JP2006238905A - ミシン及びミシンの送り調節機構 - Google Patents

ミシン及びミシンの送り調節機構 Download PDF

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Abstract

【課題】 調節ダイヤル(送り調節ダイヤル)を複数回分操作して布送り量の調節範囲を微調節可能に拡大する場合に、調節ダイヤル(送り調節ダイヤル)を1回転ずつ回動操作する毎に調節ダイヤル(送り調節ダイヤル)の回動範囲を規制且つ解除できるようにすること。
【解決手段】 千鳥縫いミシンの機枠Fに設けられた正送り調節ダイヤル35が最初の約1回転分回動した位置で正送り調節ダイヤル35の回動を規制する回動規制ピン53と、正送り調節ダイヤル35の次の1回転分の回動を許可する為に、回動規制ピン53による正送り調節ダイヤル35の回動規制を解除可能な規制解除部材51とを設けた。
【選択図】 図6

Description

本発明は、調節ダイヤル(送り調節ダイヤル)を1回転ずつ回動操作する毎に調節ダイヤル(送り調節ダイヤル)の回動範囲を規制且つ解除できるようにし、制御対象(布送り)の制御量(布送り量)を調節する調節範囲を拡大できるようにしたものに関する。
従来、工業用ミシンや家庭用ミシンには、加工布の布送り量を正送りと逆送りに切換えでき、しかも布送り量を送り調節ダイヤルの回動操作により調節可能にする送り調節機構が設けられている。
例えば、特許文献1に記載のミシンは、ミシン本体の内部に、正送り面と逆送り面とをV字状に形成した送り調節器と、V字状のカム面に当接可能な送り調節ネジを先端部に有する操作ダイヤルとを設けるとともに、ベッド部の内部に、送り調節器に連竿を介して連結され、送り歯による布送り量を発生させる送り切換え器等を設け、操作ダイヤルを回動操作して送り調節器の傾きを変更すると、この変更により送り切換え器の傾きも変更され、送り歯の布送量を変更できるようになっている。
但し、このミシンにおいては、操作ダイヤルに規制突起が設けられているため、操作ダイヤルを手動操作するに際して、その規制突起がミシン本体側の規制部に当接する範囲内、つまり操作ダイヤルを1回転の範囲内で回動操作できるようにしてある。そのため、送り歯による布送り量の調節範囲は、操作ダイヤルの1回転だけに制限されている。
特開平6−292778号公報 (第3頁、図1)
前述したように、特許文献1のミシンにおいては、布送り量を手動による回動操作で調節する操作ダイヤルの操作量は、1回転だけに制限されている。特に、千鳥縫いミシンにおいては、このように操作ダイヤルの操作量が1回転だけに制限されていても、操作ダイヤルの1回転操作により布送り量を0〜約2.5mm まで変更できるので、通常の千鳥縫いに対処することができる。
しかし、千鳥縫いミシンを本縫いミシン(直線縫いミシン)として使用する場合には、2〜3mmの大きな布送り量を必要とする場合がある。この場合には、操作ダイヤルの1回転で布送り量を0〜約5mmまで変更できる送り調節器と交換するか、或いは、操作ダイヤルの1回転操作により布送り量を0〜約5mmまで大きく変更できる別の千鳥縫いミシンを使用せざるを得ない状態であるため、1台の千鳥縫いミシンの布送り量における融通性、適応性が悪いという問題がある。
更に、操作ダイヤルの1回転操作により、布送り量を0〜約5mmまで大きく変更できる千鳥縫いミシンでは、布送り量を0〜約2.5mm まで変更できる千鳥縫いミシンに比べて、操作ダイヤルの所定回動量に対する布送り量の変化率が大きくなるため、布送りの微調節がしにくいこと、等の問題がある。
請求項1のミシンは、ミシンの機枠に設けられた調節ダイヤルを備え、この調節ダイヤルの調節量に応じて制御対象の制御量を調節可能なミシンにおいて、調節ダイヤルが最初の約1回転分回動した位置で調節ダイヤルの回動を規制する回動規制部材と、調節ダイヤルの次の1回転分の回動を許可する為に、回動規制部材による調節ダイヤルの回動規制を解除可能な規制解除部材とを設けたものである。
ミシンの機枠に設けられた調節ダイヤルを手動で回動操作する場合、調節ダイヤルの最初の約1回転分の回動範囲が回動規制部材により規制されので、不用意に次の1回転分の回動範囲への進入が強制的に防止される。それ故、制御対象の制御量が、調節ダイヤルの最初の約1回転分の調節量に応じた制御範囲内で調節される。
しかし、必要に応じて、規制解除部材の回動規制を規制解除部材により解除するだけで、調節ダイヤルによる調節量が次の1回転分の回動範囲に切換えられる。この場合、制御対象の制御量が、送り調節ダイヤルの次の1回転分の調節量に応じた制御範囲内で調節される。
請求項2のミシンの送り調節機構は、ミシンの機枠に設けられた送り調節ダイヤルと、この送り調節ダイヤルの調節量に応じて回動角度が調節される送り調節器と、その送り調節器の回動角度に応じて送り歯による布送り量を発生させる送り切換え器とを備えたミシンの送り調節機構において、送り調節ダイヤルが最初の約1回転分回動した位置で前記送り調節ダイヤルの回動を規制する回動規制部材と、送り調節ダイヤルの次の1回転分の回動を許可する為に、回動規制部材による送り調節ダイヤルの回動規制を解除可能な規制解除部材とを設けたものである。
ミシンの機枠に設けられた送り調節ダイヤルを手動で回動操作する場合、送り調節ダイヤルの最初の約1回転分の回動範囲が回動規制部材により規制されので、不用意に次の1回転分の回動範囲への進入が強制的に防止される。それ故、送り調節ダイヤルの最初の約1回転分の調節量に基づいて送り調節器の回動角度が調節され、その送り調節器の回動角度に応じて送り切換え器により、送り調節ダイヤルの最初の1回転分の調節量に応じた布送り量が発生する。
しかし、必要に応じて、規制解除部材の回動規制を規制解除部材により解除するだけで、送り調節ダイヤルによる調節量が次の1回転分の回動範囲に切換えられる。この場合、送り切換え器により、送り調節ダイヤルの次の1回転分の調節量に応じた布送り量が発生する。
請求項3のミシンの送り調節機構は、請求項2の発明において、回動規制部材は機枠内において進退可能に且つその先端部が送り調節ダイヤルの係合部に当接可能に付勢手段により弾性付勢され、規制解除部材は回動規制部材に係合する係合部材とこの係合部材を介して回動規制部材を係合部との係合を解除可能に解除操作する解除操作部とを有するものである。
請求項4のミシンの送り調節機構は、請求項3の発明において、前記解除操作部を係合部材に一体形成したものである。
請求項5のミシンの送り調節機構は、請求項2〜4の何れかの発明において、前記規制解除部材は、送り調節ダイヤルに接近させて設けられたものである。
請求項1の発明によれば、調節ダイヤルを備え、この調節ダイヤルの調節量に応じて制御対象の制御量を調節可能なミシンにおいて、回動規制部材と、規制解除部材とを設けたので、調節ダイヤルの最初の約1回転分の回動範囲が回動規制部材により規制され、不用意に次の1回転分の回動範囲への進入を強制的に防止することができる。それ故、制御対象の制御量を、調節ダイヤルの最初の約1回転分の調節量に応じた制御範囲内で調節することができる。
しかし、必要に応じて、規制解除部材の回動規制を規制解除部材により解除するだけで、調節ダイヤルによる調節量が次の1回転分の回動範囲に切換えできるので、制御対象の制御量を、送り調節ダイヤルの次の1回転分の調節量に応じた制御範囲内で調節することができる。
請求項2の発明によれば、送り調節ダイヤルと送り調節器と送り切換え器とを備えたミシンの送り調節機構において、回動規制部材と、規制解除部材とを設けたので、送り調節ダイヤルの最初の約1回転分の回動範囲が回動規制部材により規制され、不用意に次の1回転分の回動範囲への進入を強制的に防止することができる。それ故、送り調節ダイヤルの最初の約1回転分の調節量に基づいて送り調節器の回動角度が調節され、その送り調節器の回動角度に応じて送り切換え器により、送り調節ダイヤルの最初の1回転分の調節量に応じた布送り量を発生させることができる。
しかし、必要に応じて、規制解除部材の回動規制を規制解除部材により解除するだけで、送り調節ダイヤルによる調節量が次の1回転分の回動範囲に切換えできるので、送り切換え器により、送り調節ダイヤルの次の1回転分の調節量に応じた布送り量を発生させることができる。
請求項3の発明によれば、回動規制部材は機枠内において進退可能に且つその先端部が送り調節ダイヤルの係合部に当接可能に付勢手段により弾性付勢され、規制解除部材は回動規制部材に係合する係合部材とこの係合部材を介して回動規制部材を係合部との係合を解除可能に解除操作する解除操作部とを有するので、弾性付勢された回動規制部材を、その付勢方向と反対方向に解除操作部を解除操作するだけで、回動規制部材と送り調節ダイヤルの係合部との係合を容易に解除することができる。
しかも、回動規制部材を機枠内に設けることで、これら回動規制部材や規制解除部材を設けた回動規制機構の小型化や操作性の向上を図ることができる。その他請求項2と同様の効果を奏する。
請求項4の発明によれば、前記解除操作部を係合部材に一体形成したので、部品点数を減少させることで、回動規制部材や規制解除部材を設けた回動規制機構の小型化だけでなく、組付け性の向上や低コスト化を図ることができる。その他請求項3と同様の効果を奏する。
請求項5の発明によれば、前記規制解除部材は、送り調節ダイヤルに接近させて設けられたので、作業者は片手で、送り調節ダイヤルを操作しながら規制解除部材も同時に操作でき、規制解除部材の解除操作の操作性を高めることができる。その他請求項2〜4の何れかと同様の効果を奏する。
本実施例の千鳥縫いミシンは、送り調節ダイヤルの先端部の軸部材が当接する送り調節器のカム部に、第1の送り調節カム面だけでなく、第2の送り調節カム面を拡張して形成し、送り調節ダイヤルを最初の1回転に加えて次の1回転分の回動操作により、調節可能な布送り量を略2倍に拡大できる上、送り調節ダイヤルを1回転ずつ回動操作する毎に、送り調節ダイヤルの回動範囲を規制し且つ解除できるようにしてある。
以下、本発明の実施例について図面を参照して説明する。
図1に示すように、千鳥縫いミシンMは、ベッド部1と、ベッド部1の右側部分に立設された脚柱部2と、ベッド部1と対向するように脚柱部2の上部から左方へ延びるアーム部3と、アーム部3の左部に設けられた頭部4とを有する。ベッド部1には糸切り機構(図示略)や回転釜(図示略)等が設けられ、その回転釜に下糸が巻かれたボビンが着脱自在に装着される。
アーム部3の内部には、図示を省略するが、ミシンモータで駆動される主軸が設けられ、頭部4には、その主軸により針棒5を上下駆動する針棒駆動機構(図示略)と、その針棒5を左右に揺動させる針棒揺動機構(図示略)等が設けられている。脚柱部2には、加工布を正方向に布送りする正布送り量を調節する正送り調節ダイヤル35と、加工布を逆方向に布送りする逆布送り量を調節する逆送り調節ダイヤル60と、返し縫いを手動操作で行う為の返し縫いレバー64等が設けられている。
次に、送り歯14を前後方向(布送り方向)に駆動するとともに、送り歯14を上下方向に駆動する送り歯駆動機構10について説明する。ここで、後述する送り調節機構30は送り歯駆動機構10に連結されている。
図2,図3に示すように、ベッド部1には、機枠Fに回転可能に支持された左右方向向きの下軸11が配設され、図示外のタイミングベルトを介してミシンモータにより所定回転方向に駆動される。その下軸11の左端部に偏心軸12が固着されるとともに、偏心軸12の左端部が上下動リンク13を介して送り歯14の送り台15に連結されている。
一方、下軸11の後側に、機枠Fに回転可能に支持された下軸11と平行な揺動軸16が配設され、送り台15の後端部がその揺動軸16に固着した送りレバー17の上端部に枢支されている。それ故、ミシンモータにより下軸11が回転駆動されると、偏心軸12の上下揺動と前後揺動のうち、上下動リンク13により水平揺動が抑制されるため、送り台15はその後端部を揺動支点として上下に駆動される。
一方、下軸11の前側に横向きの円筒状に形成された送り切換え器20が配設され、その送り切換え器20に、軸方向と直交状に形成された湾曲状の摺動溝20aに摺動駒(角駒)21が摺動可能に係合している。前後方向向きの連結リンク22の後端部が、揺動軸16の右端部に固着された揺動レバー23に連結され、その連結リンク22の前端部が摺動駒21に連結されている。
連結リンク22はその前後方向の略途中部のやや後側において、下軸11に固着された偏心カム24に外嵌された環状の偏心輪25の一端部に連結されている。但し、送り切換え器20の水平軸回りの回動量は、後述する送り調節機構30で送り調節される。
それ故、下軸11の回転により偏心輪25が上下動するので、連結リンク22はその後端部を揺動支点として前端部、つまり摺動駒21が摺動溝20aに沿って上下動する。このとき、送り切換え器20の水平軸回りの回動角度に応じて、連結リンク22が摺動駒21を介して前後に揺動、つまり布送りタイミングにおいて、正送り揺動又は逆送り揺動するので、連結リンク22に連結された揺動軸16の回動により送り台15が前後に揺動する。
次に、前述した正及び逆送り調節ダイヤル35,60の調節量に応じて、正送り又は逆送りのための布送り量を発生させる送り調節機構30について説明する。この送り調節機構30は、正の布送り量を発生させる正送り調節機構31と、逆(負)の布送り量を発生させる逆送り調節機構32とを有している。そこで、先ず、正送り調節機構31について説明する。
図2〜図6に示すように、脚柱部2の機枠Fに前後向きに形成されたネジ穴Faに、正送り調節ダイヤル35の軸部材35aが回動可能に螺合されている。即ち、正送り調節ダイヤル35は、作業者による回動操作により軸部材35aを介して進退移動(前後移動)するようになっている。軸部材35aの直ぐ後側に正送り調節器36が配設され、左右向きの枢支軸37を介して機枠Fに回動可能に支持されている。
この正送り調節器36の後端部に枢支ピン38を介して上下方向向きの第1連結リンク39の上端部が連結され、この第1連結リンク39は後述する逆送り調節機構32に連結される第2連結リンク40を介して、送り調節軸42の右端部に固着された送り調節レバー41に連結されている。送り調節軸42の左端部に固着した作動レバー43に送り調節リンク44の後端部が連結され、送り調節リンク44の前端部が送り切換え器20の右端部に連結されている。
それ故、正送り調節機構31又は逆送り調節機構32により第1及び第2リンク39,40と送り調節レバー41を介して送り調節軸42が回動されるので、送り調節リンク44の前後揺動により送り切換え器20の水平軸回りの回動角度が変更され、布送り量が調節される。
正送り調節器36の前端部に、正送り調節ダイヤル35の軸部材35aの球状先端部を受け止めるカム部36aが形成されている。そのカム部36aには、図7に示すように、第1送り調節カム面36bと、この第1送り調節カム面36bに連続する第2送り調節カム面36cが形成されている。ここで、正送り調節ダイヤル35の軸部材35aと直交する面Sに対する、第1送り調節カム面36bの傾斜角αよりも第2送り調節カム面36cの傾斜角βの方が小さくなるように変更されている。
カム部36aにおける点uから点vまでの第1送り調節カム面36bは、正送り調節ダイヤル35の最初の1回転分に対応する長さL1で平面状に形成されるとともに、カム部36aにおける点vから点wまでの第2送り調節カム面36cは、送り調節ダイヤルの次の1回転分に対応する長さL2で平面状に形成されている。
次に、正送り調節ダイヤル35の軸部材35aの直ぐ左側に接近させて設けられた回動規制機構50について説明する。図4,図6に示すように、規制解除部材51を構成する円形の規制解除板51a(これが回動規制部材に係合する係合部材に相当する)に、細いガイドピン52と太い回動規制ピン53(これが回動規制部材に相当する)とがその先端部(前端部)において固着されている。
ここで、規制解除部材51は規制解除板51aと、規制解除板51aの略左半部分の解除操作部51b等からなる。即ち、解除操作部51bは係合部材である規制解除板51aに一体形成されている。また、回動規制ピン53の鋭角状の先端部53aが規制解除板51を挿通して前方に突出している。
機枠Fに前後方向向きのガイド穴Fbとピン穴Fcとが形成されており、ガイドピン52がガイド穴Fbに前方から嵌め込まれるとともに、回動規制ピン53とこれを弾性付勢する圧縮コイルバネ54とがピン穴Fcに嵌め込まれている。それ故、回動規制ピン53は機枠F内において前後方向に進退可能になっている。ここで、正送り調節ダイヤル35の後端近傍部且つ外周近傍部に環状壁部35cが形成され、その環状壁部35cに多数の点状凹部(図示略)が微小所定距離おきに円形に形成されている。
それ故、圧縮コイルバネ54で前方にバネ付勢された回動規制ピン53の鋭角状先端部53aが、これら多数の点状凹部の何れかに押圧状に係合することで、正送り調節ダイヤル35を手動操作された操作位置に保持可能になっている。このように、回動規制ピン53がその鋭角状先端部35aを介して環状壁部35cに常に後方から押圧当接しているため、作業者による回動操作により正送り調節ダイヤル35が進退移動するのに同期して、回動規制ピン53が規制解除板51aを介してガイドピン52でガイドされながら前後に進退移動する。
それ故、規制解除板51aと正送り調節ダイヤル35の操作部35bの後端との間に所定の係合隙間Sが常に設けられている。ところで、正送り調節ダイヤル35に有する環状壁部35cの一部に、後方に突出するブロック状の係合部35dが一体形成されている。但し、その係合部35dの操作部35bの後端から後方に突出する突出寸法tは、係合隙間Sより小さくなっている。
その為、正送り調節ダイヤル35を1回転させたとき、つまり正送り調節ダイヤル35を布送り量「0」の回動位置から反時計回りに最初の約1回転分回動させた位置で、係合部35dが回動規制ピン53の先端部35aに当接するので、正送り調節ダイヤル35の回動が規制される。
しかし、正送り調節ダイヤル35の反時計回りの回動操作が規制された場合でも、図9に2点鎖線で示すように、作業者の指で規制解除板51aの解除操作部51bを後方に押し込むことで、回動規制ピン53が同時に、突出寸法t以上に後方に退避するので、係合部35dが回動規制ピン53の先端部35aに干渉しなくなって回動規制が解除され、正送り調節ダイヤル35の反時計回りへの次の1回転分の回動が可能になる。
このように、正送り調節ダイヤル35の最初の1回転分だけでなく、次の1回転分の回動により軸部材35aが第1送り調節カム面36bから第2送り調節カム面36cに移動するのに伴って、正送り調節器36の回動角度が随時変更される。即ち、正送り調節ダイヤル35の調節量に応じた正送り調節器36の回動角度に基づいて、前述したように送り調節軸42を介して送り切換え器20の水平軸回りの回動角度、つまり正布送り量が調節(変更)される。
図1,図4に示すように、正送り調節ダイヤル35の操作部35bの前面である白い表示面35eには、その外周側に、最初の1回転分の正布送り目盛り「0〜2.5 」が、0.25mm間隔で黒数字及び棒記号で記載されるとともに、その内周側に、次の1回転分の正布送り目盛り「2.5 〜5」が、0.5mm 間隔で白抜き数字及び棒記号で記載されている。この場合、操作部35bの直ぐ上側に対応する機枠Fに円状に凹設された合わせ凹部Fdに、設定する正布送り量の数字や棒記号を一致させるようになっている。
次に、逆送り調節機構32について説明する。図2,図3に示すように、脚柱部2の機枠Fに前後向きに形成されたネジ穴(図示略)に、逆送り調節ダイヤル60の軸部材60aが回動可能に螺合されている。即ち、逆送り調節ダイヤル60は、作業者による回動操作により軸部材60aを介して進退移動(前後移動)するようになっている。軸部材60aの直ぐ後側に逆送り調節器61が配設され、左右向きの逆送り軸62を介して機枠Fに回動可能に支持されている。
逆送り軸62に連結レバー63と返し縫いレバー64の基端部とが固着されている。連結レバー63に、第1連結リンク39の下端部が連結されるとともに、第2連結リンク40の上端部が連結されている。逆送り調節器61の前端部に略鉛直向きのカム面61aが形成され、逆送り調節ダイヤル60の軸部材60aの球状先端部がそのカム面61aに前方から当接する。
そこで、逆送り調節ダイヤル60を時計回り又は反時計回りに回動操作することにより、軸部材60aの進退移動を介して逆送り調節器61の回動角度が随時変更される。即ち、逆送り調節ダイヤル60の調節量に応じた逆送り調節器61の回動角度に基づいて、逆送り軸62、連結レバー63、第2連結リンク40、送り調節レバー41と送り調節軸42を介して送り切換え器20の水平軸回りの回動角度、つまり逆布送り量が調節(変更)される。
ところで、正送り調節ダイヤル35の反時計回りへの回動操作により正布送り量を拡大させる場合、正送り調節器36は側面視にて時計回りであり、第1連結リンク39が下方に移動するため、逆送り軸62と連結レバー63とは側面視にて時計回りである。即ち、逆送り調節器61は逆送り調節ダイヤル60の軸部材60aから離間するので、逆送り調節器61に干渉することなく、正の布送り量を発生させることができる。
一方、逆送り調節ダイヤル60の反時計回りへの回動操作により逆送り量を拡大させる場合、逆送り調節器61は側面視にて反時計回りであり、第1連結リンク39が上方に移動するため、正送り調節器36は側面視にて反時計回りである。即ち、正送り調節器36は正送り調節ダイヤル35の軸部材35aから離間するので、正送り調節器36に干渉することなく、逆の布送り量を発生させることができる。
図1,図4に示すように、逆送り調節ダイヤル60の操作部60bの前面である白い表示面60cには、逆布送り目盛り「0〜−5」が黒数字で記載されている。この場合、操作部60bの直ぐ上側に対応する機枠Fに円状に凹設された合わせ凹部Feに、設定する逆布送り量の数字を一致させるようになっている。
次に、このように構成された正送り調節機構31と回動規制機構50の作用及び効果について説明する。
図5−1に示すように、正送り調節ダイヤル35の操作部35bを手動操作して、正布送り量「0」を設定した場合、図5−2に示すように、軸部材35aの先端部が第1送り調節カム面36bの奥側の点uに当接している。それ故、前述したように、正送り調節器36が特定の姿勢となり、送り切換え器20の水平軸回りの回動角度が特定の角度となるので、揺動軸16が揺動せず、正布送り量が「0」となる。
図8−1に示すように、正送り調節ダイヤル35の操作部35bを手動操作して、正布送り量「0」から「2.5 」まで最初の約1回転分を回動操作した場合、図8−2に示すように、軸部材35aの先端部が第1送り調節カム面36bに沿って第1送り調節カム面36bの手前側の点vまで移動する。それ故、前述したように、正送り調節器36が時計回りに回動するので、図11に示すように、正の布送り量が最大で「約2.5 mm」まで調節が可能になる。
このように、正送り調節ダイヤル35を最初の約1回転分回動させたとき、回動規制機構50により、係合部35dが回動規制ピン53の先端部53aに当接するので、正送り調節ダイヤル35の回動が規制される。それ故、正の布送り量を「0〜約2.5 mm」の範囲内で微調節することができ、不用意に、大きな正の布送り量が設定されないように制限されている。
ところで、千鳥縫いミシンMを本縫いミシン(直線縫いミシン)として使用する場合であって、3〜4mmの大きな正布送り量を必要とする場合には、図9に2点鎖線で示すように、作業者が指で規制解除板51aの解除操作部51bを後方に押し込んで解除操作するだけで、回動規制ピン53が同時に後方に退避するので、回動規制ピン53の先端部53aが係合部35dに干渉しなくなり、正送り調節ダイヤル35を更に次の1回転分の反時計回り方向への回動操作が可能になる。
この場合、図10−1に示すように、正送り調節ダイヤル35の操作部35bを、正布送り量「2.5 」から「5」まで次の約1回転分を回動操作した場合、図10−2に示すように、軸部材35aの先端部が第2送り調節カム面36cに沿って手前側の点wまで移動する。それ故、前述したように、正送り調節器36が更に時計回りに回動するので、図11に示すように、正の布送り量が最大で「約5 mm 」まで調節が可能になる。
このように、正送り調節ダイヤル35を次の約1回転分回動させたとき、回動規制機構50により、係合部35dが回動規制ピン53の先端部53aに当接するので、この場合にも、正送り調節ダイヤル35の回動が規制される。それ故、正の布送り量を「2.5 〜5mm」の範囲内で微調節することができ、不用意に、小さな正の布送り量が設定されないように制限されている。
以上説明したように、正送り調節ダイヤル35と正送り調節器36と送り切換え器20とを備えた千鳥縫いミシンMの正送り調節機構31において、回動規制ピン53と、規制解除部材51とを設けたので、正送り調節ダイヤル35の最初の約1回転分の回動範囲が回動規制ピン53により規制され、不用意に次の1回転分の回動範囲への進入を強制的に防止することができる。それ故、正送り調節ダイヤル35の最初の約1回転分の調節量「0〜約2.5 mm」に基づいて正送り調節器36の回動角度が調節され、その正送り調節器36の回動角度に応じて送り切換え器20により、正送り調節ダイヤル35の最初の1回転分の調節量に応じた布送り量「0〜約2.5 mm」を発生させることができる。
しかし、必要に応じて、回動規制ピン53の回動規制を規制解除部材51により解除するだけで、正送り調節ダイヤル35による調節量が次の1回転分の回動範囲に切換えできるので、送り切換え器20により、正送り調節ダイヤル35の次の1回転分の調節量に応じた布送り量「約2.5 〜5mm」を発生させることができる。
また、回動規制ピン53は機枠F内において進退可能に且つその鋭角状先端部53aが正送り調節ダイヤル35の係合部36dに当接可能に圧縮コイルバネ54により弾性付勢され、規制解除部材51は回動規制ピン53に係合する規制解除板51aとこの規制解除板51aを介して回動規制ピン53を係合部35dとの係合を解除可能に解除操作する解除操作部51bとを有するので、弾性付勢された回動規制ピン53を、その付勢方向と反対方向に解除操作部51bを解除操作するだけで、回動規制ピン53と送り調節ダイヤルの係合部35dとの係合を容易に解除することができる。
しかも、回動規制ピン53を機枠F内に設けることで、これら回動規制ピン53や規制解除部材51を設けた回動規制機構50の小型化や操作性の向上を図ることができる。
また、解除操作部51bを規制解除板51aに一体形成したので、部品点数を減少させることで、回動規制ピン53や規制解除部材51を設けた回動規制機構50の小型化だけでなく、組付け性の向上や低コスト化を図ることができる。
また、規制解除部材51は、正送り調節ダイヤル35に接近させて設けられたので、作業者は片手で、正送り調節ダイヤル35を操作しながら規制解除部材51も同時に操作でき、規制解除部材51の解除操作の操作性を高めることができる。
次に、前記実施例を部分的に変更した変更形態について説明する。
1〕図12に示すように、回動規制機構50を部分的に変更した回動規制機構50Aを設け、解除操作ボタン73aを操作して回動規制ピン71を後退させるようにして、回動規制ピン71による回動規制を解除するようにしてもよい。
即ち、機枠Fに前後方向向きの左右1対のピン穴Ff,Fgと、平面視にて略矩形状の凹部Fhが形成されており、その凹部Fhとピン穴Ff,Fgは前端において覆うようにカバー板70で塞がれ、そのカバー板70は複数のビス(図示略)で機枠Fに固着されている。カバー板70には、1対の挿通穴70a,70bが夫々形成されている。
右側のピン穴Fgに、回動規制ピン71(回動規制部材に相当する)とこれを弾性付勢する圧縮コイルバネ72とがピン穴Fgに嵌め込まれ、回動規制ピン71はピン穴Fgと右側の挿通穴70bとを介して前後に摺動可能に支持されている。凹部Fhの内部に前後方向向きに配設された規制解除軸73は、その後端部において左側のピン穴Ffへの嵌入により支持されるとともに、その前端部の解除操作ボタン73a(これが解除操作部に相当する)が左側の挿通穴70aに挿通することで、前後に摺動可能に支持されている。
カバー板70の左端部の高さ方向中段部において、後方に延びる水平な枢支壁70cが一体形成され、その枢支壁70cに、揺動レバー74(これが係合部材に相当する)の左端部がビス75で水平揺動可能に枢支されている。揺動レバー74は、その基端部よりの部位において規制解除軸73に水平状に形成された断面略矩形状の貫通穴(図示略)を貫通し、その右端部において回動規制ピン71に形成された係合穴(図示略)に係合している。
ところで、揺動レバー74は、規制解除軸73の貫通部位においてビス76で規制解除軸73に連結され、規制解除軸73の前後方向への移動に同期して前後に揺動し、これと同時に回動規制ピン71も前後方向に移動させる。ここで、規制解除部材77は、揺動レバー74と、規制解除軸73の解除操作ボタン73a等から構成されている。
回動規制ピン71の先端部分71aは、前記実施例と同様に鋭角状に形成され、正送り調節ダイヤル35に形成された環状壁部35cの多数の点状凹部の何れかに押圧状に係合することで、正送り調節ダイヤル35を手動操作された操作位置に保持可能である。
回動規制機構50Aはこのように構成されているので、正送り調節ダイヤル35を最初の約1回転分回動させたとき、係合部35dが回動規制ピン71の先端部71aに当接して正送り調節ダイヤル35の回動が規制される。それ故、正の布送り量を「0〜約2.5 mm」の範囲内で微調節することができ、不用意に、大きな正の布送り量が設定されないように制限されている。
一方、3〜4mmの大きな正布送り量を必要とする場合には、図12に2点鎖線で示すように、作業者が指で解除操作ボタン73aを後方に押し込んで解除操作する。この場合、解除操作ボタン73aが正送り調節ダイヤル35よりも左側に大きく離れているので、解除操作ボタン73aの解除操作がし易くなっている。その結果、揺動レバー74が後方に揺動し、同時に回動規制ピン71も後方に退避するので、回動規制ピン71の先端部71aが係合部35dに干渉しなくなり、正送り調節ダイヤル35を更に次の1回転分の反時計回り方向への回動操作が可能になる。
2〕本発明においては、送り調節ダイヤルの回転を規制し、その規制を解除するように構成したが、実公平3−31268号公報に記載された糸調子装置に用いる糸調子ダイヤル、実開昭62−202278号公報に記載された布押え調整装置に用いる押圧調節ダイヤル、特開平9−285674号公報に記載のミシンのメス駆動機構に用いるメス高さ調節ダイヤルの回動を1回転毎に規制し、その規制を解除する為に本発明を適用するようにしてもよい。
3〕図13に示すように、正送り調節器36を部分的に変更した正送り調節器36Aを設け、正送り調節器36Aのカム部36aを、正送り調節ダイヤル35の1回転分に対応する長さL3に形成し、更に、そのカム部36aに、正送り調節ダイヤル35の1回転のうちの約240°に対応する長さの第1送り調節カム面36eと、正送り調節ダイヤル35の1回転のうちの約120°に対応する長さの第2送り調節カム面36fとを形成するようにしてもよい。但し、正送り調節ダイヤル35の軸部材35aと直交する面Sに対する、第2送り調節カム面36fの傾斜角βは第1送り調節カム面36eの傾斜角αよりも小さい。
この場合には、正送り調節ダイヤル35を1回転させる間に、第1送り調節カム面36eにより小さな布送り量「0〜約2.5 mm」を発生させることができ、更に、これに続く第2送り調節カム面36fにより大きな布送り量「約2.5 〜5mm」を連続的に発生させることができるので、1台の千鳥縫いミシンMによる布送り量において、融通性や適応性を格段に向上させることができる。
4〕第1送り調節カム面36b,36eと第2送り調節カム面36c,36fの各々を平面以外の、例えば湾曲状に形成することも可能である。また、第1送り調節カム面36b,36eと第2送り調節カム面36c,36fを連続的に滑らかに形成するようにしてもよい。
5〕正送り調節器36のカム部36aに、夫々が正送り調節ダイヤル35の1回転分に対応する長さに形成された第1〜第3送り調節カム面を連続させて形成することで、千鳥縫いミシンMにおける布送りの調節量を大幅に拡大することが可能になる。
6〕本発明は以上説明した実施例に限定されるものではなく、当業者であれば、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で、前記実施例に種々の変更を付加して実施することができ、本発明はそれらの変更形態をも包含するものである。
本発明の実施例に係る千鳥縫いミシンの正面図である。 千鳥縫いミシンに設けた送り歯駆動機構と送り調節機構の斜視図である。 送り歯駆動機構と送り調節機構の底面の斜視図である。 千鳥縫いミシンの脚柱部の部分拡大正面図である。 布送り量が零のときの正送り調節ダイヤルの正面図である。 布送り量が零のときの正送り調節機構の要部縦断側面図である。 正送り調節機構と回動規制機構の要部横断平面図である。 正送り調節器の側面図である。 布送り量が小さいときの正送り調節機構の要部縦断側面図である。 布送り量が小さいときの正送り調節ダイヤルの正面図である。 規制解除ピンの規制を解除する図6相当図である。 布送り量が大きいときの正送り調節機構の要部縦断側面図である。 布送り量が大きいときの正送り調節ダイヤルの正面図である。 正送り調節ダイヤルの目盛りと正布送り量との関係を示す線図である。 変更形態に係る図9相当図である。 変更形態に係る図7相当図である。
符号の説明
M 千鳥縫いミシン
20 送り切換え器
31 正送り調節機構
35 正送り調節ダイヤル
35a 軸部材
36 正送り調節器
50 回動規制機構
50A 回動規制機構
51 規制解除部材
51a 規制解除板
51b 解除操作部
53 回動規制ピン
71 回動規制ピン
73a 解除操作ボタン
74 揺動レバー
77 規制解除部材

Claims (5)

  1. ミシンの機枠に設けられた調節ダイヤルを備え、この調節ダイヤルの調節量に応じて制御対象の制御量を調節可能なミシンにおいて、
    前記調節ダイヤルが最初の約1回転分回動した位置で前記調節ダイヤルの回動を規制する回動規制部材と、
    前記調節ダイヤルの次の1回転分の回動を許可する為に、前記回動規制部材による前記調節ダイヤルの回動規制を解除可能な規制解除部材と、
    を設けたことを特徴とするミシン。
  2. ミシンの機枠に設けられた送り調節ダイヤルと、この送り調節ダイヤルの調節量に応じて回動角度が調節される送り調節器と、その送り調節器の回動角度に応じて送り歯による布送り量を発生させる送り切換え器とを備えたミシンの送り調節機構において、
    前記送り調節ダイヤルが最初の約1回転分回動した位置で前記送り調節ダイヤルの回動を規制する回動規制部材と、
    前記送り調節ダイヤルの次の1回転分の回動を許可する為に、前記回動規制部材による前記送り調節ダイヤルの回動規制を解除可能な規制解除部材と、
    を設けたことを特徴とするミシンの送り調節機構。
  3. 前記回動規制部材は前記機枠内において進退可能に且つその先端部が送り調節ダイヤルの係合部に当接可能に付勢手段により弾性付勢され、前記規制解除部材は回動規制部材に係合する係合部材とこの係合部材を介して回動規制部材を前記係合部との係合を解除可能に解除操作する解除操作部とを有することを特徴とする請求項2に記載のミシンの送り調節機構。
  4. 前記解除操作部を係合部材に一体形成したことを特徴とする請求項3に記載のミシンの送り調節機構。
  5. 前記規制解除部材は、前記送り調節ダイヤルに接近させて設けられたことを特徴とする請求項2〜4の何れかに記載のミシンの送り調節機構。
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