プラグ222の本体は、これらのポート228、229、230間に残る複数のリブ231、232によってベース224に対して保持される。プラグ222を排出チューブ212の内側開口部218に装着したとき、バルブ16及び容器12から中央開口部218を通過する流体が、ポート228−231を通過でき、突出部226の周囲を通過できる。
エラストマーシール234がプラグ222の突出部226の周囲を延びる。シール234は全体にチューブ状の中央本体236を有し、この本体の後端には半径方向フランジ238が設けられている。シール234の中央開口部240は、プラグ222の円筒形突出部226の周囲に装着され、キャップ242によって所定の場所に保持される。キャップ242の内面は、シール234の半径方向フランジ238と係合し、これをプラグ222のベース224の外面に当てた状態に保持する肩部(図示せず)を含む。キャップ242の内面の内方に差し向けられた半径方向フランジ(図示せず)が、排出ポート212の半径方向フランジ214の後側の環状溝215と係合し、キャップ242を保持し、これによってノズル208の様々な部品をアクチュエータ210の排出チューブ212に対して保持する。別の態様では、エラストマーシール234をキャップ242内に被せ成形し、これらの部品を互いに保持する。
この実施例では、加圧された液体がポート228−230を通ってプラグ222の円筒形突出部226の周囲を流れ、シール234のエラストマー材料を拡げる。シール234が拡張した状態で、液体は、容器12内からプラグ222の円筒形突出部226の周囲を、及びキャップ242の外端の中央開口部244を通って流れることができる。
ノズル208は、上文中に説明し且つ図示したように、アクチュエータ210とは別に製造されたプラグ222を有するけれども、アクチュエータ及びプラグは、単一の部材として製造できる。図18乃至図21を参照すると、この実施例では、アクチュエータ250は適当な成形プラスチックで形成されており、排出チューブ252を有する。この排出チューブ252は、垂直方向に配向されたチューブ状の中央部分256の中央開口部と連通した通路を形成する中央開口部254を有する。チューブ状の中央部分256は、バルブ16のステムを受け入れ、この部分を通して流体13が放出される。テーパした内端260及び全体に球状の外端262を持つプラグ258がアクチュエータ250の部品として成形されている。プラグ258は、排出チューブ252の中央部254内に形成されており、また、プラグ258は、図20で最もよくわかるように、中央開口部254の部分に亘って延びる複数のリブ264、265、266、267であって、これらのリブ264−267間にポート270、271、272、273を残すようになっている複数のリブ264、265、266、267によって、そこに保持される。外方に差し向けられた半径方向フランジ278を持つエラストマー製のチューブ状のシール276を、排出ポート252の球状外端262に被せる。最後に、全体に円筒形形状の内側開口部を持ち且つ外端282が絞ってあるチューブ状の保持キャップ280が、シール276の周囲に嵌められる。キャップ280の後端に設けられた内方に差し向けられた半径方向フランジ(図示せず)が排出チューブ252の周囲に嵌着され、環状溝284と係合し、キャップ280及びシール276を排出チューブ252の端部に保持する。部品を互いに組み立てた状態では、容器12からバルブ16によって解放され排出チューブ252の中央開口部254から放出された流体13は、ポート270−273を通過する。流体13は、次いで、プラグ258の球状の外端262の周囲を流れ、シール276をキャップ280の円筒形内部内で拡張させる。
図22乃至図25を参照すると、エラストマーシールをチューブ保持キャップ内に直接被せ成形してもよい。この実施例では、保持キャップ290の表面にはシール292が被せ成形されており、キャップ290及びシール292が単一のユニットを形成する。次いで、キャップ290及びシール292を図18乃至図21に示すようにアクチュエータ250に取り付けることができる。キャップ290はチューブ状形状であり、外面294が緩やかにテーパしており、アクチュエータ250の排出端部に魅力的な外部を提供する。キャップ290の内面296は、その内端に、アクチュエータ250の環状溝284と係合し、キャップ290をアクチュエータ250に保持する内方に差し向けられた環状フランジ298が設けられている。シール292がキャップ290の開放した外端の周囲に被せ成形されている。このシールもまた、全体にチューブ状形状であり、キャップのテーパした外面294と合一する外面299、半球状外端300、及びアクチュエータのプラグ258の球状外端262に対してシールする中央開口部302を有する。シールの他の実施例に関して論じたように、シール290の中央開口部302及びプラグの球状外面262との間の接触面積は、流体13の粘度及び推進剤が提供する容器12内の圧力に適しているように調節しなければならない。
図26乃至図29を参照すると、これらの図には、流体13及び推進剤の様々な物理的特性のため、シールがプラグの球状外端262に比較的強い圧力を加えることができることを必要とする場合に有用な実施例が示されている。この実施例では、キャップ310はシール312に追加の支持を提供する。キャップ290及びシール292に関して上文中に論じたように、シール312をキャップ310の外端に被せ成形し、キャップ310を図18に関して最初に説明したアクチュエータ250に組み立てる。キャップ310は、この場合も、魅力的形体の外面314、及び排出ポート252の周囲の環状溝284と係合することによってキャップを排出ポート252に保持するための内方に差し向けられた環状フランジ318を含む内面316を持つ、全体にチューブ状の形状である。キャップ290の外端は、軸線方向に延びる複数の長さ方向フィンガ部320、321、322、323、324を含む。キャップ310の様々なフィンガ部320−324の間を延びるシール312の部分が相補的フィンガ部328、329、330、331、332を形成するように、キャップ310の開放した外端に及び様々なフィンガ部320−324間に、シール312が被せ成形される。シール312は、更に、幾分半球状の外端334及びアクチュエータ250のプラグ258の球状外端262を取り囲むための円筒形中央開口部336を有する。
キャップ310及びシール312がアクチュエータ250の排出ポート252に組み立てられた状態で、キャップ310のフィンガ部320−324により構造的支持が与えられるシール312の円筒形中央開口部336及びシール312が、球状外端262の周囲にぴったりと装着される。
本発明を多くの実施例に関して説明したが、本発明の真の精神から逸脱することなく、多くの変形及び変更を行ってもよいということは理解されよう。従って、添付の特許請求の範囲は、本発明の真の精神及び範囲内のこのような変形及び変更の全てを含もうとするものである。
バルブ及び計量分配ノズルを持つアクチュエータを含む液体分配装置の断面図である。 本発明によるノズルを装着したアクチュエータの拡大断面図である。 図2に示すノズルの3−3線に沿った断面図である。 図2に示すノズルの分解断面図である。 図2に示すノズルのプラグ及びステムの別の拡大斜視図である。 プラグに取り付けられたステム及び図2に示すアクチュエータの一部の6−6線に沿った拡大断面図である。 シールが変形し、バルブが計量分配した液体を出すことができる、図2に示すアクチュエータ及びノズルの断面図である。 プラグ及びステムの第2実施例の側面図である。 図8に示すプラグで使用するためのシールの第2実施例の断面図である。 図9に示すシールの変形例の断面図である。 シールに対して支持を提供するための間隔が隔てられた複数のフィンガを持つ変形例のノズルを持つアクチュエータの斜視図である。 被せ成形によりシールを形成した、図10に示すアクチュエータ及びノズルの斜視図である。 図11に示すノズルの分解図である。 図11に示すノズルの断面図である。 プラグの別の実施例の拡大側面図である。 図14に示すプラグの斜視図である。 図14に示すプラグを組み込んだノズルの分解斜視図である。 図16に示すプラグの組み立てた状態の斜視図である。 プラグをアクチュエータに組み込んだアクチュエータの分解斜視図である。 図19に示す組み立てた状態のアクチュエータの斜視図である。 図18に示すアクチュエータの正面図である。 図18に示すアクチュエータの断面図である。 キャップ及びこのキャップに被せ成形したシールを持つ、図18に示すアクチュエータの分解斜視図である。 図22に示すアクチュエータ、キャップ、及びシールの組み立てた状態での斜視図である。 図22に示すアクチュエータ、キャップ、及びシールの正面図である。 図22に示すアクチュエータ、キャップ、及びシールの組み立てた状態の断面図である。 キャップ及びシールが組み立ててあり、シールがキャップに被せ成形されているが、部品の形体が図22に示す形体と異なる、図18に示すアクチュエータの分解図である。 互いに組み立てた図26に示すアクチュエータ、キャップ、及びシールの斜視図である。 組み立てた状態の図26に示すアクチュエータ、キャップ、及びシールの正面図である。 組み立てた状態の図26に示すアクチュエータ、キャップ、及びシールの断面図である。
符号の説明
46 排出チューブ
52 通路
54 ノズル
58 ニップル
64 座繰り
66 肩部
68 拡径部分
72 プラグ
74 ステム
76、78 平らな表面
80、82 円弧状セグメント
83 狭幅の外部分
84、86 肩部
85 広幅の内部分
88、90 通路
92 チューブ状のシール
94 円筒形内面
96 截頭円錐形部分
98 小径の開口部
99 外面
100 円筒形フランジ
101 環状肩部
102 半径方向フランジ

Claims (24)

  1. 流体分配装置において、
    流体を収容するための容器、
    前記容器からの流体の解放を制御するバルブ、
    前記バルブから延びる通路を周囲環境と連通する内側開口部を持つ排出チューブ、
    前記分配装置からの排出を開始するため、前記バルブを開放するためのアクチュエータ、及び
    前記排出チューブの端部の自動シーリングノズル
    を含み、前記自動シーリングノズルは、前記バルブが流体を解放しているときに流体を解放でき、前記バルブが流体を解放していないときに前記内側開口部を周囲環境からシールする、流体分配装置。
  2. 請求項1記載の流体分配装置において、
    前記自動シーリングノズルは、前記アクチュエータの作動に拘わらず、前記バルブが流体を解放しているときに流体を解放でき、前記バルブが流体を解放していないときに前記内側開口部をシールする、流体分配装置。
  3. 請求項1記載の流体分配装置において、
    前記自動シーリングノズルは、
    プラグ、
    前記プラグを前記排出チューブの前記端部に保持するための保持部材であって、前記通路からの流体を前記プラグの周囲に流すことができる開口部を画成する保持部材、および
    前記プラグの周囲のエラストマーのシール
    を含み、前記シールは、前記流体が前記バルブを通して放出されていないとき、前記シールの内面が前記プラグに対してシールされる収縮状態、及び前記流体が前記バルブから放出されているとき、前記内面が前記プラグから間隔が隔てられ、これによって流体を前記通路から前記プラグの周囲に流すことができる拡張状態をとる、流体分配装置。
  4. 請求項3記載の流体分配装置において、
    前記シールは、前記排出チューブの表面に被せ成形されている、流体分配装置。
  5. 請求項4記載の流体分配装置において、
    前記排出チューブは、前記内側開口部を取り囲む複数のフィンガ部を有し、シールは前記排出チューブの前記フィンガ部の間に被せ成形したフィンガ部を有する、流体分配装置。
  6. 請求項3記載の流体分配装置において、
    前記保持部材は細長いステムを有し、このステムの一端は前記プラグに接合されており、前記ステムの他端は前記内側開口部内に延びており、前記保持部材の前記開口部は、前記通路の壁と前記ステムの表面との間に形成される、流体分配装置。
  7. 請求項6記載の流体分配装置において、
    前記プラグは全体に球形である、流体分配装置。
  8. 請求項6記載の流体分配装置において、
    前記プラグは全体に円筒形である、流体分配装置。
  9. 請求項6記載の流体分配装置において、
    前記シールを前記排出チューブに保持するためのキャップを更に含む、流体分配装置。
  10. 請求項3記載の流体分配装置において、
    前記保持部材は間隔が隔てられた複数のリブを有し、これらのリブの間には開口部が設けられており、これらの開口部を通して流体が前記通路から前記プラグの外面まで流れることができる、流体分配装置。
  11. 請求項10記載の流体分配装置において、
    前記保持部材及び前記プラグは前記アクチュエータともに一部品として形成される、流体分配装置。
  12. 請求項3記載の流体分配装置において、
    前記シールを前記放出チューブに対して保持するためのキャップを更に含む、流体分配装置。
  13. 請求項3記載の流体分配装置において、
    前記排出チューブの前記端部に取り付けることができるチューブ状のキャップを更に含み、
    前記キャップは内面及び開放した外端を有し、
    前記シールは、前記内面及び前記開放した外端のうちの一方に被せ成形されている、流体分配装置。
  14. 請求項13記載の流体分配装置において、
    前記キャップは、前記外端から軸線方向に延びる全体に平行な複数のフィンガ部を有し、
    前記シールは前記フィンガ部の間に被せ成形される、流体分配装置。
  15. バルブ及び排出ポートを持つ分配装置であって、前記排出ポートは、先端及びこの先端に設けられた開口部を有し、前記分配装置は、前記バルブから前記排出ポートの前記開口部まで延びる通路、及び前記排出ポートの自動シーリングノズルを更に有し、前記自動シーリングノズルは、
    プラグ、
    前記プラグを前記排出チューブの前記端部に保持するための保持部材であって、前記通路からの流体が通過して前記プラグの周囲に流れる開口部を画成する保持部材、および
    前記プラグ周囲のエラストマーシール
    を有し、
    前記シールは、前記流体が前記バルブを通して放出されていないとき、前記シールの内面が前記プラグに対してシールされる収縮状態、及び前記流体が前記バルブから放出されているとき、前記内面が前記プラグから間隔が隔てられ、これによって流体を前記通路から前記プラグの周囲に流すことができる拡張状態をとる、流体分配装置。
  16. 請求項15記載の流体分配装置において、
    前記バルブを制御するためのアクチュエータを更に含み、前記自動シーリングノズルは、前記アクチュエータの作動に拘わらず、前記バルブが流体を解放しているときに流体を開放でき、前記バルブが流体を開放していないときに前記内側開口部をシールする、流体分配装置。
  17. 請求項15記載の流体分配装置において、
    前記排出チューブの前記端部に取り付けることができるチューブ状のキャップを更に含み、
    前記キャップは内面及び開放した外端を有し、
    前記シールは、前記内面及び前記開放した外端のうちの一方に被せ成形されている、流体分配装置。
  18. 請求項17記載の流体分配装置において、
    前記キャップは、前記外端から軸線方向に延びる全体に平行な複数のフィンガ部を有し、
    前記シールは前記フィンガ部の間に被せ成形される、流体分配装置。
  19. 分配されるべき流体を収容するための容器、
    流体を前記容器から分配するためのバルブ、
    前記バルブを制御するための移動自在のアクチュエータ、および
    前記バルブに続く、前記流体が流れる通路と連通した開口部を持つ排出チューブ
    を含む、分配装置において、
    前記バルブが流体を前記容器から解放していないときに前記通路を周囲環境からシールするため、及び前記バルブが流体を前記分配容器から解放しているときに周囲環境への前記通路を開放するための、前記排出チューブの自動シーリングノズルを有し、この自動シーリングノズルは、前記通路を前記アクチュエータの作動に拘わらずシールする、分配装置。
  20. 請求項19記載の流体分配装置において、
    前記自動シーリングノズルは、
    プラグ、
    前記プラグを前記排出チューブの前記端部に保持するための保持部材であって、前記保持部材は、前記通路からの流体を前記プラグの周囲に流すことができる開口部を画成する保持部材、および
    前記プラグの周囲のエラストマーのシール
    を含み、
    前記シールは、前記流体が前記バルブを通して放出されていないとき、前記シールの内面が前記プラグに対してシールされる収縮状態、及び前記流体が前記バルブから放出されているとき、前記内面が前記プラグから間隔が隔てられ、これによって流体を前記通路から前記プラグの周囲に流すことができる拡張状態をとる、流体分配装置。
  21. 請求項20記載の流体分配装置において、
    前記保持部材及び前記プラグは前記アクチュエータともに一部品として形成される、流体分配装置。
  22. 請求項20記載の流体分配装置において、前記シールを前記排出チューブに対して保持するためのキャップを更に含む、流体分配装置。
  23. 請求項20記載の流体分配装置において、前記排出チューブの前記端部に取り付けることができるチューブ状のキャップを更に含み、
    前記キャップは内面及び開放した外端を有し、
    前記シールは、前記内面及び前記開放した外端のうちの一方に被せ成形されている、流体分配装置。
  24. 請求項22に記載の流体分配装置において、
    前記キャップは、前記外端から軸線方向に延びる全体に平行な複数のフィンガ部を有し、
    前記シールは前記フィンガ部の間に被せ成形される、流体分配装置。
JP2006072011A 2005-03-17 2006-03-16 分配装置用自動シーリングノズル Pending JP2006255697A (ja)

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
US66291005P 2005-03-17 2005-03-17

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2006255697A true JP2006255697A (ja) 2006-09-28

Family

ID=36498778

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2006072011A Pending JP2006255697A (ja) 2005-03-17 2006-03-16 分配装置用自動シーリングノズル

Country Status (4)

Country Link
US (1) US7575134B2 (ja)
EP (1) EP1702862A3 (ja)
JP (1) JP2006255697A (ja)
CN (1) CN1833997B (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2022501260A (ja) * 2018-09-28 2022-01-06 ヴァレオ システム デシュヤージュValeo Systemes D’Essuyage 自動車窓用の液体噴霧ワイパーフレームおよびこのフレームの封止の最適化

Families Citing this family (15)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7654419B2 (en) * 2004-09-17 2010-02-02 Meadwestvaco Calmar, Inc. Dispenser having elastomer discharge valve
FR2907518A1 (fr) * 2006-10-20 2008-04-25 Rexam Dispensing Systems Sas Pompe comprenant des moyens d'echappement d'air
FR2910448B1 (fr) * 2006-12-22 2009-02-20 Valois Sas Tete de distribution de produit fluide
FR2914294B1 (fr) * 2007-03-29 2009-07-10 Rexam Dispensing Systems Sas Buse de distribution comprenant un manchon de fermeture accroche axialement
US8802058B2 (en) 2010-04-19 2014-08-12 Gelmed, Llc Pharmaceutical compositions and methods for administering the same
GB201011143D0 (en) * 2010-07-01 2010-08-18 Rieke Corp Dispensers
TW201202101A (en) * 2010-07-01 2012-01-16 guo-zhong Fang Pressing type storage container
KR101378369B1 (ko) * 2011-06-14 2014-03-27 (주)연우 펌핑식 화장품용기
EP2800635B1 (en) * 2012-01-04 2019-03-13 Rieke Corporation Dispensers
US9527658B2 (en) 2012-08-08 2016-12-27 James H. Martin Metering valve fillable through the valve
US9096352B2 (en) * 2012-12-03 2015-08-04 RLM Group Ltd. Enhanced dispensing and dosaging techniques for fluid containers
FR3008002B1 (fr) 2013-07-04 2017-06-16 Oreal Tete de distribution
FR3041408A1 (fr) * 2015-09-22 2017-03-24 Cep Tubes Valve pour embout a obturateur
FR3041409A1 (fr) * 2015-09-22 2017-03-24 Cep Tubes Valve anti-retour etanche
DE102016221820A1 (de) * 2016-11-08 2018-05-09 Beiersdorf Ag Selbstschließender Ausgabekopf

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH04267758A (ja) * 1991-02-07 1992-09-24 Nippon Gas Kk ピストン容器を有する二重容器用指圧ポンプ
JPH10258868A (ja) * 1997-03-17 1998-09-29 Yoshino Kogyosho Co Ltd 合成樹脂製噴出容器

Family Cites Families (23)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5110011A (en) * 1990-06-29 1992-05-05 Minnesota Mining And Manufacturing Company Non-releasable spray head and dip tube assembly
US3584789A (en) * 1969-02-25 1971-06-15 John S Traynor Self-purging nozzle and valve apparatus
US3976223A (en) * 1972-02-02 1976-08-24 Carter-Wallace, Inc. Aerosol package
FR2250292A6 (ja) * 1973-08-16 1975-05-30 Step
US4013231A (en) * 1974-10-17 1977-03-22 Veldhoven George E Van Aerosol can nozzle and cap assembly
US4274560A (en) * 1976-04-30 1981-06-23 Emson Research Incorporated Atomizing pump dispenser
US4249681A (en) * 1979-06-11 1981-02-10 The Dow Chemical Company Leak-proof sprayer
US4580701A (en) * 1982-05-21 1986-04-08 Hitoshi Tamaki Automatic closure nozzle for collapsible containers
DE3315334A1 (de) * 1983-04-28 1984-10-31 Pfeiffer Erich Gmbh & Co Kg Zerstaeuber- oder dosierpumpe
US4690312A (en) * 1986-05-15 1987-09-01 S. C. Johnson & Son, Inc. Dual function cap
DE3900267A1 (de) * 1989-01-07 1990-07-12 Alfred Von Schuckmann Spender
US5027982A (en) * 1990-03-29 1991-07-02 S. C. Johnson & Son, Inc. Aerosol actuator and overcap assembly
US5085351A (en) * 1990-11-05 1992-02-04 Martin James H Adjustable dose dispenser
US5180109A (en) * 1991-06-05 1993-01-19 Minnesota Mining And Manufacturing Company Single use spray dispensing assembly
US5183187A (en) * 1991-06-10 1993-02-02 Martin James H Piston operated fluid dispensing device
DE69310903T2 (de) * 1992-12-05 1997-10-16 Incro Ltd., Stourbridge, West Midland Selbstreinigende/nichtverstopfende spruehduese
US6382463B2 (en) * 1995-04-10 2002-05-07 Dispensing Patents International Llc Spray dispensing device with nozzle closure
US6062432A (en) * 1996-01-29 2000-05-16 Estrada; Juan Jose Hugo Ceja Latching aerosol cap
US5918774A (en) * 1997-01-17 1999-07-06 The Procter & Gamble Company Combined lock and anti-clog feature for spray package
FR2773783B1 (fr) * 1998-01-22 2000-03-24 Rexam Smt Distributeur manuel auto-obturateur
FR2793425B1 (fr) * 1999-05-10 2002-03-08 Oreal Tete de distribution et recipient ainsi equipe
US6543703B2 (en) * 2000-12-26 2003-04-08 William S. Blake Flexible face non-clogging actuator assembly
FR2838070B1 (fr) * 2002-04-04 2005-02-11 Valois Sa Tete de distribution a monter sur une tige d'actionnement creuse mobile

Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH04267758A (ja) * 1991-02-07 1992-09-24 Nippon Gas Kk ピストン容器を有する二重容器用指圧ポンプ
JPH10258868A (ja) * 1997-03-17 1998-09-29 Yoshino Kogyosho Co Ltd 合成樹脂製噴出容器

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2022501260A (ja) * 2018-09-28 2022-01-06 ヴァレオ システム デシュヤージュValeo Systemes D’Essuyage 自動車窓用の液体噴霧ワイパーフレームおよびこのフレームの封止の最適化
JP7210712B2 (ja) 2018-09-28 2023-01-23 ヴァレオ システム デシュヤージュ 自動車窓用の液体噴霧ワイパーフレームおよびこのフレームの封止の最適化
US11623615B2 (en) 2018-09-28 2023-04-11 Valeo Systèmes d'Essuyage Liquid spraying wiper frame for motor vehicle windows, and optimisation of the sealing of this frame

Also Published As

Publication number Publication date
CN1833997B (zh) 2010-06-02
EP1702862A2 (en) 2006-09-20
EP1702862A3 (en) 2009-08-05
US7575134B2 (en) 2009-08-18
CN1833997A (zh) 2006-09-20
US20060208007A1 (en) 2006-09-21

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2006255697A (ja) 分配装置用自動シーリングノズル
AU701047B2 (en) Fluid pump without dead volume
AU2006294386B2 (en) Pressurized sterile liquid dispenser
EP1373769B1 (en) Valve
JP5994112B2 (ja) 流動性物質保存容器及びその蓋
JP2021502153A (ja) 粉末分配アプリケータ
US6447476B1 (en) Prefilled telescoping ampoule device
US20110160635A1 (en) Cotton balls, cotton swabs and cotton swab holder
EP3174430B1 (en) Oral care implement
JP2006517858A (ja) ディスペンサーポンプ
US20030062090A1 (en) Collapsible dispensing system
JP2020501665A (ja) ネブライザ及びカートリッジ
JP2008018987A (ja) 液体搾出ノズル付容器
CN107530140A (zh) 用于个人护理器具的粉末输送喷嘴和方法
US20220160974A1 (en) Spray dispenser for nasal drugs
KR20100076967A (ko) 계량식 액적 푸시 버튼 분배기 시스템
JP2009501077A (ja) 噴霧装置、所定量の液体を噴霧する方法、及び、当該装置を製造するための方法
JP2019172326A (ja) 吐出容器
JP2000025860A (ja) ノズル構造およびそれを用いたエアゾール製品
JP2008143587A (ja) 薬液容器の中栓
FR3046553A1 (fr) Ensemble de distribution nasale de produit fluide.
JP3847308B2 (ja) 塗布手段を隔絶した容器
JP2004291968A (ja) 逆止弁及び逆止弁を備えた容器
JP5801163B2 (ja) 吐出容器
KR100622643B1 (ko) 도포수단을 격절한 용기

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20090316

RD04 Notification of resignation of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7424

Effective date: 20110914

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20120227

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20120229

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20120720