JP2006246652A - 電池残量検出回路、電池ユニットおよび電源電圧監視回路 - Google Patents

電池残量検出回路、電池ユニットおよび電源電圧監視回路 Download PDF

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Abstract

【課題】 チップ面積を縮小でき、コストダウンを図ることができ、高精度で二次電池の残量を検出すること。
【解決手段】 二次電池(300)の残量を検出する電池残量検出回路(10A)は、基準電圧(Vref)を分圧して第1乃至第N(Nは2以上の整数)の分圧基準電圧(V〜V)を出力する分圧回路(20)と、1個のコンパレータ(31)を含み、二次電池の電池電圧(Vcc)を入力電圧(VIN)として受けて、コンパレータ(31)で入力電圧(VIN)を第1乃至第Nの分圧基準電圧(V〜V)と逐次的に比較して、比較結果信号を順次出力する逐次比較回路(30A)とを備える。
【選択図】 図4

Description

本発明は、例えば、リチウムイオン電池のような充電可能な電池(二次電池)を保護する電池保護回路を備えた電池ユニットに関し、特に、二次電池の残量を検出する電池残量検出回路をも備えた電池ユニットに関する。
充電可能な電池(二次電池)のうち、特にリチウムイオン電池は、過充電、過充電に弱いため、過放電状態、過充電状態を検出して、過放電状態及び過充電状態から二次電池を保護するための電池保護回路(電池保護IC)が不可欠である。すなわち、電池保護回路は、過放電検出回路と、過充電検出回路とを備えている(例えば、特許文献1参照)。尚、この電池保護回路には、二次電池の放電中における過電流状態を検出して、過電流状態から二次電池を保護しているものもある。この場合、電池保護回路は、過放電検出回路と、過充電検出回路と、過電流検出回路とを備えることになる(例えば、特許文献2参照)。更に、電池保護回路は、短絡検出回路をも備えているものもある(例えば、特許文献3参照)。
このような電池保護回路を備えた電池ユニットにおいて、二次電池の残量を検出する電池残量検出回路(残量検出IC)を備えたものが提案されている。
図1を参照して、従来の電池残量検出回路10について説明する。図示の電池残量検出回路10は、基準電圧Vrefが印加される基準端子11と、二次電池(図示せず)からの電池電圧を入力電圧VINとして入力する入力端子12と、接地電位GNDの接地端子13とを持つ。
電池残量検出回路10は、基準電圧Vrefを分圧して第1乃至第N(Nは2以上の整数)の分圧基準電圧V〜Vを出力する分圧回路20と、第1乃至第Nの分圧基準電圧V〜Vと入力電圧VINとを比較する比較回路30とから構成されている。
分圧回路20は、基準端子11と接地端子13との間に直列に接続された第1乃至第(N+1)の抵抗器R〜RN+1から構成されている。第1乃至第Nの抵抗器R〜Rは同じ抵抗値を持っている。第1乃至第Nの分圧基準電圧V〜Vは、この順番に高い。すなわち、V>V>V>…>Vである。第1の分圧基準電圧Vは、第1の抵抗器R1と第2の抵抗器R2との第1の接続点20−1から出力される。第2の分圧基準電圧Vは、第2の抵抗器R2と第3の抵抗器R3との第2の接続点20−2から出力される。第3の分圧基準電圧Vは、第3の抵抗器R3と第4の抵抗器R4との第3の接続点20−3から出力される。第Nの分圧基準電圧Vは、第Nの抵抗器Rと第(N+1)の抵抗器RN+1との第Nの接続点20−Nから出力される。従って、一般に、第n(1≦n≦N)の分圧基準電圧Vは、第nの抵抗器Rと第(n+1)の抵抗器Rn+1との第nの接続点20−nから出力される。
比較回路30は、第1乃至第Nのコンパレータ30−1〜30−Nから構成されている。第1乃至第Nのコンパレータ30−1〜30−Nは、それぞれ、入力電圧VINと第1乃至第Nの分圧基準電圧V〜Vとを比較して、第1乃至第Nの比較結果信号を出力する。すなわち、第nのコンパレータ30−nは、入力電圧VINと第nの分圧基準電圧Vとを比較して、第nの比較結果信号を出力する。第1乃至第Nの比較結果信号から二次電池の残量を検出することができる。
詳述すると、第1乃至第Nのコンパレータ30−1〜30−Nの各々は、非反転入力端子+と反転入力端子−とを持つ。第1乃至第Nのコンパレータ30−1〜30−Nの非反転入力端子+には、入力端子12から入力電圧VINが供給される。第1乃至第Nのコンパレータ30−1〜30−Nの反転入力端子−には、それぞれ、分圧回路20の第1乃至第Nの接続点20−1〜20−Nから第1乃至第Nの分圧基準電圧V〜Vが供給される。従って、一般に、第nのコンパレータ30−nの非反転入力端子+には入力電圧VINが供給され、第nのコンパレータ30−nの反転入力端子−には第nの分圧基準電圧Vが供給される。入力電圧VINが第nの分圧基準電圧Vnより高いとき、第nのコンパレータ30−nは、論理ハイレベルの第nの比較結果信号を出力する。一方、入力電圧VINが第nの分圧基準電圧Vnより低いとき、第nのコンパレータ30−nは、論理ローレベルの第nの比較結果信号を出力する。
以下に具体例を挙げて説明する。入力電圧VINが第2の分圧基準電圧Vより低く、第3の分圧基準電圧Vより高いとする。この場合には、第1及び第2のコンパレータ30−1、30−2は、論理ローレベルの第1及び第2の比較結果信号を出力し、第3乃至第Nのコンパレータ30−3〜30−Nは、論理ハイレベルの第3乃至第Nの比較結果信号を出力する。これら第1乃至第Nの比較結果信号に基いて、二次電池の残量(すなわち、入力電圧VIN)が、第3の分圧基準電圧Vと第2の分圧基準電圧Vとの間にあることを検出することができる。
特開2001−169477号公報 特開2002−233063号公報 特開2002−272001号公報
しかしながら、従来の電池残量検出回路10は、コンパレータが電圧監視を行う数Nだけ必要なので、チップ面積が広くなってしまう。その結果、コストダウンを図ることが困難になる。また、第1乃至第Nのコンパレータ30−1〜30−Nの持つオフセット電圧が違うため、高精度で二次電池の残量を検出することが困難になる。
したがって、本発明の課題は、チップ面積を縮小しコストダウンを図ることができる電池残量検出回路を提供することにある。
本発明の他の課題は、高精度で二次電池の残量を検出することができる電池残量検出回路を提供することにある。
本発明によれば、電池(300)の残量を検出する電池残量検出回路(10A)であって、基準電圧(Vref)を分圧して第1乃至第N(Nは2以上の整数)の分圧基準電圧(V〜V)を出力する分圧回路(20)と、1個のコンパレータ(31)を含み、前記電池の電池電圧(Vcc)を入力電圧(VIN)として受けて、前記コンパレータで前記入力電圧を前記第1乃至前記第Nの分圧基準電圧と逐次的に比較して、比較結果信号を順次出力する逐次比較回路(30A)とを備えた電池残量検出回路が得られる。
上記電池残量検出回路において、前記逐次比較回路(30A)は、前記第1乃至前記第Nの分圧基準電圧の1つを選択して、選択した基準電圧(Vs)を前記コンパレータへ供給するスイッチ回路(40)と、前記スイッチ回路を制御する制御回路(50)とから構成されて良い。前記制御回路(50)は、クロック信号をカウントして、0から(N−1)までのカウント値を順次出力するカウンタ(51)を含んで良い。この場合、前記スイッチ回路(40)は、前記カウント値に応答して前記第1乃至前記第Nの分圧基準電圧の1つを前記選択した基準電圧として選択する。前記制御回路(50)は、前記クロック信号を発生するクロック発生器(52)と、前記カウンタの前記カウント値が0〜(N−1)の間のみ有効で、前記カウンタの前記カウント値がNになったときに無効のカウント許可信号を発生する許可信号発生器(53)と、前記カウント許可信号が有効を示しているときのみ前記クロック発生器から発生された前記クロック信号を前記カウンタへ供給するゲート回路(54)とを有するもので良い。前記スイッチ回路(40)は、前記第1乃至前記第Nの分圧基準電圧をオン時にそれぞれ前記コンパレータへ伝達するための第1乃至第Nのスイッチ(SW1〜SW6)と、前記カウント値に応答して前記第1乃至前記第Nのスイッチを順次にオンする論理回路(42)とから構成されて良い。この場合、前記論理回路は、前記カウント値が0乃至(N−1)のときに、それぞれ、前記第1乃至前記第Nのスイッチをオンするための第1乃至第Nのスイッチ・オン信号を出力する第1乃至第Nのゲート回路(G1〜G6)から構成されて良い。電池残量検出回路は、前記コンパレータ(31)の出力が反転したときの前記カウンタの前記カウント値をラッチして、該ラッチした値を前記二次電池の残量を示すデジタル値として出力するラッチ回路(32)を更に備えて良い。
また、本発明によれば、二次電池(300)の過放電及び過充電を、放電制御スイッチ(FET1)及び充電制御スイッチ(FET2)をオン/オフ制御することによって保護する電池保護回路(200)を備えた電池ユニット(100)において、前記二次電池の残量を検出する電池残量検出回路(10A)を更に備え、前記電池残量検出回路は、基準電圧(Vref)を分圧して第1乃至第N(Nは2以上の整数)の分圧基準電圧を出力する分圧回路(20)と、1個のコンパレータ(31)を含み、前記二次電池の電池電圧(Vcc)を入力電圧(VIN)として受けて、前記コンパレータで前記入力電圧を前記第1乃至前記第Nの分圧基準電圧と逐次的に比較して、比較結果信号を順次出力する逐次比較回路(30A)とから構成されている電池ユニットが得られる。
尚、上記括弧内の符号は、本発明の理解を容易にするために付したものであり、一例にすぎず、これらに限定されないのは勿論である。
本発明では、基準電圧を分圧して第1乃至第Nの分圧基準電圧を出力する分圧回路と、1個のコンパレータを含み、電池の電池電圧を入力電圧として受けて、コンパレータで入力電圧を第1乃至第Nの分圧基準電圧と逐次的に比較して、比較結果信号を順次出力する逐次比較回路とを備えるので、1個のコンパレータを使用して電池の残量を精度良く検出することができる。コンパレータの個数を削減できるので、チップ面積を縮小化でき、小型化を実現できる。チップ面積を縮小できるので、コストダウンを図ることができる。コンパレータが1個だけで良いので、監視する電圧によりオフセット電圧が異なることはなくなり、高精度で電池の残量を検出することができる。
以下、図面を参照して、本発明の実施の形態について詳細に説明する。
図2を参照して、本発明の一実施の形態に係る電池残量検出回路(残量検出IC)10Aを備えた電池ユニット100について説明する。電池ユニット100は電池パックとも呼ばれる。電池パック100は、充電器又は負荷を接続するための一対の外部接続端子(パック出力端子)B+、B−を持つ。一対の外部接続端子のうち、一方は正極端子B+で、他方は負極端子B−である。
図示の電池ユニット100は、少なくとも1個のリチウムイオン電池(単位電池)を含む二次電池300を有する。二次電池300はバッテリ電圧(電池電圧)Vccを発生している。この二次電池300には電池保護回路(電池保護IC)200が並列に接続されている。詳述すると、二次電池300の陽極は、抵抗器R1を介して電池保護回路200の電源端子VDDに接続され、二次電池300の陰極は電池保護回路200の接地端子VSSに直接接続されている。電源端子VDDと接地端子VSSとの間にはコンデンサC1が接続されている。正極端子B+と負極端子B−との間にはコンデンサC2が接続されている。尚、二次電池300の陽極は電池パック100の正極端子B+に接続され、二次電池300の陰極は接地されると共に、後述する第1及び第2の電界効果トランジスタFET1及びFET2を介して電池パック100の負極端子B−に接続されている。
電池保護回路200は、前述したように、図示しない過放電検出回路、過充電検出回路、過電流検出回路、及び短絡検出回路を備えている。しかしながら、ここでは、電池保護回路200の基本的な回路である、過放電検出回路と過充電検出回路とについてのみ説明する。
図2に加えて図3をも参照して、過放電検出回路には、過放電検出しきい値電圧Vth(od)が設定されている。すなわち、過放電検出回路は、二次電池300の放電中に、バッテリ電圧Vccと過放電検出しきい値電圧Vth(od)とを比較し、バッテリ電圧Vccが過放電検出しきい値電圧Vth(od)よりも低くなると「過放電」と判定して、論理ローレベルの過放電検出信号を過放電検出出力端子(第1のゲート駆動端子)DOから出力する。一方、二次電池300の充電中に、バッテリ電圧Vccが、過放電検出しきい値電圧Vth(od)に過放電用ヒステリシス電圧Vhy(od)を加えて得られる過放電復帰電圧(Vth(od)+Vhy(od))よりも高くなると、過放電検出回路は論理ハイレベルの過放電保護解除信号を過放電検出出力端子DOから出力する。
同様に、過充電検出回路には、過充電検出しきい値電圧Vth(oc)が設定されている。すなわち、過充電検出回路は、二次電池300の充電中に、バッテリ電圧Vccと過充電検出しきい値電圧Vth(oc)とを比較し、バッテリ電圧Vccが過充電検出しきい値電圧Vth(oc)よりも高くなると「過充電」と判定して、論理ローレベルの過充電検出信号を過充電検出出力端子(第2のゲート駆動端子)COから出力する。一方、二次電池300の放電中に、バッテリ電圧Vccが、過充電検出しきい値電圧Vth(oc)から過充電用ヒステリシス電圧Vhy(oc)を引いて得られる過充電復帰電圧(Vth(oc)−Vhy(oc))よりも低くなると、過充電検出回路は、論理ハイレベルの過充電保護解除信号を過充電検出出力端子COから出力する。
前述したように、二次電池300の陰極(−極)と電池パック100の負極端子B−との間には、第1及び第2の電界効果トランジスタFET1及びFET2が直列接続されている。第1の電界効果トランジスタFET1は放電制御FETまたは放電制御スイッチと呼ばれ、第2の電界効果トランジスタFET2は充電制御FETまたは充電制御スイッチと呼ばれる。
第1の電界効果トランジスタFET1のゲートに過放電検出出力端子DOから論理ローレベルの過放電検出信号が供給されると、第1の電界効果トランジスタFET1はオフする。一方、第1の電界効果トランジスタFET1のゲートに過放電検出出力端子DOから論理ハイレベルの過放電保護解除信号が供給されると、第1の電界効果トランジスタFET1はオンする。同様に、第2の電界効果トランジスタFET2のゲートに過充電検出出力端子COから論理ローレベルの過充電検出信号が供給されると、第2の電界効果トランジスタFET2はオフする。第2の電界効果トランジスタFET2のゲートに過充電検出出力端子COから論理ハイレベルの過充電保護解除信号が供給されると、第2の電界効果トランジスタFET2はオンする。
尚、図示は省略するが、第1の電界効果トランジスタFET1は第1の寄生ダイオードを持ち、その順方向が二次電池300の充電方向になるように接続されている。また、第2の電界効果トランジスタFET2は、第2の寄生ダイオードを持ち、その順方向が二次電池300の放電方向になるように接続されている。尚、これら第1及び第2の寄生ダイオードはボディダイオードとも呼ばれる(例えば、特許第2872365号公報参照)。
次に、図2に加えて図3をも参照して、図2に示した電池ユニット(電池パック)100の動作について説明する。最初に放電時の動作について説明し、後で充電時の動作について説明する。
二次電池300の放電時には、正極端子B+と負極端子B−との間に負荷(図示せず)が接続される。二次電池300が放電していくと、図3の点線で示すように、そのバッテリ電圧Vccは徐々に低下していく。そして、バッテリ電圧Vccが過放電検出しきい値電圧Vth(od)よりも低くなると、過放電検出回路は論理ローレベルの過放電検出信号を過放電検出出力端子DOから出力する。この過放電検出信号に応答して、第1の電界効果トランジスタFET1はオフし、これにより二次電池300の過放電が防止される。
過放電であることが何らかの報知手段によりユーザに知らされると、ユーザは外部接続端子B+、B−間から負荷を取り外し、その代りに外部接続端子B+、B−間に充電器(図示せず)を接続する。これにより、二次電池300の充電が開始される。このとき、第1の電界効果トランジスタFET1では、その第1の寄生ダイオードを介して充電電流が流れる。そして、二次電池300のバッテリ電圧Vccが過放電復帰電圧(Vth(od)+Vhy(od))よりも高くなると、過放電検出回路は、論理ハイレベルの過放電保護解除信号を過放電検出出力端子DOから出力する。この過放電保護解除信号に応答して、第1の電界トランジスタFET1はオンする。
さて、このようして二次電池300の充電が続けられると、そのバッテリ電圧Vccは、図3の実線で示すように、徐々に上昇する。そして、バッテリ電圧Vccが過充電検出しきい値電圧Vth(oc)よりも高くなると、過充電検出回路は論理ローレベルの過充電検出信号を過充電検出出力端子COから出力する。この過充電検出信号に応答して、第2の電界効果トランジスタFET2はオフし、これにより過充電が防止される。
過充電であることが何らかの報知手段(図示せず)によりユーザに知らされると、ユーザは充電が完了したと判断する。そして、ユーザは、外部接続端子B+、B−間から充電器を取り外し、その代りに外部接続端子B+、B−間に負荷を接続する。これにより、二次電池300から負荷への放電が開始される。このとき、第2の電界効果トランジスタFET2では、第2の寄生ダイオードを介して放電電流が流れる。そして、二次電池300のバッテリ電圧Vccが過充電復帰電圧(Vth(oc)−Vhy(oc))よりも低くなると、過充電検出回路は論理ハイレベルの過充電保護解除信号を過充電検出出力端子COから出力する。この過充電保護解除信号に応答して、第2の電界効果トランジスタFET2はオンする。
図2に加えて図4をも参照して、本発明の一実施の形態に係る電池残量検出回路(残量検出IC)10Aは、二次電池300に並列に接続されている。詳述すると、電池残量検出回路10Aは、二次電池300の電池電圧Vccを入力電圧VINとして入力するための入力端子12を持つ。また、電池残量検出回路10Aは、図示しない基準電圧発生回路から発生された基準電圧Vrefが印加される基準端子11と、接地電位の接地端子13とを持つ。
図4に示されるように、図示の電池残量検出回路10Aは、比較回路30の代わりに逐次比較回路30Aを備えている点を除いて、図1に示された電池残量検出回路10と同様の構成を有する。従って、図1に示されたものと同様の機能を有するものには同一の参照符号を付して、説明の簡略化のためにそれらの説明は省略する。
逐次比較回路30Aは1個のコンパレータ31を含む。逐次比較回路30Aは、二次電池300の電池電圧Vccを入力電圧VINとして受けて、コンパレータ31で入力電圧VINを第1乃至第Nの分圧基準電圧V〜Vと逐次的に比較して、比較結果信号を順次出力する。
逐次比較回路30Aは、後述するように第1乃至第Nの分圧基準電圧V〜Vの1つを選択して、選択した基準電圧Vsをコンパレータ31へ供給するスイッチ回路40と、後述するようにスイッチ回路40を制御する制御回路50とを更に有する。
コンパレータ31の非反転入力端子+には入力端子12から入力電圧VINが入力される。コンパレータ31の反転入力端子−には、スイッチ回路40から選択した基準電圧Vsが入力される。尚、コンパレータ31の反転入力端子−に入力電圧VINが入力され、非反転入力端子+に選択した基準電圧Vsが入力されても良い。
制御回路50は、クロック信号をカウントして、0から(N−1)までのカウント値を順次出力するカウンタ51を含む。制御回路50は、クロック信号を発生するクロック発生器52と、カウンタ51のカウント値が0〜(N−1)の間のみ有効で、カウンタ51のカウント値がNになったときに無効のカウント許可信号を発生する許可信号発生器53と、カウント許可信号が有効を示しているときのみクロック発生器52から発生されたクロック信号をカウンタ51へ供給するゲート回路54とを有する。
図示の例では、許可信号発生器53は、有効のカウント許可信号として論理ハイレベルの信号を出力し、無効のカウント許可信号として論理ローレベルと信号を出力する。したがって、ゲート回路54は、クロック発生器52から発生されたクロック信号とカウント許可信号との論理積をとり、論理積した信号をカウンタ51へ供給するアンドゲートで構成されている。
尚、逐次比較回路30Aは、後述するようなラッチ回路を含んでも良い。この場合には、このラッチ回路から二次電池300の残量を示すデジタル値が出力される。そして、このデジタル値は、電池パック100の残量検出出力端子101から電池残量表示部400へ送出される。
電池残量表示部400は、表示モジュール410と、LEDなどの表示器420とから構成されている。表示モジュール410は、受けたデジタル値に基いて、表示器420に、その色を変えて二次電池300の残量を表示させる。
このように本実施の形態では、逐次比較回路30Aは、1つのコンパレータ31のみ含むので、従来の比較回路30に比較してコンパレータの個数を削減することができる。その結果、電池残量検出回路10Aの占めるチップ面積を縮小でき、電池残量検出回路10Aの小型化が可能となる。また、電池残量検出回路10Aのチップ面積を縮小できるので、電池残量検出回路10Aのコストダウンを図ることができる。更に、電池残量検出回路10Aは1個のコンパレータ31のみ含むので、監視する電圧によりオフセット電圧が異なることはなくなり、その結果、高精度で二次電池300の残量を検出することができる。
次に、図5を参照して、本実施の形態に係る電池残量検出回路10Aの構成について更に詳細に説明する。図示の電池残量検出回路10Aは、Nが6の場合の例を示している。
従って、分圧回路20は、基準端子11と接地端子13との間に直列に接続された第1乃至第7の抵抗器R1〜R7から構成される。分圧回路20は、第1乃至第6の接続点20−1〜20−6からそれぞれ第1乃至第6の分圧基準電圧V〜Vを出力する。
スイッチ回路40は、第1乃至第6の分圧基準電圧V〜Vをオン時にそれぞれコンパレータ31へ伝達するための第1乃至第6のスイッチSW1〜SW6と、カウント値に応答して第1乃至第6のスイッチSW1〜SW6を順次にオンする論理回路42と有する。すなわち、第1乃至第6のスイッチSW1〜SW6は、それぞれ、分圧回路20の第1乃至第6の接続点20−1〜20−6とコンパレータ31の反転入力端子−との間に接続されている。
制御回路50のカウンタ51は、0から5までのカウント値を3ビット並列に順次出力する。換言すれば、カウンタ51は、10進数の0から5までのカウント値を、それぞれ、2進数で“000”、“001”、“010”、“011”、“100”、“101”として出力する。
論理回路42は、カウント値が10進数で0乃至5のときに、それぞれ、第1乃至第6のスイッチSW1〜SW6をオンするための第1乃至第6のスイッチ・オン信号を出力する第1乃至第6のゲート回路G1〜G6から構成されている。
コンパレータ31の出力端子に接続されたラッチ回路32は、コンパレータ31の出力が反転したときのカウンタ51のカウント値をラッチして、そのラッチした値を二次電池300の残量を示すデジタル値として出力する。
図6を参照して、図5に示した電池残量検出回路10Aを備えた、図2の電池パック(電池ユニット)100の動作について説明する。図6は二次電池300の放電特性を示す図で、縦軸は二次電池300の電池電圧Vcc(入力電圧VIN)[V]を示し、横軸は放電時間[t]を示している。
二次電池300が満充電の状態から、電池パック100の正極端子B+と負極端子B−との間に負荷を接続することにより、二次電池300が徐々に放電をしてく。尚、二次電池300の満充電時の電池電圧Vcc(入力電圧VIN)は、基準電圧Vrefに等しいとする。
二次電池300の放電初期の段階では、二次電池300の入力電圧VINは、基準電圧Vrefにほぼ等しいので、第1の分圧基準電圧Vより高い。従って、逐次比較回路30Aのコンパレータ31は、常に論理ハイレベルの比較結果信号を出力し続けている。その結果、ラッチ回路32はラッチ動作を行わない。ラッチ回路32は、二次電池300の満充電を示す、2進数で“000”のデジタル値を出力する。このデジタル値に応答して、表示モジュール410は、表示器420に、二次電池300の残量として「満充電」を示す色を表示させる。
二次電池300が放電していき、放電時間が時刻tで、二次電池300の入力電圧VINが第1の分圧基準電圧Vより低くなったとする。この場合、スイッチ回路40が選択した基準電圧Vsとして第1の分圧基準電圧Vを選択して出力するときにのみ、コンパレータ31は論理ローレベルの比較結果信号を出力する。スイッチ回路40が第2乃至第6の分圧基準電圧V〜Vを選択した基準電圧Vsとして選択して出力するときには、コンパレータ31は論理ハイレベルの比較結果信号を出力する。ラッチ回路32は、比較結果信号が論理ローレベルから論理ハイレベルに反転したときのカウンタ51のカウント値“001”をラッチする。従って、ラッチ回路32は、二次電池300の残量として、二次電池300の入力電圧VINが第1の分圧基準電圧Vより低くなったことを示す第1の残量検出VDET1を表すデジタル値“001”を出力する。このデジタル値に応答して、表示モジュール410は、表示器420に、二次電池300の残量として第1の残量検出VDET1を示す色を表示させる。
二次電池300が更に放電していき、放電時間が時刻tで、二次電池300の入力電圧VINが第2の分圧基準電圧Vより低くなったとする。この場合、スイッチ回路40が選択した基準電圧Vsとして第1および第2の分圧基準電圧V、Vを選択して出力するときにのみ、コンパレータ31は論理ローレベルの比較結果信号を出力する。スイッチ回路40が第3乃至第6の分圧基準電圧V〜Vを選択した基準電圧Vsとして選択して出力するときには、コンパレータ31は論理ハイレベルの比較結果信号を出力する。ラッチ回路32は、比較結果信号が論理ローレベルから論理ハイレベルに反転したときのカウンタ51のカウント値“010”をラッチする。従って、ラッチ回路32は、二次電池300の残量として、二次電池300の入力電圧VINが第2の分圧基準電圧Vより低くなったことを示す第2の残量検出VDET2を表すデジタル値“010”を出力する。このデジタル値に応答して、表示モジュール410は、表示器420に、二次電池300の残量として第2の残量検出VDET2を示す色を表示させる。
以下同様にして、二次電池300の放電時間がそれぞれ時刻t、t、tで、二次電池300の入力電圧VINが第3乃至第5の分圧基準電圧V〜Vより低くなると、ラッチ回路32は、二次電池300の残量として、二次電池300の入力電圧VINがそれぞれ第3乃至第5の分圧基準電圧V〜Vより低くなったことを示す第3乃至第5の残量検出VDET3〜VDET5を表すデジタル値“011”〜“101”を出力する。このデジタル値に応答して、表示モジュール410は、表示器420に、二次電池300の残量として第3乃至第5の残量検出VDET3〜VDET5を示す色を表示させる。
二次電池300の放電時間が時刻tで、二次電池300の入力電圧VINが第6の分圧基準電圧Vより低くなったとする。この場合、スイッチ回路40が選択した基準電圧Vsとして第1乃至第6の分圧基準電圧V〜Vのいずれを選択して出力しても、コンパレータ31は論理ローレベルの比較結果信号を出力し続ける。そして、スイッチ回路40が選択した基準電圧Vsとしていずれも選択しない場合、すなわち、カウンタ51のカウント値が10進数で6となった時に、コンパレータ31は論理ハイレベルの比較結果信号を出力する。ラッチ回路32は、比較結果信号が論理ローレベルから論理ハイレベルに反転したときのカウンタ51のカウント値“110”をラッチする。従って、ラッチ回路32は、二次電池300の残量として、二次電池300の入力電圧VINが第6の分圧基準電圧Vより低くなったことを示す第6の残量検出VDET6を表すデジタル値“110”を出力する。このデジタル値に応答して、表示モジュール410は、表示器420に、二次電池300の残量として第6の残量検出VDET6を示す色を表示させる。
尚、図5に示す実施の形態では、電池残量検出回路から出力される二次電池300の残量を表す信号として、ラッチ回路32から出力されるデジタル値を用いているが、図4に示されるように、コンパレータ31の出力をそのまま二次電池300の残量を表す信号として使用しても良い。
この場合には、表示モジュール410は、コンパレータ31の出力パターンから、二次電池300の残量を判断する。具体的に述べると、コンパレータ31の出力パターンの論理ローレベルの期間から、表示モジュール410は二次電池300の残量を判断することができる。上述したように、二次電池300が満充電の状態のときには、コンパレータ31は論理ハイレベルの信号を出力し続けるので、論理ローレベルの期間はない。従って、表示モジュール410は二次電池300が満充電の状態であると判断できる。そして、二次電池300の入力電圧VINが低くなるにつれて、コンパレータ31から出力される論理ローレベルの期間が長くなる。最終的に、二次電池300の入力電圧VINが第6の分圧基準電圧Vより低くなると、コンパレータ31は出力パターンとして論理ローレベルの信号を出力し続ける。その結果、表示モジュール410は、二次電池300の入力電圧VINが第6の分圧基準電圧Vより低くなったと判断することができる。
以上、本発明について好ましい実施の形態によって説明してきたが、本発明は上述した実施の形態に限定しないのは勿論である。例えば、上記実施の形態において説明した電池残量検出回路は、二次電池の残量を検出しているが、電池の残量を検出することもできるのは勿論である。また、本発明は、電池の残量ばかりでなく、例えばCPU等の電源電圧を監視する回路にも適用できるのは勿論である。
従来の電池残量検出回路の構成を示すブロック図である。 本発明の一実施の形態に係る電池残量検出回路を含む電池パックを電池残量表示部と共に示すブロック図である。 図2に示した電池パックの動作を説明するための図である。 図2に示した電池残量検出回路の構成を示すブロック図である。 図4に示した電池残量検出回路の具体的な構成例を示すブロック図である。 図5に示した電池残量検出回路の動作を説明するための特性図である。
符号の説明
10A 電池残量検出回路(残量検出IC)
20 分圧回路
30A 逐次比較回路
31 コンパレータ
32 ラッチ回路
40 スイッチ回路
42 論理回路
50 制御回路
51 カウンタ
52 クロック発生器
53 許可信号発生器
54 アンドゲート
100 電池パック(電池ユニット)
101 残量検出出力端子
300 二次電池
400 電池残量表示部
410 表示モジュール
420 表示器
SW1〜SW6 スイッチ
G1〜G6 ゲート回路

Claims (15)

  1. 電池の残量を検出する電池残量検出回路であって、
    基準電圧を分圧して第1乃至第N(Nは2以上の整数)の分圧基準電圧を出力する分圧回路と、
    1個のコンパレータを含み、前記電池の電池電圧を入力電圧として受けて、前記コンパレータで前記入力電圧を前記第1乃至前記第Nの分圧基準電圧と逐次的に比較して、比較結果信号を順次出力する逐次比較回路と
    を備えた電池残量検出回路。
  2. 前記逐次比較回路は、
    前記第1乃至前記第Nの分圧基準電圧の1つを選択して、選択した基準電圧を前記コンパレータへ供給するスイッチ回路と、
    前記スイッチ回路を制御する制御回路と
    を有する請求項1に記載の電池残量検出回路。
  3. 前記制御回路は、クロック信号をカウントして、0から(N−1)までのカウント値を順次出力するカウンタを含み、
    前記スイッチ回路は、前記カウント値に応答して前記第1乃至前記第Nの分圧基準電圧の1つを前記選択した基準電圧として選択する
    ことを特徴とする請求項2に記載の電池残量検出回路。
  4. 前記制御回路は、前記クロック信号を発生するクロック発生器と、前記カウンタの前記カウント値が0〜(N−1)の間のみ有効で、前記カウンタの前記カウント値がNになったときに無効のカウント許可信号を発生する許可信号発生器と、前記カウント許可信号が有効を示しているときのみ前記クロック発生器から発生された前記クロック信号を前記カウンタへ供給するゲート回路とを有する、請求項3に記載の電池残量検出回路。
  5. 前記スイッチ回路は、前記第1乃至前記第Nの分圧基準電圧をオン時にそれぞれ前記コンパレータへ伝達するための第1乃至第Nのスイッチと、前記カウント値に応答して前記第1乃至前記第Nのスイッチを順次にオンする論理回路と有する、請求項3に記載の電池残量検出回路。
  6. 前記論理回路は、前記カウント値が0乃至(N−1)のときに、それぞれ、前記第1乃至前記第Nのスイッチをオンするための第1乃至第Nのスイッチ・オン信号を出力する第1乃至第Nのゲート回路から構成されている、請求項5に記載の電池残量検出回路。
  7. 前記コンパレータの出力が反転したときの前記カウンタの前記カウント値をラッチして、該ラッチした値を前記二次電池の残量を示すデジタル値として出力するラッチ回路を更に有する、請求項3に記載の電池残量検出回路。
  8. 二次電池の過放電及び過充電を、放電制御スイッチ及び充電制御スイッチをオン/オフ制御することによって保護する電池保護回路を備えた電池ユニットにおいて、前記二次電池の残量を検出する電池残量検出回路を更に備え、前記電池残量検出回路は、
    基準電圧を分圧して第1乃至第N(Nは2以上の整数)の分圧基準電圧を出力する分圧回路と、
    1個のコンパレータを含み、前記二次電池の電池電圧を入力電圧として受けて、前記コンパレータで前記入力電圧を前記第1乃至前記第Nの分圧基準電圧と逐次的に比較して、比較結果信号を順次出力する逐次比較回路と
    から構成されている電池ユニット。
  9. 電源電圧を監視する電源電圧監視回路であって、
    基準電圧を分圧して第1乃至第N(Nは2以上の整数)の分圧基準電圧を出力する分圧回路と、
    1個のコンパレータを含み、前記電源電圧を入力電圧として受けて、前記コンパレータで前記入力電圧を前記第1乃至前記第Nの分圧基準電圧と逐次的に比較して、比較結果信号を順次出力する逐次比較回路と
    を備えた電源電圧監視回路。
  10. 前記逐次比較回路は、
    前記第1乃至前記第Nの分圧基準電圧の1つを選択して、選択した基準電圧を前記コンパレータへ供給するスイッチ回路と、
    前記スイッチ回路を制御する制御回路と
    を有する請求項9に記載の電源電圧監視回路。
  11. 前記制御回路は、クロック信号をカウントして、0から(N−1)までのカウント値を順次出力するカウンタを含み、
    前記スイッチ回路は、前記カウント値に応答して前記第1乃至前記第Nの分圧基準電圧の1つを前記選択した基準電圧として選択する
    ことを特徴とする請求項10に記載の電源電圧監視回路。
  12. 前記制御回路は、前記クロック信号を発生するクロック発生器と、前記カウンタの前記カウント値が0〜(N−1)の間のみ有効で、前記カウンタの前記カウント値がNになったときに無効のカウント許可信号を発生する許可信号発生器と、前記カウント許可信号が有効を示しているときのみ前記クロック発生器から発生された前記クロック信号を前記カウンタへ供給するゲート回路とを有する、請求項11に記載の電源電圧監視回路。
  13. 前記スイッチ回路は、前記第1乃至前記第Nの分圧基準電圧をオン時にそれぞれ前記コンパレータへ伝達するための第1乃至第Nのスイッチと、前記カウント値に応答して前記第1乃至前記第Nのスイッチを順次にオンする論理回路と有する、請求項11に記載の電源電圧監視回路。
  14. 前記論理回路は、前記カウント値が0乃至(N−1)のときに、それぞれ、前記第1乃至前記第Nのスイッチをオンするための第1乃至第Nのスイッチ・オン信号を出力する第1乃至第Nのゲート回路から構成されている、請求項13に記載の電源電圧監視回路。
  15. 前記コンパレータの出力が反転したときの前記カウンタの前記カウント値をラッチして、該ラッチした値を前記二次電池の残量を示すデジタル値として出力するラッチ回路を更に有する、請求項11に記載の電源電圧監視回路。
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