JP2006239370A

JP2006239370A - 雨、雪、風、日光の防御傘

Info

Publication number: JP2006239370A
Application number: JP2005106721A
Authority: JP
Inventors: Fujio Negoro; 不二雄根来
Original assignee: Individual
Current assignee: Individual
Priority date: 2005-03-04
Filing date: 2005-03-04
Publication date: 2006-09-14

Abstract

【解決手段】１は、傘上部の内側空間、２は、傘の骨組み、３は、小型携帯扇風機、４は、傘本体、５は、傘の縁、６は、マジックテープ、７は、透明シート、８は、ファスナー、９は、ＵＶカットシート、１０は、バッテリー、１１は、バッテリーホルダー、１２は、電線、１３は、エアキャップ傘カバー、１４は、カイロ取付け用袋、１５は、夜光帯である。
【効果】傘に小型携帯扇風機と透明シートを取付けることで、夏場などの傘着用時の熱気による不快感を払拭する事が可能となり、真夏の炎天下でも快適に野外活動が出来るようになる。
【選択図】図１

Description

昨今、電気モーターは、小型軽量で且つ省電力で稼動する物が開発されている。また。バッテリーも高性能の物が開発され、小型軽量で長時間の使用にも適した物が技術的に可能となった。また使い捨てカイロが安価で販売されており、手軽に安全な局所暖房として利用可能となった。

発明が解決しようとする課題

野外でのスポーツ観戦やライブ観賞、サッカー、野球、登山、魚釣り、ジョギングなどのアウトドアでの趣味、田畑、山、道路工事現場、などで野外での作業時に雨、雪、風、日光を遮断する方法として、従来は傘や帽子、合羽などが用いられている。
しかし、それらは着用すると風通しが悪くなり夏の日中などでは中は蒸し風呂の様になり、極度に不快感を覚えるものであった。一方、冬場は傘だけでは風や冷気を遮ることが出来ず、寒さ対策には不向きである。風雨の場合も従来の傘では横からの雨には全く無意味で、傘を前方斜めに差して視界を遮ってしまい交通事故を引き起こすことも度々である。

発明の効果

本発明の特徴は大きく分けて３つある。１つ目の特徴は、傘の内部に小型携帯扇風機を設置する事により、防止内部の風通しを良くし、真夏であっても快適に長時間着用できる様にした防御傘である。
あらゆるアウトドアでのスポーツ観戦やライブ観賞、サッカーや野球、登山、魚釣り、ジョギングなどの趣味、さらに田畑、山、道路工事現場での作業などの仕事面でも、帽子の内部の上部に小型携帯扇風機を取付け、電源は小型バッテリーにし、使用する人のポケットやバッグ、または専用のバッテリーホルダーに内臓して、ズボンのベルトなどに携帯することで、簡単に暑さを解消する事が可能である。この小型携帯扇風機、小型バッテリーは簡単に着脱可能であり、他の帽子や傘などにもワンタッチで設置可能である。
２つ目の特徴は、傘の下部の周りに透明のシートが取付けてあり、風や雨、雪から体全体を防御する事ができる点である。従来の傘では遮ることが不可能であった横からの雨、風、雪を遮る事が出来るばかりではなく、体をすっぽりと覆う事で保温効果も生まれる。特に冬場などに体温を奪われることなく有効である。この透明シートには、光に反射する夜光帯も付いていて、夜間の外出時での交通事故の防止に有効である。夜間時で特に天候が雨の場合は車のドライバーからは歩行者や自転車などが識別し難い為、夜間で雨の場合は特に交通事故が多発するのであるが、傘を差している人の視界を遮らないばかりではなく、車のドライバーからも識別し易い事により安全度が増すのである。また、従来の傘では突風により子供が吹き飛ばされる事が発生するが、本発明の防御傘は、横風も防御する為にそのような事故も起こらないので、交通事故防止や転倒防止の観点から子供や学童の使用に最適である。
３つ目の特徴は、冬場の寒さ対策の為に、傘の上部にエアキャップカバーやカイロを取付けたり出来る事である。このエアキャップ傘カバーは、梱包用の緩衝材などに用いられるエアキャップシートなどの素材で出来ていて、表面に無数の半円球の空気の入った袋が付いている為、表面積が増加し太陽光線を効率よく吸収し、加温効果が増大する。その為に傘の内部は温められ快適に過ごすことが出来るのである。それ以上に暖めたい時は、カイロや使い捨てカイロ等を付属のカイロ取付け用袋に入れて傘内部に取付けると一層暖かくなる。
また、本発明の防御傘の周囲の透明シートには、縦にファスナーが付いており、それを開閉する事により簡単に出入りが可能である。加えてこの透明シート自体も上部の傘本体とはマジックテープなどで取付けてある為に簡単に着脱が可能である。よって小雨などの不要な場合や傘を折畳む時はワンタッチで取外す事が出来るので、小さく折畳んで携帯する事が可能である。
本発明の防御傘を日傘として使用する場合、透明シートの代わりに日焼けを防止する為の紫外線を遮断する透明のＵＶカットシートを取付けることも出来る。
このように、本発明は、特に屋外での仕事面、娯楽面など多用途に簡単に活用できて、真価を発揮できること間違いないのである。

発明を実施する最良の形態

本発明の雨、雪、風、日光の防御傘は、傘に透明のシートを取付けた様な形状で上部の内側空間〔図１〕の〔符号〕１の傘の骨組み〔図１〕の〔符号〕２に小型携帯扇風機〔図１〕の〔符号〕３を取付ける。電源は小型のバッテリー〔図１〕の〔符号〕１０から電線〔図１〕の〔符号〕１２を通して供給され、このバッテリー〔図１〕の〔符号〕１０は使用者のポケットやバッグに収納し携帯するか、付属のバッテリーホルダー〔図１〕の〔符号〕１１に収納して、使用者のズボンのベルトなどに取付けて携帯すると良い。この小型携帯扇風機〔図１〕の〔符号〕３は簡単に着脱が可能であり、他の傘などにも取付けが可能である。そして傘本体〔図１〕の〔符号〕４の傘の縁〔図１〕の〔符号〕５には、マジックテープ〔図１〕の〔符号〕６が取付けてあり、透明のシート〔図１〕の〔符号〕７にも同様にマジックテープ〔図１〕の〔符号〕６が取付けてあり、透明シート〔図１〕の〔符号〕７が簡単に着脱できる仕組みになっている。この透明シート〔図１〕の〔符号〕７には、夜光帯〔図１〕の〔符号〕１５が貼付けてあるので、夜に外出する時には交通事故の防止に役立つのである。さらに、透明シート〔図１〕の〔符号〕７は縦に切り込みがあり、それをファスナー〔図１〕の〔図１〕の〔符号〕８で簡単に開閉出来るようになっているため、ここから出入りが簡単に出来る構造になっている。また、この透明シート〔図１〕の〔符合〕７は、付属の透明のＵＶカットシート〔図１〕の〔符合〕９と交換可能な為、夏場などで日傘として使用する場合などに、この透明のＵＶカットシート〔図１〕の〔符号〕９を取付ければ、紫外線を遮断し顔や首などを日焼けから防ぐことが出来るのである。傘本体〔図１〕４や透明シート〔図１〕の〔符号〕７の大きさは大人用、子供用で異なり、また体型や身長、自転車用など使用目的によって様々な大きさや長さが考えられる為、色々な種類を提供する事が出来し、配色やデザインも多用途に応用出来るのである。ＵＶカットシート〔図１〕の〔符号〕９のサイズも当然に様々になる。
バッテリー〔図１〕の〔符号〕１０は家庭電源や自動車で簡単に充電できる様にし、電源は、バッテリー〔図１〕の〔符号〕１０の代わりに市販の乾電池でも使用可能である。また、冬場の寒さ対策に、エアキャップ傘カバー〔図１〕の〔符号〕１３を傘本体〔図１〕の〔符号〕４に被せる事により、太陽光線を効率よく吸収し、保温効果も増大する。それ以上に傘内部を温めたいときは、カイロ取付け用袋〔図１〕の〔符号〕１４の中に使い捨てカイロ等を入れ、傘の骨組み〔図１〕の〔符号〕２に取付けると一層温かくなる。

本発明の雨、風、雪、日光の防御傘と携帯扇風機は、個人の趣味などの野外でのスポーツ観戦やライブ観賞、などの他に、農業、林業、漁業、道路工事などの建設業などの様々な産業の屋外での作業時に多用途に利用可能である。従来の帽子や傘などでは、夏場での作業時には、内部が蒸し風呂の様な状態になり、極めて不快であるばかりではなく、作業効率も低下してしまう欠点があった。しかしながら、本発明により真夏でも長時間快適に屋外でも作業や趣味、スポーツ観戦やライブ観賞、スポーツに興じることが出来るようになり、それにまつわるあらゆる産業界に貢献することが期待できるのである。また、本発明により雨、風、雪、日光を簡単に防御出来る事で、冬場の野外活動やスポーツ観戦にも有効であるし、子供の外出や学童の通学には強風による転倒の防止や夜間などの交通事故の防止にも役立つ。

「雨、風、雪、日光の防御傘の全体図である。」

符号の説明

１傘上部の内側空間１０バッテリー
２傘の骨組み１１バッテリーホルダー
３小型携帯扇風機１２電線
４傘本体１３エアキャップ傘カバー
５傘の縁１４カイロ取付け用袋
６マジックテープ１５夜光帯
７透明シート
８ファスナー
９ＵＶカットシート

Claims

雨、雪、風、日光を防御する防御傘である。
日傘に取り付ける小型携帯扇風機である。