JP2006237946A - 受信装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】 OFDMパケット信号などのパケット信号が連続して受信される場合であっても、各パケット信号のそれぞれの信号処理に十分な時間をかけることが可能な受信装置を提供することを目的とする。
【解決手段】 BBP部3において、OFDMパケット信号のシグナル部を復調し、そのシグナル部に示されるデータ部の伝送レート(シグナル部の後に続くデータ部の伝送レート)及びデータ部のパケット長(シグナル部の後に続くデータ部の長さ)に基づいてOFDMパケット信号のデータ部のパケット長を推定することにより、BBP部3におけるOFDMパケット信号の受信終了タイミングを推定し、その受信終了タイミングに基づいてRF部2の動作状態を信号処理状態から受信待受状態に切り替える。
【選択図】 図2
【解決手段】 BBP部3において、OFDMパケット信号のシグナル部を復調し、そのシグナル部に示されるデータ部の伝送レート(シグナル部の後に続くデータ部の伝送レート)及びデータ部のパケット長(シグナル部の後に続くデータ部の長さ)に基づいてOFDMパケット信号のデータ部のパケット長を推定することにより、BBP部3におけるOFDMパケット信号の受信終了タイミングを推定し、その受信終了タイミングに基づいてRF部2の動作状態を信号処理状態から受信待受状態に切り替える。
【選択図】 図2
Description
本発明は、パケット信号を受信する受信装置に関し、特に、OFDM(Orthogonal Frequency Division Multiplexing)方式を採用した受信装置に関する。
近年、無線LAN(Local Area Network)の高速化に伴って、IEEE(Institute of Electrical and Electronics Engineers)802.11の標準化がますます注目を集めている。
そして、このような高速無線LANの無線信号の変調方式の1つとして、例えば、OFDM方式がある(例えば、非特許文献1参照)。このOFDM方式は、キャリア信号を複数に分け、それらのキャリア信号(パケット信号)にそれぞれ分割されたデータを乗せるというものである。このOFDM方式には、マルチパス伝送などによる信号干渉の影響を受け難くすることができるというメリットがある。
802.11高速無線LAN教科書、監修 松江英明 守倉正博、発行 株式会社IDGジャパン、初版第2刷2003年7月29日
802.11高速無線LAN教科書、監修 松江英明 守倉正博、発行 株式会社IDGジャパン、初版第2刷2003年7月29日
しかしながら、上記OFDM方式を採用した受信装置では、パケット信号の復調の際、フーリエ変換や分割したデータの並び替えなど時間のかかる信号処理をいくつも行う必要があるため、パケット信号の復調に多くの時間が費やされてしまう。そのため、パケット信号が連続して受信される場合において、各パケット信号の復調にそれぞれ多くの時間が費やされると、パケット信号の復調が終了するとすぐに次のパケット信号を受信しなくてはならなくなり、次のパケット信号の受信の準備にかけられる時間が少なくなるという問題がある。すなわち、パケット信号が連続して受信される場合、復調部の信号処理の遅延により変換部における受信準備時間が短くなるという問題がある。これにより、例えば、変換部において次のパケット信号のDCオフセットを除去する期間が短くなり、その分、次のパケット信号のDCオフセットが十分に除去できなくなるという問題が発生する。
そこで、本発明では、パケット信号が連続して受信される場合であっても、各パケット信号のそれぞれの信号処理に十分な時間をかけることが可能な受信装置を提供することを目的とする。
上記の課題を解決するために本発明では、以下のような構成を採用した。
すなわち、本発明の受信装置は、受信されるパケット信号をRFからベースバンドに変換する変換手段と、前記変換手段によりベースバンドに変換されたパケット信号を復調する復調手段と、予め決められたタイミングでカウントを開始するカウンタと、前記パケット信号のデータ部の伝送レートと前記カウンタの1カウントあたりの前記データ部の受信データ量とが関連付けられて記録されるデータテーブルと、前記カウンタのカウント値と前記パケット信号のシグナル部に示される前記データ部の伝送レートに対応する前記データテーブルの受信データ量とに基づいて前記データ部の受信済データ量を算出する第1の算出手段と、前記シグナル部に示される前記データ部のパケット長に基づいて前記データ部の総データ量を算出する第2の算出手段と、前記受信済データ量が前記総データ量を超えるか否かを判断し、前記受信済データ量が前記総データ量を超えたと判断すると、前記パケット信号の受信が終了した旨を示す受信終了信号を出力する比較手段と、前記受信終了信号が入力されると、前記変換手段の動作状態を変換処理状態から受信待受状態に切り替える切替手段とを備えることを特徴とする。
すなわち、本発明の受信装置は、受信されるパケット信号をRFからベースバンドに変換する変換手段と、前記変換手段によりベースバンドに変換されたパケット信号を復調する復調手段と、予め決められたタイミングでカウントを開始するカウンタと、前記パケット信号のデータ部の伝送レートと前記カウンタの1カウントあたりの前記データ部の受信データ量とが関連付けられて記録されるデータテーブルと、前記カウンタのカウント値と前記パケット信号のシグナル部に示される前記データ部の伝送レートに対応する前記データテーブルの受信データ量とに基づいて前記データ部の受信済データ量を算出する第1の算出手段と、前記シグナル部に示される前記データ部のパケット長に基づいて前記データ部の総データ量を算出する第2の算出手段と、前記受信済データ量が前記総データ量を超えるか否かを判断し、前記受信済データ量が前記総データ量を超えたと判断すると、前記パケット信号の受信が終了した旨を示す受信終了信号を出力する比較手段と、前記受信終了信号が入力されると、前記変換手段の動作状態を変換処理状態から受信待受状態に切り替える切替手段とを備えることを特徴とする。
このように、パケット信号のシグナル部に示される伝送レートとデータテーブルとからデータ部の受信済データ量を求め、さらに、シグナル部に示されるのパケット長に基づいてデータ部の総データ量を求め、データ部の受信済データ量がデータ部の総データ量を超えると、受信終了信号を出力し変換手段の動作状態を変換処理状態から受信待受状態に切り替える構成としているので、少なくともデータ部の伝送レート及びパケット長が復調されるとパケット信号の受信が終了するタイミングを推定することができる。また、受信終了信号により変換手段の動作状態を変換処理状態から受信待受状態に切り替える構成としているので、復調手段が信号処理中にもかかわらず、変換手段の動作状態を変換処理状態から受信待受状態に切り替えることができるので、たとえパケット信号が連続して受信される場合であっても、各パケット信号のそれぞれの受信準備に十分な時間をかけることができる。
また、本発明の受信装置は、受信されるパケット信号をRFからベースバンドに変換する変換手段と、前記変換手段によりベースバンドに変換されたパケット信号を復調する復調手段と、予め決められたタイミングでカウントを開始するカウンタと、前記パケット信号のデータ部の伝送レートと前記カウンタの1カウントあたりの前記データ部の受信データ量とが関連付けられて記録されるデータテーブルと、前記カウンタのカウント毎に、前記カウンタのカウント値と前記パケット信号のシグナル部に示される前記データ部の伝送レートに対応する前記データテーブルの受信データ量とに基づいて前記データ部の受信済データ量を算出する第1の算出手段と、前記シグナル部に示される前記データ部のパケット長に基づいて前記データ部の総データ量を算出する第2の算出手段と、前記伝送レート及び前記パケット長が確定すると、前記受信済データ量が前記総データ量を超えるか否かを判断し、前記受信済データ量が前記総データ量を超えたと判断した場合、前記パケット信号の受信が終了した旨を示す受信終了信号を出力し、前記受信済データ量が前記総データ量を超えないと判断した場合、前記カウンタのカウント毎に、前記受信済データ量が前記総データ量を超えるか否かを判断し、前記受信済データ量が前記総データ量を超えると判断した場合、前記受信終了信号を出力する比較手段と、前記受信終了信号が入力されると、前記変換手段の動作状態を変換処理状態から受信待受状態に切り替える切替手段とを備えることを特徴とする。
また、本発明の受信装置は、受信されるパケット信号をRFからベースバンドに変換する変換手段と、前記変換手段によりベースバンドに変換されたパケット信号を復調する復調手段と、予め決められたタイミングでカウントを開始するカウンタと、前記パケット信号の前記データ部の伝送レートと前記カウンタの1カウントあたりの前記データ部の受信データ量とが関連付けられて記録されるデータテーブルと、前記パケット信号のシグナル部に示される伝送レートに対応する前記データテーブルの受信データ量を前記カウンタのカウントの回数分加算することにより前記データ部の受信済データ量を算出する第1の算出手段と、前記シグナル部に示されるパケット長と所定のデータ量とを加算することにより前記データ部の総データ量を算出する第2の算出手段と、前記伝送レート及び前記パケット長が確定すると、前記受信済データ量が前記総データ量を超えるか否かを判断し、前記受信済データ量が前記総データ量を超えたと判断した場合、前記パケット信号の受信が終了した旨を示す受信終了信号を出力し、前記受信済データ量が前記総データ量を超えないと判断した場合、前記カウンタのカウント毎に、前記受信済データ量が前記総データ量を超えるか否かを判断し、前記受信済データ量が前記総データ量を超えると判断した場合、前記受信終了信号を出力する比較手段と、前記受信終了信号が入力されると、前記変換手段の動作状態を変換処理状態から受信待受状態に切り替える切替手段とを備えることを特徴とする。
また、上記受信装置は、前記パケット信号のシグナル部の後に続くデータ部が前記復調手段に入力されるタイミングを検出する検出手段を備え、前記カウンタは、前記検出手段により検出されるタイミングに基づいてカウントを開始するように構成してもよい。
また、上記受信装置の変換手段は、前記パケット信号のDCオフセットを除去するDCオフセット除去手段を備え、前記切替手段は、前記受信終了信号が入力されると、前記DCオフセット除去手段の動作状態を低速信号処理状態から高速信号処理状態に切り替えるように構成してもよい。
また、上記受信装置は、前記受信終了信号が入力されると、前記復調手段を構成する複数の回路のうち信号処理が終了した回路から順次停止させていく停止手段を備えるように構成してもよい。
また、上記受信装置は、前記受信終了信号が入力されると、前記パケット信号の受信時に適したゲインから前記パケット信号の受信待受時に適したゲインに切り替えるアンプを備えるように構成してもよい。ここで、本発明における受信待ち受け時に適したゲインとは、次のパケット信号が高いレベルの信号であっても低いレベルの信号であっても確実に受信することができるゲインのことを指す。
また、上記受信装置は、前記受信終了信号が入力されると、前記復調手段を構成する複数の回路をそれぞれ高速処理させる高速処理手段を備えるように構成してもよい。
また、本発明のパケット信号の受信終了推定方法は、受信されるパケット信号を変換手段によりRFからベースバンドに変換し、前記変換手段によりベースバンドに変換されたパケット信号を復調手段により復調し、予め決められたタイミングでカウンタのカウントを開始し、予め前記パケット信号の前記データ部の伝送レートと前記カウンタの1カウントあたりの前記データ部の受信データ量とを関連付けてデータテーブルに記録し、前記カウンタのカウント値と前記パケット信号のシグナル部に示される前記データ部の伝送レートに対応する前記データテーブルの受信データ量とに基づいて前記データ部の受信済データ量を算出し、前記シグナル部に示される前記データ部のパケット長に基づいて前記データ部の総データ量を算出し、前記受信済データ量が前記総データ量を超えるか否かを判断し、前記受信済データ量が前記総データ量を超えたと判断した場合、前記パケット信号の受信が終了した旨を示す受信終了信号を出力し、前記受信終了信号が出力されると、前記変換手段の動作状態を変換処理状態から受信待受状態に切り替えることを特徴とする。
また、本発明のパケット信号の受信終了推定方法は、受信されるパケット信号を変換手段によりRFからベースバンドに変換し、前記変換手段によりベースバンドに変換されたパケット信号を復調手段により復調し、予め決められたタイミングでカウンタのカウントを開始し、予め前記パケット信号の前記データ部の伝送レートと前記カウンタの1カウントあたりの前記データ部の受信データ量とを関連付けてデータテーブルに記録し、前記カウンタのカウント値と前記パケット信号のシグナル部に示される前記データ部の伝送レートに対応する前記データテーブルの受信データ量とに基づいて前記データ部の受信済データ量を算出し、前記シグナル部に示される前記データ部のパケット長に基づいて前記データ部の総データ量を算出し、前記受信済データ量が前記総データ量を超えるか否かを判断し、前記受信済データ量が前記総データ量を超えたと判断した場合、前記パケット信号の受信が終了した旨を示す受信終了信号を出力し、前記受信終了信号が出力されると、前記変換手段の動作状態を変換処理状態から受信待受状態に切り替えることを特徴とする。
本発明によれば、たとえパケット信号が連続して受信される場合であっても、各パケット信号のそれぞれの受信準備に十分な時間をかけることができる。
以下、本発明の実施形態を図面を用いて説明する。
図1(a)は、本発明の実施形態の受信装置を模式的に示す図である。
図1(a)に示す受信装置1は、例えば、OFDM方式のパケット通信が行われる無線通信ネットワークに使用される無線LANカードなどであって、ノートパソコンやPDA(Personal Digital Assistant)などのメインコンピュータに接続され利用される。
図1(a)は、本発明の実施形態の受信装置を模式的に示す図である。
図1(a)に示す受信装置1は、例えば、OFDM方式のパケット通信が行われる無線通信ネットワークに使用される無線LANカードなどであって、ノートパソコンやPDA(Personal Digital Assistant)などのメインコンピュータに接続され利用される。
また、図1(a)に示すように、受信装置1は、RF(Radio Frequency)の信号処理などを行うRF部2と、ベースバンドの信号処理などを行うBBP(BaseBand Processor)部3と、受信装置1全体の動作制御やノートパソコンなどのメインコンピュータ4とのインターフェイス制御などを行うMAC(Media Access Control)部5とを備えて構成されている。
まず、受信装置1は、OFDMパケット信号を受信すると、RF部2によりOFDMパケット信号をRFからベースバンドに変換する。
次に、受信装置1は、ベースバンドに変換されたOFDMパケット信号をBBP部3により復調する。
次に、受信装置1は、ベースバンドに変換されたOFDMパケット信号をBBP部3により復調する。
そして、受信装置1は、復調されたOFDMパケット信号をMAC部5によりメインコンピュータ4に送る。
図1(b)は、本実施の形態のOFDMパケット信号(パケット信号)を示す図である。
図1(b)は、本実施の形態のOFDMパケット信号(パケット信号)を示す図である。
本実施の形態のOFDMパケット信号は、ショートプリアンブル部とロングプリアンブル部とからなるプリアンブル部と、PSDUと所定のデータ量(SERVICEとTail)とパディングビットとからなるデータ部と、後続して送信されるデータ部の伝送レートおよびパケット長の情報を含んだシグナル部とから構成される。
なお、OFDMパケット信号のパケット長の最小単位は、1 OFDM Symbol(4[μs])で、そのパケット長は必ず1 OFDM Synbolの整数倍になる。
次に、本実施形態の受信装置1の特徴とする点を説明する。
次に、本実施形態の受信装置1の特徴とする点を説明する。
本実施形態の受信装置1の特徴とする点は、BBP部3において、OFDMパケット信号のシグナル部を復調し、そのシグナル部に示されるデータ部の伝送レート(シグナル部の後に続くデータ部の伝送レート)及びデータ部のパケット長(シグナル部の後に続くデータ部のデータ量)に基づいて、BBP部3におけるOFDMパケット信号の受信終了タイミングを推定する点である。なお、本実施形態の受信装置1は、IEEE802.11a/gに準拠するものとし、受信装置1が受信するOFDMパケット信号のシグナル部には、少なくともデータ部の伝送レート及びデータ部のパケット長が示されているものとする。
図2は、本発明の実施形態の受信装置1の一例を示す図である。なお、図1(a)と同じ構成には同じ符号を付している。
図2に示すように、RF部2は、OFDMパケット信号をRFからベースバンドに変換する変換手段としての変換部6を備えている。
図2に示すように、RF部2は、OFDMパケット信号をRFからベースバンドに変換する変換手段としての変換部6を備えている。
また、BBP部3は、ベースバンドに変換されたOFDMパケット信号を復調する復調手段としての復調部7と、復調部7から出力されるタイミング信号、データ部の伝送レート、及びデータ部のパケット長に基づいてOFDMパケット信号の受信終了タイミングを示す受信終了信号を出力する受信終了信号出力部8とを備えている。
また、復調部7は、ベースバンドに変換されたOFDMパケット信号のショートプリアンブル部に基づいて、ロングプリアンブル部が復調部7に入力されるタイミングから1 OFDM Symbol(4[μs])の整数倍の周期のタイミングでタイミング信号を出力する検出手段としてのタイミング検出部9を備えている。本実施の形態のタイミング検出部9は、OFDMパケット信号のシグナル部の後に続くデータ部が復調部7に入力されるタイミングを検出し、そのタイミングを示すタイミング信号を出力している。より具体的にはOFDMパケット信号のデータ部のSERVICEが復調部7に入力されるタイミング(ロングプリアンブル部が復調部7に入力されるタイミングから3つのOFDM Symbol(12[μs])後)を検出し、タイミング信号を出力している。
また、受信終了信号出力部8は、タイミング検出部9から出力されるタイミング信号が入力されるとカウントを開始するカウンタ10と、OFDMパケット信号のデータ部の伝送レートとカウンタ10の1カウントあたりのデータ部の受信データ量とが関連付けられて記録されると共に、復調部7から出力されるデータ部の伝送レートに対応するデータ部の受信データ量を出力するデータテーブル11と、カウンタ10のカウント毎(1 OFDM Symbol毎)にデータテーブル11から出力されるデータ部の受信データ量を加算しその合計を復調部7におけるOFDMパケット信号のデータ部の受信済データ量として出力する第1の算出手段としての加算部12と、復調部7から出力されるシングル部に示されるデータ部のパケット長が示すデータ量と所定のデータ量とを加算しその合計をOFDMパケット信号のデータ部の総データ量として出力する第2の算出手段としての加算部13と、加算部12から出力されるデータ部の受信済データ量と加算部13から出力されるデータ部の総データ量とを比較し、受信済データ量が総データ量を超えると受信終了信号を出力する比較手段としての比較部14とを備えて構成されている。
なお、本実施の形態の総データ量とは、プリアンブル部とシグナル部とパディングビットを除くデータ部とからなるOFDMパケット信号のデータ量のことを指す。
ここで、図3は、データテーブル11の一例を示す図である。
ここで、図3は、データテーブル11の一例を示す図である。
図3に示すデータテーブル11は、IEEE802.11a/gにおいて使用される「6Mbps」、「9Mbps」、「12Mbps」、「18Mbps」、「24Mbps」、「36Mbps」、「48Mbps」、「54Mbps」の8つのOFDMパケット信号のデータ部の伝送レートに対応するように、8つのレコード30(30−1〜30−8)で構成されている。OFDMパケット信号のパケット長の最小単位は、1 OFDM Symbol(4[μs])で、そのパケット長は必ず1 OFDM Symbolの整数倍になる。また、1 OFDM Symbolあたりのデータ部の受信データ量は、データ部の伝送レートによって決定される。各レコード30は、それぞれ、データ部の伝送レート[Mbps]が記録される伝送レート領域31と、1 OFDM Symbol(4[μs])あたりのデータ部の受信データ量[bit]を示す受信データ量領域32とを備えて構成されている。図3に示す例では、レコード30−1の伝送レート領域31に「6」、受信データ量領域32に「24」が示されている。
また、図2において、変換部6は、OFDMパケット信号のDCオフセットを除去するDCオフセット除去手段としてのDCオフセット除去部15と、受信終了信号出力部8から出力される受信終了信号に基づいてDCオフセット除去部15の動作状態を低速信号処理状態から高速信号処理状態に切り替える切替部16とを備えている。
また、復調部7は、受信終了信号出力部8から出力される受信終了信号に基づいて復調部7を構成する複数の回路、例えば、FFT回路(Fast Fourier Transform)やデインターリーブ回路などを信号処理が終了した回路から順次停止させる停止手段としての停止部17と、受信終了信号出力部8から出力される受信終了信号に基づいてOFDMパケット信号の受信時に適したゲインからOFDMパケット信号の受信待受時に適したゲインに切り替わるアンプとしてのAGC(Automatic Gain Control)アンプ18と、受信終了信号出力部8から出力される受信終了信号に基づいて復調部7を構成する複数の回路をそれぞれ高速に処理させる高速処理手段としての高速処理部19とを備えている。
次に、図3に示すデータテーブル11を使用して受信装置1の動作を説明する。
図4は、受信装置1の動作の一例を説明するための図である。なお、図4の1段目はBBP部3に入力されるOFDMパケット信号の入力タイミング(RF部2が備えるAD変換回路(ADC)からBBP部3にOFDMパケット信号が出力されるタイミング)を示し、2番目はカウンタ10のカウントタイミングを示し、3段目はデータ部の伝送レートの確定タイミングを示し、4段目はデータ部のパケット長の確定タイミングを示し、5段目はデータ部の受信済データ量を示し、6段目は受信終了信号を示している。
図4は、受信装置1の動作の一例を説明するための図である。なお、図4の1段目はBBP部3に入力されるOFDMパケット信号の入力タイミング(RF部2が備えるAD変換回路(ADC)からBBP部3にOFDMパケット信号が出力されるタイミング)を示し、2番目はカウンタ10のカウントタイミングを示し、3段目はデータ部の伝送レートの確定タイミングを示し、4段目はデータ部のパケット長の確定タイミングを示し、5段目はデータ部の受信済データ量を示し、6段目は受信終了信号を示している。
まず、受信装置1は、タイミング検出部9においてOFDMパケット信号のショートプリアンブル部に基づいてOFDMパケット信号のシグナル部の後に続くデータ部が復調部7に入力されるタイミングを検出し、そのタイミングを示すタイミング信号を出力する。
次に、受信装置1は、タイミング信号が出力されるとカウンタ10を1 OFDM Symbol(4[μs])毎にカウントさせる。
また、受信装置1は、復調部7に設けられるFFT回路やデインターリーブ回路などによりOFDMパケット信号を復調する。
また、受信装置1は、復調部7に設けられるFFT回路やデインターリーブ回路などによりOFDMパケット信号を復調する。
次に、受信装置1は、OFDMパケット信号のシグナル部が復調されデータ部の伝送レートが確定すると、加算部12においてカウンタ10のカウントの回数分データテーブル11から出力されるデータ部の受信データ量を加算しその合計をデータ部の受信済データ量として算出する。図4に示す例では、カウンタ10のカウント値が2のときデータ部の伝送レートが確定している。例えば、このとき確定したデータ部の伝送レートが図3に示すデータテーブル11の6[Mbps]に対応する場合、加算部12で算出されるデータ部の受信済データ量は、24[bit]を2回加算した値、すなわち、24+24=48[bit]となる。
次に、受信装置1は、OFDMパケット信号のシグナル部が復調され、データ部のパケット長が確定すると、加算部13においてシグナル部に示されるデータ部のパケット長が示すデータ量[octet](1[octet]=8[bit])と所定のデータ量(16[bit](SERVICE)+6[bit](tail))とを加算しその合計をデータ部の総データ量として算出する。図4に示す例では、カウンタ10のカウンタ値が2のときデータ部のパケット長が確定している。例えば、このとき確定したデータ部のパケット長が示すデータ量が3[octet]である場合、総データ量は、24(データ部のパケット長が示すデータ量)+16(SERVICE)+6(tail)=46[bit]となる。また、例えば、確定したデータ部のパケット長が示すデータ量が9[octet]である場合、データ部の総データ量は、72(データ部のパケット長が示すデータ量)+16(SERVICE)+6(tail)=94[bit]となる。
次に、受信装置1は、比較部14においてデータ部の受信済データ量とデータ部の総データ量とを比較し、受信済データ量が総データ量を超えるか否かを判断する。
そして、受信装置1は、受信済データ量が総データ量を超えたと判断した場合、受信終了信号を出力する。例えば、データ部の伝送レート及びパケット長が確定したときのカウンタ10のカウンタ値が2であり、確定したデータ部の伝送レートが図3に示すデータテーブル11の6[Mbps]に対応し、確定したデータ部のパケット長が示すデータ量が3[octet]である場合、受信装置1は、データ部の伝送レート及びパケット長が確定したタイミングにおいて、データ部の受信済データ量48[bit]がデータ部の総データ量46[bit]を超えると判断し、受信終了信号を出力する。
そして、受信装置1は、受信済データ量が総データ量を超えたと判断した場合、受信終了信号を出力する。例えば、データ部の伝送レート及びパケット長が確定したときのカウンタ10のカウンタ値が2であり、確定したデータ部の伝送レートが図3に示すデータテーブル11の6[Mbps]に対応し、確定したデータ部のパケット長が示すデータ量が3[octet]である場合、受信装置1は、データ部の伝送レート及びパケット長が確定したタイミングにおいて、データ部の受信済データ量48[bit]がデータ部の総データ量46[bit]を超えると判断し、受信終了信号を出力する。
一方、受信装置1は、データ部の受信済データ量がデータ部の総データ量を超えないと判断した場合、比較部14において、カウンタ10のカウント毎に、データ部の受信済データ量とデータ部の総データ量とを比較し、受信済データ量が総データ量を超えるか否かを判断する。
そして、受信装置1は、データ部の受信済データ量がデータ部の総データ量を超えたと判断した場合、受信終了信号を出力する。例えば、データ部の伝送レート及びデータ部のパケット長が確定したときのカウンタ10のカウンタ値が4であり、確定したデータ部の伝送レートが図3に示すデータテーブル11の6[Mbps]に対応し、確定したデータ部のパケット長が示すデータ量が9[octet]である場合、受信装置1は、カウンタ10のカウンタ値が4になったタイミングにおいて、データ部の受信済データ量96[bit]がデータ部の総データ量94[bit]を超えると判断し、受信終了信号を出力する。
そして、受信装置1は、受信終了信号が出力されると、切替部16においてDCオフセット除去部15の動作状態を、OFDMパケット信号のロングプリアンブル部とシグナル部とデータ部のDCオフセット除去処理状態(低速信号処理状態)からOFDMパケット信号のショートプリアンブル部のDCオフセット除去処理状態(高速信号処理状態)に切り替える。
また、受信装置1は、受信終了信号が出力されると、停止部17において復調部7を構成するFFT回路やデインターリーブ回路などを信号処理が終了した回路から順次停止させる。
また、受信装置1は、受信終了信号が出力されると、AGCアンプ18においてゲインをOFDMパケット信号の受信時に適したゲインからOFDMパケット信号の受信待受時に適したゲインに切り替える。
また、受信装置1は、受信終了信号が出力されると、高速処理部19において復調部7を構成するFFT回路やデインターリーブ回路などをそれぞれ高速に処理させる。
このように、本実施形態の受信装置1では、OFDMパケット信号のシグナル部に示されるデータ部の伝送レートとデータテーブル11とからデータ部の受信済データ量を求め、さらに、シグナル部に示されるデータ部のパケット長に基づいてデータ部の総データ量を求め、データ部の受信済データ量がデータ部の総データ量を超えると、受信終了信号を出力し変換部6の動作状態を信号処理状態から受信待受状態に切り替える構成としているので、少なくともシグナル部のデータ部の伝送レート及びパケット長が復調されるとOFDMパケット信号の受信が終了するタイミングを推定することができる。また、受信終了信号により変換部6の動作状態を変換処理状態から受信待受状態に切り替える構成としているので、復調部7が信号処理中にもかかわらず、変換部6の動作状態を変換処理状態から受信待受状態に切り替えることができるので、OFDMパケット信号を連続して受信する場合でも、各OFDMパケット信号のそれぞれの受信準備に十分な時間をかけることができる。
このように、本実施形態の受信装置1では、OFDMパケット信号のシグナル部に示されるデータ部の伝送レートとデータテーブル11とからデータ部の受信済データ量を求め、さらに、シグナル部に示されるデータ部のパケット長に基づいてデータ部の総データ量を求め、データ部の受信済データ量がデータ部の総データ量を超えると、受信終了信号を出力し変換部6の動作状態を信号処理状態から受信待受状態に切り替える構成としているので、少なくともシグナル部のデータ部の伝送レート及びパケット長が復調されるとOFDMパケット信号の受信が終了するタイミングを推定することができる。また、受信終了信号により変換部6の動作状態を変換処理状態から受信待受状態に切り替える構成としているので、復調部7が信号処理中にもかかわらず、変換部6の動作状態を変換処理状態から受信待受状態に切り替えることができるので、OFDMパケット信号を連続して受信する場合でも、各OFDMパケット信号のそれぞれの受信準備に十分な時間をかけることができる。
また、本実施形態の受信装置1は、受信終了信号が出力されると、DCオフセット除去部15の動作状態を低速信号処理状態から高速信号処理状態に切り替える構成であるため、OFDMパケット信号全体が復調された後、DCオフセット除去部15の動作状態を低速信号処理状態から高速信号処理状態に切り替える構成に比べて、OFDMパケット信号のDCオフセット除去に多くの時間を費やすことができる。これにより、OFDMパケット信号のDCオフセットを十分除去することができるので、より安定したOFDMパケット信号の復調処理を行うことができる。
また、本実施形態の受信装置1は、受信終了信号が出力されると、復調部7を構成する複数の回路を順次停止させる構成であるため、それらの回路をそれぞれ信号処理が終了した時点ですぐに停止させることができ、受信装置1全体の消費電力を抑えることができる。
また、受信装置1は、受信終了信号が出力されると、AGCアンプ18のゲインをOFDMパケット信号の受信時に適したゲインからOFDMパケット信号の受信待受時に適したゲインに切り替える構成であるため、次のOFDMパケット信号が高いレベルの信号であっても低いレベルの信号であっても確実に受信することができる。
また、受信装置1は、受信終了信号が出力されると、復調部7を構成する複数の回路をそれぞれ高速に処理させる構成であるため、それらの回路におけるOFDMパケット信号の終端部の信号処理遅延がそれぞれ短くなり、OFDMパケット信号のスループットを上げることができる。
なお、上記実施形態では、復調部7に、停止部17、AGCアンプ18、及び高速処理部19が備えられる構成であるが、復調部7に停止部17のみが備えられる構成としてもよい。また、復調部7に、AGCアンプ18のみが備えられる構成としてもよい。また、復調部7に、高速処理部19のみが備えられる構成としてもよい。また、本実施形態ではデータ部の受信済データ量と総データ量を比較し、パケット信号の受信が終了するタイミングを推定しているが、これに限らず、プリアンブル部とシグナル部とデータ部とからなるOFDMパケット信号全体の受信済データ量と、プリアンブル部とシグナル部とパディングビットを除くデータ部とからなるOFDMパケット信号のデータ量とを比較し、パケット信号の受信が終了するタイミングを推定してもよい。この場合でもOFDMパケット信号のプリアンブル部とシグナル部は固定長なので、データ部の受信済みデータ量と総データ量を比較しているのと実質同じである。
また、本実施の形態のタイミング検出部9は、OFDMパケット信号のシグナル部の後に続くデータ部が復調部7に入力されるタイミングでタイミング信号を出力する構成であるが本発明はこれに限定されない。例えば、シグナル部が復調部7に入力されるタイミングでタイミング信号を出力する構成であってもよい。
1 受信装置
2 RF部
3 BBP部
4 メインコンピュータ
5 MAC部
6 変換部
7 復調部
8 受信終了信号出力部
9 タイミング検出部
10 カウンタ
11 データテーブル
12 加算部
13 加算部
14 比較部
15 DCオフセット除去部
16 切替部
17 停止部
18 AGCアンプ
19 高速処理部
2 RF部
3 BBP部
4 メインコンピュータ
5 MAC部
6 変換部
7 復調部
8 受信終了信号出力部
9 タイミング検出部
10 カウンタ
11 データテーブル
12 加算部
13 加算部
14 比較部
15 DCオフセット除去部
16 切替部
17 停止部
18 AGCアンプ
19 高速処理部
Claims (9)
- 受信されるパケット信号をRFからベースバンドに変換する変換手段と、
前記変換手段によりベースバンドに変換されたパケット信号を復調する復調手段と、
予め決められたタイミングでカウントを開始するカウンタと、
前記パケット信号のデータ部の伝送レートと前記カウンタの1カウントあたりの前記データ部の受信データ量とが関連付けられて記録されるデータテーブルと、
前記カウンタのカウント値と前記パケット信号のシグナル部に示される前記データ部の伝送レートに対応する前記データテーブルの受信データ量とに基づいて前記データ部の受信済データ量を算出する第1の算出手段と、
前記シグナル部に示される前記データ部のパケット長に基づいて前記データ部の総データ量を算出する第2の算出手段と、
前記受信済データ量が前記総データ量を超えるか否かを判断し、前記受信済データ量が前記総データ量を超えたと判断すると、前記パケット信号の受信が終了した旨を示す受信終了信号を出力する比較手段と、
前記受信終了信号が入力されると、前記変換手段の動作状態を変換処理状態から受信待受状態に切り替える切替手段と、
を備えることを特徴とする受信装置。 - 受信されるパケット信号をRFからベースバンドに変換する変換手段と、
前記変換手段によりベースバンドに変換されたパケット信号を復調する復調手段と、
予め決められたタイミングでカウントを開始するカウンタと、
前記パケット信号のデータ部の伝送レートと前記カウンタの1カウントあたりの前記データ部の受信データ量とが関連付けられて記録されるデータテーブルと、
前記カウンタのカウント毎に、前記カウンタのカウント値と前記パケット信号のシグナル部に示される前記データ部の伝送レートに対応する前記データテーブルの受信データ量とに基づいて前記データ部の受信済データ量を算出する第1の算出手段と、
前記シグナル部に示される前記データ部のパケット長に基づいて前記データ部の総データ量を算出する第2の算出手段と、
前記伝送レート及び前記パケット長が確定すると、前記受信済データ量が前記総データ量を超えるか否かを判断し、前記受信済データ量が前記総データ量を超えたと判断した場合、前記パケット信号の受信が終了した旨を示す受信終了信号を出力し、前記受信済データ量が前記総データ量を超えないと判断した場合、前記カウンタのカウント毎に、前記受信済データ量が前記総データ量を超えるか否かを判断し、前記受信済データ量が前記総データ量を超えると判断した場合、前記受信終了信号を出力する比較手段と、
前記受信終了信号が入力されると、前記変換手段の動作状態を変換処理状態から受信待受状態に切り替える切替手段と、
を備えることを特徴とする受信装置。 - 受信されるパケット信号をRFからベースバンドに変換する変換手段と、
前記変換手段によりベースバンドに変換されたパケット信号を復調する復調手段と、
予め決められたタイミングでカウントを開始するカウンタと、
前記パケット信号のデータ部の伝送レートと前記カウンタの1カウントあたりの前記データ部の受信データ量とが関連付けられて記録されるデータテーブルと、
前記パケット信号のシグナル部に示される前記データ部の伝送レートに対応する前記データテーブルの受信データ量を前記カウンタのカウントの回数分加算することにより前記データ部の受信済データ量を算出する第1の算出手段と、
前記シグナル部に示される前記データ部のパケット長と所定のデータ量とを加算することにより前記データ部の総データ量を算出する第2の算出手段と、
前記伝送レート及び前記パケット長が確定すると、前記受信済データ量が前記総データ量を超えるか否かを判断し、前記受信済データ量が前記総データ量を超えたと判断した場合、前記パケット信号の受信が終了した旨を示す受信終了信号を出力し、前記受信済データ量が前記総データ量を超えないと判断した場合、前記カウンタのカウント毎に、前記受信済データ量が前記総データ量を超えるか否かを判断し、前記受信済データ量が前記総データ量を超えると判断した場合、前記受信終了信号を出力する比較手段と、
前記受信終了信号が入力されると、前記変換手段の動作状態を変換処理状態から受信待受状態に切り替える切替手段と、
を備えることを特徴とする受信装置。 - 請求項1〜3の何れか1項に記載の受信装置であって、
前記パケット信号のシグナル部の後に続くデータ部が前記復調手段に入力されるタイミングを検出する検出手段を備え、
前記カウンタは、前記検出手段により検出されるタイミングに基づいてカウントを開始する、
ことを特徴とする受信装置。 - 請求項1〜4の何れか1項に記載の受信装置であって、
前記変換手段は、前記パケット信号のDCオフセットを除去するDCオフセット除去手段を備え、
前記切替手段は、前記受信終了信号が入力されると、前記DCオフセット除去手段の動作状態を低速信号処理状態から高速信号処理状態に切り替える、
ことを特徴とする受信装置。 - 請求項1〜5の何れか1項に記載の受信装置であって、
前記受信終了信号が入力されると、前記復調手段を構成する複数の回路のうち信号処理が終了した回路から順次停止させていく停止手段を備える、
ことを特徴とする受信装置。 - 請求項1〜6の何れか1項に記載の受信装置であって、
前記受信終了信号が入力されると、前記パケット信号の受信時に適したゲインから前記パケット信号の受信待受時に適したゲインに切り替えるアンプを備える、
ことを特徴とする受信装置。 - 請求項1〜7の何れか1項に記載の受信装置であって、
前記受信終了信号が入力されると、前記復調手段を構成する複数の回路をそれぞれ高速処理させる高速処理手段を備える、
ことを特徴とする受信装置。 - 受信されるパケット信号を変換手段によりRFからベースバンドに変換し、
前記変換手段によりベースバンドに変換されたパケット信号を復調手段により復調し、
予め決められたタイミングでカウンタのカウントを開始し、
予め前記パケット信号のデータ部の伝送レートと前記カウンタの1カウントあたりの前記データ部の受信データ量とを関連付けてデータテーブルに記録し、
前記カウンタのカウント値と前記パケット信号のシグナル部に示される前記データ部の伝送レートに対応する前記データテーブルの受信データ量とに基づいて前記データ部の受信済データ量を算出し、
前記シグナル部に示される前記データ部のパケット長に基づいて前記データ部の総データ量を算出し、
前記受信済データ量が前記総データ量を超えるか否かを判断し、
前記受信済データ量が前記総データ量を超えたと判断した場合、前記パケット信号の受信が終了した旨を示す受信終了信号を出力し、
前記受信終了信号が出力されると、前記変換手段の動作状態を変換処理状態から受信待受状態に切り替える、
ことを特徴とするパケット信号の受信終了推定方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2005048494A JP2006237946A (ja) | 2005-02-24 | 2005-02-24 | 受信装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2005048494A JP2006237946A (ja) | 2005-02-24 | 2005-02-24 | 受信装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
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JP2006237946A true JP2006237946A (ja) | 2006-09-07 |
Family
ID=37045128
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Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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JP2005048494A Withdrawn JP2006237946A (ja) | 2005-02-24 | 2005-02-24 | 受信装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
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JP (1) | JP2006237946A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2012199941A (ja) * | 2006-05-22 | 2012-10-18 | Qualcomm Inc | 無線通信のためのシングルバースト獲得 |
-
2005
- 2005-02-24 JP JP2005048494A patent/JP2006237946A/ja not_active Withdrawn
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JP2012199941A (ja) * | 2006-05-22 | 2012-10-18 | Qualcomm Inc | 無線通信のためのシングルバースト獲得 |
US8923446B2 (en) | 2006-05-22 | 2014-12-30 | Qualcomm Incorporated | Single-burst acquisition for wireless communication system |
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