JP2006247199A - 使い捨ておむつ - Google Patents

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Abstract

【課題】 障壁パッドを湿り難くして、装着者の不快感を低減し、皮膚炎や褥瘡の発症を抑制できるようにする。
【解決手段】 人Pの下腹部1,股下部2及び臀部3に亘って付帯され***物を吸収可能な吸収シート10と、吸収シート10を被覆する非透水性のカバー20と、吸収シート10の臀部3側に付設され背部4側に流出しようとする***物を遮る障壁パッド30とを備え、吸収シート10と、障壁パッド30との間に水分を遮断する非透水性の遮断シート35を設けた。
【選択図】 図1

Description

本発明は、人の下腹部,股下部及び臀部に亘って付帯され***物を受け止め衣服に付かないようにする使い捨ておむつに関する。
従来、この種の使い捨ておむつとしては、例えば、特許文献1に記載されたものが知られている。
図7に示すように、この使い捨ておむつDaは、人の下腹部,股下部及び臀部に亘って付帯され***物を吸収可能な吸収シート10と、吸収シート10を被覆する非透水性のカバー20と、吸収シート10の臀部側に付設され背部側に流出しようとする***物を遮る障壁パッド30とを備えて構成されている。
この使い捨ておむつDaを使用するときは、吸収シート10側を内側にし、障壁パッド30が人の臀部に密着するように人に付帯させる。
この使い捨ておむつDaの装着状態において、装着した人から大小便等の***物があると、これを吸収シート10が吸収する。この場合、例えば、就寝時等で装着した人が仰向けで横臥した状態にあるとき、***物が使い捨ておむつDaの内部から背側に漏れ出ようとしても、障壁パッド30が臀部と密着しているので、***物がこの障壁パッド30に遮られて漏れ出にくくなっている。
特開平10−192338号公報
ところで、このような従来の使い捨ておむつDaにあっては、吸収シート10が***物を吸収し、更に、障壁パッド30で背側への漏れだしを遮断するようにしてはいるが、この吸収された***物は障壁パッド30側にも徐々に浸透し、更に、この***物で障壁パッド30が湿ってくると、障壁パッド30があたる臀部が***物で濡れ、そのため、不快感を与えることがあるという問題がある。また、***物で刺激されて、皮膚炎の原因にもなり易くなる。
障壁パッド30は、吸収シート10から突出していることもあり、これ自体が湿ってくると、臀部と障壁パッド30との摩擦が増加し、この箇所を強く刺激することになり、皮膚炎を起こし易くなるのである。特に、装着した人が、例えば、重度の要介護者で体を動かすことが自由でなく、横臥している時間が長い場合には、長い時間障壁パッド30が臀部に強く当接して密着するので、最悪の場合、この障壁パッド30が密着した臀部に褥瘡を発症してしまうこともある。
本発明は上記の問題点に鑑みて為されたもので、障壁パッドを湿り難くして、装着者の不快感を低減し、皮膚炎や褥瘡の発症を抑制できるようにした使い捨ておむつを提供することを目的とする。
このような目的を達成するための本発明の使い捨ておむつは、人の下腹部,股下部及び臀部に亘って付帯され***物を吸収可能な吸収シートと、該吸収シートを被覆する非透水性のカバーと、上記吸収シートの臀部側に付設され背部側に流出しようとする上記***物を遮る障壁パッドとを備えた使い捨ておむつにおいて、上記吸収シートと、上記障壁パッドとの間に水分を遮断する非透水性の遮断シートを設けた構成としている。
この使い捨ておむつを使用するときは、障壁パッドを臀部に密着させて下腹部,股下部及び臀部に亘って付帯させて装着する。
この状態で、使い捨ておむつを装着した人が***物を***した場合には、***物は吸収シートで吸収される。吸収された***物は、吸収シートの全面に徐々に浸透していく。
この際、臀部側に浸透した***物は、障壁パッドのあるところまで浸透しても、障壁パッドは遮断シートにより吸収シートと隔てられているので、吸収シートが吸収した***物が障壁パッド側に浸透する事態が防止される。そのため、障壁パッドの表面は、ほとんど湿らない状態になるので、装着者に不快感を生じさせる事態が防止され、皮膚と障壁パッドとの間の摩擦の増加を抑制することができ、皮膚炎及び褥瘡の発症を抑制することができる。
また、例えば、装着者が、仰向けに横臥している場合、***物が吸収シートで吸収しきれないで使い捨ておむつの背部側に漏れ出ようとしても、障壁パッドがこれを遮る。そのため、おむつの外側に***物が漏れる事態を防止でき、装着者の周囲にある、例えば、蒲団などの汚損を防止することができる。
また、障壁パッドも***物を吸収可能にした場合には、背部側に漏れ出ようとする***物をある程度吸収できるので、この点でも不快感を防止することができる。また、汗の吸収も行なうことができ、この点でも不快感を防止することができる。
更に、障壁パッドが吸収シートから突出しているので、装着者の臀部への指圧効果も期待できる。
また、必要に応じ、上記遮断シートと吸収シートとの間に端部が上記吸収シートに連設され***物を吸収可能なサブパッドを設け、該サブパッドと吸収シートとの接合部に水分を遮蔽する遮蔽シートを介装している。
これによれば、サブパッドは遮蔽シートで吸収シートとの接合部が隔てられているので、吸収シートで吸収した***物が臀部側に浸透してくると、サブパッドには、吸収シートに連設した端部からこの吸収シートの***物が浸透してくる。
この場合、吸収シートに連設されたサブパッドの分、吸収経路が長くなっているので、サブパッドには端部から徐々に吸収シートからの***物が浸透していくようになり、サブパッド全体に***物が行き渡ることを遅延させることができ、サブパッドから遮断シートの周囲を通って障壁パッドに至る***物の浸透も遅延させることができる。即ち、サブパッド及び遮蔽シートが無い場合には、***物を吸収した吸収シートから遮断シートの周囲を通って障壁パッドに浸透し障壁パッドが湿ってしまうことがあるが、サブパッド及び遮蔽シートを設けた場合には、サブパッド全体に***物が行き渡る時間が遅延させられるので、サブパッドから遮断シートの周囲を通って障壁パッドに浸透する時間が遅延させられるのである。
このため、就寝中等で使い捨ておむつを長時間着用して***物の***が繰り返されるような場合にも、障壁パッドが湿るまでの時間を遅延させて、障壁パッドを湿りにくくすることができる。
また、サブパッドの分だけ吸収容量が多くなるので、例えば、就寝中等で長時間着用する場合であっても***物の***が繰り返されてもこれらに対応できるようになる。
更に、必要に応じ、上記サブパッドを蛇行させて重畳させ、該重畳する重畳部に水分を遮蔽する遮蔽シートを介装している。
この場合、サブパッドが重畳されているので、サブパッドが一重の場合に比較して吸収経路が更に長くなり、吸収シート全体に行き渡ろうとする***物の浸透を、より一層遅延させることができる。
次にまた、上記吸収シートの下腹部側に、陰部に密着可能かつ***物を吸収可能な尿取りパッドを付設した構成としている。
これにより、使い捨ておむつの装着者が小便を***した場合には、主に、この尿取りパッドがこの小便を吸収していく。この際、小便が尿取りパッドで吸収されるので、小便を吸収シートの臀部側に回り込みにくくすることができる。そのため、吸収シートの臀部側への***物の浸透を遅延させることができ、遮断シートの周囲を通って障壁パッドに至る***物の浸透を遅延させることができる。
また、尿取りパッドの分、***物の吸収容量が増えるので、例えば、就寝中等で長時間着用する場合であっても***物の***が繰り返されてもこれらに対応できるようになる。
また、この際、装着者が女性である場合には、特にその効果を発揮できる。即ち、この尿取りパッドは、吸収シートに付設されて吸収シートから突出することになるので、使い捨ておむつの装着者が女性であれば、陰部の外形に合わせて密着し、小便のほとんどが尿取りパッドに吸収されるのである。
また、必要に応じ、上記尿取りパッドの端部を上記吸収シートに連設するとともに、該尿取りパッドを蛇行させて重畳させ、該重畳する重畳部に水分を遮蔽する遮蔽性シートを介装している。
この場合、小便は、尿取りパッドの頂部側から基端部側に向かって蛇行して浸透していく。そのため、尿取りパッドの吸収経路を長くすることができ、蛇行させない場合に比較して、吸収シートに到達するまでの時間を遅延させることができ、吸収シートの臀部側への***物の浸透を遅延させることができ、遮断シートの周囲を通って障壁パッドに至る***物の浸透を遅延させることができる。
本発明の使い捨ておむつによれば、吸収シートと、障壁パッドとの間に水分を遮断する非透水性の遮断シートを設けたので、吸収シートに吸収された***物が障壁パッドのあるところまで浸透してきても、吸収シートが吸収した***物が障壁パッド側に浸透する事態が防止され、障壁パッドの表面が、ほとんど湿らない状態になり、装着者に不快感を生じさせる事態が防止され、皮膚と障壁パッドとの間の摩擦の増加を抑制することができ、皮膚炎の発症を抑制することができる。
以下、添付図面に基づいて、本発明の実施の形態に係る使い捨ておむつについて詳細に説明する。
図1乃至図3には、本発明の第一の実施の形態に係る使い捨ておむつD1を示している。この使い捨ておむつD1は、人Pの下腹部1,股下部2及び臀部3に亘って付帯され***物を吸収可能な吸収シート10と、吸収シート10を被覆する非透水性のカバー20と、吸収シート10の臀部3側に付設され背部4側に流出しようとする***物を遮る障壁パッド30とを備えた構成としている。
吸収シート10は、内部に、***物を吸収する吸収部材11と、この吸収部材11の表面を被覆する不織布12とを備えて構成されている。
吸収部材11は、綿状パルプで構成されるとともに、この綿状パルプには、高分子吸収剤が含ませられている。
そしてまた、吸収部材11には、消臭剤が入れられている。
不織布12は、例えば、ポリエステルやポリプロピレン等の繊維で形成され、水を透過させるが吸収部材11が水を吸収するとそれ自体では水を保持しないようになる。
カバー20は、例えば、ポリエチレンフィルム等で形成されている。
障壁パッド30は、吸収シート10の吸収部材11と不織布12との間に介装されて吸収シート10に付設されている。この障壁パッド30は、吸収シート10の吸収部材11と同じ吸収部材で構成されており、***物の吸収が可能になっている。
また、吸収シート10と、障壁パッド30との間に水分を遮断する非透水性の遮断シート35を設けた構成としている。遮断シート35は、例えば、ポリエチレンフィルム等で形成されている。
また、吸収シート10の下腹部1側には、陰部5に密着可能な尿取りパッド40が付設されている。この尿取りパッド40は、例えば、吸収シート10の吸収部材11に一体に形成されている。
吸収シート10及びカバー20の両側縁部には、股下部2に密着可能なようにギャザー21が設けられている。
更に、カバー20の表面には、装着時に、使い捨ておむつD1の外側を覆うパンツや別のおむつ等の下着8に貼付できるように粘着材22が設けられている。粘着材22は、使用前において、粘着材22の粘着力を保つことができるように保護シート(図示せず)が被せられている。保護シートは、使い捨ておむつD1の使用時に適時に剥がされる。
この使い捨ておむつD1を装着する際には、図1に示すように、例えば、保護シートを剥がして粘着材22を露出させ、パンツや別のおむつ等の下着8の下腹部1,股下部2及び臀部3を覆う箇所の内側に、障壁パッド30が臀部3に、尿取りパッド40が陰部5に当接するようにカバー20を下着8側に向けてして使い捨ておむつD1を取り付ける。そして、この使い捨ておむつD1を取り付けた下着8を人Pに装着する。装着状態では、尿取りパッド40が陰部5に密着するとともに、障壁パッド30は臀部3に密着する。この際、使い捨ておむつD1は、粘着材22で、下着8に固定されるので下着8に対してずれにくくなる。
この状態で、使い捨ておむつD1を装着した人Pが***物を***すると、***物が小便の場合には、主に、尿取りパッド40がこの小便を吸収していく。この際、小便が尿取りパッド40で吸収されるので、吸収シート10の臀部3側に回り込みにくくなる。
また、この際、装着した人Pが女性である場合には、特にその効果を発揮できる。即ち、この尿取りパッド40は、吸収シート10に付設されて吸収シート10から突出することになるので、使い捨ておむつD1の装着した人Pが女性であれば、陰部5の外形に合わせて密着し、小便のほとんどが尿取りパッド40に吸収されるのである。
また、尿取りパッド40の分、***物の吸収容量が増えるので、例えば、就寝中等で長時間着用する場合であっても***物の***が繰り返されてもこれらを吸収できるようになる。
また、大便を***した場合には、主に吸収シート10で吸収される。吸収シート10は、小便のほとんどが尿取りパッド40で吸収されているのでその吸収性能を十分に発揮できる。そのため、吸収シート10は大便の水分を確実に吸収できるようになる。
このようにして、尿取りパッド40及び吸収シート10が***物の***を繰り返す等し、徐々に吸収シート10全面に亘って吸収した水分が浸透していく。
この際、遮断シート35により障壁パッド30は吸収シート10と隔てられているので、吸収シート10が吸収した***物が障壁パッド30側に浸透しない。そのため、障壁パッド30の表面は、ほとんど湿らない状態になるので、人Pに不快感を生じにくくすることができる。また、皮膚と障壁パッド30との間の摩擦の増加を抑制することができ、皮膚炎を発症し難くできる。
また、尿取りパッド40を設けて吸収シート10の臀部3側に小便を回り込みにくくしたので、吸収シート10の臀部3側への***物の浸透を遅延させることができ、遮断シート35の周囲を通って障壁パッド30に至ろうとする***物の浸透を遅延させることができ、長時間の装着にも対応できる。
また、例えば、装着した人Pが、仰向けに横臥している場合には、万が一、***物が尿取りパッド40及び吸収シート10で吸収しきれないで使い捨ておむつD1の背部4側に漏れ出ようとしても、障壁パッド30がこれを遮る。そのため、おむつD1の外側に***物が漏れる事態を防止でき、例えば、蒲団などの汚損を防止することができる。
また、仰向けで横臥した状態では、障壁パッド30が吸収シート10から突出しているので、装着した人Pの臀部3への指圧効果も期待できる。
更に、装着した人Pが発汗しても、障壁パッド30でこれを吸収するので、障壁パッド30の表面をほとんど湿らない状態にすることができ、装着した人Pに不快感を生じにくくできるようになり、また、皮膚と障壁パッド30との間の摩擦の増加を抑制でき、皮膚炎及び褥瘡の発症も抑制することができる。
***物の***後は、汚れた使い捨ておむつD1を取り外し、新たな使い捨ておむつD1を人Pに装着する。
次に、図4には、本発明の第二の実施の形態に係る使い捨ておむつD2を示している。
この使い捨ておむつD2は、第一の実施の形態の使い捨ておむつD1に対して、遮断シート35と吸収シート10との間に端部が吸収シート10に連設され***物を吸収可能なサブパッド15を設け、サブパッド15と吸収シート10との接合部16に水分を遮蔽する遮蔽シート17を介装した点で異なる。
サブパッド15は、吸収シート10と同様の吸収部材11で構成されている。また、このサブパッド15は、その背部4側の端部で吸収シート10に連設されている。
遮蔽シート17は、例えば、ポリエチレンフィルム等で形成されている。
また、実施の形態では、遮蔽シート17は、サブパッド17の股下部2側の端面も被覆している。
その他の構成は上記のものと同様である。
この使い捨ておむつD2を装着する場合には、上記の場合と同様にして、下着8に取り付け、この下着8を人Pに履かせて装着する。
そして、人Pが***物を***すると、上記と同様に、尿取りパッド40及び吸収シート10でこの***物を吸収していく。そして、背部4側に漏れ出ようとする***物があると、障壁パッド30だけでなくサブパッド15においてもこの***物が遮られる。
また、サブパッド15の分だけ吸収容量が多くなるので、例えば、就寝中等で長時間着用する場合であっても***物の***が繰り返されてもこれらに対応できるようになる。
更に、サブパッド15は遮蔽シート17で吸収シート10と接合部16が隔てられているので、吸収シート10で吸収した***物が臀部3側に浸透してくると、サブパッド15には、吸収シート10に連設した端部から吸収シート10の***物が浸透してくる。これにより、遮蔽シート17が無くサブパッド15の全面が吸収シート10に連設された場合に比較して、サブパッド15には端部から徐々に吸収シート10からの***物が浸透するので、サブパッド15全体に***物が行き渡ることを遅延させることができる。このため、吸収シート10に連設されたサブパッド15の分、吸収経路が長くなっているので、サブパッド15には端部から徐々に吸収シートからの***物が浸透していくようになり、サブパッド15全体に***物が行き渡ることを遅延させることができる。そのため、サブパッド15から遮断シート35の周囲を通って障壁パッド30に至る***物の浸透も遅延させることができる。
即ち、サブパッド15及び遮蔽シート17が無い場合には、遮断シート35があっても***物を吸収した吸収シート10から遮断シート17の周囲を通って障壁パッド30に浸透し障壁パッド35が湿ってしまうことがあるが、サブパッド15及び遮蔽シート17を設けた場合には、障壁パッド30が遮断シート35とサブパッド15を介して吸収シート10に設けられてあり、しかもサブパッド15が遮蔽シート17でサブパッド15全体に***物が行き渡ることを遅延させてあるので、サブパッド15から遮断シート17の周囲を通って障壁パッド30に浸透する時間が遅延させられるのである。
このため、就寝中等で使い捨ておむつを長時間着用する場合にも、障壁パッド35が湿るまでの時間を遅延させることができる。
その他の作用及び効果は上記のものと同様である。
次に、図5には、第三の実施の形態に係る使い捨ておむつD3を示している。
この使い捨ておむつD3は、上記の第二の実施の形態に係る使い捨ておむつD2と異なり、サブパッド15との接合部のある臀部3側の吸収シート10の厚さが、吸収シート10の一般部の厚さよりも大きく形成されている。
また、尿取りパッド40の端部を吸収シート10に連設するとともに、尿取りパッド40を蛇行させて重畳させ、重畳する重畳部44に水分を遮蔽する遮蔽性シート45を介装している。
遮蔽性シート45は、ポリエチレンフィルム等で形成されている。
その他の構成は第二の実施の形態のものと同様である。
この使い捨ておむつD3を装着する場合には、上記の場合と同様にして、下着8に取り付け、この下着8を人Pに履かせて装着する。
そして、人Pが小便を***すると、尿取りパッド40でこれを吸収していく。
この際、尿取りパッド40は、蛇行させて重畳させられ重畳する重畳部に水分を遮蔽する遮蔽性シート45を介装しているので、小便は、尿取りパッド40の頂部側から基端部側に向かって蛇行して浸透していく。即ち、尿取りパッド40の小便の吸収経路が蛇行して長くなり、蛇行させない場合に比較して、吸収シート10の臀部3側への***物の浸透を遅延させることができる。そのため、遮断シート35の周囲を通って障壁パッド10に至る***物の浸透を遅延させることができ、長時間の装着にも対応できる
その他の作用,効果は、上記第二の実施の形態のものと同様である。
次にまた、図6に示すように、第四の実施の形態に係る使い捨ておむつD4について説明する。
この使い捨ておむつD4は、第三の実施の形態の使い捨ておむつD3と異なり、サブパッド15を蛇行させて重畳させ、重畳する重畳部18に水分を遮蔽する遮蔽シート17を介装している。このサブパッド15の股下部2側の端面は、上記の実施の形態とどうように、遮蔽シート17で被覆されている。
その他の構成は第三の実施の形態の使い捨ておむつD3と同様である。
この場合、サブパッド15が重畳されているので、サブパッド15が一重の場合に比較して吸収経路が更に長くなり、吸収シート15全体に行き渡ろうとする***物の浸透を、より一層遅延させることができる。
その他の作用、効果は上記第三の実施の形態のものと同様である。
本発明の第一の実施の形態に係る使い捨ておむつを、人に装着した状態で示す図である。 本発明の第一の実施の形態に係る使い捨ておむつを示す斜視図である。 本発明の第一の実施の形態に係る使い捨ておむつを示す断面図である。 本発明の第二の実施の形態に係る使い捨ておむつを示す断面図である。 本発明の第三の実施の形態に係る使い捨ておむつを示す断面図である。 本発明の第四の実施の形態に係る使い捨ておむつを示す断面図である。 従来の使い捨ておむつの示す図である。
符号の説明
D1,D2,D3,D4 使い捨ておむつ
P 人
1 下腹部
2 股下部
3 臀部
4 背部
5 陰部
10 吸収シート
11 吸収部材
12 不織布
15 サブパッド
16 接合部
17 遮蔽シート
18 重畳部
20 カバー
21 ギャザー
22 粘着材
30 障壁パッド
35 遮断シート
40 尿取りパッド
45 遮蔽性シート
46 重畳部

Claims (5)

  1. 人の下腹部,股下部及び臀部に亘って付帯され***物を吸収可能な吸収シートと、該吸収シートを被覆する非透水性のカバーと、上記吸収シートの臀部側に付設され背部側に流出しようとする上記***物を遮る障壁パッドとを備えた使い捨ておむつにおいて、
    上記吸収シートと、上記障壁パッドとの間に水分を遮断する非透水性の遮断シートを設けたことを特徴とする使い捨ておむつ。
  2. 上記遮断シートと吸収シートとの間に端部が上記吸収シートに連設され***物を吸収可能なサブパッドを設け、該サブパッドと吸収シートとの接合部に水分を遮蔽する遮蔽シートを介装したことを特徴とする請求項1記載の使い捨ておむつ。
  3. 上記サブパッドを蛇行させて重畳させ、該重畳する重畳部に水分を遮蔽する遮蔽シートを介装したことを特徴とする請求項2記載の使い捨ておむつ。
  4. 上記吸収シートの下腹部側に、陰部に密着可能かつ***物を吸収可能な尿取りパッドを付設したことを特徴とする請求項1,2または3記載の使い捨ておむつ。
  5. 上記尿取りパッドの端部を上記吸収シートに連設するとともに、該尿取りパッドを蛇行させて重畳させ、該重畳する重畳部に水分を遮蔽する遮蔽性シートを介装したことを特徴とする請求項4記載の使い捨ておむつ。
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