JP2006252225A - 生体認証プログラム、装置及び方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】
本発明は、複数の生体認証手段を用いたシステムにおいて、各認証手段の認証結果を有効に反映しつつFARを低減し、かつ、本人拒否率も低くできる複数の生体認証手段を活用したシステムを提供する事を目的とする。
【解決手段】
本発明は、制御手段10において、第1の生体情報認証手段での認証結果を、当人と認証できる確度のほかに、該確度に達していないが当人の可能性を示す程度の第2の確度を設定し、第1の生体情報認証手段での認証結果が第1の確度に満たず第2の確度より大きい確度であった場合には、第2の生体情報認証手段での認証を行わせ、その結果を基に認証を行うようにした。
【選択図】 図2

Description

本発明は、手のひら静脈認証や指紋認証等の生体認証を行うプログラム、装置及び方法に関するものである。
近年、手のひら静脈認証や指紋認証等、生体情報を用いて認証を行う生体認証は、パスワードなどによる認証に比べ、盗用の危険性が少なく、また、パスワードのように利用者の記憶に頼るものでもないという利便性も重なり、セキュリティの分野で注目されている。
この生体認証は、基本的に予め、対象となる生体情報(指紋・静脈情報等)を登録しておき、その登録された情報と、認証用に取得された生体情報とを比較する事により、認証を行う。
この認証方式には、上記した指紋認証、手のひら静脈認証のほかに、声紋、顔、虹彩(目の白目より内側の瞳孔を除いたドーナツ形状の部分)の形状等があり、それぞれ、他人受入率(他人であっても当人と誤認してしまう率)がまちまちである。
このため、従来特開2004−152045号公報など示されるように、複数の生体認証を行い、その個々の認証に合格したか否かを判定し、その結果を基に認証の可否を行う事が試みられている。
特開2004−152045号公報
しかしながら、上記のような従来の複数の生体認証では、個々の認証自体は独立し、その各々の認証結果を元に個人の判別を行っている。
このため、認証精度の高いもの同士での複数認証は単独で生体認証を行った場合に比べ、他人受入率をより低くできるものの、事実上敷居が高くなり、本人であっても本人で無いと誤認する本人拒否率が高くなってしまうという課題が生じてしまう。
また、他人受入率が高い認証手段と低い認証認証を組み合わせても、事実上、他人受入率が高い認証装置の他人受入率とあまり変わらない他人受入率しかない場合が多く、他人受入率の低い認証装置は意味が無いという事にもなってしまう。
本発明は、この点に鑑みて成されたもので、複数の生体情報認証手段を用いたシステムにおいて、各認証手段の認証結果を有効に反映しつつ他人受入率を低減し、かつ、本人拒否率も低くできる複数の生体情報認証手段を活用したシステムを提供する事を目的とする。
本発明は、上記目的を達成するために、第1の生体情報認証手段での認証結果を、当人と認証できる確度のほかに、該確度に達していないが当人の可能性を示す程度の第2の確度を設定し、第1の生体情報認証手段での認証結果が第1の確度に満たず第2の確度より大きい確度であった場合には、第2の生体情報認証手段での認証を行わせ、その結果を基に認証を行うようにしたものである。
また、この第2の生体情報認証手段の認証結果が当人と認証できる確度は、第1の生体情報認証手段の認証結果による当人の確度により動的に変更されるものである。
本発明は、この様な構成にする事で、ある生体情報認証手段の認証結果に対して、他の認証手段の結果による補強を行う認証となるため、従来のように、個々の認証結果の一番厳しい結果を最終結果とするわけではなくなるため、本人拒否率が、上記従来の複数の生体認証をもちいたシステムに比べ低く抑える事が可能となる。
また、他の認証手段の結果による補強を行う認証と言う事で、例えば、一方の生体情報認証手段の他人受入率が高くとも、その認証結果によって、他人受入率が高いほうの生体情報認証手段の結果を補強する形となるので、この様なシステムにおいても、他人受入率の低い認証手段単体の場合よりも、より他人受入率の低い精度の高い認証結果を得る事ができる。
以下、本発明を実施するための最良の形態について述べる。
図1は、本発明の生体認証装置を適用したATM(Automated−Teller Machine)端末の例を示す。以下本実施の形態は、該ATM端末を例として説明を行う。なお、本発明の適用は、複数の生体情報認証手段を有するシステムであれば、このATM端末に限られるものではない。
図1において、1はATM端末本体である。2は、利用者に対し、情報の表示を行うとともに、該画面に触れることで利用者が情報入力を行う、タッチパネル付ディスプレイである。3は、生体情報認証手段の一種で、手のひらを該手段の上にかざすと、例えば近赤外線を放射し、その結果、手のひらより得られる静脈パターンを読み取る手のひら静脈画像読み取り手段である。4は、指紋を読み取る指紋読み取り手段、5は、顔認証に使用される顔を撮像するカメラである。6は、声紋認証に利用されるマイク、7は利用者が所持するカードで、ICチップが埋め込まれ、該ICチップ内に認証のための各種情報を記憶した記憶領域8を有する。
更に、9は、カード7内の記憶領域8に記憶されている情報を読み取るカード情報読み取り手段である。
このATM端末についての機能ブロック図を示したものが、図2である。
1はATM端末本体を示す。
10は、ATM端末全体の制御を行う制御手段で、記憶領域20を有している。
以下、ATM端末における処理の説明にて特に指摘が無い場合は、該制御手段10が処理を行っているものとする。また、制御手段10には、カード読み取り手段9が接続されており、利用者が挿入したカード7の記憶領域から各種認証情報を読み取り、制御手段10へ送る処理を行っている。
ここで、カード7の記憶領域8に記憶されている情報について図3を用いて説明する。
カード7の記憶領域8には、ATM端末1で認証可能な認証情報の認証基礎情報が記憶されている。図3にその記憶内容を示す。この図3でわかるように、記憶領域8には、暗証番号情報101、指紋認証の際に使用される指紋認証マスター画像情報102、手のひら静脈認証で使用される静脈指紋認証マスター画像情報103、声紋認証で使用される声紋認証マスター情報104、顔認証で使用される顔認証マスター画像情報105、及び、生体情報認証手段での認証順序情報106(ここでは、第1の生体情報認証手段として手のひら静脈認証・第2の生体情報認証手段として声紋認証とする事が記録されている。)が、記憶されており、各生体情報認証手段による認証の際、制御手段を経由して適宜生体情報認証手段へ転送される。
なお、本実施の形態の場合は、画像情報同士のマッチングによる認証を行うものとし、カードの記憶領域には、各マスター画像情報自体を記憶しているが、例えば顔認証の場合、顔の各パーツ(目・鼻・口など)の位置情報を量子化して記憶しておき、後述する顔認証手段51で、その座標と、カメラ5で撮像された画像中から各顔の位置を認証しマスター情報との対比を行うようにするなど、画像情報を特徴データ化することでカードに記憶する事も可能で、このようにすれば各認証マスター情報の記憶容量を、低く抑える事が可能である。
また、本実施の形態では、カード内の生体認証情報を読み出して認証を行うようにしているが、カード内にて認証を行うための処理手段をいれておくことで、個人生体認証情報の漏洩を防止する事が可能となる。
また、図1にも示されたタッチパネル付ディスプレイ2は、画像を表示するディスプレイ部23とその前面に設置された透明のタッチパネル21とからなり、ディスプレイ23の表示制御は、制御手段10からの指示を受けたディスプレイ制御手段24が行い、タッチパネル21で入力された位置情報をタッチパネル制御手段22が検出し、制御手段10へ伝える構成となっている。
また、51は、図1にも示されたカメラ5で撮像された画像によって撮像された顔情報を基に顔認証処理を行う顔認証手段である。この顔認証手段51には、カメラ53で撮像された顔画像情報を記憶する顔画像記憶領域52、認証レベル情報を記憶する認証レベル情報記憶領域53とが接続されている。この認証レベル記憶領域53には、図4に示すように、1回目の生体認証を行う第1の生体情報認証手段として利用された場合の認証レベル閾値及び2回目以降の生体認証を行う第2認証手段として利用された場合の認証レベル閾値が記憶「される。
このうち、第1の生体情報認証手段として利用された場合の認証レベル閾値は、第1認証レベル閾値(ここでは他人受入率10.0%)、第2認証レベル閾値(ここでは他人受入率10.0%)の2つの閾値が記憶されている。この第1認証レベル閾値は、この閾値未満の他人受入率だった場合、認証を許可するという基準となる閾値である。また、第2認証レベル閾値は、この閾値以下で第1認証レベル閾値以上だった場合、第2の生体情報認証手段により認証を行わせるという基準の閾値である。なお、後でも述べるが、顔認証手段51は、第2認証レベル閾値以上の他人受入率であった場合には、認証不可と判定する。
また、第2認証手段として利用された場合の認証レベル閾値には、第1の生体情報認証手段による認証での他人受入率に応じて、3段階に設定される。基本的には、第1の生体情報認証手段の他人受入率が小さいほど、この認証レベル閾値が大きくなる閾値が記憶されている。
また、61は、図1にも示されたマイク6で集音された音声情報を基に声紋認証処理を行う声紋認証手段である。この声紋認証手段61には、マイク6で集音された音声情報を記憶する音声情報記憶領域62、認証レベル情報を記憶する認証レベル情報記憶領域63とが接続されている。この認証レベル記憶領域63の構成は、顔認証手段51に接続されている、認証レベル記憶領域53と同様の情報が記憶されており、ここではその詳細の説明を省略する。
また、31は、図1にも示された手のひら静脈画像読み取り手段3で取得された手のひら静脈画像情報を基に手のひら静脈認証処理を行う手のひら静脈認証手段である。この手のひら静脈認証手段31には、手のひら静脈画像読み取り手段3で取得された手のひら静脈画像情報を記憶する手のひら静脈情報記憶領域32、認証レベル情報を記憶する認証レベル情報記憶領域33とが接続されている。この認証レベル記憶領域33の構成は、顔認証手段51に接続されている、認証レベル記憶領域53と同様の情報が記憶されている。但し、手のひら静脈認証情報は、上記してきた顔認証・声紋認証に比べ一般に他人受入率が高いとされているため、図5に示されるようにレベル閾値である他人受入率が低く設定されている。
ただし、声紋・顔・手のひら静脈認証いずれの場合でも第1の生体情報認証手段として最初に認証を行い、その認証結果のみで認証OKとする第1認証レベル閾値のみは同じである。これは、認証手段認証精度のばらつきがあっては正式な認証ができないためにこの様な設定を行っている。
さらに、41は、図1にも示された指紋読み取り手段4で取得された指紋画像情報を基に指紋画像処理を行う指紋画像認証手段である。この指紋認証手段41には、指紋読み取り手段4で取得された指紋画像情報を記憶する指紋情報記憶領域42、認証レベル情報を記憶する認証レベル情報記憶領域43とが接続されている。指紋認証も、声紋・顔認証より他人受入率が高いとされているので、この認証レベル情報記憶領域43には、手のひら静脈認証手段41に接続されている認証レベル記憶領域33に記憶されているものと同じ情報(図5に示される情報)が記憶されている。
なお、顔認証手段51、声紋認証手段61、手のひら静脈認証手段31、指紋認証手段41(以下総称して各生体情報認証手段と称す)は、全て制御手段10の指示によって処理を実行するとともに、各読み取り手段(カメラ5、マイク6、手のひら静脈画像読み取り手段3、指紋読み取り手段4)から読み取った情報と、制御手段10経由で受け取った、カード7の記憶領域8に記憶される各生体情報のマスター情報(図3参照)との比較を行う事により認証を行う。
また、各生体情報認証手段は、認証を行ったときのマスター情報と読み取った情報との一致度合から、他人受入率を計算する機能も有している。
なお、制御手段1の記憶領域20は、制御手段1で処理を行うに当たり必要な情報の記憶に利用されるが、この記憶領域20には、図6に示されるようにデフォルトの認証手段の認証順序も記憶されている。
更にこのATM端末は、この認証の結果、本人認証ができた場合にネットワーク12経由でセンター13との各種通信を行う通信制御手段11を有しており、該通信制御手段11も、制御手段10に接続され、制御手段10の制御に基づき、センター13との通信を行うようになっている。
以上のように構成された、複数の生体情報認証手段を有するATM端末について、以下、その認証処理の説明を図7、図8のフローチャートに基づきその説明を行う。
なお、処理については、特に明記が無い限り制御手段10が処理を行っているものとする。
カード読み取り手段9は、カード読み取り手段9に対し、カード7を挿入が行われたかを検出している(S1001)。ここで、カード7の挿入を検出しない場合は(S1002)、カード読み取り手段7は、S1001に戻り、カード7の挿入検出処理を継続する。
また、カード7の挿入を検出すると(S1002)、カード読み取り手段9は、制御手段10に対し、カード7の挿入検出を通知し、これを受けた制御手段10は、カード読み取り手段9に対し、認証順序情報の読み取りを指示する。この指示を受けたカード読み取り手段9は、カード7の記憶領域8より、認証順序情報の読み取りを行う(S1003)。認証順序読み取り情報は、上記したように、カード7の記憶領域8には、予め図3に示されるような情報が記憶されており、その中に、認証順序情報が記憶されている。本実施の形態は、記憶領域8に記憶されている情報は図3に示される情報であるとして説明する。よって、本実施の形態の場合、第1の生体情報認証手段として、手のひら静脈認証、第2の生体情報認証手段として声紋認証として記憶されている認証順序情報が、カード7の記憶領域8より読み出される。この読み出された情報は、カード読み取り手段より、制御手段10へ通知される。
この通知を受けた制御手段10は、カード読み取り手段9が読み出した情報から、カード7の記憶領域8に認証順序情報が記憶されていたか否かをチェックする(S1004)。
もし、S1004で、カード7に認証順序情報が記憶されていないと判断すれば、制御手段10は、上記した予め制御手段10の記憶領域20に記憶されているデフォルトの認証順序情報(図6参照)を、今回の認証順序情報として、使用する。(S1005)
また、S1004で、カード7の記憶領域8に認証順序情報が記憶されていると判断すれば、カード読み取り手段9より通知された認証順序記憶情報を記憶領域20に記憶する。(S1006)
本実施の形態の場合、カード7の記憶領域8には、図3に示されるように、認証順序情報が記憶され、それをカード読み取り手段9が制御手段10に通知しているので、S1004で制御手段10は、カード7に認証順序情報が記憶されていると判断し、S1006の処理に従い、通知された、「第1の生体情報認証手段として、手のひら静脈認証、第2の生体情報認証手段として声紋認証」の認証順序情報を記憶領域20に記憶する。
次に、制御手段10は、第1の生体情報認証手段による認証処理を行う(S1007)。
具体的にはまず、記憶領域20に記憶されている認証順序情報を基に第1の生体情報認証手段として指定されている認証手段で使用する認証マスター情報を、カード読み取り手段9を制御してカード7の記憶領域8より読み出す。
そして、制御手段10は、第1の生体情報認証手段に、認証指示及び、この認証マスター情報を送る。
本実施の形態の場合、上記してきたように、記憶領域20には、第1の生体情報認証手段として、手のひら静脈認証が記憶されているので、制御手段10は、カード読み取り手段9を制御してカード7の記憶領域より手のひら静脈認証の認証マスター画像情報を読み出し、手のひら静脈認証手段31に対し、手のひら静脈認証を行う指示及び該認証マスター画像情報を送信する。
また、この際、制御手段10は、利用者に、手のひら静脈認証のために手のひら静脈画像読み取り手段3に対し手をかざすよう示唆する表示を行うよう、ディスプレイ制御手段24に指示を出す。これによりディスプレイ制御手段24は、図9に示すような画面をディスプレイ23に表示させる。
制御手段10より認証の指示及び認証マスター画像情報を受けた手のひら静脈認証手段31は、認証マスター画像情報を手のひら静脈記憶領域32に記憶するとともに、手のひら静脈画像読み取り手段3より画像を読み取り、手のひら静脈情報記憶領域32に記憶させる。
そして、手のひら静脈情報認証手段31は、手のひら静脈情報記憶領域32に記憶されている手のひら静脈画像読み取り手段が読み取った画像情報・認証マスター情報との対比を行い、その他人受入率を算出する。この算出手法は、その生体情報認証手段ごとに算出アルゴリズムがあるが、周知の技術であり、かつ、本発明の本質部分ではないのでここでは特に言及しない。本実施の形態の場合、ここで算出された他人受入率が、3.0%であったとして説明する。
手のひら静脈認証手段31は、この認証結果と、認証レベル記憶領域33に記憶されている認証レベル情報を、制御手段10へ転送する。上記したように、本実施の形態で認証レベル記憶領域33に記憶されている認証レベル情報は、図5に示される情報であり、この情報が、制御手段10へ送信される。
これを受けた制御手段10は、送られてきた他人受入率と認証レベル情報を記憶領域20に記憶する。(S1008)そして、該認証レベル情報のうち、第1回目の認証レベル閾値にある、第1認証レベル閾値・第2認証レベル閾値の各値と、同じく記憶領域20に記憶した、手のひら静脈認証手段31から送られてきた他人受入率(以下認証結果他人受入率)とを比較する(S1009)。
ここで、認証結果他人受入率が第1認証レベル閾値をクリア、即ち第1認証レベル閾値である他人受入率10.0%より低い値であった場合、認証完了の処理である、後述するS1013以降の処理へ移行する。また、認証結果他人受入率が第2認証レベル閾値(他人受入率5.0%)より他人受入率が高い場合、即ち、第2認証レベル閾値もクリアできない場合、認証失敗処理であるS1014移行の処理へ移行する。
また、第1認証レベル閾値をクリアできないが第2認証レベル閾値をクリアできた場合は、S1009以降の処理へ移行する。なお、本実施の形態の場合、上記したように認証結果他人受入率は、3.0%であるので、このS1010以降の処理が行われる。
S1010において制御手段10は、第2の生体情報認証手段の認証レベル設定を行う。
まず、記憶領域20より、第2の生体情報認証手段として記憶されている生体認証を読み出す。本実施の形態の場合、声紋認証が記憶されているので、それが読み出される。続いて、この読み出された認証に対応する生体情報認証手段へ、認証レベル情報を通知する様、指示する。本実施の形態の場合、第2の生体情報認証手段は声紋認証として記憶領域20に記憶されているので、制御手段10は、対応する声紋認証手段61に対し、認証レベル情報を通知するように指示する。
これを受けた声紋認証手段61は、認証レベル情報記憶領域63より、認証レベル情報を読み出し、制御手段10へ送信する。この情報は、上記したように図4に示される認証レベル情報が送信される事になる。
これを受けた制御手段10は、この情報を記憶領域20に記憶する。
そして、制御手段10は、第1の生体情報認証手段での認証結果他人受入率と、第2の生体情報認証手段より受信した認証レベル情報のうち、第2回目以降の認証レベル閾値とを対比し、該当する認証レベル値を第2の生体情報認証手段におけるレベル閾値として記憶領域20に記憶する。本実施の形態の場合、第1の生体情報認証手段である手のひら静脈認証手段31での認証結果他人受入率は3.0%であったので、図4の第2回目以降の認証レベル閾値のうち(2)が該当し、制御手段10は、他人受入率5.0%を第2の生体情報認証手段における認証レベル閾値として記憶する。
なお、本実施の形態では、このように認証レベル情報を段階的に記憶しておく方式としたが、この方式の変わりに図10のフローチャートに示すように、
第2の生体情報認証手段の認証レベル閾値(他人受入率)
← 第1の生体情報認証手段の認証レベル閾値(他人受入率)/第1の生体情報認証手段の認証結果他人受入率
というように、第1回目の認証結果他人受入率が第1認証レベル閾値(他人受入率)に近いほど、第2の生体情報認証手段の認証レベル閾値(他人受入率)が高くなるような計算式に基づき設定するようにすれば、本実施の形態のよう第2回目以降の認証レベル閾値を持つ必要が無くなる。
この処理が完了すると、制御手段10は、第2の生体情報認証手段による認証処理を行う。
まず、カード読み取り手段9を制御して、カード7の記憶領域8より、記憶領域20に記憶されている情報に基づき第2の生体情報認証手段に対応する認証マスター情報を読み出す。本実施の形態の場合、記憶領域20には、第2の生体情報認証手段として声紋認証が記憶されているので、制御手段10は、カード読み取り手段9に対し、カード7の記憶領域8より、声紋認証マスター情報を読み出すよう指示する。この指示を受けたカード読み取り手段9は、カード7の記憶領域8より、声紋認証の認証マスター情報を読み出し、制御手段10へ送る。
この声紋認証マスター情報を受けた制御手段10は、利用者に、声紋認証のためにマイク6に対し名前を発生するよう示唆する表示を行うよう、ディスプレイ制御手段24に指示を出す。これによりディスプレイ制御手段24は、図11に示すような画面をディスプレイ23に表示させる。
また、制御手段10は、第2の生体情報認証手段に、認証指示及び、この認証マスター情報を送る。
本実施の形態の場合、上記してきたように、記憶領域20には、第2の生体情報認証手段として、声紋認証が記憶されているので、制御手段10は、取得した認証マスター情報及び認証指示を声紋認証手段61送信する。
制御手段10より認証の指示及び認証マスター情報を受けた声紋認証手段61は、認証マスター情報を声紋情報記憶領域62に記憶するとともに、マイク6より画像を読み取り、声紋情報記憶領域62に記憶させる。
そして、声紋認証手段61は、声紋情報記憶領域62に記憶されているマイク6により取得した声紋情報と認証マスター情報との対比を行い、その他人受入率を算出する。
この算出手法は、その生体情報認証手段ごとに算出アルゴリズムがあるが、周知の技術であり、かつ、本発明の本質部分ではないのでここでは特に言及しない。また本実施の形態の場合、ここで算出された他人受入率(以後第2認証結果他人受入率)が、4.0%であったとして説明する。
声紋認証手段61は、この第2認証結果他人受入率を制御手段10へ送信する。
この情報を受けた、制御手段10は、第2認証結果他人受入率と、記憶領域20に記憶されている第2の生体情報認証手段における認証レベル閾値とを比較し、第2認証結果他人受入率が該第2の生体情報認証手段における認証レベル閾値以下であれば、認証クリアとしてS1013以降の処理を行う。
また、第2認証結果他人受入率が該第2の生体情報認証手段における認証レベル閾値を超えるようであれば、S1014以降の認証失敗時の処理を行う。
なお、本実施の形態の場合、上記してきたように、第2認証結果他人受入率が4.0%、該第2の生体情報認証手段における認証レベル閾値は5.0%であるので、制御手段10は認証クリアとして、S1013以降の処理を行う。
S1013において、制御手段10は、通信制御手段11を制御し、ネットワーク12を経由してセンター13へ、認証を確認した事を示す情報(認証確認情報)を送信するとともに、ディスプレイ制御手段24に対し、認証クリア通知及び各種手続の処理のメニュー画面を表示するよう指示する。これを受けたディスプレイ制御手段24は、図12に示すように、ディスプレイ23に認証クリア通知及び各種手続の処理のメニュー画面を表示させる(S1015)。
この後、利用者がタッチパネル21に対し入力を行うと、それをタッチパネル制御手段22が制御手段10に通知し、制御手段10は、それに応じた各種処理を行う。(S1017)この各種処理は、本発明の本質部分でないため説明を省略する。
この処理の完了後、制御手段10は、カード読み取り手段9に対し、カード排出の指示を行い、これを受けたカード読み取り手段9は、カード7の排出を行う(S1018)。
なお、S1012の認証の結果、認証不可となった場合、認証不可であったことを示す情報を制御手段10の記憶領域20に記憶するとともに、通信制御手段11を制御して、ネットワーク12経由でセンター13へ通知する。(S1014)
そして、制御手段10は、ディスプレイ制御手段24に対し認証失敗を示す情報を表示させるよう指示を出し、これを受けたディスプレイ制御手段24は、ディスプレイ23に図13に示すような、認証失敗及びカード返却を知らせる画面を表示させる(S1016)。
その後、制御手段10は、上記したS1018の処理に移行し、カード7の排出処理を行う。
本実施の形態においては、2段階の認証で説明してきたが、この第2回以降の認証手順を同じくして、更に多段階の認証を行わせる事も可能である。
例えば、上記実施の形態において、第2の生体情報認証手段での他人受け入れ率の閾値を第1の生体情報認証手段と同じく、第1の認証レベル閾値と第2の認証レベル閾値を持ち、第1の認証レベル閾値に達せず、第2の認証レベル閾値に達した場合は、更に第3の生体情報認証手段により、同様の認証を行う、というように、多段階での認証を可能とする。
また、本実施の形態のように、第1の認証レベル閾値をクリアもしくは、第2の認証レベル閾値もクリアできない場合は、2回目の認証を省略できるようにする事で、認証される
利用者が、必ず、2回の認証を行わなければならないという事も無くなり、必ず2回の認証を行う従来の技術に比べれば、認証にかかる平均処理時間を短縮する事が可能となる。
また、本実施の形態では基本的に、第2の生体情報認証手段による認証結果は、第1の認証結果の補強であるため、他人受入率が比較的低い生体情報認証手段を第1の生体情報認証手段とし、他人受入率が比較的高い生体情報認証手段を第2の生体情報認証手段としても、第1の生体情報認証手段より本人拒否率を低め、かつ他人受入率を高める事も無くなる。
また、本実施の形態とは逆に、他人受入率が比較的高い生体情報認証手段を第1の生体情報認証手段とし、他人受入率が比較的低い生体情報認証手段を第2の生体情報認証手段とする事で、第1の生体認証にてある程度の本人拒否行わないようにし、第2の生体認証にて、その結果を補強するようにする事で、当初より本人で無いとする本人拒否率を下げるという事も可能となる。
また、本実施の形態においては、他人受入率を認証レベル情報として認証を行ったが、これに限らず本人認証の確度を示す認証レベル情報であればよい。
次に第2の実施の形態について説明する。
第2の実施の形態では、認証手段を複数設けるのではなく、処理手順の異なる2つの認証手段を利用した認証を行う事を特徴としている。
本実施の形態におけるブロック図を図14に示す。
なお、今回の実施の形態では、手のひら静脈認証を認証手段とした場合について説明している。また、第1の実施の形態と同じ機能の構成については同一の番号を付し、説明を省略する。
34は、手のひら静脈認証手段31と認証ロジックが異なる第2の手のひら静脈認証手段31である。この第2の手のひら静脈認証手段にも、手のひら静脈画像読み取り手段3で取得された手のひら静脈画像情報を記憶する手のひら静脈情報記憶領域32、認証レベル情報を記憶する認証レベル情報記憶領域33と同等の、第2の手のひら静脈情報記憶領域35と認証レベル情報記憶領域33と同等の機能を有する第2の認証レベル情報記憶領域36とが接続されている。
また、記憶領域20に記憶される、デフォルトの記憶順序情報は、第1の生体情報記憶手段として手のひら静脈認証手段31、第2の生体情報記憶手段として第2の手のひら静脈認証手段34が記憶され、また、カード7の記憶領域8にも同様に手のひら静脈認証手段31、第2の手のひら静脈認証34を順序付けた情報が認証順序情報として記憶されている。
以上のように構成された、第2の実施の形態における生体認証システムの処理自体は、事実上図7,図8で示された第1の実施の形態のフローチャートに沿ったものとなるので説明を省略する。
ただし、1回目と同じ手のひら静脈画像情報を利用すれば、S1011にて再度手のひら静脈画像読み取り手段から手のひら静脈画像情報を読み込ませるための処理は、不要となる。
このように、同じ認証を処理手順の異なる2つの処理手段に行わせる事も可能であり、この場合、利用者から見れば、何度認証が行われ様と、1回の認証情報の読み取り作業で済むため利用者に操作を何度もお粉和させる必要が無くなる。
上記した以外にも、指紋認証で、複数の指を利用した認証の場合のように、利用者が1人でも複数の同一形態の認証を行う場合にも同様の多段階の認証を行う事が可能である。
このようにすれば、認証手段は1つで、同様の効果を得る事が可能となる。
この様な場合、カード7の記憶領域8には図15に示すように認証対象の指の指紋情報を記憶しておく事で対応が可能となる。
更に、本発明の利用形態として、企業内の端末操作許可などの認証に利用する場合が考えられる。
この様な場合、図16のように、認証を行う認証サーバ201に設置し、端末202ニ接続されている各種生体情報認証手段からので読み込んだ生体情報を認証サーバ201へ送り、認証サーバ201にて上記してきたのと同様の処理手順にて処理を行う事が可能である。
(付記1) コンピュータに、
第1の生体情報認証手段に対し、認証指示を行う第1認証指示ステップと、
前記指示ステップの後、第1の生体情報認証手段からの認証レベル情報が、第1の認証レベル閾値に達せず、第2の認証レベル閾値に達していると判断した場合、第2の生体情報認証手段における第3の認証レベル閾値を設定するとともに第2の生体情報認証手段に対し、認証指示を行う第2認証指示ステップと、
前記第2認証指示ステップの後、第2の生体情報認証手段からの認証レベル情報が、第3の認証レベル閾値に達している場合、認証を許可する許可ステップと、
を実行させる生体認証プログラム。(1)
(付記2) 前記第2認証ステップにおいて、第3の認証レベル閾値は、第1の生体情報認証手段の認証レベル情報に応じて設定する
事を特徴とする付記1記載の生体認証プログラム。(2)
(付記3) 前記第2認証ステップにおいて、第3の認証レベル閾値は、第1の生体情報認証手段の認証レベル情報が第1の認証レベル閾値に近いほど、認証レベル閾値を低くする事を特徴とする付記2に記載の生体認証プログラム。(3)
(付記4) 前記第1の生体情報認証手段及び前記第2の生体情報認証手段からの認証レベル情報、第1の認証レベル閾値、第2の認証レベル閾値及び第3の認証レベル閾値は他人受入率情報である事を特徴とする付記1から付記3に記載の生体認証プログラム。(4)
(付記5)前記第1の生体情報認証手段より前記第2の生体情報認証手段のほうが平均他人受入率が大きい事を特徴とする付記1から付記4に記載の生体認証プログラム。
(付記6)前記第1の生体情報認証手段より前記第2の生体情報認証手段のほうが平均他人受入率が小さい事を特徴とする付記1から付記4に記載の生体認証プログラム。
(付記7) コンピュータに、
生体情報読み取り手段からの情報に基づき認証を行う第1の生体情報認証手段に対し、認証指示を行う第1認証指示ステップと、
前記指示ステップの後、第1の生体情報認証手段からの認証レベル情報が、第1の認証レベル閾値に達せず、第2の認証レベル閾値に達していると判断した場合、前記生体情報読み取り手段からの情報に基づき認証を行う第2の生体情報認証手段における第3の認証レベル閾値を設定するとともに第2の生体情報認証手段に対し、認証指示を行う第2認証指示ステップと、
前記第2認証指示ステップの後、第2の生体情報認証手段からの認証レベル情報が、第3の認証レベル閾値に達している場合、認証を許可する許可ステップと、
を実行させる生体認証プログラム。(5)
(付記8) コンピュータに、
生体情報読み取り手段からの情報に基づき、第1の生体情報に対する認証を行う第1の生体情報認証手段に対し、認証指示を行う第1認証指示ステップと、
前記指示ステップの後、第1の生体情報認証手段からの認証レベル情報が、第1の認証レベル閾値に達せず、第2の認証レベル閾値に達していると判断した場合、前記生体情報読み取り手段からの情報に基づき、第2の生体情報に対する認証を行う第2の生体情報認証手段における第3の認証レベル閾値を設定するとともに第2の生体情報認証手段に対し、認証指示を行う第2認証指示ステップと、
前記第2認証指示ステップの後、第2の生体情報認証手段からの認証レベル情報が、第3の認証レベル閾値に達している場合、認証を許可する許可ステップと、
を実行させる生体認証プログラム。(6)
(付記9) コンピュータが、
第1の生体情報認証手段に対し、認証指示を行う第1認証指示ステップと、
前記指示ステップの後、第1の生体情報認証手段からの認証レベル情報が、第1の認証レベル閾値に達せず、第2の認証レベル閾値に達していると判断した場合、第2の生体情報認証手段における第3の認証レベル閾値を設定するとともに第2の生体情報認証手段に対し、認証指示を行う第2認証指示ステップと、
前記第2認証指示ステップの後、第2の生体情報認証手段からの認証レベル情報が、第3の認証レベル閾値に達している場合、認証を許可する許可ステップと、
を実行する事を特徴とする生体認証方法。(7)
(付記10) 前記第2認証ステップにおいて、第3の認証レベル閾値は、第1の生体情報認証手段の認証レベル情報に応じて設定する
事を特徴とする付記9記載の生体認証方法。
(付記11) 前記第2認証ステップにおいて、第3の認証レベル閾値は、第1の生体情報認証手段の認証レベル情報が第1の認証レベルに近いほど、認証レベル閾値を低くする事を特徴とする付記10に記載の生体認証方法。
(付記12) コンピュータが、
生体情報読み取り手段からの情報に基づき認証を行う第1の生体情報認証手段に対し、認証指示を行う第1認証指示ステップと、
前記指示ステップの後、第1の生体情報認証手段からの認証レベル情報が、第1の認証レベル閾値に達せず、第2の認証レベル閾値に達していると判断した場合、前記生体情報読み取り手段からの情報に基づき認証を行う第2の生体情報認証手段における第3の認証レベル閾値を設定するとともに第2の生体情報認証手段に対し、認証指示を行う第2認証指示ステップと、
前記第2認証指示ステップの後、第2の生体情報認証手段からの認証レベル情報が、第3の認証レベル閾値に達している場合、認証を許可する許可ステップと、
を実行する事を特徴とする生体認証方法。(8)
(付記13) コンピュータが、
生体情報読み取り手段からの情報に基づき、第1の生体情報に対する認証を行う第1の生体情報認証手段に対し、認証指示を行う第1認証指示ステップと、
前記指示ステップの後、第1の生体情報認証手段からの認証レベル情報が、第1の認証レベル閾値に達せず、第2の認証レベル閾値に達していると判断した場合、前記生体情報読み取り手段からの情報に基づき、第2の生体情報に対する認証を行う第2の生体情報認証手段における第3の認証レベル閾値を設定するとともに第2の生体情報認証手段に対し、認証指示を行う第2認証指示ステップと、
前記第2認証指示ステップの後、第2の生体情報認証手段からの認証レベル情報が、第3の認証レベル閾値に達している場合、認証を許可する許可ステップと、
を実行する事を特徴とする生体認証方法。
(付記14)第1の生体情報認証手段に対し、認証指示を行う第1認証指示手段と、
前記指示手段による認証指示の後、第1の生体情報認証手段からの認証レベル情報が、第1の認証レベル閾値に達せず、第2の認証レベル閾値に達していると判断した場合、第2の生体情報認証手段における第3の認証レベル閾値を設定するとともに第2の生体情報認証手段に対し、認証指示を行う第2認証指示手段と、
前記第2認証指示手段による認証指示の後、第2の生体情報認証手段からの認証レベル情報が、第3の認証レベル閾値に達している場合、認証を許可する許可手段と、
を有する事を特徴とする生体認証装置。(9)
(付記15) 前記第3の認証レベル閾値は、第1の生体情報認証手段の認証レベル情報に応じて設定する
事を特徴とする付記14記載の生体認証装置。
(付記16) 前記第3の認証レベル閾値は、第1の生体情報認証手段の認証レベル情報が第1の認証レベルに近いほど、認証レベル閾値を低くする事を特徴とする付記15に記載の生体認証装置。
(付記17)生体情報読み取り手段からの情報に基づき認証を行う第1の生体情報認証手段に対し、認証指示を行う第1認証指示手段と、
前記指示手段による認証指示の後、第1の生体情報認証手段からの認証レベル情報が、第1の認証レベル閾値に達せず、第2の認証レベル閾値に達していると判断した場合、前記生体情報読み取り手段からの情報に基づき認証を行う第2の生体情報認証手段における第3の認証レベル閾値を設定するとともに第2の生体情報認証手段に対し、認証指示を行う第2認証指示手段と、
前記第2認証指示手段による認証指示の後、第2の生体情報認証手段からの認証レベル情報が、第3の認証レベル閾値に達している場合、認証を許可する許可手段と、
を有する事を特徴とする生体認証装置。(10)
(付記18) 生体情報読み取り手段からの情報に基づき、第1の生体情報に対する認証を行う第1の生体情報認証手段に対し、認証指示を行う第1認証指示手段と、
前記指示手段による認証指示の後、第1の生体情報認証手段からの認証レベル情報が、第1の認証レベル閾値に達せず、第2の認証レベル閾値に達していると判断した場合、前記生体情報読み取り手段からの情報に基づき、第2の生体情報に対する認証を行う第2の生体情報認証手段における第3の認証レベル閾値を設定するとともに第2の生体情報認証手段に対し、認証指示を行う第2認証指示手段と、
前記第2認証指示手段の後、第2の生体情報認証手段からの認証レベル情報が、第3の認証レベル閾値に達している場合、認証を許可する許可手段と、
を実行する事を特徴とする生体認証装置。
本発明の一実施の形態における生体認証装置を適用したATM端末の例を示した構成図 本発明の一実施の形態における生体認証装置を適用したATM端末の機能ブロック図 本発明の一実施の形態における生体認証装置で使用するカード7の記憶領域8に記憶されている内容を示したテーブル図 本発明の一実施の形態における生体認証装置に記憶されている認証レベル設定情報を示した図 本発明の一実施の形態における生体認証装置に記憶されている認証レベル設定情報を示した図 本発明の一実施の形態において制御手段10の記憶領域20に記憶されているデフォルトの認証順序情報を示した図 本発明の一実施の形態における生体認証装置の処理フローチャート 本発明の一実施の形態における生体認証装置の処理フローチャート 本発明の一実施の形態において、ディスプレイ23に表示される画面例を示した図 本発明の一実施の形態において、第2の生体情報認証手段での認証レベル閾値を設定するための例を示したフローチャート 本発明の一実施の形態において、ディスプレイ23に表示される画面例を示した図 本発明の一実施の形態において、ディスプレイ23に表示される画面例を示した図 本発明の一実施の形態において、ディスプレイ23に表示される画面例を示した図 本発明の第2の実施の形態における生体認証装置を適用したATM端末の機能ブロック図 本発明のその他の実施の形態における生体認証装置で使用するカード7の記憶領域8に記憶されている内容を示したテーブル図 本発明の生体認証装置を適用したコンピュータシステムの機能ブロック図
符号の説明
1 ATM端末本体
2 タッチパネル付ディスプレイ
3 手のひら静脈画像読み取り手段
4 指紋読み取り手段
5 カメラ
6 マイク
7 カード
8 記憶領域8
9 カード情報読み取り手段

Claims (10)

  1. コンピュータに、
    第1の生体情報認証手段に対し、認証指示を行う第1認証指示ステップと、
    前記指示ステップの後、第1の生体情報認証手段からの認証レベル情報が、第1の認証レベル閾値に達せず、第2の認証レベル閾値に達していると判断した場合、第2の生体情報認証手段における第3の認証レベル閾値を設定するとともに第2の生体情報認証手段に対し、認証指示を行う第2認証指示ステップと、
    前記第2認証指示ステップの後、第2の生体情報認証手段からの認証レベル情報が、第3の認証レベル閾値に達している場合、認証を許可する許可ステップと、
    を実行させる生体認証プログラム。
  2. 前記第2認証ステップにおいて、第3の認証レベル閾値は、第1の生体情報認証手段の認証レベル情報に応じて設定する
    事を特徴とする請求項1記載の生体認証プログラム。
  3. 前記第2認証ステップにおいて、第3の認証レベル閾値は、第1の生体情報認証手段の認証レベル情報が第1の認証レベル閾値に近いほど、認証レベル閾値を低くする事を特徴とする請求項2に記載の生体認証プログラム。
  4. 前記第1の生体情報認証手段及び前記第2の生体情報認証手段からの認証レベル情報、第1の認証レベル閾値、第2の認証レベル閾値及び第3の認証レベル閾値は他人受け入れ率情報である事を特徴とする請求項1から請求項3に記載の生体認証プログラム。
  5. コンピュータに、
    生体情報読み取り手段からの情報に基づき認証を行う第1の生体情報認証手段に対し、認証指示を行う第1認証指示ステップと、
    前記指示ステップの後、第1の生体情報認証手段からの認証レベル情報が、第1の認証レベル閾値に達せず、第2の認証レベル閾値に達していると判断した場合、前記生体情報読み取り手段からの情報に基づき認証を行う第2の生体情報認証手段における第3の認証レベル閾値を設定するとともに第2の生体情報認証手段に対し、認証指示を行う第2認証指示ステップと、
    前記第2認証指示ステップの後、第2の生体情報認証手段からの認証レベル情報が、第3の認証レベル閾値に達している場合、認証を許可する許可ステップと、
    を実行させる生体認証プログラム。
  6. コンピュータに、
    生体情報読み取り手段からの情報に基づき、第1の生体情報に対する認証を行う第1の生体情報認証手段に対し、認証指示を行う第1認証指示ステップと、
    前記指示ステップの後、第1の生体情報認証手段からの認証レベル情報が、第1の認証レベル閾値に達せず、第2の認証レベル閾値に達していると判断した場合、前記生体情報読み取り手段からの情報に基づき、第2の生体情報に対する認証を行う第2の生体情報認証手段における第3の認証レベル閾値を設定するとともに第2の生体情報認証手段に対し、認証指示を行う第2認証指示ステップと、
    前記第2認証指示ステップの後、第2の生体情報認証手段からの認証レベル情報が、第3の認証レベル閾値に達している場合、認証を許可する許可ステップと、
    を実行させる生体認証プログラム。
  7. コンピュータが、
    第1の生体情報認証手段に対し、認証指示を行う第1認証指示ステップと、
    前記指示ステップの後、第1の生体情報認証手段からの認証レベル情報が、第1の認証レベル閾値に達せず、第2の認証レベル閾値に達していると判断した場合、第2の生体情報認証手段における第3の認証レベル閾値を設定するとともに第2の生体情報認証手段に対し、認証指示を行う第2認証指示ステップと、
    前記第2認証指示ステップの後、第2の生体情報認証手段からの認証レベル情報が、第3の認証レベル閾値に達している場合、認証を許可する許可ステップと、
    を実行する事を特徴とする生体認証方法。
  8. コンピュータが、
    生体情報読み取り手段からの情報に基づき認証を行う第1の生体情報認証手段に対し、認証指示を行う第1認証指示ステップと、
    前記指示ステップの後、第1の生体情報認証手段からの認証レベル情報が、第1の認証レベル閾値に達せず、第2の認証レベル閾値に達していると判断した場合、前記生体情報読み取り手段からの情報に基づき認証を行う第2の生体情報認証手段における第3の認証レベル閾値を設定するとともに第2の生体情報認証手段に対し、認証指示を行う第2認証指示ステップと、
    前記第2認証指示ステップの後、第2の生体情報認証手段からの認証レベル情報が、第3の認証レベル閾値に達している場合、認証を許可する許可ステップと、
    を実行する事を特徴とする生体認証方法。
  9. 第1の生体情報認証手段に対し、認証指示を行う第1認証指示手段と、
    前記指示手段による認証指示の後、第1の生体情報認証手段からの認証レベル情報が、第1の認証レベル閾値に達せず、第2の認証レベル閾値に達していると判断した場合、第2の生体情報認証手段における第3の認証レベル閾値を設定するとともに第2の生体情報認証手段に対し、認証指示を行う第2認証指示手段と、
    前記第2認証指示手段による認証指示の後、第2の生体情報認証手段からの認証レベル情報が、第3の認証レベル閾値に達している場合、認証を許可する許可手段と、
    を備える事を特徴とする生体認証装置。
  10. 生体情報読み取り手段からの情報に基づき認証を行う第1の生体情報認証手段に対し、認証指示を行う第1認証指示手段と、
    前記指示手段による認証指示の後、第1の生体情報認証手段からの認証レベル情報が、第1の認証レベル閾値に達せず、第2の認証レベル閾値に達していると判断した場合、前記生体情報読み取り手段からの情報に基づき認証を行う第2の生体情報認証手段における第3の認証レベル閾値を設定するとともに第2の生体情報認証手段に対し、認証指示を行う第2認証指示手段と、
    前記第2認証指示手段による認証指示の後、第2の生体情報認証手段からの認証レベル情報が、第3の認証レベル閾値に達している場合、認証を許可する許可手段と、
    を備える事を特徴とする生体認証装置。
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