JP2006246377A - 基地局側通信システム、基地局用処理装置、自動車側処理装置及び基地局側通信方法 - Google Patents

基地局側通信システム、基地局用処理装置、自動車側処理装置及び基地局側通信方法 Download PDF

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通幸 寺澤
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Abstract

【課題】 路車間の狭域無線通信において、複数個の基地局により連携した情報配信を実現してドライバーへの情報配信を合理化する。
【解決手段】 基地局側通信システム80は、第1の基地局81及び第2の基地局82,83を有している。第1の基地局81は、第1のゾーン85を通過中の移動局としての自動車側処理装置91へ狭域無線通信により所定施設92に係る第1の情報を送信する。第2の基地局82,83は、自動車側処理装置91を装備する自動車90の進行方向へ第1のゾーン85より下流側にある第2のゾーン86,87へ進入してきた自動車90の自動車側処理装置91へ狭域無線通信により所定施設92に関して第1の情報より具体的な第2の情報を送信する。
【選択図】 図5

Description

本発明は、DSRC(Dedicated Short Range Communications)等を利用しての狭域無線通信を行う基地局側通信システム、基地局用処理装置、自動車側処理装置及び基地局側通信方法に関するものである。
DSRCは、路車間通信を可能にするものであり、マルチアプリケーションへの対応及び小ゾーン構成に因る同一周波数の有効利用を特色としている。DSRCの基地局は、高速道路の本線及びSA(サービスエリア)等に設置され、数メートルから数十メートルまでの電波到達範囲により限定される小ゾーン内の自動車と、双方向無線通信を可能にしている。
非特許文献1は、DSRCを利用して、駐車場やカーフェリーにおける自動車の誘導、ガソリンスタンドやコンビニやドライブスルー店舗における料金支払い、及び交通や地域情報の提供を行うことを開示する。
特許文献1は、1個の施設情報提供装置が自動車へ施設情報を送信する場合に、自動車の車速を検出し、該自動車が施設に到達するまでに要する所要時間を車速に基づき予測し、施設情報提供装置が、予測所要時間に対応する情報量の施設情報を該自動車へ送信することを開示する。
特許文献2は、例えば路上やガソリンスタンドでビーコンを介して自動車へ情報を送信する場合に、各自動車への情報送信可能時間が、道路渋滞度や給油量に応じて変化する状況に鑑み、情報送信可能時間を道路渋滞度等に基づき算出し、算出した情報送信可能時間に基づき自動車への情報送信量を調整することを開示する。
特許文献3は、交通情報や店舗情報等の場所関連情報と、音楽情報等の非場所関連情報とを自動車内のユーザに提示する場合に、非場所関連情報の区切れ目位置に場所関連情報を挿入してユーザに提示することにより、自動車が場所関連情報に係る場所を通過した後に、該場所関連情報を提示するような提示遅れを防止することを開示する。
特開2003−248896号公報 特開平10−247298号公報 特開2004−309269号公報 国土交通省道路局、"ETC技術の概要と関連技術の活用に関する提案等"[online]、[平成17年3月3日検索]、インターネット< URL :http://www.mlit.go.jp/road/ir/ir−council/etc/1pdf/4.pdf>
非特許文献1のDSRCシステムでは、各基地局から発信される情報は完結的となっており、すなわち、ドライバーが、自動車の進行に伴い、各基地局から入手する情報が展開していくようなことはない。DSRCシステムの各通信ゾーンは小さく、また、自動車が高速で走行しているときには、通信ゾーンにおいて情報を受信できる時間が限られ、ドライバーは、所定のテーマ(例:店舗情報及び駐車場情報)について十分な情報をDSRCシステムから受けることができない。
また、自動車のドライバーは、DSRCシステムから詳細な店舗情報等を入手しても、該情報に係る店舗等を利用する意思がない場合には、その入手は無意味である。
特許文献1,2の情報配信装置は1個の基地局から自動車への情報配信の改善に関し、また、特許文献3の情報配信装置は、自動車内ユーザへの複数の情報の提示の効率化に関する。特許文献1〜3のいずれも、複数個の基地局の連携による情報配信の効率化については言及していない。
本発明の目的は、複数個の基地局により連携した情報配信を実現してドライバーへの情報配信を合理化する基地局側通信システム、基地局用処理装置、自動車側処理装置及び基地局側通信方法を提供することである。
本発明の基地局側通信システムは次のものを有している。
第1のゾーンを通過中の移動局としての自動車側処理装置へ狭域無線通信により所定施設に係る第1の情報を送信する第1の基地局、及び
自動車側処理装置を装備する自動車の進行方向へ第1のゾーンより下流側にある第2のゾーンへ進入してきた自動車の自動車側処理装置へ狭域無線通信により所定施設に関して第1の情報より具体的な第2の情報を送信する第2の基地局。
本発明の基地局用処理装置は、所定施設における駐車区画ゾーン内の自動車側処理装置との双方向狭域無線通信を実施する基地局に対するものである。本発明の基地局用処理装置は次の手段を有している。
自動車側処理装置を装備した自動車の立ち寄り施設履歴に係る履歴情報を基地局を介して入手する第1の情報入手手段、
入手した履歴情報に基づき、自動車の立ち寄り施設に係る販売品情報を、基地局を介して自動車内の顧客に通知する販売品情報通知手段、及び
自動車内の顧客が販売品を購入した場合に代金の決済情報及び物品の配達先情報を、基地局を介して入手する第2の情報入手手段。
移動局としての本発明の自動車側処理装置は次の手段を有している。
所定施設内の誘導路上ゾーンを通過中に、双方向狭域無線通信を介して誘導路上ゾーンに係る基地局へ自動車側処理装置の装備自動車に係る車種情報を送信する送信手段、
誘導路上ゾーンを通過中に、双方向狭域無線通信を介して誘導路上ゾーンに係る基地局から車種情報に対応する施設内誘導情報を受信する受信手段、及び
施設内誘導情報をドライバーへ提示する提示手段。
本発明の基地局側通信方法は次のステップを有している。
第1のゾーンを通過中の移動局としての自動車側処理装置へ狭域無線通信により所定施設に係る第1の情報を送信するステップ、及び
自動車側処理装置を装備する自動車の進行方向へ第1のゾーンより下流側にある第2のゾーンへ進入してきた自動車の自動車側処理装置へ狭域無線通信により所定施設に関して第1の情報より具体的な第2の情報を送信するステップ。
なお、本発明において、自動車とは、オートバイ(自動二輪車)を含むものとする。
本発明によれば、自動車のドライバーは、最初に第1の基地局から所定施設に係る第1の情報を入手し、該所定施設を利用するか否かを判断し、利用しようと決めた場合には、該所定施設の方へ進んで、第2の基地局から該所定施設についてより具体的な第2の情報を入手できる。したがって、第1の情報から該所定施設を利用しないと決めたドライバーへ不要な第2の情報を送信することを防止できるとともに、第1の情報より具体的な第2の情報を必要とするドライバーにはそれを提示して、該ドライバーには、所定施設を有効に利用させることができる。
図1は自動車10におけるDSRC付きカーナビゲーション装置15の各要素の配置図である。DSRC付きカーナビゲーション装置15は、DSRC車載器20及びカーナビゲーション装置21を有している。DSRC車載器20はDSRCアンテナ16及びカード読み書き器17を含み、カーナビゲーション装置21はナビゲーション装置本体18及びサウンド機能付きディスプレイ19を含んでいる。DSRCアンテナ16は、自動車10の室内のダッシュボード上面でかつフロントガラス近傍に固設され、DSRCの電波を送受する。カード読み書き器17は、自動車10の運転席前方に配置され、ETCカード、IC付きクレジットカード及びIC付きデビットカード等を挿抜されるスロットを備え、該スロット内に挿入されたカードに対してデータの読み書きを行う。ナビゲーション装置本体18は、運転席近傍のフロアに配設され、サウンド機能付きディスプレイ19は、運転席のドライバーが運転中、視認し易い位置となるように、ダッシュボード上面に固設される。
DSRC車載器20は、自動車10においてすでに搭載済みのカーナビゲーション装置21に対して、追加接続する形式となっている。有料道路料金所のETCゲートの通過時におけるETCカードの処理等、一部の処理は、DSRC車載器20のみで達成可能であり、カーナビゲーション装置21は関与しない。カーナビゲーション装置21は、DSRC車載器20を介して基地局23(図2)とデータを送受自在になっており、それらデータを利用するアプリケーションを実装できる。
図2はDSRCの通信概要説明図である。基地局23は、道路脇や道路上方の所定場所に設置され、到達距離が極めて限定されたDSRC電波を放射して、近傍に通信ゾーン24を生成する。自動車10は、DSRC車載器20を使用して、通信ゾーン24内にいる間だけ、基地局23との間で双方向狭域無線通信が可能になる。DSRCは、5.8GHz帯の電波であり、DSRC車載器20−基地局23間での通信可能距離は例えば数メートルから数十メートルとなっている。基地局23からのDSRCの送信出力は規定されているので、通信ゾーン24の大きさは、基地局23の設置場所に関係なく、ほぼ一定である。
図3は高速道路の所定範囲における基地局23の設置地点を示している。高速道路の所定箇所には、適宜、サービスエリア30が用意されている。サービスエリア30は、高速道路本線31の近傍に存在し、入り口道路32、駐車場33、出口道路34及び施設建物37を備えている。サービスエリア30を利用するドライバーの自動車10は、高速道路本線31より入り口道路32を経て駐車場33へ進み、駐車場33の適当な箇所で駐車する。自動車10が、サービスエリア30から退出する場合には、駐車場33から出口道路34を経て高速道路本線31へ戻る。施設建物37は、料理店、みやげ物店、トイレ及び現金自動支払機等の施設部分を含んでいる。なお、施設部分の概念には駐車場33も含むものとする。
基地局23は、例えば本線側地点40、入り口道路地点41及び駐車場地点42に設置される。本線側地点40は、自動車10が入り口道路32へまもなく到達する、高速道路本線31上の位置に通信ゾーン24を基地局23が生成できる地点として設定される。入り口道路地点41は、基地局23が入り口道路32上に通信ゾーン24を生成できる地点として設定されている。駐車場地点42は、基地局23が入り口道路32における情報エリア38に通信ゾーン24を生成できる地点として設定されている。DSRC付きカーナビゲーション装置15を装備しない自動車10が情報エリア38に駐車すると、DSRC付きカーナビゲーション装置15を装備する自動車10が情報エリア38に駐車できなくなるので、情報エリア38に駐車できるのは、DSRC付きカーナビゲーション装置15装備の自動車10に限るようにするために、案内板や遮断機付きゲートを設置することが好ましい。該遮断機付きゲートでは、例えば、情報エリア38に進入して来ようとする自動車10に対して、DSRCで通信を行い、通信可能と判断すれば、遮断機が自動的に開くようにする。図3では、情報エリア38は1箇所であるが、情報エリア38は、駐車場33内に複数個設けることができる。
図4はDSRC付きカーナビゲーション装置15のハードウェア構成図である。ナビゲーション装置本体18は、GPSモジュール51、VICS(Vehicle Information and Communication System)モジュール52、TVチューナ53及びハードディスク装置54を含む。GPSモジュール51は、GPS衛星からの電波に基づき自車位置を検出する。VICSモジュール52は、FM多重放送等から道路渋滞情報を受信する。TVチューナ53は、VHFやUHFのテレビ放送電波に係るビデオ及びオーディオ信号を出力する。ハードディスク装置54は、地図データベース55を含むとともに、CD等からダビングした楽曲データ等を適宜書き込み及び読み出し自在になっている。CD/DVDドライブ58は、運転席前方のインストルメントパネル等、ドライバーから手の届く位置に配設され、音楽や地図データベース用のCDやDVDを適宜、セット自在になっている。
処理及び制御装置60は、CPUを含み、DSRC車載器20のカード読み書き器17の他に、GPSモジュール51、VICSモジュール52、TVチューナ53、ハードディスク装置54及びCD/DVDドライブ58からのデータ及び信号を受け取り、各種の処理を実行する。画像生成器62は、処理及び制御装置60から入力されるデータに基づき画像表示信号を生成して、モニタ63に出力する。D/A変換器65は、処理及び制御装置60からデジタルオーディオ信号を受け、それをアナログオーディオ信号へ変換して、スピーカ66へ出力する。
図5は基地局側通信システム80の構成図である。基地局側通信システム80は、第1の基地局81及び第2の基地局82,83を有している。第1の基地局81は、第1のゾーン85を通過中の移動局としての自動車側処理装置91へ狭域無線通信により所定施設92に係る第1の情報を送信する。第2の基地局82,83は、自動車側処理装置91を装備する自動車90の進行方向へ第1のゾーン85より下流側にある第2のゾーン86,87へ進入してきた自動車90の自動車側処理装置91へ狭域無線通信により所定施設92に関して第1の情報より具体的な第2の情報を送信する。
狭域無線通信とは、例えばDSRCであるが、これに限定されない。3m以上99m以下の任意の所定距離dを定義すると、該狭域無線通信は、例えば、基地局からの電波到達距離がd以内の無線通信である。狭域無線通信がDSRCである場合、第1の基地局81及び第2の基地局82,83は、例えばDSRC専用のIP網を介してセンターのDSRCサーバ89とデータを送受自在になっている。DSRCサーバ89は、さらに、インターネットを介して各種サーバとデータを送受自在になっている。第1の基地局81の一例は本線側地点40(図3)に設置される基地局23であり、第2の基地局82,83の一例は、それぞれ入り口道路地点41及び駐車場地点42(図3)に設置される基地局23である。自動車側処理装置91の一例はDSRC付きカーナビゲーション装置15(図4)である。所定施設92は、例えば、サービスエリア30(図3)の他に、パーキングエリア及び「道の駅」等である。第1のゾーン85及び第2のゾーン86,87は、道路及び駐車場97等、自動車90が移動する任意の場所に設定される。
所定施設92に係る第1の情報とは、例えば、もう暫く行くと、所定施設92が存在していて、所定施設92にはどのような施設部分101(例:トイレ、飲食店及び土産物店)が用意されているかの情報である。第1の情報より具体的な第2の情報には、第1の情報より詳細な情報、第1の情報に追加した情報、第1の情報に続く情報を含むことができる。第1の情報より詳細な情報とは、例えば、第1の情報が、所定施設92にはレストランがあるという情報であるのに対し、レストランのメニューに関する情報のように、豊富化又は下位概念化された情報をいうものとする。第1の情報に追加した情報とは、例えば、第1の情報では、レストランのメニューについての情報だけであったのに対し、第2の情報では、各メニューの値段についても言及した情報である場合のように、その他のことにも言及した情報をいうものとする。第1の情報に続く情報とは、例えば、第1の情報では、伝送時間の制限によりメニューの1番から5番までしてか言及できなかったのに対し、第2の情報は、6番以降のメニューについて言及した情報であるように、補完的な情報をいうものとする。
第2のゾーン86,87へ進入して来た自動車10とは、例えば、第1のゾーン85における第1の情報に基づき第2のゾーン86,87へ進入してきた自動車10であるが、これに限定されない。すなわち、第1のゾーン85における第1の情報に気付かずに第2のゾーン86,87へ進入して来た自動車10を排除しない。
自動車90のドライバーは、第1のゾーン85において第1の基地局81から所定施設92に関して第1の情報を入手する。第1の情報により所定施設92を利用しないと決めたドライバーは、自動車90を第2のゾーン86,87へ進ませないので、第2の情報を受信するとはなく、無駄な情報受信を防止できる。一方、第1の情報により所定施設92を利用すると決めたドライバーは、自動車90を第2のゾーン86,87へ進ませて、第2のゾーン86,87において第2の基地局82,83から所定施設92に関してより具体的な第2の情報を入手する。こうして、所定施設92を利用するドライバーは、所定施設92の利用に役立つ第2の情報を入手し、所定施設92を能率的かつ合理的に利用できる。
第2の情報は第1の情報よりも情報量が大となっている。例えば、第1の基地局81が図3の本線側地点40に設置された基地局23であり、第2の基地局82,83が図3の入り口道路地点41及び駐車場地点42に設置された基地局23である場合を考える。本線側地点40における自動車90の車速は、入り口道路地点41及び駐車場地点42における車速より大きく、その分、本線側地点40に係るゾーンにおける自動車90の滞在時間は入り口道路地点41及び駐車場地点42に係るゾーンにおける滞在時間より短くなり、送受可能なデータ量は低減する。このような現状に適合させて、第2の情報の量を第1の情報の量より増大させることにより、自動車90のドライバーへ情報を適切に提供できる。また、自動車90は、駐車場地点42に係るゾーンとしての第2のゾーン87において停止状態になるので、第2のゾーン87では第2の基地局83−自動車90間で十分な量の情報が送受できる。
第2の基地局は、第2の基地局82,83のように、自動車進行方向へ離間して複数個、存在してもよい。そして、下流側の第2の基地局に係る情報ほど、すなわち、第2の基地局83に係る情報は第2の基地局82に係る情報よりも、所定施設92に関して具体的な情報となっている。こうして、自動車90は、所定施設92内へ深く進入するほど、所定施設92に関してより具体的な情報を入手し、自動車90における能率的かつ合理的な行動に役立てることができる。
典型的には、第1のゾーン85は本線96に設定され、第2のゾーン86は、本線96から分岐して所定施設92内の駐車場97へ至る誘導路98上に設定され、第2のゾーン87は駐車場97の所定区画に駐車区画ゾーンとして設定されている。本線96の一例は、高速道路本線31(図3)であり、駐車場97の一例はサービスエリア30の駐車場33(図3)であり、誘導路98の一例は入り口道路32(図3)である。
第1のゾーン85及び第2のゾーン86,87については、その順番に自動車90の速度が低下し、各ゾーンに対する自動車90の滞在時間は増大するので、結果、自動車90への伝送情報量を増大できる。このことを利用して、第1のゾーン85及び第2のゾーン86,87への伝送情報を、テキスト、静止画及び動画と言うように設定することもできる。
駐車場97内の第2のゾーン87に係る第2の基地局83は、自動車側処理装置91との双方向狭域無線通信により自動車90の施設立ち寄り履歴情報を受信する。第2のゾーン87に係る第2の基地局83は、自動車側処理装置91へ施設立ち寄り履歴に係る販売品情報を送信する。
施設立ち寄り履歴情報は、通常、現在より過去所定期間分(例:1日分、1週間分、1月分)とか、現在走行距離より所定走行距離前までのものとかに、ある程度限定された履歴情報となっている。施設立ち寄り履歴に係る販売品情報には、例えば、過去に立ち寄った施設の販売品の品名及び値段である。
例えば自動車90のドライバーは、高速道路の往路において、所定のSAに立ち寄って、所定の土産物に目を着けたにもかかわらず、その時は購入せず、復路では、それを購入したくなり、復路側の同一名称のSAに立ち寄るが、該復路側SAには、土産物を販売しておらず、購入できないことがある。そのような場合に、ドライバーは、復路側のSAにおいて、往路側のSAにおける売店の販売品を購入できるので、有益である。施設立ち寄り履歴は、例えば、自動車90の走行履歴としてDSRC付きカーナビゲーション装置15のハードディスク装置54に記憶される。
第2のゾーン87に係る第2の基地局83は、自動車側処理装置91との間で狭域無線通信による双方向通信可能になっている。第2のゾーン87に係る第2の基地局83から自動車側処理装置91へ送信する情報は、例えば、ETCカードの前納金額及び残額に係る情報、所定施設92に付属のスマートインターチェンジから退出により済ませられる用事に関連する外部施設情報、所定施設92近郊の景勝地からの天気若しくは開花及び紅葉状況についてのライブカメラからの撮影画像情報、IP電話の通話データ、自動車がリコール対象自動車である場合にはリコール対象自動車であることを通知する情報、自動車の車検・定期点検に係る案内情報、又は施設から自動車に設定された目的地までの地域又は交通の現在状況についてのライブカメラからの撮影画像情報を含む。自動車側処理装置91から第2のゾーン87に係る第2の基地局83へ送信する情報は、例えば、自動車側処理装置91の記憶装置に蓄積されている情報を含む。
第2の基地局83から自動車側処理装置91へ送信する前納金額等の情報は、例えばサウンド機能付きディスプレイ19(図1)から音声又は映像でドライバーへ通知される。自動車側処理装置91の記憶装置とは、例えば、ETCカードのICメモリや、ハードディスク装置54のことである。それら記憶装置には、例えば、車種情報及び走行履歴情報等がある。一部のパーキングエリア及びサービスエリアには、スマートインターチェンジが付属しており、スマートインターチェンジは、現在、ETC専用ゲートしか装備していない。スマートインターチェンジを介する高速道路と一般道路との間の行き来はETCカード利用者に限定されている。スマートインターチェンジに係る外部施設情報には、例えば、病院、宿泊施設及びスキー場に係る情報がある。
第2のゾーン86に係る第2の基地局82は、自動車側処理装置91との双方向狭域無線通信により自動車90の車種情報を受信してもよい。これに対して、第2の基地局82は、自動車側処理装置91へ、受信した車種情報に対応する駐車位置への案内情報を送信する。一般的な駐車場97は、トラック等の大型車及び乗用車等の小型車、すなわち車種に関係して駐車位置を区分けしており、自動車90のドライバーは、第2のゾーン86における案内により、駐車場97における自分の自動車90の駐車場所を知って、そこへ能率的に進むことができる。
第2のゾーン86に係る第2の基地局82から第2のゾーン86内の自動車90の自動車側処理装置91へ送信する情報は、例えば、所定施設92内の各施設部分101の現在の込み具合に係る情報を含む。
図6は基地局側処理装置110の機能ブロック図である。基地局側処理装置110は、所定施設120における所定の駐車区画ゾーン119内の自動車側処理装置91との双方向狭域無線通信を実施する基地局118に対する処理装置である。基地局側処理装置110は、第1の情報入手手段111、販売品情報通知手段112及び第2の情報入手手段113を有している。第1の情報入手手段111は、自動車側処理装置91を装備した自動車90の立ち寄り施設履歴に係る履歴情報を、基地局118を介して入手する。販売品情報通知手段112は、入手した履歴情報に基づき、自動車90の立ち寄り施設に係る販売品情報を、基地局118を介して自動車90内の顧客に通知する。第2の情報入手手段113は、顧客が販売品を購入した場合に代金の決済情報及び物品の配達先情報を、基地局118を介して入手する。
駐車区画ゾーン119の一例は情報エリア38(図3)である。自動車90の立ち寄り施設履歴に係る履歴情報は、例えば、自動車90の走行履歴情報としてハードディスク装置54に記憶される。顧客による代金の決済情報は、例えば、顧客が自動車90のカード読み書き器17(図4)に自分のIC付きクレジットカードやIC付きデビットカードを挿入して、所定の決済承認手続、例えば暗証番号入力を行うことに達成される。
例えば、自動車90のドライバーである販売品購入者は、高速道路の往路において、所定のSAに立ち寄って、所定の土産物に目を着けたにもかかわらず、その時は購入せず、復路において、それを購入したくなり、復路側の同一名称のSAに立ち寄ったにもかかわらず、復路側のSAには、土産物を販売しておらず、購入できないことがある。そのような場合に、ドライバーは、復路側のSAにおいて、往路側のSAにおける売店の販売品を購入できるので、有益である。基地局側処理装置110が送信する販売品情報は、復路側及び往路側のSAにおける物品の情報に限定されない。自動車90が、通過してしまった立ち寄り先で買い逃してしまった土産物等を購入できる。購入した物品は、宅配業者等を介して、自宅又は土産の送り先等へ届けられる。
図7は自動車側処理装置140の機能ブロック図である。移動局としての自動車側処理装置140は、送信手段141、受信手段142及び提示手段143を有している。送信手段141は、所定施設内の誘導路上ゾーン147を通過中に、双方向狭域無線通信を介して誘導路上ゾーン147に係る基地局148へ自動車側処理装置140に係る車種情報を送信する。受信手段142は、誘導路上ゾーン147を通過中に、双方向狭域無線通信を介して誘導路上ゾーン147に係る基地局148から車種情報に対応する施設内誘導情報を受信する。提示手段143は、施設内誘導情報をドライバーへ提示する。
これにより、ドライバーは、自分の自動車を、その車種(例:大型車及び小型車)に応じた駐車位置へ能率的に進むことができる。
送信手段141は、また、所定施設内の駐車場の所定区画に設定された駐車区画ゾーン151において、双方向狭域無線通信を介して駐車区画ゾーン151に係る基地局152へ自動車側処理装置140に係る自動車の立ち寄り施設に係る情報を送信する。受信手段142は、また、駐車区画ゾーン151において、双方向狭域無線通信を介して駐車区画ゾーン151に係る基地局152から立ち寄り施設に関連する販売品情報を受信する。提示手段143は、また、販売品情報を自動車内の顧客に提示する。送信手段141は、顧客が販売品を購入した場合に代金の決済情報及び物品の配達先情報を、双方向狭域無線通信を介して駐車区画ゾーン151に係る基地局152へ送信する。
これにより、ドライバー等の顧客は、過去に立ち寄った施設に関連する販売品を随時、購入して、自宅等で受け取ることができる。
自動車側処理装置140は、さらに、第1の離脱検出手段156、第1の判定手段157及び第1の通知手段158を有している。第1の離脱検出手段156は、自動車が駐車区画ゾーン151から離脱したことを検出する。第1の判定手段157は、離脱後、ETCカード160がカード読み書き器161に適切に挿入しているか否かの第1の判定を実施する。第1の通知手段158は、第1の判定が否であれば、その旨に係る情報をドライバーへ通知する。
カード読み書き器161が、図1のカード読み書き器17のように、ETCカードと、販売品購入用のクレジットカードとの共用になっていることがあり、ドライバー等の購入者は、販売品購入の際に、カード読み書き器161からETCカード160を抜いて、クレジットカードに差し替え、販売品購入が終了した後、ETCカード160をカード読み書き器161へ差し込むのを忘れていることがある。その場合、その後、高速道路の所定の通過点の狭域無線通信ゾーンを通過した時に、その通過情報がETCカード160に書き込まれなくなってしまう。ドライバーは、第1の判定が否である旨に係る情報を通知されることにより、ETCカード160をカード読み書き器161に適切に挿入しないまま、ETCのチェックポイントや料金支払い所を通過してしまうのを回避できる。
自動車側処理装置140は、さらに、受付手段166、第2の判定手段167及び第2の通知手段168を有している。受付手段166は、基地局からの狭域無線通信による情報配信の受信拒否のユーザ指示を受付ける。第2の判定手段167は、受信拒否のユーザ指示の受付け後、ETCカード160がカード読み書き器161に適切に挿入しているか否かの第2の判定を実施する。第2の通知手段168は、第2の判定が否であれば、その旨に係る情報をドライバーへ通知する。
ドライバーは、自分の自動車を駐車区画ゾーン151に駐車させているときに、基地局152から情報配信が煩わしく思うことがある。その場合、自動車側処理装置140の所定の操作キーの操作により、情報配信の受信拒否を行うことができる。しかしながら、ドライバーは、受信拒否を設定して、それを解除するのを忘れ、そのまま、高速道路の本線等に戻ると、次に、本線の狭域無線通信ゾーンを通過しても、交通情報等の必要な情報を受信できなくなる。ドライバーは、第2の通知手段168により、解除し忘れに気付き、適切な措置(例:受信拒否の解除)を取ることができる。
自動車側処理装置140は、さらに、第2の離脱検出手段173及び解除手段174を有している。第2の離脱検出手段173は、駐車区画ゾーン151から自動車が離脱したことを検出する。解除手段174は、離脱後、基地局からの狭域無線通信による情報配信の受信拒否状態になっていれば、該受信拒否状態を解除する。
こうして、ドライバーが受信拒否の解除を忘れていても、ドライバーの自動車が駐車区画ゾーン151を離脱するのに伴い、受信拒否が自動的に解除される。
図8は基地局側通信方法180のフローチャートである。該フローチャートの説明において、自動車側処理装置等の符号は図5のものを使用する。S181では、第1のゾーン85を通過中の移動局としての自動車側処理装置91へ狭域無線通信により所定施設92に係る第1の情報を送信する。S182では、自動車側処理装置91を装備する自動車90の進行方向へ第1のゾーン85より下流側にある第2のゾーン86,87へ進入してきた自動車90の自動車側処理装置91へ狭域無線通信により所定施設92に関して第1の情報より具体的な第2の情報を送信する。基地局側通信方法180についての作用、効果、及びそのさらなる具体的態様は、図5に関連して説明した基地局側通信システム80の場合と同一である。
自動車におけるDSRC付きカーナビゲーション装置の各要素の配置図である。 DSRCの通信概要説明図である。 高速道路の所定範囲における基地局の設置地点を示す図である。 DSRC付きカーナビゲーション装置のハードウェア構成図である。 基地局側通信システムの構成図である。 基地局側処理装置の機能ブロック図である。 自動車側処理装置の機能ブロック図である。 基地局側通信方法のフローチャートである。
符号の説明
80:基地局側通信システム、81:第1の基地局、82:第2の基地局、83:第2の基地局、85:第1のゾーン、86:第2のゾーン、87:第2のゾーン、89:DSRCサーバ、90:自動車、91:自動車側処理装置、92:所定施設、96:本線、97:駐車場、98:誘導路、101:施設部分、110:基地局側処理装置、111:第1の情報入手手段、112:販売品情報通知手段、113:第2の情報入手手段、118:基地局、119:駐車区画ゾーン、120:所定施設、140:自動車側処理装置、141:送信手段、142:受信手段、143:提示手段、147:誘導路上ゾーン、148:基地局、151:第2のゾーン、152:基地局、156:第1の離脱検出手段、157:第1の判定手段、158:第1の通知手段、160:ETCカード、161:カード読み書き器、166:受付手段、167:第2の判定手段、168:第2の通知手段、173:第2の離脱検出手段、174:解除手段、180:基地局側通信方法。

Claims (15)

  1. 第1のゾーンを通過中の移動局としての自動車側処理装置へ狭域無線通信により所定施設に係る第1の情報を送信する第1の基地局、及び
    前記自動車側処理装置を装備する自動車の進行方向へ前記第1のゾーンより下流側にある第2のゾーンへ進入してきた前記自動車の前記自動車側処理装置へ狭域無線通信により前記所定施設に関して前記第1の情報より具体的な第2の情報を送信する第2の基地局、
    を有していることを特徴とする基地局側通信システム。
  2. 前記第2の情報は前記第1の情報よりも情報量が大となっていることを特徴とする請求項1記載の基地局側通信システム。
  3. 前記第2のゾーンは、自動車進行方向へ離間して複数個、存在し、
    下流側の第2のゾーンに係る情報ほど、前記所定施設に関して具体的な情報となっていることを特徴とする請求項1又は2記載の基地局側通信システム。
  4. 前記第1のゾーンは本線に設定され、
    或る第2のゾーンは、前記本線から分岐して前記所定施設内の駐車場へ至る誘導通路上に誘導路上ゾーンとして設定され、
    別の第2のゾーンは、前記駐車場の所定区画に駐車区画ゾーンとして設定されていることを特徴とする請求項3記載の基地局側通信システム。
  5. 前記駐車区画ゾーンに係る基地局は、前記自動車側処理装置との双方向狭域無線通信により前記自動車の施設立ち寄り履歴情報を受信し、
    前記駐車区画ゾーンに係る基地局は、前記自動車側処理装置へ前記施設立ち寄り履歴に係る販売品情報を送信することを特徴とする請求項4記載の基地局側通信システム。
  6. 前記駐車区画ゾーンに係る基地局は、前記自動車側処理装置との間で狭域無線通信による双方向通信可能になっており、
    前記駐車区画ゾーンに係る基地局から前記自動車側処理装置へ送信する情報は、ETCカードの前納金額及び残額に係る情報、前記施設に付属のスマートインターチェンジから退出により済ませられる用事に関連する外部施設情報、前記所定施設近郊の景勝地からの天気若しくは開花及び紅葉状況についてのライブカメラからの撮影画像情報、IP電話の通話データ、前記自動車がリコール対象自動車である場合にはリコール対象自動車であることを通知する情報、前記自動車の車検・定期点検に係る案内情報、又は前記所定施設から前記自動車に設定された目的地までの地域又は交通の現在状況についてのライブカメラからの撮影画像情報を含み、
    前記自動車側処理装置から前記駐車区画ゾーンに係る基地局へ送信する情報は、自動車側処理装置の記憶装置に蓄積されている情報を含むことを特徴とする請求項4記載の基地局側通信システム。
  7. 前記誘導路上ゾーンに係る基地局は、前記自動車側処理装置との双方向狭域無線通信により前記自動車の車種情報を受信し、
    前記誘導路上ゾーンに係る基地局は、前記自動車側処理装置へ、前記受信した車種情報に対応する駐車位置への案内情報を送信することを特徴とする請求項4〜6のいずれかに記載の基地局側通信システム。
  8. 前記誘導路上ゾーンに係る基地局から前記誘導路上ゾーン内の前記自動車の前記自動車側処理装置へ送信する情報は、施設内の各施設部分の現在の込み具合に係る情報を含むことを特徴とする請求項4〜7のいずれかに記載の基地局側通信システム。
  9. 所定施設における駐車区画ゾーン内の自動車側処理装置との双方向狭域無線通信を実施する基地局に対する基地局用処理装置において、
    前記自動車側処理装置を装備した自動車の立ち寄り施設履歴に係る履歴情報を前記基地局を介して入手する第1の情報入手手段、
    入手した履歴情報に基づき、前記自動車の立ち寄り施設に係る販売品情報を、前記基地局を介して前記自動車内の顧客に通知する販売品情報通知手段、及び
    前記自動車内の前記顧客が販売品を購入した場合に代金の決済情報及び物品の配達先情報を、前記基地局を介して入手する第2の情報入手手段、
    を有していることを特徴とする基地局用処理装置。
  10. 移動局としての自動車側処理装置において、
    所定施設内の誘導路上ゾーンを通過中に、双方向狭域無線通信を介して前記誘導路上ゾーンに係る基地局へ前記自動車側処理装置の装備自動車に係る車種情報を送信する送信手段、
    前記誘導路上ゾーンを通過中に、双方向狭域無線通信を介して前記誘導路上ゾーンに係る前記基地局から前記車種情報に対応する施設内誘導情報を受信する受信手段、及び
    前記施設内誘導情報をドライバーへ提示する提示手段、
    を有していることを特徴とする自動車側処理装置。
  11. 所定施設内の駐車場の所定区画に設定された駐車区画ゾーンにおいて、双方向狭域無線通信を介して前記駐車区画ゾーンに係る基地局へ前記自動車側処理装置の装備自動車の立ち寄り施設に係る情報を送信する前記送信手段、
    前記駐車区画ゾーンにおいて、双方向狭域無線通信を介して前記駐車区画ゾーンに係る前記基地局から前記立ち寄り施設に係る販売品情報を受信する前記受信手段、
    前記販売品情報を前記自動車内の顧客に提示する前記提示手段、及び
    前記顧客が販売品を購入した場合に代金の決済情報及び物品の配達先情報を、双方向狭域無線通信を介して前記駐車区画ゾーンに係る前記基地局へ送信する前記送信手段、
    を有していることを特徴とする請求項10記載の自動車側処理装置。
  12. 前記自動車が前記駐車区画ゾーンから離脱したことを検出する第1の離脱検出手段、
    離脱後、ETCカードがカード読み書き器に適切に挿入しているか否かの第1の判定を実施する第1の判定手段、及び
    前記第1の判定が否であれば、その旨に係る情報をドライバーへ通知する第1の通知手段、
    を有していることを特徴とする請求項11記載の自動車側処理装置。
  13. 基地局からの狭域無線通信による情報配信の受信拒否のユーザ指示を受付ける受付手段、
    受信拒否のユーザ指示の受付け後、ETCカードがカード読み書き器に適切に挿入しているか否かの第2の判定を実施する第2の判定手段、及び
    前記第2の判定が否であれば、その旨に係る情報をドライバーへ通知する第2の通知手段、
    を有していることを特徴とする請求項11又は12記載の自動車側処理装置。
  14. 前記駐車区画ゾーンから前記自動車が離脱したことを検出する第2の離脱検出手段、及び
    離脱後、基地局からの狭域無線通信による情報配信の受信拒否状態になっていれば、該受信拒否状態を解除する解除手段、
    を有していることを特徴とする請求項13記載の自動車側処理装置。
  15. 第1のゾーンを通過中の移動局としての自動車側処理装置へ狭域無線通信により所定施設に係る第1の情報を送信し、
    前記自動車側処理装置を装備する自動車の進行方向へ前記第1のゾーンより下流側にある第2のゾーンへ進入してきた前記自動車の前記自動車側処理装置へ狭域無線通信により前記所定施設に関して前記第1の情報より具体的な第2の情報を送信する、
    ことを特徴とする基地局側通信方法。
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