JP2006231974A - 航空機の空気調和装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】
高高度飛行において機内乗客乗員に必要な規定の新鮮空気を確保することを可能にし、しかも低い周囲圧力を与圧に必要な圧力まで圧縮するための動力が小さくてすむ航空機の空気調和装置を提供する。
【解決手段】
供給空気圧力を一定に保つ調圧弁1と、高温高圧の空気をラム空気と熱交換し空気温度を下げる一次熱交換器2と、供給空気流量を定める流量制御弁3と、圧縮機4ACと電動機4AMとタービン4ATとが軸4ASで直結され一体で回転させ、空気を断熱圧縮させた後二次熱交換器5でラム空気と熱交換させ、タービン4ATで断熱膨張させるとともに、圧縮機4BCと電動機4BMとタービン4BTとが軸4BSで直結され一体で回転される。【選択図】 図1
高高度飛行において機内乗客乗員に必要な規定の新鮮空気を確保することを可能にし、しかも低い周囲圧力を与圧に必要な圧力まで圧縮するための動力が小さくてすむ航空機の空気調和装置を提供する。
【解決手段】
供給空気圧力を一定に保つ調圧弁1と、高温高圧の空気をラム空気と熱交換し空気温度を下げる一次熱交換器2と、供給空気流量を定める流量制御弁3と、圧縮機4ACと電動機4AMとタービン4ATとが軸4ASで直結され一体で回転させ、空気を断熱圧縮させた後二次熱交換器5でラム空気と熱交換させ、タービン4ATで断熱膨張させるとともに、圧縮機4BCと電動機4BMとタービン4BTとが軸4BSで直結され一体で回転される。【選択図】 図1
Description
本発明は航空機機内に与圧用空気を供給し機内の冷暖房をおこなうと同時に、機内乗客乗員に必要な規定の新鮮空気を供給する航空機の空気調和装置に関するものである。
航空機の空気調和装置は、高い信頼性と飛行安全性が求められており、そのために低温および高温の熱源で空気調和用の空気を冷却または加温し所望の空気を得る方法ではなく、機外から取り込んだ空気をエンジン直結の多段圧縮機の高圧段で圧縮昇温した高温高圧の空気(以下「エンジン抽気」という)や、補助動力装置(以下「APU」と略称する)で圧縮昇温された高温高圧の空気を供給空気として直接利用し、この高温高圧の空気を機外の低温低圧の周辺空気であるラム空気と熱交換器を介して接触冷却し所望の空気を得るシンプルかつ信頼性の高いエアーサイクル方式が広く採用されている。
しかしながらエンジン抽気は飛行条件、気象条件により温度、圧力が大きく変わるのでそのままでは空気調和用空気として利用することはできない。更に高高度を飛行する航空機の機外周囲圧力は低く、機内乗客乗員に必要な規定の新鮮空気を取り入れるために多大のエネルギーを必要とする。従って航空機の空気調和装置は地上の空気調和装置とは異なったシステムが採用されている。
従来におけるエアーサイクル方式の航空機空気調和装置は図3に示すとおりである。すなわち飛行条件にかかわらず供給空気圧力を一定に保つ調圧弁1と、高温高圧の空気をラム空気と熱交換し空気温度を下げる一次熱交換器2と、供給空気流量を定める流量制御弁3と、圧縮機4Cとタービン4Tとが軸4Sで直結され一体で回転され、空気を断熱圧縮させた後二次熱交換器5でラム空気と熱交換させ、タービン4Tで断熱膨張させ更に温度を低下させるエアーサイクルマシン(以下「ACM」という)4と、タービン出口温度を一定に保つ流量制御弁7と、空気中の水分を除去させる水分離器11と、空気温度を調整する流量制御弁21と、温度調整用の高温空気を供給する高温空気ライン19と防曇防氷系統への高温中圧空気を遮断する遮断弁16と、これらを結びつける金属配管から構成されている。
以上の構成であるから航空機の空気調和装置はあらゆる飛行条件、気象条件のもとで所望の空気を作り出すことができる。すなわちエンジン抽気又はAPUからの高温高圧の空気は、調圧弁1により減圧され飛行条件、気象条件にかかわらずほぼ周囲大気圧力との一定差圧力になるよう制御される。この調圧弁1を出た高温中圧の空気は一次熱交換器2に入り、低温低圧のラム空気と一次熱交換され温度が低減される。しかしながら一次熱交換器2のみでは空調に必要な十分なる低温空気を生成することはできない。一次熱交換器2を出た空気は流量制御弁3に供給される。
流量制御弁3は一定流量の空気を供給するべく制御し、こうして制御された空気がACM4を構成する圧縮機4Cに供給される。そして圧縮機4Cで断熱圧縮され、温度および圧力を高めて二次熱交換器5に入る。圧縮機4Cで昇温昇圧させるのは効率よくラム空気と熱交換させ空調に必要な低温空気を作り出すためである。空気は、二次熱交換器5でラム空気と熱交換され温度を減じ、ACM4を構成するタービン4Tを駆動する。タービン4Tを駆動する際の断熱膨張仕事により空気はエネルギーを失い空気温度は0℃近くまで低下する。タービン駆動軸力は軸4Sを介して直接圧縮機4Cに伝達され、その軸力は先に説明した空気の断熱圧縮に用いられる。
ACM4を出た低温低圧の空気は水分離器11に入り、遠心力で空気中に含まれる水分を凝縮除去される。タービン4Tの出口空気温度が低く、空気中の水分が水分離器11の内部にあるコンデンサーバック内で氷結の恐れがあるときには、流量制御弁7を開き、高温空気を供給し適正温度に維持される。水分離器11の出口からの低温低圧の空気は流量制御弁21からの高温空気と混合され、所望の空気温度に制御されて与圧室に導かれ、与圧制御弁12を経て電子機器室又は機外に排出される。遮断弁16は防曇防氷系統に必要な高温中圧空気を供給する。このようにエアーサイクル方式による航空機空気調和装置は、機外から取り込んだ空気をエンジン抽気又はAPUを利用して直接空気として使用するため、換気に必要な新鮮空気を同時に取り込むことができ、装置をシンプルに構成できベーパサイクル方式に比して信頼性と飛行安全性に優れている。
特開2002−2596号公報(図1〜図2)
しかしながら、上記従来技術の構成ではあらゆる飛行条件のもとで機内乗客乗員に必要な規定の新鮮空気を確保することが困難で、特に高高度飛行に際しては低い周囲圧力を与圧に必要な圧力まで圧縮するための動力が膨大である。たとえば現在地上で広く普及しているベーパ方式の空調を航空機に適用する場合、消費電力は膨大で大型機の場合には発電機を大型化することにより対応できる可能性はあるが、小型機では発電機が機体規模に比して著しく大きくなり対応することが困難である。さらに空気源をエンジン抽気又はAPUによる高温高圧空気を利用する場合、低い機外圧力を与圧に必要な所望の圧力まで圧縮するための高圧縮比の圧縮機が必要である。
本発明は上記課題を解決するために、機外から取り入れ高温高圧にした供給空気をラム空気と熱交換し空気温度を下げて圧縮機に導いて断熱圧縮させた後再び熱交換させ、さらに前記圧縮機に軸を介して直結されたタービンで断熱膨張させ温度をさらに低下させる、エアーサイクルマシンを備えた航空機の空気調和装置において、前記圧縮機とタービンとを直結する軸上に電動機を組み込み、空気力と電力を協働できるように構成したものである。
さらに本発明はラム空気を圧縮機で断熱圧縮させた後、機外から取り入れ高温高圧にした供給空気に合流させ与圧室に導くように構成した航空機の空調を行う装置において、圧縮機と直結されたタービンに前記与圧室の空気を供給するよう構成し、ラム空気取り込みに必要な動力を与圧室空気からの回収エネルギーから得るようにしたものである。
さらに本発明は圧縮機とタービンとを直結する軸上に電動機を組み込んだエアーサイクルマシンによって空気を流動させるようにした航空機の空調を行う装置において、前記エアーサイクルマシンを2個並列に設置するとともに、機外から取り入れ高温高圧にした供給空気とラム空気とを両エアーサイクルマシンに供給する供給系を設け、供給空気とラム空気を断熱圧縮させることを可能にしたものである。
空気調和装置の動力源としてエンジン抽気またはAPUからの空気力と電力を協働させることにより、あらゆる飛行条件のもとで機内乗客乗員に必要な規定の新鮮空気を取り込むことができ、エンジン抽気またはAPUの動力消費を低減することができる。またの動力源としてエンジン抽気またはAPUからの空気力と電力を協働させることにより、空気調和装置として必要な電動機を機体規模に合わせて比較的容易に設定することができる。更にラム空気を排気タービンの圧縮機とACMの圧縮機の二段で所用圧力まで圧縮するため、高圧縮比の圧縮機を必要とせず、幅広い飛行条件での空気調和装置に対応することができる。
本発明の特徴は第1に機外から取り込んだエンジン抽気又はAPUからの高温高圧空気を空気とし、圧縮機とタービンを直結する軸上に電動機を組み込み、これを2台配置しエアーサイクルマシンを構成する点である。第2に与圧室の空気が有する熱、ポテンシャルエネルギーをタービンにより動力回収し、タービンと軸で直結されている圧縮機によりラム空気を取り込み、エアーサイクルマシンの双方又は片方の圧縮機により所望の圧力まで高めることである。このようにして空気調和装置の動力源として空気力と電力を協働させ、さらに飛行条件に応じて空気調和装置の動力源を空気のみ又は空気力と電力の協働を適宜切替え、空気調和装置の動力消費を最小化することを可能にしたものである。エンジン抽気またはAPUからの空気のみでは機内乗客乗員に必要な規定の新鮮空気を取り込むことが困難なときには、ラム空気を取り込み二段圧縮機で昇圧させ使用しエンジン抽気又はAPUからの高温高圧空気の消費を最小とする。
本発明が提供する第1の実施例の高効率ハイブリッド空気調和装置の概要は図1に示すとおりである。前述した図3と同じものには同じ番号を付してある。供給空気Aと与圧室Bとの間を空気調和部Cを介して接続したもので、この空気調和部CはACM4を主体とし、ACM4の入口C11には供給空気Aを導入する抽気ライン18が接続され、ACM4の出口C21とACM4の入口C12とは高温空気ライン19により連通され、ACM4の他の出口T21、T22と与圧室Bとは与圧供給ライン20により連通されている。
抽気ライン18には調圧弁1と一次熱交換器2と流量制御弁3が配置されており、高温空気ライン19には二次熱交換器5と流量制御弁6が配置されている。又抽気ライン18は調圧弁1の下流で分岐し、遮断弁16を介して防曇防氷系統へ連通されている。与圧供給ライン20にはファン8とタービン10とが軸9で直結され一体で回転するタービン10と水分離器11が配置されている。
以上の構成において、本実施例はACM4が圧縮機4ACとタービン4ATとを直結する軸4ASに、この軸4ASを回転駆動できる電動機4AMからなるエアーサイクルマシンと、圧縮機4BCとタービン4BTとを直結する軸4BSに、この軸4BSを回転駆動できる電動機4BMからなるエアーサイクルマシンを2個並列に配置され、更に圧縮機14Cとタービン14Tとが軸14Sで直結され一体で回転する排気タービン機構14を設け、タービン14Tの入口に与圧室Bの空気を逆止弁13を経て導き、タービン14Tの出口から熱交換器17を経て機外に排出するよう接続されている。圧縮機14Cの入口にはラム空気が導入され、出口は逆止弁15を介してACM4の入口C11に連通されている。
次に本空気調和装置の作動について説明する。本空気調和装置はノーマルモードおよびラムモードの二種類の制御方式によりあらゆる飛行条件、気象条件のもとで所望の空気を生成することができる。すなわちノーマルモードにおいては図1に示すようにエンジン抽気又はAPUからの高温高圧の供給空気Aは、調圧弁1により減圧され飛行条件、気象条件にかかわらずほぼ周囲大気圧力との一定差圧力になるよう制御される。この調圧弁1を出た高温中圧の空気は一次熱交換器2に入り、低温低圧のラム空気と一次熱交換され温度が低減される。
流量制御弁3はほぼ一定流量の空気を供給するべく制御し、こうして制御された空気がACM4を構成する圧縮機4ACに供給される。そして圧縮機4ACで断熱圧縮され、温度および圧力を高めて二次熱交換器5に入る。圧縮機4ACで昇温昇圧させるのは効率よくラム空気と熱交換させ空調に必要な低温空気を作り出すためである。供給空気Aは、二次熱交換器5でラム空気と熱交換され温度を減じ、ACM4を構成するタービン4ATを駆動する。タービン4ATを駆動する際の断熱膨張仕事によりエネルギーを失い空気温度は5℃近くまで低下する。タービン駆動軸力は軸4ASを介して直接圧縮機4ACに伝達され、その軸力は先に説明した空調用空気の断熱圧縮に用いられる。タービン4ATへの供給空気量は流量制御弁6により制御される。
ACM4を出た低温低圧の空気はタービン10を駆動し更に温度を減じて水分離器11に入る。タービン10の駆動軸力は軸9を介して直接ファン8に伝達され、ファン8によりラム空気が吸引される。水分離器11は遠心力で空気中に含まれる水分を凝縮除去する。タービン10の出口空気温度が低く空気中の水分が水分離器11の内部にあるコンデンサーバック内で氷結する恐れがあるときには、流量制御弁7を開きタービン4ATの出口空気を供給し適正温度に維持される。水分離器11の出口からの低温低圧の空気は二次熱交換器5の出口の中温中圧空気と混合され、所望の空気温度に制御されて与圧室Bに導かれ、与圧制御弁12を経て電子機器室又は機外に直接排出される。
飛行高度が高く又は飛行条件により高温高圧の空気が十分確保できないとき、本システムはラムモードで作動する。図2に示す通り高温高圧の空気は、調圧弁1により減圧されほぼ周囲大気圧力との一定差圧力になるよう制御される。この調圧弁1を出た高温中圧の空気と排気タービン機構14を構成する圧縮機14Cにより断熱圧縮され、温度および圧力を高められたラム空気を逆止弁15を経てACM4の入口C11で合流させ、ACM4を構成する2つの圧縮機4ACおよび4BCにより断熱圧縮させて昇温、昇圧させたのち二次熱交換器5に供給される。タービン4BTの駆動軸力が軸4BSを介して直接圧縮機4BCに伝達され機構は、前述のタービン4ATの駆動軸力が軸4ASを介して直接圧縮機4ACに伝達され機構と同じである。
排気タービン機構14は、圧縮機14Cとタービン14Tが軸14Sとで直結され一体で回転する。タービン14Tの駆動は逆止弁13を経て取り入れられた与圧室空気により行い、タービン14Tの駆動軸力は軸14Sを介して直接圧縮機14Cに伝達され、タービン14Tの断熱膨張により得られた冷熱は熱交換器17により回収され機外に放出される。
二次熱交換器5を出た空調空気の流れはノーマルモードにほぼ同じである。高高度飛行又は低速度飛行等飛行条件により高温高圧の空気の有するエネルギーで圧縮機4ACおよび4BCの駆動力が得られないときには、圧縮機4ACおよび4BCに直結している電動機4AMおよび4BMを駆動し動力の不足を補う。また防曇防氷系統への高温空気が画必要なときには遮断弁16を開にして高温の空気を供給する。ファン8、軸9、タービン10を取り除きACM4のタービン4ATおよび4BTの出口を直接水分離器11の入口に接続させてもよい。
本発明は、高高度飛行をする小型機のエアーサイクル方式の空気調和装置に利用することができる。
A 供給空気
B 与圧室
C 空気調和部
1 調圧弁
2 一次熱交換器
3 流量制御弁
4 ACM
4C、4AC、4BC、14C 圧縮機
4T、4AT、4BT、14T タービン
4S、4AS、4BS、14S 軸
4AM、4BM 電動機
5 二次熱交換器
6、7 流量制御弁
8 ファン
9 軸
10 タービン
11 水分離器
12 与圧制御弁
13 逆止弁
14 排気タービン機構
15 逆止弁
16 遮断弁
17 熱交換器
18 抽気ライン
19 高温空気ライン
20 与圧供給ライン
21 流量制御弁
B 与圧室
C 空気調和部
1 調圧弁
2 一次熱交換器
3 流量制御弁
4 ACM
4C、4AC、4BC、14C 圧縮機
4T、4AT、4BT、14T タービン
4S、4AS、4BS、14S 軸
4AM、4BM 電動機
5 二次熱交換器
6、7 流量制御弁
8 ファン
9 軸
10 タービン
11 水分離器
12 与圧制御弁
13 逆止弁
14 排気タービン機構
15 逆止弁
16 遮断弁
17 熱交換器
18 抽気ライン
19 高温空気ライン
20 与圧供給ライン
21 流量制御弁
Claims (3)
- 機外から取り入れ高温高圧にした供給空気をラム空気と熱交換し空気温度を下げて圧縮機に導いて断熱圧縮させた後再び熱交換させ、さらに前記圧縮機に軸を介して直結されたタービンで断熱膨張させて温度を低下させるエアーサイクルマシンを備え、温度を低下させた空気を空調に利用するようにした航空機の空調を行う装置において、前記圧縮機とタービンとを直結する軸にこの軸を回転駆動できる電動機を設置したことを特徴とする航空機の空気調和装置。
- ラム空気を圧縮機で断熱圧縮させた後、機外から取り入れ高温高圧にした供給空気に合流させ与圧室に導くように構成した航空機の空調を行う装置において、圧縮機と直結されたタービンに前記与圧室の空気を供給する供給系を設け、ラム空気取り込みに必要な動力を与圧室空気からの回収エネルギーから得るよう構成したことを特徴とする航空機の空気調和装置。
- 圧縮機とタービンとを直結する軸上に電動機を組み込んだエアーサイクルマシンによって空気を流動させるようにした航空機の空調を行う装置において、前記エアーサイクルマシンを2個並列に設置するとともに、機外から取り入れ高温高圧にした供給空気とラム空気とを両エアーサイクルマシンに供給する供給系を設け、供給空気とラム空気を断熱圧縮させることを特徴とする航空機の空気調和装置。
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Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2005045945A JP2006231974A (ja) | 2005-02-22 | 2005-02-22 | 航空機の空気調和装置 |
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JP2005045945A JP2006231974A (ja) | 2005-02-22 | 2005-02-22 | 航空機の空気調和装置 |
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Publication Number | Publication Date |
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JP2006231974A true JP2006231974A (ja) | 2006-09-07 |
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2005
- 2005-02-22 JP JP2005045945A patent/JP2006231974A/ja active Pending
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