JP2006234989A - レンズユニット - Google Patents

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【課題】レンズユニットの低コスト化、組付け性の向上、誤組付け防止等を図る。
【解決手段】物体側から像面側に向けて順次に配列された、第1レンズ1、所定の口径をもつ開口絞り板4、第2レンズ2、第1レンズ1と第2レンズ2との間に配置されたスペーサ300を備え、スペーサ300は同一の形状をなす複数のスペーサ300a〜300dを接合して配置され、開口絞り板4は複数のスペーサのいずれか二つのスペーサの間に挟持されている。これによれば、同一形状をなす複数のスペーサを採用するため、製造コストが低減され、組付け方向は正逆いずれでもよいため誤組付けを防止でき、又、開口絞り板4の配置場所も複数のスペーサのいずれか二つのスペーサの間であれば良いためその分だけ設定の自由度が高まり、光学設計の仕様に応じた位置に開口絞り板を配置することができる。
【選択図】図3

Description

本発明は、CCD、CMOS等の固体撮像素子の撮像レンズ光学系として適用されるレンズユニットに関し、特に、光軸方向に配列された複数のレンズを備えるレンズユニットに関する。
一般に、撮像用の複数のレンズを備えたレンズユニットでは、レンズとレンズの間にスペーサが配置されて、光軸方向におけるレンズ相互の位置決めを行っている。このようなスペーサとしては、表面での反射が少なく、寸法が正確であることが望ましい。
上記の課題に対処したスペーサをもつレンズユニットとしては、レンズとスペーサとを一体成型し、部品点数を減らしコストダウンを図ったものが知られている(例えば、特許文献1参照)。
しかしながら、レンズとスペーサとを一体成型すると、形状が複雑になるため、成型用の金型も当然複雑になり、コストが増加する。
また、他のレンズユニットとしては、スペーサにフレアストッパ板を固着し、内面反射によるフレアの発生を防止したものが知られている(例えば、特許文献2参照)。
しかしながら、このようにストッパにフレアストッパ板を後付けにより固着する手法では、フレアストッパ板を予め板金等から打ち抜く打ち抜き作業と、スペーサに固着する固着作業とが必要になり、作業が煩雑で製造コストの増加を招く。
さらに、他のレンズユニットとしては、スペーサとしてピアノ線又はバネ用線材を使用して、微小なレンズ間隔を確保できるようにしたものが知られている(例えば、特許文献3参照)。
しかしながら、スペーサとしてピアノ線あるいはバネ用線材を用いると、微小なレンズ間隔は確保できても、その組付けが容易ではなく、又、レンズ間隔を高精度に確保するのが困難である。
特開2002−90621号公報 特開2004−184687号公報 特開2004−233795号公報
本発明は、上記従来技術の問題点に鑑みて成されたものであり、レンズ相互の組付け精度を確保しつつ、部品の形状及び構造の簡略化、低コスト化、組付け作業の容易化等を図り、又、絞り端面(絞り開口の縁部)での反射光を低減できるレンズユニットを提供することにある。
本発明のレンズユニットは、物体側から像面側に向けて順次に配列された、第1レンズと、所定の口径をもつ開口絞り板と、第2レンズと、第1レンズと第2レンズとの間に配置されたスペーサと、を備えたレンズユニットであって、上記スペーサは、同一の形状をなす複数のスペーサを接合して配置され、上記開口絞り板は、複数のスペーサのいずれか二つのスペーサの間に挟持されている、ことを特徴としている。
この構成によれば、第1レンズと第2レンズとの間隔を規制するスペーサが複数の同一形状をなすスペーサからなるため、レンズ間隔を高精度に管理できると共に、開口絞り板を組み付ける際には、隣接するスペーサ同士の間に挟み込むだけで容易に組み付けることができる。このように、同一形状をなす複数のスペーサを採用するため、製造コストが低減され、組付け方向は正逆いずれでもよいため誤組付けを防止でき、又、開口絞り板の配置場所も複数のスペーサのいずれか二つのスペーサの間であれば良いためその分だけ設定の自由度が高まり、光学設計の仕様に応じた位置に開口絞り板を配置することができる。
上記構成において、複数のスペーサは、円筒状の二つのスペーサからなり、開口絞り板は、二つのスペーサの間に挟持されている、構成を採用することができる。
この構成によれば、同一形状をなす二つのスペーサの間に開口絞り板を挟み込むだけで、第1レンズと第2レンズとの間のレンズ間隔を規制できると共に、開口絞り板の位置を規制することができる。また、組付けの際にも、例えば直立したレンズ鏡筒に第2レンズが組み込まれた状態で、光軸方向の前方側から、一方のスペーサを落とし込み、次に開口絞り板を落とし込み、続いて他方のスペーサを落とし込み、最後に第1レンズを落とし込むだけで、容易に全体の組付け作業が完了する。
上記構成において、二つのスペーサは、同心にて段差を画定するように縮径された円筒状の縮径部を有し、二つのスペーサの各々の縮径部は、お互いに協働して開口絞り板を挟み込むように対向して配置されている、構成を採用することができる。
この構成によれば、二つのスペーサが同一形状であるため、コスト低減を達成できると共に、段差を画定する縮径部を設けたことにより、円筒状をなすスペーサの内周面での乱反射を軽減させることができ、フレアの発生を防止できる。
上記構成において、第1レンズは、物体側に凹面を向けた負の屈折力をもつ非球面を含む負レンズであり、第2レンズは、物体側に凸面を向けた正の屈折力をもつ非球面を含む正レンズである、構成を採用することができる。
この構成によれば、第1レンズに負の屈折力をもつ非球面を含む負レンズ、第2レンズに正の屈折力をもつ非球面を含む正レンズを採用したことにより、球面収差、非点収差、歪曲収差等の諸収差が良好に補正されて、撮像レンズとして良好な光学特性をもつレンズユニットが得られる。
上記構成において、第1レンズの屈折率をN1及びアッベ数をν1、第2レンズの屈折率をN2及びアッベ数をν2とするとき、次の条件式(1),(2)
(1)N1=N2
(2)ν1=ν2
を満足する、構成を採用することができる。
この構成によれば、第1レンズ及び第2レンズを同一の材料で形成することができるため、全体のコストをさらに低減することができる。
以上の構成をなすレンズユニットによれば、レンズ相互の組付け精度を確保しつつ、部品の形状及び構造の簡略化、低コスト化、組付け作業の容易化等を達成でき、又、スペーサ内での乱反射光を低減できるレンズユニットを得ることができる。
以下、本発明の最良の実施形態について、添付図面を参照しつつ説明する。
図1は本発明に係るレンズユニットの一実施形態を示す断面図である。このレンズユニットは、図1に示すように、光軸方向Lにおいて物体側から像面側に向けて順次に配列された第1レンズ1及び第2レンズ2、第1レンズ1と第2レンズ2との間に配置された複数(ここでは二つ)のスペーサ3(3a,3b)、二つのスペーサ3(3a,3b)の間に挟持された開口絞り板4、これらを囲繞して外輪郭を画定する鏡筒5、鏡筒5の前面に螺合されて第1レンズ1を押えるレンズ押え6等を備えている。
鏡筒5は、図1に示すように、金属材料又は樹脂材料により略円筒状に形成されて、開口5a´をもつ座部5a、円筒壁5b、5c、雄ネジ部5d等を備えている。座部5aは、第2レンズ2を受けて光軸方向Lの後端位置を規制(位置決め)するものである。円筒壁5bは、第2レンズ2、スペーサ3(3a,3b)及び開口絞り板4を光軸方向Lの同軸上に配列させるように規制(位置決め)するものである。円筒壁5cは、円筒壁5bよりも若干拡径して形成されており、第1レンズ1を光軸方向Lの同軸上に配列させるように規制(位置決め)するものである。尚、円筒壁5bの光軸方向Lの深さは、第2レンズ2、開口絞り4、及び複数のスペーサ3を積層した厚みよりも浅く(短く)設定されている。
第1レンズ1は、ガラス材料又は樹脂材料により形成され、図1に示すように、光軸方向Lの後方において平坦な後端面1a及び前方において平坦な前端面1bを画定するコバ部を備えている。そして、後端面1aがスペーサ3aの前端面に当接し、前端面1bがレンズ押え6の押え面6bに当接するようになっている。
第2レンズ2は、ガラス材料又は樹脂材料により形成され、図1に示すように、光軸方向Lの後方において平坦な後端面2a及び前方において平坦な前端面2bを画定するコバ部を備えている。
二つのスペーサ3、すなわち、スペーサ3aとスペーサ3bとは、樹脂材料により同一の金型を用いて形成された同一の円筒形状をなすものである。また、二つのスペーサ3a,3bは、お互いの間に開口絞り板4を挟み込んだ状態で、第1レンズ1と第2レンズ2とのレンズ間隔(光軸方向Lにおける間隔)を所定値に規定するように、予めその光軸方向Lの長さ(厚み)が設定されている。
開口絞り板4は、板厚が0.05mm程度の薄板状の板金を打ち抜くことにより形成されており、図1に示すように、中央に所定の口径をなす開口4aを備えている。このように、開口絞り板4を独立して形成することにより、スペーサと一体成型する場合に比べて、開口4aの縁部(絞り端面)の厚みを薄くできるため、この領域での反射光が軽減され、フレアの発生を抑制することができる。
レンズ押え6は、金属材料又は樹脂材料によりキャップ状に形成されて、図1に示すように、第1レンズ1の物体側前方において所定の口径をなす開口6a、第1レンズ1の前端面1bに当接して押える押え面6b、鏡筒5の雄ネジ部5dと螺合する雌ネジ部6c等を備えている。
上記構成をなすレンズユニットの組付けについて説明すると、先ず、鏡筒5を直立させた状態で、第2レンズ2を円筒壁5bに嵌め込み、座部5aにその後端面2aを当接させて位置決めする。
続いて、二つのスペーサ3のうち、一方のスペーサ3bを円筒壁5bに嵌め込み、第2レンズ2の前端面2bに当接させる。続いて、開口絞り板4を円筒壁5bに嵌め込み、スペーサ3bに当接させる。その上から、他方のスペーサ3aを円筒壁5bに嵌め込み、スペーサ3bと協働して開口絞り板4を挟み込む。
続いて、第1レンズ1を円筒壁5cに嵌め込み、その後端面1aをスペーサ3aの前端面に当接させる。その後、レンズ押え6を鏡筒5に螺合して、その押え面6bで第1レンズ1の前端面1bを押さえ込む。
このように、組付けに際しては、直立した鏡筒5に第2レンズ2が組み込まれた状態で、光軸方向Lの前方側から、一方のスペーサ3b、開口絞り板4、他方のスペーサ3a、第1レンズ1を順次に嵌め込み、最後にレンズ押え6を取り付けるだけで、容易に全体の組付け作業が完了する。
上記レンズユニットの構成によれば、第1レンズ1と第2レンズ2との間隔を規制するスペーサ3が二つの同一形状をなすスペーサ3a,3bからなるため、二つのスペーサ3a,3bの間に開口絞り板4を挟み込むだけで、第1レンズ1と第2レンズ2との間のレンズ間隔及び開口絞り板4の位置を規制することができ、レンズ間隔及び開口絞りの位置を高精度に管理することができる。
また、開口絞り板4を組み付ける際には、スペーサ3a,3b同士の間に挟み込むだけで容易に組み付けることができ、さらに、同一形状をなす二つのスペーサ3a,3bを採用するため、別々の形状をなすものを用いる場合に比べて製造コストが低減され、又、組付け方向は光軸方向Lにおいて正逆いずれでもよいため誤組付けを防止できる。
さらに、開口絞りをスペーサと一体成型するような場合に比べて、金型のコストを低減することができ、又、開口絞りの仕様を変更する場合にも、開口絞り板4だけを変更すればよいので、種々の光学仕様に応じたレンズユニットを提供することができる。
図2は、本発明に係るレンズユニットの他の実施形態を示すものであり、スペーサを変更した以外は前述の実施形態と同一であるため、同一の構成については同一の符号を付してその説明を省略する。
この実施形態に係るレンズユニットにおいては、二つのスペーサ30(30a,30b)が、樹脂材料により同一の金型を用いて形成された同一の段差付き円筒形状をなすものである。すなわち、二つのスペーサ30a,30bは、同軸にて段差を画定するように縮径された円筒状の縮径部30a´,30b´を一体的に備えている。
そして、一方のスペーサ30aの縮径部30a´と他方のスペーサ30bの縮径部30b´とは、図2に示すように、お互いに協働して開口絞り板4を挟み込むように、背中合わせに対向して配置されている。
これによれば、二つのスペーサが同一形状であるため、前述同様にコストを低減できると共に、前方側に配置されるスペーサ30aの縮径部30a´により、スペーサ30の内周面での乱反射を軽減させることができ、フレアの発生を防止できる。
図3及び図4(a),(b)は、本発明に係るレンズユニットのさらに他の実施形態を示すものであり、スペーサの個数を変更した以外は前述の実施形態と同一であるため、同一の構成については同一の符号を付してその説明を省略する。
この実施形態に係るレンズユニットにおいては、スペーサ300が4つのスペーサ300a,300b,300c,300dから構成されている。これら4つのスペーサ300a,300b,300c,300dは、樹脂材料により同一の金型を用いて形成された同一の円筒形状をなすものである。
この構成によれば、第1レンズ1と第2レンズ2との間隔を規制するスペーサ300が4つの同一形状をなすスペーサ300a〜300dからなるため、開口絞り板4を組み付ける際には、隣接するスペーサ同士の間であれば、図3に示すように前から二番目のスペーサ300bと三番目のスペーサ300cとの間、図4(a)に示すように前から三番目のスペーサ300cと四番目のスペーサ300dとの間、あるいは、図4(b)に示すように前から一番目のスペーサ300aと二番目のスペーサ300bとの間、のうちのいずれかの位置に挟み込むだけで容易に組み付けることができる。
このように、同一形状をなす複数(4つ)のスペーサ300を採用するため、製造コストが低減され、誤組付けも防止できると共に、開口絞り板4の配置場所も複数のスペーサ300のいずれか二つのスペーサの間であれば良いため、その分だけ開口絞り板4を設定する際の自由度が高まり、光学設計の仕様に応じた位置に開口絞り板4を配置することができる。
上記構成をなすレンズユニットにおいて、図5に示すように、第1レンズ1としては、物体側に凹面S1及び像面側に凹面S2を向けた負の屈折力をもつ負レンズ(両凹レンズ)を採用し、第2レンズ2としては、物体側に凸面S4及び像面側に凸面S5を向けた正の屈折力をもつ正レンズ(両凸レンズ)を採用することができる。
ここで、第1レンズ1及び第2レンズ2の面S1,S2,S4,S5は、好ましくは非球面として形成される。この非球面を表す式としては、次式で規定される。
Z=Cy/〔1+(1−(κ+1)C1/2〕+Dy+Ey+Fy+Gy10
、但し、Z:非球面の頂点における接平面から、光軸Lからの高さがyの非球面上の点までの距離、y:光軸からの高さ、C:非球面の頂点における曲率(1/R)、κ:円錐定数、D,E,F,G:各々高さyの4次、6次、8次、10次の非球面係数である。
このレンズ構成によれば、球面収差、非点収差、歪曲収差等の諸収差が良好に補正されて、撮像レンズとして良好な光学特性をもつレンズユニットが得られる。
また、第1レンズ1の屈折率をN1及びアッベ数をν1、第2レンズ2の屈折率をN2及びアッベ数をν2とするとき、次の条件式(1),(2)
(1)N1=N2
(2)ν1=ν2
を満足する構成を採用してもよい。
これによれば、第1レンズ1及び第2レンズ2を同一の材料で形成することができるため、全体のコストをさらに低減することができる。
次に、上記第1レンズ1及び第2レンズ2の具体的な数値による実施例を以下に示す。
この実施例では、第1レンズ1及び第2レンズ2は、全ての面S1,S2,S4,S5が非球面に形成され、かつ、同一の材料により形成されている。
また、図5に示すように、物体OB、第1レンズ1、開口絞り板4、第2レンズ2、像面Pが配列される構成において、それぞれの面をSi(i=1〜5)、それぞれの面Siの曲率半径をRi(i=1〜5)、d線に対する屈折率をNi及びアッベ数をνi(i=1,2)、物体OB〜第1レンズ1〜開口絞り板4〜第2レンズ2までのそれぞれの光軸L上における間隔(厚さ、空気間隔)をDi(i=0〜4)で表し、第2レンズ2〜像面Pまでの間隔をBFで表す。
実施例における主な仕様諸元は表1に、種々の数値データ(設定値)は表2に、非球面に関する数値データは表3に示す。また、球面収差、非点収差、歪曲収差に関する収差線図は図6に示すような結果となる。尚、図6において、Sはサジタル平面での収差、Mはメリジオナル平面での収差を示す。
Figure 2006234989
Figure 2006234989
Figure 2006234989
この実施例によるレンズ仕様によれば、球面収差、非点収差、歪曲収差が良好に補正された光学性能の高い撮像レンズを得ることができる。
以上述べたように、本発明のレンズユニットは、レンズ相互の組付け精度を確保しつつ、低コスト化、組付け作業の容易化等を達成でき、又、スペーサ内での乱反射光を低減できるため、固体撮像素子を備えた撮像レンズ光学系のレンズユニットとして好適なのは勿論のこと、その他のレンズ光学系においても有用である。
本発明に係るレンズユニットの一実施形態を示す断面図である。 本発明に係るレンズユニットの他の実施形態を示す断面図である。 本発明に係るレンズユニットのさらに他の実施形態を示す断面図である。 (a),(b)は図3に示すレンズユニットの組付けの変形例を示すものである。 本発明に係るレンズユニットのレンズ系の配置を示す構成図である。 具体的な数値実施例における、球面収差、非点収差、歪曲収差を示す収差図である。
符号の説明
1 第1レンズ(負レンズ)
1a 後端面
1b 前端面
2 第2レンズ(正レンズ)
2a 後端面
2b 前端面
3(3a,3b) 複数のスペーサ
4 開口絞り板
5 鏡筒
5a 座部
5b,5c 円筒壁
5d 雄ネジ部
6 レンズ押え
6b 押え面
30(30a,30b) 複数のスペーサ
30a´,30b´ 縮径部
300(300a,300b,300c,300d) 複数のスペーサ
L 光軸

Claims (5)

  1. 物体側から像面側に向けて順次に配列された、第1レンズと、所定の口径をもつ開口絞り板と、第2レンズと、前記第1レンズと第2レンズとの間に配置されたスペーサと、を備えたレンズユニットであって、
    前記スペーサは、同一の形状をなす複数のスペーサを接合して配置され、
    前記開口絞り板は、前記複数のスペーサのいずれか二つのスペーサの間に挟持されている、
    ことを特徴とするレンズユニット。
  2. 前記複数のスペーサは、円筒状の二つのスペーサからなり、
    前記開口絞り板は、前記二つのスペーサの間に挟持されている、
    ことを特徴とする請求項1記載のレンズユニット。
  3. 前記二つのスペーサは、同心にて段差を画定するように縮径された円筒状の縮径部を有し、
    前記二つのスペーサの各々の縮径部は、お互いに協働して前記開口絞り板を挟み込むように対向して配置されている、
    ことを特徴とする請求項2記載のレンズユニット。
  4. 前記第1レンズは、物体側に凹面を向けた負の屈折力をもつ非球面を含む負レンズであり、
    前記第2レンズは、物体側に凸面を向けた正の屈折力をもつ非球面を含む正レンズである、
    ことを特徴とする請求項1ないし3いずれかに記載のレンズユニット。
  5. 前記第1レンズの屈折率をN1及びアッベ数をν1、前記第2レンズの屈折率をN2及びアッベ数をν2とするとき、次の条件式(1),(2)
    (1)N1=N2
    (2)ν1=ν2
    を満足する、ことを特徴とする請求項1ないし4いずれかに記載のレンズユニット。

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