JP2006235306A - 現像装置 - Google Patents

現像装置 Download PDF

Info

Publication number
JP2006235306A
JP2006235306A JP2005050627A JP2005050627A JP2006235306A JP 2006235306 A JP2006235306 A JP 2006235306A JP 2005050627 A JP2005050627 A JP 2005050627A JP 2005050627 A JP2005050627 A JP 2005050627A JP 2006235306 A JP2006235306 A JP 2006235306A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
toner
toner container
developing device
shutter
discharge port
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Withdrawn
Application number
JP2005050627A
Other languages
English (en)
Inventor
Danji Horie
男二 堀江
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Canon Finetech Nisca Inc
Original Assignee
Canon Finetech Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Canon Finetech Inc filed Critical Canon Finetech Inc
Priority to JP2005050627A priority Critical patent/JP2006235306A/ja
Publication of JP2006235306A publication Critical patent/JP2006235306A/ja
Withdrawn legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Dry Development In Electrophotography (AREA)

Abstract

【課題】トナー容器に収容されたトナーを効率良くトナー収容室(又は現像室)に補充できる現像装置を提供する。
【解決手段】トナー容器70をトナー容器装着室162から取り出す際は、トナー容器70を、に矢印C方向に回転させる。この回転の際に、トナー容器装着室162の凸部162cはガイド板172の凹凸部172aに常に噛み合っている(接触している)ので、凸部162cと凹凸部172aの接触によってトナー容器70とシャッタ170が振動する。この振動によって、トナー容器70及びシャッタ170の縁166に乗っている(あるいは、乗りそうな)トナーはトナー容器70又は現像室164に落下する。
【選択図】図3

Description

本発明は、複写機やプリンタ、ファクシミリ等の画像形成装置に組み込まれる現像装置に関する。
図14から図18までを参照して、従来の複写機の一例を説明する。
図14は、従来の複写機の一例を示す斜視図である。図15は、図14の複写機におけるトナー補給の様子を示す斜視図である。図16(a)は、図14の複写機の現像装置でトナーを補給している様子を示す模式図であり、(b)は、開口の下部の周辺を示す拡大図である。図17(a)は、回動中のトナー容器を示す模式図であり、(b)は、開口の下部の周辺を示す拡大図である。図18(a)は、回動が終了したトナー容器を示す模式図であり、(b)は、開口の下部の周辺を示す拡大図である。
複写機10は、原稿に記録された画像を読み取るための複数の部品が組み込まれた第1筐体20と、画像を記録媒体に形成するための複数の部品が組み込まれた第2筐体30とを有する。第2筐体30は、図14に示すように、第1筐体20の下に配置されている。従って、第1筐体20は第2筐体30に載置されていることとなる。なお、第1筐体20は、第2筐体30の上面に沿って矢印A,B方向に移動する。
複写機10の頂面には開閉自在な直方体状の原稿圧着板22が配置されている。原稿圧着板22の下には、原稿に記録された画像を読み取る画像読取装置24が配置されている。画像読取装置24の上面(上壁)は、原稿が載置される原稿台ガラス(図示せず)である。原稿圧着板22と画像読取装置24などによって、第1筐体20が構成されている。
第2筐体30のうち、第1筐体20よりも手前側(正面側)には、複写枚数などが入力される操作パネル32が配置されている。第2筐体30の下部には、複数枚のカット紙が収容されるカセット40が第2筐体30に出し入れ自在に備えられている。第2筐体30の右側壁には、葉書などの小サイズの記録紙を給紙できる矩形状の手差しトレイ42が備えられている。この手差しトレイ42は、下辺部42aを中心にして回動し、記録媒体を載置できる位置まで開く。また、第2筐体30の左側部分には空間が形成されており、排出された記録紙が積載される排紙トレイ34が形成されている。
第2筐体30の内部には、図15に示すように現像装置36が組み込まれている。この現像装置36には、円筒形のトナー容器70からトナーが補給される。トナー容器70は、現像装置36のトナー容器装着室36aに装着されている。トナー容器装着室36aに装着されているトナー容器70のトナーが無くなったときは、このトナー容器70をトナー容器装着室36aから取り出して、トナーが充填されている新たなトナー容器70をトナー容器装着室36aに装着する。この交換手順を説明する。
トナー容器70を交換する際は先ず、図15に示すように、前カバー38を開き、既に装着されているトナー容器70の把手71を引き起こす。続いて、この把手71を時計方向(矢印C方向)に回動する。次に、把手71を掴んでトナー容器70を手前(矢印D方向)に引き抜く。その後、新しいトナー容器70を、上記とは逆の手順でトナー容器装着室36aに装着する。これにより、トナー容器70の交換が完了する。
トナー容器70には、図16などに示すように、軸70aと弾性体70bとで構成されたトナー搬送ユニットが内蔵されている。軸70aを回転させて弾性体70bを回転させることにより、トナー容器70の内部のトナーがトナー容器70の排出口(補給口)72に向かって搬送されて外部に排出される。トナー容器70には、現像室36bが隣接しているので、排出されたトナーは現像室36bに供給されることとなる。
上記した現像装置36は、プロセスカートリッジ80に組み込まれている。プロセスカートリッジ80には、現像装置36の他に、静電潜像が形成される感光ドラム12やこの感光ドラム12を一様に帯電する帯電器14も組み込まれている。
また、トナー容器装着室36aと現像室36bの間には、受容口(補給口)92が形成されたシャッタ90が配置されている。シャッタ90は、円筒形のトナー容器70の外周面を半分ほど覆うような形状をしており、断面は半円状である。シャッタ90は、トナー容器装着室36aに装着されたトナー容器70と共に回動するものであり、トナー容器70が補給位置(図16で示す位置)に位置しているときは、開口72と受容口92が重なり合う。また、トナー容器70をトナー容器装着室36aから抜き取るために回動させたときは、図18に示すように、シャッタ90も回動して受容口92は上に移動する。この結果、トナー容器装着室36aと現像室36bはシャッタ90で仕切られることとなる。
上記した現像装置36に組み込まれているトナー容器70に収容されているトナーは、上記した軸70aと弾性体70bが回転することにより、図16に示すように、排出口72を通って現像室36bに供給される(搬送される)。現像室36bに搬送されたトナーは、その内部のトナー撹拌部材(図示せず)によって撹拌されながら現像スリーブ16に担持されて感光ドラム12の静電潜像に供給される。これにより、静電潜像が現像されてトナー像が形成される。
しかし、上記した従来の現像装置では以下のような問題がある。
トナー容器70に収容されているトナーは、図16に示すように、トナー容器70の排出口72とシャッタ90の受容口92を通過して現像室36bに到達する。ところで、トナー容器70の外周面とシャッタ90の内壁面(トナー容器70に向き合う面)の間には、隙間が形成されている。トナーが排出口72と受容口92を通過中にこの隙間に落下しないように、隙間のうち排出口72及び受容口92双方の縁73,93の間(隙間)にはシール部材94が配置されている。
シール部材94によるシール性を確保するためにはシール部材94を押しつぶして使用することが必要となる。このため、上記の隙間よりも厚いシール部材94がシャッタ90に貼り付けられている。シール部材94による押し付け力はトナー容器70の壁に作用するので、樹脂(ABSなど)で形成されたトナー容器70は、この圧力に負けて内側に変形してしまうことがある。または、トナー容器70が成型品である場合は、その工程上の都合によってトナー容器70に反りが発生してトナー容器70の外周面がシール部材94から離れる方向に変形してしまうことがある。
上記のような変形が発生した場合、トナー容器70を矢印C方向に回動したときは、図17(b)に示すようにシャッタ90の縁93とトナー容器70の縁73とがほぼ水平になるので、トナーがこれらの縁73,93に乗り易くなる。この状態からさらにトナー容器70を回動させた場合、図18(b)に示すように、シャッタ90の内周面とトナー容器70の外周面とにトナーが付着したままとなる。この状態でトナー容器70を引き抜いたときは、トナー容器70を取り扱うユーザーの手や服、あるいは周辺の床などをトナーで汚してしまうことがある。
また、トナーを遮蔽する能力(トナー遮蔽能力)を高めるためにシール部材94の厚みを増やした場合、シール部材94とトナー容器70との摺動面の圧力が大きくなるので、トナー容器70を回動させるための負荷トルクが増加する。この結果、ユーザーがトナー容器70を操作するために必要な力が増加するので操作性が著しく悪化するおそれがある。
上記のように現像装置には、通常、補充用のトナーが収容されたトナー容器から補充されたトナーを収容しておくトナー収容室(上記の例では現像室)が形成されている。しかし、トナー容器のトナーをトナー収容室に補充する(移す)際にトナーが周辺に散らかるなどに起因して、効率良く補充できないことがある。
本発明は、上記事情に鑑み、トナー容器に収容されたトナーを効率良くトナー収容室(又は現像室)に補充できる現像装置を提供することを目的とする。
上記目的を達成するための本発明の第1の現像装置は、補充用のトナーが収容されたトナー容器からトナーが補充される現像装置において、
(1)前記トナー容器から現像装置にトナーを補充する際に、該トナー容器を振動させる振動発生手段を備えたことを特徴とするものである。
ここで、
(2)前記振動発生手段は、前記トナー容器を現像装置に取り付ける際または取り外す際に、該トナー容器が動くことによって該トナー容器を振動させるものであってもよい。
また、上記目的を達成するための本発明の第2の現像装置は、収容されたトナーが排出される排出口がその外周面に形成された円筒形のトナー容器が着脱自在に装着されるトナー容器装着室と、前記排出口から排出されたトナーが収容されると共に該トナー容器装着室に隣接する現像室と、該現像室と前記トナー容器装着室との間に配置されると共に前記排出口に重なる受容口が形成されたシャッタとを備え、前記トナー容器装着室に前記トナー容器を装着してその外周方向に前記シャッタと共に回動させることにより前記排出口と前記受容口とを重ねて前記トナー容器から前記現像室にトナーを補充する現像装置において、
(3)前記シャッタの回動に連動して前記トナー容器を振動させる振動発生手段を備えたことを特徴とするものである。
ここで、前記振動発生手段は、
(4)前記シャッタに形成された凹凸部と、この凹凸部を押圧する押圧部材とを有し、
(5)前記シャッタと共に前記凹凸部が回動する際に前記押圧部が前記凹凸部を移動することにより前記トナー容器を振動させるものであってもよい。
さらに、
(6)前記凹凸部は、前記シャッタの内周側または外周面に形成されたものであってもよい。
また、上記目的を達成するための本発明の第3の現像装置は、補充用のトナーが収容されたトナー容器のトナー排出口を塞ぐトナー漏れ防止シールを引き剥がすことにより前記トナー排出口から排出されたトナーが補充される現像装置において、
(7)前記トナー漏れ防止シールを引き剥がす際に前記トナー容器を振動させる振動発生手段を備えたことを特徴とするものである。
ここで、前記振動発生手段は、
(8)前記トナー漏れ防止シールに形成された凹凸部と、
(9)前記トナー漏れ防止シールを引き剥がす際に該凹凸部に接触して前記トナー容器を振動させる突起とを有するものでもよい。
また、上記目的を達成するための本発明の第4の現像装置は、補充用のトナーが収容されたトナー容器のトナー排出口を塞ぐキャップを回転することにより前記トナー排出口から排出されたトナーが補充される現像装置において、
(10)前記キャップを回転する際に前記トナー容器を振動させる振動発生手段を備えたことを特徴とするものである。
ここで、前記振動発生手段は、
(11)前記キャップに形成された凹凸部と、
(12)前記キャップを開く際に該凹凸部に接触して前記トナー容器を振動させる突起とを有するものでもよい。
本発明によれば、トナー容器から現像装置にトナーを補充する際に振動発生手段がトナー容器を振動させるので、トナー容器内のトナーのほぼ全てが現像装置に移り、また、トナー容器と現像装置の境界に存在するトナーも上記の振動によって現像装置(又は、トナー容器)に移る。この結果、トナー容器に収容されたトナーを効率良く現像室に補充できる。
本発明は、電子写真方式を採用したデジタル複写機に実現された。
図面を参照して本発明の実施形態を説明する。
本発明の現像装置の一実施形態が組み込まれた複写機について、図1を参照して説明する。
図1は、本発明の現像装置の一実施形態が組み込まれた複写機の内部構造を示す模式図である。
複写機100には、複写枚数などを入力するための操作パネル(図示せず)や、多数の記録媒体を収容しておくカセット102が備えられている。複写機100を用いて、原稿に記録された画像を記録媒体に形成するためには、原稿圧着板104を開き、原稿台ガラス106の上面に、画像面が下になるように原稿を載置し、この原稿を原稿圧着板104で押さえて固定する。次に、操作パネルの操作ボタン等を押すことにより、原稿に記録された画像は、画像読取装置108で読み取られる。読み取られた画像はデジタル信号に変換され、このデジタル信号は、レーザースキャナ110に送信される。
レーザースキャナ110に送信された信号はレーザ光に変換されて、このレーザ光は、高速で回転するスキャナミラー110a、折り返しミラー110bを経由して感光ドラム112に照射される。感光ドラム112は帯電器114によって一様に帯電されており、レーザ光が照射された感光ドラム112には静電潜像が形成される。この静電潜像は現像ローラ116から供給された現像剤で現像されて現像像が形成される。
一方、カセット102からは記録紙などの記録媒体が給紙ローラ118によって矢印E方向(給紙方向)に給紙され、搬送ローラ120とレジストローラ122によって転写ローラ124に搬送される。転写ローラ124では、搬送されてきた記録媒体に感光ドラム112の現像像が転写される。現像像が転写された記録媒体は搬送装置126によって定着器128に搬送される。定着器128には定着ローラ128aと加圧ローラ128bが配置されており、これら2つのローラ128a,128bに記録媒体が挟まれながら搬送されて、現像像が記録媒体に定着される。このようにして現像像が定着された記録媒体は排紙ローラ130によって排出されて排紙トレイ132に積載される。
上述したように複写機100には種々の部品や部材が組み込まれている。これらの部品のうち、帯電器114、感光ドラム112、及び現像ローラ116などはプロセスカートリッジ150に組み込まれている。このプロセスカートリッジ150は複写機100に着脱自在に装着されている。このプロセスカートリッジ150には、現像ローラ116を有する現像装置160が組み込まれている。
現像装置160について、図2から図5までを参照して説明する。
図2は、プロセスカートリッジの概観を示す斜視図である。図3は、図2のプロセスカートリッジの現像装置でトナーを補給している様子を模式的に示す側面図である。図4は、図2のプロセスカートリッジの現像装置のトナー容器装着室において回動中のトナー容器を模式的に示す側面図である。図5は、図4の回動が終了したトナー容器を模式的に示す側面図である。
現像装置160には、円筒形のトナー容器70が着脱自在に装着されるトナー容器装着室162が形成されている。トナー容器装着室162は円筒状の外壁162aを有しており、この外壁162aで囲まれた空間にトナー容器70が装着される。外壁162aのうち、後述する現像室164(本発明にいうトナー収容室の一例である。)との境界になる部分には開口174が形成されている。なお、トナー容器70にはトナーが収容されており、トナー容器70の外周面74には、トナーを排出するための排出口72が形成されている。
また、現像装置160には、トナー容器70の排出口72から排出されたトナーが収容される現像室164が形成されている。現像室164はトナー容器装着室162に隣接して形成されている。現像室164とトナー容器装着室162との間には、横断面が半円状(円弧状)のシャッタ170が配置されている。シャッタ170は、円筒状のものを縦方向に半分に切断したような形状であり、円筒の上壁に相当する部分は、トナー容器70が挿入される挿入口161に相当する。このため、この円筒の上壁に相当する部分は空間になっている。また、この円筒の底壁に相当する部分には、縁から少しだけ広がった三日月状のガイド板172が存在している。ガイド板172は、シャッタ170が円滑に動くように案内するものであり、その内周部分には、連続した凹凸部172aが形成されている。また、シャッタ170には、トナー容器70の排出口72に重なる受容口174が形成されている。受容口174はやや湾曲した細長い長方形状である。トナー容器装着室162に装着されているトナー容器70から現像室164にトナーを補給する際には、トナー容器装着室162に装着されたトナー容器70をその外周方向に回動させて排出口72と受容口174とを重ねる。
シャッタ170のうち受容口174の下方部分であってトナー容器装着室162に向いた部分には、細長いシール部材180が貼り付けられて固定されている。シール部材180は、受容口174の長手方向に延びている。シール部材180は、トナー容器装着室162に装着されたトナー容器70とシャッタ170との隙間を塞ぐものである。
トナー容器装着室162の底壁162b(シャッタ170のガイド板172に隣接した壁)には、シャッタ170に向かって(内側に)突出した円柱状の凸部162cが形成されている。この凸部162cは、図3から図5までに示すように、不図示のバネ等の付勢手段によりトナー容器装着室162の略中央から外周方向に付勢されており、シャッタ170のガイド板172の凹凸部172aに接触して押圧している。凸部162cによって、本発明にいう振動発生手段の一例が構成されている。また、凸部162cは、本発明にいう押圧部材の一例である。
複写機100が稼動中は、図3に示すように、トナー容器70の排出口72と、トナー容器装着室162の開口162dと、シャッタ170の受容口174が重なっている。この状態のときは、軸70a(図3等には示していないが、図16と同様のものが配置されている)を回転させて弾性体70bを回転させることにより、トナー容器70に収容されているトナーが排出口72、開口162d、及び受容口174を通って外部に排出されて現像室164に供給されることとなる。この供給の際、トナー容器70及びシャッタ170の縁166(図17(b)のシャッタ90の縁93とトナー容器70の縁73に相当する)には、粒径5〜10μmほどの細かなトナー粒子が乗る。
トナー容器70をトナー容器装着室162から取り出す際は、図15を参照して説明したと同様に、トナー容器70を、図4と図5に示すように矢印C方向に回転させる。この回転の際に、トナー容器装着室162の凸部162cはシャッタ170のガイド板172の凹凸部172aに接触しているので、凸部162cと凹凸部172aの接触によってトナー容器70とシャッタ170が振動する。この振動によって、トナー容器70及びシャッタ170の縁166に乗っている(あるいは、乗りそうな)トナーはトナー容器70又は現像室164に落下する(移る)。従って、トナー容器70をトナー容器装着室162から抜き出し(取り出し)ても、トナー容器70の縁からトナーが殆ど飛散しない。この結果、現像装置160の周辺がトナーで汚れない。
図6から図9までを参照して現像装置の実施例2を説明する。
図6は、実施例2の現像装置が組み込まれたプロセスカートリッジの概観を示す斜視図である。図7は、図6のプロセスカートリッジの現像装置でトナーを補給している様子を模式的に示す側面図である。図8は、図6のプロセスカートリッジの現像装置のトナー容器装着室において回動中のトナー容器を模式的に示す側面図である。図9は、図8の回動が終了したトナー容器を模式的に示す側面図である。これらの図では、図2から図5までに示す構成要素と同一の構成要素には同一の符号が付されている。
実施例2の現像装置260が、実施例1の現像装置160と相違する点は、トナー容器装着室162の凸部162cに代えて板ばね262をトナー容器装着室162の奥の部分に配置し、さらに、ガイド板172の凹凸部172aに代えてシャッタ270の外周面に凹凸部(段差)272を形成した点にある。板ばね262によって、本発明にいう振動手段の一例が構成されている。
板ばね262は、シャッタ270の凹凸部272を押圧してシャッタ270を押圧している。このため、実施例1と同様に、トナー容器70をトナー容器装着室162から取り出す際にトナー容器70を回転させるとき、板ばね262が凹凸部272を押圧することにより、トナー容器70とシャッタ270が振動する。この振動によって、トナー容器70及びシャッタ270の縁266に乗っている(あるいは、乗りそうな)トナーはトナー容器70又は現像室164に落下する(移る)。従って、トナー容器70をトナー容器装着室162から抜き出し(取り出し)ても、トナー容器70の縁からトナーが殆ど飛散しない。この結果、現像装置160の周辺がトナーで汚れない。なお、板ばね262と凹凸部272は、トナー容器70を回転させるときにトナー容器70が振動する位置に配置されていればよい。
図10と図11を参照して現像装置の実施例3を説明する。
図10(a)は、トナー容器を示す斜視図であり、(b)は、実施例3の現像装置が組み込まれた画像形成装置を示す斜視図である。図11(a)は、トナー容器からホッパにトナーを補給する第1段階を示す斜視図であり、(b)は、トナー容器からホッパにトナーを補給する第2段階を示す斜視図であり、(c)は、凹凸部を振動させる突起を示す側面図である。
実施例3の現像装置360が組み込まれた画像形成装置380は、トナー容器(トナーボトル)382からホッパ362にトナーを補給するタイプのものである。トナー容器382のトナー排出口382a(図11(c)参照)はトナー漏れ防止シール384で塞がれており、トナーが漏れないように構成されている。このトナー漏れ防止シール384は、細長くて薄いものであり、幅方向両端部には、その長手方向に沿って連続した凹凸部384aが形成されている。トナー容器382を、図11に示すように、ホッパ362の上に置く。このようにトナー容器382をホッパ362の上に置いたときに、トナー漏れ防止シール384の凹凸部384aに接触する突起364がホッパ362に形成されている。突起364は不図示の付勢手段により上方に付勢されている。
トナー容器382からホッパ362にトナーを補給する際には、トナー漏れ防止シール384が下になるようにしてトナー容器382をホッパ362の上に置き、続いて、ホッパ362の内蓋366を矢印E方向に引き出す。さらに続いて、トナー漏れ防止シール384を矢印E方向のやや上向きに引き出す。この引き出す際には、凹凸部384aが突起364に接触しながらトナー漏れ防止シール384が引き出される。この結果、トナー漏れ防止シール384が引き出される際は、トナー容器382が振動するので、トナー容器382のトナーを残さずにホッパ362に落下させられる。なお、凹凸部384aをホッパ362に形成して、突起364をトナー容器382に形成してもよく、この構成であっても同様の効果を得られる。
図12と図13を参照して現像装置の実施例4を説明する。
図12は、実施例4の現像装置が組み込まれた画像形成装置を示す斜視図である。図13(a)は、トナー容器からホッパにトナーを補給する段階を示す斜視図であり、(b)は、ホッパにセットされたトナー容器の底面図である。
実施例4の現像装置460が組み込まれた画像形成装置480は、トナー容器(トナーボトル)482からトナー収容部462にトナーを補給するタイプのものである。トナー容器482の円形状のトナー排出口482aはキャップ483で塞がれており、トナー容器482に収容されているトナーが漏れないように構成されている。このキャップ483は、キャップ483の周縁から突出したレバー484を回転することによって回転し、キャップ483の開口部483aがトナー排出口482aの下方に移動する。キャップ483の周縁部には、円形状で連続した凹凸部483bが形成されている。また、トナー収容部462の上面のうちトナー受容口464の周縁部には、凹凸部483bに接触する凹凸が連続した突起464aが形成されている。突起464aは不図示の付勢手段によりキャップ483方向に付勢されている。
トナー容器482からトナー収容部462にトナーを補給する際には、トナー排出口482aが下になるようにしてトナー容器482のキャップ483をトナー受容口464に嵌め込み、レバー484を回転させてキャップ483を回転する。レバー484を回転させる際には、凹凸部483bが突起464aに接触しながらキャップ483が回転する。この結果、キャップ483が回転する際は、トナー容器482が振動するので、トナー容器482のトナーを残さずにトナー収容部462に落下させられる。なお、凹凸部483bをトナー収容部462に形成して、突起464aをトナー容器482に形成してもよく、この構成であっても同様の効果を得られる。
本発明の現像装置の一実施形態が組み込まれた複写機の内部構造を示す模式図である。 プロセスカートリッジの概観を示す斜視図である。 図2のプロセスカートリッジの現像装置でトナーを補給している様子を模式的に示す側面図である。 図2のプロセスカートリッジの現像装置のトナー容器装着室において回動中のトナー容器を模式的に示す側面図である。 図4の回動が終了したトナー容器を模式的に示す側面図である。 実施例2の現像装置が組み込まれたプロセスカートリッジの概観を示す斜視図である。 図6のプロセスカートリッジの現像装置でトナーを補給している様子を模式的に示す側面図である。 図6のプロセスカートリッジの現像装置のトナー容器装着室において回動中のトナー容器を模式的に示す側面図である。 図8の回動が終了したトナー容器を模式的に示す側面図である。 (a)は、トナー容器を示す斜視図であり、(b)は、実施例3の現像装置が組み込まれた画像形成装置を示す斜視図である。 (a)は、トナー容器からホッパにトナーを補給する第1段階を示す斜視図であり、(b)は、トナー容器からホッパにトナーを補給する第2段階を示す斜視図であり、(c)は、凹凸部を振動させる突起を示す側面図である。 実施例4の現像装置が組み込まれた画像形成装置を示す斜視図である。 (a)は、トナー容器からホッパにトナーを補給する段階を示す斜視図であり、(b)は、ホッパにセットされたトナー容器の底面図である。 従来の複写機の一例を示す斜視図である。 図14の複写機におけるトナー補給の様子を示す斜視図である。 (a)は、図14の複写機の現像装置でトナーを補給している様子を示す模式図であり、(b)は、開口の下部の周辺を示す拡大図である。 (a)は、回動中のトナー容器を示す模式図であり、(b)は、開口の下部の周辺を示す拡大図である。 (a)は、回動が終了したトナー容器を示す模式図であり、(b)は、開口の下部の周辺を示す拡大図である。
符号の説明
70,382,482 トナー容器
72,282,382 排出口
462 トナー収容部
160,260,360,460 現像装置
162 トナー容器装着室
162c 凸部
164 現像室
166,266 縁
170,270 シャッタ
172 ガイド板
172a,272,384a 凹凸部
262 板ばね
364 突起
384 トナー漏れ防止シール384

Claims (9)

  1. 補充用のトナーが収容されたトナー容器からトナーが補充される現像装置において、
    前記トナー容器から現像装置にトナーを補充する際に、該トナー容器を振動させる振動発生手段を備えたことを特徴とする現像装置。
  2. 前記振動発生手段は、
    前記トナー容器を現像装置に取り付ける際または取り外す際に、該トナー容器が動くことによって該トナー容器を振動させるものであることを特徴とする請求項1に記載の現像装置。
  3. 収容されたトナーが排出される排出口がその外周面に形成された円筒形のトナー容器が着脱自在に装着されるトナー容器装着室と、前記排出口から排出されたトナーが収容されると共に該トナー容器装着室に隣接する現像室と、該現像室と前記トナー容器装着室との間に配置されると共に前記排出口に重なる受容口が形成されたシャッタとを備え、前記トナー容器装着室に前記トナー容器を装着してその外周方向に前記シャッタと共に回動させることにより前記排出口と前記受容口とを重ねて前記トナー容器から前記現像室にトナーを補充する現像装置において、
    前記シャッタの回動に連動して前記トナー容器を振動させる振動発生手段を備えたことを特徴とする現像装置。
  4. 前記振動発生手段は、
    前記シャッタに形成された凹凸部と、この凹凸部を押圧する押圧部材とを有し、
    前記シャッタと共に前記凹凸部が回動する際に前記押圧部が前記凹凸部を移動することにより前記トナー容器を振動させるものであることを特徴とする請求項3に記載の現像装置。
  5. 前記凹凸部は、前記シャッタの内周側または外周面に形成されたものであることを特徴とする請求項4に記載の現像装置。
  6. 補充用のトナーが収容されたトナー容器のトナー排出口を塞ぐトナー漏れ防止シールを引き剥がすことにより前記トナー排出口から排出されたトナーが補充される現像装置において、
    前記トナー漏れ防止シールを引き剥がす際に前記トナー容器を振動させる振動発生手段を備えたことを特徴とする現像装置。
  7. 前記振動発生手段は、
    前記トナー漏れ防止シールに形成された凹凸部と、
    前記トナー漏れ防止シールを引き剥がす際に該凹凸部に接触して前記トナー容器を振動させる突起とを有するものであることを特徴とする請求項6に記載の現像装置。
  8. 補充用のトナーが収容されたトナー容器のトナー排出口を塞ぐキャップを回転することにより前記トナー排出口から排出されたトナーが補充される現像装置において、
    前記キャップを回転する際に前記トナー容器を振動させる振動発生手段を備えたことを特徴とする現像装置。
  9. 前記振動発生手段は、
    前記キャップに形成された凹凸部と、
    前記キャップを開く際に該凹凸部に接触して前記トナー容器を振動させる突起とを有することを特徴とする請求項8に記載の現像装置。
JP2005050627A 2005-02-25 2005-02-25 現像装置 Withdrawn JP2006235306A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2005050627A JP2006235306A (ja) 2005-02-25 2005-02-25 現像装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2005050627A JP2006235306A (ja) 2005-02-25 2005-02-25 現像装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2006235306A true JP2006235306A (ja) 2006-09-07

Family

ID=37043011

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2005050627A Withdrawn JP2006235306A (ja) 2005-02-25 2005-02-25 現像装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2006235306A (ja)

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008107765A (ja) * 2006-09-28 2008-05-08 Brother Ind Ltd プロセスユニット、トナーボックスおよび画像形成装置
JP2008185827A (ja) * 2007-01-30 2008-08-14 Brother Ind Ltd 現像装置およびトナーカートリッジ
CN101403881B (zh) * 2007-10-02 2011-01-12 兄弟工业株式会社 显影单元
US7983590B2 (en) 2007-10-02 2011-07-19 Brother Kogyo Kabushiki Kaisha Developer cartridge and developing unit having shutter for controlling supply of developer therebetween
CN102279540A (zh) * 2010-06-14 2011-12-14 株式会社理光 粉体收纳容器和图像形成装置

Cited By (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008107765A (ja) * 2006-09-28 2008-05-08 Brother Ind Ltd プロセスユニット、トナーボックスおよび画像形成装置
JP2008185827A (ja) * 2007-01-30 2008-08-14 Brother Ind Ltd 現像装置およびトナーカートリッジ
CN101403881B (zh) * 2007-10-02 2011-01-12 兄弟工业株式会社 显影单元
EP2045669A3 (en) * 2007-10-02 2011-05-04 Brother Kogyo Kabushiki Kaisha Developer cartridge and developing unit
US7983590B2 (en) 2007-10-02 2011-07-19 Brother Kogyo Kabushiki Kaisha Developer cartridge and developing unit having shutter for controlling supply of developer therebetween
EP2045668A3 (en) * 2007-10-02 2011-10-19 Brother Kogyo Kabushiki Kaisha Developer cartridge and developing unit
US8229330B2 (en) 2007-10-02 2012-07-24 Brother Kogyo Kabushiki Kaisha Developing unit
CN102279540A (zh) * 2010-06-14 2011-12-14 株式会社理光 粉体收纳容器和图像形成装置
US9170530B2 (en) 2010-06-14 2015-10-27 Ricoh Company, Ltd. Powder container and image forming apparatus incorporating same

Similar Documents

Publication Publication Date Title
EP1650607B1 (en) Developer cartridge and electrophotographic image forming apparatus, having toner seal members
US5309211A (en) Process unit having two chambers for storing waste developer
US11966192B2 (en) Image forming apparatus
JP2008209914A (ja) 現像装置及びプロセスカートリッジ、並びに画像形成装置
JP2009244555A (ja) 現像カートリッジ
JP5481502B2 (ja) 画像形成装置及び現像器
JP2006235306A (ja) 現像装置
JP4798253B2 (ja) 現像剤カートリッジ
JP5278468B2 (ja) 画像形成装置および現像剤ユニット
JP2023138635A (ja) 画像形成装置
JP6197310B2 (ja) 画像形成装置
JP4729317B2 (ja) 画像形成装置に着脱される交換用トナー容器の梱包材とトナー容器
JP5205426B2 (ja) 画像形成装置
JP7098358B2 (ja) カートリッジ
JP5568500B2 (ja) トナー収納容器及び画像形成装置
JP2010262236A (ja) 画像形成装置
JP2008026829A (ja) 画像形成装置および現像剤カートリッジ
JP5891281B2 (ja) 画像形成装置
JP2019215445A (ja) 現像剤収容容器、画像形成装置
JP5867058B2 (ja) 画像形成装置
JP6884832B2 (ja) 感光体カートリッジ及びプロセスカートリッジ
JP4766977B2 (ja) 粉体収容容器
JP2007155905A (ja) 画像読み取り手段を有する画像形成装置
JPH0611966A (ja) 現像剤補給装置
JP5657770B2 (ja) 画像形成装置

Legal Events

Date Code Title Description
A300 Withdrawal of application because of no request for examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300

Effective date: 20080513