JP2006253984A - 画像表示制御装置及びプログラム - Google Patents

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JP2006253984A JP2005066583A JP2005066583A JP2006253984A JP 2006253984 A JP2006253984 A JP 2006253984A JP 2005066583 A JP2005066583 A JP 2005066583A JP 2005066583 A JP2005066583 A JP 2005066583A JP 2006253984 A JP2006253984 A JP 2006253984A
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Abstract

【課題】 テレビ受信機等の外部画像表示装置の画面のアスペクト比にあった一覧表示画面を表示可能とすると共に、指定期間を代表する画像を所定の評価基準により所定数自動選択してこの一覧表示画面に表示可能とする画像表示制御装置及びプログラムの提供
【解決手段】 電子アルバム装置1は大容量の保存メモリを備え、接続されたデジタルカメラ100やパソコン等の外部画像記録装置から取り込んだ画像データを記録しており、テレビ受信装置200に接続されると、その画面のアスペクト比を取得し、ユーザが指定した期間内の代表画像を所定の評価基準により抽出して、接続されているテレビ受信装置200の画面のアスペクト比にあった表示可能数生成してテレビ受信装置200に送信して一覧表示させる。また、選択された画像を保存メモリから取り出して再生し、その画面サイズにあうように拡大して送信し、表示させる。
【選択図】 図1

Description

本発明は、複数の画像を記憶し、一覧表示される選択画像の中から所望の画像を選択可能として選択された画像を再生表示させる画像表示制御装置に関する。
複数の画像を記録媒体に記録・管理し、所望の時期に再生して表示するいわゆる電子アルバム装置がある。このような電子アルバム装置は従来VTRなどと同様に映像ケーブル等を介してテレビ受信装置に接続され、その画面に再生画像を表示するが、電子アルバム装置がケーブルを介してテレビ受信装置に接続されているとき、電子アルバム装置を起動するとテレビ画面に再生画像を自動表示可能な機能を備えたものがある(例えば、特許文献1参照)。
一方、テレビ受信装置の画面(以下、テレビ画面)においてはアスペクト比が4:3のもののほかアスペクト比が16:9のいわゆるワイド画面が普及しているが、デジタルカメラやカメラ付き携帯電話においては4:3のアスペクト比が主流である。これは、撮像素子がワイド画面に対応していないので、表示だけワイド化してもあまり意味がないからであった。
そこで、デジタルカメラやカメラ付携帯電話で撮影した画像を一旦電子アルバム装置に記録しておき、家庭に広く普及しているテレビ受信装置に電子アルバム装置を接続して電子アルバム装置から所望の画像を送って表示するようにすれば電子アルバム装置側で表示装置を備えなくてもよく、ユーザはデジタルカメラ等で撮影した画像をデジタルカメラより画面サイズの大きいテレビ画面に拡大画像をアルバムをめくる間隔で表示でき、好適である。
また、記録媒体に記録されている画像のうち所望の画像を再生するには、記録媒体に記録された複数のコマ画像の内容を確認することが必要となるが、そのために、コマ画像のサムネイル画像をディスプレイにインデックス表示し、コマインデックス画面をスクロールさせながら全コマの確認を行ってコマ画像を検索する画像表示方法が知られているが、大容量化された記録媒体に記録されている数千コマの画像を検索するには不適切であるため、コマインデックス画面を表示する前に、撮影時期を絞り込み条件としてコマインデックス画面に含まれるコマを絞り込むようにした画像表示装置が提案されている(たとえば、特許文献2参照)。同特許文献には、撮影時期の指定は、指定期間選択画面(年、月、日)内において、当該指定期間より下位のレベルの期間(指定期間が年なら「月」、「月」なら日)で分類した単位エリア内で代表コマ(サムネイル画像)1枚を表示して指定(選択)を促し(この際、代表コマは順次切り替えられてスライドショー表示される)、所望のコマを指定することによって行う旨が開示されている。また、代表コマは、先頭画面、後尾画面、若しくは任意設定可能であり、更に各グループの画像ボリューム(記録枚数)を表示する旨が開示されている。
特開2000−350131号公報 特開2004−297176号公報
しかしながら、テレビ受信装置に電子アルバム装置を接続して電子アルバム装置に記録されている画像を再生して表示する際、上記特許文献1に開示の技術では画面に再生画像を自動表示することができるが、テレビ受信機の画面のアスペクト比等を知ることができないことから、サムネイル画像のような縮小画像を一覧表示しようとしても画面の大きさにあった表示可能数を決定できないので、アスペクト比が4:3のテレビ画面にあわせた一覧表示画面データ(映像データ)をテレビ側に送るようにすると、アスペクト比が16:9のワイド画面のテレビ受信装置では一覧表示画面の大きさがあわず、テレビ画面上に表示する一覧表示画面のバランスを欠くと共に表示領域を有効に活用できないといった課題があり、画面のスペクト比が16:9のテレビ画面にあわせた一覧表示画面データ(映像データ)をテレビ受信装置側に送るように構成すると、アスペクト比が4:3のワイド画面のテレビ受信装置では一覧表示画面が大きさすぎて一覧表示画面の一部または全部が表示されないといった課題があった。また、後者の場合、一覧表示画面を縮小して表示するにしても、電子アルバム側でテレビ画面のアスペクト比を知ることができないので一覧表示画面を画面の大きさに合うように縮小表示できないし、仮に縮小表示できたとしても一覧表示画面に表示される縮小画像がさらに縮小されることとなって、見難くなってしまうという課題があった。
また、上記特許文献2に記載の技術では、グループ単位で表示される1つの代表コマは、順次期間ごとに切り換え指定されるか、代表画像として最適な画像が自動的に選択されて表示されているわけではなく、先頭、後尾、若しくは任意設定のコマ画像のみに限定されているので、表示されている代表コマがその単位グループの代表コマとしてふさわしいコマ画像とは限らないといった課題があった。
本発明は上記課題を解決することためになされたものであり、テレビ受信機等の外部画像表示装置の画面のアスペクト比にあった一覧表示画面を表示可能とすると共に、指定期間を代表する画像を所定の評価基準により所定数自動選択してこの一覧表示画面に表示可能とする画像表示制御装置及びプログラムの提供を目的とする。
上記課題を解決するために、請求項1に記載の発明では、保存メモリに記録されている画像データを再生して外部画像表示装置に表示させる画像表示制御装置であって、外部画像表示装置の表示モードを取得する表示モード取得手段と、保存メモリに記録されている複数の画像データのうち、表示モード取得手段によって取得された表示モードによって決定される表示可能数の画像の画像データを取り出して所定サイズの画像を生成する画像生成手段と、画像再生手段によって生成された画像を外部画像表示装置に送信し、該外部画像表示装置に表示させる表示制御手段と、を備えたことを特徴とする画像表示制御装置を提供する。
これにより、画像表示制御装置は、取得した外部画像表示装置の表示モードに応じたサイズの一覧表示画面を当該外部画像表示装置の画面に表示できるので、その装置の表示領域を有効に使うことができる。
また、請求項2に記載の発明では、保存メモリに記録されている画像データを再生して外部画像表示装置に表示させる画像表示制御装置であって、保存メモリに記録されている各画像データにそれぞれ対応付けられて該保存メモリに記録されている画像評価データと、 外部画像表示装置との接続時に、該外部画像表示装置の表示モードを取得する表示モード取得手段と、画像を外部画像表示装置に一覧表示する際に、表示対象とする画像が表示モード取得手段によって取得された表示モードによって決定される表示可能数以上ある場合に、各画像データ毎の評価データに基いて表示対象とする各画像の画像評価値を取得する画像評価値取得手段と、画像評価値取得手段によって取得された画像評価値の高い順に保存メモリから表示可能数の画像の画像データを取得する画像データ取得手段と、画像データ取得手段によって取得された画像データから所定サイズの画像を生成する画像生成手段と、画像生成手段によって生成された表示可能数の画像を外部画像表示装置に送信し、該外部画像表示装置に表示されている一覧表示画面上に撮影日時順に表示させる表示制御手段と、を備えたことを特徴とする画像表示制御装置を提供する。
これにより、画像表示制御装置接続された外部画像表示装置の表示モードに応じたサイズの一覧表示画面を当該テレビ受信装置の画面に表示できるので、テレビ画面の表示領域を有効に使うことができる。また、複数の画像の中から画像を所定数選択して表示する際に、各画像毎に記憶された画像評価データに基づいて当該所定数の画像を撮影日時の順序に一覧表示できるので複数の画像を代表する画像として最適な画像を表示できる。また、各画像の撮影日時順に配列されるため、ユーザは指定レベルでの実期間内に撮影された画像を代表する画像を、その前後関係で理解して把握できる。
また、請求項3に記載の発明では、表示モード取得手段は、外部画像表示装置との接続時に該外部画像表示装置から送られる信号を基に一覧表示画面の表示モードを判定する手段を含むことを特徴とする請求項1または2記載の画像表示制御装置を提供する。
これにより、接続されている外部画像表示装置の画面の表示モードを自動的に判定できるので、画面の表示モードにあったサイズの一覧表示画面をその外部画像表示装置に表示できる。
また、請求項4に記載の発明では、表示モード取得手段は、表示モードデータを入力する手段を含むことを特徴とする請求項1または2記載の画像表示制御装置を提供する。
これにより、外部画像表示装置の画面の表示モードを手動入力できるので画面の表示モードにあったサイズの一覧表示画面をその外部画像表示装置に表示できる。
また、請求項5に記載の発明では、表示モードは、外部画像表示装置の画面のアスペクト比によって決定され、表示制御手段は、アスペクト比に対応するサイズの一覧表示画面データを外部画像表示装置に送信する手段を備えたこと、を特徴とする請求項1または2記載の画像表示制御装置を提供する。
これにより、表示モードは外部画像表示装置の画面のアスペクト比によって決定されるので、外部画像表示装置に表示させる一覧表示画面は、横サイズと、横方向に表示可能な画像の数を変えるだけで、他のフォーマットは変えなくてすむ。
また、請求項6に記載の発明では、複数の表示期間レベルのうちの任意のレベルを指定するレベル指定手段を備え、表示制御手段は、レベル指定手段によって指定された表示期間レベルに応じた一覧表示画面を外部画像表示装置に表示させる手段を備えたことを特徴とする請求項1または2記載の画像表示制御装置を提供する。
これにより、所望の表示期間レベルを指定して指定レベルでの期間内における各代表画像を一覧表示できる。
また、請求項7に記載の発明では、表示期間レベルは、日単位、月単位、年単位、年代単位の期間レベルからなることを特徴とする請求項6に記載の画像表示制御装置を提供する。
これにより、表示期間レベルを、日、月、年、年代といった人間の生活サイクルを単位にしているので、ユーザは指定レベルでの期間に一覧表示される各代表画像から撮影当時の出来事を連想でき、撮影当時の回想がしやすい。
また、請求項8に記載の発明では、対象期間は指定された表示期間レベル内で複数選択され、表示制御手段は、選択された各対象期間を縦軸方向とし、該対象期間内で生成された表示可能数の画像を横軸方向にとって画像表示装置に一覧表示させる手段を含むことを特徴とする請求項6または7に記載の画像表示制御装置を提供する。
これにより、ユーザが期間レベルを指定すると直ちにそのレベルの対象期間内の画像が画像表示装置の表示画面に一覧表示されるので、ユーザは一覧表示された画像を見て所望の画像を選択できる。
また、請求項9に記載の発明では、外部画像表示装置はテレビ受信装置であることを特徴とする請求項1乃至8のいずれか1項に記載の画像表示装置を提供する。
これにより、ユーザは画像表示制御装置に記録されている画像から所定の画像評価基準によって抽出された代表として最適な画像を一般家庭に普及しているテレビ受信装置に所定の順序で表示することができる。
また、請求項10に記載の発明では、評価データは、各画像毎に複数設定され、所定の評価基準によって各画像の画像評価値算出データとして数値化されてなることを特徴とする請求項1乃至8のいずれか1項に記載の画像表示制御装置を提供する。
これにより、計測できないが、画像に対する関心度に影響する評価情報を数値化できるので、画像評価値を計算により求めることができる。
また、請求項11に記載の発明では、評価データは、該当する画像毎にユーザが設定した付加データに基づいて算出されることを特徴とする請求項1乃至8のいずれか1項に記載の画像表示制御装置を提供する。
これにより、各画像に対し、ユーザが設定した評価データを付加データとして画像評価値の算出データとして用いることができる。
また、請求項12に記載の発明では、評価データは、各画像の撮影日時から隣り合う画像間での撮影間隔に基づいて得られる撮影間隔データに基づいて算出されるデータを含むことを特徴とする請求項1乃至8のいずれか1項に記載の画像表示制御装置を提供する。
これにより、撮影間隔を画像評価値の算出データとして用いることができ、直前画像との撮影間隔が大きい画像ほど代表として選ばれやすくなる。つまり、同一の場所で撮影した画像グループは撮影間隔が短いので、撮影間隔を画像評価値の算出要素としないと同一グループから代表画像がいくつも抽出される可能性があるが、異なる場所で撮影した画像グループ同士は撮影間隔が大きいことから、撮影間隔を画像評価値の算出要素とすることにより同一グループ内で複数の代表画像が抽出される可能性を低下させ、異なるグループの代表画像を得やすくなる。
また、請求項13に記載の発明では、評価データは、記録画像に対するユーザの閲覧履歴データに基づいて算出するデータを含むことを特徴とする請求項1乃至8のいずれか1項に記載に画像表示制御装置を提供する。
これにより、画像を見た回数や時間が多いほどユーザの評価は高いのでーザの閲覧履歴データを評価データとすることにより見た回数の多い画像が代表画像として選ばれやすくなる。
また、請求項14に記載の発明では、閲覧履歴データは外部画像表示装置に表示される一覧表示画面から選択される画像の視聴時間の累積時間を含むことを特徴とする請求項13に記載の画像表示制御装置を提供する。
これにより、ユーザの関心が高いと考えられる累積視聴時間の多い画像が代表画像として選ばれやすくなる。
また、請求項15に記載の発明では、閲覧履歴データは、外部画像表示装置に表示される一覧表示画面から選択される画像の視聴回数を含むことを特徴とする請求項13に記載の画像表示制御装置を提供する。
これにより、ユーザの関心が高いと考えられる視聴回数の多い画像が代表画像として選ばれやすくなる。
また、請求項16に記載の発明では、保存メモリに記録されている画像データを再生して外部画像表示装置に表示させる画像表示制御装置のコンピュータに、外部画像表示装置との間でデータの送受信を制御する機能と、外部画像表示装置の表示モードを取得する機能と、保存メモリに記録されている複数の画像データのうち、取得した表示モードによって決定される表示可能数の画像の画像データを取り出して所定サイズの画像を生成する機能と、生成した画像を外部画像表示装置に送信し、該外部画像表示装置に表示させる機能と、を実行させるプログラムを提供する。
これにより、画像表示制御装置は接続された外部画像表示装置の表示モードを取得し、取得した表示モードに応じたサイズの一覧表示画面を当該外部画像表示装置の画面に表示できる。
また、請求項17に記載の発明では、保存メモリに記録されている画像データを再生して外部画像表示装置に表示させる画像表示制御装置のコンピュータに、外部画像表示装置との間でデータを送受信を制御する機能と、外部画像表示装置との接続時に、該外部画像表示装置の表示モードを取得する機能と、画像を外部画像表示装置に一覧表示する際に表示対象とする画像が取得した表示モードによって決定される表示可能数以上ある場合に、各画像データ毎の評価データに基いて表示対象とする各画像の画像評価値を取得する機能と、取得した画像評価値の高い順に保存メモリから表示可能数の画像の画像データを取得する機能と、取得した画像データから所定サイズの画像を生成する画像生成手段と、生成した表示可能数の画像を外部画像表示装置に送信し、該外部画像表示装置に表示されている一覧表示画面上に撮影日時順に表示させる機能と、を実行させるプログラムを提供する。
これにより、画像表表示制御装置は、接続された外部画像表示装置の表示モードを自動的に取得し、複数の画像の中から画像を所定数選択して表示させる際に、指定した表示期間レベルで分類される各対象期間毎の代表画像を取得した表示モードに応じた表示可能数分、当該レベル・期間内での各画像の日時順に配列して当該外部画像表示装置の一覧表示できる。
本発明によれば、画像表示制御装置は、取得した外部画像表示装置の表示モードに応じたサイズの一覧表示画面を当該外部画像表示装置の画面に表示できるので、その装置の表示領域を有効に使うことができる。また、複数の画像の中から画像を所定数選択して表示する際に、各画像毎に記憶された画像評価データに基づいて当該所定数の画像を撮影日時の順序に一覧表示できるので複数の画像を代表する画像として最適な画像を表示できる。また、各画像の撮影日時順に配列されるため、ユーザは指定レベルでの実期間内に撮影された画像を代表する画像を、その前後関係で理解して把握できる。
以下の説明で、「画像データ等」とは静止画データ及びその画像情報、若しくは、動画データ及びその画像情報をいう。なお、動画データの場合は音声データを含む。また、以下の説明では受信または入力する画像データが静止画データの場合はJPEG(Joint Photograph cording Experts Group)圧縮されているものとし、動画データの場合はMPEG(Motion Picture Experts Group)圧縮されているものとする。
図1は本発明に係る電子アルバムシステムの説明図であり、符号1は電子アルバム装置、符号2は、ユーザの操作により電子アルバム装置1に指示を与えるリモートコントロール装置(以下、リモコン装置と記す)、符号100はデジタルカメラやパーソナルコンピュータ(以下、パソコン)等の外部画像記録装置、符号150はデジタルカメラ100から画像を取り込む際に用いるUSBケーブル、符号200はテレビ等の外部画像表示装置を示す。また、符号250はテレビケーブル等の外部画像表示装置との接続ケーブルであり、テレビ受信装置200と接続電子アルバム装置1に接続され電子アルバム装置1で再生された映像信号(映像データ)をテレビ受信装置200等の外部画像表示装置に送信するために用いられる。
電子アルバム装置1は大容量の保存メモリを備え、接続されたデジタルカメラ100やパソコン等の外部画像記録装置から取り込んだ画像データ(画像ファイル)を記録している。また、テレビ受信装置200等の外部画像表示装置に接続されると、接続された外部画像表示装置の画面のアスペクト比等の画面の表示モードを取得し、ユーザが指定した期間内の代表画像を所定の評価基準により抽出して、接続されている外部画像表示装置の画面のアスペクト比にあった一覧表示画面を生成し、縮小画像(例えば、サムネイル画像)と共にその外部表示装置に送ってその画面に表示させる。また、その一覧表示画面上で選択された画像を保存メモリから取り出して再生し、その外部画像表示装置の画面サイズにあうように拡大して出力し、表示させる。
なお、上記図1で、電子アルバム装置1は、再生画像の表示をもっぱら外部画像表示装置に行うよう制御する装置であって、電子アルバム装置1自体には画像表示部を備えていない構成の装置であってもよい。また、電子アルバム装置1自体には画像表示部を備えた構成の装置とし、テレビ受信装置200等の外部画像表示装置に接続された場合は一覧表示画面や再生画像の表示を外部画像表示装置に行わせるようにし、外部画像表示装置に接続された場合は一覧表示画面や再生画像の表示を電子アルバム装置自体に備えられた画像表示部に行わせるように制御するように構成された装置でもよい。
図2はテレビ画面に表示される画像の一覧表示画面のフォーマットの説明図であり、図2(a)は標準表示モードでアスペクト比4:3の画面に表示される一覧表示画面40のフォーマットを示し、図示の例では、1行に7個のサムネイル画像を5行分表示可能に構成されている。図2(b)はワイド表示モードでアスペクト比16:9の画面に表示される一覧表示画面50のフォーマット例を示し、図示の例では、1行に10個のサムネイル画像を5行分表示可能に構成されている。
ケーブル150で、電子アルバム装置1とテレビ受信装置200が接続されると、電子アルバム装置1はテレビ受信装置200からテレビ受信装置200の画面のアスペクト比を受け取ってテレビ受信装置200の画面のアスペクト比を取得し、取得したアスペクト比に応じた一覧表示画面表示用フォーマットデータをテレビ受信装置200に送ると共に、その一覧表示画面に表示する複数の縮小画像(例えば、サムネイル画像)をテレビ受信装置200に送ってテレビ受信装置200の画面に表示させる。表示する一覧表示画面はアスペクト比4:3の場合は(図2(a)の例では一覧表示画面40であり、1行に7個のサムネイル画像が5行分表示される。また、アスペクト比16:9の場合は図2(b)の例では一覧表示画面50であり、1行に7個のサムネイル画像が5行分表示される。
また、一覧表示画面40、50は、ユーザのリモコン操作により、日表示/月表示/年表示/年代表示/全件表示に任意に切り替えられるように構成されている。以下の説明では静止画像の再生表示の場合を例として説明するが、動画の再生表示においても略同様の手順で一覧表示画面を表示できる。
図2で、符号41、51は表頭表示欄、符号42、52は期間指定欄であり、符号42−1〜42−4、52−1〜52−4は期間指定用の標識(「日」、「月」、「年」、及び「年代」標識)と期間内の全画像データ表示を意味する「全件」標識からなり、ユーザが期間を指定すると対応する標識が点滅、若しくは異なる色彩等で差別表示される。
符号43、53は表示行であり、1行ごとに、指定期間が「日」、「月」、「年」、「年代」のいずれかなら、各行毎に表示可能画像数を限度とした画像を表示できる。また、「全件」指定の場合は現在指定されている期間内のすべての画像から抽出した画像の縮小画像を表示できる
符号44、54は各行毎に設けられた期間表示欄であり、ユーザによって選択された年代、年、月、あるいは日付(現在日以前)が新しい順に上から下に表示される。なお、選択・指定可能な日数は行数以内である。また、符号45、55は縮小画像表示欄であり、期間表示欄44、54に表示された期間内に撮影された複数の画像がタイムスタンプ順に表示される。また、表示される画像は縮小画像であり、サムネイル画像またはそれ以上のサイズであることが視覚的には望ましいがモニタ画面のサイズと表示可能画像数によって規定されるものである(本実施形態では、単に縮小画像と記している)。符号46、56は適用表示欄であり、タイムスタンプのほか、タイトルや、コメント等がある場合に表示される。
図3は、図1に示した電子アルバム装置1の電子回路構成の一実施例を示す図である。図3で、電子アルバム装置1は、表示モード取得部10、デジタルカメラ100等の外部画像記録装置から送信された画像データ等を受信する画像受信部11、光ディスクやメモリカード等の記録媒体に記憶された画像を読み取って入力する画像入力部12、DMAコントローラ13、DRAMインターフェイス(I/F)14、DRAM15、保存メモリ16、制御部17、JPEG回路18、VRAM19、VRAMコントローラ20、VRAM19、デジタルビデオエンコーダ21、表示部22、アナログ映像信号出力部23、デジタル映像信号出力部24、リモコン信号受信25部、MPEG回路26、音声出力部27、及びキー入力部30を備えている。
なお、電子アルバム装置1を画像の表示をもっぱらアナログ映像を表示する外部画像表示装置に行わせるよう画像表示部を備えていない構成の装置とした場合は、デジタルビデオエンコーダ21、及び表示部22は不要であり、もっぱらデジタル映像を表示する外部画像表示装置(例えば、デジタルテレビ)に行わせるよう画像表示部を備えていない構成の装置とした場合は、アナログ映像信号出力部23は不要となる。また、画像入力部12及びキー入力部30は必須ではない。同様に、表示部22を備えている場合はアナログ映像信号出力部23、デジタル映像信号出力部24は必須ではなく、キー入力部30を備えている場合は、リモコン信号受信部25は必須ではない。また、電子アルバム装置1を静止画表示専用装置として構成する場合にはMPEG回路26及び音声出力部27は不要である。
表示モード取得部10は、電子アルバム装置1がテレビ受信機200等の外部画像表示装置に電気的に接続されたとき、接続された外部画像表示装置から送信される信号に含まれる当該装置の画面のアスペクト比を取得し、外部画像表示装置の表示モードとして制御部17に送る。
画像受信部11はUSBインターフェイスを含み、USBケーブル150(図1)を介してデジタルカメラ100やパソコン等の外部画像記録装置から送信された画像データ等信号を受信し、DRAMコントローラ13を介してDRAM15に記憶する。
画像入力部12は記録媒体に記録されている画像データ(圧縮画像データ)等のデータを読み取る読取装置(例えば、光ディスク読取装置やメモリカードリーダ等)からなり、装着された記録媒体から読み取った画像データ等DRAMコントローラ13を介してDRAM15に記憶する。
DRAMコントローラ13は、画像受信部11または画像入力部12で取り込んだ画像データ(圧縮画像データ)をDRAMインターフェイス(I/F)20を介してバッファメモリとして使用されるDRAM15にDMA転送する。
DRAM15は一時記憶領域または作業用領域として用いられ、画像受信部11または画像入力部12で取り込んだ画像データ(圧縮画像データ)の一時記憶領域や、画像管理レコードのソート(並び替え)や、圧縮画像データの伸張処理や、サムネイル画像等の縮小画像生成処理時等の作業用領域等として用いられる。
保存メモリ16は、光ディスク、フラッシュメモリ、若しくは他の公知の大容量のリムーバルなメモリからなり、画像受信部11または画像入力部12から取り込まれた画像データ等を記録している。また、図示していないが、保存メモリ16に電子アルバム装置1に接続されるテレビ受信機200等の外部画像表示装置の表示部の画面サイズに応じて予め生成された複数種類の一覧表示画面用のフォーマットデータ(例えば、4:3のアスペクト比の画面に応じた標準表示モード用の画面フォーマットデータや16:9のワイド表示モード用の画面フォーマットデータ)および各一覧表示画面の1行あたりの表示可能数Kおよび行数G等を記録している。
制御部17は、この電子アルバム装置1全体の制御動作を司るものであり、CPU若しくはMPU(以下、CPU)と、後述するような、画像サイズ情報検出部10から受け取る信号に対応しての表示モードの判定動作や画像データの再生表示時の画像再生動作等を含む該CPUで実行される動作プログラムを固定的に記憶したフラッシュメモリ等のプログラム格納メモリ、及びワークメモリとして使用されるRAM等により構成されている。また、保存メモリ16に代えて、プログラム格納メモリに電子アルバム装置1に接続されるテレビ受信機200等の外部画像表示装置の表示部の画面サイズに応じて予め生成された複数種類の一覧表示画面用のフォーマットデータや各一覧表示画面の1行あたりの表示可能数および行数等の定数等を格納するようにしてもよい。
制御部17は、また、リモコン信号受信部25(またはキー入力部30)から受け取る信号に対応してフラッシュメモリ等のプログラム格納用メモリに格納されている各モードに対応のプログラムやメニューデータを取り出して、電子アルバム装置1の他の各機能の実行制御、例えば、画像データの受信や読み取り、所定の評価基準に基づく代表画像の抽出、各指定期間に応じた代表画像等の一覧表示制御、代表画像の一覧表示画面のスクロール動作制御、保存メモリ16に記録した画像の再生・表示等の実行制御等や、機能選択時の機能選択メニューの表示制御等を行う。
JPEG回路18は、ADCT(Adaptive Discrete Cosine Transform:適応離散コサイン変換)、エントロピ符号化方式であるハフマン符号化等の処理によりデータ圧縮されている画像データ(静止画データの圧縮画像データ)を、再生表示モードで、データ圧縮した手順とまったく逆の手順で伸張する。
VRAMコントローラ20は、JPEG回路18で伸張した画像データをVRAM19に展開して記憶させた上で、このVRAM19から定期的に読み出し、これらの画像データをデジタル映像信号出力部24を介してデジタルビデオエンコーダ21に出力してビデオ信号を生成させテレビ受信装置200等のデジタル映像を表示する外部画像表示装置に出力する。表示部22による画像表示が行なわれる場合も同様である。また、テレビ受信装置200等の外部画像表示装置がアナログ映像を表示する場合これらの画像データをアナログ映像信号出力部23を介して外部画像表示装置に出力する。
デジタルビデオエンコーダ21は、上記VRAM19に展開して記憶されている画像データをVRAMコントローラ20を介してVRAM19から定期的に読み出し、これらのデータを基にデジタル映像信号(ビデオ信号)を生成して表示部22に出力する。
表示部22は液晶モニタ画面を有し、デジタルビデオエンコーダ21からのビデオ信号に基づいた表示を行うことで、その時点でVRAMコントローラ20から取込んでいる画像情報に基づく画像やデータ、表示用のフォーマット画面や文字メッセージ、アイコン等を液晶モニタ画面に表示する。
アナログビデオ信号出力部23はテレビケーブル250等の信号入出力用ケーブルを接続する端子部を含み、VRAMコントローラ20からの画像データをアナログビデオ信号に変換して(アナログ映像を表示する)テレビ受信装置200等の外部画像表示装置に出力する。
デジタルビデオ信号出力部24はテレビケーブル等のケーブルを接続する端子部を含み、デジタルビデオエンコーダ21からのデジタルビデオ信号を(デジタル映像を表示する)テレビ受信装置200等の外部画像表示装置に出力する。
リモコン信号受信部25は図5に示すようなリモコン装置2からのリモコン信号を受信すると、受信信号を該信号に応じた所定のコードに変換して制御部17に送る。
MPEG回路26はデータ圧縮されている画像データ(動画データの圧縮データ)を動画再生時に、データ圧縮した手順とまったく逆の手順で伸張する。
音声出力部27は、動画表示モードの場合に動画に関連付けて保存メモリ16に記録されている音声データを音声に復元して外部に出力する。なお、音声出力部27を操作ガイド等の音声案内メッセージ出力用に用いることもできる。
キー入力部30は後述するリモコン装置2(図5)のキー2−1〜2−14と同様の入力キーを備え、これらのいずれかが押されると押されたキーに対応付けられた状態信号を制御部17に送出する。
図4はリモコン装置2の一実施例の正面図であり、リモコン装置2は正面に、静止画再生ボタン2−1、動画再生ボタン2−2、カーソルキー2−3、確認キー2−4、スクロールボタン2−5、画像表示装置指定ボタン2−6、2−7、2−8、文字入力ボタン2−9、電源ボタン2−10、終了ボタン2−11、音量調整ボタン2−12、戻しボタン2−13、記録ボタン2−14等のキーを備え、前面中央部にはリモコン信号送出口を有するリモコン信号送信部2−0を有してなり、ユーザがリモコン装置2の上記いずれかのキーまたはボタンを押すたびに、指示に対応するリモコン信号がリモコン信号送信部2−0から送出される。なお、リモコン信号送信部2−0は、無線信号送信手段や、赤外線通信手段装置若しくはブルートゥース等のような公知の近距離通信手段から構成できる。
図4で、静止画再生ボタン2−1が押されるとリモコン装置2から電子アルバム装置1の起動信号及びモード指定信号が送出され、電子アルバム装置1は起動のあと静止画表示モードとなり、一覧表示する、指定期内の対象期間内の代表的な複数の静止画像の選択を促す。動画再生ボタン2−2が押されると電子アルバム装置1の起動信号及びモード指定信号が送出され、電子アルバム装置1は起動のあとは動画表示モードとなり、一覧表示する、指定期内の対象期間内の代表的な複数の動画像の選択を促す。カーソルキー2−3は上方移動操作、下方移動操作、左方移動操作、左方移動操作可能に構成されており、ユーザはカーソルキー2−3を操作してカーソル枠を上下左右に移動させ、所望の画像を選択したり、アイコンやメニューの選択指定を行うことができる。確認キー2−4はカーソルキー2−4の操作により選択指定された画像やアイコン、メニュー、入力文字等の確認を行うキーであり、確認キー2−4が押されると確認(確定)信号が制御部17に送られる。
スクロールボタン2−5は画面を前後、あるいは左右にスクロールさせるための操作キーであり、前後及び左右スクロール用4個のボタン(図5の例では前後左右を示す4個の三角形のボタン)が設けられている。ユーザはスクロールボタン2−5を操作して一覧表示画面を前後または左右にスクロールさせることができる。なお、スクロール用の4個のボタンのうち、左右スクロール用の2個のボタンは必須ではない。
画像表示装置指定ボタン2−6、2−7、2−8は一覧表示画面や再生画像を表示する画像表示装置を指定するためのキーであり、図5に示す例ではボタン2−6はテレビ受信装置200に、ボタン2−7は画像アルバム装置1の表示部22に対応付けられている。また、ボタン2−8はユーザ設定の画像表示装置に対応付けられている(ボタン2−8は必須ではない)。
文字入力ボタン2−9は「0」〜「9」の10個の数字/文字キーからなり、ユーザが評価基準を設定する場合等に必要な情報を入力するために用いることができる。電源ボタン2−10はリモコン装置2の電源オン/オフを行うキーであり、終了ボタン2−11を押すと、終了指示信号が電子アルバム装置1に送出され、電子アルバム装置1の各種のモード実行を終了させる。音量調整ボタン2−12は動画再生表示モード時の音声や静止画再生表示モード時にナレーション等の音声を出力するようにした場合の音声の音量を調整操作するキーである。
戻しボタン2−13はスライドショー表示を停止させた場合に、所望の画像が表示されるように画像を1コマずつ戻す場合に用いる遡及表示操作キーである。また、記録ボタン2−14はデジタルカメラ100等の外部画像記録装置から画像データを受信したり、メモリカード等の記録媒体に記録されている画像データを読み取る場合に操作するキーであり、記録キー2−4が押されるとリモコン装置2から電子アルバム装置1に記録指示信号が送出され、電子アルバム装置1は記録モードに移行して上述した画像データの取り込み処理を行い、取り込んだ画像データを保存メモリ16に記録する。
図5は保存メモリに割り当てられる記憶領域の一実施例を示す図であり、保存メモリ16の記憶領域には、複数の画像管理レコード(図6)を記録する画像管理レコード記録領域161、画像ファイル(静止画像ファイル若しくは動画像ファイル)を記録する画像ファイル記録領域162、及び画像ファイル記録領域に動画像ファイルが記録されている場合にその動画像ファイルに関連付けて記録される音声ファイルを記録する音声ファイル記録領域163が確保されている。また、図示していないが一覧表示用の画面フォーマットデータや定数を記録する領域を有している。
図6は代表画像抽出に用いる画像管理レコードの構成例を示す図である。画像管理レコード60はデジタルカメラ100等の外部画像記録装置から受信した画像ファイル(圧縮画像データ)やメモリカード等の記録媒体から読み取った画像ファイル(圧縮画像データ)を保存メモリ16に記録する際に、記録する画像ファイルに対応付けて1レコードずつ生成され記録されるデータであり、画像管理レコード記録領域161に記録されている。
画像管理レコード60は、画像ファイル記憶領域162に記録されている対応の画像ファイルの画像ファイル番号を記憶する画像ファイル番号記憶欄61、画像ファイルの記録時に画像ファイルから取り出したタイムスタンプを記憶するタイムスタンプ記憶欄62、画像ファイルの取り込み時にユーザが設定入力した文字列からなるタイトルやコメントを記憶するタイトル記憶欄63及びコメント記憶欄64、画像記録後、任意の時期に設定/変更可能なレーティング(お気に入り)による;デフォルト値=1)を記憶するレーティング記憶欄65、画像を再生表示するたびに1つずつカウントアップされて更新される視聴回数記憶欄66、画像を再生表示するたびに視聴時間を積算する視聴時間記憶欄67、撮影間隔(直前に撮影された画像の撮影時刻との撮影時刻の差)に基づく値(図9参照)を記憶するタイム間隔記憶欄68、及び所定の評価基準に基づいて後述するような算出方法で算出された画像評価値を記憶する画像評価値記憶欄69を有している。
上述した各記憶欄のうちのタイトル記憶欄62〜タイム間隔記憶欄68に記憶されるタイトル〜タイム間隔はそれぞれ評価情報(評価データ)に相当し、画像管理レコードの選択処理時)に評価情報と所定の評価基準値を基に各評価情報ごとの評価値が決定され、決定された評価値に基づいて画像の評価値が算出される。また、タイトル記憶欄62〜タイム間隔記憶欄68に記憶されるタイトル〜タイム間隔は一覧画像表示時や画像再生時に更新される場合がある。
また、画像管理レコード60は一覧画像表示時に指定期間や画像評価値をキーとしてソートされ、画像評価値の大きい順に所定数の画像が抽出される。
図7は評価情報をパラメータとして数値化するための評価情報数値化テーブルの一実施例を示す図であり、評価情報数値化テーブル70は画像管理レコードの選択処理時に図示のような評価基準値A、B、C、D、E、Fに基づいて各評価情報毎に評価値が決定され、所定の計算式により画像評価値が算出される。画像評価値は、例えば、図7で各評価情報の評価値基準値をA、B、C、D、E、Fとし、画像評価値をαとすると、評価式;α=(A+B+C+E+F)×D;で求めることができる。
図7の例で、評価情報のうち、タイムスタンプの評価基準値は0、タイトルやコメントは設定されていればその分ユーザの関心が高いことを意味するものとして5が与えられ、設定されていない場合は0が与えられる。また、レーティング(お気に入り)はユーザによって設定される値であり、1〜5のいずれかが設定される(デフォルト値=1)。視聴回数は、視聴回数=点数とされるが、10を越えると10に固定される。視聴時間は例えば積算時間(分)/60分として算出される値であり、算出値(小数点以下は切り捨て)=点数とされるが、10を越えると10に固定される。
また、タイム間隔は撮影間隔の算出値に対応する値を図8のタイム間隔数値化テーブル90を基に数値化したものであり、数値化テーブルを参照して対応する値をタイム間隔として取得することとなる。
図8はタイム間隔情報をパラメータとして数値化するためのタイム間隔数値化テーブルの一実施例を示す図であり、タイム間隔数値化テーブル80は直前に撮影された画像の撮影時刻との撮影時刻の差を図示のように区分して区分ごとに点数を与えてパラメータ(タイム間隔)化したものである。なお、30日以上の撮影間隔は9で固定としている。このようにタイム間隔を設定しておくことにより、撮影時間間隔の差が少ない画像ほど同一場所で同一被写体を連続的に撮影した画像である場合が多いことから、タイム間隔の点数を低くして連続的に撮影された画像を代表画像として抽出しないようにできる。また、撮影間隔の大きい画像を再生することはその画像に対するユーザの印象や関心が高いことや利用価値が高いことも点数に加味されている。
図9は記録画像の画像評価値を算出する際の画像Yの各評価情報毎の評価値の一例を示す図であり、各評価情報の評価値A、B、C、D、E、Fは画像管理レコードの選択処理時に各画像に対応する画像情報レコードの評価情報を図7に示したような評価情報数値化テーブル70の評価基準値を基に各画像ごと数値化して得られるものである。この評価値を元に上述した評価式;α=(A+B+C+E+F)×Dで画像Yの画像評価値を求めると、画像Yの画像評価値=(0+0+0+3+1+3)×1=7となる。
図10は標準表示モード、つまり、アスペクト比4:3の画面に表示した代表画像の一覧表示例を示す図である。図10(a)はアスペクト比4:3の一覧表示画面に、指定期間=「日」、つまり、1日単位でその日を代表する画像を縮小して1行(この例では1行あたりの表示可能数K=7)に表示し、それを5行(5日)分縦方向に並べて一覧表示したものであり、ユーザは1行に表示されている縮小画像(図示の例で、記号やマーク、文字等は画像を意味するものとする)を見ていくうちに撮影当日の1日の出来事などを回想することができる。
また、図10(b)はアスペクト比4:3の一覧表示画面に、指定期間=「月」、つまり、1月単位でその月を代表する画像を縮小して1行に表示し、それを5行(5日)分縦方向に並べて一覧表示したものであり、ユーザは1行に表示されている縮小画像を見ていくうちにその月の出来事などを回想することができる。同様に、期間を指定することにより、年単位の代表画像の一覧表示画面、年代単位の代表画像の一覧表示画面を表示できる。また、「全件」指定の場合は現在の指定期間内の全画像を縮小して5行分ずつ一覧表示することができる。
図11はワイド表示モード、つまり、アスペクト比16:9の画面に表示した代表画像の一覧表示例を示す図である。図11(a)はアスペクト比16:9の一覧表示画面に、指定期間=「年」、つまり、年単位でその年を代表する画像を縮小して1行(この例では1行あたりの表示可能数=10)に表示し、それを5行(5日)分縦方向に並べて一覧表示したものであり、ユーザは1行に表示されている縮小画像(図示の例で、記号やマーク、文字等は画像を意味するものとする)を見ていくうちにその画像を撮影した年の出来事などを回想することができる。
また、図11(b)はアスペクト比16:9の一覧表示画面に、指定期間=「年代」、つまり、10年単位でその年代を代表する画像を縮小して1行に表示し、それを5行(5日)分縦方向に並べて一覧表示したものであり、ユーザは1行に表示されている縮小画像を見ていくうちにその年代の出来事などを回想することができる。同様に、期間を指定することにより、日単位の代表画像の一覧表示画面、月代単位の代表画像の一覧表示画面を表示できる。また、「全件」指定の場合は現在の指定期間内の全画像を縮小して5行分ずつ一覧表示することができる。
上記図10及び図11に示した各一覧表示画面において指定された期間はハイライト表示されている表頭表示欄41上で差別表示(図示の例では四角い枠で囲んで表示)されている。また、各行の期間表示欄44には期間(撮影した日、月、年、年代)が表示され、各行には同一期間内に撮影された画像の代表画像が最大K個ずつ表示可能であり、タイムスタンプ順に表示されている。ユーザがリモコンの操作によりカーソルである期間をポイントすると、その行が強調表示等により差別表示されると共に、表頭表示欄41にカーソルでポイントされている対象期間47が表示される。また、ハイライト表示されている摘要欄45には撮影時刻45−1やコメント45−2〜45−4等が表示される。
(画像表示動作)
図12は画像再生時の電子アルバム装置の動作概要を示すフローチャートであり、このフローチャートは電子アルバム装置1に本願発明の電子アルバム装置1に本願発明の一覧表示画面のサイズ決定/画像抽出/表示機能を実現させるためのプログラムを説明するためのものである。
以下に示す処理は基本的に制御部17が予めフラッシュメモリ等のプログラムメモリに記憶されたプログラムに従って実行する例で説明するが、全ての機能をプログラムメモリに格納する必要はなく、必要に応じて、その一部若しくは全部をネットワークを介して受信して実現するようにしてもよい。以下、電子アルバム装置1が家庭用のテレビ受信装置200に接続され、ユーザがリモコン装置2から指示を行って電子アルバム装置1に記録されている画像を再生して接続されている家庭用のテレビ受信装置(デジタルテレビ)200に表示する場合を例とし、テレビ受信装置200がアスペクト比4:3の画面を備えた装置の場合を標準表示モード、アスペクト比16:9の画面を備えた装置の場合をワイド表示モードとして以下説明する。
図12で、ユーザがリモコン装置2の静止画表示ボタン2−1または動画表示ボタン2−2を押すと電子アルバム装置1の電源がオンとなり、動作プログラムが起動される。
表示モード取得部10は電子アルバム装置1とテレビ受信装置200がケーブル250で接続されると、テレビ受信装置200に表示モード情報送信要求(制御信号)を送出し、テレビ受信装置200から送られてくる画面のアスペクト比を検出して制御部17に送出する(ステップS0)、制御部17は表示モード取得部10から送られた検出結果を調べ、テレビ受信装置200がアスペクト比4:3の画面を備えた装置の場合は標準表示モードと判定して標準表示モードを意味するフラグ値をRAMに保持してステップS2に進み、アスペクト比1:9の画面を備えた装置の場合はワイド表示モードと判定してワイド表示モードを意味するフラグ値をRAMに保持してステップS3に進む(ステップS1)。
標準表示モードの場合は、制御部17は標準表示モード用の一覧表示画面(図2(a)参照)のフォーマットデータ及び1行あたりの表示可能数K(本実施例ではK=7)を保存メモリ16から取り出してVRAMコントローラ20を介してVRAM19にイメージ展開させてからVRAMコントローラ20を介してデジタルビデオエンコーダ21、デジタルビデオ信号出力部24、ケーブル250の経路でテレビ受信装置200に送信し、その画面上に表示させ、ステップS4に進む(ステップS2)。
また、ワイド表示モードの場合は、制御部17はワイド表示モード用の一覧表示画面(図2(b)参照)のフォーマットデータ及び1行あたりの表示可能数K(本実施例ではK=10)を保存メモリ16から取り出してVRAMコントローラ20を介してVRAM19にイメージ展開させてからVRAMコントローラ20を介してデジタルビデオエンコーダ21、デジタルビデオ信号出力部24、ケーブル250の経路でテレビ受信装置200に送信し、その画面上に表示させ、ステップS4に進む(以下、データをテレビ受信装置に表示させるための制御部17〜テレビ受信装置200に送信するまでの動作を、単に、「データを送ってテレビ受信装置200に表示させる」と記す)(ステップS3)。
また、この際、表示用属性コードをテレビ受信装置200に送って一覧表示画面の表頭表示欄41をハイライト表示させる(ステップS4)。
次に、制御部17は行カウンタを初期化(カウント値=0)してステップS6に進む(ステップS5)。
ユーザは一覧表示画面が表示されるとリモコン装置2を操作して期間指定欄42の標識(日、月、年、年代)のいずれかを指定するので、制御部17はリモコン信号受信部25からの信号を調べ、「日」表示が指定された場合はステップS7に進み、「月」表示が選択された場合はステップS9に進み、「年」表示が選択された場合はステップS11に進み、「年代」表示が選択された場合はステップS13に進み、終了操作がなされた場合は処理を終了し、電源をオフにする。また、期間指定も終了操作もない場合は期間指定または終了操作のあるまで待つ(ステップS6)。
指定期間として「日」が指定された場合は、制御部17は表示属性コードをテレビ受信装置200に送って「日」指定標識42−1の表示色を変更させてハイライト表示し(ステップS7)、保存メモリ16に記録している全画像管理レコードを日付別にソートし、現在日以前で5日分の画像データを評価対象画像とするように5日分の画像管理レコードを抽出してDRAM15に転送する。また、この際、抽出された画像管理レコードのタイムスタンプ記憶欄72を調べて最も新しい日付を指定期間としてDRAM15(または制御部17のRAMに)保持し、ステップS15に進む(ステップS8)。
指定期間として「月」が指定された場合は、制御部17は表示属性コードをテレビ受信装置200に送って「月」指定標識42−2の表示色を変更させてハイライト表示し(ステップS9)、保存メモリ16に記録している全画像管理レコードを月別にソートし、現在日を含む月以前で5ヶ月分の画像データを評価対象画像とするように5ヶ月分の画像管理レコードを抽出してDRAM15に転送する。また、この際、抽出された画像管理レコードのタイムスタンプ記憶欄72を調べて最も新しい月を指定期間としてDRAM15(または制御部17のRAMに)保持し、ステップS15に進む(ステップS10)。
指定期間として「年」が指定された場合は、制御部17は表示属性コードをテレビ受信装置200に送って「年」指定標識42−3の表示色を変更させてハイライト表示し(ステップS11)、保存メモリ16に記録している全画像管理レコードを年別にソートし、現在日を含む年以前で5年分の画像データを評価対象画像とするように5年分の画像管理レコードを抽出してDRAM15に転送する。また、この際、抽出された画像管理レコードのタイムスタンプ記憶欄72を調べて最も新しい年を指定期間としてDRAM15(または制御部17のRAMに)保持し、ステップS15に進む(ステップS12)。
指定期間として「年代」が指定された場合は、制御部17は表示属性コードをテレビ受信装置200に送って「年代」指定標識42−4の表示色を変更させ(ステップS13)、保存メモリ16に記録している全画像管理レコードを年代別にソートし、現在日を含む年代以前で5年代分の画像データを評価対象画像とするように50年分の画像管理レコードを抽出してDRAM15に転送する。また、この際、抽出された画像管理レコードのタイムスタンプ記憶欄72を調べて最も新しい年代を指定期間としてDRAM15(または制御部17のRAMに)保持し、ステップS15に進む(ステップS14)。
制御部17は、上記ステップS8、S10、S12、S14のいずれかで抽出した画像管理レコード(図6)を図7に示したような評価基準値を元に画像評価値を算出して分類し、画像評価値の高い順にK(Kは表示可能数)個の画像(代表画像)を選択してステップS16に進む(ステップS15)。
制御部17は上記ステップS16で選択された画像管理レコードをタイムスタンプ順にソートしてから選択された画像管理レコードに対応する画像データ(代表画像データ)を順次保存メモリ16から抽出し、その縮小画像を生成して、一行に表示する数分の縮小画像(1行あたり最大K個)のビデオデータをテレビ受信装置200に順次送って1行分の画像として表示させる(ステップS16)。
制御部17は行カウンタに1を加えてから、行カウンタの値が5を越える場合は表示行分の表示を行ったものとしてステップS18に進み、そうでない場合は次の表示行に代表画像を表示するためにステップS15に戻る(ステップS17)。
ユーザは一覧表示画面に代表画像が表示されおわったあと、期間内の全画像の閲覧を所望する場合は、リモコン装置2を操作して期間指定欄42の「全件」表示を指定できるので、制御部17はリモコン信号受信部25からの信号を調べ、「全件」表示が指定された場合はステップS19に進み、そうでない場合はステップS20に進む(ステップS18)。
「全件」が指定された場合は、制御部17は、現在の期間内の画像管理レコードをすべてタイムスタンプ順に抽出してソートし、対応する画像データを取り出してその縮小画像を生成し、縮小画像のビデオデータをテレビ受信装置200に順次送って5行×K個分の縮小画像を表示させる(ステップS19)。
ユーザは一覧表示画面に画像が表示され終わったあとリモコン装置2を操作して表示行を上下にスクロールして指定期間内の他の代表画像を表示させたり、カーソルボタン2−4を操作して対象行を変更することができるので、制御部17はリモコン信号受信部25からの信号を調べ、上下スクロールボタンが操作された場合はステップS21に進み、そうでない場合はステップS22に進む(ステップS20)。
上下スクロールキーが操作された場合は、制御部17行をスクロール方向にスクロールさせて指定期間内の他の代表画像(縮小画像)を表示させ、ステップS18に戻る(ステップS21)。
制御部17はリモコン信号受信部25からの信号を調べ、行変更指示があった場合は、ステップS23に進み、行変更指示のない場合はステップS24に進む(ステップS22)。
行変更指示があった場合は、指示により指定された行の期間を指定期間として特定して、ステップS18に戻る(ステップS23)。
ユーザは一覧表示画面に表示されている縮小画像を拡大表示したい場合は、リモコン装置2のカーソルキー2−4を操作してカーソルで所望の画像を選択指定し、確認キー2−3を押すので、制御部17はリモコン信号受信部25からの信号を調べ、カーソルが縮小表示されている画像上にありかつ確認キー2−3が押された場合は拡大表示指示があったものとしてステップS25に進み、操作されていない場合はステップS26に進む(ステップS24)。
拡大指示操作があった場合は、制御部17は指定された縮小画像データに対応する画像データを保存メモリ16から取り出して伸張して拡大し、拡大画像データをテレビ受信装置に送って拡大画像を表示させる。また、この際、制御部17は、拡大画像の視聴時間のカウントし画面表示が終わると対応する画像管理レコードの視聴時間記憶欄77に記憶されている視聴時間にカウントした視聴時間を累積し、 更に、画像管理レコードの視聴時間回数記憶欄76の視聴時間回数に1を加えて更新する(ステップS25)。
制御部17はリモコン信号受信部25からの信号を調べ、終了キー2−11が押された場合は画像表示処理を終了させ、そうでない場合は一覧法事画面の表示色の属性を元に戻すと共に一覧表示画面の表示内容(期間や画像、その他のデータ)をクリアしてステップS4に戻る(ステップS26)。
上記図12のフローチャートに示した動作により、電子アルバム装置1は接続されたテレビ受信装置の画面のアスペクト比を自動的に取得して、取得したアスペクト比に応じたサイズの一覧表示画面を当該テレビ受信装置の画面に表示できるので、テレビ画面の表示領域を有効に使うことができる。また、保存メモリ16に記録している各画像のうち、指定された期間内に撮影された画像の評価情報を図7に示したような重み付けされた評価基準値で数値化し、数値化された基準値を元に各画像の評価値(=画像評価値)を所定の評価式で計算して、評価値の大きさ順に所定数の画像を代表画像として抽出して、接続されたテレビ受信装置に送ってその画面いっぱいに表示されている一覧表示画面に表示できる。
また、上記図12のフローチャートのステップS25で選択指定された画像を拡大表示するときに視聴時間や視聴回数を自動更新するので、画像の評価値が視聴時間や視聴回数によって変化する。つまり、画像を見れば見るほどその視聴時間や視聴回数の評価値が自動的に高くなり、画像評価値も高くなる。
なお、上記図12のフローチャートではテレビ受信装置200等の外部画像表示装置がデジタル映像を表示する装置の場合を例としたが、VRAM19からの出力データの経路をVRAMコントローラ20、アナログビデオ信号出力部23、ケーブル250とすることにより、アナログ映像を表示する装置の場合にも適用できる。
また、上記図12のフローチャートのステップS0で、表示モード取得部10はテレビ受信装置200に表示モード情報送信要求信号を送出し、テレビ受信装置200から送られてくるアスペクト比を検出して制御部17に送出するようにしたが、ステップS0を、「表示モード取得部10は電子アルバム装置1とテレビ受信装置200がケーブル250で接続されるとテレビ受信装置200から送られる各種情報のうち画面のアスペクト比を検出し、制御部17に送出する」ようにしてもよい。
(変形例)
上記実施例の説明では、電子アルバム装置1とテレビ受信装置200が接続されると電子アルバム装置1はテレビ受信装置200の画面のアスペクト比を自動的に取得するものとして説明したが、電子アルバム装置1側でテレビ受信装置200等の外部画像表示装置のアスペクト比をマニュアル入力して設定するようにしてもよい。なお本変形例では、図3に示した表示モード取得部10は必須ではない。
図13は画像再生時の電子アルバム装置の変形例の動作概要を示すフローチャートであり、このフローチャートは電子アルバム装置1に本願発明の一覧表示画面のサイズ決定/画像抽出/表示機能を実現させるためのプログラムを説明するためのものである。
図13で、ユーザがリモコン装置2の静止画表示ボタン2−1または動画表示ボタン2−2を押すと電子アルバム装置1の電源がオンとなり、動作プログラムが起動される。ユーザはリモコン装置2を操作して接続されているテレビ受信装置200のアスペクト比またはテレビ受信装置の種類を表す文字(例えば、アスペクト比4:3なら「1」、16:9なら「2」)を入力するので(ステップS0)、制御部17はリモコン信号受信部25からの信号を調べ、アスペクト比4:3であることを意味する信号ならステップS2に進み、アスペクト比、16:9であることを意味する信号ならステップS3に進む(ステップS1’)。以下、ステップS2以降の動作は図12のフローチャートに示した動作と同様である。
なお、上記図12及び図13のフローチャートでは画面のアスペクト比が4:3、若しくは16:9の場合を例としたがアスペクト比はこれらに限定されない。また、テレビ受信装置の画面の表示モードを判別するための情報はアスペクト比に限定されず、例えば、テレビ受信装置の種類や型式、若しくは画面の縦横のサイズでもよい。
また、図12及び図13のフローチャートでは外部画像表示装置としてテレビ受信装置を例としたが、テレビ受信装置に限定されるものではなく、例えばパソコンや専用の表示装置であってもよい。
以上、本発明のいくつかの実施例について説明したが本発明は上記各実施例に限定されるものではなく、種々の変形実施が可能であることはいうまでもない。
電子アルバムシステムの説明図である。 代表画像の一覧表示画面の説明図である。 電子アルバム装置の電子回路構成の一実施例を示す図である。 リモコン装置の一実施例の正面図である。 保存メモリに割り当てられた記憶領域の一実施例を示す図である。 代表画像抽出に用いる画像管理レコードの構成例を示す図である。 評価情報をパラメータとして数値化するための評価情報数値化テーブルの一実施例を示す図である。 タイム間隔情報をパラメータとして数値化するためのタイム間隔数値化テーブルの一実施例を示す図である。 記録画像の画像評価値を算出する際の各評価情報の評価値の一例を示す図である。 アスペクト比4:3の画面に表示した代表画像の一覧表示例を示す図である。 アスペクト比16:9の画面に表示した代表画像の一覧表示例を示す図である。 画像再生時の電子アルバム装置の動作概要を示すフローチャートである。 画像再生時の電子アルバム装置の変形例の動作概要を示すフローチャートである。
符号の説明
1 電子アルバム装置(画像表示制御装置)
2 リモコン装置(レベル指定手段)
10 表示モード取得部(表示モード取得手段)
16 保存メモリ
17 制御部(画像評価値取得手段、画像データ抽出手段、画像データ取得手段、画像生成手段、表示制御手段)
22 表示部
40 一覧表示画面(表示画面)
60 画像管理レコード(画像評価情報)
70 評価情報数値化テーブル
80 タイム間隔数値化テーブル
100 デジタルカメラ(外部装置)
200 テレビモニタ(外部装置)

Claims (17)

  1. 保存メモリに記録されている画像データを再生して外部画像表示装置に表示させる画像表示制御装置であって、
    前記外部画像表示装置の表示モードを取得する表示モード取得手段と、
    前記保存メモリに記録されている複数の画像データのうち、前記表示モード取得手段によって取得された表示モードによって決定される表示可能数の画像の画像データを取り出して所定サイズの画像を生成する画像生成手段と、
    前記画像再生手段によって生成された画像を前記外部画像表示装置に送信し、該外部画像表示装置に表示させる表示制御手段と、
    を備えたことを特徴とする画像表示制御装置。
  2. 保存メモリに記録されている画像データを再生して外部画像表示装置に表示させる画像表示制御装置であって、
    前記保存メモリに記録されている各画像データにそれぞれ対応付けられて該保存メモリに記録されている画像評価データと、
    前記外部画像表示装置との接続時に、該外部画像表示装置の表示モードを取得する表示モード取得手段と、
    画像を外部画像表示装置に一覧表示する際に、表示対象とする画像が前記表示モード取得手段によって取得された表示モードによって決定される表示可能数以上ある場合に、前記各画像データ毎の評価データに基いて表示対象とする各画像の画像評価値を取得する画像評価値取得手段と、
    前記画像評価値取得手段によって取得された画像評価値の高い順に前記保存メモリから前記表示可能数の画像の画像データを取得する画像データ取得手段と、
    前記画像データ取得手段によって取得された画像データから所定サイズの画像を生成する画像生成手段と、
    前記画像生成手段によって生成された前記表示可能数の画像を前記外部画像表示装置に送信し、該外部画像表示装置に表示されている一覧表示画面上に撮影日時順に表示させる表示制御手段と、
    を備えたことを特徴とする画像表示制御装置。
  3. 前記表示モード取得手段は、前記外部画像表示装置との接続時に該外部画像表示装置から送られる信号を基に一覧表示画面の表示モードを判定する手段を含むことを特徴とする請求項1または2記載の画像表示制御装置。
  4. 前記表示モード取得手段は、表示モードデータを入力する手段を含むことを特徴とする請求項1または2記載の画像表示制御装置。
  5. 前記表示モードは、前記外部画像表示装置の画面のアスペクト比によって決定され、前記表示制御手段は、前記アスペクト比に対応するサイズの一覧表示画面データを前記外部画像表示装置に送信する手段を備えたこと、を特徴とする請求項1または2記載の画像表示制御装置。
  6. 複数の表示期間レベルのうちの任意のレベルを指定するレベル指定手段を備え、
    前記表示制御手段は、前記レベル指定手段によって指定された表示期間レベルに応じた一覧表示画面を前記外部画像表示装置に表示させる手段を備えたことを特徴とする請求項1または2記載の画像表示制御装置。
  7. 前記表示期間レベルは、日単位、月単位、年単位、年代単位の期間レベルからなることを特徴とする請求項6に記載の画像表示制御装置。
  8. 前記対象期間は前記指定された表示期間レベル内で複数選択され、前記表示制御手段は、前記選択された各対象期間を縦軸方向とし、該対象期間内で生成された前記表示可能数の画像を横軸方向にとって前記画像表示装置に一覧表示させる手段を含むことを特徴とする請求項6または7に記載の画像表示制御装置。
  9. 前記外部画像表示装置はテレビ受信装置であることを特徴とする請求項1乃至8のいずれか1項に記載の画像表示装置。
  10. 前記評価データは、各画像毎に複数設定され、所定の評価基準によって各画像の画像評価値算出データとして数値化されてなることを特徴とする請求項1乃至6のいずれか1項に記載の画像表示制御装置。
  11. 前記評価データは、該当する画像毎にユーザが設定した付加データに基づいて算出されることを特徴とする請求項1乃至8のいずれか1項に記載の画像表示制御装置。
  12. 前記評価データは、各画像の撮影日時から隣り合う画像間での撮影間隔に基づいて得られる撮影間隔データに基づいて算出されるデータを含むことを特徴とする請求項1乃至8のいずれか1項に記載の画像表示制御装置。
  13. 前記評価データは、記録画像に対するユーザの閲覧履歴データに基づいて算出するデータを含むことを特徴とする請求項1乃至8のいずれか1項に記載に画像表示制御装置。
  14. 前記閲覧履歴データは前記外部画像表示装置に表示される一覧表示画面から選択される画像の視聴時間の累積時間を含むことを特徴とする請求項13に記載の画像表示制御装置。
  15. 前記閲覧履歴データは、前記外部画像表示装置に表示される一覧表示画面から選択される画像の視聴回数を含むことを特徴とする請求項13に記載の画像表示制御装置。
  16. 保存メモリに記録されている画像データを再生して外部画像表示装置に表示させる画像表示制御装置のコンピュータに、前記外部画像表示装置との間でデータの送受信を制御する機能と、前記外部画像表示装置の表示モードを取得する機能と、前記保存メモリに記録されている複数の画像データのうち、取得した表示モードによって決定される表示可能数の画像の画像データを取り出して所定サイズの画像を生成する機能と、生成した画像を前記外部画像表示装置に送信し、該外部画像表示装置に表示させる機能と、を実行させるプログラム。
  17. 保存メモリに記録されている画像データを再生して外部画像表示装置に表示させる画像表示制御装置のコンピュータに、前記外部画像表示装置との間でデータを送受信を制御する機能と、前記外部画像表示装置との接続時に、該外部画像表示装置の表示モードを取得する機能と、画像を外部画像表示装置に一覧表示する際に表示対象とする画像が取得した表示モードによって決定される表示可能数以上ある場合に、各画像データ毎の評価データに基いて表示対象とする各画像の画像評価値を取得する機能と、取得した画像評価値の高い順に前記保存メモリから前記表示可能数の画像の画像データを取得する機能と、取得した画像データから所定サイズの画像を生成する画像生成手段と、生成した前記表示可能数の画像を前記外部画像表示装置に送信し、該外部画像表示装置に表示されている一覧表示画面上に撮影日時順に表示させる機能と、を実行させるプログラム。
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