JP2006238911A - 仮設小便用トイレ - Google Patents

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Abstract

【課題】 ***物用タンクの設置および撤去を容易にするとともに、組立および解体をも容易とする小型の仮設小便用トイレを提供する。
【解決手段】 収納用箱体1の床部2に少なくとも2本の支柱4,5を設け、この支柱間に回動軸6を懸架する。便器基部7を回動軸で支持するとともに、ほぼ水平な状態で停止できるストッパ16,17を設ける。便器基部に便器装着部を設けて便器8を装着する。便器は、半球状のボウル80の底部に排出口81を穿設し、開口端縁に突出片82を設ける構成とする。便器の下方に流入口91を有する排尿タンク9を設置し、便器の排出口から小便の流入を許容する。
【選択図】 図1

Description

本発明は、仮設の小便用トイレに関し、特に、排尿タンク分離式の仮設トイレに関するものである。
従来より、土木工事や建設工事などの現場においては、従業者のための仮設のトイレが設置されるものであるが、一般的な仮設トイレは、小便のみならず大便を***できる大型のトイレが設置されていた。また、そのような仮設トイレの代表的なものとしては、下層に***物用タンクを備え、この上層にトイレスペースが確保されたものが周知である。この種の一般的な仮設トイレは、比較的大型であることからクレーン車を使用して設置および撤去する必要があった。
そこで、***物用タンクと、トイレスペースとを分離し得る構成とした仮設トイレが開発されている。これを分離式というが、この種の仮設トイレにおける従来技術は、第一に、***物の収納タンク上面にベース板を敷設して台座を構成し、この台座の中央便座を設けるとともに、台座の角隅に支柱を立設し、この支柱によって適宜分割してなる壁パネルおよび天板パネルを支持するものがあった(特許文献1参照)。第二に、床板に便器が備えられた屋舎をタンク上面に連結する構成とし、屋舎の外壁の下端をタンク側面に締結するものがあった(特許文献2参照)。
実公平7−16398号公報(2頁、図1) 特開2000−107075号公報(3頁、図1)
上記の従来技術は、いずれもタンクと屋舎とを分離してなるものであり、第一の従来技術では、***物用のタンクを除く屋舎をも組立式とし、壁パネルおよび天井パネルを分離可能にしたものであり、第二の従来技術では、***物用のタンクとトイレ本体を形成する屋舎との着脱を容易にするものであった。
しかしながら、上記技術は、イベント会場や大掛かりな建設工事現場などにおいて、大人数の者が利用することを予定しており、小便のみならず大便の***にも供することができるものであるため、トイレ全体が比較的大型なものとなっていた。すなわち、仮設トイレの設置場所が十分に確保でき、かつ、数日間ないし数週間の使用を可能にすべく、***物用タンクの容量を大きくしており、そのため、トイレスペースが***物用のタンクの上側に設けられていた。そして、この種の仮設トイレにあっては、***物用のタンクのみを仮設トイレから分離することができないものであった。
このように、***物用のタンクの分離を予定していない理由としては、この種の仮設トイレは、比較的広い場所において大勢の者が利用する場合には使用されることを前提としていることを挙げることができる。すなわち、比較的広い場所においてはタンク内の***物をバキューム装置で吸引することができ、もしくは、タンク全体をクレーン装置で吊り上げて搬送することも可能であるため、***物用のタンクを移動させる状況は、仮設トイレの撤去時のみであることを前提とすることができるのである。これに対し、比較的小規模工事、特に、一般住宅における増改築工事や補修工事などのように、1日ないし2日程度で現場作業が終了する場合、または、道路補修工事のように、工事場所を徐々に移動する必要のある場合のように、一定の場所で長期間作業することのない現場においては逆に不便であった。
また、一般住宅の増改築工事などにあっては、仮設トイレの設置または撤去の際にクレーン車等を使用するとしても、既に近隣には住宅が築造されており、クレーン車等が容易に移動できる程度の空間を確保できない場合があった。特に、***用タンクに***物が充満している状況下では、当該***物用タンクが大重量となるため、クレーン車を使用せざるを得ず、仮に、***物用タンク内の***物をバキューム装置によって吸引するとしても、当該バキューム装置の搬入のための場所が必要となり、いずれにしても適度なスペースを必要することとなっていた。
さらに、上記従来技術の簡易トイレは、数日間ないし数週間の使用が可能であるため、作業現場等に当該期間中設置された状態が継続するため、***物用タンク内の***物から悪臭が発生するという問題点もあった。特に、一般住宅の増改築工事現場では、近隣住民が通常の生活を営んでいることから、上記悪臭の発生は増改築工事の施主においても重要な関心事となっていた。しかも、短期間の工事においては、作業に従事する者の小便だけの***に供することができれば十分であるという要望も多く、比較的小型の小便用トイレが切望されていた。
本発明は、上記諸点にかんがみてなされたものであって、その目的とするところは、***物用タンクの設置および撤去を容易にするとともに、組立および解体をも容易とする小型の仮設小便用トイレを提供することである。
そこで、本発明は、トイレスペースを形成する床部と、この床部に設けられた少なくとも2本の支柱と、この支柱間に懸架されてなる回動軸と、この回動軸によって支持されてなる便器基部と、この便器基部がほぼ水平な状態となる姿勢を維持するために回動端近傍の回動を停止させるストッパと、便器基部に設けられた便器装着部に装着された便器と、この便器の下方に配置されてなる排尿タンクとからなり、上記便器は、略半球状のボウルと、このボウルの開口端縁から外向きに突出させた突出片と、上記ボウルの底部に設けられ排出口とで構成された便器であり、上記排尿タンクは、上記便器の排出口よりも広口に開口してなる流入口を有してなる排尿タンクであることを特徴とする仮設小便用トイレを要旨としている。
上記のような構成であることから、床部に設けられた支柱に懸架された回動軸の回動により、便器基部の自由端の高さを調整でき、便器基部を起立させることによって排尿タンクの設置および撤去に必要な空間を設けることができる。そして、排尿タンクを設置した後に、再び回動軸を回動させ、便器基部の自由端がストッパで停止するまで回動させることにより、当該便器基部は所定の姿勢となり、便器を装着することによってトイレとしての機能を発揮させることができる。また、便器は、小便が流下できるように半球状のボウルで構成されており、その底部に設けられる排出口から広口の流入口を経て排尿タンクに流入することとなるから、小便の除去には排尿タンクを撤去することによって可能となされている。
ここで、上述の発明において、前記ボウルの側面を波形にするとともに、その谷すじを開口端から排出口に向かって集中させる構成とすることができる。このような構成の場合、排出された小便は、ボウルの谷すじに沿って排出口に流下し、また、便器表面に衝突する小便が山すじの傾斜面により跳ね返りを防止できるものとなる。
さらに、上述の発明において、前記排尿タンクにつき、タンク本体と、このタンクの上面に設けられた流入口と、この流入口に装着されつつタンク本体内部に配置されてなる流入案内部とを有する排尿タンクとすることができる。このような排尿タンクを使用することにより、便器から排尿タンクに流入する小便を流入案内部を介して当該タンク内に流入させることができるため、小便の落下による排尿タンク内の小便が飛散することを防止する。
また、本発明は、トイレスペースを形成する四辺形状の床部と、この床部の四隅に設けられた4本の支柱と、この支柱の上端に架け渡された横架部材と、隣接する上記支柱並びに床部材および横架部材で囲まれた四辺形部分4平面のうちの入り口側を除く3平面にシート部材を張設してなる壁面部と、他の1平面にシート部材を張設してなる扉部と、上記支柱のうち少なくとも2本の支柱間に懸架されてなる回動軸と、この回動軸によって支持されてなる便器基部と、この便器基部がほぼ水平な状態となる姿勢を維持するために回動端近傍の回動を停止させるストッパと、便器基部に設けられた便器装着部に装着された便器と、この便器の下方に配置されてなる排尿タンクとからなり、上記便器は、略半球状の側面を波形にするとともに、その谷すじを開口端から頂点に向かって集中させてなるボウルと、このボウルの開口端縁から外向きに突出させた突出片と、上記ボウルの頂点に設けられ排出口とで構成された便器であり、上記排尿タンクは、上記便器の排出口よりも広口に開口してなる流入口を有するタンク本体と、このタンク本体の流入口に装着されつつタンク本体内部に配置されてなる流入案内部とを備えた排尿タンクであることを特徴とする仮設小便用トイレをも要旨としている。
本発明によれば、トイレの構造については、上述の発明と同様に排尿タンクの設置および撤去の際の空間を確保できるものであるとともに、トイレスペースを構成する壁面部および扉部をも組立可能にすることができる。このとき、床部、支柱および横架部材により四辺形部分が構成されることから、この四辺形部分にシート部材を張設することによって、簡単に壁面部および扉部が構成され得るものとなる。また、壁面部および扉部がシート部材で構築されるため、撤去時の壁面部および扉部を小さくすることができる。
ここで、上記発明において、前記支柱を複数の支柱構成部材を連結してなる構成とし、それぞれの支柱構成部材が連結部によって着脱可能とする構成とすることができる。このような構成であれば、壁面部および扉部を組立可能にすることができるとともに、解体後の壁面部および扉部の骨組みとなる支柱を分離させることができるため、それぞれの構成部材を小さく分解することができる。
そして、上記発明における床部としては、収納用箱体の底部で構成することができる。この場合、収納用箱体は、前記支柱構成部および前記壁面部を構成するためのシートを収納するための所定の容量を有する収納用箱体とすることができる。このような構成とすれば、仮設トイレの組立に必要な部材の全てを収納用箱体に収納させたうえ、当該箱体を運搬することにより、仮設トイレに必要な部材を移動させることができる。
また、上記発明における流入案内部は、端縁を前記流入口に緊密に装着された椀型の尿受け部と、この尿受け部に連通して設けられ、水平面に対して僅かに下り傾斜に設けられた比較的長尺な案内パイプとで構成された流入案内部とすることができる。このような構成の流入案内部を排尿タンクに設けることにより、尿受け部が便器から勢いよく流下する小便を受け、さらに横向きの案内パイプによって尿の流入を案内させることができる。これにより、排尿タンクへの小便の流入に支障を来すことなくタンク内の尿が飛散することを防止でき、さらに、案内パイプが流入口から離れた位置に開口しており、タンク内の尿が逆流することを防止できるものである。
なお、上記各発明において、床部には、排尿タンクの位置を確定させるための位置決めストッパを設ける構成とすることができる。このような構成であれば、排尿タンクの流入口を所定の位置に合致させることが容易となり、便器の排出口の直下に位置させることが容易となる。
本発明によれば、排尿タンクは床部に設置されるため、トイレを分解または撤去することなく、排尿タンクのみを設置および撤去することができ、しかも、その設置または撤去を容易にすることができる。また、本発明は、小便のみを排尿タンクに溜めることができる構成であることから、使用後における排尿タンクの重量が比較的軽量であるため、吊り上げ装置等を使用することなく取り出すことが可能となる。従って、少人数による小規模工事などの現場において作業に従事する者が一日で排出する小便を溜めた排尿タンクを取り出すことができ、これを毎日繰り返すことにより、小便から発生する悪臭を防止できる。
また、本発明によれば、収納用箱体の内部に便器および排尿タンクが設置されることから、上記収納用箱体の全体を移動させることにより、トイレの設置および撤去が可能となる。そして、支柱にシート部材を張設して壁面部等を設ける構成によれば、トイレスペースの周辺をシート部材で包囲することができるので、外部から視認されることなく排尿することができる。そして、このような壁面部等を構成する場合、当該壁面部等に使用するシート部材が軽量であり、折り畳むことで収納用箱体に収容させることができる。また、トイレスペースが比較的狭い空間であっても、壁面部等がシート部材で構成されれば、排尿時の手足の自由は確保されるから、快適に使用できることとなる。
さらに、いずれの構成による発明においても、便器は、便器基部に設けられる便器装着部に装着されるものであって、しかも、その装着は、便器の開口端に設けられる突出片を当接することによるため、容易に取り外すことができ、トイレの解体時の取り外しを容易とするほか、交換が可能となるから、便器に付着した尿から悪臭が発生する状態となった場合には、新しい便器を装着することにより快適に使用できる。このとき、使い捨て可能な材料で構成すれば、使用後に交換すれば、尿の付着した便器を使用することがなく、悪臭の発生を防止することができる。
また、本発明によれば、屋外のみならず室内用としても使用することができる。すなわち、本発明は、床部に立設される支柱に便器基部を支持させ、その便器基部に便器を装着する構成であるから、室内用として居室に本発明にかかる仮設小便用トイレを設置した場合、上記便器の周辺には居室の床や畳の表面に床部が存在することとなり、便器内に上手に排尿ができないことによって、便器周辺に排尿しまたは便器から尿を漏らしたとしても、当該トイレの床部の表面が尿で汚れる程度であり、尿の居室への浸透を防ぐことができる。また、この床部を収納用箱体の底面で構成する発明では、便器が当該箱体の内部に設けられることとなり、尿が居室内へ浸透することを顕著に防止し得ることとなる。
このような室内用トイレとして使用する場合は、介護用としてベッドの近くに設置することができる。そして、要介護状態であるお年寄りであっても排尿は自分でしたいと思うことが多く、また、病気療養中の患者のリハビリの一環として自己排尿を促すためのトイレとしても使用できる。本発明の仮設小便用トイレでは、支柱の高さを自在に変更できるから、比較的背の低いトイレを構築することで、下半身を隠しつつ被介護者等の使用者の状態をトイレの外から確認することができ、好適な室内用の仮設小便用トイレを実現し得るものである。
なお、便器基部に便座を設ける構成の発明では、男性が排尿する場合には便座を起立させ、女性が排尿する場合には便座を倒して便器基部に載せればよく、男女兼用の仮設トイレを実現できる。また、便器に設けた排出口の口径が小さく構成されることから、常識的に大便に供する使用態様となることはない。
以下、本発明の実施の形態を図面に基づいて説明する。本実施形態は、図1に示すように、収納用箱体1によってトイレスペースが確保されているとともに、この収納用箱体1の底面11がトイレスペースを形成する床部として機能するものである。この収納用箱体1は、直方体の箱型に形成され、四つの側面12,13,14,15のうちの手前側正面に位置する一側面12の壁面が、出入口となるように部分的に開閉可能に構成されている。また、左右両側に位置する二つの側面14,15の外側には、開き扉状に開閉可能な支持部材14a,14b,15a,15bが設けられており、この支持部材14a,14b,15a,15bを広げた状態において箱体1の姿勢を安定できるように構成されている。なお、箱体1は、収納用として、トイレの組立に必要となる後述の部材を収納できる程度の容量を有しており、トイレの設置または撤去の際には、各部材を箱体1に収納して運搬することができるものである。
上記のような箱体1の底面(床部)11の四隅には支柱2,3,4,5が立設されており、出入口が形成される側面に対向する側面13の両側に位置する支柱4,5には回動軸6が懸架されている。そして、この回動軸6によって便器基部7が支持されているのである。便器基部7は、略U字形のパイプで構成された本体部71と、便器8の装着を補助する装着補助部72とで構成されており、両者を一体的に構成することにより、便器装着部が形成されて便器8の装着を許容することができるものである。また、箱体1の左右両側の側面14,15の内側には、上記便器基部7の位置を安定させるためのストッパ16,17が水平方向に立設されており、上記便器基部7が、回動軸6によって回動するとき、その回動を所定の位置で停止させるものである。このストッパ16,17によって停止された便器基部7は、回動軸6から水平方向に向かって突出する状態となるものである。なお、便器基部7の装着補助部72には、蝶番で連結された便座73が設けられている。
ところで、便器8は、略半球状のボウルで構成され、この円形の開口端を上向きにして使用される。このボウルの底部中央には、小径の排出口81が穿設されており、開口端の全周には当該端縁から外向きに突出する突出片82が設けられており、この突出片82が上述の便器基部本体71および装着補助部72に当接することにより、ボウル部分が便器基部7よりも下方に位置しつつ当該便器基部7に装着されるのである。このとき、便器8は開口端を上向きとし、排出口81が便器8の下端に位置することとなる。そして、便器8に放出された小便は、便器8の内部を流下して排出口81から下方へ排出されることとなる。
箱体1の底面(床部)11には排尿タンク9が設置されており、この排尿タンク9の開口部91は、上記便器8の排出口81よりも遙かに大きな口径で開口している。そこで、この排尿タンク9の開口部91を上述の便器8の排出口81の直下に位置させることにより、便器8から排出される小便の流入を可能にし、当該開口部91が排尿タンク9への流入口として機能することとなる。なお、この排尿タンク9の開口部91と便器8の排出口81との位置関係は、当該排尿タンク9の深さ寸法の大小によって遠近に差を生じることとなるため、便器8の排出口81が排尿タンク9の開口部(流入口)91に接近するように、当該排尿タンク9の深さ寸法が調整されている。
上記便器8は、図2に示すように、概略半球状のボウル80によって構成されているが、上述のとおり、開口端縁の全周には突出片82が鍔状に設けられている(図2(a)および(b)参照)。ボウル80の側面83は波形に形成されており、その谷すじ84が排出口81に向かって放射状に集中して設けられている(図2(c)参照)。このような側面の構造とすることにより、放出された小便が便器8の谷すじ84に沿って流下し、排出口81へ向かって円滑に流れることができる。また、谷すじ84を構成することによる反射的効果として、山すじ85が形成されることから、放出された小便は、谷すじ84や山すじ85の傾斜面に衝突して尿の飛散を防止する効果を有する。
ここで、上記構成の便器8を便器基部7に装着した状態における排尿タンク9との位置関係について詳述すれば、図3に示すように、便器8は、便器基部7の便器装着部に装着されるが、便器8のボウル80は、便器基部本体71および装着補助部72で構成される丸形の穴(便器装着部)の内側に排出口81を下向きにしつつ挿入され、このとき、便器8の突出片82が上記便器基部本体71および装着補助部72の端縁付近に当接することとなる。この状態において、当該突出片82が便器基部本体71および装着補助部72により係止されることから、便器8の装着が完了することとなる。他方、排尿タンク9の開口部(流入口)91は、便器8の排出口81の直下に配置されていることから、便器8を上述のとおり装着したときの排出口81との相対的な位置関係は、排尿タンク9の開口部8(流入口)91の高さによって決定することとなる。そこで、本実施形態では、開口部(流入口)91の上端よりも僅かに下方において、当該開口部(流入口)91の内側に位置するように調整されている。なお、便器8の排出口81を排尿タンク9の開口部(流入口)91の内側に位置させるためには、排尿タンク9の深さ寸法が重要となるが、この寸法が不足する場合には、排尿タンク9の設置場所の床部11の上面を高くするように、板状のベース部材を設ける場合もあり得る。また、排尿タンク9の開口部(流入口)91が確実に便器8の排出口81の直下に位置するように、床部11の表面に排尿タンク9の位置決め突起(図示せず)を設ける構成とすることもできる。
このように便器8の下方に設けられる排尿タンク9は、その開口部(流入口)91の周縁が便器8の排出口81の周辺に位置する側面83に接する状態となることから、排尿タンク9に落下する小便により、尿の跳ね返りを防ぎ、その跳ね返った尿の飛散を可能な限り防止し得ることができるが、さらに、このような尿の飛散を一層防止するため、次に説明する流入案内部92を設ける場合がある。
この流入案内部92としては、図4に示すように、尿受け部93と案内パイプ94とで構成されたものがある。尿受け部93は、排尿タンク9の開口部(流入口)91の内部壁面に当接しつつ装着されるものであり、略椀型の本体部分が排尿タンク9の内部に張り出して設けられている。また、案内パイプ94は、上記尿受け部93から僅かに傾斜するように配置され、尿受け部93に流入された小便は、この案内パイプ94の勾配に沿って排尿タンク9の内部に流下されることとなる。
このような構成の流入案内部92が設けられることにより、尿受け部93に流入された小便は、その都度尿受け部93から案内パイプ94を経て排尿タンク9の内部に流入されることとなり、尿受け部93に小便が溜まることがないため、便器8の排出口81から流下される小便によって、尿の跳ね返りをなくすことができるのである。
ここで、図4において示したとおり、案内パイプ94を比較的長尺とし、傾斜角度を僅かな下り傾斜とすることにより、排尿タンク9の転倒などによる小便の逆流を防止することに資する効果を有しているのである。すなわち、図示のとおり、案内パイプ94の先端は、排尿タンク9の中央よりも上方(底部から3分の2程度)に位置するように設けられているため、排尿タンク9の約2分の1に相当する量の小便Uが流入した状態においても、小便Uの上面よりも上方に位置し、案内パイプ94から小便が逆流することはない。また、案内パイプ94の先端を排尿タンク9の幅方向ほぼ中央に配置させることにより、排尿タンク9に溜められた小便Uの量が半分未満である場合には、排尿タンク9が横転したとしても案内パイプ94を経由して外方に漏れ出すことがない。そして、排尿タンク9の半分程度まで小便Uが溜まった状態において、当該排尿タンク9を移動させる際には、案内パイプ94の先端側を下向きとすれば、案内パイプ94に排尿タンク9の小便が流入することがなく、開口部(流入口)91に蓋を装着しなくても外方に漏洩することがないのである。
なお、流入案内部92の装着は、図5に示すように、案内パイプ94を先頭にして、排尿タンク9の開口部(流入口)91を挿通させることにより排尿タンク9の内部に配置させることができ、尿受け部93の開口端を排尿タンク9の開口部(流入口)91の内側に密着させることにより、当該流入案内部92を安定的に装着することができる。そして、尿受け部93を開口部(流入口)91に接着剤等で接着することもできる。このように、流入案内部92が排尿タンク9の内部に装着された状態においても、開口部(流入口)91は、キャップ95によって閉塞することができるのである。つまり、開口部(流入口)91は、排尿タンク9の上面から突出して設けられ、その外周にはネジ溝が刻設されており、流入案内部92は、開口部(流入口)91の内側に位置することから、開口部(流入口)91の外周に螺合するネジ溝を備えたキャップ95を使用することによって、当該開口部(流入口)91を閉塞することが可能となっているのである。また、排尿タンク9には、開口部(流入口)91のほかに、排出用開口部96が設けられており、この排出用口96には常時キャップ97が装着されている。そして、排尿タンク9に溜まった小便を排出する際には、排出用口96を使用することができる。
本実施形態は、上記のような構成であるから、図1に示されているように、排尿タンク9を箱体1の床部11の所定の位置に載置し、便器基部7を回動軸6により回動させてストッパ16,17により停止させ、当該便器基部7に便器8を装着することにより、仮設のトイレが組み立てられるようになっている。そして、実際に使用する場合には、床部11の四隅に立設されている支柱2〜5に長尺な棒状部材を連結するなどにより延長し、適宜な高さにしたうえで、これらの支柱2〜5に仕切り部材または仕切り用カーテンなどを設け、外部から視認できない空間を確保する。この場合、上記空間内への出入口を明確にすべく、また、トイレスペースへの出入りのために利用すべく、手前側正面に位置する一側面12に設けられた出入口を設けることができ、これを開閉することにより出入りを可能にするものである。さらに、必要に応じて、支持部材14a,14b,15a,15bを開放して転倒を防止させることもできる。
このようにして設置されたトイレは、小便のみの***を可能として、***された小便は、便器8の内側表面を流下し、その下端の排出口81から排尿タンク9の流入口91を経由して排尿タンク9に溜めることができるのである。この排尿タンク9は、使用後にキャップ95で流入口91を閉塞したうえ搬出することができる。そして、内部に溜められた小便を下水に廃棄し、再び本実施形態のトイレに供することができる。一方、便器8は、洗浄により複数回の使用をした後に廃棄される。この便器8は、プラスチック等の硬質な合成樹脂を成形加工することによって安価に製造でき、適宜交換可能な便器とすることができる。また、防水加工してなる紙材を使用して構成することも可能であり、この場合、使い捨て可能な便器とすることができ、これにより利用者による管理を容易にし、また、便器に付着した小便から発生する悪臭を防止できるものである。
次に、第二の実施形態について説明する。本実施形態は、箱体1の内部に設けられる基本的なトイレの構造は第一実施形態と同様である。そこで、本実施形態について特徴的な部分についてのみ説明すれば、図6に示すように、支柱2〜5の上端に横架部材21,31,41,51を設け、床部11、隣接する2本の支柱および1本の横架部材により四辺形部分を形成し、このそれぞれの四辺形部分にシート部材を張設して壁面部および扉部を構成するものである。
本実施形態では、図6において示すように、支柱2〜5は、それぞれが3本の支柱構成部材2a〜2c,3a〜3c,4a〜4c,5a〜5cを連結して構成されている。それぞれの支柱構成部材2a〜5cは円筒状であり、いずれか一端には円筒内径と同じ径の突出部が設けられており、これらの突出部を連結すべき他方の開口端に挿入することによって連結可能になっている。また、横架部材21〜51は、各部材によって額縁状に形成された一体的な構成となっており、この額縁形状の四隅に支柱2〜5の先端に連結できる突出部22,32,42,52が設けられている。従って、上記突出部22〜52を各支柱2〜5の上端に挿入することにより、各横架部材21〜51が支柱2〜5の上端に横設された状態となるものである。このようにして、4つの四辺形部分が形成されるのである。
なお、本実施形態では、上記のように構成された4つの四辺形部分のうち、正面側すなわち出入口側となるべき四辺形部分を除き、補強用の横架部材31a,41a,51aが設けられている。この補強用溶接部材31a,41a,51aは、上記四辺形部分とは無関係に設けられ、隣接する支柱間の間隔を維持するためのものである。従って、支柱2〜5の立設状態が強固である場合には設ける必要はないものである。
上記のようにして構成された四辺形部分にはシート部材が張設されて壁面部と扉部が構成される。この場合、図7に示すように、正面側の四辺形部分20を除く3つの四辺形部分30,40,50には一枚のシート部材100を張設して、一体的な壁面部が構成される。さらに、正面側の四辺形部分20には独立した一枚のシート部材200を張設して扉部が構成されるのである。3つの四辺形部分30,40,50に設けられるシート部材100は、当該シート部材100の上端縁を横架部材31〜51に設けられるフック(図示せず)に掛止し、下端縁を箱体1の側面13〜15に設けられるフック(図示せず)に掛止することによって張設されるものである。
一方、正面側の四辺形部分20に設けられるシート部材200は、その上端縁のみが横架部材21のフック(図示せず)によって掛止され、下端縁は自由端としてシート部材200の自重によって四辺形部分20に張設されるものである。この状態におけるシート部材200は、上端縁のみが掛止されていることから、掛止されない部分を開放することにより出入りに必要となる空間を作ることができるのである。そこで、出入りの必要がない場合には、上述の壁面部を構成するシート部材100の両側端縁付近に、扉部を構成するシート部材200の両側端縁を貼着させることにより、扉部分が風等で煽られることを防止できる。なお、貼着には、面ファスナを使用することができるほか、両側に位置するシート部材100の両端または支柱2,3に直接掛止させる方法などが考えられる。
本発明の他の実施形態について説明すれば、図8に示すように、第二の実施形態と概略同様であるが、支柱2〜5を短尺する点で異なるものであり、これにより、トイレ全体を低く構成したものである。この実施形態では、支柱2〜5の各中間にはシート部材が張設され、トイレスペースが周辺から仕切られるものであり、第二の実施形態と同様に、出入口側には異なるシート部材が張設されるものである。そして、支柱2〜5の上端付近には、出入口側を除いて横架部材31a,41a,51aが設けられ、支柱2〜5の立設状態が維持されるものである。また、左右両側の横架部材31a,51aは使用者が把手として使用できる機能をも有するものである。
上記のような実施形態によれば、本実施形態の仮設小便用トイレを室内用として使用することが可能となる。すなわち、トイレ全体が低く構成されることから、居室内の天井の高さにかかわらず設置できることとなり、トイレに必要な各部材6,7,8,9がそれぞれ箱体1の内部に形成されるため、居室内においてトイレスペースを独立した空間として構成できることとなる。そして、例えば、要介護状態のお年寄りや、病気療養中のリハビリ期間中にある患者が、自身の意思で排尿することの一助となるのである。また、トイレを低く構成したことにより、本実施形態のトイレを使用中であっても、使用者の上半身の一部が外部から確認することができるため、介護やリハビリを補助する者に何ら不安を与えることがない。
そして、上記お年寄りまたは患者による使用において、便器8の外に排尿し、または便器8から尿を漏らしたとしても、便器8の周辺には床部11が存在し、また、箱体1の内側に便器8が装着されることにより、便器8から漏れた尿が居室の床または畳に浸透することがなく、使用者が漏れを恐れるようなこともないから、何ら不安を抱くことなく使用することができるものである。
本発明の実施の形態は上記のとおりであるが、本発明の趣旨を逸脱しない範囲において種々の態様をとることが可能である。例えば、便器基部7には、便座73を取り付けているが、さらに、便座73の外側に蓋を設けることができる。この場合、蓋は、便座73に対して蝶番を介して取り付けることにより、便器の開閉を可能にできるが、便器基部7に対して蝶番を介して取り付けることもできる。いずれにおいても、便座73の上から蓋をすることができるため、夏季のような高温時に小便の蒸発に伴う悪臭の発生を防止することができる。
また、壁面部および扉部は、シート部材を使用せず他の部材を使用してもよい。例えば、発泡樹脂による軽量な板材を使用することができる。この場合、当該板材が支柱2〜5による十分な支持を実現し得るために、隣接する支柱との連結部材が必要となる。この種の連結部材として、支柱2〜5の長手方向にレールを構成し、このレールに板材の端面を挿入する方法が考えられ得る。
さらに、箱体1の転倒を防止するための一例として扉状の支持部材14a,14b,15a,15bを示したが、この支持部材14a〜15bの構成は、箱体1の側面14,15から外方に突出するものであればよく、さらに、支柱2〜5の上端にロープ等を連結し、このロープ先端を周辺地面または構築物に固定することも可能である。
本発明の第一の実施形態を示す斜視図である。 (a)は便器の平面図であり、(b)は正面図であり、(c)はIIC−IIC断面図である。 便器と排尿タンクとの関係を示す説明図である。 排尿タンクの説明図である。 排尿タンクの説明図である。 本発明の第二の実施形態を示す説明図である。 第二の実施形態の壁面部および扉部を示す説明図である。 本発明の他の実施形態を示す説明図である。
符号の説明
1 収納用箱体
2,3,4,5 支柱
6 回動軸
7 便器基部
8 便器
9 排尿タンク
11 床部
12,13,14,15 箱体の側面
16,17 ストッパ
20,30,40,50 四辺形部分
21,31,31a,41,41a,51,51a 横架部材
22,32,42,52 突出部
71 便器基部本体
72 装着補助部
81 排出口
82 突出片
83 側面
84 谷すじ
85 山すじ
91 流入口
92 流入案内部
93 尿受け部
94 案内パイプ
95 キャップ
100,200 シート部材

Claims (8)

  1. トイレスペースを形成する床部と、この床部に設けられた少なくとも2本の支柱と、この支柱間に懸架されてなる回動軸と、この回動軸によって支持されてなる便器基部と、この便器基部がほぼ水平な状態となる姿勢を維持するために回動端近傍の回動を停止させるストッパと、便器基部に設けられた便器装着部に装着された便器と、この便器の下方に配置されてなる排尿タンクとからなり、上記便器は、略半球状のボウルと、このボウルの開口端縁から外向きに突出させた突出片と、上記ボウルの底部に設けられ排出口とで構成された便器であり、上記排尿タンクは、上記便器の排出口よりも広口に開口してなる流入口を有してなる排尿タンクであることを特徴とする仮設小便用トイレ。
  2. 前記ボウルは、その側面を波形にするとともに、その谷すじを開口端から排出口に向かって集中させてなるボウルである請求項1記載の仮設小便用トイレ。
  3. 前記排尿タンクは、タンク本体と、このタンクの上面に設けられた流入口と、この流入口に装着されつつタンク本体内部に配置されてなる流入案内部とを有する排尿タンクである請求項1または2記載の仮設小便用トイレ。
  4. トイレスペースを形成する四辺形状の床部と、この床部の四隅に設けられた4本の支柱と、この支柱の上端に架け渡された横架部材と、隣接する上記支柱並びに床部材および横架部材で囲まれた四辺形部分4平面のうちの入り口側を除く3平面にシート部材を張設してなる壁面部と、他の1平面にシート部材を張設してなる扉部と、上記支柱のうち少なくとも2本の支柱間に懸架されてなる回動軸と、この回動軸によって支持されてなる便器基部と、この便器基部がほぼ水平な状態となる姿勢を維持するために回動端近傍の回動を停止させるストッパと、便器基部に設けられた便器装着部に装着された便器と、この便器の下方に配置されてなる排尿タンクとからなり、上記便器は、略半球状の側面を波形にするとともに、その谷すじを開口端から頂点に向かって集中させてなるボウルと、このボウルの開口端縁から外向きに突出させた突出片と、上記ボウルの頂点に設けられ排出口とで構成された便器であり、上記排尿タンクは、上記便器の排出口よりも広口に開口してなる流入口を有するタンク本体と、このタンク本体の流入口に装着されつつタンク本体内部に配置されてなる流入案内部とを備えた排尿タンクであることを特徴とする仮設小便用トイレ。
  5. 前記支柱は、複数の支柱構成部材を連結してなり、それぞれの支柱構成部材の連結部を着脱可能に構成してなる支柱である請求項4記載の仮設小便用トイレ。
  6. 前記床部は、収納用箱体の底部で構成され、該収納用箱体は、前記支柱構成部および前記壁面部を構成するためのシートを収納するための所定の容量を有する収納用箱体である請求項5記載の仮設小便用トイレ。
  7. 前記流入案内部は、端縁を前記流入口に緊密に装着された椀型の尿受け部と、この尿受け部に連通して設けられ、水平面に対して僅かに下り傾斜に設けられた比較的長尺な案内パイプとで構成された流入案内部である請求項4ないし6のいずれかに記載の仮設小便用トイレ。
  8. 前記床部は、前記排尿タンクの位置を確定させるための位置決めストッパを設けてなる床部である請求項1ないし7のいずれかに記載の仮設小便用トイレ。
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