JP2006242422A - 折り畳み式携帯棒 - Google Patents

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Abstract

【課題】 ワンタッチで瞬時にして伸長することができ、伸長した場合に段差のない強度の高い折り畳み式携帯棒を提供すること。
【解決手段】 携帯棒Bを、複数の筒状体2,4,6,8と、隣接する筒状体を一体的に連結する連結部材と、連結部材を作動させる第1の線状部材と、第1の線状部材を介して連結部材を筒状体2,4,6,8に連結させてロックするロック手段と、ロック手段によるロックを解除するロック解除手段により構成した。また、非使用時には複数の筒状体2,4,6,8と連結部材の連結を解除して折り畳み可能とし、折り畳まれた複数の筒状体2,4,6,8を伸長してロック手段により第1の線状部材を介して連結部材を筒状体2,4,6,8に連結させてロックするようにした。
【選択図】図1

Description

本発明は、警察官の警棒として、あるいは一般人の護身用として使用することができる携帯に便利な折り畳み式携帯棒に関する。
警察官は護身用あるいは攻撃用の道具として警棒を所持しているが、最近では警棒に類似した携帯棒を護身用の道具として携帯している一般人も徐々に増加している。
この種の携帯棒として警棒あるいは六尺棒を使用することも考えられるが、警棒は短くて防衛性が低いのに対し、六尺棒は長すぎて持ち運びに不便であることから、最近では携帯あるいは保管に便利な伸縮式警棒も提案されている(例えば、特許文献1あるいは2参照。)。
特開平7−4893号公報(図3) 特開平9−222295号公報(図6)
特許文献1あるいは2に記載の伸縮式警棒はワンタッチで伸縮できる点において便利ではあるが、複数の筒状体の直径がそれぞれ異なり、複数の筒状体を伸長すると筒状体間に段差が生じることから、この段差部に触れると違和感がある。また、先端の筒状体ほど直径が小さく強度が弱いという問題もある。
本発明は、従来技術の有するこのような問題点に鑑みてなされたものであり、ワンタッチで瞬時にして伸長することができ、伸長した場合に段差のない強度の高い折り畳み式携帯棒を提供することを目的としている。
上記目的を達成するために、本発明のうちで請求項1に記載の発明は、複数の筒状体と、隣接する筒状体を一体的に連結する連結部材と、該連結部材を作動させる第1の線状部材と、該第1の線状部材を介して前記連結部材を前記筒状体に連結させてロックするロック手段と、該ロック手段によるロックを解除するロック解除手段を備え、非使用時には前記複数の筒状体と前記連結部材の連結を解除して折り畳み可能とし、折り畳まれた前記複数の筒状体を伸長して前記ロック手段により前記第1の線状部材を介して前記連結部材を前記筒状体に連結させてロックするようにしたことを特徴とする折り畳み式携帯棒である。
また、請求項2に記載の発明は、前記複数の筒状体が同一の直径を有することを特徴とする。
さらに、請求項3に記載の発明は、前記携帯棒の一端部を構成する筒状体に前記ロック手段を取り付け、前記携帯棒の他端部を構成する筒状体に前記ロック解除手段を取り付けたことを特徴とする。
また、請求項4に記載の発明は、前記携帯棒の一端部を構成する筒状体に、摺動自在の被係止部材と、該被係止部材を係止する係止部材とを取り付けるとともに、前記第1の線状部材の一端部を前記被係止部材に係止する一方、前記第1の線状部材の他端部を前記ロック解除手段に係止し、ロック解除時には前記ロック解除手段により前記第1の線状部材を介して前記被係止部材を前記係止部材に係止し、ロック時には前記ロック手段により前記係止部材による前記被係止部材の係止を解除するようにしたことを特徴とする。
また、請求項5に記載の発明は、前記ロック手段を前記ロック解除手段に向かって押圧することにより前記係止部材による前記被係止部材の係止を解除するようにしたことを特徴とする。
また、請求項6に記載の発明は、非ロック時に前記複数の筒状体の各連結部を弾性的に保持する弾性保持手段を設けたことを特徴とする。
また、請求項7に記載の発明は、隣接する二つの筒状体が互いに対向する第1及び第2の当接部材をそれぞれ有し、該第1及び第2の当接部材の対向面が相補形状を有していることを特徴とする。
また、請求項8に記載の発明は、前記弾性保持手段が、前記第1及び第2の当接部材を連結する第2の線状部材と、該第2の線状部材を介して前記第2の当接部材を前記第1の当接部材に付勢する弾性部材であることを特徴とする。
また、請求項9に記載の発明は、前記第1及び第2の当接部材にそれぞれ形成された中心孔内に第1の連結部材を摺動自在に取り付け、非ロック時には前記第1の連結部材を前記第2の当接部材の中心孔内に退避させ、ロック時には前記第1の連結部材を前記第1及び第2の当接部材の中心孔に挿通させるようにしたことを特徴とする。
また、請求項10に記載の発明は、前記第1の連結部材に複数のボール状部材を同一円周上に出没自在に取り付け、ロック時には、前記第1の連結部材の前記第1の当接部材に対する摺動を前記ボール状部材により阻止するようにしたことを特徴とする。
また、請求項11に記載の発明は、前記第1の線状部材に押圧部材を取り付け、非ロック時には前記押圧部材を前記第1の連結部材とは離隔させ、ロック時には前記押圧部材により前記第1の連結部材を押圧することにより前記第1の連結部材を前記第1及び第2の当接部材の中心孔に挿通させるようにしたことを特徴とする。
また、請求項12に記載の発明は、前記第1の連結部材の内部に第2の連結部材を摺動自在に取り付け、ロック時には、前記第2の連結部材を介して前記押圧部材により前記第1の連結部材を押圧するようにしたことを特徴とする。
本発明にかかる折り畳み式携帯棒は、複数の筒状体と、隣接する筒状体を一体的に連結する連結部材とを備え、非使用時には複数の筒状体と連結部材の連結を解除して折り畳み可能とし、使用時には折り畳まれた複数の筒状体を伸長するとともに連結部材を筒状体に連結させてロックするようにしたので、強度の高い折り畳み式携帯棒を提供することができる。
また、複数の筒状体が同一の直径を有しているので、伸長時における複数の筒状体間の連結部に段差がなく、連結部に触れても違和感がない。
さらに、携帯棒の一端部を構成する筒状体にロック手段を取り付け、ロック手段により線状部材を介して筒状体間の連結部をロックするようにしたので、ワンタッチで瞬時にして複数の筒状体をロックすることができる。
以下、本発明の実施の形態について、図面を参照しながら説明する。
図1は、本発明にかかる折り畳み式携帯棒Bを示しており、直径が同一の4本の筒状体2,4,6,8により構成されている。また、図1(a)は4本の筒状体2,4,6,8を折り畳んだ状態を、図1(b)は図1(a)の状態から筒状体2,4,6,8を伸長した状態を、図1(c)は図1(b)の状態の筒状体2,4,6,8をロックした状態を、図1(d)は筒状体2,4,6,8のロックを解除し、折り畳む前の状態をそれぞれ示している。なお、4本の筒状体2,4,6,8の伸ばし方や折り畳み方については後述する。また、本実施の形態において「右」あるいは「左」という用語を使用しているが、これらの用語は、携帯棒Bを図1(b)〜(d)のように伸長して水平に配置した場合に適用している。
図2乃至図5は、携帯棒Bを把持する基筒である第1の筒状体2と、第1の筒状体2に隣接配置される第2の筒状体4とを示しており、第1の筒状体2は、円筒状のグリップ部材10と、グリップ部材10の左端部に右端部が螺着された外筒12と、外筒12の左端部に右端部が螺着された当接部材14とを備えている。また、グリップ部材10には第1の内筒16が摺動自在に内装されており、第1の内筒16の左端部には第2の内筒18の右端部が螺着されている。
グリップ部材10の内部には貫通孔が形成されており、この貫通孔は大径部10aと、大径部10aより小径の中間径部10bと、中間径部10bより小径の小径部10cとを有している。また、第1の内筒16は大径部16aと小径部16bとを有し、大径部16aはグリップ部材10の貫通孔の大径部10aに遊挿され、小径部16bはグリップ部材10の貫通孔の小径部10cに遊挿されている。さらに、グリップ部材10の貫通孔にはコイルスプリング20が内装されており、コイルスプリング20の右端部は第1の内筒16の大径部16aの左端面に当接するとともに、コイルスプリング20の左端部はグリップ部材10の貫通孔の小径部10cの右端面に当接しており、第1の内筒16を常時右方に付勢している。なお、第1の内筒16の大径部16aの内部には螺子22が螺着されており、大径部16aの開口端部(右端部)を閉止している。
また、第2の内筒18には長手方向に延びる二つのスリット18aが形成されており、二つのスリット18aには被係止部材24の両端部がそれぞれ摺動自在に遊挿されている。この被係止部材24の中央部には左方に向かって突出する円錐状の被係止部24aが一体的に形成されている。
さらに、被係止部材24の左方には大径部26aと小径部26bとを有する第3の内筒26が配設されており、第3の内筒26の右端部(小径部26bの右端部)にはカップ状の係止片取付部材28が螺着されるとともに、第3の内筒26の左端部(大径部)は当接部材14の右端部に螺着されている。また、係止片取付部材28には一対の係止片30がピン32を介して揺動自在に取り付けられており、一対の係止片30はスプリング(図示せず)により内方(被係止部材24の被係止部24aを係止する方向)に向かって付勢されるとともに、各係止片30には内方に向かって突出する係止部30aと外方に向かって突出する押圧部30bが一体的に形成されている。
また、第3の内筒26の小径部26bには、中心孔34aを有するディスク状部材(止め輪)34が摺動自在に外装されるとともに、コイルスプリング36が外装されており、コイルスプリング36の左端部が第3の内筒26の大径部26aの右端面に当接し、コイルスプリング36の右端部がディスク状部材34の左端面に当接することで、ディスク状部材34は常時右方に付勢されている。中心孔34aの両側には二つの貫通孔34bがそれぞれ形成されている。
外筒12の内部にはさらに、コイルスプリング36より大径のコイルスプリング38が内装されており、コイルスプリング38の左端部が当接部材14の右端面に当接し、コイルスプリング38の右端部が被係止部材24に当接することで、被係止部材24は常時右方に付勢されている。
また、当接部材14の左端部には円錐状の側面を有する凹部14aが形成されており、その中心孔14bの両側には二つの貫通孔14cが形成されている。なお、中心孔14bは、当接部材14の右側に形成された大径中心孔14b1とその左側に形成された小径中心孔14b2により構成されている。
また、第2の筒状体4は、第1の当接部材40と、第1の当接部材40の左端部に右端部が螺着された外筒42と、外筒42の左端部に右端部が螺着された第2の当接部材44とを備えている。
また、第1の当接部材40の右端部には円錐状の突設部40aが形成され、その中心孔40bの両側には二つの貫通孔40cが形成されている。円錐状の突設部40aは、第1の筒状体2の当接部材14の左端部に形成された凹部14aと対向しており、この凹部14aと相補形状を呈している。また、中心孔40bの内径は、当接部材14の中心孔14bの内径と等しく設定されている。なお、二つの貫通孔40cは、第1の筒状体2の当接部材14に形成された二つの貫通孔14cと対向しており、これらの貫通孔14c,40cに挿通された2本のワイヤ(線状部材)45はディスク状部材34の二つの貫通孔34bにさらに挿通され、2本のワイヤ45の両端には係止片47,49がそれぞれ固着されている。したがって、コイルスプリング36の弾性力とワイヤ45により第2の筒状体4の第1の当接部材40は第1の筒状体2の当接部材14に向かって常時押圧されており、後述するように、コイルスプリング36及びワイヤ45は4本の筒状体2,4,6,8間の各連結部の保持部材として作用する。
第2の筒状体4はさらに、第1の連結部材46と、第1の連結部材46の内部に摺動自在に取り付けられた第2の連結部材48とを有しており、第1の連結部材46は大径部46aと大径部46aの右側に形成された小径部46bとを有し、小径部46bは第1の当接部材40の中心孔40bに摺動自在に遊挿されている。また、小径部46bの右端部には複数(例えば、四つ)の円孔46cが同一円周上で等間隔に形成されており、これらの円孔46cにはそれぞれ一つの鋼球等のボール状部材50が出没自在に取り付けられている。なお、小径部46bの外周面上における円孔46cの直径は鋼球50の直径より小さく設定されており、鋼球50は円孔46cより出没するものの、円孔46cより離脱することはない。
第2の連結部材48は、中央部に形成された大径部48aと、大径部48aの両側に形成された二つの小径部48b,48cとを有し、大径部48aの外径は第1の連結部材46の中心孔46dの内径より僅かに小さく設定されている。なお、第1の連結部材46の左端側開口部の内径は他の部位より小さく設定されており、大径部48aの外径は、第1の連結部材46の左端側開口部の内径より大きく設定されるとともに、第1の連結部材46の左端側開口部に第2の連結部材48の小径部48cが遊挿されている。
第2の連結部材48の小径部48cの左端部には、ディスク状部材52が螺着されており、第1の連結部材46に外装されたコイルスプリング54の左端部をディスク状部材52の右端面に当接させ、コイルスプリング54の右端部を第1の当接部材40の左端面に当接させることで、第2の連結部材48は常時左方に付勢されている。ディスク状部材52の左方には複数(例えば、四つ)のストッパピン56が配設されており、ストッパピン56は外筒42の中間部に内方に向かって突出するように植設されている。
なお、第2の筒状体4の第2の当接部材44を含む左端部の構成は、第1の筒状体2の当接部材14を含む左端部の構成と同じなので、その説明は省略する。
また、第3の筒状体6の構成は第2の筒状体4の構成と同じなので、その説明も省略する。
図6は第4の筒状体8を示しており、当接部材58と、当接部材58の左端部に右端部が螺着された外筒60と、外筒60の左端部に右端部が螺着された円筒状の連結部材62と、連結部材62の左端部に右端部が螺着された円筒状のロック解除部材64とを備えている。
図6に示されるように、当接部材58を含む右端部の構成は第2及び第3の筒状体4,6の右端部の構成と同じである。ロック解除部材64の左端部には螺子66が螺着されており、螺子66の右端部に接合されたワイヤ係止片68にはワイヤ(線状部材)70の左端部が係止されている。このワイヤ70は右方に向かって延び、携帯棒Bの軸心に沿って配置された各部材の中心孔に挿通されて、第1の筒状体2に設けられた被係止部材24の被係止部24aの先端部(左端部)に係止されている。
また、ワイヤ70には三つの押圧部材72が所定の間隔で固定されており、三つの押圧部材72は第2、第3及び第4の筒状体4,6,8にそれぞれ収容されている。各押圧部材72は、図1(b)に示される筒状体2,4,6,8がロックされる前の状態では、対向するディスク状部材52と所定の間隔で離隔しているのに対し、図1(c)に示される筒状体2,4,6,8のロック状態では、ディスク状部材52と当接してディスク状部材52を右方に押圧する。
なお、図4、図5及び図6の右側は、図1(c)に示されるロック状態を示しているのに対し、図6の左側及び図7は図1(b)に示されるロック解除状態を示している。
上記構成の本発明にかかる携帯棒Bの作用を図1乃至図10を参照しながら説明する。
携帯棒Bを使用しない場合には、図1(a)に示されるように携帯棒Bは折り畳まれており、紐等により束ねることにより容易に持ち運ぶことができる。
すなわち、携帯棒Bは非ロック状態にあり、図8(a)に示されるように、第1の筒状体2の当接部材14と第2の筒状体4の第1の当接部材40は互いに当接しており、第1及び第2の連結部材46,48は第1の当接部材40の内部に退避している。この状態では、ワイヤ45とコイルスプリング36の弾性力により第2の筒状体4の第1の当接部材40が第1の筒状体2の当接部材14に押圧されて弾性的に保持されており、図8(b)に示されるように、コイルスプリング36の弾性力に抗して第1の筒状体2及び第2の筒状体4が離反する方向に力を加えることにより、二つの当接部材14,40は互いに離反し、ディスク状部材34は第3の内筒26の小径部26bを摺動する。この関係は、第2及び第3の筒状体4,6、あるいは、第3及び第4の筒状体6,8についても全く同じであり、図8(a)の状態にある第1乃至第4の筒状体2,4,6,8は、図1(a)に示されるように容易に折り畳むことができる。
この状態では、コイルスプリング36の弾性力が、隣接する筒状体間の連結部を図8(a)の状態に復帰させるように作用するので、携帯棒Bを使用したい場合には、第1の筒状体2を把持して、紐等をほどくと瞬時にして携帯棒Bは図1(b)に示されるように伸長する。
この時、図7あるいは図9(a)に示されるように、第1の筒状体2に設けられた被係止部材24は第2の内筒18に形成されたスリット18aの左端部に位置するとともに、被係止部材24の被係止部24aは一対の係止片30の係止部30aにより係止(保持)されており、第1の連結部材46の小径部46bは第1の当接部材40の中心孔40bにのみ遊挿されている。また、図9(a)に示されるように、コイルスプリング54の弾性力によりディスク状部材52はストッパピン56に押圧されており、押圧部材72はディスク状部材52とは離隔している。
次に、図4に示されるように、第1の筒状体2に設けられた第1の内筒16を螺子22とともにコイルスプリング20の弾性力に抗して左方に押圧すると、第2の内筒18が第1の内筒16とともに左方に向かって移動し、第2の内筒18の左端部で係止片30の押圧部30bを押圧する。その結果、係止片30はピン32を中心にして揺動し、係止片30による被係止部材24の係止が解除されるので、コイルスプリング38の弾性力により被係止部材24は第2の内筒18のスリット18aにガイドされて、スリット18aの左端部から右端部まで摺動する。
なお、後述するように、第1の内筒16と第1の内筒16に螺着された螺子22は、伸長した携帯棒Bを構成する4本の筒状体2,4,6,8の各連結部を強固に連結してロックするためのロック手段として作用する。
被係止部材24が右方に摺動すると、図9(a)及び(b)に示されるように、右端部が被係止部材24の被係止部24aに係止されたワイヤ70及びワイヤ70に固定された三つの押圧部材72が被係止部材24とともに右方に向かって移動するので、コイルスプリング54の弾性力に抗してディスク状部材52が押圧部材72により押圧されて第2の連結部材48とともに右方に移動する。この時、第1の連結部材46の円孔46cに挿入されたボール状部材50は第1の当接部材40の中心孔40bの内周面と第2の連結部材48の小径部48bの外周面に摺接しており、第2の連結部材48が右方に移動することで、第2の連結部材48の大径部48aの右端部により右方に押圧される。
その結果、ボール状部材50とともに第1の連結部材46が右方に移動して、ボール状部材50及び第1の連結部材46の小径部46bが第1の筒状体2の当接部材14の中心孔14bに挿入される。その後、ディスク状部材52は第1の連結部材46の左端部に当接して、第1の連結部材46の大径部46aの右端部が第1の当接部材40の左端部に当接するまで第1の連結部材46を押圧する。
第1及び第2の連結部材46,48は、第1の連結部材46の大径部46aの右端部が第1の当接部材40の左端部に当接すると、第2の連結部材48の小径部48bが第3の内筒26の大径部26aの中心孔に嵌入するとともに、ボール状部材50及び第2の連結部材48の大径部48aの右端部が当接部材14の大径中心孔14b1に嵌入するように寸法設定されており、ボール状部材50が当接部材14の大径中心孔14b1に嵌入すると、ボール状部材50が第1の連結部材46の外周面より突出するので、第1の連結部材46の左方への移動はボール状部材50により阻止される。
この状態では、第1の筒状体2の当接部材14と第2の筒状体4の第1の当接部材40は第1及び第2の連結部材46,48により強固に連結され、第1及び第2の連結部材46,48とともに一つの剛体として作用する。
以上、第1及び第2の筒状体2,4の連結部について説明したが、第2及び第3の筒状体4,6の連結部あるいは第3及び第4の筒状体6,8の連結部の動作も同じなので、その説明は省略する。
各連結部が強固に連結されると、第1乃至第4の筒状体2,4,6,8は1本の棒状体として作用する。
なお、ワイヤ70の長さは、図6の左側に示される非ロック状態では、第4の筒状体8の内部においてある程度弛んでいるのに対し、図6の右側に示されるロック状態では、略伸長するように設定されている。
携帯棒Bの使用が終了し、伸長した携帯棒Bを折り畳む場合には、図1(d)及び図10に示されるように、その先端(第4の筒状体8の左端部)に螺着されたロック解除部材64を連結部材62より取り外し、ロック解除部材64を把持して左方に引っ張ると、コイルスプリング38の弾性力に抗してワイヤ70及びワイヤ70に固定された押圧部材72が左方に移動する。したがって、コイルスプリング54の弾性力によりディスク状部材52及び第2の連結部材48が左方に移動し、第2の連結部材48の大径部48aの左端部が第1の連結部材46の左端側開口部の内端面に当接すると、第1及び第2の連結部材46,48は一体的に左方に移動する。この時、第1の連結部材46に取り付けられたボール状部材50は第2の連結部材48の小径部48bに摺接している。
図9(b)のロック状態から図9(a)の非ロック状態までロック解除部材64を左方に引っ張ると、ディスク状部材52はストッパピン56に当接するとともに、図7に示されるように、被係止部材24は第2の内筒18のスリット18aに沿ってその右端部から左端部まで移動する。その結果、被係止部材24の被係止部24aが、スプリングにより内方に付勢された一対の係止片30の係止部30a間に嵌入し、係止部30aにより係止される。
この状態では、第1及び第2の連結部材46,48は第1の筒状体2の当接部材14の中心孔14bより離脱しており、図8に示されるように、第1及び第2の筒状体2,4は容易に分離できるようになる。これは、第1及び第2の筒状体2,4のみならず、第2及び第3の筒状体4,6あるいは第3及び第4の筒状体6,8も同様であり、携帯棒Bは図1(a)に示されるように容易に折り畳むことが可能となり、ロック解除部材64は再び連結部材62に螺着される。
図11乃至図13は、上述した携帯棒Bを伸長してロックした場合に使用可能な刺股(さすまた)Sを示しており、棒状体保持部材80と棒状体保持部材80に基端部が枢着された2本の棒状体82とを備えている。
棒状体保持部材80は、棒状体82を保持するカップ状の棒状体保持部84と、携帯棒Bの先端に着脱自在に取り付けられ、棒状体保持部84より小径で円筒状の携帯棒取付部86とにより構成される。
棒状体保持部84に形成された凹部84aには、2本の棒状体82を拡開するディスク状の拡開部材88が摺動自在に収容されており、拡開部材88の棒状体82との対向面周縁には、その内面がテーパ状に拡開した突設部88aが一体的に形成されている。棒状体保持部84にはまた、その両側に棒状体収容凹部84bが形成されており、各棒状体収容凹部84bに収容された棒状体82の基端部はピン90を介して棒状体保持部84の側壁に枢着されている。
また、携帯棒取付部86は、その両側にロック片取付孔86aが形成されており、各ロック片取付孔86aにはピン92を介して携帯棒取付部86の側壁に枢着されたロック片94が収容されている。ロック片94は、使用時に携帯棒Bの先端部と対向するカム面を有し、カム面のピン92からの距離は棒状体保持部84に向かって漸増している。
一方、棒状体82の基端部は円錐状に形成されており、図12(a)及び図13の2点鎖線で示される非使用時には、基端部の一部が拡開部材88の突設部88aの傾斜面と当接し、この状態では、2本の棒状体82は略平行に延在している。
上記構成の刺股Sを使用する場合、図12(a)に示されるように、携帯棒保持部材80の携帯棒取付部86の中心孔86bに携帯棒Bの先端部を挿入し、拡開部材88を棒状体82に向かって押圧すると、図12(b)及び図13の実線に示されるように、2本の棒状体82が拡開する。その結果、2本の棒状体82の円錐状端面が互いに当接するとともに拡開部材88の端面とも当接し、図12(b)に示される矢印方向にロック片94を押圧すると、ロック片94のカム面が携帯棒Bの先端部に食い込み、携帯棒Bの先端部に棒状体保持部材80が強固に固定されるので、2本の棒状体82もその状態に保持される。
刺股Sの使用が終了すると、ロック片94を矢印の逆方向に揺動させることにより、棒状体保持部材80を携帯棒Bより取り外すことができる。
なお、上記実施の形態において、外筒12,42,60には、アルミニウム、鋼、ステンレススチール、チタン等の一般金属や、ポリカーボネート、エポキシ樹脂等の一般樹脂が使用されるのに対し、他の部材には通常金属が使用される。
また、上記実施の形態において、携帯棒Bを4本の筒状体2,4,6,8により構成したが、短い携帯棒の場合、2本あるいは3本の筒状体により構成することもできる。
さらに、各筒状体2,4,6,8は円筒状でもよく、六角形あるいは八角形等の多角形筒状体を採用することもできる。
また、上記実施の形態は、第1の筒状体2に設けられた係止片30により被係止部材24を係止することで、4本の筒状体2,4,6,8の各連結部のロックを解除し、係止片30による被係止部材24の係止解除により各連結部をロックするようにしたが、被係止部材24と係止片30に代えて着脱自在の公知のカプラを使用することもできる。
本発明にかかる携帯棒Bは、折り畳んだ状態からワンタッチで瞬時にして伸長して各連結部を強固に連結できるとともに、その先端部に付属品としての刺股Sを簡単に取り付けできるので、警察官の警棒や一般人の護身用携帯棒として有用である。
本発明にかかる折り畳み式携帯棒を示しており、(a)は4本の筒状体を折り畳んだ状態を、(b)は4本の筒状体を伸長した状態を、(c)は伸長した4本の筒状体をロックした状態を、(d)は4本の筒状体のロックを解除した状態をそれぞれ示している。 携帯棒の基筒である第1の筒状体の分解斜視図である。 第1の筒状体と第1の筒状体に隣接する第2の筒状体の分解斜視図である。 第1及び第2の筒状体の軸心に沿った断面図であり、ロック状態を示している。 第2の筒状体の軸心に沿った断面図であり、ロック状態を示している。 携帯棒の先端部である第4の筒状体の軸心に沿った断面図である。 第1及び第2の筒状体の軸心に沿った断面図であり、非ロック状態を示している。 第1及び第2の筒状体の非ロック状態における軸心に沿った断面図であり、(a)は隣接する当接部材が当接した状態を、(b)は隣接する当接部材が分離した状態をそれぞれ示している。 第1及び第2の筒状体の軸心に沿った断面図であり、(a)は非ロック状態を、(b)はロック状態をそれぞれ示している。 第4の筒状体の軸心に沿った断面図であり、(a)は非ロック状態を、(b)はロック後にロックを解除する状態をそれぞれ示している。 本発明にかかる折り畳み式携帯棒の先端に取り付けられる刺股の分解斜視図である。 図11の刺股の軸心に沿った断面図であり、(a)は非使用時の状態を、(b)は使用時の状態をそれぞれ示している。 図11の刺股に設けられた2本の棒状体の動作を示す正面図である。
符号の説明
2 第1の筒状体、 4 第2の筒状体、 6 第3の筒状体、 8 第4の筒状体、
10 グリップ部材、 10a 大径部、 10b 中間径部、 10c 小径部、
12 外筒、 14 当接部材、 14a 凹部、 14b 中心孔、
14b1 大径中心孔、 14b2 小径中心孔、 14c 貫通孔、
16 第1の内筒、 16a 大径部、 16b 小径部、 18 第2の内筒、
18a スリット、 20 コイルスプリング、 22 螺子、 24 被係止部材、
24a 被係止部、 26 第3の内筒、 26a 大径部、 26b 小径部、
28 係止片取付部材、 30 係止片、 30a 係止部、 30b 押圧部、
32 ピン、 34 ディスク状部材、 34a 中心孔、 34b 貫通孔、
36,38 コイルスプリング、 40 第1の当接部材、 40a 突設部、
40b 中心孔、 40c 貫通孔、 42 外筒、 44 第2の当接部材、
45 ワイヤ、 46 第1の連結部材、 46a 大径部、 46b 小径部、
46c 円孔、 46d 中心孔、 48 第2の連結部材、 48a 大径部、
48b,48c 小径部、 49 係止片、 50 ボール状部材、
52 ディスク状部材、 54 コイルスプリング、 56 ストッパピン、
58 当接部材、 60 外筒、 62 連結部材、 64 ロック解除部材、
66 螺子、 68 ワイヤ係止片、 70 ワイヤ、 72 押圧部材、
80 棒状体保持部材、 82 棒状体、 84 棒状体保持部、 84a 凹部、
84b 棒状体収容凹部、 86 携帯棒取付部、 86a ロック片取付孔、
86b 中心孔、 88 拡開部材、 88a 突設部、 90,92 ピン、
94 ロック片、 B 携帯棒、 S 刺股。

Claims (12)

  1. 複数の筒状体と、隣接する筒状体を一体的に連結する連結部材と、該連結部材を作動させる第1の線状部材と、該第1の線状部材を介して前記連結部材を前記筒状体に連結させてロックするロック手段と、該ロック手段によるロックを解除するロック解除手段を備え、非使用時には前記複数の筒状体と前記連結部材の連結を解除して折り畳み可能とし、折り畳まれた前記複数の筒状体を伸長して前記ロック手段により前記第1の線状部材を介して前記連結部材を前記筒状体に連結させてロックするようにしたことを特徴とする折り畳み式携帯棒。
  2. 前記複数の筒状体が同一の直径を有することを特徴とする請求項1に記載の折り畳み式携帯棒。
  3. 前記携帯棒の一端部を構成する筒状体に前記ロック手段を取り付け、前記携帯棒の他端部を構成する筒状体に前記ロック解除手段を取り付けたことを特徴とする請求項1あるいは2に記載の折り畳み式携帯棒。
  4. 前記携帯棒の一端部を構成する筒状体に、摺動自在の被係止部材と、該被係止部材を係止する係止部材とを取り付けるとともに、前記第1の線状部材の一端部を前記被係止部材に係止する一方、前記第1の線状部材の他端部を前記ロック解除手段に係止し、ロック解除時には前記ロック解除手段により前記第1の線状部材を介して前記被係止部材を前記係止部材に係止し、ロック時には前記ロック手段により前記係止部材による前記被係止部材の係止を解除するようにしたことを特徴とする請求項3に記載の折り畳み式携帯棒。
  5. 前記ロック手段を前記ロック解除手段に向かって押圧することにより前記係止部材による前記被係止部材の係止を解除するようにしたことを特徴とする請求項4に記載の折り畳み式携帯棒。
  6. 非ロック時に前記複数の筒状体の各連結部を弾性的に保持する弾性保持手段を設けたことを特徴とする請求項1乃至5のいずれか1項に記載の折り畳み式携帯棒。
  7. 隣接する二つの筒状体が互いに対向する第1及び第2の当接部材をそれぞれ有し、該第1及び第2の当接部材の対向面が相補形状を有していることを特徴とする請求項6に記載の折り畳み式携帯棒。
  8. 前記弾性保持手段が、前記第1及び第2の当接部材を連結する第2の線状部材と、該第2の線状部材を介して前記第2の当接部材を前記第1の当接部材に付勢する弾性部材であることを特徴とする請求項7に記載の折り畳み式携帯棒。
  9. 前記第1及び第2の当接部材にそれぞれ形成された中心孔内に第1の連結部材を摺動自在に取り付け、非ロック時には前記第1の連結部材を前記第2の当接部材の中心孔内に退避させ、ロック時には前記第1の連結部材を前記第1及び第2の当接部材の中心孔に挿通させるようにしたことを特徴とする請求項7あるいは8に記載の折り畳み式携帯棒。
  10. 前記第1の連結部材に複数のボール状部材を同一円周上に出没自在に取り付け、ロック時には、前記第1の連結部材の前記第1の当接部材に対する摺動を前記ボール状部材により阻止するようにしたことを特徴とする請求項9に記載の折り畳み式携帯棒。
  11. 前記第1の線状部材に押圧部材を取り付け、非ロック時には前記押圧部材を前記第1の連結部材とは離隔させ、ロック時には前記押圧部材により前記第1の連結部材を押圧することにより前記第1の連結部材を前記第1及び第2の当接部材の中心孔に挿通させるようにしたことを特徴とする請求項9あるいは10に記載の折り畳み式携帯棒。
  12. 前記第1の連結部材の内部に第2の連結部材を摺動自在に取り付け、ロック時には、前記第2の連結部材を介して前記押圧部材により前記第1の連結部材を押圧するようにしたことを特徴とする請求項11に記載の折り畳み式携帯棒。
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SE541408C2 (en) * 2017-04-13 2019-09-24 Berserk Attack repellent device

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