JP2006234431A - 試験装置およびそれを用いて生産された車両 - Google Patents

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Abstract

【課題】 内燃機関を構成するセンサ(代表的にはエアフローメータ)の経年劣化等による出力特性異常を検知する故障診断システムが正常に機能するか否かを試験する。
【解決手段】 エンジン10に設けられたエアフローメータ42は、吸入空気量に応じた出力電圧Vafを出力する。エンジンECU300は、エンジン10の運転状態から推定される吸入空気量と出力電圧Vafに対応する検出された吸入空気量との比較に基づく、エアフローメータ42の故障診断システム機能を有する。試験装置500は、試験時に、エアフローメータ42からの出力電圧Vafを受けて、エアフローメータ42の経年劣化状態時に対応する模擬電圧Vsmに変換して出力する。エンジンECU300は、試験時には、出力電圧Vafに代えて模擬電圧Vsmを用いて、エアフローメータ42の故障診断を行なう。これにより、故障診断システムがエアフローメータ42の経年劣化状態を異常として正確に検知可能か否かを試験できる。
【選択図】 図4

Description

この発明は、試験装置に関し、より特定的には、自動車の内燃機関の故障診断システムが正常に機能するか否かをチェックする試験装置およびそれを用いて生産された車両に関する。
工場で生産された自動車の出荷前には、排出ガス規制を初めとする法規制や、その他の満足すべき仕様を満たしているかどうかを確認するための試験が行なわれる。たとえば、特許文献1には、エンジンのベンチテスト時に各種エンジンに対応したプログラム(噴射、点火、吸気等)を記憶したプログラムメモリから、エンジン仕様に対応したプログラムを選択的に呼出すように構成された試験用のエンジン制御装置が開示されている。
また一般的に、自動車には、自己診断(ダイアグノーシス)システムが搭載されており、機器・センサ類等を自己診断して、異常あるいは故障の発生を自動的に検出する構成が搭載されている。自己診断により検出された、機器・センサ類の故障/異常は、ダイアグモニタへの表示等によって、運転者に通知される。
しかし、センサ類については、断線等により出力信号が途絶える等の完全な故障・異常の発生のみならず、経年的な特性劣化が発生する。たとえば、特許文献1には、ディーゼルエンジンに設けられた、吸入空気量検出用のエアフローメータの出力特性が経年的に変化する点が指摘されており、このような出力特性の変化を補正する補正係数の導入によって吸入空気量の検出精度を維持する構成が開示されている。
特開2001−107797号公報 竹内彰浩,「テストベンチ用エンジン制御装置」,発明協会公開技報94−14816,1994年8月1日
特に、排出ガス規制の厳しい米国では、CARB(California Air Resources Board)等により、エンジンからの排気エミッションの悪化に繋がる各種機器・センサ類の異常/故障を自己診断することが義務付けられている。特に、各種機器・センサが完全に故障に至らなくても、エンジン運転に不具合を生じさせるような経年的な特性劣化の発生を、上記自己診断システムによって検知することが要求される。
たとえば、上記エアフローメータで検出された吸入空気量を基にエンジン内の空燃比制御が行なわれるため、エアフローメータの劣化に伴い吸入空気量を正確に測定できなくなると、排気エミッションが悪化してしまう。このため、CARBの規制では、エアフローメータでの経年劣化等による出力特性異常を検知可能な自己診断システムの搭載が義務付けられている。
したがって、製造した自動車の出荷に先立って、上記自己診断システムが正常に異常検出を行なえるかどうかについて試験を行なう必要がある。しかしながら、上記特許文献1および非特許文献1は、各種機器・センサの特性劣化について考慮した試験および、このような特性劣化を自動検出する自己診断システムについての試験を行なう機能については、特に開示していない。
この発明は、このような問題点を解決するためのものであって、この発明の目的は、内燃機関を構成するセンサ(測定装置)の経年劣化等による出力特性異常を検知する故障診断システムが正常に機能するかどうかを試験するための試験装置を提供することである。
この発明に従う試験装置は、内燃機関の故障診断システムが正常に機能するか否かを示す試験装置であって、擬似劣化手段と、判定確認手段とを備える。また、内燃機関は、内燃機関の所定の状態量を測定して測定した状態量に応じた出力信号を発生する測定装置と、出力信号と内燃機関の運転状態との比較に基づいて測定装置の故障診断を行なうように構成された制御装置とを含んで構成される。擬似劣化手段は、測定装置からの出力信号を受けて、測定装置の劣化状態を模擬した出力信号に変換して出力する。制御装置は、試験時において、擬似劣化手段によって変換された出力信号および内燃機関の運転状態との比較に基づいて測定装置の故障診断を行なう。判定確認手段は、制御装置によって故障検出が行なわれたかどうかを確認する。
上記試験装置によれば、劣化状態を模擬した測定装置からの出力電圧を制御装置に入力して、当該測定装置の故障診断を実行する構成とすることができる。したがって、内燃機関に設けられた測定装置での劣化発生を自動的に検知する故障診断システムが正常に動作するかどうかを試験することができる。
好ましくは、本発明の試験装置において、擬似劣化手段は、試験入力を受ける試験入力手段と、測定装置からの出力信号を試験入力手段への試験入力に応じて変換する信号変換手段と、信号変換手段によって変換された出力信号を制御装置へ送出する信号出力手段とを含む。
上記試験装置によれば、模擬される劣化状態を試験入力に応じて可変にできるので、故障診断システムの試験の自由度を向上させて、種々のパターンの劣化状態について故障診断システムが自動的に検知可能かどうかを試験できる。
また好ましくは、本発明の試験装置において、信号変換手段は、試験入力によって定められる係数と測定装置からの出力信号との乗算によって、出力信号を変換する。
上記試験装置によれば、簡易な演算によって、広範囲の出力電圧(たとえば、エアフローメータ出力電圧)、すなわち広範囲の状態量(たとえば、吸入空気量)に対して劣化状態を模擬できる。
あるいは好ましくは、本発明の試験装置において、測定装置からの出力信号はアナログ電圧であり、かつ、信号変換手段は、第1の補助変換手段と、演算手段と、第2の補助変換手段とを含む。第1の補助変換手段は、測定装置からの出力信号を第1のデジタル信号に変換する。演算手段は、第1の補助手段からの第1のデジタル信号と、試験入力に対応するデジタル信号との間で所定演算を行なう。第2の補助変換手段とを含み、記演算手段によって得られた演算結果をアナログ電圧に変換する。さらに、信号出力手段は、第2の補助変換手段からのアナログ電圧を、信号変換手段によって変換された出力信号として受ける。
上記試験装置によれば、劣化状態を模擬した出力電圧の変換を、デジタル演算によって行なうことができる。したがって、模擬された出力電圧の設定を高精度に行なえる。また、模擬可能な劣化状態(たとえば、異なるパターンの経年劣化)の自由度が高められるので、故障診断システムの試験効果を高めることができる。
さらに好ましくは、本発明の試験装置において、制御装置による故障診断は、内燃機関からの排気エミッションに関するものである。
上記試験装置によれば、排気エミッションの悪化に影響のある測定装置の劣化発生を自動的に検知する故障診断システムが正常に動作するかどうかを試験することができる。
あるいは、さらに好ましくは、本発明の試験装置において、測定装置は、内燃機関への吸入空気量を測定するエアフローメータである。
上記試験装置によれば、空燃比制御に必要な状態量である吸入空気量を測定するエアフローメータの劣化発生を自動的に検知する故障診断システムが正常に動作するかどうかを試験することができる。
特に、本発明に従う車両は、請求項1から6のいずれか1項に記載の試験装置を用いて生産される。
上記車両は、内燃機関に設けられた測定装置での劣化発生を自動的に検知する故障診断システムが正常に動作するかどうかを確認した上で出荷することができる。
この発明による試験装置によれば、測定装置(センサ)からの出力信号を劣化状態を模擬するように変換して故障診断システムへ入力することにより、故障診断システムによって測定装置の劣化状態を故障検出できるか否かを確認する試験を行なうことができる。
以下、図面を参照しつつ、本発明の実施の形態について説明する。以下の説明では、同一または相当部分には同一符号を付してその説明は繰返さないものとする。
図1に、本発明の実施の形態に係る試験装置の試験対象となる内燃機関に相当するエンジンシステムの概略構成図を示す。なお、図1にはエンジンとして直列4気筒エンジンを示すが、本発明の適用はこのようなエンジンに限定されるものではない。
図1を参照して、エンジン10は、4つの気筒110を備え、各気筒110はそれぞれ対応するインテークマニホールド20を介して共通のサージタンク30に接続されている。サージタンク30は、吸気ダクト40を介してエアクリーナ50に接続される。吸気ダクト40内にはエアフローメータ42が配置されるとともに、電動モータ60によって駆動されるスロットルバルブ70が配置されている。このスロットルバルブ70は、アクセルペダル100とは独立してエンジンECU(Electronic Control Unit)300の出力信号に基づいてその開度が制御される。一方、各気筒110は、共通のエキゾーストマニホールド80に連結され、このエキゾーストマニホールド80は三元触媒コンバータ90に連結されている。
各気筒110に対しては吸気通路内に向けて燃料を噴射する燃料噴射インジェクタ120が配置されている。燃料噴射インジェクタ120はエンジンECU300の出力信号に基づいて制御される。また、各燃料噴射インジェクタ120は共通の燃料分配管160に接続されている。なお、燃料噴射インジェクタ120は、筒内に向けて直接燃料を噴射する筒内噴射用インジェクタとして設けてもよく、このような筒内噴射用インジェクタと吸気通路内に燃料噴射する燃料噴射インジェクタ120との両方を配置する構成としてもよい。
燃料分配管160は、燃料圧レギュレータ170を介して、電動モータ駆動式の低圧燃料ポンプ180に接続されている。さらに、低圧燃料ポンプ180は、燃料フィルタ190を介して燃料タンク200に接続されている。燃料圧レギュレータ170は、低圧燃料ポンプから吐出された燃料の燃料圧が予め定められた設定燃料圧よりも高くなると、低圧燃料ポンプ180から吐出された燃料の一部を燃料タンク200に戻すように構成されている。このため、燃料噴射インジェクタ120に供給されている燃料圧が上記設定燃料圧よりも高くなることを阻止できる。
エンジンECU300は、デジタルコンピュータから構成され、双方向性バス310を介して相互に接続されたROM(Read Only Memory)320、RAM(Random Access Memory)330、CPU(Central Processing Unit)340、入力ポート350および出力ポート360を備えている。
エアフローメータ42は、吸入空気量に応じた出力電圧を発生する。エアフローメータ42からの出力電圧Vaf(以下、エアフローメータ出力電圧Vafとも称する)は、経路375によりA/D変換器370へ伝達され、A/D変換器370を介して入力ポート350に入力される。なお、本発明の実施の形態において、エアフローメータ42の形式は特に限定されず、一般的に用いられているホットワイヤ式エアフローメータ、フラップ式エアフローメータ、カルマン渦式エアフローメータ等を任意に適用することが可能である。
エンジン10には機関冷却水温(エンジン冷却水温)に応じた出力電圧を発生する水温センサ380が取付けられ、この水温センサ380の出力電圧は、A/D変換器390を介した入力ポート350に入力される。
さらに、三元触媒コンバータ90の上流のエキゾーストマニホールド80には、排気ガス中の酸素濃度に応じた出力電圧を発生する空燃比センサ420が取付けられ、この空燃比センサ420の出力電圧は、A/D変換器430を介して入力ポート350に入力される。
空燃比センサ420は、エンジン10で燃焼された混合気の空燃比に応じた出力電圧を発生する全域空燃比センサ(リニア空燃比センサ)である。なお、空燃比センサ420としては、エンジン10で燃焼された混合気の空燃比が理論空燃比に対してリッチであるかリーンであるかをオン−オフ的に検出するO2センサを用いてもよい。
アクセルペダル100は、アクセルペダル100の踏み込み量に比例した出力電圧を発生するアクセル開度センサ440に接続され、アクセル開度センサ440の出力電圧は、A/D変換器450を介して入力ポート350に入力される。また、入力ポート350には、機関回転数を表わす出力パルスを発生する回転数センサ460が接続されている。
エンジンECU300のROM320には、上述のアクセル開度センサ440および回転数センサ460により得られる機関負荷率および機関回転数に基づき、運転状態に対応されて設定されている燃料噴射量の値や、機関冷却水温に基づく補正値などが予めマップ化されて記憶されている。さらに、燃料噴射量設定には、気筒110内の空燃比が所定値となるように、エアフローメータ42によって測定された吸入空気量が反映される。
このため、エアフローメータ42が劣化して吸入空気量に応じた出力電圧を発生しなくなれば、エンジンECU300による燃料噴射量設定が正常に行なわれず、空燃比が所定範囲から外れて排気エミッションが悪化する危険性がある。
このため、エンジンシステムには、図2に示すような、エアフローメータの故障診断システム300♯が備えられている。故障診断システム300♯の機能は、エンジンECU300による所定プログラムの実行によって実現される。
図2を参照して、故障診断システム300♯は、エンジン運転条件から吸入空気量を推定する吸入空気量推定部302と、エアフローメータ42の異常判定を行なう判定部304とを含む。
吸入空気量推定部302は、エンジン運転条件、代表的にはアクセル開度およびエンジン回転数より、吸入空気量推定値Eairを求める。判定部304は、経路375よりエンジンECU300へ入力されたエアフローメータ出力電圧Vafと吸入空気量推定値Eairとに基づいて、エアフローメータ42の異常有無を判定する。判定部304からは判定結果を示す判定フラグJafが出力される。
図3に示すように、エアフローメータ42は、正常時には特性線305に従って、吸入空気量の増加に応じて出力電圧Vafが増加するように構成されている。
再び図2を参照して、判定部304は、図3に示したエアフローメータの出力特性線305に従って、吸入空気量推定部302による吸入空気量推定値Eairに応じた出力電圧推定値Vaf♯を算出する。さらに、判定部304は、出力電圧推定値Vaf♯とエアフローメータ出力電圧Vafとの比較によって、異常検出を行なう。たとえば、両者の誤差が判定値より大きい場合に、エアフローメータ42に異常があると判定される。
あるいは、判定部304は、エアフローメータ出力電圧Vafから出力特性線305に従って測定吸入空気量Qairを算出し、かつ、算出された測定吸入空気量Qairと吸入空気量推定部302による吸入空気量推定値Eairとの比較により、異常検出を行なう。この場合にも、比較される両者の誤差が判定値より大きい場合に、エアフローメータ42に異常があると判定される。
再び図3を参照して、エアフローメータ42の経年劣化に従って、吸入空気量に対する出力電圧の特性が符号307で示すように本来の特性線305から変化した場合には、実際の吸入空気量に対して出力電圧Vafが低下することによって吸入空気量が誤検出される。
このような現象が発生すると、上記のようにエンジンECU300による燃料噴射量設定が正常に行なわれなくなって、空燃比を所定範囲に維持できなくなるため、排気エミッションが悪化する。したがって、本発明の実施の形態に係る試験装置によって、図2に示した故障診断システム300♯が正常に機能して、エアフローメータ42の経年劣化等による出力特性異常を自動検出できるか否かを試験する必要が生じる。
図4を参照して、本発明の実施の形態に係る試験装置500は、車両1000の出荷前に、エアフローメータ42およびエンジンECU300と配線502,504によって接続されて、エンジンECU300内のエアフローメータ42の故障診断システムが正常に機能しているかどうかを試験する。
試験装置500は、配線502を介してエアフローメータ42からの出力電圧Vafを受けて、エアフローメータ42の劣化状態を模擬した模擬電圧Vsmを発生する。模擬電圧Vsmは、配線504によって、エンジンECU300へ与えられる。すなわち、試験時には、故障診断システム300♯は、エアフローメータ出力電圧Vafに代えて試験装置500からの模擬電圧Vsmを用いて、エアフローメータ42の異常検出を行なう。
図4に示した構成と本発明との対応関係を説明すると、エアフローメータ42は本発明での「測定装置」に対応し、エンジンECU300は本発明での「制御装置」に対応する。また、車両1000は、本発明に係る試験装置を用いて生産された車両に相当する。
図5は、図4に示した試験装置500の構成を詳細に説明するブロック図である。
図5を参照して、試験装置500は、試験開始スイッチ505と、電圧入力回路510と、A/D変換器520と、試験入力回路530と、劣化模擬演算部540と、ラッチ回路550と、D/A変換器560と、電圧出力回路570とを含む。
試験開始スイッチ505は、電源電圧VccとノードNeとの間に接続される。ノードNeは抵抗Rsを介して接地電圧GNDと接続されている。これにより、試験開始スイッチ505のオン時にはノードNeが電源電圧Vccと接続されることにより、ノードNeが論理ハイレベルとなって、テスト実行ビットRBsがハイレベルに設定される。一方、試験開始スイッチ505のオフ時には、ノードNeは接地電圧GNDにプルダウンされるので、テスト実行ビットRBsは論理ローレベルに設定される。
電圧入力回路510は、演算増幅器を用いた電圧フォロワ回路で構成され、配線502によって伝達されたエアフローメータ出力電圧Vafをインピーダンス変換して出力する。
A/D変換器520は、電圧入力回路510によってインピーダンス変換されたエアフローメータ出力電圧Vafをデジタル電圧Dafに変換する。すなわち、デジタル電圧Dafは、エアフローメータ出力電圧Vafの大きさを示す複数ビットのデジタル信号で構成される。
試験入力回路530は、デジタルスイッチS0〜S7を含む入力部522と、ノードN0〜N7を接地電圧GNDと接続する抵抗R0〜R7とを含む。入力部522を構成するデジタルスイッチS0〜S7は、電源電圧VccとノードN0〜N7との間にそれぞれ接続される。ノードN0〜N7は、抵抗R0〜R7をそれぞれ介して接地電圧GNDと接続されている。
ノードN0〜N7の電位は、対応のデジタルスイッチS0〜S7のオンに応答して論理ハイレベルに設定され、対応のデジタルスイッチS0〜S7のオフ時には論理ローレベルに設定される。ノードN0〜N7の電圧レベルに応じて試験入力ビットRB0〜RB7が設定される。たとえば、デジタルスイッチS0〜S7へのオン/オフ入力(すなわち、試験入力)の組合せ、すなわち試験入力ビットRB0〜RB7の組合せによって、劣化模擬演算部540における電圧変換方法が設定される。なお、試験入力ビット数はデジタルスイッチの配置個数により、任意に設定できる。
劣化模擬演算部540は、テスト実行ビットRBsのハイレベル時(すなわち試験実行時)に作動して、試験入力ビットRB0〜RB7に応じた電圧変換方法に従って、デジタル電圧Dafを変換するデジタル演算により、模擬電圧Vsmに対応するデジタル電圧Dsmを生成する。すなわち、デジタル電圧Dafは、出力されるべき模擬電圧Vsmの大きさを示す複数ビット(nビット,n:2以上の整数)のデジタル信号で構成される。
ここで、図6および図7を用いて、劣化模擬演算部540におけるエアフローメータ出力電圧Vafの電圧変換について説明する。
図6を参照して、特性線L1はVsm=Vaf、すなわち模擬電圧Vsmとして、エアフローメータ出力電圧Vafをそのまま出力する場合を示している。これに対して、特性線L2a,L2bでは、入力されたエアフローメータ出力電圧Vafと係数kとの乗算によって、模擬電圧Vsmが生成される。たとえば、特性線L2aのように係数kを0<k<1.0に設定すれば、エアフローメータ42の経年劣化に伴って、同一の吸入空気量に対する出力電圧が低下した状態を模擬することができる。
一方、劣化異常の種類によっては、同一の吸入空気量に対して出力電圧Vafが増大するケースも考えられるので、係数k>1.0に設定することにより、特性線L2bに示すような劣化状態を模擬することができる。
特性線L2a,L2bに従うような模擬電圧Vsmを発生してエアフローメータ42の劣化状態を模擬する場合には、試験入力を示す試験入力ビットRB0〜RB7に応じて劣化模擬演算部540が係数kを設定する構成とすればよい。
あるいは、図7の特性線L3a,L3bに示すように、エアフローメータ出力電圧Vafに対する模擬電圧Vsmを所定の非線形特性に従って生成させることもできる。この場合には、特性線L3a,L3bに対応する変換曲線テーブルを劣化模擬演算部540内に予め設定しておき、当該テーブルに従ってエアフローメータ出力電圧Vafに応じた模擬電圧Vsmを発生する構成とすればよい。なお、このような構成では、試験入力を示す試験入力ビットRB0〜RB7に応じて劣化模擬演算部540が複数の特性線(たとえば、特性線L3aおよびL3b)のうちの1つを選択する構成とすればよい。
再び図5を参照して、ラッチ回路550は、劣化模擬演算部540が出力したデジタル電圧Dsmをラッチする。D/A変換器560は、ラッチ回路550に保持されたデジタル電圧Dsmに応じたアナログ電圧を模擬電圧Vsmとして発生する。電圧出力回路570は、電圧入力回路510と同様に演算増幅器を用いた電圧フォロワ回路で構成され、模擬電圧Vsmをインピーダンス変換してエンジンECU300への配線504に出力する。これにより、エアフローメータ42の劣化状態を模擬した模擬電圧Vsmが、エアフローメータ出力電圧Vafに代えてエンジンECU300に対して入力される。
この結果、図2に示した故障診断システム300♯では、実際の吸入空気量に対応するエアフローメータ出力電圧Vafに代えて、劣化状態におけるエアフローメータ42からの出力電圧に相当する模擬電圧Vsmが判定部304へ入力される。したがって、異常検出が要求される劣化状態に対応させて試験入力を設定して、判定フラグJafが異常検出を示す値に設定されるかどうかを監視することによって、故障診断システム300♯による異常検知が正常に行なわれるか否かをチェックする試験を行なえる。
したがって、試験装置500を用いた車両試験により、エンジン10に設けられたエアフローメータ42の出力特性異常(たとえば経年劣化)を自動検知する故障診断システム300♯の健全性をチェックすることができる。
さらに、デジタル演算によって模擬電圧Vsmを発生することにより、模擬可能な出力異常状態(たとえば、異なるパターンの経年劣化)の自由度が高められるので、種々の異常状態を模擬的に発生させて、故障診断システムの試験効果を高めることができる。また、模擬電圧の設定についても高精度に行なえる。
特に、エアフローメータ出力電圧Vafと係数kとの乗算によって模擬電圧Vsmを発生することにより、簡易な演算によって、広範囲のエアフローメータ出力電圧Vaf、すなわち広範囲の吸入空気量に対して経年劣化状態を模擬できる。
また、図示は省略するが、試験装置500には、たとえば、エアフローメータ出力電圧Vafが正常範囲であるかどうかを監視することによって、エアフローメータ42でのハード故障の発生を自動的に検知する構成についても備えられているものとする。
なお、図5に示した試験装置500の構成部分は本発明における「擬似劣化手段」に対応する。また、図5に示した構成のうち、試験入力回路530は本発明での「試験入力部」に対応し、A/D変換器520は本発明での「第1の補助変換手段」に対応し、劣化模擬演算部540が本発明での「演算手段」に対応し、D/A変換器560は本発明での「第2の補助変換手段」対応する。さらに、電圧出力回路570は本発明での「信号出力手段」に対応する。
図8には、本発明の実施の形態に従う試験装置によるエアフローメータ42の故障診断システムの試験方法が示される。
図8を参照して、ステップS100では、テスト実行ビットRBsに基づいて試験開始スイッチ505へのオン入力の有無を確認することにより、試験が開始されるかどうかが判定される。
試験開始時(ステップS100におけるYES判定時)には、配線504を介して試験装置500へ送られたエアフローメータ出力電圧Vafが、A/D変換器520によってA/D変換されて、デジタル電圧Dafが生成される(ステップS110)。
ステップS120では、A/D変換されたデジタル電圧Dafが正常範囲内であるかどうかが判定される。ステップS120におけるYES判定時、すなわちエアフローメータ出力電圧Vafが正常範囲内である場合には、試験入力の読込により、劣化模擬演算部540による、演算内容が設定される(ステップS130)。たとえば、試験入力ビットRB0〜RB7に応じて、図6に示した係数kが設定される。
ステップS140では、ステップS130で読込まれた試験入力に応じた電圧変換が劣化模擬演算部540によって行なわれる。たとえば、図テップS130で設定された係数kとデジタル電圧Dafとを乗算するデジタル演算が実行されて、デジタル電圧Dsmが得られる。
ステップS150では、ステップS140で算出されたデジタル電圧Dsmが正常範囲内であるかを判定する。これにより、変換後の模擬電圧Vsmが正常範囲内であるかどうかが確認される。正常範囲内である場合(ステップS150におけるYES判定時)には、デジタル電圧DsmがD/A変換されて模擬電圧Vsmが生成される(ステップS160)。さらに、生成された模擬電圧Vsmは、試験装置500から配線504を介してエンジンECU300に対して出力される(ステップS170)。
ステップS180では、エンジンECU300によって模擬電圧Vsmに基づく、エアフローメータ42の故障診断が行なわれる。ステップS190では、配線504を介して、試験装置500側でエンジンECU300での判定結果(すなわち、図2での判定フラグJaf)を確認することにより、エアフローメータ42の経年劣化状態を正しく異常検出できているか、すなわち、故障診断システム300♯が正常動作しているかどうかを確認することができる。あるいは、ステップS190では、車両内の本来のダイアグモニタの表示を確認することもできる。
なお、試験開始時以外(ステップS100におけるNO判定時)、および試験装置500へ入力されたエアフローメータ出力電圧Vafが正常範囲外である場合(ステップS120におけるNO判定時)、および模擬劣化演算後の模擬電圧Vsmが正常範囲外である場合(ステップS150におけるNO判定時)には、試験は実行されない。
図8に示したフローチャートでは、ステップS190が本発明での「判定確認手段」に対応する。また、ステップS110〜S170の処理に従った試験装置500(図5)の動作により本発明での「擬似劣化手段」の機能が実現される。
なお、以上説明した本実施の形態では、エンジン(内燃機関)に設けられたエアフローメータの経年劣化による出力特性異常に関する故障診断システムの試験装置について例示したが、本発明の適用は、エアフローメータの故障診断システムの試験装置に限定されるものではない。すなわち、エンジンに設けられた他のセンサ類についても、経年劣化を模擬する特性線(図6,図7)を作成し、かつ、劣化模擬演算部においてこれらの特性線に従った模擬電圧を発生する構成とすれば、図2と同様に構成された、他のセンサ類についての故障診断システムが経年劣化による出力異常の発生を検知可能か否かを確認する試験装置を同様に構成することが可能である。
今回開示された実施の形態はすべての点で例示であって制限的なものではないと考えられるべきである。本発明の範囲は上記した説明ではなくて特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味および範囲内でのすべての変更が含まれることが意図される。
本発明の実施の形態に係る試験装置の試験対象となるエンジンシステムの概略構成図である。 図1のエンジンシステムに備えられた故障診断システムの構成を示す概略ブロック図である。 エアフローメータの出力特性を説明する概念図である。 本発明の実施の形態に係る試験装置を用いた車両試験の構成を説明する概念図である。 図4に示した試験装置の構成を詳細に説明するブロック図である。 試験装置におけるエアフローメータ出力電圧の変換を説明する第1の図である。 試験装置におけるエアフローメータ出力電圧の変換を説明する第2の図である。 本発明の実施の形態に係る試験装置を用いた故障診断システムの試験方法を説明するフローチャートである。
符号の説明
10 エンジン、20 インテークマニホールド、30 サージタンク、40 吸気ダクト、42 エアフローメータ、50 エアクリーナ、60 電動モータ、70 スロットルバルブ、80 エキゾーストマニホールド、90 三元触媒コンバータ、100 アクセルペダル、110 気筒、120 燃料噴射インジェクタ、160 燃料分配管、170 燃料圧レギュレータ、180 低圧燃料ポンプ、190 燃料フィルタ、200 燃料タンク、300 エンジンECU、300♯ 故障診断システム、302 吸入空気量推定部、304 判定部、305 出力特性線(エアフローメータ本来の特性)、307 出力特性線(エアフローメータ劣化時)、380 水温センサ、420 空燃比センサ、440 アクセル開度センサ、460 回転数センサ、500 試験装置、502,504 配線、505 試験開始スイッチ、510 電圧入力回路、520 A/D変換器、530 試験入力回路、540 劣化模擬演算部、550 ラッチ回路、560 D/A変換器、570 電圧出力回路、1000 車両、Daf デジタル電圧(エアフローメータ出力電圧)、Dsm デジタル電圧(模擬電圧)、Eair 吸入空気量推定値、Jaf 判定フラグ、k 係数(劣化模擬演算用)、L1 特性線、L2a,L2b,L3a,L3b 特性線(劣化模擬演算)、Qair 測定吸入空気量、RB0〜RB7 試験入力ビット、RBs テスト実行ビット、S0〜S7 デジタルスイッチ、Vaf エアフローメータ出力電圧、Vaf♯ 出力電圧推定値、Vsm 模擬電圧。

Claims (7)

  1. 内燃機関の故障診断システムが正常に機能するか否かを示す試験装置であって、
    前記内燃機関は、前記内燃機関の所定の状態量を測定して測定した状態量に応じた出力信号を発生する測定装置と、前記出力信号と前記内燃機関の運転状態との比較に基づいて前記測定装置の故障診断を行なうように構成された制御装置とを含んで構成され、
    前記試験装置は、
    前記測定装置からの出力信号を受けて、前記測定装置の劣化状態を模擬した出力信号に変換して出力する擬似劣化手段と、
    前記制御装置によって故障検出が行なわれたかどうかを確認する判定確認手段とを備え、
    試験時において、前記制御装置は、前記擬似劣化手段によって変換された出力信号および前記内燃機関の運転状態との比較に基づいて前記測定装置の故障診断を行なう、試験装置。
  2. 前記擬似劣化手段は、
    試験入力を受ける試験入力手段と、
    前記測定装置からの出力信号を、前記試験入力手段への前記試験入力に応じて変換する信号変換手段と、
    前記信号変換手段によって変換された出力信号を前記制御装置へ送出する信号出力手段とを含む、請求項1記載の試験装置。
  3. 前記信号変換手段は、前記試験入力によって定められる係数と前記測定装置からの出力信号との乗算によって、前記出力信号を変換する、請求項1記載の試験装置。
  4. 前記測定装置からの出力信号はアナログ電圧であり、
    前記信号変換手段は、
    前記測定装置からの出力信号を第1のデジタル信号に変換する第1の補助変換手段と、
    前記第1の補助手段からの前記第1のデジタル信号と、前記試験入力に対応するデジタル信号との間で所定演算を行なう演算手段と、
    前記演算手段によって得られた演算結果をアナログ電圧に変換する第2の補助変換手段とを含み、
    前記信号出力手段は、前記第2の補助変換手段からの前記アナログ電圧を、前記信号変換手段によって変換された出力信号として受ける、請求項1記載の試験装置。
  5. 前記制御装置による故障診断は、前記内燃機関からの排気エミッションに関するものである、請求項1から4のいずれか1項に記載の試験装置。
  6. 前記測定装置は、前記内燃機関への吸入空気量を測定するエアフローメータである、請求項1から5のいずれか1項に記載の試験装置。
  7. 請求項1から6のいずれか1項に記載の試験装置を用いて生産された、車両。
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